JP2014000983A - メモリーカード収納体 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供する。
【解決手段】厚さが0.3〜0.5mmの樹脂製の基板1と、基板1の両面に設けられてた樹脂製のシート3とを備え、シート3の所定の部位を基板1に溶着することによって、シート3と基板1との間に、メモリーカードK1を収納するためのカード収納部6a,6bが複数形成されているので、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
【選択図】図1A
【解決手段】厚さが0.3〜0.5mmの樹脂製の基板1と、基板1の両面に設けられてた樹脂製のシート3とを備え、シート3の所定の部位を基板1に溶着することによって、シート3と基板1との間に、メモリーカードK1を収納するためのカード収納部6a,6bが複数形成されているので、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
【選択図】図1A
Description
本発明は、SDカード等のメモリーカードを収納するメモリーカード収納体に関する。
マイクロSDカード等のように、小さくしかも薄く形成されているメモリーカードを収納かつ持ち運び出来るような収納体の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。
このメモリーカード用の収納ケースは、蓋部と身部からなり、メモリカードは身部の平面内に重ならないように配置されて、保持・収納され、身部の底部外側の任意の所定の場所を押圧すると任意のメモリカードを取り出すことができるようになっている。
このメモリーカード用の収納ケースは、蓋部と身部からなり、メモリカードは身部の平面内に重ならないように配置されて、保持・収納され、身部の底部外側の任意の所定の場所を押圧すると任意のメモリカードを取り出すことができるようになっている。
ところで、近年SDカード等のメモリーカードは、その価格低下や、デジタルカメラ、携帯型のオーディオ機器等、メモリーカードが装着される機器が多くなるのに伴って、個人であっても多数所有することがある。
このような場合、前記従来の収納ケース(収納体)は、基本的にメモリーカードを1枚ずつ収納するものであるので、複数のメモリーカードを整理して収納するのには不向きであった。
また、収納ケースの厚さがメモリーカードより厚いため複数の収納ケースを重ねるとかなりの厚さになって、取り扱いが不便であった。
このような場合、前記従来の収納ケース(収納体)は、基本的にメモリーカードを1枚ずつ収納するものであるので、複数のメモリーカードを整理して収納するのには不向きであった。
また、収納ケースの厚さがメモリーカードより厚いため複数の収納ケースを重ねるとかなりの厚さになって、取り扱いが不便であった。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、複数のメモリーカードを収納するメモリーカード収納体であって、
厚さが0.3〜0.5mmの樹脂製の基板と、
この基板の少なくとも一方の面に設けられて、前記基板より薄い樹脂製のシートとを備え、
前記シートの所定の部位を前記基板に溶着することによって、前記シートと前記基板との間に、前記メモリーカードを収納するためのカード収納部が複数形成されていることを特徴とする。
厚さが0.3〜0.5mmの樹脂製の基板と、
この基板の少なくとも一方の面に設けられて、前記基板より薄い樹脂製のシートとを備え、
前記シートの所定の部位を前記基板に溶着することによって、前記シートと前記基板との間に、前記メモリーカードを収納するためのカード収納部が複数形成されていることを特徴とする。
ここで、基板の厚さを0.3〜0.5mmに設定したのは、0.3mm未満では、基板が薄くなりすぎて基板の機械的強度が不足し、その結果、メモリーカードをカード収納部に挿抜(出し入れ)する際に、基板が撓みすぎて取り扱い難くなるとともに、カード収納部に収納されたメモリーカードが抜け易くなるからである。
一方、基板の厚さが0.5mmを超えると、基板が厚くなりすぎて、重ねた際に厚さが厚くなりすぎるばかりか、カード収納部にメモリーカードを挿抜(出し入れ)する際に基板が殆ど撓まなくなり、挿抜し難くなるからである。
一方、基板の厚さが0.5mmを超えると、基板が厚くなりすぎて、重ねた際に厚さが厚くなりすぎるばかりか、カード収納部にメモリーカードを挿抜(出し入れ)する際に基板が殆ど撓まなくなり、挿抜し難くなるからである。
また、前記メモリーカードとしては、SDカード、MiniSDカード、microSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、メモリースティックDUO、スマートメディア等様々な記憶媒体が好適に使用でき、カード収納部の大きさを適宜調整することによって、これらの記憶媒体を容易に収納できる。
本発明においては、樹脂製の基板の厚さが0.3〜0.5mmであるので、基板自体に適度な機械的強度を持たせることができる。したがって、カード収納部にメモリーカードを容易かつ確実に収納できるとともに、当該カード収納部からメモリーカードを容易かつ確実に取り出すことができ、さらに、カード収納部に収納されたメモリーカードの抜け出を防止できる。
また、メモリーカード収納体が基板とシートによって構成されているので、当該メモリーカード収納体の厚さ自体をメモリーカードの厚さより薄くできる。
さらに、シートの所定の部位を基板に溶着するとによって、シートと基板との間にカード収納部が複数形成されているので、複数のカード収納部を所望の位置に容易に形成できる。
