JP2013528708A - アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステム - Google Patents

アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2013528708A
JP2013528708A JP2013511378A JP2013511378A JP2013528708A JP 2013528708 A JP2013528708 A JP 2013528708A JP 2013511378 A JP2013511378 A JP 2013511378A JP 2013511378 A JP2013511378 A JP 2013511378A JP 2013528708 A JP2013528708 A JP 2013528708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
silica
rotary kiln
preheated
silicon alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2013511378A
Other languages
English (en)
Inventor
ダット ドサ ヴィシュ
ロドリゲス ビター レイナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JP2013528708A publication Critical patent/JP2013528708A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C21/00Alloys based on aluminium
    • C22C21/02Alloys based on aluminium with silicon as the next major constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B21/00Obtaining aluminium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B5/00General methods of reducing to metals
    • C22B5/02Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
    • C22B5/04Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by aluminium, other metals or silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/02Making non-ferrous alloys by melting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/02Making non-ferrous alloys by melting
    • C22C1/026Alloys based on aluminium
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/06Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined adapted for treating the charge in vacuum or special atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • F27D99/0001Heating elements or systems
    • F27D99/0033Heating elements or systems using burners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステムを提供し、前記方法及びシステムは、シリカを所定の温度に予熱することと、予熱シリカとアルミニウムとを混ぜ合わせてアルミニウムを融解させアルミニウム−ケイ素合金を製造することとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム−ケイ素合金の製造、より具体的には、シリカのアルミニウムう熱還元を介したアルミニウム−ケイ素合金の製造に関する。
アルミニウム−ケイ素(Al−Si)合金は、アルミニウムを融解させ、融解アルミニウムを1200℃超に加熱することにより製造できる。次いで、シリカ(SiO)を石英微粒子又はケイ砂の形態で添加し、30〜120分間融解アルミニウムと混合してよい。融解アルミニウムを1200℃超の温度に過熱することにより、シリカと混ぜ合わせたときの融解アルミニウムの全体温度は、約1150℃の標的反応温度に達し得る。この熱により、シリカを融解アルミニウムで還元することができ、その結果、アルミニウム−シリカ合金と、シリカ及び酸化アルミニウム(Al)の副生成物スラグが生じる。スラグは、融解アルミニウム−ケイ素合金よりも重く(すなわち、密度の高い)、合金から分離し、融解浴の底部に沈み、そこで除去される。このように製造されたアルミニウム−ケイ素合金は、次いで、化学、ソーラ、又は半導体の用途で用いるためのより精製された形態のケイ素に更に加工してもよい。
