JPH0276860A - 6−置換アルコキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン誘導体 - Google Patents

6−置換アルコキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン誘導体

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JPH0276860A
JPH0276860A JP63210346A JP21034688A JPH0276860A JP H0276860 A JPH0276860 A JP H0276860A JP 63210346 A JP63210346 A JP 63210346A JP 21034688 A JP21034688 A JP 21034688A JP H0276860 A JPH0276860 A JP H0276860A
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chloroform
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JP63210346A
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Yukio Suzuki
幸男 鈴木
Masao Yaso
八十 昌夫
Katsumi Nishimura
西村 勝美
Kenji Saeki
佐伯 健二
Hoko Takayanagi
高柳 法康
Satoru Saito
哲 斉藤
Eiichi Hayashi
栄一 林
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Toyo Jozo KK
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D241/36Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D241/38Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atoms
    • C07D241/40Benzopyrazines
    • C07D241/44Benzopyrazines with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、血小板凝集阻害作用および/またはCy c
 1 i cAMP/ホスホジェステラーゼ阻害作用を
有し、抗血栓症薬、循環改善薬等として有用な新規6−
置換アルコキシ−2−オキソ−1゜2−ジヒドロキノキ
サリン誘導体に関する。
〔従来の技術〕
従来、抗血栓症作用を有するキノキサリン誘導体として
は、I−ジエチルアミンエチル−2−オキソ−3−(ベ
ンジルまたは1mベンジル)−1゜2−ジヒドロキノキ
サリン(特公昭46−11183号、特開昭56−L9
7226号)、1−無置換または低級アルキル−3−置
換力ルバモイルオキシメチル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロキノキサリン(特開昭49−24981号)、N
2−(2,3−ジオキソキノキサリン−6−イル)スル
ホニル−し−アルギニンアミドff1i体(特開昭54
−100342号)などが挙げられる。
また、生体機能に関与する薬理作用を有する2−オキソ
キノキサリン誘導体のうち、そのヘンゼン核側が置換ア
ルコキシ基で置換された誘導体としては、心臓および循
環系疾患の治療剤として有用な5−または8−〔2−ヒ
ドロキシ−3−(置換アルキルアミノ−または置換ピペ
リジノ)プロポキシシー3−無置換−、メチル−または
ヒドロキンメチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノ
キサリン(特開昭55−162783号)などが挙げら
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
より活性の強い医薬を見出すことは、循環疾1色上重要
なことである。
そこで、洪発明者らは、種々のキノキサリン誘導体を多
数合成し、その薬理作用について探索した結果、後記で
示される3−無置換−、アルキル−またはフェニル−6
−置換アルコキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノ
キサリン誘導体が血小板凝集阻害作用および/またはホ
スジェステラーゼ阻害作用などを有し、医薬として興味
ある作用を有することを知り、本発明を完成したもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明はは、弐 (式中、ZはNまたはNHを示し、::は−重結合また
は二重結合を示し、R1は水素原子、炭素数1〜20個
のアルキルまたは置換基を有していてもよいフェニル基
を示し、Aは低級アルキレン基を示し、Rはカルボキシ
、低級アルコキシカルボニル、−CON    5また
は1−シフロア\ Rニ ルキルーテトラゾールー5−イル基を示し、R2は低級
アルキル、ヒドロキシ−低級アルキルまたは置換基を有
していてもよいフェニル−低級アルキル基を示し、R3
は低級アルキルまたはシクロアルキル基を示し、R2お
よびR1は隣接する窒R6基を形成し、R3およびR6
は各々水素原子または置換基を有していてもよいフェニ
ル基を示す)で表わされるキノキサリン化合物またはそ
の塩である。
本発明の化合物〔1〕は、場合により塩を形成すること
ができる。その場合の塩としては、薬学的に許容し得る
非毒性塩が挙げられる。例えば、塩酸、硫酸、リン酸な
どの無機酸との塩、酢酸緩衝液、プロピオン酸、酪酸、
グリコール酸、グルコン酸、リンゴ酸酒石酸、コハク酸
、マンデル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、メタン
スルホン酸、トルエンスルホン酸などの有機酸との塩が
挙げられる。その他の公知の酸との塩も包含される。
Rがカルボキシ基である化合物〔1〕については、場合
によりナトリウム、カリウムへどの金属塩を形成し得る
本発明の化合物〔1〕は、次の方法により製造される。
[A)ZがN、:=:が二重結合、Rが低級アルコキシ
カルボニルまたは1−シクロアルキル−テトラゾール−
5−イル基である化合物〔1〕、即ち H (式中、R゛はアルコキシカルボニルまたは1−シクロ
アルキル−テトラゾール−5−イル基を示し、R1およ
びAは前期と同じ意味を有する)で表わされる化合物。
上記化合物(1a)は、式 (式中、R7は低級アルキル基を示し、R3およびR゛
は前記と同じ意味を有する)で表わされる化合物を還元
・連化して、式 %式% (式中、R,、R’およびAは前記と同じ意味を存する
)で表わされる化合物を得、該化合物〔3〕を酸化剤で
酸化することにより得られる。
上記化合物〔2〕において定義さ、れる基R1は水素原
子、炭素数1〜20個のアルキルまたは置換基を有して
いてもよいフェニル基である。前記アルキル基としては
、飽和または不飽和であり、分類を有していてもよい炭
素数1〜20個のアルキル基を意味する。例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、5ec−7’チル、t−ブチル、ペンチル、イソ
ペンチル、ヘキシル、ペプチル、オクチル、ノニル、デ
シル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、トラデシル
、ペンタデシル、ヘキサデシルなどが挙げられる。置換
基を存していてもよいフェニル基としては、フェニル、