したがって、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
また、メモリーカード収納体が基板とシートによって構成されているので、当該メモリーカード収納体の厚さ自体をメモリーカードの厚さより薄くできる。
さらに、シートの所定の部位を基板に溶着するとによって、シートと基板との間にカード収納部が複数形成されているので、複数のカード収納部を所望の位置に容易に形成できる。
したがって、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
本発明の前記構成において、前記基板の両面に前記シートがそれぞれ設けられ、前記両シートの所定の部位をそれぞれ前記基板に溶着するとによって、一方の前記シートと前記基板との間に第1の前記カード収納部が複数形成されるともに、他方の前記シートと前記基板との間に第2の前記カード収納部が複数形成され、
前記第1のカード収納部と前記第2のカード収納部とは、前記基板を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されているのが好ましい。
前記第1のカード収納部と前記第2のカード収納部とは、前記基板を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されているのが好ましい。
このような構成によれば、基板の一方の面側にある第1のカード収納部と基板の他方の面側にある第2のカード収納部にそれぞれメモリーカードを収納できるので、メモリーカードの収納力が高まる。
また、第1のカード収納部と前記第2のカード収納部とは、基板を平面視して重ならないように格子状に配置されているので、このようなメモリーカード収納体を基板が平行となるように、かつ、一方のメモリーカード収納体の隣り合う第1のカード収納部の間に他方のメモリーカード収納体の第2のカード収納部が位置するように上下に重ねることによって、重ね合わせた厚さを抑えることができる。
さらに、第1のカード収納部と第2のカード収納部にそれぞれ収納されたメモリーカードが基板1の厚さ方向において重なることがないので、当該メモリーカードを第1のカード収納部と第2のカード収納部にそれぞれ容易に挿抜できる。
また、第1のカード収納部と前記第2のカード収納部とは、基板を平面視して重ならないように格子状に配置されているので、このようなメモリーカード収納体を基板が平行となるように、かつ、一方のメモリーカード収納体の隣り合う第1のカード収納部の間に他方のメモリーカード収納体の第2のカード収納部が位置するように上下に重ねることによって、重ね合わせた厚さを抑えることができる。
さらに、第1のカード収納部と第2のカード収納部にそれぞれ収納されたメモリーカードが基板1の厚さ方向において重なることがないので、当該メモリーカードを第1のカード収納部と第2のカード収納部にそれぞれ容易に挿抜できる。
また、本発明の前記構成において、前記第1のカード収納部に隣接し、かつ、前記基板を挟んで前記第2のカード収納部の裏側に、情報カードを収納するための第1の情報カード収納部が前記シートの所定の部位を前記基板に溶着するとによって形成され、
前記第2のカード収納部に隣接し、かつ、前記基板を挟んで前記第1のカード収納部の裏側に、情報カードを収納するための第2の情報カード収納部が前記シートの所定の部位を前記基板に溶着するとによって形成されていてもよい。
いてもよい。
前記第2のカード収納部に隣接し、かつ、前記基板を挟んで前記第1のカード収納部の裏側に、情報カードを収納するための第2の情報カード収納部が前記シートの所定の部位を前記基板に溶着するとによって形成されていてもよい。
いてもよい。
このような構成によれば、第1の情報カード収納部および第2の情報カード収納部に情報カードを収納することによって、これらに隣接する第1のカード収納部および第2のカード収納部に収納されているメモリーカードの情報を容易に知ることができる。したがって、複数のメモリーカードの整理に役立つ。
また、本発明の前記構成において、前記カード収納部への前記メモリーカードの挿抜方向において、一のカード収納部に隣り合う部位に、他のカード収納部が配置されていないのが好ましい。
このような構成によれば、一のカード収納部にメモリーカードを挿抜する際に、他のカード収納部に収納されているメモリーカードに干渉することがない。したがって、メモリーカードを他のメモリーカードと干渉することなく、カード収納部に容易かつ確実に挿抜できる。
また、本発明の前記構成において、前記基板の縁部に、当該基板を綴じるための綴じ穴が形成され、この綴じ穴と前記基板の縁との間に切込部が形成されているのが好ましい。
このような構成によれば、基板の厚さが0.3〜0.5mmであるので、この基板に形成された綴じ穴に、複数のメモリーカード収納体を綴じる際に使用されるリング等の綴じ具を挿入する際に、この綴じ具によって押圧されて切込部が開くようにして基板の縁部が弾性的に撓むので、綴じ具を綴じ穴に容易に挿通できる。
また、綴じ穴に挿入されている綴じ具は、切込部が軽い力では開かないので、綴じ穴から容易に外れるのを防止できる。
また、綴じ穴に挿入されている綴じ具は、切込部が軽い力では開かないので、綴じ穴から容易に外れるのを防止できる。
ここで、基板の厚さを0.3〜0.5mmに設定したのは、0.3mm未満では、基板が薄くなりすぎて機械的強度が不足して、切込部が軽い力では開いて、綴じ具が綴じ穴から容易に外れるからであり、0.5mmを超えると、基板が厚くなりすぎて、重ねた際に厚さが厚くなりすぎるばかりか、綴じ具を挿入する際に、切込部が開き難くなって綴じるのに苦慮するからである。
また、本発明の前記構成において、前記メモリーカードがSDカードであり、
