JP2013536474A - 非粘着送り状ラベルとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、感熱紙と、前記感熱紙の下面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して形成される第1コーティング層と、前記第1コーティング層の下面に全重量に対して35〜45重量%のn−ブチルアクリレートが含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して形成される第2コーティング層と、前記第2コーティング層の下面に形成される粘着層と、前記粘着層の下面に貼り付けられる離型紙と、を備える非粘着送り状ラベルに関する。本発明によれば、工程の単純化および中間紙の省略により生産コストを節減することができ、中間紙の使用による資源の無駄使いを低減することができる。なお、中間紙に用いられる種々の接着剤の高い接着温度、乾燥条件による不良要素を完全に排除して製品の不良率を大幅に下げることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は非粘着送り状ラベルとその製造方法に係り、さらに、詳しくは、工程の単純化および生産コストの節減を図ることができ、しかも、不良率を極力抑えることのできる非粘着送り状ラベルとその製造方法に関する。
一般に、非粘着送り状ラベルとしては、種々のタイプのものが提案されて用いられている。例えば、大韓民国実用新案登録第282650号公報の「物品配送用ラベル」には、離型紙/粘着層/中間紙/澱粉層/印刷層の構造を有する物品配送用ラベルが開示されているが、中間紙の使用による工程の複雑化および澱粉層のコーティング条件に起因して高い不良率を有していた。
また、大韓民国特許公告第1995−9968号公報の「ステッカー生地の粘着剤を部分的に除去する方法」には、送り状生地の粘着剤を部分的に除去する方法が開示されている。同方法は、ステッカー中紙の上部に塗布された粘着剤層に白色インキを部分的に印刷し、白色インキの印刷された部分は粘着機能をなくし、残りの部分のみが粘着剤として働くようにして上紙の引き剥がしを容易にしている。
しかしながら、このような従来の方法は、非粘着組成物を用いることなく、粘着剤の表面に別の非接着性白色インキを塗布して中間紙と上紙との相互接着面積を格段にと狭めて上紙を引き剥がしやすくする方法であるが、下記の欠点を有していた。
先ず、第一に、白色インキを塗布する工程、白色インキを乾燥させる工程に際して粘着剤の耐熱性を高く維持しなければならない。
第二に、引き剥がされる上紙が白色インキによって部分的に粘着状態を維持しなければならない。
第三に、引き剥がされる上紙が白色インキによって部分的に粘着状態を維持することにより剥がれる恐れがあり、これを防ぐために上紙の引き剥がし部分をダイカットして切取線を付設しなければならない。
第四に、中紙を用いる複雑性を依然として有している。
最後に、上紙が引き剥がされた中間紙の表面もまた粘着性を依然として維持しているため、非粘着送り状ラベルとしての機能を果たすことができない。
また、大韓民国実用新案登録第305874号公報の「非粘着性ラベル送り状」は、引き剥がされる下紙と、送り状の印刷面をなす上紙と、下紙と上紙との間の上下面に粘着剤を塗布して形成される中紙と、を備え、中紙の上部の粘着剤の表面に層状に形成された非粘着性ノンスティックポリマー層を介して上紙と貼り合わせたものである。すなわち、ノンスティックポリマー層は非粘着性ポリマー層であり、上紙を中紙に貼り付ける役割を果たし、一応上紙を中紙から引き剥がした後には粘着力を示さないため異物などにより汚れることがなく、製造中に高熱・高圧により薄膜状のノンスティックポリマー層を通過して上紙が中紙の粘着剤により接着力を維持している。
しかしながら、このような従来の非粘着性ラベル送り状において、薄膜状のノンスティックポリマー層は、高熱・高圧のラミネート工程により中紙の上部の粘着剤がポリマー層の微細気孔を通過して上紙との接着力を一時的に維持するものであり、完全ではないものの、一部微細に粘着剤を通過させる薄膜の層を中紙の上部に塗布された粘着剤層の表面に処理してなるものであり、上紙を除去してからは完全な非粘着が得られず、微細気孔を通過した粘着剤によりべたつきが残留するという欠点があり、初期の上紙の引き剥がし時には粘着剤により中紙と上紙とが接着状態を維持するためやや無理な力を必要としており、これにより、中紙および上紙の損傷が招かれるという欠点がある。なお、高熱・高圧のラミネート工程などを経るため、粘着剤など関連する塗布材料もまた高熱に耐え得る特別な材料として準備される必要があり、その結果、製造コストの高騰が招かれる。
