JP2014005176A - 折割装置 - Google Patents

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群平 横山
Tsuneo Nakai
恒夫 中井
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    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/0215Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the ribbon being in a substantially vertical plane

Abstract

【課題】 本発明は、広い設置スペースを必要とし、また、設備コストの高騰の原因となるロボットを用いることなく、進行中のガラスシートから複数のガラス板を精度よく分割することのできる折割装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る折割装置は、連続的に進行するガラスシートであって、罫書線が予め施されたガラスシートを罫書線に沿って分割し、所定サイズのガラス板を作製する折割装置であって、一方向と交差する方向に延び、進行中のガラスシートの一方の面に支持可能な支持バーと、支持バー上を通過したガラスシートを挟持可能に構成された挟持装置と、該挟持装置がガラスシートを挟持し、且つガラスシートの罫書線が支持バーと一致した状態で、支持バーと同方向に延びる軸心回りでガラスシートの一方の面側に挟持装置を回転させる回転用駆動装置と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラスシートを分割してガラス板を作製する折割装置に関する。
従来から、ガラスシートから所定サイズのガラス板を作製する装置として、ガラスシートに施された罫書線に沿って該ガラスシートを分断する折割装置が提供されている。そして、この種の折割装置には、一方向に連続的に進行するガラスシートを進行方向で順々に分割し、複数枚のガラス板を連続的に作製するようにしたものがある。
かかる折割装置は、ガラスシートの進行方向と直交する方向に延び、進行中のガラスシートの一方の面を支持可能な支持バーと、ガラスシートを保持可能に構成された保持装置と、保持装置を移送する移送装置とを備える。この種の折割装置は、移送装置がガラスシートを保持した保持手段を移送することで、ガラスシートを罫書線に沿って分割するようになっている。
そして、この種の折割装置の移送装置には、ロボットが採用されることがある。ロボットは、傾動可能な少なくとも一つのアームを有し、アームの最先端に保持装置が連結される。かかるロボットは、アームを適宜傾動させることで、支持バーの下流側に到達したガラスシートを保持可能な位置に保持装置を移送し、ガラスシート上の罫書線と支持バーとが一致した状態になると、ガラスシート上の罫書線と一致する位置を中心とする回転軌道を通るように、ガラスシートを保持した保持装置を、ガラスシートの一方の面側(支持バーの存在する側)に移送する。
これにより、この種の折割装置は、保持機構の移送(回転)に伴い、罫書線と一致する位置を中心とした回転モーメントをガラスシートに作用させ、ガラスシートを罫書線に沿って分割するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特表2008−511522号公報
ところで、保持装置を移送する移送装置にロボットを採用すると、保持装置を適正なタイミングで移送でき、ガラスシートを精度よく分割することができる。しかしながら、ロボットは、高価なものであり、折割装置を設備するに当たり、コストを高騰させてしまう。
また、従来の折割装置は、ロボットのアームが傾動(旋回)することで保持装置(ガラスシート)を移送するため、当該折割装置を設備するに当たり、アームの稼動範囲を含めた広いスペースが必要である。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、広い設置スペースを必要とし、また、設備コストの高騰の原因となるロボットを用いることなく、進行中のガラスシートから複数のガラス板を精度よく分割することのできる折割装置を提供することを課題とする。
本発明に係る折割装置は、一方向に連続的に進行するガラスシートであって、前記一方向と交差する方向に延びる罫書線が予め施されたガラスシートを前記罫書線に沿って分割し、前記ガラスシートから所定サイズのガラス板を作製する折割装置であって、前記一方向と交差する方向に延び、進行中のガラスシートの一方の面を支持可能な支持バーと、該支持バー上を通過した前記ガラスシートを挟持可能に構成された挟持装置と、該挟持装置が前記ガラスシートを挟持し、且つ前記ガラスシートの前記罫書線が前記支持バーと一致した状態で、前記支持バーと同方向に延びる軸心回りで前記ガラスシートの一方の面側に前記挟持装置を回転させる回転用駆動装置と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、回転用駆動装置がガラスシートを挟持した挟持装置を回転させることで、挟持装置に挟持されたガラスシートも支持バーと同方向に延びる軸心(挟持装置の回転中心)回りで回転しようとする。そのため、ガラスシートが回転しようとすると、該ガラスシートには、支持バーを支点とする曲げモーメントが作用する。従って、ガラスシートの罫書線と支持バーとが一致した状態で、ガラスシートに曲げモーメントを作用させることで、ガラスシートの罫書線上に曲げ応力が集中し、ガラスシートが罫書線に沿って分割される。これにより、挟持装置に挟持されたガラスシート(分割されたガラスシート)が所定サイズのガラス板となる。そして、挟持装置によるガラス板の挟持が解除されることで、ガラス板の取り出しや移送が可能になる。
このように、上記構成の折割装置は、ロボットと比較して構成や制御が簡易でありながらもガラスシートを所定サイズのガラス板に確実に分割することができる。そして、折割装置は、構成や制御が複雑でない上に動作範囲が狭いため、設備コストを抑えることができるとともに、狭いスペースでも設置することができる。
本発明の一態様として、前記挟持装置の回転中心は、前記ガラスシートの進行経路から離れた位置に設定されてもよい。このようにすれば、ガラスシートから分割されたガラス板は、ガラスシートの進行経路から離れた(外れた)位置にある軸心回りで挟持装置と一緒に回転する。そのため、ガラス板の上流側の端部(罫書線が設けられていた部分)は、上流側から進行してくるガラスシートを躱した状態になり、上流側から進行してくるガラスシートとの干渉が回避される。従って、上流側から進行してくるガラスシートと分割されたガラス板との干渉が回避されている間に、挟持装置によるガラス板の挟持を解除することで、進行中のガラスシートと分割されたガラス板との干渉を確実に防止しつつ、分割されたガラス板の取り出しや移送が可能になる。