1〜3個の低級アルキル基、ハロゲン原子、ニトロまた
は低級アルコキシ基で置換されたフェニル基が挙げられ
る。
上記式〔2〕において定義される基Aは低級アルキレン
基である。この基は分類を有していてもよい炭素数1〜
6個のアルキレン基を意味し、例えばメチレン、エチレ
ン、メチルメチレン、プロピレン、l−メチルエチレン
、2−メチルエチレン、ブチレン、イソブチレン、ペン
タレンなどが挙げられる。
上記式〔2〕において定義されるR゛ としては低級ア
ルコキシカルボニルまたはl−シクロアルキル−テトラ
ゾール−5−イル基である。上記低級アルコキシ基は分
類を有していてもよい炭素数1〜4個のアルキル基を意
味し、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、5ec−ブトキシ
、t−ブトキシ基が挙げられる。上記のシクロアルキル
基は炭素数5〜7個のシクロアルキル基を意味する。
好ましくは、シクロヘキシル基が挙げられる。
上記式〔2〕において定義される基R?は低級アルキル
基である。この基は分類を有していてもよい炭素数1〜
4個のアルキル基を意味する。例えばメチル、エチルな
どが挙げられる。
上記化合物〔2〕は新規化合物であって、弐o2 (式中、R3およびR1は前記と同じ意味を有する)で
表わされる化合物を反応溶媒中、弐X−A−R’ (式中、Xはハロゲン原子を示し、AおよびR゛は前記
と同じ意味を存する)で表わされるハライドで0−アル
キル化することにより得られる。
上記化合物〔4〕は、市販の3−フルオロ−4ニトロフ
エノールと式 H2N −C11−COOH (式中、R,は前記同じ意味を有する)で表わされるα
−アミノ酸をアルカリ、例えば炭酸水素す1−リウムな
どの炭酸水素アルカリ、炭酸すトリウム、炭酸カリウム
などの炭酸アルカリの存在下含水した低級アルカノール
、例えばメタノール、エタノール中で加熱還流した後、
塩酸などで中和して反応溶媒を留去し、十分に乾燥し、
次いで低級アルカノールを加え、塩化チオニルを作用さ
せてエステル化することにより得られる。
反応液から生成物〔4〕を採取するには、不溶物を濾去
し、反応溶媒を留去し、残渣をクロロホルムの如き非親
水性有機溶媒に溶解し、水洗し、乾燥後、溶媒蕃留去し
、残渣をベンゼン−酢酸エチル系溶媒などの溶出溶媒を
用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分離
、生成することにより行われる。このようにして得られ
た化合物〔4〕は新規化合物である。
上記ハライド〔5〕において定義される基AおよびRo
は前記で定義した通りである。前記式〔5〕で定義され
るXは、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子を意味
する。
前記化合物〔4〕をハライド〔5〕で0−アルキル化す
るのであるが、予め化合物〔4〕を当イの金属アルカリ
、例えば金属ナトリウムの低級ブルカノール、例えばエ
タノール溶液に溶解し、次いでエタノールを留去して水
酸基を活性化させる処理を行った後、反応溶媒中ハライ
、ド〔5〕を反応させるのが好ましい。
上記0−アルキル化反応における反応溶媒の例としては
、例えばジメチルホルムアミドが挙げられる。
上記のO−アルキル化反応は、通常加熱下で行うのが好
ましい。生成物〔2〕が最大に生成されるのを待って適
宜反応を終了ればよい。
反応液から生成物〔2〕を採取するには、反応溶媒を留
去し、残渣をクロロホルムの如き非親水性有機溶媒に溶
解し、希アルカリ水溶液で洗浄し、有機層を乾燥後、留
去し、残渣をベンゼン−酢酸エチル系溶媒などの溶出溶
媒を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにより分離、
精製することにより行われる。
次に、ニトロベンゼン誘導体〔2〕を還元・環化するの
であるが、先ず前記化合物〔2〕を反応溶媒、例えばエ
タノールの如き低級アルカノールに溶解し、これにニト
ロ基をアミノ基に還元する試薬、例えば過剰景の鉄粉を
加えて加熱しながら塩化水素/低級アルカノールを加え
て反応させて分子内環化させる工程により行われる。
反応液から生成物〔3〕を採取するには、先ず不溶物が
生じた場合には、それを濾去し、反応溶媒を留去し、残
渣をクロロホルムの如き非親水性有機溶媒に溶かし、希
アルカリ水溶液で洗浄し、乾燥した後、溶媒を留去する
ことにより生成物〔3〕が得られるが、上記の採取工程
中、生成物〔3〕の一部が酸化されて目的物(l a)
が生成されるので、目的物〔1a〕が混入された形で生
成物〔3〕が得られる。この生成物〔3〕はクロロホル
ム−メタノール系溶媒などの溶出?容媒を用いるシリカ
ゲルクロマトグラフィーにより分局1、生成することが
できるが、目的の化合物(la)を製造するには、目的
物〔1a〕が混入した生成物[3]を生成する工程を要
することなく、適当な酸化剤を用いて酸化して目的物〔
1a〕に変換すればよい。例えば不純な生成物〔3〕を
ベンゼンの如き反応溶媒に溶かし、当モル量のジククロ
ジシアノベンゾキノンを加えて生成物〔3〕が消失する
まで加熱し、不溶物が存在実る場合には、熱時濾去し、
溶媒を留去した後1.残渣をクロロホルム−メタノール
系溶媒などの溶出溶媒を用いるシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより分離、精製して所望の目的物〔1a
〕が得られる。
生成物〔3〕を酸化する別の方法としては、過酸化水素
の水溶液で酸化する方法が挙げられる。
その場合には、生成物〔3〕をエタノールの如き反応溶
媒に溶かして酸化させればよい。
前記の鉄粉/塩化水素を用いる還元・環化反応において
、反応液を濾過助剤を用いて濾過し、その濾液を濃縮し
てそのまま放置した場合には、鉄粉と塩化水素との反応
により生じた塩化第二鉄が生成物〔3〕の酸化剤として
作用するため、大部分の生成物〔3〕が目的物〔1a〕
に変換しているので、この目的物〔1a〕は上記の分に
1・精製方法により分離、精製すればよい。
前記の還元・環化する別法として、化合物〔2〕をエタ
ノールの如き低級アルカノールに溶解し、Pd/Cの触
媒の存在下水素天下する方法が用いられる。反応は、通
常、室温で進行する。触媒を濾去し、反応溶媒を留去し
て、前記分離精製法に従って分離精製することにより生
成物〔3〕が得られる。この生成物〔3〕は前記の酸化
方法に従って酸化することにより目的物〔1a〕が得ら
れる。
CB)ZがN、  7−  が二重結合、Rがカルボキ
シ基である化合物C1〕、即ち式 (式中、R,およびAは前記と同じ意味を有する)で表
わされる化合物。
上記化合物〔1b〕は、Roが低級アルコキシカルボニ
ル基である化合物〔la〕、即ち、式(式中、R8は低
級アルキル基を示し、R7およびAは前記と同じ意味を
有する)で表わされる化合物を脱エステル化することに
より得られる。
上記の脱エステル化は、前記化合物(la’)を低級ア
ルカノールに加え、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などの水酸化アルカリ水溶液で処理することにより行わ
れる。上記の反応は、通常室温で充分に進行する。反応
は化合物(Ia’)の消失を待って適宜終了すればよい
反応液から口約物〔1b〕を採取するには、先ず反応液
に水を加え、塩酸などで酸性とし、析出した結晶を濾取
し、水洗し、乾燥するとにより得られる。
(C)ZがN、二:が二重結合、Rが 7R′ 式 %式% (式中、R,、R,およびR1およびAは前記と同じ意
味を有する)で表わされる化合物。
本目的化合物〔1c〕は、前記化合物〔1b〕を酸ハラ
イド化または無水物化し、次いで式%式%(6) (式中、R2およびR3は前記と同じ意味を有する)で
