JP2013525218A - 薬品用容器のパッケージング構造 - Google Patents

Abstract

容器（３、３’）の支持面（２）の取入れおよび取出しを行うための開口面と、トレイ（１）の開口面の閉鎖要素（５）とを有するトレイ（１）を含み、前記支持面（２）が、前記容器（３、３’）が相互に接触することなく正確に配置可能である座部（６）の空間的に予め決められた分布を有する薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造において、支持面（２）に組み込まれる容器（３、３’）の高さのばらつきがある場合、容器（３、３’）の端部（３ａ、３ａ１）が配置されるトレイ（１）内の点を変化させずに維持するために、前記支持面（２）と前記トレイ（１）との間の係合構成の変更手段を備えることを特徴とする、パッケージング構造。
【選択図】 図４ａ

Description

本発明は、薬品用容器のパッケージング構造に関する。

容器が垂直方向に配置される複数の収容孔を有する支持面をトレイ内で支持するトレイを備える、薬品用容器のパッケージング構造が知られている。

注射器のような容器は、収容孔の周縁部に注射器のフランジを単純に載置することによって適所に保持されうるものもある。

突出部品がない他の容器は、収容孔内に容器を維持できるようにするための適切な要素を必要とする。

この種の容器のパッケージングシステムは、例えば、国際公開第２００９／０１５８６２号パンフレットから知られている。

既知のパッケージング構造は、形状および／またはサイズ、一般に、高さに関して、容器のセットが別のセットと異なる場合、異なるセットの容器をパッケージングするために効率的かつ広く一般に使用されるのに適切でなく、さらには、このような使用に適切な場合でも、取扱い、充填および最終的な閉鎖を目的とした処理マシンによって、いずれにせよさまざまなセットの容器を自動管理することができないため、使用の可撓性が限定されている。

したがって、本発明の技術的な範囲は、既知の技術が被る技術的欠点を解消可能な薬品用容器のパッケージング構造を実現するためのものである。

この技術的な範囲の分野において、本発明の目的は、容器の高さに関して各容器セットが他のセットと異なる場合でも容器セットをパッケージングするために広く一般に使用可能であると同時に、場合によっては、特定の容器セットの自動管理も可能にする薬品用容器のパッケージング構造を実現することである。

本発明の別の範囲は、容器が偶発的に破損することがないように保護し、さらに処理マシンで容器を自動的に管理するために、所定の位置に容器を適所にしっかりと保持可能な薬品用容器のパッケージング構造を実現することである。

本発明の別の範囲は、上記に挙げた特性を妥協することなく、製品の滅菌、滅菌性の維持、品質特性の維持、製品の完全性の確証、製品の識別および追跡性、製品の移送を保証する、薬品用容器のパッケージング構造を実現することである。

本発明による上記および他の技術的範囲は、容器の支持面の取入れおよび取出しを行うための開口面と、トレイの開口面の閉鎖要素とを有するトレイを含み、前記支持面は、前記容器が相互に距離を空けて正確に配置可能である、空間的に予め決められた分布で配置された座部を有する薬品用容器のパッケージング構造において、支持面に時として組み込まれる容器セットの高さのばらつきがある場合、容器の端部が配置されるトレイ内の点を変化させずに維持するために、前記支持面と前記トレイとの間の係合構成の変更手段を備えることを特徴とする、パッケージング構造を実現することによって達成される。

好ましくは、容器の支持面は、トレイの載置面に平行に配置されることができ、容器は、トレイの載置面に直交する長手軸線を有する前記座部に配置されることができ、変更手段は、前記トレイの載置面に対して直交する方向に沿って前記トレイの前記支持面の係合位置を修正する。

変更手段は、結合形の凹部が与えられうるいくつかの突出部を含むことが好ましい。

好ましくは、前記凹部は、前記支持面の縁に沿って配置され、前記突出部は、前記トレイの側壁の内面に沿って配置され、逆も同様である。

好ましくは、前記支持面は、前記突出部が前記凹部に係合され、支持面の縁が前記トレイの側壁の内周肩部に載置されると、前記トレイの基部から第１の距離にある第１の係合位置を有し、前記凹部が、前記支持面の縁が載置されると、前記突出部から係合解除されるとき、前記第１の距離より大きい前記トレイの基部から第２の距離にある第２の係合位置を有する。

