JP2014004822A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インクジェット記録用水性インクを吐出するインクジェットヘッドであって、前記インクジェットヘッドは、前記水性インクが接触する箇所に二種類以上の金属部材が用いられており、前記二種類以上の金属部材のうち、少なくとも二つは、電気的に接続されており、電気的に接続された前記二種類以上の金属部材の前記水性インク中における参照電極Ag/AgClでの自然電位の最大差の絶対値が、60mV以下であることを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
前記インクジェットヘッドは、前記水性インクが接触する箇所が二種類以上の金属部材から形成されており、
前記二種類以上の金属部材のうち、少なくとも二つは、電気的に接続されており、
電気的に接続された前記二種類以上の金属部材の前記水性インク中における参照電極Ag/AgClでの自然電位の最大差の絶対値が、60mV以下であるインクジェットヘッドが提供される。
本発明の第2の態様に従えば、インク収容部及びインクジェットヘッドを含み、前記インク収容部に収容されたインクジェット記録用水性インクを前記インクジェットヘッドによって吐出するインクジェット記録装置であって、
前記インクジェットヘッドが、第1の態様のインクジェットヘッドであるインクジェット記録装置が提供される。
(自然電位の測定方法)
縦30mm、横20mm、厚み0.1mmの金属部材片を準備し、200mLビーカー中で前記水性インク150mLに20分浸漬した後、参照電極をAg/AgClとして前記水性インク中における自然電位を測定する。前記自然電位の測定には、例えば、北斗電工社製ポテンショスタットHA−151を用いることができる。
[予備実験]
SUS430、SUS430BA、SUS304、42合金、NK-430MA、及び鉄(Fe)の薄板状金属部材(1000mm2)を用意して、それらの金属部材のインクに対する耐食性を以下のようにして検査した。表2に記載のBK−1の水性インク組成における、自己分散型カーボンブラックを除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、水に分散させた自己分散型カーボンブラックに前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を、東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、インクジェット記録用水性インクBK−1を得た。上記の6種の金属部材を密閉容器に充填した10mLの前記水性インクに浸漬し、温度60℃の恒温室中に4週間放置した。その後、前記水性インク中に溶出した金属量をICP発光分光分析装置(リガク社製CIROS−120EOP)にて測定し、金属の溶出を、下記の評価基準に従って評価した。
<金属溶出試験 評価基準>
AA:前記水性インク中への金属部材からの金属の溶出量が1ppm以下であった
A :前記水性インク中への金属部材からの金属の溶出量が1ppmを超えて5ppm以下であった
B :前記水性インク中への金属部材からの金属の溶出量が5ppmを超えて10ppm以下であった
C :前記水性インク中への金属部材からの金属の溶出量が10ppmを超えた。
金属種 評価結果
SUS430BA AA
SUS304 AA
NK-430MA AA
SUS444 AA
SUS430 A
42合金 C
Fe C
上の結果からすれば、SUS430BA、SUS304、NK-430MA、SUS444がインクに対する耐食性が最も優れ、次いでSUS430が優れ、42合金及びFeがそれらに比べて劣っていることが分かる。以下の実施例及び比較例においては、上記金属部材を単独または組み合わせて用いたが、組合せる場合には、評価結果として金属溶出の評価結果が異なる金属部材同士を組み合わせた。
[実施例1−1〜1−9及び比較例1−1]
前記割合{(Y/X)×100}が表3に示す値となるように、表3に示す第一の金属部材(SUS430、SUS430BA、SUS304又は42合金)及び第二の金属部材(42合金)を準備した。なお、比較例1−1においては、金属部材の形成材料として、42合金のみを用いた。
<金属溶出試験方法>
水性インク組成(表2)における、自己分散型カーボンブラックを除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、水に分散させた自己分散型カーボンブラックに前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を、東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、インクジェット記録用水性インクBK−1〜BK−3を得た。実施例1−1〜1−9及び比較例1−1の第一の金属部材及び第二の金属部材を、その合計表面積が1000mm2かつ前記割合{(Y/X)×100}が表3に示す値となるように準備した。それらを銅線でつなぎ、その銅線部は前記水性インクに接触しないようシリコン製シーリング材(セメダイン社製シリコンシーラント8060プロ)で被覆した。その金属部材を密閉容器に充填した10mLの前記水性インクに浸漬し、温度60℃の恒温室中に4週間放置した。その後、前記水性インク中に溶出した金属量をICP発光分光分析装置(リガク社製CIROS−120EOP)にて測定し、金属の溶出を、下記の評価基準に従って評価した。なお、本金属溶出試験の結果は、後述の吐出安定性及び耐久吐出安定性と相関を示し、本金属溶出試験の結果が良ければ、吐出安定性及び耐久吐出安定性に優れると判断できる。
A:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppm以下であった
B:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppmを超えて10ppm以下であった
C:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が10ppmを超えた
実施例1−1〜1−9及び比較例1−1における前記第一の金属部材、前記第二の金属部材、使用した水性インクの種類、前記水性インクに対する前記第一の金属部材の自然電位と前記第二の金属の自然電位との差の絶対値、前記割合{(Y/X)×100}及び金属溶出試験の評価結果を、表3に示す。
<吐出安定性評価>
前記割合{(Y/X)×100}が42.9%となるように、第一の金属部材(SUS430)及び第二の金属部材(42合金)を用いて図1に示す積層構造のインクジェットヘッドを作成し、前記インクジェットヘッドに前記水性インクを導入して、1億ドット(約3万枚)の連続記録を行った。インクジェットヘッドのインク流路を構成する金属として、ダンパープレートに第一の金属部材(SUS430)を用い、その他のプレートは第二の金属部材(42合金)を用いた。その結果、不吐出及び吐出曲がりが全くなく、良好な吐出安定性を示した。
(耐久吐出安定性評価)
吐出安定性評価と同様にして作成したインクジェットヘッドに前記水性インクを導入して、60℃の環境下で2週間放置した後、1億ドット(約3万枚)の連続記録を行った。その結果、不吐出及び吐出曲がりが全くなく、良好な耐久吐出安定性を示した。
[実施例2−1〜2−5及び比較例2−1〜2−3]
前記割合{(Y/X)×100}が表4に示す値となるように、表4に示す第一の金属部材(NK−430MA、SUS444、SUS304、SUS430又はFe)及び第二の金属部材(SUS430又はFe)を準備した。なお、比較例2−2においては、金属部材の形成材料として、SUS430のみを用い、比較例2−3においては、金属部材の形成材料として、Feのみを用いた。
金属溶出試験 評価基準
AA:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が1ppm以下であった
A :前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が1ppmを超えて5ppm以下であった
B :前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppmを超えて10ppm以下であった
C :前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が10ppmを超えた
実施例2−1〜2−5及び比較例2−1〜2−3における前記第一の金属部材、前記第二の金属部材、使用した水性インクの種類、前記水性インクに対する前記第一の金属部材の自然電位と前記第二の金属部材の自然電位との差の絶対値、前記割合{(Y/X)×100}及び金属溶出試験の評価結果を、表4に示す。
[実施例3−1〜3−4及び比較例3−1〜3−2]
前記割合{(Y/X)×100}が表6に示す値となるように、表6に示す第一の金属部材(NK−430MA、SUS430又は42合金)及び第二の金属部材(42合金又はFe)を準備した。なお、比較例3−2においては、金属部材の形成材料として、42合金のみを用いた。
(金属溶出試験方法)
水性インク組成(表5)における、自己分散型顔料を除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、水に分散させた自己分散型顔料に前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を、東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、インクジェット記録用水性インクY−1、M−1及びC−1を得た。実施例3−1〜3−4及び比較例3−1〜3−2の第一の金属部材及び第二の金属部材について、実施例1−1〜1−9及び比較例1−1と同様にして金属溶出試験を行い、金属の溶出を、下記の評価基準に従って評価した。
A:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppm以下であった
B:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppmを超えて10ppm以下であった
C:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が10ppmを超えた
実施例3−1〜3−4及び比較例3−1〜3−2における前記第一の金属部材、前記第二の金属部材、使用した水性インクの種類、前記水性インクに対する前記第一の金属部材の自然電位と前記第二の金属部材の自然電位との差の絶対値、前記割合{(Y/X)×100}及び金属溶出試験の評価結果を、表6に示す。
[実施例4−1〜4−2及び比較例4−1〜4−3]
前記割合{(Y/X)×100}が表7に示す値となるように、表7に示す第一の金属部材(SUS444、NK−430MA、SUS430又はFe)及び第二の金属部材(SUS430又はFe)を準備した。なお、比較例4−2においては、金属部材の形成材料として、SUS430のみを用い、比較例4−3においては、金属部材の形成材料として、Feのみを用いた。
[実施例5−1〜5−4及び比較例5−1〜5−2]
前記割合{(Y/X)×100}が表9に示す値となるように、表9に示す第一の金属部材(SUS430、NK−430MA又は42合金)及び第二の金属部材(42合金又はFe)を準備した。なお、比較例5−2においては、金属部材の形成材料として、42合金のみを用いた。
(金属溶出試験方法)
