JP2013543983A - リジッドケーシング方式の腕時計ならびにケーシング方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、胴部(1)と、裏蓋(2)と、ムーブメント(3、3−2、3−3、3−4、41)と、胴部(1)と接触しているケーシングリング(4、4−2、4−3、42)とを備えるリジッドケーシング方式の腕時計であって、ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)は、少なくとも1つのゾーンZを含む内周面(8、17)を有し、ムーブメント(3、3−2、3−3、3−4、41)は、少なくとも1つのゾーンZ’を含む外周面(17、13、18、18−2)を有し、その外周面が固設され、前記内周面(8、17)および前記外周面(7、13、18、18−2)がゾーンZおよびZ’において相互に接触し、ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)またはムーブメント(3−4)に圧力を加えるようになされた締め付け要素(5、5−2)をさらに備える腕時計に関する。本発明は、当該腕時計のケーシング方法にも関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リジッドケーシング方式の腕時計、およびそのような腕時計のケーシング方法に関する。
ムーブメントのケーシング、すなわち腕時計のケースへのムーブメントの固定は通常、ムーブメントにねじ締めされ、ケースの内周面に設けた切込みに挿入されるフランジを使用するか、ケーシングサークルを使用することにより行われる。
特許文献1においては、ムーブメントが間に保持された2つの重なりケーシングサークルを使用してケーシングを行うことが提案されている。これらのサークル自体も腕時計の胴部の一部分と同腕時計の裏蓋の間に圧縮される。サークルのうちの一方は竜頭を通すための通路を具備する。この第2のサークル、つまりはムーブメントを軸方向および半径方向において保持するために円環形シールが設けられる。
本出願人の研究など様々な研究により、ケーシングについてのこれらの解決方法は、ケースの衝撃をムーブメントに伝達するだけでなく衝撃を増幅することが示されている。したがって、10000gの衝撃が入力される腕時計にケーシングされたムーブメントは25000gの衝撃、すなわち2.5倍増幅された衝撃を受ける。
エラストマー製リングなどのショックアブソーバーをケースとムーブメントの間に挿入することは1つの解決方法になり得るが、それには、ケース内に使用可能な大きな体積を有することが必要となる。
欧州特許出願第1970779号
本発明は、向上した衝撃強度を有する腕時計を提供することを主な目的とする。
驚くことに、ショックアブソーバーを使用してケーシングを柔軟化するよりも、硬化させることによって、非常に良好な結果が得られることがわかった。
したがって本発明は、
胴部と、
裏蓋と、
ムーブメントと、
胴部と接触しているケーシングリングと
を備えるリジッドケーシング方式の腕時計であって、
ケーシングリングは、少なくとも1つのゾーンZを含む内周面を有し、ゾーンZの接線Tが、腕時計の主軸、すなわちムーブメントの中心を通る、ムーブメントにより形成される面に対し直角な軸Xに対してゼロではない90°未満の角度αを形成し、
ムーブメントは、少なくとも1つのゾーンZ’を含む外周面を有し、ムーブメントは外周面が固設され、ゾーンZ’の接線T’が前記軸Xに対しゼロではない90°未満の角度α’を形成し、
前記内周面および前記外周面がゾーンZおよびZ’において相互に接触する、腕時計において、
ケーシングリングまたはムーブメントに圧力を加えるようになされた締め付け要素をさらに備えることを特徴とする腕時計を対象とする。
そのようなケーシングは、半径方向圧力および軸方向圧力の双方をムーブメントに加える、すなわちそのようなケーシングは、軸方向(ムーブメントの中心を通る軸に平行であってムーブメントに対し直角であり裏蓋をガラスに接続する方向)への締め付けと半径方向締め付けとを併用しているという特徴を有する。
したがってケーシングの剛性が増加し、それにより特に以下のような長所がもたらされる:
たとえば硬質表面への衝撃時、ムーブメントが受ける加速度が、従来のフランジ式ケーシングと比較して劇的に、すなわち60%減少する。
