JP2013543879A - 急性骨髄性白血病を治療するための単独またはシタラビンとの組合せにおけるボラセルチブ - Google Patents

急性骨髄性白血病を治療するための単独またはシタラビンとの組合せにおけるボラセルチブ Download PDF

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Abstract

本発明は、急性骨髄性白血病(AML)を患う患者を治療するためのBI 6727またはその塩もしくはその水和物の使用であって、シタラビンと組み合わせてもよい、高用量のBI 6727の、特定の投与スケジュールに従う投与を含む使用に関する。

Description

本発明は、急性骨髄性白血病(AML)を患う患者を治療するためのBI 6727またはその塩もしくはその水和物の使用であって、シタラビンと組み合わせてもよい、高用量のBI 6727の、特定の投与スケジュールに従う投与を含む使用に関する。
また急性骨髄性白血病(acute myelogenous leukemia)としても知られる急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia)(AML)とは、骨髄中に凝集し、正常な血液細胞の生成に干渉する、異常な白血球の急速な増殖を特徴とする、血液細胞の骨髄系のがんである。急性白血病であるAMLは、急速に進行し、治療せずに放置すると、数週間または数カ月間以内に致死性となることが典型的である。AMLとは、成人性白血病の、特に、高齢者において最も高頻度の形態であり、女性より男性においてわずかにより一般的である。AMLの推定有病数は、米国において30,000例であり、EUにおいて47,000例である。
AMLの発症率は、年齢と共に増大し、診断時における中央値の年齢は、67歳である。2013年に、AMLについての世界規模の発症率のCAGRは、1.4%に達した。現在のところ全てのAML症例のうちの10〜20%を占める、がん生存者における治療関連のAMLの発症率の増大と共に、人口の老齢化が、AMLの発症率を駆動すると予測されている。加えて、AMLの発症率には、ある程度の地理的なばらつきも認められる。成人では、最高の発症率が見られるのが北米、欧州、およびオセアニアであるのに対し、アジアおよびラテンアメリカでは、成人性AMLがまれとなる。
AMLは、全てのがんによる死亡のうちの約1.2%を占める。AMLの5年間生存率は、治療の失敗および患者の再発に駆動されて低い。5年間生存率は、<65歳の患者において34.4%であり、>65歳の患者においてわずかに5%である。
仏米英(FAB)分類システムによれば、AMLは、白血病が発症する細胞型およびその成熟度に基づく亜型(M0〜M8亜型)に分けられる。WHOによる分類では、遺伝子の異常を、AMLの診断のための診断アルゴリズムに組み込んでいる。この分類は、悪性細胞の外見を、光学顕微鏡下で観察し、細胞遺伝学および分子遺伝学を用いて根底的な任意の染色体異常または遺伝子変化を特徴付けることによりなされる。亜型は、予後診断、治療への応答、および治療の決定に影響を及ぼす。
WHOによる亜型は、以下の通りである。
急性骨髄性白血病および類縁の新生物
・再発性の遺伝子異常を伴う急性骨髄性白血病
○t(8;21)(q22;q22)、RUNX1−RUNX1T1を伴うAML
○inv(16)(p13.1q22)またはt(16;16)(p13.1;q22)、CBFB−MYH11を伴うAML
○t(15;17)(q22;q12)、PML−RARAを伴うAPL
○t(9;11)(p22;q23)、MLLT3−MLLを伴うAML
○t(6;9)(p23;q34)、DEK−NUP214を伴うAML
○inv(3)(q21q26.2)またはt(3;3)(q21;q26.2)、RPN1−EVI1を伴うAML
○t(1;22)(p13;q13)、RBM15−MKL1を伴うAML(巨核芽球性AML)
○暫定的実体:NPM1が突然変異したAML
○暫定的実体:CEBPAが突然変異したAML
・骨髄異形成関連の変化を伴う急性骨髄性白血病
・治療関連の骨髄性新生物
・他の点では性状が明らかでない急性骨髄性白血病
○分化が最小であるAML
○未成熟のAML
○成熟したAML
○急性骨髄単球性白血病
○急性単芽球性/単球性白血病
○急性赤白血病
■純粋赤白血病
■赤血球性/骨髄性赤白血病
○急性巨核芽球性白血病
○急性好塩基球性白血病
○骨髄線維症を伴う急性汎骨髄症
・骨肉腫
・ダウン症候群と関連する骨髄増殖
○一過性の骨髄造血異常
○ダウン症候群と関連する骨髄性白血病
・芽球性形質細胞様樹状細胞新生物
化学療法剤の有効性は、投与スケジュールを改善することにより改善することもでき、かつ/または他の化合物との組合せ療法を用いて改善することもできる。複数の治療剤または投与スケジュールの改善を組み合わせる概念は既に示唆されているが、標準的な療法を凌駕する利点を示す、がん疾患の治療のための新規の有効な治療概念が依然として必要とされている。
BI 6727とは、細胞周期の進行に対する重要な制御因子であるセリン−トレオニンPolo様キナーゼ1(Plk1)の極めて強力かつ選択的な阻害剤である。BI 6727とは、顕著な薬物動態(PK)特性を伴う、第2世代のジヒドロプテリジノン誘導体である。本発明の根底をなす問題は、AMLにおいて、活性を最大とし、かつ、毒性を制限する、BI 6727およびシタラビンの単剤療法および組合せ療法のための改善された投与スケジュールを開発することであった。