本発明の他態様として、前記挟持装置は、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有し、互いの前記第一端部同士が前記支持バーと同方向に延びる軸心回りで相対回転可能に連結された一対の挟持体であって、進行中の前記ガラスシートが第二端部側から第一端部に向けて互いの間に進入可能に配置された一対の挟持体と、該一対の挟持体の前記第二端部同士を接離させるべく、前記一対の挟持体を相対回転させる挟持用駆動装置と、を備えることが好ましい。
このようにすれば、挟持用駆動装置が一対の挟持体を相対回転させることで、一対の挟持体の第二端部同士が接離する。これにより、上記構成の挟持装置は、一対の挟持体の第二端部同士が接近して該一対の挟持体がガラスシートを挟持した状態と、一対の挟持体の第二端部同士が離間して該一対の挟持体がガラスシート(或いは、ガラス板)の挟持を解除した状態とに切り換えることができる。
この場合、前記一対の挟持体のそれぞれは、前記一方向に間隔をあけて配置され、それぞれが前記一方向と直交する方向に延びる軸心を有し、該軸心回りで回転自在に構成された複数のローラ体を備え、前記一対の挟持体の前記第二端部同士を接近させた状態で、前記一対の挟持体の互いの前記ローラ体が前記ガラスシートを挟持するように構成されることが好ましい。
このようにすれば、ガラスシートが一対の挟持体によって挟持される際、一対の挟持体のうちの一方の挟持体のローラ体がガラスシートの一方の面に当接し、ガラスシートの進行に追従して回転するとともに、一対の挟持体のうちの他方の挟持体のローラ体がガラスシートの他方の面に当接し、進行中のガラスシートに追従して回転する。すなわち、一対の挟持体は、ガラスシートの進行を許容しつつ該ガラスシートを挟持する。従って、一対の挟持体が進行中のガラスシートを挟持しても、ガラスシートを傷つけたり破損させたりすることがない。
本発明のさらに別の態様として、前記一方向における前記支持バーの上流側には、前記ガラスシートに対して罫書線を施すための罫書線形成装置をさらに備えることが好ましい。このようにすれば、進行中のガラスシートに罫書線を施した後に、連続的に該ガラスシートを罫書線で分割することができる。
以上のように、本発明に係る折割装置は、広い設置スペースを必要とし、また、設備コストの高騰の原因となるロボットを用いることなく、進行中のガラスシートから複数のガラス板を精度よく分割することができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る折割装置の正面図である。 図2は、同実施形態に係る折割装置の概略縦断面図であって、図1のI―I断面図である。 図3は、同実施形態に係る折割装置の概略縦断面図であって、搬送コンベアと並べて設置した状態の概略縦断面図である。 図4は、同実施形態に係る折割装置の動作説明図であって、(A)は、一対の挟持体間に進入したガラスシートを一対の挟持体で挟持した状態であり、(B)は、ガラスシートを挟持した一対の挟持体をガラスシートの進行に合わせて移動させつつ、該一対の挟持体を所定角度回転させた状態であり、(C)は、一方の挟持体を他方の挟持体から離間させつつ一対の挟持体を所定角度回転させた状態であり、(D)は、一方の挟持体を他方の挟持体から離間させている状態である。 図5は、同実施形態に係る折割装置の動作説明図であって、(A)は、一方の挟持体上のガラス板が搬送コンベアに載置された状態であり、(B)は、搬送コンベアでガラス板が搬送され、一方の挟持体を他方の挟持体に接近させる状態であり、(C)は、一方の挟持体を他方の挟持体に接近させる状態であり、(D)は、ガラスシートを一対の挟持体で挟持した状態である。
以下、本発明の一実施形態に係る折割装置について、添付図面を参照しつつ説明する。
折割装置は、溶融ガラスを長尺なガラスシートに成形する成形装置と並んで配置される。そして、折割装置は、成形装置から連続的に供給されるガラスシートを受け入れ、該ガラスシートを順々に分割して所定サイズのガラス板を作製する。
本実施形態に係る折割装置は、上方に配置された成形装置から連続的に供給されるガラスシートを受け入れるべく、成形装置の下方に配置される。すなわち、折割装置は、上下方向で真っ直ぐに延びる進行経路(供給経路)を通って上方から垂下するガラスシートを受け入れ可能に構成される。
なお、以下の説明において、ガラスシートの進行方向(ガラスシートの通過する進行経路の延びる方向)を「第一方向」といい、第一方向と直交する方向であって、進行経路上にあるガラスシートの広がる方向(幅方向)を「第二方向」といい、第一方向及び第二方向と直交する方向であって、進行経路上にあるガラスシートの厚み方向を「第三方向」ということとする。また、ガラスシートの進行方向(第一方向)において、ガラスシートの進行方向における該ガラスシートの供給側を「上流」又は「上流側」といい、ガラスシートの進行方向における該ガラスシートの先頭側を「下流」又は「下流側」ということとする。
本実施形態に係る折割装置について具体的に説明すると、折割装置は、図1及び図2に示す如く、第一方向と交差する方向に延び、進行中のガラスシートGsの一方の面S1を支持可能な支持バー2と、支持バー2上を通過したガラスシートGsを挟持可能に構成された挟持装置3と、該挟持装置3がガラスシートGsを挟持し、且つガラスシートGsに予め施された罫書線と支持バー2とが一致した状態で、支持バー2(罫書線)と同方向に延びる軸心回りでガラスシートGsの一方の面側に挟持装置3を回転させる回転用駆動装置4(図2参照)とを備える。
また、本実施形態において、折割装置1は、支持バー2よりも上流側に配置され、ガラスシートGsの他方の面S2を支持する支持ローラ5,5と、支持バー2及び支持ローラ5,5の上流側に配置され、進行中のガラスシートGsに対して第一方向と交差(直交)する方向に延びる罫書線を施すための罫書線形成装置6とをさらに備える。これに伴い、折割装置1は、支持バー2、挟持装置3、回転用駆動装置4、支持ローラ5,5、及び罫書線形成装置6を支持するフレーム7を備える。