表わされるアミンを反応させることにより得られる。
前記アミン〔6〕において定義されるR2は低級アルキ
ル、ヒドロキシ−低級アルキルまたは置ta s t−
有していてもよいフェニル−低級アルキル基を意味し、
またR1は低級アルキルまたはシクロアルキル基を意味
し、さらにまたR2およびびR&は各水素原子または置
換基を有していてもよいフェニル基を意味する。
前記低級アルキル基としては、分類を有していてもよい
炭素数1〜4個のアルキル基を意味し7、例えばメチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、5ec−ブチル、L−ブチルなどが挙げられる。ヒ
ドロキシ−低級アルキル基としては、低級アルキル基が
分類を有していてもよい炭素数1〜4個のアルキル基に
ヒドロキシ基が置換されたヒドロキシアルキル基を意味
する。
例えばヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−
ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2−ヒド
ロキシプロピル、1−ヒドロキシプロピルなどが挙げら
れる。置換基を有していてもよいフェニル−低級アルキ
ル基のフェニル基は1〜3個の低級アルキル、ハロゲン
原子、ニトロまたは低級アルコキシ基で置換されていて
もよいフェニル基を意味する。
また、前記シクロアルキル基は、炭素数5〜7個のシク
ロアルキル基を意味する。
R2およびR4で示される置換基を有していてもよいフ
ェニル基は1〜3個の低級アルキル、ハロゲン原子、二
1・口または低級アルコキシ基で置換されていてもよい
フェニル基を意味する。
このようなアミン〔6〕の例としては、ジエチルアミン
、N−メチル−シクロヘキシルアミン、N−エチルーシ
クロヘギシルアミン、N−2−ヒドロキシエチル−シク
ロへキシルアミン、N−ヘンシル−シクロへキシルアミ
ン、ピペリジン、4−フェニルピペリジン、ピペラジン
、4−フェニルピペラジン、4.−(o−5m−ま、た
はp−メトキシフェニル)ピペラジンなどが挙げられる
上記の化合物〔1b〕の酸ハライド化は公知のハロゲン
化剤でハロゲン化することにより行われる。前記ハロゲ
ン化剤としては、5OC12、PCj?s 、POCN
z 、SOB rzなどのハロゲン化剤が使用される。
ハロゲン化は、通常、クロロホルムなどの反応溶媒中で
行われる。
一方、前記化合物〔1b〕の酸無水化物は、化合物〔1
b〕をテトラヒドロフラン、ジメチルホルミアミドの如
き反応溶媒中トリエチルアミンの如き第3級有機アミン
の存在下塩化ピバロイルの如きカルボン酸ハライドを反
応させることにより行われ、化合物(1b)をカルボン
酸との混合酸無水物の形で生成される。
このようにして化合物〔1b〕を反応性誘LR体に導き
、次いで前記アミン〔6〕を反応させればよい。この反
応は、通常、水冷下ないし室温で充分に進行する。反応
液から目的化合物〔1c]を採取するには、反応液にク
ロロホルムの如き非親水性有機溶媒を加え、希アルカリ
性水溶液で洗浄し、乾燥した後、溶媒を留去し、残渣を
クロロホルム−メタノール系溶媒などの溶出溶媒を用い
るシリカゲルクロマトグラフィーにより分離、精製する
ことができる。
また、目的化合物〔1c〕の製造の別法として、次の方
法が挙げられる。即ち、式 (式中、R+ 、R2、R:l 、R?およびAは前記
と同じ意味を有する)で表わされる化合物を還元・環化
し、次いで酸化剤で酸化する方法である。
上記化合物〔7〕前記化合物〔4〕と反応)溶媒中、式 %式%(8) (式中、R2、R:lおよびXは前記と同し意味を有す
る)で表わされるハライドでO−アルキル化することに
より得られる。この0−アルキル化は前項(A)におけ
る0−アルキル化の方法と同様にして行わせることがで
きる。
上記の還元・環化する方法および酸化する方法は、前項
(A)に記載の方法と同様にして行うことができる。
CD)ZがN H1=τが一重結合、Rが低級アルコキ
シカルボニルまたは1−シクロアルキル−テトラゾール
−5−イル基である化合物 〔1〕、即ち、式 (式中、Roは低級アルコキシカルボニルまたは1−シ
クロアルキル−テトラヒドラゾール−5−イル基を示し
、R1およびAは前記と同じ意味を存する)で表される
化合物。
上記化合物〔1d〕は、前記(A)で挙げられる生成物
〔3〕を分離、精製することにより得られる。
(E)ZがNH1=が一重結合、Rがカルボキシ基であ
る化合物〔1〕、即ち、式 (式中、R1およびAは前記と同じ意味を有する)で表
わされる化合物。
上記化合物(1e)は、Roが低級アルコキシカルボニ
ル基である化合物(ld)、即ち、式、(式中、R+、
R11およびAは前記と同じ意味を有する)で表される
化合物を脱エステル化することにより得られる。
上記の脱エステル化は、前記化合物(ld’)を低級ア
ルカノールに加え、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などの水酸化アルカリ水溶液で処理することにより行わ
れる。上記の反応は、通常、室温で充分に進行する。反
応の終了は化合物〔1d“〕の消失を待って適宜行えば
よい。
反応液から目的物(1e〕を採取するには、先ず反応液
に水を加え、塩酸などで酸性とし、析出した結晶を濾取
し、水洗し、乾燥することにより得られる。
(Fl ZがNH,:=−=が一重結合、Rが/ HR。
/ (式中、R+ −R2、’R3およびAは前記と同じ意
味を有する)で表わされる化合物。
上記化合物〔1r〕は、前記化合物〔IC〕を酸ハライ
ド化または酸無水物化し、次いでアミン〔6〕を反応さ
せることにより得られる。
上記の反応および目的物〔1「〕の採取方法は、前項(
C)に記載と同様の方法で行えばよい。前記の目的物〔
1f〕の製造の別法として、次の方法が挙げられる。即
ち、前記化合物〔7〕を還元・環化する方法である。
上記の還元・環化する方法は、前項(A)に記載の方法
と同様にして行うことができる。
次に本発明において製造される目的化合物〔l〕の例を
挙げると後記第3表に示す通りである。
〔発明の効果〕
次に、本発明の化合物〔1〕の薬理効果について述べる
(IICy c 1 i c AMP/ホスポジエステ
ラーゼ阻害作用 2mMMgCj!z /40mM)リス緩衝液(pH7
,5)700μ!、酵素液(洗浄ウサギ血小板を超音波
処理して得た粗酵素画分)100μlおよび被験薬液(
被験下を50%含水メタノールに?溶解した?容?夜)
100μlのl尾液を30℃で5分間インキュベートし
た後、3“、5° −cyclicAMPlooμl 
(50μg)を添加して更に40分間インキュベートし
た。次いで、100℃、5分間の加熱により反応を停止
させ、3000r、p、m、5分間の遠心により得た上
清中の5° −AMPffiを高速液体クロマトグラフ
ィーにより定量した。
測定した結果は第1表の通りであって、供試化合物の多
くは1〜10μg/mβで著明なCyc1icAMP/
ホスホジェステラーゼ阻害作用を示した。
第1表 (2)血小板凝集阻害作用 1/10容の3.8%クエン酸ナトリウムを添加したウ
サギ多血小板血漿(5x l 057mmz )216
μ2をアブリボメーター(37℃、100Qr、p、m
、で撹拌)中にて3分間インキュベートした後、被験薬
液12μ7!(終濃度10μM)を添加して更に3分間
インキュベートし、これに凝集剤としてコラーゲン(2
,5μg/mり、ADP (2,5μM)、血小板活性
化因子(PAF)(0,05μg/mlまたはアラキド
ン酸(A、A、)  (0゜25mM)12μJを加え
て血小板凝集能を測定した。
測定した結果は第2表に示す通りであって、供試化合物
は10μMで明確な血小板凝集阻害作用を示した。