しかし、誘導炉の使用等の現在の加熱プロセスでは、シリカの反応に望ましい温度を実現するために、融解アルミニウムを過剰に加熱(すなわち、過熱)しなければならない。これにより、アルミニウムは、過剰加熱により生じる蒸気として失われる。更に、シリカはアルミニウムよりも密度が低いので、添加されたシリカは、融解アルミニウム上に浮く傾向があり、それによって混合が困難になり、且つシリカと融解アルミニウムとの全体的な反応が妨げられる。シリカは浮く傾向があり、また、典型的にグラファイトで製作される高温耐性混合ブレードは脆性であり且つ混合中に生じる剪断応力のために折れる傾向があるので、混合物を撹拌することは困難である。最後に、副生成物スラグ(典型的に、Al及びSiO)は、高い融解温度を有し、固体スラグ粒子は、スラグが融解浴の底部に沈むにつれてアルミニウム−ケイ素合金の一部を捕捉する場合がある。また、副生成物スラグは、炉の耐火性内張りに付着し、除去が困難なクラストを形成する場合がある。現在のプロセスはこのように非効率であるので、シリカの還元及びアルミニウム−シリカ合金の形成におけるアルミニウムの利用率は、わずか約50%である。つまり、元のアルミニウムの約半分しかケイ素と合金を形成せず、残りは、蒸気、スラグとして失われるか、又はスラグの分離により捕捉される。アルミニウムはプロセスのコスト全体のうち大きな部分を占めるので、アルミニウム−ケイ素合金を製造するためのより効率的な方法を提供することが依然として必要とされている。
1つの実施形態では、アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法は、シリカを所定の温度に予熱し、予熱シリカとアルミニウムとを混ぜ合わせてアルミニウムを融解させ、アルミニウム−ケイ素合金を製造することを含む。「所定の温度」とは、混ぜ合わせたときにアルミニウムが融解し、且つシリカ及びアルミニウムが、アルミノサーミック反応が生じるのに適切な温度(すなわち、約1000℃超)になるように、シリカの融点(約1625℃)未満であるが、アルミニウムの融点(約660℃)を超える温度を意味する。
好ましくは、シリカは、約1.0〜約5.0mm、より好ましくは約2.0〜約5.0mmの平均粒子直径を有する粒子の形態で提供される。一般的に、直径約0.6mm未満の粒径は好ましくない。また、アルミニウムは、予熱シリカと混ぜ合わせる前に予熱してもよく、アルミニウムは、周囲温度であってもよい。アルミニウムを予熱する場合、予熱シリカと混ぜ合わせる前に、その融点よりは高いが約1200℃未満である温度に炉内で加熱することが好ましい。アルミニウムは、固体のインゴット、ショット、プレート、ペレット、又は任意の他の好適な形態で提供してよい。アルミニウムは、実質的に純粋な形態であってもよく、又は例えば、80重量%アルミニウム及び20重量%ケイ素等のアルミニウム−ケイ素合金の形態であってもよい。1つの実施形態では、予熱シリカと混ぜ合わせる前にシリカ粒子でアルミニウムをコーティングする。例えば、シリカ粒子から液体スラリーを形成し、アルミニウムの表面に塗布し、スラリーを乾燥させてもよい。アルミニウムをシリカ粒子で予めコーティングすると、過度の酸化からアルミニウムを防ぐことが見出された。
好ましくは、アルミニウムが融解した時点で、混ぜ合わせた予熱シリカと融解アルミニウムとを撹拌して、混合を促進する。シリカを予熱することにより、アルミニウムを予熱又は過熱する必要がなくなる。結果として、調製中の酸化及び蒸発により失われるアルミニウムが減り、より多くのアルミニウムをケイ素との合金形成に利用することができるようになる。
別の実施形態では、アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法は、回転窯内でシリカを所定の温度に予熱し、アルミニウムを予熱シリカに添加してアルミニウムを融解させ、回転窯内に不活性雰囲気を提供し、回転窯を撹拌してアルミニウム−ケイ素合金を製造することを含む。好ましくは、回転窯は、断熱性耐火物を含む内張りを含む。一般的に、回転窯は、約0.1〜約30RPM、約3〜約30RPM、又は約3〜約15RPMで回転される。
更に別の実施形態では、アルミニウム−ケイ素合金を製造するシステムとして、例えば、バーナー等の熱源を受容するように構成された窯開口部を有するチャンバを含む回転窯が挙げられる。熱源は、回転窯内に配置されたシリカを予熱するように使用可能であり、回転窯は、好ましくは、アルミニウムを受容するための入口を含み、アルミニウムは周囲温度で添加されてもよく、又は炉内で予熱して融解させてもよい。回転窯は、シリカ及びアルミニウムを撹拌し、混ぜ合わせて、アルミニウム−ケイ素合金を製造するための回転駆動機構を含む。
一般的に、本発明の実施形態を実施することにより得られるアルミニウム−ケイ素合金は、約20〜約55重量%のケイ素と約80〜約45重量%のアルミニウムとを含む。例えば、1つの実施形態では、得られるアルミニウム−ケイ素合金は、約50重量%のケイ素と約50重量%のアルミニウムとを含む。
これら及び更なる特徴及び利点は、以下の詳細な説明、添付図面、及び添付の特許請求の範囲からより十分に理解されるであろう。
図面に記載する実施形態は、事実上実例及び例示であり、添付の特許請求の範囲により定義される本発明を限定することを意図するものではない。以下の詳細な説明の例示的実施形態は、以下の図面と共に読むことで理解できる。
本明細書に提示する実施形態のうちの1つ以上に係るアルミニウム−ケイ素合金を製造する例示的な方法の概略フローチャート。 アルミニウム−ケイ素合金を製造するシステムの1つの実施形態の概略図。