本実施形態において、支持バー2は、第二方向に延びている。支持バー2は、図2に示す如く、第三方向にガラスシートGsの一方の面S1と対向する第一端部と、その反対側の第二端部とを有する。支持バー2の第一端部は、第二方向におけるガラスシートGsの全域に対向可能になっている。そして、支持バー2の第一端部は、第三方向でガラスシートGsに向けて先細りに形成されている。本実施形態において、支持バー2の第一端部は、第二方向から見て断面半円弧状に形成されており、その外周の一部がガラスシートGsの一方の面S1と線接触するようになっている。
支持バー2は、姿勢を保ちつつ第一方向に移動可能に設けられている。より具体的に説明すると、本実施形態に係る折割装置1は、挟持装置3を第一方向に移動させる駆動装置(本実施形態においては、昇降用駆動装置という)8を備えている。
昇降用駆動装置8は、軸心回りで回転運動する出力軸80を有する電動モータ81と、出力軸80に連結される雄ネジ体82、及び雄ネジ体82に螺合された雌ネジ体83を有する送りネジ機構84とを備えている。
昇降用駆動装置8の電動モータ81は、出力軸80を第一方向に配置した状態(ガラスシートGsの進行方向と平行又は略平行にした状態)でフレーム7(後述する第二連結梁部73)に固定されている。送りネジ機構84は、電動モータ81の出力軸80の出力が雄ネジ体82に伝達され、雄ネジ体82が電動モータ81の出力軸80と同心で回転することで、雌ネジ体83を雄ネジ体82の軸心方向に沿って移動させるようになっている。すなわち、送りネジ機構84は、電動モータ81の出力軸80を正逆転させることで、雌ネジ体83を第一方向で往復移動させるようになっている。なお、本実施形態において、送りネジ機構84には、雄ネジ体82と雌ネジ体83とが複数の球体(図示しない)を介して螺合するボールネジが採用されている。
これを前提に、本実施形態の折割装置1は、挟持装置3を雄ネジ体82に連結するための支持フレーム9を備えている。また、本実施形態の折割装置1は、支持バー2を支持フレーム9に連結する補助フレーム10を備えている。
支持フレーム9は、図1及び図2に示す如く、第一方向に間隔をあけて配置された一対の梁部90,90と、一対の梁部90,90同士を連結する連結柱91,…と、回転用駆動装置4の後述する第二モータ(減速機付き電動モータ)40を支持するモータ支持部92と、回転用駆動装置4の後述する第二駆動伝達装置41及び挟持装置3を支持する装置支持部93と、フレーム7(後述する第一脚部70,70)に固定されたレール75,75に沿って移動可能に構成されたスライド体94,…とを備える。
一対の梁部90,90及び連結柱91,…は、角形鋼管で構成されている。そして、本実施形態において、連結柱91,…は、第二方向に間隔をあけて複数(本実施形態においては四つ)設けられている。
本実施形態において、モータ支持部92は、四つの連結柱91,…のうちの中央側にある連結柱91に固定されている(図1参照)。これに対し、装置支持部93は、四つの連結柱91,…のうちの両端にある二つの連結柱91,…のそれぞれに固定されている(図1参照)。装置支持部93のそれぞれは、第三方向に長手をなし、第三方向に第一端部及び第二端部を有する。装置支持部93は、連結柱91,…と交差する態様をなしており、第一端部を挟持装置3側に向けている(図2参照)。そして、装置支持部93の第一端部及び第二端部には、軸受(採番しない)が取り付けられている。
本実施形態において、スライド体94,…は、一対の梁部90,90のそれぞれの両端(四箇所)に対応して設けられている。本実施形態において、レール75,75は、第二方向に間隔をあけて二本設けられており、一対の梁部90,90のそれぞれの一端側に設けられたスライド体94,…が一方のレール75に案内され、一対の梁部90,90のそれぞれの他端側に設けられたスライド体94,…が他方のレール75に案内されるようになっている。これにより、スライド体94,…のそれぞれがレール75,75に案内されることで、支持フレーム9全体が第一方向に移動するようになっている。
そして、図2に示す如く、昇降用駆動装置8の雌ネジ体83は、一対の梁部90のうちの第一方向の上流側にある一方の梁部90に連結されている。これにより、支持フレーム9は、昇降用駆動装置8の駆動で第一方向に移動するようになっている。
補助フレーム10は、支持フレーム9(本実施形態においては一対の梁部90,90のうち、第一方向の上流側にある一方の梁部90)に連結され、支持バー2が第二方向に延びた姿勢となるように、支持バー2の基端部が連結されている。これにより、支持バー2が昇降用駆動装置8の駆動で第一方向に移動するようになっている。すなわち、支持バー2は、昇降用駆動装置8の送りネジ機構84(雌ネジ体83)に間接的に連結されることで、挟持装置3と一緒に第一方向に移動するようになっている。
挟持装置3は、上述の如く、支持バー2と同方向に延びる軸心回りで回転可能に設けられる。本実施形態において、挟持装置3の回転中心(回転中心となる軸心)は、ガラスシートGsの進行経路Rから離れた位置に設定されている。
ここで挟持装置3について具体的に説明すると、挟持装置3は、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有し、互いの第一端部同士が支持バー2と同方向に延びる軸心回りで相対回転可能に連結された一対の挟持体30,31であって、進行中のガラスシートGsが第二端部側から第一端部に向けて互いの間に進入可能に配置された一対の挟持体30,31と、一対の挟持体30,31の第二端部同士を接離させるべく、一対の挟持体30,31を相対回転させる挟持用駆動装置32とを備える。また、本実施形態に係る挟持装置3は、分割されたガラスシート(ガラス板)が第一挟持体30と第二挟持体31との間から脱落するのを防止するガラス受体33を備えている。
一対の挟持体30,31のそれぞれは、それぞれが第二方向に延びる軸心を有し、該軸心回りで回転自在に構成された複数のローラ体300,…,310,…を備えている。
より具体的には、一対の挟持体30,31のうちの一方の挟持体(以下、第一挟持体という)30は、図1及び図2に示す如く、第二方向に間隔をあけて配置された一対のフレームプレート301,301と、それぞれの軸心同士が平行になるように第一方向に間隔をあけて配置され、それぞれの両端部が一対のフレームプレート301,301に回転自在に軸支された複数のローラ体300,…とを備えている。
第一挟持体30における一対のフレームプレート301,301のそれぞれは、一方向に長手をなし、長手方向に第一端部と第二端部とを有する。第一挟持体30における一対のフレームプレート301,301のそれぞれの第一端部には、第二方向に延びる第一回転軸302が挿通された状態で固定されている。
第一挟持体30のフレームプレート301,301には、長手方向に間隔をあけて複数の軸受(図示しない)が取り付けられている。