前記カード収納部の溶着されている縁部と、当該カード収納部の幅方向中央部に収納されるSDカードの縁部との間の距離が2.0〜3.0mmとなっているのが望ましい。
前記カード収納部の溶着されている縁部と、当該カード収納部の幅方向中央部に収納されるSDカードの縁部との間の距離が2.0〜3.0mmとなっているのが望ましい。
このような構成によれば、SDカードをカード収納部に容易に挿抜できるとともに、SDカードをカード収納部に収納した際の当該SDカードのホールド性がよくなる。つまり、カード収納部に収納されたメモリーカードの抜け出を防止できる。
ここで、前記距離を2.0〜3.0mmに設定したのは、2.0mm未満では、カード収納部におけるシートと基板との間にSDカードを挿入するための隙間が生じ難くなって、SDカードを挿抜し難くなるからであり、3.0mmを超えると、カード収納部におけるSDカードのホールド性が悪くなるとともに、カード収納部の幅が大きくなって、スペース効率が悪くなるからである。
また、本発明の前記構成において、前記シートに、前記カード収納部への前記メモリーカードの挿抜方向に長い穴を形成してもよい。
このような構成によれば、カード収納部にメモリーカードを挿抜する際に、穴から指を差し入れてメモリーカードを挿抜方向にスライドさせることができるので、メモリーカードの挿抜を容易に行える。
本発明によれば、複数のメモリーカードを整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1A〜図3は、本発明の第1の実施の形態に係るメモリーカード収納体を示すもので、図1Aはその表面図、図2Bは裏面図、図2は要部の断面図、図3はメモリーカード収納体を重ねた状態を示す断面図である。
メモリーカード収納体は、樹脂製の基板1と、不織布2と、樹脂製のシート3とを備えている。
(第1の実施の形態)
図1A〜図3は、本発明の第1の実施の形態に係るメモリーカード収納体を示すもので、図1Aはその表面図、図2Bは裏面図、図2は要部の断面図、図3はメモリーカード収納体を重ねた状態を示す断面図である。
メモリーカード収納体は、樹脂製の基板1と、不織布2と、樹脂製のシート3とを備えている。
基板1は平面視矩形状のものであり、ポリプロピレンによって樹脂成形されており、その厚さは0.3〜0.5mmに設定されており、例えば本実施の形態では0.4mmに設定されている。
基板1の表裏両面には、図2に示すように、それぞれナイロン製の不織布2が設けられ、さらに、不織布2に表面にポリプロピレン製のシート3が設けられている。
シート3の厚さは0.15〜0.18mmに設定されている。
基板1の表裏両面には、図2に示すように、それぞれナイロン製の不織布2が設けられ、さらに、不織布2に表面にポリプロピレン製のシート3が設けられている。
シート3の厚さは0.15〜0.18mmに設定されている。
基板1は、SDカード等のメモリーカードK1(図2参照)を収納する収納領域1aと、基板1の長辺方向に沿う縁部に設けられた綴じ部1bとを有しており、この綴じ部1bに基板1を綴じるための綴じ穴4,4が基板1の長辺方向に離間して形成されている。この綴じ穴4と基板1の長辺に沿う縁との間に切込部4aが形成されており、この切込部4aを弾性的に開くことによって、リング等の綴じ具を綴じ穴4に挿入できるようになっている。
前記不織布2とシート3は、基板1の収納領域1aと平面視において等しい大きさ、形状に形成されており、不織布2およびシート3の四周縁を、収納領域1aの四周縁に沿わせて配置されている。
そして、不織布2およびシート3の四周縁が超音波によって基板1に溶着されている。すなわち、不織布2およびシート3は一体的に基板1に超音波溶着されている。なお、基板1の表裏両面においてそれぞれ不織布2およびシート3の四周縁が超音溶着されているが、この超音波溶着は、基板1の表裏両面の両側から行ってもよく、一方の側から行ってもよい。また、図1Aにおいて、基板1の収納領域1aの四周縁に描いた点線が超音波溶着された溶着部5である。
そして、不織布2およびシート3の四周縁が超音波によって基板1に溶着されている。すなわち、不織布2およびシート3は一体的に基板1に超音波溶着されている。なお、基板1の表裏両面においてそれぞれ不織布2およびシート3の四周縁が超音溶着されているが、この超音波溶着は、基板1の表裏両面の両側から行ってもよく、一方の側から行ってもよい。また、図1Aにおいて、基板1の収納領域1aの四周縁に描いた点線が超音波溶着された溶着部5である。
前記シート3の所定の部位を基板1に不織布2とともに溶着することによって、前記シート3と基板1との間で、かつ、シート3と不織布2との間に、メモリーカードを収納するための、袋状のカード収納部6a,6bが複数形成されている。なお、本実施の形態では、シート3と不織布2とを基板1に溶着したが、不織布2は使用しなくてもよい。また、溶着は超音波溶着に限らず、熱溶着でもよい。
図1Aに示すように、基板1の表面側には、シート3と基板1との間に第1のカード収納部6aが複数形成されている。この第1のカード収納部6aは、左右に平行離間して形成された溶着部7a,7aと上下に平行離間して形成された溶着部7b,7cとによって、略矩形状に囲まれた部分に設けられている。溶着部7a,7b,7cはシート3を不織布2とともに基板1に超音波溶着することによって形成されたものである。また、溶着部7aの端部と溶着部7b,7cの端部とは連続していないが、連続して溶着部7a,7b,7cを形成してもよい。
また、溶着部7a,7b,7cによって囲まれているシート3には、メモリーカードK1を第1のカード収納部6aに挿抜するための挿入口8が形成されている。この挿入口8は溶着部7bの下側において、当該溶着部7bに沿ってシート3をスリット状に切り欠いて形成されたものであり、このスリット8aの長手方向略中央部には、円弧状の切欠部8bが前記スリット8aと連続して形成されている。