本開示の実施形態は、シリカのアルミニウム熱還元反応を介してアルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステムを提供する。典型的には、アルミニウム−ケイ素合金は、約20〜約55重量%のケイ素と約80〜約45重量%のアルミニウムとを含む。例えば、1つの実施形態では、得られるアルミニウム−ケイ素合金は、約50重量%のケイ素と約50重量%のアルミニウムとを含む。アルミニウム−ケイ素合金という用語は、ホウ素及びリン等の混入物質を微量しか含有しない任意のアルミニウム−ケイ素合金を指す。微量とは、重量当たり約100重量ppm(ppmw)未満として定義される。具体的には、本発明の実施形態は、調製中のアルミニウムの損失がより少なく、より多くのアルミニウムをケイ素との合金形成に利用できるように、アルミニウムをより効率的に使用するために、回転窯、予熱シリカ、及び/又は不活性ガス雰囲気を用いてアルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステムを提供する。
更に、アルミノサーミック反応により生成される副生成物スラグ(一般的に、酸化アルミニウム)は固体として形成され、これは、一旦融解アルミニウム−ケイ素合金を流し出した時点で、空にした後で、反応器から容易に除去することができる。個々に又は組合せて用いられるこれら方法及びシステムは、アルミニウム−ケイ素合金製造の全体的な効率を改善し、調製中に失われるアルミニウムの量を減少させる。
シリカは、以下の一般反応に従って約900℃超の温度におけるアルミノサーミック反応でアルミニウムにより還元され得る:
4Al+3SiO=3Si+2Al (反応I)
次いで、シリカの還元により生成されたケイ素をアルミニウムと混ぜ合わせて、約20〜約55重量%のケイ素と約80〜約45重量%のアルミニウムとを含むアルミニウム−ケイ素合金を製造する。1つの実施形態では、アルミニウム−ケイ素合金は、約50重量%のアルミニウムと約50重量%のケイ素とを含む。
図1を参照すると、アルミニウム−ケイ素合金を製造するための例示的な方法10が示されている。方法10は、工程100においてシリカを所定の温度に予熱することを含む。好ましくは、シリカは、小粒子の形態であり、典型的には、約1.0〜約5.0mm又は約2〜約5mmの平均直径を有する。このプロセスで用いられるシリカは、当該技術分野において容易に知ることができる方法により製造してもよく、商業的に購入してもよい。シリカは、様々な物理的状態又は相のシリカを更に含んでもよい。例えば、シリカは、本明細書に記載のようにアルミニウム−ケイ素合金を形成するために予熱され、アルミニウムと混合されるように使用可能な、ケイ砂、破砕石英、石英微粒子、溶融シリカ、又は任意の他の相若しくは物理的状態、あるいはこれらの任意の組合せを含んでよい。
アルミニウムは、工程200において、アルミニウムを融解させるのに十分な時間、予熱シリカと混ぜ合わせられる。上記の通り、アルミニウムを予熱シリカと混ぜ合わせる前に、アルミニウムをシリカ粒子でコーティングしてもよい。アルミニウムは、インゴット、ショット、プレート、又はペレットを含む任意の便利な形態で供給され得る。アルミニウムは、実質的に純粋であってもよく、又は例えば、80重量%アルミニウム及び20重量%ケイ素を含有する合金等のアルミニウム−ケイ素合金の形態であってもよい。一旦アルミニウムが融解した時点で、工程300において、例えば、回転窯内等でその混合物を撹拌して、アルミニウム−ケイ素合金を製造することが好ましい。上記のように、シリカの温度は、添加されたアルミニウムが融解し、アルミノサーミック反応が生じるような温度である。あるいは、上記のように、予熱シリカと混ぜ合わせる前にアルミニウムも予熱してもよい。両プロセスは、シリカを予熱するのとほぼ同時に融解アルミニウムが生成されるように、実質的に同時に行ってもよい。あるいは、得られる生成物が、混ぜ合わせが適用できる状態で維持される限り、どちらのプロセスも他のプロセスの前に行ってもよい。例えば、シリカの予熱を最初に行う場合、熱損失の量を減少させるか又は最小化して、その予熱状態を保つために、予熱シリカを断熱筐体内で保存してもよい。同様に、アルミニウムの予熱を最初に行う場合、熱損失の量を減少させるか又は最小化して、その融解状態を保つために、得られる融解アルミニウムを断熱筐体内で保存してもよい。
工程100におけるシリカの予熱は、シリカを所定の温度、典型的には約1000℃〜約1550℃、約1300℃〜約1400℃、又は〜約1300℃の範囲に予熱することを含む。当業者に理解されるように、加熱温度は、方法10全体を通して変化又は変動し得る。したがって、シリカを約1300℃の温度に予熱するという場合、実際の温度は変動する場合があり、常に前記温度で一定に保たれる訳ではないと理解すべきである。
1つの実施形態では、シリカは回転窯内で予熱する。図2に概略的に示すように、窯11は、概して水平の構成に配置され且つ外壁12を有する、概して円筒形の形状を有する。外壁12の内張りは、断熱性耐火物14である。また、窯11は、窯開口部16と窯カバー18とを含む。例えば、稼働時、窯開口部を介してシリカ15を窯内に投入する。窯開口部は更に、例えば、ガス源22を供給するガスバーナーを含み得るバーナー20等の熱源を受容するように構成される。バーナーを用いて窯内のシリカを望ましい所定の温度に加熱する。所定の温度に達した時点で、バーナー20を取り外し、窯カバー18により窯開口部16を閉じる。1つの実施形態では、その所定の温度に達した後、周囲温度の固体アルミニウムを窯開口部16を通して添加する。断熱性耐火物14は、窯からの熱損失を減少させるように使用可能な任意の耐熱性及び断熱性の材料を含んでよく、且つアルミニウム−ケイ素合金生成物を汚染しない。例えば、耐火物は、シリカ含有アルミナ、グラファイト、シリコンカーバイド、又は窒化ケイ素を含み得る。図示のように、回転窯11は、駆動モータ26と操作可能に連結するギア24により駆動される。