第一挟持体30の複数のローラ体300,…のそれぞれは、第二方向に延びる軸体303と、該軸体303に外嵌された複数のローラ部304,…(図1参照)とを有する。複数のローラ部304,…のそれぞれは、弾性を有する樹脂或いはゴムで成形されたもので、軸体303よりも大径の円柱状に形成されている。第一挟持体30において、複数のローラ体300,…のそれぞれの軸体303の両端部は、第一挟持体30の一対のフレームプレート301,301に設けられた複数の軸受のそれぞれに回転自在に軸支されている。
一対の挟持体30,31のうちの他方の挟持体31(以下、第二挟持体という)は、図2に示す如く、第二方向に間隔をあけて配置された一対のフレームプレート311,311と、それぞれの軸心同士が平行となるように第一方向に間隔をあけて配置され、それぞれの両端部が一対のフレームプレート311,311に回転自在に軸支された複数のローラ体310,…とを備えている。
第二挟持体31における一対のフレームプレート311,311のそれぞれは、一方向に長手をなし、長手方向に第一端部と第二端部とを有する。
第二挟持体31における一対のフレームプレート311,311のそれぞれの第一端部には、第三方向の一方側に延出した第一支軸部314aが設けられるとともに、第一支軸部314aとは反対側に延出した第二支軸部314bが設けられている。第一支軸部314a及び第二支軸部314bのそれぞれには、軸受(採番しない)が取り付けられている。そして、一対のフレームプレート311,311の第一支軸部314a(軸受)は、第一挟持体30の第一回転軸302を回転自在に軸支している。これにより、第一挟持体30及び第二挟持体31は、支持バー2と同方向に延びる軸心(第二方向に延びる第一回転軸302)回りで相対回転可能に設けられている。
また、第二挟持体31の第一端部側には挟持用駆動装置32の後述する第一モータ(減速機付き電動モータ)320が取り付けられるモータベース(採番しない)が設けられている。第二挟持体31のフレームプレート311,311の第二端部は、第三方向であって、第一支軸部314aとは反対側に向けて屈曲している。そして、第二挟持体31のフレームプレート311,311の第二端部には、第二方向に延びる第二回転軸315が挿通された状態で固定されている。そして、第二回転軸315は、支持フレーム9における一対の装置支持部93,93のそれぞれの第一端部に設けられた軸受(図示しない)によって回転自在に軸支されている。これにより、本実施形態に係る挟持装置3は、ガラスシートGsの進行経路Rから離れた位置にある軸心(第二回転軸315)回りで回転可能になっている。具体的には、本実施形態に係る挟持装置3は、進行経路R上を通過するガラスシートGsの一方の面側S1であって、進行経路Rから第三方向で所定距離離れ、且つ支持バー2よりも上流側であって、支持バー2よりも第一方向で所定距離離れた位置を回転中心にして回転するようになっている。
第二挟持体31のフレームプレート311,311には、長手方向に間隔をあけて複数の軸受(図示しない)が取り付けられている。
第二挟持体31の複数のローラ体310,…のそれぞれは、第二方向に延びる軸体312と、該軸体312に同心で外嵌された複数のローラ部313,…とを有する。複数のローラ部313,…のそれぞれは、弾性を有する樹脂或いはゴムで成形されたもので、軸体312よりも大径の円柱状に形成されている。第二挟持体31において、複数のローラ体310,…のそれぞれの軸体312の両端部は、第二挟持体31の一対のフレームプレート311,311に設けられた複数の軸受のそれぞれに回転自在に軸支されている。
第一挟持体30及び第二挟持体31のそれぞれのローラ体300,…,310,…の配置は、互いに対応している。すなわち、第一回転軸302を中心にして第一挟持体30及び第二挟持体31を相対的に回転させ、該第一挟持体30と第二挟持体31とを接近させた状態で、互いのローラ体300,310(ローラ部304,313)同士が対向し、第一挟持体30と第二挟持体31との間に進入したガラスシートGsを対向するローラ体300,310で挟持できるようになっている。なお、第一挟持体30及び第二挟持体31は、互いのローラ体300,310同士が対向した状態で、ローラ体300,310間がガラスシートGsの進行経路Rと一致するように配置される。
挟持用駆動装置32は、減速機付き電動モータ(以下、第一モータという)320と、第一モータ320の駆動を第一挟持体30の第一回転軸302に伝達する駆動伝達装置(以下、第一駆動伝達装置という)321とを備えている。第一駆動伝達装置321は、第一モータ320の出力を受ける駆動軸(以下、第一駆動軸という)322と、第一駆動軸322に取り付けられた回転体(以下、第一回転体という)323と、第一挟持体30に固定された第一回転軸302に取り付けられた回転体(以下、第二回転体という)324と、第一回転体323と第二回転体324とのトルク伝達可能に架け渡された無端環状体(以下、第一無端環状体という)325とを備える。
本実施形態に係る第一モータ320は、減速機に第一駆動軸322を挿通可能なタイプのものが採用されている。これに伴い、第一駆動軸322は、第一モータ320の両側から延出し、第二方向の両側が第二挟持体31のフレームプレート311,311の第二支軸部314bに取り付けられた軸受によって回転自在に軸支されている。第一回転体323は、第一駆動軸322の両端部のそれぞれに取り付けられている。これに対し、第二回転体324は、第一挟持体30の第一回転軸302の両端部のそれぞれに取り付けられている。本実施形態において、第一無端環状体325には歯付きベルトが採用されている。これに伴い、第一回転体323及び第二回転体324のそれぞれには歯付き車が採用されている。これにより、第一モータ320の出力を受けて第一駆動軸322が回転すると第一回転体323が回転し、第一無端環状体325に回転が伝達される。これにより、第二回転体324が回転し、第二回転体324が取り付けられた第一回転軸302とともに第一挟持体30が同心で回転するようになっている。
ガラス受体33は、第一挟持体30から第二挟持体31に向けて延出している。具体的には、ガラス受体33は、第二方向に延びるように形成されている。そして、ガラス受体33は、第一挟持体30の一対のフレームプレート301,301に跨るように該フレームプレート301の第一端部に接続されている。これにより、ガラス受体33は、分割されたガラスシート(ガラス板)の先端(進行中に先頭になる端)を支持可能に構成されている。