衝撃時のムーブメントと胴部の間の衝突のリスクがなくなる。
大きな衝撃の結果破損するケーシング要素(ねじ、フランジねじ、フランジ)が不要になる。
ケーシングの信頼性が向上する。
腕時計の衝撃強度を向上させることをねらいとする現在の試みは、たとえば胴部ムーブメント結合部に弾性を付与し、衝撃エネルギーを吸収するためにポリマーを使用するというように完全に対立する概念に向いているため、そのような解決方法は全く意外なものである。
また本発明は、本発明による腕時計のケーシング方法も対象とする。
この方法は、
a) 胴部にムーブメントを挿入するステップと、
a’) 適切な場合には、補助ケーシングリングをムーブメントの周囲に設置するステップと、
b) ケーシングリングをムーブメントの周囲に設置するステップと、
c) 適切な場合には、締め付け要素を設置するステップと
を含む。
以下、種々の実施形態についての説明において本発明のその他の特徴および長所を詳細に説明するが、特徴は、当然のことながら技術的に適合しない場合は除き、組み合わせることができる。
これらの実施形態は略図である以下の添付の図面に基づいている。
本発明の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態において用いられるスリット付きケーシングリングの詳細図である。 本発明の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態を示す断面図である。 図4の実施形態をより完全に示す断面図である。 図4および図5(a)の実施形態の分解斜視図である。 本発明の第4実施形態を示す断面図である。 本発明の第5実施形態を示す断面図である。 本発明の第6実施形態を示す断面図である。 本発明の第7実施形態を示す断面図である。 本発明の第8実施形態を示す断面図である。 図10の実施形態の締め付け要素がない変形形態を示す断面図である。 図1の実施形態の変形形態を示す断面図である。 図4の実施形態の変形形態を示す断面図である。 図14(a)、図14(b)、図14(c)はそれぞれ、図1の実施形態の他の変形形態を示す断面図である。 本発明の第9実施形態を示す断面図である。 本発明の第9実施形態の詳細を示す断面図である。 本発明の第10実施形態を示す断面図である。 本発明の第10実施形態において用いられるスリット付き補助ケーシングリングを示す図である。 図1の実施形態の変形形態を示す断面図である。 図1の実施形態の別の変形形態を示す断面図である。
図1は本発明によるリジッドケーシング腕時計の第1実施形態の部分図である。
この腕時計は、胴部1、取り外し可能な裏蓋2、ムーブメント3、ケーシングリング4および締め付け要素5を備える。
一般的に、ムーブメントのケーシングリング4は、通常0.1GPa以上、好ましくは50GPa以上のヤング率を有する硬質非エラストマー材で構成される。
図2は同リングのより詳細な図である。このリングは、その円周を分断するスリット6を含むのが好ましい。スリット6によりリングの弾性変形を向上させることが可能になり、スリット6に沿う自由端は相互に接近することができ、その結果、リングの内径が減少する。さらにスリット6により竜頭などの時計部品を通すことができる。ケーシングリング4は円錐台形内周面8も含む。
本説明において「内面」とは、リングの中心、したがってムーブメントの中心に向いた面を意味する。
図1で一部分が見えるムーブメント3は、スリット付きケーシングリング4の円錐台形内周面8と接触するようになっている外周面7を含む。
本説明において「外面」とは、リングの中心とは反対側、すなわち腕時計の中心とは反対側の面を意味する。
図1において、締め付け要素5は、スリット付きケーシング4を押圧するリングであって、胴部1の軸方向内面11上に加工された適当な雌ねじと協動する雄ねじを外周面に具備するリングの形態を有する。
胴部1は、半径方向において中心側に向かって突出する部分9を含む。ムーブメント3は、ストッパーの役割を果たす部分9の内面10と接触する。
図1の断面図により、ケーシングリング4の内周面8の直線輪郭の接線T(母線)が、腕時計の主軸、すなわちムーブメント3の中心を通る、ムーブメントにより形成される面に対し直角な長手方向軸X、に対してゼロではない角度αを形成することがわかる。