BI 6727(I)は、化合物N−[トランス−4−[4−(シクロプロピルメチル)−1−ピペラジニル]シクロヘキシル]−4−[[(7R)−7−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−5−メチル−8−(1−メチルエチル)−6−オキソ−2−プテリジニル]アミノ]−3−メトキシ−ベンザミド、
Figure 2013543879
(I)
として知られている。
この化合物は、WO04/076454において開示されている。さらに、その三塩酸塩の塩形態および水和物は、WO07/090844からも知られている。これらは、これらの形態をとりわけ医薬としての使用に適するものとする特性を有する。上述の特許出願は、とりわけ過剰または異常な細胞増殖を特徴とする疾患の治療のために意図される医薬組成物の調製のための、この化合物またはそのモノエタンスルホン酸塩の使用もさらに開示する。
シタラビンは、とりわけ、Cytosar−U、Tarabine PFS、DepoCyte、およびAraCの商標名で知られている。シタラビンは、主に、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病(ALL)、およびリンパ腫の治療において用いられる。
AMLを患う患者による臨床試験では、BI 6727を、充実性腫瘍を伴う患者における場合より高用量および短間隔で投与しうることが見出されている。加えて、BI 6727は、副作用のプロファイルがBI 6727についての副作用のプロファイルと同様なシタラビンと組み合わせて、これらの副作用を強めることなく、これらの高用量および短間隔で投与しうることも見出されている。
したがって、本発明の第1の目的を、投与1回当たり350〜500mg、好ましくは、350、400、450、または500mgのBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を投与することを特徴とする、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法とする。好ましくは、4週間の治療サイクルの少なくとも2日間において、好ましくは、1日目および7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21日目のうちの1日間において、より好ましくは、4週間の治療サイクルの1日目および15日目において、等用量のBI 6727を投与する。
本発明の別の目的は、投与1回当たり350〜500mg、好ましくは、350、400、450、または500mgのBI 6727を投与することを特徴とする、AMLを患う患者におけるAMLの治療における使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物に関する。好ましくは、4週間の治療サイクルの少なくとも2日間において、好ましくは、1日目および7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21日目のうちの1日間において、より好ましくは、4週間の治療サイクルの1日目および15日目において、等用量のBI 6727を投与する。
本発明の別の目的は、AMLを治療するための医薬の製造のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物の使用であって、医薬を、投与1回当たり350〜500mg、好ましくは、350、400、450、または500mgのBI 6727の投与のために調製する使用に関する。好ましくは、4週間の治療サイクルの少なくとも2日間において、好ましくは、1日目および7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21日目のうちの1日間において、より好ましくは、4週間の治療サイクルの1日目および15日目において、等用量のBI 6727を投与する。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者への、
a)4週間の治療サイクルの少なくとも2日間における、有効量のBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物の投与と、
b)前記4週間の治療サイクルのうちの少なくとも1日間における、有効量のシタラビンの投与と
を含むかまたはこれらからなる投与スケジュール(I)を特徴とする、AMLを治療する方法とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法(投与スケジュール(II))であって、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を、4週間の治療サイクルの1日目および7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21日目のうちの1日間において投与する、投与スケジュール(I)を特徴とする方法とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法(投与スケジュール(III))であって、投与日1日当たり350〜