回転用駆動装置4は、減速機付き電動モータ(以下、第二モータという)40と、第二モータ40の駆動を第二挟持体31の第二回転軸315に伝達する駆動伝達装置(以下、第二駆動伝達装置という)41とを備えている。本実施形態に係る第二駆動伝達装置41は、第二モータ40の出力を受ける駆動軸(以下、第二駆動軸という)42と、第二駆動軸42に取り付けられた回転体(以下、第三回転体という)43と、第二挟持体31に固定された第二回転軸315に取り付けられた回転体(以下、第四回転体という)44と、第三回転体43と第四回転体44とのトルク伝達可能に架け渡された無端環状体(以下、第二無端環状体という)45とを備える。
本実施形態に係る第二モータ40は、減速機に第二駆動軸42を挿通可能なタイプのものが採用されている。これに伴い、第二駆動軸42は、第二モータ40の両側から延出し、第二方向における両側が一対の装置支持部93の第二端部に設けられた軸受によって回転自在に軸支されている。そして、第三回転体43は、第二駆動軸42に取り付けられている。これに対し、第四回転体44は、第二挟持体31の第二回転軸315に取り付けられている。本実施形態において、第三回転体43は、第二駆動軸42における第二方向に間隔をあけた二箇所に取り付けられ、第四回転体44は、第三回転体43の配置に対応するように、第二回転軸315における第二方向に間隔をあけた二箇所に取り付けられている。本実施形態において、第二無端環状体45には歯付きベルトが採用されている。これに伴い、第三回転体43及び第四回転体44のそれぞれには歯付き車が採用されている。これにより、第二モータ40の出力を受けて第二駆動軸42が回転すると第三回転体43が回転し、第二無端環状体45に回転力が伝達される。これにより、第四回転体44が回転し、第四回転体44が取り付けられた第二回転軸315とともに第二挟持体31が同心で回転する。そして、第二挟持体31には第一回転軸302を介して第一挟持体30が連結されているため、第二挟持体31とともに第一挟持体30も同心で回転するようになっている。
支持ローラ5,5は、ガラスシートGsの進行経路Rを境にした領域のうち、支持バー2の存在する領域の反対側の領域に配置されている。本実施形態において、支持ローラ5,5は、第一方向に間隔をあけて二つ設けられている。支持ローラ5,5は、第二方向に延びる軸体50と、該軸体50に外嵌された複数のローラ部51,…とを有する。複数のローラ部51,…は、当該支持ローラ5,5の回転中心の延びる方向(第二方向)に間隔をあけて配置されている(図1参照)。そして、支持ローラ5,5は、支持バー2とは異なり、フレーム7に固定され、一定の位置で回転自在に設けられている。なお、上述の如く、支持バー2は、第一方向で移動可能に設けられるが、支持ローラ5,5は、支持バー2が第一方向の上流側の移動限界位置に位置しても、支持バー2よりも上流側に位置するように配置されている。
罫書線形成装置6は、図1及び図2に示す如く、第一方向の上流側の定位置に配置されている。そして、罫書線形成装置6は、進行中のガラスシートGsの一方の面S1を支持するガラス支持装置60と、進行中のガラスシートGsの他方の面S2を規制する規制ローラ61と、ガラス支持装置60に支持されたガラスシートGsの他方の面S2上に罫書線を付加する罫書線付加装置62とを備える。
ガラス支持装置60は、支持バー2と同じく、ガラスシートGsの一方の面S1を支持する。本実施形態に係るガラス支持装置60は、フレーム7に支持され、ガラスシートGsの一方の面S1の全幅(第二方向の全長)に亘って対向する。より具体的には、ガラス支持装置60は、第一方向に間隔をあけて配置された一対のプーリー63,63と、一対のプーリー63,63に架け渡された平ベルト64とを備える。本実施形態において、フレーム7の後述する一対の第一脚部70のそれぞれに一対の支持プレート(採番しない)が連結されている。一対の支持プレートは、フレーム7(第一脚部70)からガラスシートGsの進行経路R側に延出し、一対のプーリー63,63の両端を軸支している。これにより、ガラス支持装置60(プーリー63,平ベルト64)は、ガラスシートGsの進行経路Rに対する相対位置が一定又は略一定な状態で維持する。すなわち、本実施形態に係るガラス支持装置60は、一定の配置で維持し、一対のプーリー63,63間にある平ベルト64が進行経路R上で進行するガラスシートGsの一方の面S1の全幅を支持するように構成されている。
規制ローラ61は、ガラスシートGsの他方の面S2の全幅(第二方向の全長)に亘って対向する。該規制ローラ61は、第二方向に延びる軸心を有し、該軸心回りで回転自在に構成される。規制ローラ61は、ガラス支持装置60における一対のプーリー63,63のうち、第一方向の上流側にある一方のプーリー63と対向するように配置されている。
罫書線付加装置62は、第一方向及び第二方向に対して傾斜する傾斜レール65と、傾斜レール65上を移動する罫書装置66とを備える。罫書装置66は、ガラスシートGsの他方の面S2と対向する部位に、該ガラスシートGsの他方の面S2に接触する罫書チップCを備える(図2参照)。また、罫書装置66は、図示しない走行機構を有する。走行機構は、罫書装置66を進行中のガラスシートGsの進行速度に対応させて傾斜レール65上で走行させる。これにより、罫書装置66は、ガラスシートGsに対して第二方向に真っ直ぐ延びる罫書線を形成する。
フレーム7は、第二方向に間隔をあけて配置された一対の第一脚部70,70と、第二方向に間隔をあけて配置され、一対の第一脚部70,70に対して第三方向に間隔をあけて配置された一対の第二脚部71,71と、第一脚部70,70と第二脚部71,71とを連結する第一連結梁部72,72と、一対の第一脚部70,70同士を連結する第二連結梁部73,73と、一対の第二脚部71,71同士を連結する第三連結梁部74,74とを備える。
前記昇降用駆動装置8及び支持フレーム9は、第一脚部70,70と第二脚部71,71との間に配置されている。そして、第一脚部70,70の第二脚部71,71と対向する面(以下、この面の内面といい、反対側の面を外面という)には、支持フレーム9を案内するレール75,75が取り付けられ、外面よりも外方に、一対の挟持体30,31(第一挟持体30、及び第二挟持体31)、支持バー2、支持ローラ5,5、罫書線形成装置6が配置されている。なお、支持ローラ5,5及び罫書線形成装置6のガラス支持装置60は、フレーム7における第一脚部70,70の外面に固定されている。
本実施形態に係る折割装置1は、以上の通りであり、図3に示す如く、搬送コンベアCnと並列に配置がされる。なお、本実施形態において、搬送コンベアCnは、複数のローラCr,…が横並びに配置されるローラコンベアが採用され、分割されたガラスシート(ガラス板)の挟持を解除した状態(第一挟持体30が傾倒した状態)で、第一挟持体30のローラ体300,…間に該搬送コンベアCnのローラCr,…が介在するように配置される。