水性インク組成(表8)の各成分を、均一に混合した。その後、得られた混合物を、東洋濾紙(株)製の親水性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)タイプメンブレンフィルタ(孔径0.20μm)を用いてろ過することで、インクジェット記録用水性インクY−2、M−2及びC−2を得た。実施例5−1〜5−4及び比較例5−1〜5−2の第一の金属部材及び第二の金属部材について、実施例1−1〜1−9及び比較例1−1と同様にして金属溶出試験を行い、金属の溶出を、下記の評価基準に従って評価した。
A:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppm以下であった
B:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が5ppmを超えて10ppm以下であった
C:前記水性インク中への前記第一の金属部材及び前記第二の金属部材からの金属の溶出量が10ppmを超えた
実施例5−1〜5−4及び比較例5−1〜5−2における前記第一の金属部材、前記第二の金属部材、使用した水性インクの種類、前記水性インクに対する前記第一の金属部材の自然電位と前記第二の金属の自然電位との差の絶対値、前記割合{(Y/X)×100}及び金属溶出試験の評価結果を、表9に示す。
[実施例6−1〜6−2及び比較例6−1〜6−2]
前記割合{(Y/X)×100}が表10に示す値となるように、表10に示す第一の金属部材(NK−430MA、SUS304、SUS430又はFe)及び第二の金属部材(SUS430)を準備した。なお、比較例6−1においては、金属部材の形成材料として、SUS430のみを用い、比較例6−2においては、金属部材の形成材料として、Feのみを用いた。
2 インクカートリッジ
3 インクジェットヘッド
4 ヘッドユニット
5 キャリッジ
6 駆動ユニット
7 プラテンローラ
8 パージ装置
17 流路ユニット
18 アクチュエータ
26 幅狭部
27 幅広部
31 圧力室プレート
32 スペーサプレート
33 絞りプレート
34 第1マニホールドプレート
35 第2マニホールドプレート
36 ダンパープレート
37 カバープレート
38 ノズルプレート
31a 圧力室孔
32a 連通孔
32b、33b、34b、35b、36b、37a 貫通孔
33a 絞り溝
34a、35a マニホールド孔
36a ダンパー壁
38a ノズル
40 インク流路
41 圧力室
42 絞り通路
43 共通液室
44 流出路
Claims (11)
- インクジェット記録用水性インクを吐出するインクジェットヘッドであって、
前記インクジェットヘッドは、前記水性インクが接触する箇所が二種類以上の金属部材から形成されており、
前記二種類以上の金属部材のうち、少なくとも二つは、電気的に接続されており、
電気的に接続された前記二種類以上の金属部材の前記水性インク中における参照電極Ag/AgClでの自然電位の最大差の絶対値が、60mV以下であるインクジェットヘッド。 - 電気的に接続された前記二種類以上の金属部材と前記水性インクとの接触面積の合計(X)に対する、電気的に接続された前記二種類以上の金属部材のうち、前記水性インクに対する耐腐食性が最も高い第一の金属部材と前記水性インクとの接触面積(Y)の割合{(Y/X)×100}が、20%以上である請求項1記載のインクジェットヘッド。
- 前記割合{(Y/X)×100}が、35%以上である請求項2記載のインクジェットヘッド。
- 前記インクジェットヘッドは、複数の金属プレートが積層された積層構造によって前記水性インクの流路を形成するものであり、
前記第一の金属部材及び電気的に接続された前記二種類以上の金属部材のうち、前記水性インクに対する耐腐食性の最も低い第二の金属部材が、それぞれ、第一の金属プレート及び第二の金属プレートとして前記積層構造の一部を形成する請求項2記載のインクジェットヘッド。 - 前記第一の金属プレート及び前記第二の金属プレートは、隣接して積層される請求項4記載のインクジェットヘッド。
- 前記インクジェットヘッドは、複数のノズルと、複数のノズルに対応する複数の圧力室と、複数の圧力室に供給するインクを収容する共通液室が形成された流路ユニットと、前記複数の圧力室のインクを加圧するアクチュエータとを備え、
前記複数の金属プレートが、絞りプレートとダンパープレートとその間に設けられたマニホールドプレートを有し、絞りプレートとマニホールドプレートとダンパープレートが共通液室を区画しており、ダンパープレート及び/又は絞りプレートが第1金属部材から形成されており、マニホールドプレートが第2の金属部材から形成されていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッド。 - 前記ダンパープレートは、共通液室に対向する面と反対の面に、当該反対側の面と接合するプレートとの間に空隙ができるような窪みを有する請求項6に記載のインクジェットヘッド。
- ダンパープレート及び/又は絞りプレートが、SUS430、SUS430BA、SUS304またはNK-430MAから形成され、マニホールドプレートが42合金から形成されている請求項6に記載のインクジェットヘッド。
- ダンパープレート及び/又は絞りプレートが、NK-430MA、SUS304またはSUS444から形成され、マニホールドプレートが、SUS430から形成されている請求項6に記載のインクジェットヘッド。
- 前記水性インクが、カーボンブラックを含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- インク収容部及びインクジェットヘッドを含み、前記インク収容部に収容されたインクジェット記録用水性インクを前記インクジェットヘッドによって吐出するインクジェット記録装置であって、
前記インクジェットヘッドが、請求項1に記載のインクジェットヘッドであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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