図1において、角度αの開口部は腕時計の裏蓋2とは反対側にある、すなわちその頂点は、胴部1の部分9の近傍にあるとされる(図示しない)カバーまたは文字盤側ではなく、腕時計の裏蓋2側に位置する。
ムーブメント3はその外周面7が固設される。図1の実施形態においては、外周面7は、ムーブメント3自体の上、たとえば地板上に直接設けられる。
この外周面7の直線輪郭の接線T’は軸Xに対し角度α’を形成する。
システムが確実に良好に作動するようにするために、ケーシングリングの内周面8およびムーブメントの外周面7は、軸Xに対してほぼ同一な角αおよびα’を形成して、相互に接触している。したがって接線TおよびT’は、ほぼ一致する。
図19でわかるように、変形形態では、外周面7および内周面8の傾斜を反転することが可能であり、すると角度αおよびα’は裏蓋2側に開口する。その結果、組み付け/ケーシングは文字盤側を介して行うことができ、フランジは締め付け要素5の役割を果たすことができる。この場合、締め付け要素とは反対のムーブメントの側にストッパー9’を設けなければならないが、このストッパーは裏蓋で形成することもできる。
図20に示す別の代替法は締め付け要素5をムーブメント3−4と協動させるというものであり、その場合、締め付け要素の移動はムーブメントに直接適用される。別の追加の変形形態は、たとえば、円錐台形の輪郭を有する胴部の内周面を作製することにより、ケーシングリングを胴部に直接固設するというものである。
通常、角度αおよびα’は少なくとも5°である。そうしない場合、取り外しの際、摩擦および固着のため、ムーブメントを取り出すことが困難である。
これら角度は最大でも45°以下である。そうしない場合、半径方向の弱い締め付け力を発生させるのに垂直方向に大きく変位させなければならないため、軸方向締め付けの効果が減少する。
好ましくは、角度αおよびα’は、15°から25°の間に含まれる。
図1を参照することにより容易に理解できるように、雄ねじリング5を適切な方向に回転させることにより、図の上方へすなわちリング4側への雄ねじリングの移動が生じる。するとリング4は上方に移動し、胴部の部分9の内面10に接近する。
リング4をこのように締めることにより、ケーシングリング4とムーブメント3との合同円錐台形状の協動により2つの作用が生じる。1つは、リングにスリット6が存在することにより容易になるムーブメント3の半径方向圧縮であり、もう1つは、ムーブメントを胴部1の突起部すなわちストッパー9に押圧するムーブメント3の軸方向圧縮である。
本発明の第2実施形態を図3に示す。
この実施形態においても、ムーブメント3−2は常に円錐台形外周面13が固設されている。しかしながらこの固設では、ムーブメント3−2そのものの上に円錐台形外周面が存在するかたちとはならず、ムーブメント3−2に固設された補助ケーシングリング12が間置されるかたちとなる。
一般的に、このムーブメントの補助ケーシングリング12は、通常0.1GPa以上、好ましくは50GPa以上のヤング率を有する硬質非エラストマー材で構成される。
補助ケーシングリング12の円周は、スリット(図3には図示されていないが、図18には図示)により分断されるのが好ましい。
補助ケーシングリング12のスリットが、ケーシングリング4のスリット6と一列になるよう方向が決められ、2つのスリットにより竜頭用の通路が形成されるようになるのが好ましい。
さらに、この実施形態においては、ムーブメント3−2は、補助ケーシングリング12の内周面上に設けたショルダー14に制止されるようになされたショルダー15をその周囲に有する。
したがって雄ねじリング5は、ねじ込まれるとケーシングリング4を押圧し、ケーシングリング4は補助ケーシングリング12を腕時計の中心側に押す。補助ケーシングリング12とムーブメント3−2の外周の間の軸方向接触により、ムーブメント3−2はその全周において中心側に圧縮される。
さらに、雄ねじリング5をねじ締めすることにより図の上方へのケーシングリング4および12の移動が生じ、補助ケーシングリング12のショルダー14とムーブメント3−2のショルダー15の間の接触により、ムーブメント3−2は、ストッパーとして作用する胴部1の部分9の内面10に対し圧縮される。
本発明の第3実施形態を図4に示す。この実施形態と第2実施形態の唯一の違いは、ムーブメント3−2と胴部1の部分9の間にカバー16が配置されていることである。したがってカバー16はムーブメントのストッパーを形成する。