好ましくは、前記突出部および前記凹部は、前記第１の係合位置および第２の係合位置が、トレイの載置面に直交する中心軸線の周りで前記トレイに対して前記支持面を１８０°回転させることによって得られるように配置される。

好ましくは、前記座部は、マトリックス配置を有する円形貫通孔を含む。

好ましくは、前記支持面は、各円形貫通孔穴で、容器を載置するためのシステムを有する。

好ましくは、前記載置システムは、前記円形孔の円筒状の生成要素間に含まれ、前記円筒状空間の径方向面を解放するために構成される、円筒状空間に収容される載置部分を有する。

好ましくは、孔の各列の孔に相当する自由な径方向空間は、相互に同一平面上である。

好ましくは、自由な径方向に同一の平面に、１つ以上の容器を同時に上昇させる要素の下方から取り入れることができるように、自由な全容積部（ｆｒｅｅ ｔｏｔａｌ ｖｏｌｕｍｅ）が設けられる。

好ましくは、前記閉鎖要素は、トレイから剥離性のあるシートである。

好ましくは、前記閉鎖要素は、トレイの内容物の滅菌ガスに浸透性のある選択材料のものである。

好ましくは、トレイは、コントロールゾーン下で移送される保護用の覆いを有する。

好ましくは、トレイに、識別追跡要素が組み込まれる。

以下、本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面において非限定的に表示して本明細書に示された基本に従って、薬品用容器のパッケージング構造の好ましい非限定的な実施形態の記載から明らかになるであろう。

容器がない支持面の斜視図と、支持面の１つの拡大詳細図とを示す。 収容された容器と容器列のハンドルビームを有する支持面の一部分の斜視図を示す。 ある高さの同一の容器セットを有するトレイの斜視図を示す。 ある高さの容器セットを収容する第１の係合位置に支持面があるトレイの側面図を示す。 図４に示すものより低い高さの容器セットを収容する第２の係合位置に支持面があるトレイの側面図を示す。 支持面が第１の係合位置にある、容器がないトレイの平面図を示す。 図５の線６−６に沿って切り取られたトレイの側面図を示す。 支持面が第２の係合位置にあるトレイの平面図を示す。 図７の線８−８に沿って切り取られたトレイの側面図を示す。 処理マシンを有する、容器を自動的に取扱い可能なレイアウトを示す。 本発明による容器の処理に適切な、明確な目的の絶縁材がある場合の処理マシンを示す。 本発明による容器の処理に適切な、明確な目的の絶縁材がない場合の処理マシンを示す。

添付した図面を参照しながら、例えば、ガラスまたはプラスチックボトルなどの薬品用容器のパッケージング構造を説明する。

パッケージング構造は、容器３、３’の支持面２の取入れおよび取出しをするための開口面を有するトレイ１を備え、容器３、３’の支持面２は、トレイ１の載置面４およびトレイ１の開口面の閉鎖要素５と平行に配置可能となっている。

支持面２は、トレイ１の載置面４に対して交差する長手軸線Ｌ、Ｌ’を有し、相互に距離を空けて容器３、３’を配置可能な座部６（空間的に予め決められた分布で配置されている）を有する。

支持面２は、対向する平行な縁の対２ａ、２ａおよび２ｂ、２ｂを有する四角形の形状を有する。

同様に、トレイ１は、載置面４に平行に設けられた基部９と、対向する側壁の対１ａ、１ａおよび１ｂ、１ｂを有する四角形の形状を有する。

パッケージング構造は、適宜使用される容器セット３、３’の容器３、３’の高さにばらつきがあっても、容器３、３’の端部３ａ、３ａ’が配置されるトレイ１内の点を変化させずに維持するために、トレイ１の載置面４に直交する方向Ｚに沿ってトレイ１における支持面２の係合位置を修正可能な、支持面２とトレイ１との間の係合構成の変更手段を備える。

変更手段は、さまざまなプロセス段階の間に容器３、３’の操作性および位置合わせを保証するために検討される。

容器３、３’の高さが、その長手軸線Ｌ、Ｌ’の方向のサイズに相当することは明らかである。

図４ａと図４ｂとを比較することで、トレイ１の基部９から容器３の端部３ａまでの距離Ｓが、トレイ１の基部９から容器３’の端部３ａ’までの距離Ｓ’に相当することに留意されたい。