本発明は、上記の従来の技術による非粘着送り状ラベルにおける問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、中間紙を使用せず、第1および第2コーティング液のコーティングだけで非粘着送り状ラベルを完成し、これにより、工程の単純化および中間紙の省略によるコスト節減を図ることのできる非粘着送り状ラベルとその製造方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一側面による非粘着送り状ラベルは、感熱紙と、前記感熱紙の下面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して形成される第1コーティング層と、前記第1コーティング層の下面に全重量に対して35〜45重量%のn−ブチルアクリレートが含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して形成される第2コーティング層と、前記第2コーティング層の下面に形成される粘着層と、前記粘着層の下面に貼り付けられる離型紙と、を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記第1コーティング層は、前記第1コーティング液に前記ポリオレフィン樹脂の乳化のために乳化剤が含有されるが、前記乳化剤が、前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されるポリオキシエチレンステアリルエーテルである。
また、好ましくは、前記第1コーティング層は、前記第1コーティング液に前記ポリオレフィン樹脂の乳化安定のための安定剤が含有されるが、前記安定剤が、前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されているセチルアルコールである。
さらに、好ましくは、前記第1コーティング層は、前記第1コーティング液に前記第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤が含有される。
さらに、好ましくは、前記ラテックスは、ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させ、乳化重合された結果物に水溶性増粘剤が混合される。
さらに、好ましくは、前記サルフェート系乳化剤は、前記ラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有されている。
さらに、好ましくは、前記ラテックスには重合時に用いられる開始剤が含有され、
前記開始剤は、前記ラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%含有されているペルサルフェート系のものである。
上記の目的を達成するために、本発明の他の側面による非粘着送り状ラベルの製造方法は、感熱紙の表面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して第1コーティング層を形成するステップと、前記第1コーティング層の表面に全重量に対してn−ブチルアクリレートが35〜45重量%含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して第2コーティング層を形成するステップと、前記第2コーティング層の表面に粘着層を形成するステップと、を含むことを特徴とする。
また、好ましくは、前記第1コーティング層を形成するステップは、ポリオレフィン樹脂を溶融させるステップと、前記ポリオレフィン樹脂の溶融物に前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のポリオキシエチレンステアリルエーテルを溶融およびブレンドさせるステップと、前記ポリオキシエチレンステアリルエーテルにより溶融およびブレンドさせて得られる結果物に蒸留水を滴下して攪拌した後に常温まで冷却させるステップと、前記常温まで冷却させるステップにより冷却された結果物に前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のセチルアルコールを投入して混合するステップと、前記セチルアルコールの混合物に前記第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤を投入して攪拌するステップと、を含む。
さらに、好ましくは、前記第2コーティング層を形成するステップは、ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させるステップと、前記乳化重合された結果物に水溶性増粘剤を混合するステップと、を含む。
さらに、好ましくは、前記乳化重合させるステップにおいては、前記ラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%のペルサルフェート系開始剤を混合する。
さらに、好ましくは、前記サルフェート系乳化剤は、前記ラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有されている。
本発明に係る非粘着送り状ラベルとその製造方法によれば、工程の単純化および中間紙の省略により生産コストを節減することができ、しかも、中間紙の使用による資源の無駄使いを低減することができる。
また、中間紙の使用による各種の接着剤の高い接着温度、乾燥条件による不良要素を完全に排除して製品の不良率を大幅に下げることができる。