ここで本実施形態に係る折割装置1の作動について、具体的に説明する。成型装置でシート状に成型されたガラスシートGsは、上方から連続的に下降(進行)する。これに伴い、ガラスシートGsは、まず、ガラス支持装置60と規制ローラ61との間に進入する。そして、ガラスシートGsが所定量進行し、ガラスシートGsの先頭から罫書線形成装置6の罫書チップCまでの距離が所定サイズに対応した距離になると、罫書装置66がガラスシートGsの進行速度に対応する速度で傾斜レール65に沿って移動する。すなわち、ガラスシートGsは、連続的に進行するため、罫書装置66が第一方向及び第二方向に対して傾斜する軌道を辿り、また、罫書装置66の移動速度をガラスシートGsの進行速度に対応させると、罫書装置66(罫書チップC)がガラスシートGsを追いかけながら第一方向及び第二方向と交差する方向に移動する。
このとき、ガラス支持装置60の平ベルト64は、ガラスシートGsに追従して回転しつつ、ガラスシートGsの一方の面を支持する。従って、ガラスシートGsの他方の面に罫書チップCが接触しても(押し当てられても)ガラスシートGsが撓むことがなく、ガラスシートGsに対して第二方向に真っ直ぐに延びる罫書線が形成される。そして、罫書装置66は、元の位置に戻り、ガラスシートGsが所定サイズに対応した距離だけ移動する(罫書チップCの位置が先に形成された罫書線から所定距離離れた位置になる)と、再び傾斜レール65上を走行してガラスシートGsに罫書線を形成する。このように、罫書装置66は、ガラスシートGsの進行に応じて繰り返し傾斜レール65上を走行し、ガラスシートGsに罫書線を繰り返し形成する。
そして、図4(A)に示す如く、罫書線形成装置6を通過したガラスシートGs(進行中のガラスシートGs)は、支持バー2上を通過し、挟持装置3に到達して受け入れられる。より具体的に説明すると、本実施形態においては、支持バー2上を通過したガラスシートGsは、挟持装置3の第一挟持体30と第二挟持体31との間に進入し、第一挟持体30と第二挟持体31とによって挟持される。なお、図4Aにおいて、互いに接近した第一挟持体30と第二挟持体31との間にガラスシートGsが進入することで、該ガラスシートGsが第一挟持体30と第二挟持体31とに挟持された状態になっているが、互いに離間した第一挟持体30と第二挟持体31との間にガラスシートGsが進入し、第一挟持体30と第二挟持体31とが互いに接近してガラスシートGsを挟持した状態にしてもよい。
そして、罫書線が支持バー2と一致した状態で、回転用駆動装置4が第二回転軸315を中心にガラスシートGsを挟持した挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)をガラスシートGsの一方の面S1側に回転させる。本実施形態においては、罫書線が支持バー2と一致すると、回転用駆動装置4が作動するのに併せて、昇降用駆動装置8が作動し、支持バー2、挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)をガラスシートGsと同期をとって移動(下降)させる。これにより、ガラスシートGs(罫書線)と支持バー2との相対的な配置、及びガラスシートGsと挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)との相対的な配置を保ちつつ、回転用駆動装置4が第二回転軸315を中心にガラスシートGsを挟持した挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)をガラスシートGsの一方の面S1側に回転させことになる。なお、上記説明で言及しなかったが、罫書線と支持バー2とが一致したか否かの判断は、支持バー2と罫書線との一致の有無をセンサで認識したり、罫書線と支持バー2とが一致することになるガラスシートGsの先頭(進行方向の先端)の位置をセンサで検知したりすることが判断可能である。
このように、ガラスシートGsを挟持した挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)をガラスシートGsの一方の面側に回転させると、図4(B)に示す如く、ガラスシートGsが罫書線に沿って分割される。すなわち、回転用駆動装置4がガラスシートGsを挟持した挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)を回転させることで、挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)に挟持されたガラスシートGsも支持バー2と同方向に延びる第二回転軸315を中心に回転しようとする。そして、ガラスシートGsの一方の面S1は、支持バー2に支持された状態であるため、ガラスシートGsが回転しようとすると、該ガラスシートGsには、支持バー2を支点とする曲げモーメントが作用する。従って、ガラスシートGsの罫書線と支持バー2とが一致した状態で曲げモーメントをガラスシートGsに作用させることで、ガラスシートGsが罫書線で分割される。これにより、ガラスシートGsから罫書線に沿って分割された所定サイズのガラス板Gpが作製される。
特に、本実施形態において、挟持装置3の回転中心(第二回転軸315)がガラスシートGsの進行経路Rから離れた位置にあるため、分割されたガラスシートGsは、上流側から進行してくるガラスシートGsの進行経路Rから外れた位置にある軸心回りで挟持装置3と一緒に回転する。従って、分割されたガラスシートGsの上流側の端部(罫書線が設けられていた部分)は、上流側から進行してくるガラスシートGsを躱した状態になり、上流側から進行してくるガラスシートGsとの干渉が回避される。
そして、この状態では、ガラス板Gpは、挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)に挟持されたままであるため、挟持用駆動装置32が動作し、挟持装置3によるガラス板Gpの挟持を解除する。すなわち、挟持用駆動装置32が動作し、第一挟持体30及び第二挟持体31を第一回転軸302回りで相対回転させ、第一挟持体30及び第二挟持体31の第二端部側同士を離間させる(一対の挟持体30,31を相対的に回転させる)。本実施形態においては、挟持用駆動装置32は、第一挟持体30に固定された第一回転軸302を回転させるため、一定姿勢を保つ第二挟持体31から第一挟持体30が離間するように第一挟持体30を回転(傾動)させる。