また、溶着部7a,7b,7cによって囲まれているシート3の略中央部には、縦長の略矩形の穴9が形成されている。この穴9は第1のカード収納部6aに収納されたメモリーカードK1を当該第1のカード収納部6aから抜き出す際に、指を差し入れてメモリーカードK1を、指との摩擦力によって挿入口8へ押し出すためのものである。
なお、シート3には、溶着部7aの端部と溶着部7cとの端部との間に、略三角形状の逃し穴10が形成されている。この逃し穴10は、第1のカード収納部6aに収納されたメモリーカードK1の下側の両端角部が挿入されるものであり、これによって、第1のカード収納部6aにメモリーカードK1が容易に収まるようになっている。
前記のような第1のカード収納部6aは、基板1の収納領域1aを4行4列の格子状の領域に区分けした場合に、各行において1つおきに2つ、各列において1つおきに2つ、合計8つが基板1の表面側に形成されている。
なお、シート3には、溶着部7aの端部と溶着部7cとの端部との間に、略三角形状の逃し穴10が形成されている。この逃し穴10は、第1のカード収納部6aに収納されたメモリーカードK1の下側の両端角部が挿入されるものであり、これによって、第1のカード収納部6aにメモリーカードK1が容易に収まるようになっている。
前記のような第1のカード収納部6aは、基板1の収納領域1aを4行4列の格子状の領域に区分けした場合に、各行において1つおきに2つ、各列において1つおきに2つ、合計8つが基板1の表面側に形成されている。
また、基板1の表面側には、シート3と基板1との間に第1の情報カード収納部11aが複数形成されている。この第1の情報カード収納部11aは、第1のカード収納部6aに縦横に隣接して設けられている。
第1の情報カード収納部11aは、左右に平行離間して形成された溶着部12a,12aと上下に平行離間して形成された溶着部12b,12cとによって、略矩形状に囲まれた部分に設けられている。溶着部12a,12b,12cは、前記溶着部7a,7b,7cと同様に、シート3を不織布2とともに基板1に超音波溶着することによって形成されたものである。また、溶着部12aの端部と溶着部12b,12cの端部とは連続していないが、連続して溶着部12a,12b,12cを形成してもよい。
第1の情報カード収納部11aは、左右に平行離間して形成された溶着部12a,12aと上下に平行離間して形成された溶着部12b,12cとによって、略矩形状に囲まれた部分に設けられている。溶着部12a,12b,12cは、前記溶着部7a,7b,7cと同様に、シート3を不織布2とともに基板1に超音波溶着することによって形成されたものである。また、溶着部12aの端部と溶着部12b,12cの端部とは連続していないが、連続して溶着部12a,12b,12cを形成してもよい。
また、溶着部12a,12b,12cによって囲まれているシート3には、情報カードK2(図2参照)を第1の情報カード収納部11aに挿抜するための挿入口13が形成されている。この挿入口13は溶着部12bの下側において、当該溶着部12bに沿ってシート3をスリット状に切り欠いて形成されたものである。なお、情報カードK2とは、例えばメモリーカードに記憶されている情報の内容の一部(例えば撮影年月日、撮影場所等)が記載された紙片で構成される。
前記のような第1の情報カード収納部11aは、基板1を4行4列の格子状の領域に区分けた場合に、各行において1つおきに2つ、各列において1つおきに2つ、合計8つが基板1の表面側に形成されている。
このように、基板1の表面側においては、第1のカード収納部6aと第1の情報カード収納部11aとが縦横方向においてそれぞれ互いに隣接するようにして配置されている。
また、カード収納部6aへのメモリーカードK1の挿抜方向(図1Aにおいて上下方向)において、一のカード収納部6aに隣り合う部位に、他のカード収納部6aが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置している。
前記のような第1の情報カード収納部11aは、基板1を4行4列の格子状の領域に区分けた場合に、各行において1つおきに2つ、各列において1つおきに2つ、合計8つが基板1の表面側に形成されている。
このように、基板1の表面側においては、第1のカード収納部6aと第1の情報カード収納部11aとが縦横方向においてそれぞれ互いに隣接するようにして配置されている。
また、カード収納部6aへのメモリーカードK1の挿抜方向(図1Aにおいて上下方向)において、一のカード収納部6aに隣り合う部位に、他のカード収納部6aが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置している。
図1Bに示すように、基板1の裏面側には、シート3と基板1との間に第2のカード収納部6bが複数形成されている。これら第2のカード収納部6bは、前記第1のカード収納部6aと同様にして超音波溶着によって形成されているので、同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略する。
基板1の裏面側においては、図1Bに示すように、第2のカード収納部6bが図1Aに示す第1のカード収納部6aと基板1を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されている。
すなわち、第2のカード収納部6bは、基板1の表面側の第1の情報カード収納部11aの裏側に基板1を挟んで配置されている。このようにして、第2のカード収納部6bを配置することによって、第1のカード収納部6aと第2のカード収納部6bとは、基板1を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されることになる。