本発明に係る非粘着送り状ラベルを示す断面図である。 本発明に係る非粘着送り状ラベルを示す斜視図である。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態について詳述する。また、本発明の実施形態は、当該技術分野において通常の知識を有する者に本発明をなお一層完全に説明するために提供されるものであり、下記の実施形態は種々の態様に変形可能であり、本発明の範囲が下記の実施形態に何ら限定されない。
図1は、本発明に係る非粘着送り状ラベルを示す断面図である。
図1に示すように、本発明に係る非粘着送り状ラベル10は、第1および第2コーティング液を感熱紙11に直接的にコーティングして中間紙を省略した送り状ラベルであり、感熱紙11と、感熱紙11の下面にこの順に形成された第1コーティング層12と、第2コーティング層13と、粘着層14と、離型紙15と、を備える。
感熱紙11は、化学物質が塗り付けられて熱を加えると発色されることにより、依頼主および配送先の氏名、居所および電話番号などがその上面に印刷される。
第1コーティング層12は、感熱紙11の表面、すなわち、下面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して形成される。ここで、ポリオレフィン樹脂は、分子量が800未満であれば、乾燥後にオイル状に感熱紙11に含浸されて2次コーティング液が定着されず、感熱紙11の印刷適性が発現されなくなる。なお、ポリオレフィン樹脂は、分子量が1,300を超えると、乳化工程中に熱溶融粘度が高過ぎて乳化させることができなくなる。
第1コーティング層12は、第1コーティング液にポリオレフィン樹脂の乳化のために乳化剤が含有されるが、乳化剤が、第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されているポリオキシエチレンステアリルエーテルであることが好ましい。ここで、ポリオキシエチレンステアリルエーテルは、第1コーティング液の全重量に対して3%未満であれば、乳化力が弱くて巨大な粒子が生成されて塗布加工面の品質が低下し、その一方、第1コーティング液の全重量に対して8%を超えると、過剰な乳化剤の影響により、感熱紙11を引き剥がすときに、引き剥がし強度の経時変化を招いてしまう。
第1コーティング層12は、第1コーティング液にポリオレフィン樹脂の乳化安定のための安定剤が含有されるが、安定剤が第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されているセチルアルコールであることが好ましい。ここで、セチルアルコールは、第1コーティング液の全重量に対して3%未満であれば、乳化安定性が弱くて粒子同士が固結する貯蔵安定性を低下させ、その一方、第1コーティング液の全重量に対して8%を超えると、過剰な安定剤の影響により感熱紙11の感熱性能を低下させる。
第1コーティング層12は、第1コーティング液に第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤が含有されていてもよい。
第2コーティング層13は、第1コーティング層12の表面、すなわち、下面に全重量に対して35〜45重量%のn−ブチルアクリレートが含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して形成される。ここで、n−ブチルアクリレートがラテックスの全重量に対して35重量%未満であれば、感熱印刷時に感熱紙11が剥がれる虞があり、ラテックスの全重量に対して45重量%を超えると、接着力が強くなって感熱紙11を引き剥がすときに過剰な力を必要とする。
また、ラテックスは、ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させ、乳化重合された結果物に水溶性増粘剤が混合されていてもよい。
サルフェート系乳化剤は、ラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有されることが好ましい。ここで、サルフェート系乳化剤は、ラテックスの全重量に対して0.5重量%未満であれば、粒子の安定性が低下してスムーズな重合が行われず、ラテックスの全重量に対して2.0重量%を超えると、粒径が小さすぎて重合時点が上昇し、その結果、重合安定性が低下する。
ラテックスには、重合時に用いられる開始剤が含有されるが、このような開始剤は、ラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%のペルサルフェート系のものであることが好ましい。ここで、ペルサルフェート系開始剤は、ラテックスの全重量に対して0.3重量%未満であれば、反応転換率が低下して未反応モノマーによる品質低下が起こり、ラテックスの全重量に対して1.0重量%を超えると、分子量が減少して粘着力が増大される。
粘着層14は、第2コーティング層13の表面、すなわち、下面に粘着剤が塗布されて形成され、被貼付物に感熱紙11が貼り付けられるための貼着力を提供する。
離型紙15は、粘着層14の表面、すなわち、下面に貼り付けられることにより、粘着層14から引き剥がされやすくなり、これにより、感熱紙11が被貼付物に粘着層14として貼り付けられやすくなる。