変更手段は、結合形状の凹部８が与えられる突出部７を備える。

支持面２は、突出部７が凹部８に係合され、支持面２の縁が、トレイ１の側壁１ａ、１ａおよび１ｂ、１ｂの内周肩部１０に載置されるとき、トレイ１の基部９から第１の距離にある第１の係合位置と、支持面２の縁が載置される突出部７から凹部８が係合解除されるとき、第１の距離より大きい、トレイ１の底部９からの第２の距離にある第２の係合位置とを有する。

凹部８は、支持面２の対向する平行縁の対２ａ、２ａおよび２ｂ、２ｂに沿って配置されるのに対して、突出部７は、トレイ１の側壁１ａ、１ａおよび１ｂ、１ｂの内面に沿って配置される。

特に、トレイ１の第１の側壁１ａは３つの突出部７を有し、第２の側壁１ａは第１および第２の側壁１ａの共通する方向に沿って第１の側壁１ａの突出部からずれた３つの突出部７を有する。

トレイ１の第１の側壁１ｂは４つの突出部７を有し、第２の側壁１ｂは、第１および第２の側壁１ｂの共通する方向に沿って第１の側壁１ｂの突出部からずれた４つの突出部７を有する。

支持面２の第１の縁２ａは４つの凹部８を有し、支持面２の第２の縁２ａは、縁２ａの共通する方向に沿って第１の縁２ａの凹部からずれた３つの凹部８を有する。

支持面２の第１の縁２ｂは４つの凹部８を有し、支持面２の第２の縁２ｂは、縁２ｂの共通する方向に沿って第１の縁２ｂの凹部からずれた４つの凹部８を有する。

突出部７および凹部８は、第１の係合位置および第２の係合位置間の通路が、トレイ１の載置面４に直交する中心軸線Ｔの周りで、トレイ１に対して支持面２を１８０°回転させることによって与えられるように配置される。

実際、突出部７が凹部８に位置合わせされると、凹部８は、載置面４に直交する方向Ｚに沿ってやはり長手方向にそれ自体延伸する突出部７に沿って滑動可能であり、支持面２は、肩部１０に載置されるまでトレイ１の基部９の方へ移動しうる。

一方で、突出部７が凹部８に位置合わせされないと、突出部７自体は、支持面２に載置される。

以下、ＸおよびＹが、トレイ１の基部９が収容される載置面４に相当する軸線ＸＹ平面に相当し、Ｚが、前述したように、載置面４に直交するデカルト基準系について考える。

容器３、３’の端部３ａ、３ａ’が、適宜使用される容器セットの容器３、３’の多様な高さ（座部６に組み込まれたとき、容器３、３’の軸線Ｚに沿ったサイズ）にあるトレイ１内の点が変化しない状態を維持するために、平面ＸＹにある所定分布の座部６が、デカルト軸線Ｚに平行な中心軸線Ｔの周りにトレイ１に対して支持面２を１８０°回転することによって同じようにそれ自体再現されなければならない。

座部６は、ＸＹ方向のマトリックス配列を有する円形の貫通孔１２を含む。

各孔１２に、容器３、３’を載置するためのシステム、特に、脚部１３がある。

脚部１３は、軸線Ｚに平行な孔１２の生成線の中に構成される円筒状の空間１５に含まれる載置部分１４を有する。

脚部１３の部分１４は、円筒状空間１５の径方向面１６を自由にするために構成されることが有効である。

さらに正確に言えば、孔１２の各列の孔１２に対応する円筒状空間１５がない径方向面１６は、相互に同一平面上にある。図５および図７において、径方向面１６は、軸線ＸＺに対して平行な平面を占める。これにより、トレイ１から支持面２が取り出されるとき、支持面２の下方に配置されたビーム１７によって、列状の容器３、３’を自動的に取り扱うことができる。ビーム１７は、Ｘ方向に広がる容器３、３’の列の軸線Ｘに対して長手方向に平行に配置され、方向Ｚに取り扱われうる。

閉鎖要素５は、トレイ１に含まれる滅菌プロセスに選択的に浸透性の材料で実現されたトレイ１に対する箔のないシートである。

トレイ１に対して、識別追跡要素１８が組み込まれ、例えば、ＲＦＩＤ技術によって復号化可能なコードである。

トレイ１は、コントローラゾーンにおいて（例えば、容器の充填が行われるエリアにおいて）移送を保護するためのハウジング１９を有しうる。

保護ハウジング１９は開閉可能であり、特に、高速移送ゲートが設けられてもよく、または設けられなくてもよい。各保護ハウジング１９は、１つ以上の積層トレイ１を含むことができ、少なくとも１つの部分に対して、トレイ１の内容物の滅菌プロセスに選択的に浸透性の材料で実現されたシートによって形成される。