すなわち、第2のカード収納部6bは、基板1の表面側の第1の情報カード収納部11aの裏側に基板1を挟んで配置されている。このようにして、第2のカード収納部6bを配置することによって、第1のカード収納部6aと第2のカード収納部6bとは、基板1を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されることになる。
また、基板1の裏面側においては、第2の情報カード収納部11bが前記第1のカード収納部6aの裏側に基板1を挟んで設けられている。この第2の情報カード収納部11bは基板1の表面側の第1の情報カード収納部11aと同様して、シート3の所定の部位を不織布2とともに基板1に溶着するとによって形成されたものである。
なお、この第2の情報カード収納部11bの裏側に基板1を挟んで前記第1のカード収納部6aが設けられている。
なお、この第2の情報カード収納部11bの裏側に基板1を挟んで前記第1のカード収納部6aが設けられている。
このようにして、第1のカード収納部6aに隣接し、かつ、基板1を挟んで第2のカード収納部6bの裏側に、第1の情報カード収納部11aが形成され、第2のカード収納部6bに隣接し、かつ、基板1を挟んで第1のカード収納部6aの裏側に、第2の情報カード収納部11bが形成されている。つまり、基板1を挟んで、カード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bとが設けられている。
また、カード収納部6bへのメモリーカードK1の挿抜方向(図1A、Bにおいて上下方向)において、一のカード収納部6bに隣り合う部位に、他のカード収納部6bが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置している。
また、カード収納部6bへのメモリーカードK1の挿抜方向(図1A、Bにおいて上下方向)において、一のカード収納部6bに隣り合う部位に、他のカード収納部6bが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置している。
また、図2に示すように、メモリーカードK1がSDカードである場合において、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部(溶着部)7aと、当該カード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離Pが2.0〜3.0mmとなっている。
なお、SDカードK1は、縦方向の長さが32mm、横方向の長さが32mm、厚さが1mmとなっている。
なお、SDカードK1は、縦方向の長さが32mm、横方向の長さが32mm、厚さが1mmとなっている。
前記のようなメモリーカード収納体を複数枚重ねる場合、図3に示すように、基板1,1を平行にして配置するとともに、第1のカード収納部6aと第2のカード収納部6bとが平面視して重ならないようにして、重ね合わせる。
これによって、複数のメモリーカード収納体を複数枚重ねた際の厚さを抑えることができる。
これによって、複数のメモリーカード収納体を複数枚重ねた際の厚さを抑えることができる。
本実施の形態によれば、基板1の厚さが0.3〜0.5mmであるので、基板自体に機械的強度を持たせることができる。したがって、カード収納部6a,6bにメモリーカードK1を容易かつ確実に収納できるとともに、当該カード収納部6a,6bからメモリーカードK1を容易かつ確実に取り出き、さらに、カード収納部6a,6bに収納されたメモリーカードK1の抜け出を防止できる。
また、メモリーカード収納体が基板1と不織布2とシート3とによって構成されているので、当該メモリーカード収納体の厚さ自体をメモリーカードK1の厚さより薄くできる。
さらに、シート3の所定の部位を基板1に超音波溶着するとによって、シート3と基板1との間にカード収納部6a,6bが複数形成されているので、複数のカード収納部6a,6bを所望の位置に容易に形成できる。
したがって、複数のメモリーカードK1を整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
また、メモリーカード収納体が基板1と不織布2とシート3とによって構成されているので、当該メモリーカード収納体の厚さ自体をメモリーカードK1の厚さより薄くできる。
さらに、シート3の所定の部位を基板1に超音波溶着するとによって、シート3と基板1との間にカード収納部6a,6bが複数形成されているので、複数のカード収納部6a,6bを所望の位置に容易に形成できる。
したがって、複数のメモリーカードK1を整理して収納できるとともに取り扱いが便利なメモリーカード収納体を提供できる。
また、基板1の一方の面側にある第1のカード収納部6aと基板1の他方の面側にある第2のカード収納部6bにそれぞれメモリーカードK1を収納できるので、メモリーカードK1の収納力が高まる。
さらに、第1の情報カード収納部11aおよび第2の情報カード収納部11bに情報カードK2を収納することによって、これらに隣接する第1のカード収納部6aおよび第2のカード収納部6bに収納されているメモリーカードK1の情報を容易に知ることができる。したがって、複数のメモリーカードK1の整理に役立つ。
さらに、第1の情報カード収納部11aおよび第2の情報カード収納部11bに情報カードK2を収納することによって、これらに隣接する第1のカード収納部6aおよび第2のカード収納部6bに収納されているメモリーカードK1の情報を容易に知ることができる。したがって、複数のメモリーカードK1の整理に役立つ。