本実施形態においては、上下方向に延びる進行経路R上で進行するガラスシートGsが分断されるため、第一挟持体30が第二挟持体31から離間する(ガラス板Gpの挟持が解除される)に伴い、ガラス板Gpが第一挟持体30と第二挟持体31との間から下方に向けて移動しようとするが、本実施形態に係る挟持装置3は、ガラス受体33を備えているため、ガラス板Gpの先端がガラス受体33に支持され、該ガラス板Gpの脱落が防止される。これに伴い、分割されたガラス板Gpは、第一挟持体30(ローラ体)上に乗った状態で、第一挟持体30と一緒に回転(傾倒)する。
そして、本実施形態においては、上述の如く、昇降用駆動装置8が支持バー2、挟持装置3(第一挟持体30、及び第二挟持体31)を下降させたため、図4(C)に示す如く、挟持用駆動装置32が動作するのに併せて、昇降用駆動装置8が動作し、支持バー2、挟持装置3(第一挟持体30、及び第二挟持体31)を元の位置まで上昇させる。また、本実施形態においては、回転用駆動装置4も動作し、図4(D)に示す如く、第二挟持体31の複数のローラ体310,…がガラスシートGsの進行経路Rに沿った状態になるまで第二回転軸315を中心にして挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)を回転させる。
そして、図5(A)に示す如く、第一挟持体30が傾倒し、該第一挟持体30のローラ体300,…間に搬送コンベアCnのローラCr,…が介入し、第一挟持体30上のガラス板Gpが搬送コンベアCnのローラCrに支持された状態になる。この状態で、図5(B)に示す如く、搬送コンベアCnが駆動することでガラス板Gpが搬送コンベアCnによって所望する位置まで搬送される。そして、ガラス板Gpが第一挟持体30上から無くなると、挟持用駆動装置32が動作し、図5(C)に示す如く、第一挟持体30を起立させる。すなわち、挟持用駆動装置32は、第一挟持体30と第二挟持体31の第二端部同士が接近するように、第一挟持体30を回転させる。
このとき、後続のガラスシートGsは、連続的に進行しているため、罫書線形成装置6を通過し、第二挟持体31と重なった状態(沿った状態)になっている。従って、挟持用駆動装置32が動作し、第一挟持体30と第二挟持体31の第二端部同士が接近することで、図5(D)に示す如く、第一挟持体30及び第二挟持体31が後続のガラスシートGsを挟持し、その後、罫書線が支持バー2と一致する。
従って、本実施形態に係る折割装置1は、罫書線が支持バー2と一致する度に、上記構成を繰り返し行うことで所定サイズのガラス板Gpを連続的に作製することができる。
以上のように、本実施形態に係る折割装置1は、広い設置スペースを必要とし、また、設備コストの高騰の原因となるロボットを用いることなく、進行中のガラスシートGsから複数のガラス板Gpを順々に分割することができる。
すなわち、本実施形態に係る折割装置1は、ロボットと比較して構成や制御が簡易でありながらもガラスシートGsを所定サイズのガラスシートGs(ガラス板Gp)に確実に分割することができる。そして、折割装置1は、構成や制御が複雑でない上に動作範囲が狭いため、設備コストを抑えることができるとともに、狭いスペースでも設置することができる。
また、本実施形態に係る挟持装置3は、互いの第一端部同士が支持バー2と同方向に延びる軸心回りで相対回転可能に連結された一対の挟持体30,31と、一対の挟持体30,31を相対回転させる挟持用駆動装置32とを備えるため、簡易な構成でありながら、ガラスシートGsを挟持した状態と、ガラスシートGsの挟持を解除した状態とに切り換えることができる。
また、本実施形態に係る折割装置1は、一対の挟持体30,31のそれぞれのローラ体300,310でガラスシートGsを挟持するため、進行中のガラスシートGsを挟持してもガラスシートGsを傷つけたり破損させたりすることを防止することができる。
さらに、本実施形態において、挟持装置3(一対の挟持体30,31)の回転中心が、ガラスシートGsの進行経路Rから離れた位置(第二回転軸315)に回転中心が設定されているため、分割されたガラス板Gp(ガラスシートGs)の上流側の端部(罫書線が設けられていた部分)が上流側から進行してくるガラスシートGsを躱した状態になり、上流側から進行してくるガラスシートGsとの干渉が回避される。
従って、上流側から進行してくるガラスシートGsと分割されたガラス板Gpとの干渉が回避されている間に、挟持装置3によるガラス板Gpの挟持を解除する(一対の挟持体30,31の第二端部側同士を離間させる)ことで、進行中のガラスシートGsと分割されたガラス板Gpとの干渉を確実に防止しつつ、ガラス板Gpの取り出しや移送が可能になる。
また、支持バー2の第一方向における上流側には、ガラスシートGsに対して罫書線を施すための罫書線形成装置6を備えるため、進行中のガラスシートGsに罫書線を施した後に、連続的に該ガラスシートGsを罫書線で分割することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更を加え得ることは勿論のことである。
上記実施形態において、一対の挟持体30,31の互いの第一端部同士が支持バー2と同方向に延びる軸心回りで相対回転可能に連結され、一対の挟持体30,31を相対回転させる(第二端部同士を接離させる)ことで、ガラスシートGsを挟持した状態と、挟持を解除した状態とに切り換え可能な挟持装置3を採用したが、これに限定されるものではない。例えば、挟持装置3は、第三方向で相対的に平行移動可能に設けられた一対の挟持体30,31を備え、挟持用駆動装置32が一対の挟持体30,31を平行移動させることで、一対の挟持体30,31が互いに接離し、ガラスシートGsを挟持した状態と、挟持を解除した状態とに切り換え可能に構成されたものであってもよい。
上記実施形態において、罫書線形成装置6が設けられたが、これに限定されるものではない。例えば、罫書線形成装置6は、折割装置1とは別個独立した装置として設けられてもよい。また、罫書線形成装置6は、支持バー2の上流側の定位置に固定されたもの(レール75,75上で罫書装置66が移動するもの)に限定されない。例えば、罫書線形成装置6は、支持バー2の上流側に配置され、ガラスシートGsと一緒に第一方向に移動しつつ、罫書装置66が第二方向に移動するように構成されたものであってもよい。このようにすれば、ガラスシートGsと罫書線形成装置6との相対的な配置が一定となる(相対速度がゼロになる)ため、罫書装置66を第二方向に移動させても、ガラスシートGsに対して第二方向に延びる罫書線を形成することができる。