本発明に係る非粘着送り状ラベル10によれば、図2に示すように、離型紙15(図1に示す)の引き剥がしにより粘着層14が配送用ボックスなどの被貼付物に貼り付けられた後、感熱紙11の引き剥がしが必要となる場合に送り状ラベルから感熱紙11を引き剥がすと、第2コーティング層13から感熱紙11および第1コーティング層12は引き剥がされ、引き剥がされた面は粘着力を失うことにより、異物などが引き剥がし面に付着しなくなる。
このような構成を有する本発明に係る非粘着送り状ラベルの作用および製造方法について詳述する。
本発明に係る非粘着送り状ラベルの製造方法は、感熱紙11の表面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して第1コーティング層12を形成するステップと、第1コーティング層12の表面に全重量に対してn−ブチルアクリレートが35〜45重量%含有されているアクリルラテックスを第2コーティング液として塗布して第2コーティング層13を形成するステップと、第2コーティング層13の表面に粘着層14を形成するステップと、を含む。
第1コーティング層を形成するステップは、第1コーティング液の形成のために、ポリオレフィン樹脂を溶融させるステップと、ポリオレフィン樹脂の溶融物に第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のポリオキシエチレンステアリルエーテルを溶融およびブレンドするステップと、ポリオキシエチレンステアリルエーテルの混合物に蒸留水を滴下して攪拌した後、常温まで冷却させるステップと、常温まで冷却させるステップにおいて冷却された結果物に第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のセチルアルコールを投入して混合するステップと、セチルアルコールの混合物に第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤を投入して攪拌するステップと、を含んでいてもよい。
ポリオレフィンは、分子量800〜1,300を有するが、分子量が800未満であれば、乾燥後にオイル状に感熱紙11に含浸されて第2コーティング液が定着されず、感熱紙11の印刷適性が発現しなくなり、分子量が1,300を超えると、乳化工程中に熱溶融粘度が高過ぎて乳化させることができなくなる。
第1コーティング液の製造に際して、乳化剤としてのポリオキシエチレンステアリルエーテルを第1コーティング液の全重量に対して3〜8%含有させることが好ましい。ここで、ポリオキシエチレンステアリルエーテルが第1コーティング液の全重量に対して3%未満であれば、乳化力が弱くて巨大な粒子が生成されて塗布加工面の品質が低下し、その一方、第1コーティング液の全重量に対して8%を超えると、過剰な乳化剤の影響により、感熱紙11を引き剥がすときに、引き剥がし強度の経時変化を招いてしまう。
第1コーティング液の製造に際して、第1コーティング液の乳化安定性のためにセチルアルコールを第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有させることが好ましい。ここで、セチルアルコールが第1コーティング液の全重量に対して3%未満であれば、乳化安定性が弱くて粒子同士が固結する貯蔵安定性を低下させ、その一方、第1コーティング液の全重量に対して8%を超えると、過剰な安定剤の影響により感熱紙11の感熱性能を低下させる。
第1コーティング液には、貯蔵安定性および塗布加工性を向上させるために水溶性増粘剤が含有される。
以下、実施例を挙げて本発明に係る非粘着送り状ラベルの製造方法の第1コーティング液について説明するが、本発明が以下の実施例に限定されることはない。ここで、重量%とは、当該コーティング液の全重量に対する重量%である。
実施例1
反応槽にポリオレフィン30重量%を取って135℃に保ちながら完全に溶融させた後、ポリオキシエチレンステアリルエーテル8重量%を取って均一に溶融およびブレンドした。ここに蒸留水15重量%を2時間かけて滴下した後、蒸留水42重量%を1時間かけて滴下した。次いで、30分間攪拌し続けた後、1分当たりに10℃以上に冷却させた。冷却過程を経た結果物が常温まで冷却された後、セチルアルコール3重量%を投入して均一にブレンドし、次いで、水溶性増粘剤2重量%を取って投入した後、安定した状態で攪拌して第1コーティング液を製造した。
実施例2〜実施例10
ポリオレフィンの分子量、乳化剤、安定剤および水溶性増粘剤などの添加量を下記表1に示すように変更した以外は、実施例1の方法と同様にして第1コーティング液を製造した。
比較例1
通常の離型コーティング液としての加熱硬化型シリコン離型剤を第1コーティング液として用いた以外は、実施例1の方法と同様にして第1コーティング液を製造した。
比較例2
通常の離型コーティング液としての加熱乾燥型シリコン離型剤を第1コーティング液として用いた以外は、実施例1の方法と同様にして第1コーティング液を製造した。
表1に示すように、実施例1〜10の場合、感熱紙11が感熱性能、塗布物性、引き剥がし強度、ラベル剥がれ、貯蔵安定性などが送り状ラベルとして求められる品質を満たしているのに対し、比較例1および2の場合、送り状ラベルとして求められる品質を満たしていないことが分かる。