また、一のカード収納部6a(6b)にメモリーカードK1を挿入口8から挿抜する際に、周辺の他のカード収納部6a(6b)に収納されているメモリーカードK1に干渉することがない。したがって、メモリーカードK1を他のメモリーカードK1と干渉することなく、カード収納部6a(6b)に容易かつ確実に挿抜できる。
加えて、基板1に形成された綴じ穴4に、複数のメモリーカード収納体を綴じる際に使用されるリング等の綴じ具を挿入する際に、この綴じ具によって押圧されて切込部4aが開くようにして基板の縁部が弾性的に撓むので、綴じ具を綴じ穴に容易に挿通できる。
また、綴じ穴に挿入されている綴じ具は、切込部が軽い力では開かないので、綴じ穴から容易に外れるのを防止できる。
また、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部とカード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離が2.0〜3.0mmとなっているので、SDカードK1をカード収納部6a,6bに容易に挿抜できるとともに、SDカードK1をカード収納部6a,6bに収納した際の当該SDカードK1のホールド性がよくなる。
また、綴じ穴に挿入されている綴じ具は、切込部が軽い力では開かないので、綴じ穴から容易に外れるのを防止できる。
また、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部とカード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離が2.0〜3.0mmとなっているので、SDカードK1をカード収納部6a,6bに容易に挿抜できるとともに、SDカードK1をカード収納部6a,6bに収納した際の当該SDカードK1のホールド性がよくなる。
なお、本実施の形態では、左右に隣接するカード収納部6a(6b)と情報カード収納部11a(11b)とを所定の間隔を隔てて形成したが、図4Aの変形例に示すように、カード収納部6aと情報カード収納部11aとを隙間なく隣接して形成してもよい。
このうようにすれば、カード収納部6aを形成する溶着部7aと、情報カード収納部11aを形成する溶着部12aとを共通化して1つの溶着部7aとすることができるので、溶着作業を軽減できるとともに、基板1の大きさも小さくでき、メモリーカード収納体の小型化を図れる。
このうようにすれば、カード収納部6aを形成する溶着部7aと、情報カード収納部11aを形成する溶着部12aとを共通化して1つの溶着部7aとすることができるので、溶着作業を軽減できるとともに、基板1の大きさも小さくでき、メモリーカード収納体の小型化を図れる。
また、この変形例でも、図4Bに示すように、メモリーカードK1がSDカードである場合において、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部(溶着部)7aと、当該カード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離Pは2.0〜3.0mmとなっている。
また、図4Cの変形例に示すように、カード収納部6a,6bを、その端部が平面視において重なるように配置してもよい。この場合、平面視において、第1のカード収納部6aの溶着部7aが第2のカード収納部6bに収納されているSDカードK1の縁に重なるようにするとともに、第2のカード収納部6bの溶着部7aが第1のカード収納部6aに収納されているSDカードK1の縁に重なるようにする。
このようにすれば、メモリーカード収納体のさらなる小型化を図れる。
また、この変形例においても、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部(溶着部)7aと、当該カード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離Pは2.0〜3.0mmとなっている。
このようにすれば、メモリーカード収納体のさらなる小型化を図れる。
また、この変形例においても、カード収納部6a,6bの溶着されている縁部(溶着部)7aと、当該カード収納部6a,6bの幅方向中央部に収納されるSDカードK1の縁部との間の距離Pは2.0〜3.0mmとなっている。
(第2の実施の形態)
図5Aおよび図5Bは、本発明の第2の実施の形態に係るメモリーカード収納体を示すもので、図5Aはその表面図、図5Bは裏面図である。
これらの図に示すメモリーカード収納体が前記第1の実施の形態のメモリーカード収納体と異なる点は、カード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bとの配置関係であり、超音波溶着によってカード収納部6a,6bおよび情報カード収納部11a,11bを形成する点については第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図5Aおよび図5Bは、本発明の第2の実施の形態に係るメモリーカード収納体を示すもので、図5Aはその表面図、図5Bは裏面図である。
これらの図に示すメモリーカード収納体が前記第1の実施の形態のメモリーカード収納体と異なる点は、カード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bとの配置関係であり、超音波溶着によってカード収納部6a,6bおよび情報カード収納部11a,11bを形成する点については第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図5Aに示すように、基板1の表面側においては、基板1の収納領域1aを4行4列の格子状の領域に区分けした場合に、第1行目と第3行面にそれぞれ第1のカード収納部6aが4つ所定間隔をもって配置されており、第2行面と第4行面にそれぞれ第1の情報カード収納部11aが4つ所定間隔をもって配置されている。