このカバー16は、カバー16の回転を防止するために胴部1内に設けられたノッチに係合するスタッド(図示せず)を含むのが好ましい。ムーブメント3−2はカバーにねじ締めされるので、スタッドは胴部1に対するこのムーブメントの向きも保証する。
図5(a)は図4に記載の腕時計のより詳細な図である。カバー16はたとえば、文字盤、ムーブメントに対する磁場の影響を軽減するためのスクリーン、またはカレンダーサークルとすることができる。図5(a)はまた、裏蓋2と雄ねじリング5の間に間置された円環形シール33も示しており、この円環形シールにより雄ねじリングの緩みを防止することができる。
図5(b)は図5(a)に記載の腕時計の分解斜視図である。
図6は本発明の第4実施形態を示す図である。
ここでは本発明の概念が別の形態で具体的に示されており、たとえば図1、図3、図4および図5の実施形態による上下が互い違いに結合された2つの円錐形状間の協動は、相互に相手方に向けられかつ相互に接触している2つの円形部分間の協動に置き換えられている。
この2つの円形部分は内周面および外周面を構成する。これらの部分は、円弧、楕円の弧、あるいは当業者が適切であると判断した別の任意の曲線、の形状とすることができる。
したがって図6でわかるように、ケーシングリング4−2は、ほぼ1/4円盤形を成す2つの部分17で形成される軸方向断面を有するが、この部分のうち図示されているのは一方だけであり、他方は軸Xを基準とする対称により想像することができる。
補助ケーシングリング12−2は、ケーシングリング4−2とほぼ同じ形状を有することが可能であり、その円形部分18にてケーシングリング4−2の円形部分17と接触している。
この実施形態においてはリング4−2および12−2はスリットを有する。両者のリングが同じ内径を有するよう設計することができ、リングがスリットを有しているため、同じ内径であっても協動を妨げるものではないが、リング4−2の内径はリング12−2の内径よりも大きいことが好ましい。
リング4−2は、雄ねじリング5と胴部1の軸方向内面11によって形成されたコーナー内に配置される。リング4−2の2つの非円形面22および23はそれぞれ雄ねじリング5、胴部1の軸方向内面11に載架する。
リング12−2はムーブメント3−3のコーナー内に配置されるが、このコーナーはショルダー15−2および軸方向外周面21によって形成される。リング12−2の2つの非円形面19および20はそれぞれムーブメント3−3のショルダー15−2、ムーブメント3−3の軸方向周面21に載架する。
リング4−2および12−2は軸Xに沿って相互に偏移している。雄ねじリング5を締め付ける際、このリングは矢印Fに従って変位し、リング4−2を同じく矢印Fの方向に押す。するとリング4−2の円形部分17はリング12−2の円形部分18上を滑動し、このリング12−2を中心側および胴部1の部分9側に同時に移動させる。補助リングの円形部分は、図1の実施形態と同様な方法でムーブメントの地板に直接組み込むこともできる。
図7は図6の実施形態の簡易な変形形態である第5実施形態を示す図である。この図では、リング4−3および12−3は図6のリング4−2および12−2とそれぞれ同じ役割を果たすが、これらのリングは完全に円形であり、すなわち円環形を有する。
図8は本発明の第6実施形態を示す図である。この実施形態は図3の実施形態と比較して2つの大きな違いを有する。すなわち補助ケーシングリング12−3が、軸方向外周面24がねじ切りされている軸方向延長部を含むことである。締め付け要素はここでもねじ切り部があるリング5−2であるが、こんどは内側にねじ切り部がある。したがってこれはリング12−3のねじ切り部と協動する雌ねじである。したがってもはや胴部1の内面11に雌ねじ加工を施す必要がない。
ムーブメント3−2と胴部1の突出部9の間にはカバー16(たとえば文字盤またはスクリーン)が間置される。
ここでは、リング4が矢印Fの方向に移動するようにするためには、ねじ切りリング5−2をねじ込まなければならない。リングにより半径方向の締め付けが確保され、ムーブメントとリングの間の摩擦により軸方向締め付けが行われる。
図9は本発明の第7実施形態を示す図である。
この実施形態は図4の実施形態と比較して1つの大きな違いを有する。すなわちこの実施形態においては締め付け要素がばねなどの弾性要素5−3であり、腕時計のケースの裏蓋2に載架する。