図1及び図2の両方を参照すると、方法10は、代替方法として、予熱シリカと混ぜ合わせる前にアルミニウムを融解させて融解アルミニウムを生成することを含む。アルミニウムは、例えば、誘導炉等の炉28内に収容してよいが、他の種類の炉を用いてもよい。上述のように、その融解は、シリカの予熱前、予熱後、又は予熱中に行ってよい。アルミニウムは、約660℃の公称融解温度を超えて加熱されるが、先行技術のように過熱される訳ではない。1つの実施形態では、これは、アルミニウムを約1000℃〜約1200℃、約1050℃〜約1150℃、又は〜約1100℃の温度に加熱することを含む。アルミニウムを先行技術のプロセスよりも低い温度に加熱することにより、調製中に酸化及び/又は蒸発して失われるアルミニウムが減少する。用いられる温度がより低いと、アルミニウムの酸化が減速する。1つの実施形態では、誘導炉28内でアルミニウムを融解させる。別の実施形態では、それに限定されるものではないが、電気アーク炉又はガス炉等での任意の他の加熱装置を用いてもよい。
1つの実施形態では、シリカを予熱し、アルミニウムを融解させて融解アルミニウムを生成した後、例えば、回転窯等の反応器内で予熱シリカと融解アルミニウムとを混ぜ合わせる。1つの実施形態では、反応器は、予熱シリカを移動させずに融解アルミニウムを予熱シリカに直接添加するようにシリカを予熱する容器が含まれる。例えば、シリカを窯11内で予熱する場合、アルミニウム及びシリカを混合するために導管30を介して融解アルミニウムを窯に添加する。上述のように窯が窯開口部16を含む場合、窯開口部16を介して融解アルミニウムを窯に添加してもよく、続いて窯カバー18で窯開口部16を閉じて、予熱シリカ及び融解アルミニウムの熱損失及び/又は材料損失を減少させることもできる。
更に、任意の好適な輸送方法を用いて、予熱シリカと融解アルミニウムとを混ぜ合わせてもよい。1つの実施形態では、断熱搬送装置を用いて、シリカを予熱した場所に融解アルミニウムを移送してもよい。別の実施形態では、重力及び/又はゲートの開閉により誘発されたときに、融解アルミニウムがある箇所から別の箇所に流動するように、炉の筐体と融解アルミニウムとの間にチャネルを予め配置してもよい。2つを混ぜ合わせたときに、シリカが予熱されたままであり且つアルミニウムが融解したままであるように、任意の他の再配置の代替形態を用いてもよい。
方法10は、更に、予熱シリカとアルミニウムとの混合を促進するために、工程300において、チャンバを回転させることによる等、内部的に又は外部的に窯11等の反応器を撹拌することを含んでもよい。具体的には、チャンバの撹拌は、2つが互いに十分混合されるように、予熱シリカとアルミニウムとを収容している間チャンバを回転させることを含んでもよい。アルミニウムを固体として添加する場合、この撹拌により熱の移動が増加して、アルミニウムがより迅速に融解する。1つの実施形態では、チャンバの底部、すなわち床に最も近い部分が、チャンバの頂上部、すなわち床から最も遠い部分に向かって回転するように、チャンバの横軸の周りに回転させる。別の実施形態では(図示しない)、反応器は、反応器が回転している間チャンバ内で移動して混合を更に促進するグラファイトスターラ等のスターラを内部に含んでもよい。1つの実施形態では、シリカを回転窯11内で予熱する場合、反応器は、融解アルミニウムを炉28から回転窯に直接添加して混合を促進できるような回転窯を含み得る。
工程300における反応器の撹拌(回転窯の回転等)は、方法10中の任意の時点で開始してよい。例えば、1つの実施形態では、反応器は、シリカの予熱後であるがシリカとアルミニウムとを混ぜ合わせる前に撹拌してよい。別の実施形態では、反応器は、予熱シリカとアルミニウムとを混ぜ合わせた後に撹拌してもよい。更に別の実施形態では、反応器は、方法10全体を通して連続的に撹拌してもよい。1つの実施形態では、窯11は、予熱シリカ及び/又はアルミニウムの全重量及び望ましい撹拌の程度に応じて様々な速度で回転させてよい。1つの実施形態では、窯は、約0.1RPM〜約30RPM、約3RPM〜約30RPM、又は約3RPM〜約15RPMの速度で回転する。別の実施形態では、窯の回転速度は、方法10全体を通して変動し得る。更に別の実施形態では、窯は、回転が予熱シリカとアルミニウムとの混合を促進するように、任意の他の速度で又はその他の任意の工程間で回転させてもよい。また、窯は、予熱シリカとアルミニウムとを混合して、アルミニウムを融解させ、アルミニウム−ケイ素合金を製造するのに十分な時間回転させてよい。1つの実施形態では、予熱シリカとアルミニウムとを混ぜ合わせ、約10分間〜約200分間、約20分間〜約150分間、又は約30分間〜約120分間、窯11内で回転させる。予熱シリカとアルミニウムとを混合する時間は、全体のバッチサイズ、シリカの予熱温度、アルミニウムの温度、反応器からの熱損失率、及び/又は反応器内における撹拌の程度に部分的に依存する。
別の実施形態では、不活性雰囲気を反応器に供給して、反応器の酸素をパージする。例えば、雰囲気は、アルゴン、ヘリウム、若しくはこれらの任意の組合せ、又は酸素をほとんど若しくは全く含有せず、且つシリカ及びアルミニウムと反応しない任意の他の雰囲気を実質的に含んでよい。不活性雰囲気は、予熱シリカとアルミニウムとをチャンバ内で連続混合することができる任意の利用可能な方法を介して提供され得る。図2に図示する1つの実施形態では、窯11は、不活性ガスをチャンバ内に送り込むことができる入り口孔34を含み得る。チャンバは、入り口孔と組合せて、不活性雰囲気を連続的に供給するように窯の雰囲気をフラッシングできる出口孔36を更に含んでもよい。別の実施形態では、反応器が実質的に不活性雰囲気で密封されるように反応器を封止するとき、不活性ガスを反応器にポンプ供給してもよい。更に別の実施形態では、多孔質プラグを反応器の壁に配置し、不活性ガスを注入するために用いてもよい。このような実施形態では、多孔質プラグの配置位置は、反応器内における予熱シリカとアルミニウムとの混合を更に促進する更なる効果を有し得る。あるいは、予熱シリカとアルミニウムとが混合されている間反応器内の雰囲気が酸素をほとんど又は全く含有しないように、任意の他の方法を使用してもよい。反応器内の酸素の量を最小化することにより、酸化により失われるアルミニウム及びケイ素の量が減少し、合金のケイ素含量が増加する。