上記実施形態において、ガラスシートGsの進行経路Rから外れた位置に設定された軸心(第二回転軸315)を回転中心にして挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)を回転させたが、これに限定されるものではない。例えば、ガラスシートGsの罫書線と支持バー2とが一致した状態で、ガラスシートGsの進行経路R上にある位置を回転中心にして挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)を回転させたり、ガラスシートGsの罫書線と支持バー2とが一致した状態で、その一致した位置を回転中心にして挟持装置3(第一挟持体30及び第二挟持体31)を回転させたりしてもよい。
上記実施形態において、挟持装置3の第一挟持体30及び第二挟持体31のそれぞれに複数のローラ体300,…,310,…が設けられたが、これに限定されるものではない。例えば、第一挟持体30及び第二挟持体31のそれぞれをプレート状に形成し、これらの対向面でガラスシートGsを挟持するようにしてもよい。
上記実施形態において、昇降用駆動装置8を設け、進行するガラスシートGsに合わせて支持バー2、及び一対の挟持体30,31を上下方向に移動させるようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、支持バー2、及び一対の挟持体30,31を上下方向に移動させることなく、挟持装置3(一対の挟持体30,31)を回転させるようにしてもよい。
上記実施形態において、支持バー2とともにガラスシートGsを挟持する支持ローラ5,5が設けられたが、これに限定されるものではない。例えば、罫書線形成装置6の規制ローラ61で用いてガラスシートGsの浮き上がりを防止するようにしてもよい。
また、回転用駆動装置4等の駆動装置の配置や構成は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、回転用駆動装置4等の駆動装置は、電動モータ40を備えることを前提に、既知の動力伝達機構を介して電動モータ40の動力を挟持装置3に伝達できればよい。
上記実施形態において、上下方向に延びる進行経路R上で連続的に供給されるガラスシートGsを対象に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、横方向に延びる進行経路R上で連続的に供給されるガラスシートGsを分割するようにしたものであってもよい。この場合、進行するガラスシートGsに対する罫書線の形成や、該ガラスシートGsに対する挟持装置3の挟持を可能とすべく、各構成の配列を横並びに配置すればよい。また、横方向に供給されるガラスシートGsから分割されたガラス板Gpを下流側に移送するに当り、挟持装置3(一対の挟持体30,31)の回転角度を適宜設定すればよい。また、挟持装置3として、第二端部同士が枢結された一対の挟持体30,31を備えたものを採用する場合においては、一方の挟持体30の回転角度(他方の挟持体31に対する一方の挟持体30の傾動角度)を適宜設定すればよい。
1…折割装置、2…支持バー、3…挟持装置、4…回転用駆動装置、5…支持ローラ、6…罫書線形成装置、7…フレーム、8…昇降用駆動装置(駆動装置)、9…支持フレーム、10…補助フレーム、30…第一挟持体(一方の挟持体)、31…第二挟持体(他方の挟持体)、32…挟持用駆動装置、33…ガラス受体、40…第二モータ(減速機付き電動モータ)、41…第二駆動伝達装置(駆動伝達装置)、42…第二駆動軸(駆動軸)、43…第三回転体(回転体)、44…第四回転体(回転体)、45…第二無端環状体(無端環状体)、50…軸体、51…ローラ部、60…ガラス支持装置、61…規制ローラ、62…罫書線付加装置、63…プーリー、64…平ベルト、65…傾斜レール、66…罫書装置、70…第一脚部、71…第二脚部、72…第一連結梁部、73…第二連結梁部、74…第三連結梁部、75…レール、80…出力軸、81…電動モータ、82…雄ネジ体、83…雌ネジ体、84…ネジ機構、85,…球体、90…梁部、91,…連結柱、92…モータ支持部、93…装置支持部、94,…スライド体、300,310…ローラ体、301,311…フレームプレート、302…第一回転軸(回転軸)、303,312…軸体、304,313…ローラ部、314a…第一支軸部、314b…第二支軸部、315…第二回転軸(回転軸)、320…第一モータ(減速機付き電動モータ)、321…第一駆動伝達装置(駆動伝達装置)、322…第一駆動軸(駆動軸)、323…第一回転体(回転体)、324…第二回転体(回転体)、325…第一無端環状体(無端環状体)、C…罫書チップ、Cn…搬送コンベア、Cr…ローラ、Gp…ガラス板、Gs…ガラスシート、R…進行経路、S1…ガラスシートの一方の面、S2…ガラスシートの他方の面

Claims (5)

  1. 一方向に連続的に進行するガラスシートであって、前記一方向と交差する方向に延びる罫書線が予め施されたガラスシートを前記罫書線に沿って分割し、前記ガラスシートから所定サイズのガラス板を作製する折割装置であって、前記一方向と交差する方向に延び、進行中のガラスシートの一方の面を支持可能な支持バーと、該支持バー上を通過した前記ガラスシートを挟持可能に構成された挟持装置と、該挟持装置が前記ガラスシートを挟持し、且つ前記ガラスシートの前記罫書線が前記支持バーと一致した状態で、前記支持バーと同方向に延びる軸心回りで前記ガラスシートの一方の面側に前記挟持装置を回転させる回転用駆動装置と、を備えることを特徴とする折割装置。
  2. 前記挟持装置の回転中心は、前記ガラスシートの進行経路から離れた位置に設定されている請求項1に記載の折割装置。
  3. 前記挟持装置は、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有し、互いの前記第一端部同士が前記支持バーと同方向に延びる軸心回りで相対回転可能に連結された一対の挟持体であって、進行中の前記ガラスシートが第二端部側から第一端部に向けて互いの間に進入可能に配置された一対の挟持体と、該一対の挟持体の前記第二端部同士を接離させるべく、前記一対の挟持体を相対回転させる挟持用駆動装置と、を備える請求項1又は2に記載の折割装置。
  4. 前記一対の挟持体のそれぞれは、前記一方向に間隔をあけて配置され、それぞれが前記一方向と直交する方向に延びる軸心を有し、該軸心回りで回転自在に構成された複数のローラ体を備え、前記一対の挟持体の前記第二端部同士を接近させた状態で、前記一対の挟持体の互いの前記ローラ体が前記ガラスシートを挟持するように構成される請求項3に記載の折割装置。
  5. 前記一方向における前記支持バーの上流側には、前記ガラスシートに対して罫書線を施すための罫書線形成装置をさらに備える請求項1乃至4の何れか1項に記載の折割装置。
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