図10は本発明の第8実施形態を示す図である。
図3の実施形態に相似するこの実施形態においては、スリット付き補助ケーシングリング12−4は、図3のリング12のショルダーと同様のショルダー14のほかに、補助ショルダー25を含む。
したがってショルダー14および補助ショルダー25は溝を形成し、その中に、最も大きい直径を有するムーブメント3−2の部分26が収納される。部分26が締まりばめでこの溝に挿入され、その結果、雄ねじリング5がねじ込まれると、リング12−4がムーブメント3−2を軸方向に固設駆動し、半径方向に固設圧縮する。軸方向締め付けはリング12−4と部分26の間の摩擦により行われる。ムーブメントは、スリット付きリングを変形させるか、バヨネット方式挿入システムを作製することにより、リングの溝に挿入することができる。
図11は、裏蓋2が締め付け要素の役割を果たす、図10の実施形態の締め付けリングがない変形形態を示す図である。類似する構成においては、外部リング4の外周にねじ切り加工を施し、締め付け要素として使用することが可能であろう。
図12は、ムーブメント41が湾曲外周面18−2を有しケーシングリング4−3が円環形を有する図1の実施形態の変形形態を示す図である。
図13は、円環形を有するケーシングリング4−3による図4の実施形態の変形形態を示す図である。
図14(a)は、ムーブメント41が湾曲外周面を有する、図1の実施形態の別の変形形態を示す図である。
図14(b)は、ケーシングリング42が湾曲内周面を有する、図1の実施形態の別の変形形態を示す図である。
図14(c)は、ムーブメント41およびケーシングリング42がそれぞれ湾曲外周面、湾曲内周面を有する、図1の実施形態の別の変形形態を示す図である。
図12、図13、図14(a)、図14(b)および図14(c)からわかるように、以下の特徴は常に共通である:
ケーシングリングは内周面を有し、軸Xに沿った長手方向断面図に見られるようにその少なくとも1つのゾーンZ(図示せず)を含み、ゾーンZの接線Tは軸Xに対してゼロではない角度αを形成する。
ムーブメント自体の上に、あるいはムーブメントに固設された補助ケーシングリング上に位置する外周面でムーブメントが固設され、軸Xに沿った長手方向断面図においてわかるように、この外周面が少なくとも1つのゾーンZ’(図示せず)を含み、ゾーンZ’の接線T’は軸Xに対しゼロではない角度α’を形成する。
内周面と外周面がゾーンZおよびZ’を介して相互に接触し、両ゾーンへの接線TおよびT’が一致する、すなわち接線が軸Xとの間で形成するそれぞれの角度αおよびα’が、理想的な場合には同一であるか、少なくとも相似している。
図12、図14(a)、図14(b)および図14(c)でわかるように、ゾーンZおよびZ’はほぼ点にまで減少することができるが、特に図1の実施形態においては、内周面および外周面のそれぞれの輪郭の全体に及ぶ。
別の言い方をすれば、図12、図14(a)、図14(b)および図14(c)の場合、角度αおよびα’は締め付け量ならびにゾーンZおよびZ’の位置に応じて変化する。さらにα’とは異なる角度αを形成する接線により、組み付け前に接触表面を設けることができるので、組み付けに万一変形があった場合、それを考慮することができる。
変形形態では、締め付け要素がケーシングリングのみにではなくムーブメントにも作用するようにすることもまた可能である。この場合、角度α、α’の向きを反転して、リングにより加えられる圧力がムーブメントの半径方向および軸方向締め付けを発生させるようにしなければならない。もちろん、種々の変形形態同士に適合性がある限り、これら変形形態を組み合わせることができる。
好ましい解決方法は、締め付け要素が働いてケーシングリングに圧力を加えるようにし、締め付け要素とは反対のムーブメントの側にストッパーを配置して、ムーブメントの半径方向および軸方向締め付けを発生させるようにすることである。
図15および図16は第9実施形態を示すが、これは図4の実施形態に近い。
補助ケーシングリング27は、この場合、軸方向において文字盤とは反対側に位置する軸方向延長部28を含み、その内周面の全周にわたり溝29を具備する。
ここでは雄ねじリング5は、軸方向延長部28を収納するのに充分な内径を有する。