500mg、好ましくは、350、400、450、または500mg、最も好ましくは、350mgのBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を投与する、上記の投与スケジュール(投与スケジュール(I)または(II))のうちの1つを特徴とする方法とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法(投与スケジュール(IV))であって、前記4週間の治療サイクルのうちの10日間においてシタラビンを投与する、上記の投与スケジュール(投与スケジュール(I)、(II)、または(III))のうちの1つを特徴とする方法とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法(投与スケジュール(V))であって、前記4週間の治療サイクルのうちの1〜10日目においてシタラビンを投与する、上記の投与スケジュール(投与スケジュール(I)、(II)、(III)、または(IV))のうちの1つを特徴とする方法とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者におけるAMLを治療する方法(投与スケジュール(VI))であって、投与日1日当たり40mgのシタラビンを投与する、上記の投与スケジュール(投与スケジュール(I)、(II)、(III)、(IV)、または(V))のうちの1つを特徴とする方法とする。
本発明の別の目的は、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を、投与スケジュール(I)〜(VI)のうちの1つに従い投与することを特徴とする、AMLを患う患者におけるAMLの治療における使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物に関する。
本発明の別の目的は、AMLを患う患者におけるAMLの治療における使用のためのシタラビンであって、投与スケジュール(I)〜(VI)のうちの1つに従いシタラビンを投与することを特徴とするシタラビンに関する。
本発明の別の目的は、AMLを患う患者におけるAMLを治療するための医薬の製造のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物の使用であって、投与スケジュール(I)〜(VI)のうちの1つに従う投与のために医薬を調製する使用に関する。
本発明の別の目的は、AMLを患う患者におけるAMLを治療するための医薬の製造のためのシタラビンの使用であって、投与スケジュール(I)〜(VI)のうちの1つに従う投与のために医薬を調製する使用に関する。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せた、有効量のBI 6727および有効量のシタラビンを含む医薬組成物であって、前記指示書に従い、BI 6727を、上述の投与スケジュールに従って投与する医薬組成物とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せて、有効量のBI 6727を含む第1のコンパートメントと、有効量のシタラビンを含む第2のコンパートメントとを含む医薬キットであって、前記指示書に従い、BI 6727(好ましくは、350、400、450、または500mg、より好ましくは、350mgのBI 6727)およびシタラビン(好ましくは、40mg/日のシタラビン)を、上述の投与スケジュールのうちの1つに従って投与する医薬キットとする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者に、BI 6727(好ましくは、350、400、450、または500mg、より好ましくは、350mgのBI 6727)およびシタラビン(好ましくは、40mg/日のシタラビン)を、上述の投与スケジュールに従って投与することを特徴とする、そのシタラビンとの共投与のための化合物BI 6727とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せて有効量のBI 6727およびシタラビンを含む医薬組成物の調製のためのBI 6727の使用であって、前記指示書に従い、BI 6727(好ましくは、350、400、450、または500mg、より好ましくは、350mgのBI 6727)およびシタラビン(好ましくは、40mg/日のシタラビン)を、上述の投与スケジュールに従って投与する使用とする。
本発明の別の目的を、AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せてもよい、有効量のBI 6727を含む第1のコンパートメントと、シタラビンを含む第2のコンパートメントとを含む医薬キットの調製のためのBI 6727の使用であって、前記指示書に従い、BI 6727(好ましくは、350、400、450、または500mg、より好ましくは、350mgのBI 6727)およびシタラビン(好ましくは、40mg/日のシタラビン)を、上述の投与スケジュールに従って投与する使用とする。
例えば、4週間の治療サイクルの少なくとも2日間におけるBI 6727の投与とは、4週間の治療の異なる2日間においてBI 6727を投与することを意味する。