第2表 上述の通り、本発明化合物〔1〕およびその塩は、血小
板凝集阻害作用および/またはCyc11icAMP/
ホスホジェステラーゼ阻害作用を有し、抗血栓症薬、循
環改善薬として有用である。
〔実施例〕
次に本発明の目的化合物〔1〕の製造例について実施例
および参考例を挙げて具体的に説明する。
尚、実施例中びおいて、シリカゲルF’を層クロマトグ
ラフィー(T L C)のRr値は、特記しない限り次
の担体および展開溶媒を用いた。
↑旦体;シリカゲルkiese1ge1 60F2S4
(メルク社製、Art5715)展開溶媒; a :クロロホルムーメタノール(20:1)b ;ク
ロロホルム−メタノール(10: l)C;ベンゼン−
酢酸エチル  (5: 1)また、各実施例に記載の目
的化合物〔1〕の物性は、後記の第12表および第13
表に示す通りである。
参考例 1〜1O N−(5−ヒドロキシ−2−二トロフェニル)−アミノ
酸エチルエステル 3−フルオロ−4−二トロフェノール30mM、α−ア
ミノ酸50mMおよび炭酸水素ナトリウムloOmMを
エタノール80mj!と水20m1の混合溶媒に加え加
熱還流した6シリ力ゲル薄層クロマトグラフィー(T 
L C)でフェノール化合物が完全に消失したのを確認
して反応を終了した。反応液を6N塩酸で酸性とし、減
圧濃縮した後、残渣を充分に乾燥した。これにエタノー
ル103mAを加え、水冷上塩化チオニル5mlを滴下
した後、室温で一夜攪拌した。不溶物を濾去し、濾液を
減圧濃縮した。残渣をクロロホルムに溶かし、水洗後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣を
ベンゼンで重点したシリカゲル(和光純薬社製ワコーゲ
ルC−200)にチャージし、ベンゼン−酢酸(50:
l)で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製し
て目的物であるN−(5−ヒドロキシ−2−ニトロフェ
ニル)−アミノ酸エチルエステルを得た。
反応スケール(3−フルオロ−4−二トロフェノールを
基礎として)、使用したアミノ酸の種類、加熱還流時間
、目的物の収量および収率は第4表の通りである。
N  (5−ヒVロキシー2−ニトロフェニル)−アミ
ノ酸エチルエステルの物性は第5表の通りである。
参考例 11〜2O N−(5−(3−エトキシカルボニル)プロポキシ−2
−二トロフェニル〕−アミノ酸エチルエステル 金属ナトリウム10mM (0,23g)をエタノール
50m1に溶かし、これに参考例1−10で得たN−(
5−(ヒドロキシ−2−ニトロフェニル)−アミノ酸エ
チルエステル1 (l m M’cfJn工て溶解した
後、減圧上溶媒を留去した。残渣にジメチルホルムアミ
ド] 00mj2とT−ブロモ酪酸エチルエステル1.
95gを加え、100°Cで加熱攪拌した。反応後、減
圧下で溶媒を留去し、残渣をクロロポルムに?岩角了し
た。このクロロホルム溶液を希炭酸ナトリウム水溶液で
洗浄し、水層をクロロボルムで抽出し、前のクロロホル
ム溶液と合わせ、無水硫酸すトリウムて乾燥後、減圧ン
農縮した。残渣をベンゼン充填したシリカゲル<C−2
00)のカラムにチャージし、ベンゼン−酢酸エチル(
50:1)で?溶出するカラムクロマトグラフィーによ
り精製して表題の化合物を得た。
反応スケール[N  (5−ヒドロキシ−2−ニトロフ
ェニル)−アミノ酸エチルエステルを基礎として〕加熱
攪拌時間、シリカゲルの使用量、生成物の収量および収
率は第6表の通りであり、N−(5−(3−エトキシカ
ルボニル)プロポキシ−2−ニトロフェニルシーアミノ
酸エチルエステルの物性は第7表の通りである。
実施例 1〜】0 3  ffti  6   (3−エトキシカルボニル
プロボキシ)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサ
リン 参考例11〜20で得られたN−(5−(3−工l・キ
シカルボニル)プロポキシ−2−二10フェニル〕アミ
ノ酸エチルエステル(出発物質)をエタノールに溶解し
、4〜5当量の鉄粉を加え、加熱還流下約5規定の塩化
水素/エタノール溶液を徐々に滴下し、3時間反応させ
た。反応後、不溶物を濾過し、エタノールで洗浄後、濾
液と洗液を合わせて減圧濃縮した。残渣をクロロホルム
に溶解し、その溶液を水洗し、水層をさらにクロロホル
ムで抽出し、前のクロロホルム層と合わせ、希炭酸すI
−IJウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮して表題の目的物と3−2換−6−(3−
エトキシ力ルポニルブロボキシ)−2−オキソ−1,2
,3,4−テトラヒドロキノキサリンを含む混合物を含
む残渣を得た。
こノ残渣ヲヘンゼンにン容かし、これに当モル量のジク
ロロジシアノベンゾキノン(DDQ)を加え、3〜4時
間加熱還流した。反応液はできるだけ熱いうちに不溶物
を濾過し、ベンゼンで充分洗浄した後、濾液を減圧濃縮
した。残渣をクロロホルムで充填したシリカゲル(C−
200)のカラムにチャージし、クロロホルム−メタノ
ール(200:1)で溶出するカラムクロマトグラフィ
ーにより精製して表題の目的物を得た。
出発物質の使用量、使用したエタノール量、使用した鉄
粉量、使用した塩化水素/メタノール量、使用したDD
ql、使用したシリカゲル量、目的物の化合物番号、そ
の収量およびその収率は第8表に示す通りである。
実施例 11〜20 3  Wto  6   (3−カルボキシプロポキシ
)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン参考例
1〜10で得たエステル体10mMをメタノールl Q
mil!に懸濁し、これに2N−NaOH水溶液を加え
、室温で一夜攪拌した。反応液に水30m7!を加え、
6N塩酸で(pH約2)にした。析出した結晶を濾取し
、充分水洗、乾燥して表題の目的物を得た。
前記エステル体の化合物番号、その使用量、2N −N
 a OH水溶1夜の使用量、目的物の化合物番号、そ
の収量および収率は第9表に示す通りである。
実施例 21〜47 3−置換−6−(3−N、N−ジ置換−アミノカルボニ
ル)プロポキシツー2−オキソ−1゜2−ジヒドロキノ
キサリン 実施例11〜20で得たカルボン酸体2mMをテトラヒ
ドロフラン’l Omlに力■え、これに当モル量のト
リエチルアミンを加えた後、−10°Cに冷却下当モル
量の塩化ピバロイルを滴下し、−10℃以下で1時間攪
拌した。得られた反応液に当モル量のアミンを一度に添
加し、反応温度を徐々に室温に戻しながら3時間攪拌し
た。反応液にクロロホルムを加え、希炭酸カリウム水溶
液で洗浄した。水層さらにクロロホルムで抽出し、先の
りロロボルム層と合し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシリカゲ
ル(C−200,70,)のカラムにチャージし、クロ
ロボルム−メタノール系溶出溶媒で溶出するカラムクコ
マドグラフィーによす1#製して表題の目的物をi′:
Fな。
カルボン酸体の化合物番号、その使用量、アミンの種類
、その使用量、クロロボルム−メタノール系溶出溶媒比
、目的物の化合物番号、その収量およびその収率は第1
O表に示す通りである。
参考例 21 N−(5−ヒドロキシ−2−二トロフェニル)−アミノ
酢酸メチルエステル 3−フルオロ−4−二トロフェノール50g(0,13
8モル)、グリシン48g (0,637モル)および
炭酸水素ナトリウム107g(1゜27モル)をエタノ
ール60 Omlと水100m1の混合溶媒に加え、5
日間加熱還流した。反応後、減圧下で溶媒を留去し、残
渣に希塩酸を加えて酸性とした後、濾過した。濾取物を
希塩酸、水の順で洗浄した後、真空乾燥してN−(5−
ヒドロキシ−2−ニトロフェニル)−アミノ酢酸を黄色