図16でよくわかるように、溝29は、自動巻モジュールマスの外部リップ32を受け入れ、衝撃時にその移動を制限する機能を有する。実際、溝29の半径方向端面30および31はマスの外部リップ32においてストッパーの役割を果たす。これはマスサポートの塑性変形を防止するという長所を有し、ブリッジ、地板および裏蓋2のマーキングのリスクを排除する。
雄ねじリングの緩みを防止するために、好ましくはねじ緩み防止シール33(図5にも図示)が設けられる。
図17は、図10のカバーがない実施形態の変形形態である第10実施形態を示す図である。
腕時計の部品点数を減らす目的のため、カバーの様々な機能(胴部との接続、ムーブメントのインデキシングおよび軸方向ストッパー)を有する(reprendre)補助ケーシングリング35が準備される。
スリット付き補助ケーシングリング35は図18に図示されているが、図17でのその位置から反転されている。
ムーブメントのインデキシングを行うためにスリット37の周囲に脚36が設けられる。変形形態では、脚は、胴部内に押し込まれ少なくともスリット付き補助ケーシングリング35と協動するピンに置き換えることができる。
図17に記載の穴38は、文字盤を収納するため、雄ねじリング5とは反対側に設けられたものである。
組み付け中のこのリングの保持は切込み40内に収納された固定ねじ39により確保されるが、これらの固定ねじはいったんケーシングが行われると、ムーブメントの保持という能動的機能を持たなくなる。
したがってケーシングには、スリット付きケーシングリング4、スリット付き補助ケーシングリング35、雄ねじリング5およびオプションとしてねじ緩み防止シール33が含まれる。
ムーブメントの軸方向保持は軸方向締め付けおよび摩擦により確保される。
この変形形態により、かさが大きい部品であって厳しい美的制約を受ける部品であるカバー、ならびにカバーに接合する回転防止スタッドを廃止することができる。
ケーシング方法
本発明の第1実施形態による腕時計のムーブメントのケーシングは、特に、
a) 胴部にムーブメントを挿入するステップと、
b) 必要な場合にはスリットを有するケーシングリングをムーブメントの周囲に設置するステップと、
c) 適切な場合には、締め付け要素を設置するステップと
の連続するステップを含む。
変形形態においては、ステップa)とb)を逆にすることができる。
他の実施形態による腕時計のムーブメントのケーシングは、ステップa)とb)の間に、 a’) 必要な場合にはスリットを有する補助ケーシングリングをムーブメントの周囲に設置するステップをさらに含む。
溝29により搖動マス用のストッパーが提供される図15および図16の実施形態の場合、本方法はさらに、搖動マスを溝29に挿入するステップと、次いで搖動マスが周知のやり方でムーブメントに固設されるステップを含むことができる。

Claims (21)

  1. 胴部(1)と、
    裏蓋(2)と、
    ムーブメント(3、3−2、3−3、3−4、41)と、
    前記胴部(1)と接触しているケーシングリング(4、4−2、4−3、42)と
    を備えるリジッドケーシング方式の腕時計であって、
    前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)は、少なくとも1つのゾーンZを含む内周面(8、17)を有し、前記ゾーンZの接線(T)は、前記ムーブメント(3、3−2、3−3、3−4、41)の中心を通り、前記ムーブメントにより形成される面に対し直角な軸(X)に対してゼロではない90°未満の角度(α)を形成し、
    前記ムーブメント(3、3−2、3−3、3−4、41)は、少なくとも1つのゾーンZ’を含む外周面(7、13、18、18−2)を有し、前記外周面が固設され、前記ゾーンZ’の接線(T’)は前記軸(X)に対しゼロではない90°未満の角度(α’)を形成し、
    前記ケーシングリングの前記内周面(8、17)および前記ムーブメントの前記外周面(7、13、18、18−2)がゾーンZおよびZ’において相互に接触する、腕時計において、
    前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)または前記ムーブメント(3−4)に圧力を加えるようになされた締め付け要素(5、5−2)をさらに備えることを特徴とする腕時計。
  2. 前記角度(α)および(α’)が実質的に同一である請求項1に記載の腕時計。