また、図5Bに示すように、基板1の裏面側においては、収納領域1aの第2行目と第4行面にそれぞれ第2のカード収納部6bが4つ所定間隔をもって配置されており、第1行面と第3行面にそれぞれ第2の情報カード収納部11bが4つ所定間隔をもって配置されている。
このようにして、カード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bを配置することによって、第1のカード収納部6aと第2のカード収納部6bとは、基板1を平面視して重ならないように、かつそれぞれが左右方向に一列に配置されることになる。
また、第1のカード収納部6aに隣接し、かつ、基板1を挟んで第2のカード収納部6bの裏側に第1の情報カード収納部11aが配置され、第2のカード収納部6bに隣接し、かつ、基板1を挟んで第1のカード収納部6aの裏側に第2の情報カード収納部11bが配置されることになる。
さらに、カード収納部6a(6b)へのメモリーカードK1の挿抜方向(図5Aおよび図5Bにおいて上下方向)において、一のカード収納部6aに隣り合う部位に、他のカード収納部6aが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置する。
また、第1のカード収納部6aに隣接し、かつ、基板1を挟んで第2のカード収納部6bの裏側に第1の情報カード収納部11aが配置され、第2のカード収納部6bに隣接し、かつ、基板1を挟んで第1のカード収納部6aの裏側に第2の情報カード収納部11bが配置されることになる。
さらに、カード収納部6a(6b)へのメモリーカードK1の挿抜方向(図5Aおよび図5Bにおいて上下方向)において、一のカード収納部6aに隣り合う部位に、他のカード収納部6aが配置されておらず、情報カード収納部11aが配置されているか、基板1の上縁が位置する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果が得られる他、カード収納部6a,6bが横一列に並んでいるので、これらカード収納部6a,6bにメモリーカードK1を収納して整理し易いという利点がある。
また、情報カード収納部11a,11bもカード収納部6a,6bの直下または直上において横一列に並んでいるので、情報カードK2を情報カード収納部11a,11bに収納して整理し易いとともに、メモリーカードK1との対応付けも行い易いという利点がある。
また、情報カード収納部11a,11bもカード収納部6a,6bの直下または直上において横一列に並んでいるので、情報カードK2を情報カード収納部11a,11bに収納して整理し易いとともに、メモリーカードK1との対応付けも行い易いという利点がある。
また、一のカード収納部6a(6b)にメモリーカードK1を挿入口8から挿抜する際に、周辺の他のカード収納部6a(6b)に収納されているメモリーカードK1に干渉することがない。したがって、メモリーカードK1を他のメモリーカードK1と干渉することなく、カード収納部6a(6b)に容易かつ確実に挿抜できる。
なお、本実施の形態では、左右に隣接するカード収納部6a(6b)と情報カード収納部11a(11b)とを所定の間隔を隔てて形成したが、図6に示すように、カード収納部6aと情報カード収納部11aとを隙間なく隣接して形成してもよい。
この場合、カード収納部6aを形成する溶着部7aと、情報カード収納部11aを形成する溶着部12aとを共通化して1つの溶着部7aとすることができるので、溶着作業を軽減できるとともに、基板1の大きさも小さくでき、メモリーカード収納体の小型化を図れる。
なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、第1のカード収納部11aと第2の情報カード収納部11bとを、基板1を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置したが、本発明はこれに限ることなく、第1のカード収納部11aと第2の情報カード収納部11bとを、基板1を平面視して重なるようにして配置してもよい。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、基板1の両面にそれぞれカード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bとを設けたが、本発明はこれに限ることなく、一方の面にカード収納部と情報カード収納部を設けてもよい。
さらに、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、情報カード収納部11a,11bを備えているが、本発明では情報カード収納部11a,11bは必須ではなく、備えていなくてもよい。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、基板1の両面にそれぞれカード収納部6a,6bと情報カード収納部11a,11bとを設けたが、本発明はこれに限ることなく、一方の面にカード収納部と情報カード収納部を設けてもよい。
さらに、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、情報カード収納部11a,11bを備えているが、本発明では情報カード収納部11a,11bは必須ではなく、備えていなくてもよい。
1 基板
3 シート
4 綴じ穴
6a 第1のカード収納部
6b 第2のカード収納部
7a,7b,7c 溶着部