固体とL7て得た。収量66.4g(収率98%)。
N−(5−ヒドロキシ−2−二j・ロフェニル)−アミ
ノ酢酸45. 78 g (216モル)をメタノール
500m6に溶解し、これに水冷下チオニルクロライド
30.84g (260mモル)を滴下後、水冷下で3
0分、室温で22時間攪拌した。反応混合物を濾過し、
濾過物をメタノールで洗浄し、乾燥して表題の化合物を
黄色固体として得た。また前記濾液を減圧濃縮し、析出
した物質をクロロホルムで洗浄し、乾燥して、先の黄色
固体と合わて表題の化合物47.5g (収率97%)
を得た。
NMR(DMSO−d、)  δ (ppm);3゜7
1  (s、3H,CH3) 、4.20  (d、2
H1CHt ) 、6.04〜6.29 (m、2H、
フェニルプロトン)、8.01  (d、IH,フェニ
ルプロトン)、8.50  (t、LH,NH)Mas
s  (CI)  ;227  (M”  +1)TL
C;Rfb  =0. 52 参考例 22 N−(5−(3−エトキシカルボニル)プロポキシ−2
−二トロフェニル〕−アミノ酢酸メチルエステル 金属ナトリウム0. 858(37mモル) ヲ)タノ
ール100m/に溶解し、これにN−(5−(ヒドロキ
シ−2−二トロフェニル)−アミノ酢酸メチルエステル
8.31g (37mモル)ヲ溶解した後、減圧上溶媒
を留去した。残渣をジメチルホルム゛アミド8 Oml
に溶がし、これにγ−ブロモ酪酸エチルエステル5.3
me (37mモル)を加え、60℃で14時間加熱攪
拌した。反応後、減圧上溶媒を留去し、残渣をクロロホ
ルムで充填した。シリカゲル(C−200)にチャージ
し、クロロホルムで溶出するカラムカラムクロマトグラ
フィーにより精製して表題の化合物を黄色結晶として得
た。収量10.76g (収率86%)。
NMR(CDC7!3 )  δ (ppm)  ;1
. 27(t、3H,CD3 )  、2. 12  
(q、2H,CHz)  、  2.  51   (
t  、  2H,CH□ )  、  3.83(s
、3H、Cト13 )  、  4.   OO〜 4
.  2 8   (m、6H13C)(3)  、6
. 02〜6. 34  (m、211、フェニルプロ
トン)、8.16  (d、1ト1、フェニルプロトン
)、8.60  (L、1日、NH) Mass  (CI)  ;34 1  (M”  )
1)TLC;Rfc =0.44 実施例 48 6−(3−エトキシカルボニルプロキシ)−2−オキソ
−1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン〔化合物
925〕 N−(5−(3−エトキシカルボニル)プロポキシ−2
−ニトロフェニル〕−アミノ酢酸メチルエステル2.4
2g (7,1mモル)と鉄粉7゜26gをエタノール
l OOmlに加え、加熱還流しながら約5規定の塩化
水素/エタノール溶液を滴下した。水素ガスの発生と共
に溶液の色は黄色から無色に変化した。塩化水素/エタ
ノール溶液はT 1.、 Cにより出発物質が消失する
まで(溶液の色が無色になる)適時加えた。反応混合物
をデカンテーションによりクロロポルム−水中に注いだ
。有Hy5を分取し、これを炭酸水素すトリウム水溶液
お3I、び水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をクロ111ホルムで充填した
シリカゲル(C−200)のカラムにチャージし、クロ
ロポルムータノール(100:1)で)8出するカラム
クロマトグラフ・イーにより精製して表題の化合物92
5を無色結晶として得た。収ff11.4g(収率70
%) 実施例 49 6−(3−エトキシ力ルポニルブロボキシ)−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロキツキザリン〔化合物914〕 5g(18mモル)の化合物925をベンゼン300m
ffに加え、加熱溶解し、これにジクロロジシアノヘン
ゾキノン(DDQ)4.5g  (19,8mモル)を
少しづつ加えた後、3時間加熱還流した。反応混合物を
熱いうちに濾過し、濾液を減圧ン農縮した。残渣をクロ
ロホルムに溶解し、水洗し、無水硫酸ナトリウl、で乾
燥後、減圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシ
リカゲル(C−200)カラl、にチャージし、クロロ
ホルム−メタノール(300:l)、クロロホルム−メ
タノール(200:1)およびクロロホルム−メタノー
ル(100:])の順で溶出するカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して表題の化合物914を無色結晶とし
て得た。収fA4g<収率81%) 実施例50〜54 6   [3(N、、N−ジ置換−アミノカルボニ)プ
ロポキンク−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリ
ン 1g (3,5mモル)の化合物914 (出発物質)
を50%含水エタノール5 Qrr+42に溶解し、こ
れに2N−NaOH水溶液水溶液6加l、室;Wで1〜
1.5時間攪拌した。反応混合物に希塩酸を加えて酸性
とした後、減圧上溶媒を留去した。
残渣を真空乾燥して粗製の6−(3−カルボキシプロポ
キシ)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン〔
化合物938]を得た。これにジメチルホルムアミド5
0 +n Eと1−リエチレンアミン1mAを加えた後
、これにピハロイルクロラーイド0.45mj!を滴下
した後、室温で2時間攪拌した。この反応液にアミン(
4,3mモル)を加え、室温で1.5L冒(旧見拌した
。反応混合物を減圧濃縮し、残渣にクロロホルムを加え
た。不溶物を濾去し、′濾液を減圧濃縮した。残渣をク
ロロホルムで充填したシリカゲル(C−200)のカラ
ムにチャージし、クロロホルム−メタノール(100:
1)およびクロロホルム−メタノール(50:1)の順
で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して表
題の目的化合物を得た。
使用した出発物質の種類、使用したアミンの種類、目的
物の化合物番号、その収量および収率は第11表に示す
通りである。
参考例 23 N−(5−(3−エトキシカルボニル)ブトキシ−2−
二l・ロフェニル〕−アミノ酢酸メチルエステル 金属ナトリウム1.83c  (79,7mモル)をメ
タノールl OOm 1に溶解し、これにN−(5−(
ヒドロキシ−2−ニトロフェニル)−アミノ酢酸、メチ
ルエステル15g(66,4mモル)を溶解した後、減
圧上溶媒を留去した。残渣をジメチルホルムアミド 5−ブロモ吉草酸エチルエステル12.6r+1 (7
9、7mモル)を加え、60℃で20時間加熱撹拌した
。反応後、減圧上溶媒を留去し、残渣をクロロホルムに
溶解させた。不溶物をセライトを用いて濾去し、濾液を
減圧濃縮した。残渣をクロロホルムを充填したシリカゲ
ル(C−200)のカラムにチャージし、クロロホルム
で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して表
題の化合物を黄色結晶として得た。収量22.7g(収
率97%)。
N M R ( C D C (1 :l )  δ(
ppm);1.26(t、3 H− CH:l ) 、
1.6〜2.0  (m、4ト■ 、  2CH,) 
 、  2.  3 9   (t、   2H,CI
−■、  )、3. 83  (S、 311、CHf
f  )  、3. 9〜4゜3  (m、  6 H
13CIlz  )  、−6,00(d、  I H