第2コーティング層を形成するステップは、第2コーティング液の製造のために、ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させるステップと、乳化重合された結果物に水溶性増粘剤を混和するステップと、を含むスチレン−ブチル−アクリル共重合体を用いたラテックスの製造方法およびこれによるコーティング剤によって達成することができる。
本発明の第2コーティング液は、感熱紙11に対する感熱印刷時にラベルのめくりやねじれに耐え得る柔軟性を与えるために用いられるn−ブチルアクリレートをラテックス、例えば、アクリルラテックスの全重量に対して35〜45重量%含有することが好ましく、もし、n−ブチルアクリレートの含量がアクリルラテックスの全重量に対して35重量%未満であれば、感熱印刷時に感熱紙11が剥がれる虞があり、ラテックスの全重量に対して45重量%を超えると、接着力が強くなって感熱紙11の引き剥がし時に過剰な力を必要とする。
第2コーティング液の重合に際して乳化安定性のために用いられる乳化剤としては、サルフェート系アニオン乳化剤1種または2種を選択的に用いることができ、アクリルラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有することが好ましく、もし、サルフェート系アニオン乳化剤がアクリルラテックスの全重量に対して0.5重量%未満であれば、粒子の安定性が低下してスムーズな重合が行われず、アクリルラテックスの全重量に対して2.0重量%を超えると、粒径が小さすぎて重合時点が上昇し、これにより、重合安定性が低下する。
第2コーティング液の重合に際して、開始剤としては、ペルサルフェート系を用いることができ、アクリルラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%含有することが好ましく、もし、ペルサルフェート系の開始剤がアクリルラテックスの全重量に対して0.3重量%未満であれば、反応転換率が低下して未反応モノマーによる品質低下が起こり、アクリルラテックスの全重量に対して1.0重量%を超えると、分子量が減少して粘着力が増大される。
以下、実施例を挙げて本発明に係る非粘着送り状ラベルの製造方法の第2コーティング液について説明するが、本発明は、下記の実施例に限定されるものではない。ここで、重量%とは、当該コーティング液の全重量に対する重量%である。
実施例1
反応槽に蒸留水をアクリルラテックスの全重量に対して39.024重量%取り、且つ、アンモニウムペルサルフェート開始剤をn−ブチルアクリレート単量体に対して0.5重量%取って80℃に保った。次いで、ビーカーに、蒸留水をアクリルラテックスの全重量に対して11.707重量%、ソジウムラウリルサルフェート乳化剤をn−ブチルアクリレート単量体に対して0.5重量%、n−ブチルアクリレート単量体をアクリルラテックス固形分に対して全重量の39.6重量%取って攪拌して安定したプレエマルジョンを作成して反応槽に投入した後、80℃で15分間重合した。1次シードの重合後に、反応槽にソジウムラウリルサルフェート乳化剤をスチレン単量体に対して0.5重量%入れ、10分間攪拌した。次いで、アクリルラテックス固形分に対して全重量の59.4重量%のスチレン単量体と、スチレン単量体に対して0.5重量%の10%希釈されたアンモニウムペルサルフェート開始剤をそれぞれの滴下漏斗を用いて3時間かけて滴下して重合した。3時間に亘っての重合後に、2時間熟成した後に冷却させて第2コーティング液を製造した。
実施例2〜実施例5
スチレン単量体、n−ブチルアクリレート単量体、乳化剤および開始剤の添加量を下記表2に示すように変更した以外は、実施例1の方法と同様にして第2コーティング液を製造した。
表2に示すように、実施例1〜実施例5により製造された第2コーティング液は、適切な引き剥がし強度を有し、しかも、ラベル剥がれが見られないことから、所望の品質を有するということが分かる。
以上、添付図面に基づき、本発明に係る非粘着送り状ラベルとその製造方法について説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の修正および変形が行われてもよいということはいうまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施例に限定して定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけではなく、このような特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
11:感熱紙
12:第1コーティング層
13:第2コーティング層
14:粘着層
15:離型紙

Claims (12)

  1. 非粘着送り状ラベル(10)において、
    感熱紙(11)と、
    前記感熱紙の下面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して形成される第1コーティング層(12)と、