前記4週間の治療サイクルの少なくとも1日間における有効量のシタラビンの投与とは、BI 6727を少なくとも2回にわたり投与する4週間の治療サイクルにおいて、また、シタラビンも少なくとも1日間において投与することを意味する。
4週間の治療サイクルの1日目および15日目におけるBI 6727の投与とは、AMLを患う患者に、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくは水和物の1回分の用量を、4週間の治療サイクルの1日目に投与し、2回目の用量を、4週間の治療サイクルの15日目に投与することを意味する。
4週間の治療サイクルの1〜10日目におけるシタラビンの投与とは、4週間の治療サイクルの1日目に始まり10日目における最後の用量で終わる、シタラビンまたはその薬学的に許容される塩の毎日の用量を、AMLを患う患者に投与することを意味する。
したがって、上述の投与スケジュールのうちの1つに従う完全な4週間の治療サイクルは、以下の投与:
1日目:BI 6727の1回分の用量(例えば、350mg)およびシタラビンの2回分の用量(1日2回20mgずつ);
2日目〜10日目(を含めた):1日当たり20mgのシタラビンの2回分の用量;
11日目〜14日目(を含めた):BI 6727およびシタラビンの投与なし;
15日目:BI 6727の1回分の用量(例えば、350mg);
16日目〜28日目(を含めた):BI 6727およびシタラビンの投与なし
を含みうる。
この治療サイクルは、反復されるサイクルにわたり患者が適格である限りにおいて、すなわち、疾患の進行まで、および患者または治験責任医師のいずれもが治療の中断を要求しない限りにおいて、反復することができる。
共投与のための指示書は、医薬に適する任意の形態、例えば、二次包装内の剤形に添付された添付文書または一次もしくは二次包装における印字の形態とすることが可能である。
用量/BI 6727:
静脈内治療の場合、BI 6727は、毎日の用量を1回の適用当たり350〜500mg、好ましくは、1回の適用当たり350、400、450、または500mgとし、特に好ましくは、1回の適用当たりの用量を350mgとし、シタラビン(1〜10日目において1日2回20mgずつ)と組み合わせてヒト患者に投与することができる。例えば、BI 6727は、数時間にわたる、例えば、約1、2、4、6、10、12、または24時間、好ましくは、約1または2時間にわたる緩徐な静脈内注入として投与することができる。
用量/シタラビン:
シタラビンは、毎日の総用量を10〜150mgとして、例えば、毎日1もしくは2回にわたり20、30、40、50mgずつ、または毎日1回10、20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140、もしくは150mgずつ投与することができる。毎日の総用量はまた、1日以内に施される2または3回分の部分用量へと分けることもできる。毎日の経口用量は、40mgの単回投与または20mgずつの2回の投与として投与することが好ましい。
しかし、体重または投与法、投薬に対する個体の応答、用いられる製剤の性質、およびそれが投与される期間または時間間隔に応じて、BI 6727およびシタラビンについて指定された用量から逸脱することが必要となってもよい。したがって、ある場合には、上記で指定した最小量未満を用いることが十分でありうる一方、他の場合には、指定した上限を超えなければならない。大量を投与する場合、それらを1日間にわたる多数回の単回投与に拡散させることが推奨されうる。例えば、集中治療スケジュールでは、体表面積1平方メートル当たり最大4000mgずつ、好ましくは、体表面積1平方メートル当たり最大3000mgずつのシタラビンを投与することができる。
剤形および製剤についての態様
BI 6727についての本発明の任意の態様に関して述べると、その薬学的に許容される塩または水和物、好ましくは、WO07/090844に開示されている三塩酸塩形態およびそれらの水和物を用いることができる。本発明の文脈で提供される活性物質の用量または量とは、いずれの場合においても、遊離塩基同等物、すなわち、遊離塩基形態におけるBI 6727を指す。
「治療有効量」という用語は、研究者または医師によって探索されている組織系、動物、またはヒトの生物学的応答または医学的応答を誘発し、その結果として、少なくとも統計学的に有意な患者の部分について、症状の改善、治癒、疾患負荷の低減、腫瘍塊の軽減もしくは白血病細胞数の低減、寿命の延長、または生活の質の改善などの有益な効果をもたらす薬物または医薬薬剤の量を意味するものとする。
4週間の治療サイクルの1日目は、BI 6727またはシタラビンの1回目分の用量を投与する日として定義する。
「再発性AML」という用語は、CR(完全寛解)後における、他の原因に帰せられない、血中の白血病芽細胞の再出現、または骨髄中の>5%の芽細胞の再出現として定義する。患者が再発性AMLを示すには、ベースラインの骨髄評価における>5%の芽細胞が要請される。
「不応性AML」という用語は、先行治療後におけるCRまたはCRi(血液回復が不完全な完全寛解)の達成の失敗として定義する。任意の数の先行の抗白血病スケジュールが許容される。
「完全寛解」という用語は、形態的な無白血病状態(すなわち、骨髄の形態基準による芽細胞を<5%とし、アウエル小体を伴わず、骨髄外白血病の証拠を伴わない)、ならびに≧1,000個/μLの絶対好中球カウントおよび>100,000個/μLの血小板として定義する。