パッケージング構造は、空間的に予め決定された状態の容器３、３’を、容器を取り扱うための処理マシン２０へ直接かつ自動的な方法で供給するために使用される。

処理マシン２０は、容器３と容器３’の両方の存在下で同じように動作しうる。これは、両方の容器が異なる高さであっても、容器の端部３ａ、３ａ’を適所の位置で処理マシン２０に向けられるためである（図４ａおよび図４ｂの比較を参照されたい）。

処理マシン２０は、容器３、３’を取り扱うためのヘッド２２を有するロボットアーム２１を備える。

ロボットアーム２１は、Ｘ方向の水平並進軸線と、Ｚ方向の垂直並進軸線と、Ｙ回転軸線に従う回転軸線とを有する。

取扱いヘッド２２は、容器３、３’の列を取り扱うための直線的な開口溝２３を有する。

支持面２は、外側ハウジング１９から取り除かれ、閉鎖要素５がなくなった後、軸線Ｘに平行に向いた列状に、容器３、３’が向けられた取扱いヘッド２２によって取扱い位置の方へ取り扱われる。

特に、取扱いヘッド２２は、最初、支持面２の形状に対して外側にあり、軸線Ｘに対して平行に向けられた溝２３を有する。

取扱いヘッド２２は、溝２３自体が位置合わせされた容器３、３’の列のネックに溝２３を挿入するために、軸線Ｘの並進運動を行う。

容器３、３’の取出しを容易にするために、軸線Ｘに平行に向けられたビーム１７がＺ方向に作動される。ビーム１７により、容器３、３’の列は部分的に取り出され、その後、容器３、３’の列は、取扱いヘッド２２を捕らえなければならない。

容器３、３’の列を懸架した後、取扱いヘッド２２は、支持面２から完全に分離することによって懸架された、容器３、３’の列を再度上昇させるために、軸線Ｚの並進運動を行う。

その後、取扱いヘッド２２は、容器３、３’の所定の列を搬送ステーション２４に放出するために、Ｙ軸線の周りで取扱いヘッド２２が回転する搬送ステーション２４に向けて固定された容器３、３’の列を輸送するために、Ｘ軸線に沿って並進運動を行う。

図１０および図１１を参照すると、処理マシンは、容器３、３’の内側を清潔に保つために、垂直方向下向きの層流を有する絶縁カバー２５を備える。

カバー２５は、容器３、３’の入口高速移送ゲート２６と、容器３、３’の出口高速移送ゲート２７とを有し、その他に、他のゲートもあり、そのうちのゲート２８は、例えば、グローブ（図示せず）によって取り扱うためのものである。

処理マシンは、擬人化ロボット２９の下で、入口ゲート２６から基準位置へ、さらに、基準位置から出口ゲート２７へ容器３、３’を運ぶために、段階的な動きの並進スライド３０を有する。

ロボット２９の反対側には、第１の振動分散器３４と、第２の振動分散器３１が設けられる。これらの振動分散器は、容器３、３’に適用する付属品を含み、例えば、１つはプラグであり、もう１つは、リングクリンプである。

ロボットは、容器が予め決められた空間位置を有するため、容器３、３’の位置を認識可能であり、充填前にマニピュレータ３２によって、その後の閉鎖時に、分配器の１つからのプラグを与え、最終的に、クリンプリングを適用することによってプラグを気密閉鎖する。

このように考案された薬品用容器のパッケージング構造は、さまざまな変更例および変形例が考えられ、すべて本発明の目的の範囲内であり、さらに、すべての詳細は、技術的に同等の要素によって代替されうる。

例えば、支持面とトレイとの係合位置の数は３以上であってもよく、さまざまな係合構成の間の通路は、図示したものと異なる支持面の回転並進運動とともに得られ、また変更手段の構造も与える。実際、使用材料およびサイズは、必要性および最新技術に応じて任意の種類のものでありうる。

Claims (16)