予熱シリカとアルミニウムとを混合した結果として、予熱シリカは、反応Iに従ってケイ素に還元される。ケイ素がアルミニウムと結合して、アルミニウム−ケイ素合金が形成される。アルミニウム−ケイ素合金とともに、副生成物スラグも生成され、前記副生成物スラグは、典型的に、SiO及びAlを含む。本発明の幾つかの実施形態により想到される稼働温度において、副生成物スラグは固体のままである。
また、方法10は、工程400において副生成物スラグからアルミニウム−ケイ素合金を分離することを含む。アルミニウム−ケイ素合金の分離は、任意の多数の方法で実施できる。例えば、副生成物スラグは、アルミニウム−ケイ素合金が融解液体である間、固体のままである。アルミニウム−ケイ素合金は反応器から注ぎ出されるが、副生成物スラグは後に残るように反応器を傾けてもよい。別の実施形態では、湯出口38を反応器内に設けて、融解アルミニウム−ケイ素合金を鋳型等に流し込み、前記鋳型で合金を冷却及び固化させてもよい。別の実施形態では、融解アルミニウム−ケイ素合金の温度に耐えるのに適した金網又は多孔質ひしゃくを使用して、副生成物スラグ及び/又は他の混入物質を反応器から除去してもよい。アルミニウム−ケイ素合金を副生成物スラグ及び任意の他の添加物又は微粒子から実質的に単離する、アルミニウム−ケイ素合金を分離する任意の他の代替プロセス又は方法を用いてもよい。
ここで、アルミニウム−ケイ素合金は、アルミニウムが加熱される温度が、融解アルミニウムを得るために先行技術で用いられるプロセスよりも低いようにシリカを予熱することにより製造されることを理解すべきである。融解及び調製中のアルミニウムの温度がより低いことは、アルミニウムの任意の酸化及び/又は蒸気損失を減少させる助けとなる。更に、予熱シリカとアルミニウムとを混ぜ合わせるときに利用される反応器は、回転等により撹拌して、2つの混合を促進できる。1つの実施形態では、不活性雰囲気の添加による酸素のパージは、更に、合金プロセスの全体的な効率を改善するのに役立つ。
「具体的には」、「好ましくは」、「一般的に」及び「典型的に」等という用語は、本明細書において、請求される発明の範囲を制限するため、又は請求される発明の構造又は機能にとって特定の特徴が重大、不可欠、又は更には重要であることを示すために利用されるものではないことに留意されたい。むしろこれらの用語は、本発明の特定の実施形態において使用してもしなくてもよい代替的又は追加的特徴を強調することを単に意図している。また、「実質的に」及び「約」等の用語は、本明細書において、任意の量的比較、値、測定、又は他の表現に起因し得る固有の不確実性の程度を表すことに留意されたい。
本発明の詳細説明及びその特定の実施形態への参照により、添付の請求項に定義される本発明の範囲を逸脱することなく、修正及び変形が可能であることが明らかであろう。より具体的には、本発明の一部の態様は、本明細書において、好ましい又は特に有利であると特定されていても、本発明は、本発明のこれらの好ましい態様に必ずしも制限されないと考えられる。

Claims (26)

  1. アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法であって、
    シリカを所定の温度に予熱することと、
    アルミニウムと予熱シリカとを混ぜ合わせて、アルミニウムを融解させ、アルミニウム−ケイ素合金を製造すること、とを含む方法。
  2. 前記シリカを約1300℃〜約1400℃の温度に予熱する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記シリカが、約1〜約5mmの平均直径を有する粒子の形態である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アルミニウムを、前記予熱シリカと混ぜ合わせる前に約1200℃又はそれ以下の温度に予熱する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記アルミニウムを約1000℃〜約1100℃の温度で融解させる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アルミニウムが、固体インゴット、ショット、プレート、又はペレットの形態である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記アルミニウムを、前記予熱シリカと混ぜ合わせる前にシリカ粒子でコーティングする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記シリカ粒子を、液体スラリーとして前記アルミニウムの表面に塗布し、乾燥させる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記アルミニウムが、アルミニウム−ケイ素合金である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記混ぜ合わせた予熱シリカとアルミニウムとを撹拌する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記予熱シリカとアルミニウムとを回転窯内で混ぜ合わせる、請求項1に記載の方法。
  12. 前記回転窯が、断熱性耐火物を含む内張りを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記回転窯が、約0.1RPM〜約30RPMで回転する、請求項11に記載の方法。