「血液回復が不完全な完全寛解」という用語は、形態的な無白血病状態(すなわち、骨髄の形態基準による芽細胞を<5%とし、アウエル小体を伴わず、骨髄外白血病の証拠を伴わない)、および<1,000個/μLの血中好中球カウントまたは<100,000個/μLの血中血小板として定義する。
集中治療について不適格であると考えられるAML患者は、容認された亜集団を構成するが、集中治療についての患者の適格性を決定するための検証されたアルゴリズムが確立されているわけではない。最新の実施ガイドライン(NCCN Clinical practice Guidelines in Oncology(商標)、Acute Myeloid Leukemia V.2.2021)に反映されている通り、患者の年齢および以前の寛解の持続期間が、集中治療についての患者の適格性を評価するのに重要な変数である。しかし、他の多くの因子も、医学的評価(例えば、AMLについての細胞遺伝学、全身状態、先行する幹細胞移植、併存疾患の診断)に寄与する。したがって、規定された均一の患者集団を確保するには、集中治療についての不適格性の評価が要請される。この評価は、各患者について実施され、異なるスケジュールのシタラビンおよびアントラサイクリンとの集中化学療法の組合せを伴う治療後における好ましくない転帰を予測する予後診断因子についての広範な文献の総説を介して同定される、規定された一連の基準に基づく。
本発明における「AML」という用語は、世界保健機関(WHO)による骨髄性新生物および急性白血病の分類の2008年改訂版に従う、急性骨髄性白血病の全ての形態および類縁の新生物を包含すると理解される。さらに、それらの再発性状態または不応性状態における上述の全ての亜集団も包含される。これらは、以下の通りである。
・再発性の遺伝子異常を伴う急性骨髄性白血病
○t(8;21)(q22;q22)、RUNX1−RUNX1T1を伴うAML
○inv(16)(p13.1q22)またはt(16;16)(p13.1;q22)、CBFB−MYH11を伴うAML
○t(9;11)(p22;q23)、MLLT3−MLLを伴うAML
○t(6;9)(p23;q34)、DEK−NUP214を伴うAML
○inv(3)(q21q26.2)またはt(3;3)(q21;q26.2)、RPN1−EVI1を伴うAML
○t(1;22)(p13;q13)、RBM15−MKL1を伴うAML(巨核芽球性AML)
○暫定的実体:NPM1が突然変異したAML
○暫定的実体:CEBPAが突然変異したAML
・骨髄異形成関連の変化を伴う急性骨髄性白血病
・治療関連の骨髄性新生物
・他の点では性状が明らかでない急性骨髄性白血病
○分化が最小であるAML
○未成熟のAML
○成熟したAML
○急性骨髄単球性白血病
○急性単芽球性/単球性白血病
○急性赤白血病
■純粋赤白血病
■赤血球性/骨髄性赤白血病
○急性巨核芽球性白血病
○急性好塩基球性白血病
○骨髄線維症を伴う急性汎骨髄症
・骨肉腫
・ダウン症候群と関連する骨髄増殖
○一過性の骨髄造血異常
○ダウン症候群と関連する骨髄性白血病
・芽球性形質細胞様樹状細胞新生物
本発明に従うBI 6727は、非経口注射(例えば、筋肉内注射、腹腔内注射、静脈内注射、経皮注射、または皮下注射)を介して投与することができ、各投与経路に適切な、従来の非毒性で薬学的に許容される担体、アジュバント、およびビヒクルを含有する適切な用量単位製剤に単独で調合することもでき、併せて調合することもできる。当技術分野では、本発明の範囲内にある適切な両方の活性物質の剤形および製剤が知られている。例えば、このような剤形および製剤には、BI 6727についてWO2006/018221において開示されている剤形および製剤が含まれる。
本発明に従うシタラビンは、非経口投与経路(例えば、筋肉内注射、腹腔内注射、静脈内注射、経皮注射、もしくは皮下注射、または植込み)を介して投与することができ、各投与経路に適切な、従来の非毒性で薬学的に許容される担体、アジュバント、およびビヒクルを含有する適切な用量単位製剤に単独で調合することもでき、併せて調合することもできる。
以下の例は、それを限定することなく本発明を例示するのに用いられる。
(例)
臨床試験
方法:
BI 6727(350mg)を、28日ごとの1+15日目において、固定用量のLD−Ara−C(低用量のシタラビン)(毎日2回ずつ20mgのs.c.[皮下]投与)と組み合わせて、1時間にわたる静脈内注入として投与した。BI 6727の出発用量は、充実性腫瘍患者において以前に決定されたMTDに基づいた。第1のサイクル後に進行を伴わない患者は、治療の継続が許容された。
結果:32例の患者(21例の男性、11例の女性)において、LD−Ara−Cと組み合わせたBI 6727用量の増大について評価した。患者の特徴は、以下の通り:中央値の年齢が71歳(範囲:40〜81歳);Eastern Cooperative Oncology Groupによる全身状態スコアが0である患者:9例;1である患者:18例;2である患者:5例であった。安全性:薬物関連の有害事象(AE)は、32例中18例の患者(56.3%)において報告された。報告される薬物関連のAEで最も高頻度な(>5%の)AEは、各々9.7%ずつの貧血、下痢、熱性好中球減少症、および悪心)、ならびに食欲不振、頭痛、粘膜炎および四肢痛(各々6.5%ずつ)であった。用量制限毒性(DLT)は、BI 6727+LD−Ara−Cで治療された患者4例において報告された。プロトコールに従い評価されるDLTは、肺炎、粘膜炎、感覚過敏/アレルギー反応、および心筋梗塞であった。DLTに基づき、LD−Ara−Cと組み合わせたBI 6727(28日ごとの1+15日目)のMTDは、350mgであると決定した。