11a 第1の情報カード収納部
11b 第2の情報カード収納部
K1 メモリーカード(SDカード)
K2 情報カード
3 シート
4 綴じ穴
6a 第1のカード収納部
6b 第2のカード収納部
7a,7b,7c 溶着部
11a 第1の情報カード収納部
11b 第2の情報カード収納部
K1 メモリーカード(SDカード)
K2 情報カード
Claims (7)
- 複数のメモリーカードを収納するメモリーカード収納体であって、
厚さが0.3〜0.5mmの樹脂製の基板と、
この基板の少なくとも一方の面に設けられて、前記基板より薄い樹脂製のシートとを備え、
前記シートの所定の部位を前記基板に溶着することによって、前記シートと前記基板との間に、前記メモリーカードを収納するためのカード収納部が複数形成されていることを特徴とするメモリーカード収納体。 - 前記基板の両面に前記シートがそれぞれ設けられ、
前記両シートの所定の部位をそれぞれ前記基板に溶着するとによって、一方の前記シートと前記基板との間に第1の前記カード収納部が複数形成されるともに、他方の前記シートと前記基板との間に第2の前記カード収納部が複数形成され、
前記第1のカード収納部と前記第2のカード収納部とは、前記基板を平面視して重ならないように、かつ格子状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のメモリーカード収納体。 - 前記第1のカード収納部に隣接し、かつ、前記基板を挟んで前記第2のカード収納部の裏側に、情報カードを収納するための第1の情報カード収納部が前記シートの所定の部位を前記基板に溶着するとによって形成され、
前記第2のカード収納部に隣接し、かつ、前記基板を挟んで前記第1のカード収納部の裏側に、情報カードを収納するための第2の情報カード収納部が前記シートの所定の部位を前記基板に溶着するとによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のメモリーカード収納体。 - 前記カード収納部への前記メモリーカードの挿抜方向において、一のカード収納部に隣り合う部位に、他のカード収納部が配置されていないこと特徴とする請求項2または3に記載のメモリーカード収納体。
- 前記基板の縁部に、当該基板を綴じるための綴じ穴が形成され、この綴じ穴と前記基板の縁との間に切込部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のメモリーカード収納体。
- 前記メモリーカードがSDカードであり、
前記カード収納部の溶着されている縁部と、当該カード収納部の幅方向中央部に収納されるSDカードの縁部との間の距離が2.0〜3.0mmとなっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のメモリーカード収納体。 - 前記シートに、前記カード収納部への前記メモリーカードの挿抜方向に長い穴が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のメモリーカード収納体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012137403A JP2014000983A (ja) | 2012-06-19 | 2012-06-19 | メモリーカード収納体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012137403A JP2014000983A (ja) | 2012-06-19 | 2012-06-19 | メモリーカード収納体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014000983A true JP2014000983A (ja) | 2014-01-09 |
Family
ID=50034568
Family Applications (1)
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JP2012137403A Pending JP2014000983A (ja) | 2012-06-19 | 2012-06-19 | メモリーカード収納体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014000983A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016075719A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-19 | 株式会社プレミアム | カード類用保護袋 |
-
2012
- 2012-06-19 JP JP2012137403A patent/JP2014000983A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016075719A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-19 | 株式会社プレミアム | カード類用保護袋 |
JPWO2016075719A1 (ja) * | 2014-11-10 | 2017-08-17 | 株式会社プレミアム | カード類用保護袋 |
US10293245B2 (en) | 2014-11-10 | 2019-05-21 | Premium Inc. | Protective bag for cards and the like |
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