フェニルプロi・ン)、6.27  (d、d、Itl
フェニルプロトン)、8.15(d、1■、フェニルプ
ロトン) M:Uss  (CI);355  (M”  ÷1)
実施例 55 6−(4−エトキシカルボニルプロポキシ)−2−オキ
ソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノキザリン〔化合
物927〕 N−(5−(4−エトキシカルボニル)ブトキシ−2−
ニトロフェニルツーアミノ酢酸メチルエステル14.1
g (40mモル)と鉄粉42.3gをエタノール30
0m6に加え、加熱還流しながら、これに約5規定の塩
化水素/エタノール溶液を滴下した。水素ガスの発生と
共に溶液の色は黄色から無色に変化した。塩化水素/エ
タノール溶液はTLCにより出発物質が消失するまで(
溶液の色が無色になる)適時加えた。反応混合物をデカ
ンテーシヨンによりクロロホルム−水中に注いだ。有機
層を分1i811 L、これを炭酸水素す1−リウム水
溶液および水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシリ
カゲル(C−200)のカーフ1、にチャージし、クロ
ロホルム−メタノール(100:1)で)溶出するカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して表題の化合物92
7を無色結晶として得た。収ff19.8g(収率84
%)実施例 56 6−(4−エトキシカルボニルプロポキシ)−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロキツキザリン〔化合物919〕 9g (30,8mモル)の化合物927をベンゼン6
00 m lに加え、加熱溶解した。これにジクロロジ
シアノベンゾキノン(DDQ)7.69(33,9mモ
ル)を少しづつ加えた後、3時間加熱還流した。反応混
合物を熱いうちに濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣を
クロロホルムに溶解し、水洗し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧(・磐縮した。残渣をクロ1コホルムで充
填したシリカゲル(C−200)のカラムにチャージし
、クロロホルム−メタノール(300:1)、クロロホ
ルム−メタノール(200:1)およびクロロホルム−
メタノール(+00:1)の順で?8出するカラムクロ
マトグラフィーにより精製して表題の化合物919を無
色結晶として得た。収量7.4g(収率83%) 実施例 57〜61 6− (4−(N、N−ジ置換−アミノカルボニル)ブ
トキシ〕−2−オキソー1.2−ジヒドロキノキサリン 500mg (1,72mモル)の化合物919(出発
物質)を50%エタノール50mlに溶解し、これに2
pJ−NaOH水溶液水溶液6査j2、室温で1〜1.
5時間攪拌した。反応混合物に希塩酸を加えて酸性とし
た後、減圧上溶媒を留去した。残渣を真空乾燥して粗製
の6−(3−カルボキシブトキシ)−2−オキソ−1,
2−ジヒドロキノキサリンを得た。これにジメチルホル
ムアミt’ 50 m lとトリエチレンアミン1ml
を加えた後、これにピバロイルクロライド0.45m7
!を滴下した後、室温で2時間攪拌した。この反応液に
アミン(4,3mモル)を加え、室温で15時間問押し
7た。反応混合物を減圧濃縮し、残渣にクロ[2ホルム
を加えた。不溶物を濾去巳、濾液を減圧濃縮した。残渣
をクロロホルl、で充填したシリカゲル(C−200)
のカラムにチャージし、クロロホルム−メタノール(1
00:1)および・クロロホルl、−メタノール(50
:1)の順で溶出するカラムクロマトグラフィーにより
精製して表題の目的化合物を得た。
使用した出発′PA質の種類、使用したアミンの種類、
目的物の化合物番号、その収量および収率は第11表に
示す通りである。
参考例 24 N−(5−(5−3(N−シクロへキシル−N−メチル
−アミノカルボニル)プロポキシ)−2ニトロフエニル
〕アミノ酢酸メチルエステル金属ナトリウム1.028
 (44mモル)をメタノール100m7!に(客月7
し、これにN   (5−ヒドロキシ−2−ニトロフェ
ニル)−アミノ酢酸メチルエステル 解した後、減圧下溶媒を留去した。残渣にジメチルホル
ムアミド100rr+j!を加え、これにN−シ、 ク
ロヘキシル−N−メチル−4−りIコロブタンアミド9
.6g (44mモル)を加え、100℃で−・夜加熱
攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をクロロホル
ムに溶解した。これを水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮した。残渣をベンゼンで充填したシリ
カゲル(C−200)のカラムにチャージし、ベンゼン
−酢酸エチル(5 : 1) 、ヘンゼンー酢酸エチル
(3:]、)の順で溶出するカラムクロマトグラフィー
により精製して表題の目的物を黄色結晶として得た。収
量10、3g(収率58%)。
NM R (C D C j! 3)  δ (1)!
’1m)  ; 1.  O 〜2、0 (m、IOH
、5GHz ) 、2.  1 5 (q、2H,CH
□) 、2.52 (t,28、CH2)、2.84 
 (s,3H,CHs )、3.83  (s、  3
 ト1 、  CH3  )   、  4.   0
  〜 4  、  2   (m,   411。
2CH2  )  、 3.  4〜3. 7、 4.
 2〜4. 6 (m,IH、CH) 、G.l O 
 (d,l H、フェニルプロトン)、6.29  (
d,d,II+、フェニルプロトン)、8.16  (
d,IH、フェニルプロトン)、8.60  (L、I
 H、N H )Mass  (CI)i408  (
M” + 1)TLC;Rf=0.33 Cベンゼン−
酢酸エチル(1 : 1) ) 実施例 62 G− (3− (N−シクロへキシル−N−ノチルーア
ミノカルボニル)プロポキシツー2−オキソ−1.2,
3.4−テトラヒドロキノキサリン〔化合物929〕 N  (5   f3(N−シクロへキシル−N−メチ
ル−アミノカルボニル)プロポキシ)−2−ニトロフェ
ニル〕ーアミノ酢酸メチルエステル9g(22mモル)
と鉄粉27gをエタノール150mj?に加え、加熱還
流しつつ、約5規定の塩化水素/エタノール溶液を滴下
した。水素ガスの発生と共に溶液の色は黄色から無色に
変化した。塩化水素/エタノール溶液はT L Cで出
発物質が消失するまで(溶液の色が無色になる)a時加
えた。
反応混合物をデカンテーションにより酢酸エチル−炭酸
水素ナトリウム水溶液に注ぎ、有i層を分取し、これを
水、炭酸水素すトリウ、−水溶液、水の順で洗浄し、無
水硫酸マグネンウl、て乾燥後、減圧ン農縮した。残渣
をクロロホルムで充填したシリカゲル(C−200)の
カラムにチャージし、クロロホルム−メタノール(10
0:1)で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精
製して、表題の目的物929を無色結晶として得た。収
エフg(収率91%) 参考例 25 5− (4− (1−シクロへキシルテトラゾール−5
ーイル)ブトキシ〕ー2ー二トロフェニルーアミノ酢酸
メチルエステル 金属ナトリウム5 0 9mg (2 2mモル)をメ
タノール3 Qmj2に?8解し、これにN−(5−ヒ
ドロキシ−2−ニトロフェニル)−アミノ酢酸メチルエ
ステル5G (22mモル)を加えて熔解させた後、減
圧下溶媒を留去した。残渣にジメチルホルムアミド1 
0 0meを加え、これに1−りt’Jロー4−(1−
シクロヘキシル−テトラゾール−5−イル)ブタン5.