有効性:LD−Ara−Cと組み合わせた、異なるBI 6727用量で治療した再発性/不応性AMLを伴う患者32例の最良の応答についての予備データが入手可能である:7例の患者が不完全な血液カウントの回復(CRi)または完全寛解(CR)を達成し、1例の患者が部分寛解を達成した。6例の患者が、一時的に安定的な血液値(最良の応答としての「変化なし」)を示した。11例の患者が、第1の治療サイクル中または第1の治療サイクル終了時に進行を患い、7例の患者が応答評価を受けなかった(未決定)。
結論:結果は、LD−Ara−Cと組み合わせたBI 6727の、集中治療について不適格である、再発性/不応性AMLを伴う患者における忍容性が良好であったことを示す。LD−Ara−Cと組み合わせたBI 6727のMTDは、350mgに決定した。LD−Ara−Cと組み合わせたBI 6727は、AML患者における臨床的活性の第1の徴候を示した。

Claims (12)

  1. 350〜500mgのBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を、AMLを患う患者に投与することを特徴とする、急性骨髄性白血病(AML)の治療における使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  2. AMLを患う患者への、
    a)4週間の治療サイクルの少なくとも2日間における、有効量のBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物の投与と、
    b)前記4週間の治療サイクルのうちの少なくとも1日間における、有効量のシタラビンの投与と
    を含むかまたはこれらからなる投与スケジュール(I)を特徴とする、急性骨髄性白血病(AML)の治療における使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  3. 4週間の治療サイクルの1日目および7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、または21日目のうちの1日間において投与する、請求項2に記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  4. 投与日1日当たり350〜500mgを投与する、請求項2または3に記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  5. 前記4週間の治療サイクルのうちの10日間においてシタラビンを投与する、請求項2から4のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  6. 前記4週間の治療サイクルのうちの1〜10日目においてシタラビンを投与する、請求項2から5のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  7. 投与日1日当たり40mgのシタラビンを投与する、請求項2から6のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  8. AMLを再発性AMLとすることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  9. AMLを不応性AMLとすることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  10. AMLを患う患者を集中治療に不適格とすることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の使用のための、BI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物。
  11. AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せてもよい、有効量のBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物と、有効量のシタラビンとを含む医薬組成物であって、前記指示書に従い、BI 6727を上述の投与スケジュールに従って投与する医薬組成物。
  12. AMLを患う患者への両方の有効成分の投与のための指示書と併せてもよい、有効量のBI 6727またはその薬学的に許容される塩もしくはその水和物を含む第1のコンパートメントと、有効量のシタラビンを含む第2のコンパートメントとを含む医薬キットであって、前記指示書に従い、BI 6727(好ましくは、350、400、450、または500mgのBI 6727)およびシタラビン(好ましくは、40mg/日のシタラビン)を、上述の投与スケジュールのうちの1つに従って投与する医薬キット。
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