  3. 前記角度(α)および(α’)が5°から45°の間に含まれる請求項1または2に記載の腕時計。
  4. 前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)がスリット(6)を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の腕時計。
  5. 前記ムーブメント(3−2、3−3)に固設され、前記外周面(13、18)が存在する補助ケーシングリング(12、12−2、12−3、27、35)をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載の腕時計。
  6. 前記補助ケーシングリング(12、12−2、12−3、27、35)がスリットを有する請求項5に記載の腕時計。
  7. 前記ケーシングリング(4)の内周面(8)が円錐台形である請求項1から6のいずれか一項に記載の腕時計。
  8. 前記ケーシングリング(4−2、4−3、42)の内周面(17)が円形であるか内側へ湾曲している請求項1から6のいずれか一項に記載の腕時計。
  9. 前記ムーブメント(3、3−2)が固設される前記外周面(7、13)が円錐台形である請求項1から7のいずれか一項に記載の腕時計。
  10. 前記ムーブメント(3−3、41)が固設される前記外周面(18、18−2)が円形であるか内側へ湾曲している請求項1から7のいずれか一項に記載の腕時計。
  11. 前記ケーシングリング(4−3)および前記補助ケーシングリング(12−3)が円環形形状を有する請求項5または6に記載の腕時計。
  12. 前記締め付け要素(5、5−2)が雄ねじまたは雌ねじリングの形状である請求項1から11のいずれか一項に記載の腕時計。
  13. 前記締め付け要素(5、5−2)と接触したねじ緩み防止シール(33)をさらに備える請求項1から12のいずれか一項に記載の腕時計。
  14. カバーがなく、前記ムーブメント(3、3−2、3−3、41)が前記胴部(1)と接触している請求項1から13のいずれか一項に記載の腕時計。
  15. カバー(16)をさらに備え、前記ムーブメント(3−2)が前記カバー(16)と接触している請求項1から14のいずれか一項に記載の腕時計。
  16. 前記締め付け要素(5、5−2)が、前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)に圧力を加えるようになされる請求項1から15のいずれか一項に記載の腕時計。
  17. 前記角αおよびα’の頂点が腕時計の前記裏蓋(2)の側に位置する請求項16に記載の腕時計。
  18. 前記ムーブメント(3−4)の前記締め付けリング(5)とは反対側にストッパー(9’)をさらに備える請求項1から17のいずれか一項に記載の腕時計。
  19. 前記角(α)および(α’)の頂点が腕時計の前記裏蓋(2)とは反対の側に位置する請求項18に記載の腕時計。
  20. 前記補助ケーシングリング(27)が、特に自動巻モジュールマスの外部リップ(32)において、半径方向面(30、11)がストッパーの役割を果たすのに適する溝(29)を含む請求項5に記載の、または請求項5を引用する請求項6および11のいずれか一項に記載の腕時計。
  21. 胴部(1)内で
    a) 前記胴部(1)に前記ムーブメント(3、3−2、3−3、41)を挿入するステップと、
    a’) 適切な場合には、補助ケーシングリング(12、12−2、12−3、27、35)を前記ムーブメント(3−2、3−3)の周囲に設置するステップと、
    b) 前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)を前記ムーブメント(3、3−2、3−3、41、3−4)の周囲に設置するステップと
    を含み、
    前記ケーシングリング(4、4−2、4−3、42)または前記ムーブメント(3−4)に圧力を加えるようになされた締め付け要素(5、5−2、5−3)を設置するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の腕時計のムーブメントのケーシング方法。
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