36g (22mモル)を加え、l 0 0 ’Cで3
時間撹拌し,た。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をベン
ゼンで充填し7たシリカゲル(C−200)のカラムに
チャージし、ベン上−8酸エチル(15:l)?容出す
るガラムクロマトグラフイーにより精製して表題の目的
物を黄色結晶として得た。収量2.9.<収率30%)
N M R ( C D C 7!:l ) δ(pp
m);1.1 〜2、   3   (m 、  1 
4 トI、 7CHz  )  、 2.   93 
  (t、2H,CH2 ) 、3.82 (s,3H
,Cth )、3.9〜4.4 (m,5H、2CH□
、CH)、5.99(d、IH、フェニルプロトン)、
6、24 (d.d,IH,フェニルプロトン)、8、
11  (d,IH、フェニルプロトン)、8.59 
(t,LH,NH) Mass  (CI);433 (M″+1)’rLC
;  Rr、  =O,G  IRfc =0. 05 実施例 63 6− (4−(1−シクロへキシルテトラゾール5−イ
ル)ブトキシ〕−2−オキソ−1,2゜3.4−テトラ
ヒドロキノキサリン〔化合物9N−(5−+4  (1
−シクロへキシルテトラゾール−5−イル)ブトキシ)
−2−二トロフェニル〕−アミノ酢酸メチルエステル1
.9g(4゜4 mモル)と10%Pd/C触媒1.9
gをエタノール500mlに加え、これに水素ガスを通
じながら2時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾液を
減圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシリカゲ
ル(C−200)のカラムにチャージし、クロロホルム
−メタノール(200:l)?8出するカラムクロマト
グラフィーにより精製して、表題の目的物931を無色
固体として得た。
実施例 64 6− (4−(1−シクロへキシルテトラゾール5−・
イル)ブ]・キシシー2−オキソ−1,2−ジヒドロキ
ノキサリン〔化合物913〕N−[5(4−(1−シク
ロ−・キシルテトラゾール−5−イル)ブトキシ)−2
−二l・ロフェニル〕−アミノ酢酸メチルエステル2g
(4,6mモル)と1失わ)6gをエタノール゛loO
m6にフ用え、加熱還流しつつ、約5規定の塩化水素/
エタノール溶液をTLCで出発物質が消失するまで適時
加えた。反応混合物をセライトを用い°ζ濾過し、濾液
を減圧濃縮した。得られた残渣を一夜放置した(この放
置により精製した化合物931が酸化されて化合物91
3に変換した)。この残渣をクロロホルムで充填したシ
リカゲル(C−200)のカラムにチャージし、クロロ
ホルム−メタノール(30:1)?容量するカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、表題の目的物913を
無色結晶として得た。収ff1854mg (収率50
%)。
実施例 65 3−メチル−6−(3−(N−シクロへキシル−N−エ
チル−アミノカルボニル)プロポキシゴー2−オキソ−
1,2−ジヒドロキノキサリン〔化合物1029) 実施例11で得た3−メ千ルー6−(3−カルボキシプ
ロキシ)−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン
2.0mMをテトラヒドロフラン20m11!に加え、
これに当モル量の1−リエチルアミンを加えた後、−1
0℃に冷却下当モル星の塩化ピバロイルを滴下し、−1
0℃以下で1時間攪拌した。得られた反応液にN−シク
ロへキシル−エチルアミン0.31m1を一度に添加し
、反応温度を徐々に室温に戻しながら3時間攪拌した。
反応液にクロロホルムを加え、希炭酸カリウム水溶液で
洗浄した。水層をさらにクロロホルムで抽出し、先のク
ロロホルム層と合し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧濃縮した。残渣をクロロボルムで充填したシリカゲル
(C−200,70g)のカラムにチャージし、クロロ
ホルム−メタノール(50:1)で溶出するカラムクロ
マトグラフィーにより精製して、表題の化合物1029
を得た。収量0.47g (収率63.3%)。
参考例 26 2−(N(5−(4−工トキシカルボニル)ブトキシ−
2−二トロフェニル〕) −アミフープ1コピオン酸エ
チルエステル 金属ナトリウム1.15g (50mM)をエタ、ノー
ルI 50 m eに?容かし、こホ1.二こ2−  
(N−(5−ヒドロキシ−2−二トロフェニル)〕−7
ミノプロビオン酸工千ルエステル12.7g (50m
M)を加え、減圧下に濃縮乾固τ−柘。ジメチルボルム
300 m eを加えて熔解し、ブロム吉草酸エチルエ
ステル10. 45 g (50mM)を加え、−夜撹
拌した。減圧下に溶媒を留去し、残渣をクロロホルムに
熔解し、希炭酸カリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮した6残渣をベンゼ
ンで充填し7たシリカゲル(C−200,120g)の
カラムにチャージし、ベンゼン−酢酸エチル(50:1
)により精製して表題の化合物を得た。収量17.13
g(収率93.1%) NMR(CDCI:l)  δ(ppm); 1.27
(t、 31i  J=7)  、 1. 28  (
t 、 3+1.J−・7)  、 1. 60  (
d、 3 IIl、J=7)、 1.6〜2. 0  
(m、 411)  、 2. 39  (t、 2 
t+1.J=7)   、  3.8 〜4 、 4 
 (111、711)   、  6.  04(d、
   IH,J=2.  5)  、  0.  25
   (d、   d。
I  I+1.1 ・ 2. 5. 1 0)  、8
. 1G  <III、J・ I  O)  、 8.
 54  (d、 I  I+、 、J == 8 )
参考例 27 2− (N −(5−(4−エトキシカルボニル)ブト
キシ−2−ニトロフェニル]) −アミノ−醋酸エチル
エステル 参考例26において、2CN5−ヒドロキシ−2−ニト
ロフェニル)]−アミノプロピオン/エチルエステルの
代りに2−(N−5−ヒドロキシ−2−ニトロフェニル
)〕−アミノ醋酸エチルエステル(50mM)を用いて
表題の化合物を得た。収量18.42g (収率93.
0%)N M R(CD Cl :l )  δ (p
pm);1.06(し、3H,J=7) 、1.26 
(t、3H,J=7)、1.28  (L、3H,J=
7) 、1.6〜’、!、2(m、 611)  、 
2. 3 9  (t 、 2+1.J・−7)  、
 3.9〜4.  /I  (m、  7]1)  、
 6. 0 6(d、IHl  、  、) − 2.