1. 前処理され、無菌であり、使用準備の整った薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造であって、
   前記容器（３、３’）の支持面（２）の取入れおよび取出しを行うための開口面と、前記開口面の閉鎖要素（５）とを有するトレイ（１）を含み、
   前記支持面（２）が、前記容器（３、３’）が相互に接触することなく正確に配置可能である、空間的に予め決められた分布で配置された座部（６）を有する、パッケージング構造において、
   前記支持面（２）に組み込まれる容器セット（３、３’）の前記容器（３、３’）に高さのばらつきがある場合、前記容器（３、３’）の端部（３ａ、３ａ’）が配置される前記トレイ（１）内の点を変化させずに維持するために、前記支持面（２）と前記トレイ（１）との間の係合構成の変更手段を備えることを特徴とする、薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
2. 前記容器（３、３’）の前記支持面（２）が配置され、前記トレイ（１）の載置面（４）に平行とすることが可能であり、前記容器（３、３’）が、前記トレイ（１）の前記載置面（４）に対して直交する長手軸線（Ｌ、Ｌ’）を有する前記座部（６）に配置されることができ、前記変更手段が、前記トレイ（２）の前記載置面（４）に対して直交する方向（Ｚ）に沿って前記トレイ（１）の前記支持面（２）の係合位置を修正することを特徴とする、請求項１に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
3. 前記変更手段が、結合形の凹部（８）が与えられた突出部（７）を含むことを特徴とする、請求項１または２に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
4. 前記凹部（８）が前記支持面（２）の縁（１１）に沿って配置され、前記突出部（７）が、前記トレイ（１）の側壁（１ａ、１ａ、１ｂ、１ｂ）の内面に沿って配置され、または逆も同様であることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
5. 前記支持面（２）は、前記突出部（７）が前記凹部（８）に係合され、前記支持面（２）の前記縁が前記トレイ（１）の前記側壁（１ａ、１ａ、１ｂ、１ｂ）の内周肩部（１０）に載置されると、前記トレイ（１）の前記基部（９）から第１の距離にある第１の係合位置を有し、前記凹部（８）が、前記支持面（２）の前記縁が載置される前記突出部（７）から係合解除されると、前記第１の距離より大きい前記トレイ（１）の第２の距離（９）にある第２の係合位置を有することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
6. 前記突出部（７）および前記凹部（８）は、前記第１の係合位置および前記第２の係合位置が、前記トレイ（１）の前記載置面（４）に直交する中心軸線（Ｔ）の周りで前記トレイ（１）に対して前記支持面（２）を１８０°回転させることによって得られるように配置されることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
7. 前記座部（６）が、マトリックス配置を有する円形貫通孔（１２）を含むことを特徴とする、請求項１〜６のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
8. 前記支持面（２）が、前記貫通孔（１２）の各々に、前記容器（３、３’）を支えることが可能なシステム（１３）を有することを特徴とする、請求項７に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
9. 前記容器（３、３’）を支えることが可能な前記システム（１３）が、前記貫通孔（１２）の円筒状の生成線の間に構成された円筒状の空間（１５）に含まれる載置部分（１４）を有し、前記円筒状空間（１５）の径方向面（１６）を自由にするように構成されることを特徴とする、請求項８に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
10. 前記孔（１２）の各列の前記貫通孔（１２）に相当する前記円筒状の空間（１５）がない前記径方向面（１６）が相互に同一平面上にあることを特徴とする、請求項９に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
11. １つ以上の容器（３、３’）に対して同時に作用するために上昇要素（１７）の下方から取り入れることができるようにするために、前記自由で同一平面上にある径方向面（１６）に、自由な全容積部が設けられることを特徴とする、請求項１０に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
12. 前記閉鎖要素（５）が、前記トレイ（１）から剥離性のあるシートであることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
13. 前記閉鎖要素（５）が、前記トレイ（１）の内容物の滅菌プロセスに浸透性のある選択材料のものであることを特徴とする、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
14. 前記トレイ（１）の無菌を確保する閉鎖された保護ハウジング（１９）、または制御されたゾーンに前記トレイ（１）を取り入れるための少なくとも１つの高速移送ゲートを有するハウジングを有することを特徴とする、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
15. 前記トレイ（１）に、識別追跡要素（１８）が組み込まれることを特徴とする、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造。
16. 前記容器（３、３’）の自動移動および／または自動充填および／または自動閉鎖用のプロセスマシンにおける、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の薬品用容器（３、３’）のパッケージング構造の使用。

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