    前記第1コーティング層の下面に全重量に対して35〜45重量%のn−ブチルアクリレートが含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して形成される第2コーティング層(13)と、
    前記第2コーティング層の下面に形成される粘着層(14)と、
    前記粘着層の下面に貼り付けられる離型紙(15)と、
    を備える非粘着送り状ラベル。
  2. 第1コーティング層は、
    前記第1コーティング液に前記ポリオレフィン樹脂の乳化のために乳化剤が含有されるが、前記乳化剤が、前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されるポリオキシエチレンステアリルエーテルであることを特徴とする請求項1に記載の非粘着送り状ラベル。
  3. 前記第1コーティング層は、
    前記第1コーティング液に前記ポリオレフィン樹脂の乳化安定のための安定剤が含有されるが、前記安定剤が、前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%含有されているセチルアルコールであることを特徴とする請求項1または2に記載の非粘着送り状ラベル。
  4. 前記第1コーティング層は、
    前記第1コーティング液に前記第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤が含有されることを特徴とする請求項1または2に記載の非粘着送り状ラベル。
  5. 前記ラテックスは、
    ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させ、乳化重合された結果物に水溶性増粘剤が混合されることを特徴とする請求項1に記載の非粘着送り状ラベル。
  6. 前記サルフェート系乳化剤は、
    前記ラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有されていることを特徴とする請求項5に記載の非粘着送り状ラベル。
  7. 前記ラテックスには重合時に用いられる開始剤が含有され、
    前記開始剤は、前記ラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%含有されているペルサルフェート系のものであることを特徴とする請求項5に記載の非粘着送り状ラベル。
  8. 非粘着送り状ラベルを製造する方法において、
    感熱紙の表面に分子量800〜1,300を有するポリオレフィン樹脂を乳化剤で乳化させた第1コーティング液を塗布して第1コーティング層を形成するステップと、
    前記第1コーティング層の表面に全重量に対してn−ブチルアクリレートが35〜45重量%含有されているラテックスを第2コーティング液として塗布して第2コーティング層を形成するステップと、
    前記第2コーティング層の表面に粘着層を形成するステップと、
    を含むことを特徴とする非粘着送り状ラベルの製造方法。
  9. 前記第1コーティング層を形成するステップは、
    ポリオレフィン樹脂を溶融させるステップと、
    前記ポリオレフィン樹脂の溶融物に前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のポリオキシエチレンステアリルエーテルを溶融およびブレンドさせるステップと、
    前記ポリオキシエチレンステアリルエーテルにより溶融およびブレンドさせて得られる結果物に蒸留水を滴下して攪拌した後に常温まで冷却させるステップと、
    前記常温まで冷却させるステップにより冷却された結果物に前記第1コーティング液の全重量に対して3〜8重量%のセチルアルコールを投入して混合するステップと、 前記セチルアルコールの混合物に前記第1コーティング液の全重量に対して1〜3重量%の水溶性増粘剤を投入して攪拌するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の非粘着送り状ラベルの製造方法。
  10. 前記第2コーティング層を形成するステップは、
    ガラス転移温度範囲が−50〜−60℃に相当する1以上のアクリル系単量体またはガラス転移温度範囲が95〜105℃に相当する1以上のビニール系単量体をサルフェート系乳化剤で乳化重合させるステップと、
    前記乳化重合された結果物に水溶性増粘剤を混合するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の非粘着送り状ラベルの製造方法。
  11. 前記乳化重合させるステップにおいては、
    前記ラテックスの全重量に対して0.3〜1.0重量%のペルサルフェート系開始剤を混合することを特徴とする請求項10に記載の非粘着送り状ラベルの製造方法。
  12. 前記サルフェート系乳化剤は、
    前記ラテックスの全重量に対して0.5〜2.0重量%含有されていることを特徴とする請求項10に記載の非粘着送り状ラベルの製造方法。
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