  5)  、  6.  25   (d、   (
1、I  11、 、J=2. 5. 1 0)  、
 8.  ]、5  (d、、 IHl J=10) 
 、 8. 56  (d、  ILL  J=8)実
施例 G6 3−メチル−6−(エトキシカルボニルブトキシ)−2
−オキソ−1,2ジヒドロキノキヅリン〔化合物103
f3) 2− (N−(4−エトキシカルボニル)ブトキシ−2
−ニトロフェニル〕) −アミノ−プロピオ酸エチルエ
ステル17.12g (44,84mM)と鉄粉11.
0gをエタノール350m5に加え、加熱還流しながら
、これに約5規定の塩化水素/エタノール溶液を滴下し
、出発物質が消失するまで加熱還流した。不溶物を濾去
し、濾液を残圧濃縮した。残渣をクロロホルムに溶かし
、希塩酸水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をベンゼン5Q Q
m6に溶かし、DDQlo、2gを加え、2U、%量刑
熱還流した。不溶物を濾去し、濾液を減圧、・、農縮し
、残渣をクロロホルムで充填したシリカゲル(C−20
0,250g)のカラムにチャージし、クロロホルム−
メタノール(200:I)で溶出するカラJ、クロマト
グラフィーにより精製して表題の化合物1036を得た
。収量8.99[(収率66.0%) 実施例 67 3−エチル−4−(エトキシカルボニルブトキシ)−2
−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン〔化合物10
12) 実施例66において、2   (N  (5(4−エト
キシカルボニル)ブトキシ−2−ニトロフェニル〕)−
アミノ−プロピオン酸エチルエステルの代りに2−(N
−5−(4−エトキシカルボニル)ブトキシ−2−ニト
ロフェニル〕) −アミノ−酪酸エチルエステル18.
40g (4,6,50m M )を用い、鉄粉12.
0gを用い、DDQを11.1g用いて、表題の化合物
1012を得た。収量9.12g(収率61.7%) 実梅例 68 3−メチル−6−(4−カルボキンブトキシ)−2−オ
キソ−1,2−ジヒドl’lキノキ・す゛リン〔化合物
+037) 8.99g (29,6mM)の化合物1036をメタ
ノール29.(im(!Qこ:チ門し、:l! N −
N X1011水溶’l(129、(i m 7!をI
Jrlえ、−夜間1↑した。
反応液に水88.8mffを加え、6N塩酸でp I+
2に調製した後、析出した結晶を濾取し、十分に水洗し
た後、乾燥して表題の化合物1037を得た。収量7.
89g(収率96.6%)実施例 69 3−エチル−6−(4−カルボキシブトキシ)−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロキノキサリン〔化合物101.
3’1 8.90g (28,9mM)の化合物1012をメタ
ノール28.0mffに懸濁し、2N−NaOH水溶液
28.0mffを加え、−夜攪拌した。
反応液に水84.Omlを加え、6N塩酸でpH2に調
製した後、析出した結晶を濾取し、十分に水洗した後、
乾燥して表題の化合物1013を得た。
実施例 70 3−メチル−6−[4−(N−シクロへキシル−N−2
−ヒ1′ロキシエチルーアミノ力ルボニル)ブトキン〕
−2−オ、1−ソー1.2−ジし1′口、1−ツキザリ
ン〔化合物103435.0mMの化合物+037をテ
トラヒドロフラン50 rn (!に〕川え、これに当
モルのトリエチルアミンを加え、−10℃に冷却下当モ
ルのクロロイ・ノブチル蟻酸を滴下し、−10’Cで1
時間屍拌シタ。反応液にN−シクロへキシル−2−ヒド
ロキシエチルアミン0.73gを一度に加え、反応温度
を徐々に室温に戻しながら3時間攪拌した。
反応液にクロロホルムを加え、炭酸カリウム水溶液で洗
浄した。水層をさらにクロロホルムで抽出し、先のクロ
ロホルム層と合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシリカゲル
(C−200,120g)のカラムにチャージし、クロ
ロホルム−メタノール(30:l)で溶出するカラムク
ロマトグラフィーにより精製して表題の化合物+034
を得た。収量1.03g (収率51.4%)実施例 
7I 3−エチル−6−(4−(N−シクロヘキシル−N−2
−ピドロキシエチルニ〒ミ、Iカルボニル)ブ1−1−
シ〕−2−オキソ−1,2−ジヒドロ;12ノートザリ
ン〔化合物1015)実施例70において、化合物10
37の代りに化合物13を用いて表題の化合物1015
を得た。収量0.98g (収率47.2%)実施例 
72 3−エチル−6−(4−(N−シクロへキシル−N−メ
チル−アミノカルボニル)ブトキシ〕−2−オキソー1
,2−ジヒトL:1キ、′キ4トリン〔化合物1014
〕 5.0mMの化合物1013をテトラヒドロフラン50
mlに加え、これに当モルの1−リエチルアミンを加え
、−10℃に冷却下当モルのクロロイソブチル蟻酸を滴
下し、−10℃で1時間攪拌した。反応液にN−シクロ
へキシル−メチルアミン0.68m1を一度に加え、反
応温度を徐々に室温に戻しながら3時間攪拌した。反応
液にクロロホルムを加え、炭酸カリウム水溶液で洗浄し
た。水層をさらにクロロホルl、で抽出し、先のクロ「
1ホルム層と合・口て無水硫酸り・I・リウムで乾燥後
、減圧濃縮した。残渣をクロロホルムで充填したシリカ
ゲル(C−200,120g)のカラムにチ中−ジし、
クロロボルム−メタノール1)で溶出するカラムクロマ
トグラフィーにより精製して表題の化合物1014を得
た。収量1。
41g(収率73.2%) 実施例 73 3−エチル−6−(4− (N−シクロヘキシル−N−
メチル−アミノカルボニル)ブトキシ〕=2ーオキソー
1.2ージヒドロキノキサリン〔化合物1035) 実施例72において、化合物1013の代りに化合物3
7を用い、N−シクロへキシル−メチルアミン0.68
mji!の代りにN−シクロヘキシル−エチルアミンQ
.77meを用いて表題の化合物1035を得た。収積
1.4!1g(収率77。
4%)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、ZはNまたはNHを示し、■は一重結合または
    二重結合を示し、R_1は水素原子、炭素数1〜20個
    のアルキルまたは置換基を有していてもよいフェニル基
    を示し、Aは低級アルキレン基を示し、Rはカルボキシ
    、低級アルコキシカルボニル、▲数式、化学式、表等が
    あります▼基または1−シクロア ルキル−テトラゾール−5−イル基を示し、R_2は低
    級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキルまたは置換基を
    有していてもよいフェニル−低級アルキル基を示し、R
    _3は低級アルキルまたはシクロアルキル基を示し、R
    _2およびR_3は隣接する窒素原子と共に▲数式、化
    学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等が
    あります▼ R_6基を形成し、R_5およびR_6は各々水素原子
    または置換基を有していてもよいフェニル基を示す)で
    表わされるキノキサリン化合物またはその塩。
JP63210346A 1987-10-05 1988-08-24 6−置換アルコキシ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノキサリン誘導体 Pending JPH0276860A (ja)

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