  14. 前記回転窯が、約3RPM〜約30RPMで回転する、請求項11に記載の方法。
  15. 前記回転窯が、約3RPM〜約15RPMで回転する、請求項11に記載の方法。
  16. 前記回転窯内の雰囲気を不活性ガスでパージすることを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 前記不活性ガスがアルゴンを含む、請求項16に記載の方法。
  18. アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法であって、
    回転窯内でシリカを所定の温度に予熱することと、
    アルミニウムを前記予熱シリカに添加して、前記アルミニウムを融解させることと、
    不活性雰囲気を前記回転窯内に供給することと、
    前記回転窯を撹拌して、アルミニウム−ケイ素合金を製造すること、とを含む方法。
  19. 前記シリカが、約1〜約5mmの平均直径を有する粒子を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記シリカを約1300℃〜約1400℃の温度に予熱する、請求項18に記載の方法。
  21. 前記回転窯が、断熱性耐火物を含む内張りを含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記回転窯が、約0.1RPM〜約30RPMで回転する、請求項18に記載の方法。
  23. アルミニウム−ケイ素合金を製造するシステムであって、
    回転窯内に配置されたシリカを予熱するように使用可能な熱源を受容するように構成された窯開口部を備えるチャンバを含む回転窯であって、アルミニウムを受容するように構成された入口を更に含む前記回転窯と、前記予熱シリカとアルミニウムとを撹拌し混ぜ合わせて、前記アルミニウムを融解させ、アルミニウム−ケイ素合金を製造するための回転駆動機構と、前記回転窯から前記アルミニウム−ケイ素合金を取り出すための出口と、を含む回転窯を含む、前記システム。
  24. 前記チャンバの内面が、断熱性耐火物を含む、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記回転駆動機構が、約0.1RPM〜約30RPMの間の速度で窯を回転させるように使用可能な駆動モータ及び駆動ギアを含む、請求項23に記載のシステム。
  26. 前記熱源が、バーナーを含み、かつ前記回転窯が、前記開口部のための窯カバーと、前記窯内に配置されたシリカを加熱するために前記窯開口部を通して挿入されそして前記開口部から引き出されるように構成されたバーナーと、を更に含む、請求項23に記載のシステム。
JP2013511378A 2010-05-20 2011-05-20 アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステム Withdrawn JP2013528708A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34665410P 2010-05-20 2010-05-20
US61/346,654 2010-05-20
US201161441489P 2011-02-10 2011-02-10
US61/441,489 2011-02-10
PCT/US2011/037302 WO2011146814A2 (en) 2010-05-20 2011-05-20 Method and system for producing an aluminum-silicon alloy

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013528708A true JP2013528708A (ja) 2013-07-11

Family

ID=44478076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013511378A Withdrawn JP2013528708A (ja) 2010-05-20 2011-05-20 アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8900341B2 (ja)
EP (1) EP2572010A2 (ja)
JP (1) JP2013528708A (ja)
KR (1) KR20130063501A (ja)
CN (1) CN103154288A (ja)
WO (1) WO2011146814A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073758A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 日本軽金属株式会社 アルミニウム溶湯のP削減方法及び当該方法を用いたAl−Si系合金鋳物
WO2024100852A1 (ja) * 2022-11-10 2024-05-16 株式会社大紀アルミニウム工業所 アルミニウム合金の製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8900341B2 (en) 2010-05-20 2014-12-02 Dow Corning Corporation Method and system for producing an aluminum—silicon alloy
CN103773978A (zh) * 2014-01-27 2014-05-07 中信戴卡股份有限公司 铝硅合金制备方法
JP6245382B2 (ja) 2014-12-17 2017-12-13 日立化成株式会社 リチウムイオン二次電池
EP3037765A1 (en) * 2014-12-26 2016-06-29 L'Air Liquide Société Anonyme pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude Direct-fired inclined counterflow rotary kilns and use thereof
WO2022035622A1 (en) * 2020-08-14 2022-02-17 Board Of Regents, The University Of Texas System Catalytically enhanced production of aluminum chlorohydrates
CN111996409B (zh) * 2020-09-02 2021-07-02 湘潭大学 一种预防铝硅合金硅毒化的细化晶粒方法

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2386072A (en) 1944-02-28 1945-10-02 Enos A Stewart Method of making sponge iron
US3536478A (en) * 1965-12-27 1970-10-27 Borge Richard Ankersen Method of melting highly oxidizable metal
US3704094A (en) 1969-11-19 1972-11-28 Union Carbide Corp Process for the production of elemental silicon
DE2009459A1 (de) 1970-02-28 1971-09-09 Consortium Elektrochem Ind Verfahren zur Herstellung von Sihciumformkorpern
US3704114A (en) 1971-03-17 1972-11-28 Union Carbide Corp Process and furnace charge for use in the production of ferrosilicon alloys
US3925296A (en) 1971-10-26 1975-12-09 Hooker Chemicals Plastics Corp Foundry aggregate binders
US3765878A (en) * 1972-07-21 1973-10-16 Reynolds Metals Co Aluminum-silicon alloying process
US3922165A (en) 1974-08-16 1975-11-25 Jaconvel Company Method for direct reduction of iron ore using sleeve-shaped briquettes
US4247528A (en) 1979-04-11 1981-01-27 Dow Corning Corporation Method for producing solar-cell-grade silicon
US4312848A (en) 1979-05-24 1982-01-26 Aluminum Company Of America Boron removal in silicon purification
DE2948640C2 (de) 1979-12-04 1984-12-20 Vereinigte Aluminium-Werke AG, 1000 Berlin und 5300 Bonn Verfahren und Vorrichtung zur thermischen Gewinnung von Aluminium
US4312849A (en) 1980-09-09 1982-01-26 Aluminum Company Of America Phosphorous removal in silicon purification
US4497661A (en) 1981-08-11 1985-02-05 Ohio & Pennsylvania Fuels Co, Ltd. Formed briquettes, process for forming the same and process for utilizing the same in the manufacture of metals
DE3208878A1 (de) 1982-03-11 1983-09-22 Heliotronic Forschungs- und Entwicklungsgesellschaft für Solarzellen-Grundstoffe mbH, 8263 Burghausen Semikontinuierliches verfahren zur herstellung von reinem silicium
SE450583B (sv) 1982-10-22 1987-07-06 Skf Steel Eng Ab Sett att framstella aluminium-kisel-legeringar
EP0111584A1 (en) * 1982-12-22 1984-06-27 Biuro Projektow Przemyslu Metali Niezelaznych "Bipromet" Method for preparing cermets
NO152551C (no) 1983-02-07 1985-10-16 Elkem As Fremgangsmaate til fremstilling av rent silisium.
DE3343406A1 (de) 1983-11-30 1985-06-05 The Hanna Mining Co., Cleveland, Ohio Verfahren zur reinigung von silicium
CN1008540B (zh) * 1985-12-18 1990-06-27 索特国际股份公司 直接还原的方法及其窑
DE3929635A1 (de) 1989-09-06 1991-03-07 Siemens Ag Verfahren zum abtrennen fester partikel aus siliziumschmelzen
JPH06145836A (ja) * 1992-11-16 1994-05-27 Meisei Kako Kk アルミニウム滓を利用した合金の製法
US5820842A (en) 1996-09-10 1998-10-13 Elkem Metals Company L.P. Silicon refining process
US5972107A (en) 1997-08-28 1999-10-26 Crystal Systems, Inc. Method for purifying silicon
NO313132B1 (no) 1999-12-08 2002-08-19 Elkem Materials Fremgangsmåte for rensing av silisium
AU2001285142A1 (en) 2000-08-21 2002-03-04 Astropower Inc. Method and apparatus for purifying silicon
JP4274728B2 (ja) 2002-01-15 2009-06-10 シャープ株式会社 金属の精製方法
WO2005102926A2 (en) 2004-04-08 2005-11-03 Dow Corning Corporation Method of selecting silicon having improved performance
JP4024232B2 (ja) 2004-07-13 2007-12-19 シャープ株式会社 シリコンの精製方法
JP4632769B2 (ja) 2004-12-09 2011-02-16 シャープ株式会社 シリコンの精製方法
CN100365146C (zh) * 2005-08-30 2008-01-30 宋德忠 铝硅合金制造工艺
JP4850501B2 (ja) 2005-12-06 2012-01-11 新日鉄マテリアルズ株式会社 高純度シリコンの製造装置及び製造方法
EP2024285B1 (en) 2006-04-04 2014-06-11 Silicor Materials Inc. Method for purifying silicon
US9243311B2 (en) 2007-03-13 2016-01-26 Silicor Materials Inc. Method for removing phosphorous and boron from aluminium silicon alloy for use in purifying silicon
CA2694806A1 (en) 2007-07-23 2009-01-29 6N Silicon Inc. Use of acid washing to provide purified silicon crystals
RU2458150C2 (ru) 2007-08-07 2012-08-10 Дау Корнинг Корпорейшн Способ производства металлов и сплавов путем карботермального восстановления оксидов металлов
UA97691C2 (ru) 2007-09-13 2012-03-12 Силисиум Беканкур Инк. Способ получения твердого поликристаллического кремния высокой чистоты
CN101555013A (zh) 2009-05-18 2009-10-14 贵阳宝源阳光硅业有限公司 一种工业硅的精炼提纯方法
WO2011068736A1 (en) 2009-12-01 2011-06-09 Dow Corning Corporation Rotational casting process
WO2011109296A1 (en) 2010-03-01 2011-09-09 Dow Corning Corporation Method for refining aluminum-containing silicon
US8900341B2 (en) 2010-05-20 2014-12-02 Dow Corning Corporation Method and system for producing an aluminum—silicon alloy

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019073758A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 日本軽金属株式会社 アルミニウム溶湯のP削減方法及び当該方法を用いたAl−Si系合金鋳物
WO2024100852A1 (ja) * 2022-11-10 2024-05-16 株式会社大紀アルミニウム工業所 アルミニウム合金の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011146814A8 (en) 2012-04-05
EP2572010A2 (en) 2013-03-27
WO2011146814A3 (en) 2012-05-24
US20130055854A1 (en) 2013-03-07
KR20130063501A (ko) 2013-06-14
US8900341B2 (en) 2014-12-02
CN103154288A (zh) 2013-06-12
WO2011146814A2 (en) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013528708A (ja) アルミニウム−ケイ素合金を製造する方法及びシステム
JP4159994B2 (ja) シリコンの精製方法、シリコン精製用スラグおよび精製されたシリコン
US20080031799A1 (en) Method For Refining Silicon And Silicon Refined Thereby
JP4433610B2 (ja) シリコンの精製方法および精製装置
US4216010A (en) Aluminum purification system
WO2007127126A2 (en) Silicon refining process
KR102137455B1 (ko) 규소 정제 방법
WO1998016466A1 (fr) Procede et appareil de preparation de silicium polycristallin et procede de preparation d'un substrat en silicium pour cellule solaire
CN100491553C (zh) 颗粒增强铝基复合材料的制备工艺及其专用设备
JP2003277040A (ja) シリコンの精製方法および該方法により精製したシリコンを用いて製造する太陽電池
EP2014617A2 (en) Process For Melting Silicon Powders
JP4700356B2 (ja) 金属滓からの金属回収装置およびそれを用いた回収操業方法
CN104789810B (zh) 一种原位Al3Ti颗粒增强Al‑Si‑Cu复合材料半固态浆料的制备方法
JP4274728B2 (ja) 金属の精製方法
JP4601645B2 (ja) シリコンの精製方法
JPH0754070A (ja) アルミニウムスクラップの精製方法
WO2013078220A1 (en) Method for producing solar grade silicon from silicon dioxide
JP2003238138A (ja) シリコンの精製方法およびシリコンの精製装置
CN102000808A (zh) 镁合金晶粒细化剂与晶粒细化型镁合金及其制备方法
JP2016175806A (ja) 高純度シリコンの製造方法
EP2476765B1 (en) Copper alloy and method for producing same
TW201200601A (en) Method and system for producing an aluminum-silicon alloy
JPH10102158A (ja) アルミニウムの精製方法
EP4082966A1 (en) Method for obtaining purified silicon metal
JP2010208862A (ja) シリコン精製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140805