JP2013524437A - 火花点火装置、およびそのための接地電極、およびその構築方法 - Google Patents
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Abstract
火花点火装置、金属シェル、および構築の方法が提供される。火花点火装置は、長手方向軸に沿って延在するセラミック絶縁体と、金属シェル(22)とを有する。金属シェル(22)は、長手方向軸に沿って遠端(48)へ延在する。中心電極はセラミック絶縁体中に受けられ、長手方向軸に沿って延在する。接地電極(24)は、溶接接合部によってシェル(22)の遠端(48)に固定される取付端(68)と、遠端(48)から延在して火花ギャップを設ける自由端(70)とを有する。溶接接合部は抵抗溶接接合部(76)およびレーザ溶接接合部(78)を有し、これらは組合さって、材料の散りを抑制し、シェルへの接地電極の確実で強い取付部を設け、接地電極(24)とシェル(22)との間の改良された熱伝導経路を設け、かつシェル(22)への接地電極(24)の繰り返し可能で正確な位置決めを容易にする。
Description
発明の背景
1.技術分野
この発明は内燃機関用のスパークプラグなどの火花点火装置に一般的に関し、より特定的には、火花点火装置の金属シェルに取付けられる接地電極およびその構築方法に関する。
1.技術分野
この発明は内燃機関用のスパークプラグなどの火花点火装置に一般的に関し、より特定的には、火花点火装置の金属シェルに取付けられる接地電極およびその構築方法に関する。
2.関連技術
近代の自動車は、増大するパワー、低燃費、および低排出ガス要件を満たすことが求められており、その結果、エンジン中の燃焼雰囲気の温度が上昇している。したがって、火花点火装置は上昇する温度に晒され、そのため使用寿命の低減を呈している。これに応じて、特に接地電極発火端の領域での火花点火装置の熱放散のいかなる改良も、火花点火装置の潜在的な有用寿命を延ばすにあたって歓迎されている。
近代の自動車は、増大するパワー、低燃費、および低排出ガス要件を満たすことが求められており、その結果、エンジン中の燃焼雰囲気の温度が上昇している。したがって、火花点火装置は上昇する温度に晒され、そのため使用寿命の低減を呈している。これに応じて、特に接地電極発火端の領域での火花点火装置の熱放散のいかなる改良も、火花点火装置の潜在的な有用寿命を延ばすにあたって歓迎されている。
さらに、公知のプロセスに従うと、接地電極は、接地電極の発火端を取囲む過剰な量の接地電極材料を有して製造される。発火端付近に過剰な接地電極材料が存在すると、接地電極のこの領域から熱が放散しにくくなり、これにより接地電極およびその上の発火端に対して有害な影響を及ぼしてしまう。発火端に隣接して真っ直ぐなまたは先細の構成が切削されてもされなくても、過剰な材料は、接地電極発火端付近の領域を形作るのに用いられる公知の機械的トリミングプロセスに主によって生じる。典型的には切削プロセスが用いられることを考慮すると、予め定められた量の接地電極材料が接地電極の外周と発火端との間に残っていなければならない。
この発明に従って構築される火花点火装置は、当業者には明らかであるように、これらおよび他の問題を扱っている。
発明の概要
発明の1つの局面に従うと、火花点火装置が提供される。火花点火装置は、長手方向軸に沿って延在するほぼ環状のセラミック絶縁体と、セラミック絶縁体の少なくとも一部を取囲む金属シェルとを有する。金属シェルは、近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する。中心電極は、少なくとも部分的にセラミック絶縁体中に受けられ、長手方向中心軸に沿って同軸に延在する。接地電極は、溶接接合部によってシェルの遠端に固定される取付端と、遠端から延在して中心電極と接地電極との間に火花ギャップを設ける自由端とを有する。溶接接合部は抵抗溶接接合部およびレーザ溶接接合部を含み、これは組合さって、材料の散り(expulsion)を抑制し、シェルへの接地電極の確実な強い取付部を設け、接地電極とシェルとの間に改良された熱伝導経路を設け、かつシェルに対する接地電極の繰り返し可能で正確な位置決めを容易にする。
発明の1つの局面に従うと、火花点火装置が提供される。火花点火装置は、長手方向軸に沿って延在するほぼ環状のセラミック絶縁体と、セラミック絶縁体の少なくとも一部を取囲む金属シェルとを有する。金属シェルは、近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する。中心電極は、少なくとも部分的にセラミック絶縁体中に受けられ、長手方向中心軸に沿って同軸に延在する。接地電極は、溶接接合部によってシェルの遠端に固定される取付端と、遠端から延在して中心電極と接地電極との間に火花ギャップを設ける自由端とを有する。溶接接合部は抵抗溶接接合部およびレーザ溶接接合部を含み、これは組合さって、材料の散り(expulsion)を抑制し、シェルへの接地電極の確実な強い取付部を設け、接地電極とシェルとの間に改良された熱伝導経路を設け、かつシェルに対する接地電極の繰り返し可能で正確な位置決めを容易にする。
発明の別の局面に従うと、火花点火装置のための金属シェルが提供される。金属シェルは、近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する環状本体と、溶接接合部によって本体の遠端に固定される取付端と遠端から延在するる自由端とを有する接地電極とを含む。溶接接合部は、抵抗溶接接合部およびレーザ溶接接合部を有する溶融池(weld pool)を含む。
発明の別の局面に従うと、火花点火装置を構築する方法が提供される。方法は、長手方向軸に沿って延在するほぼ環状のセラミック絶縁体を設けるステップと、少なくとも部分的にセラミック絶縁体中に中心電極を配設するステップとを含む。さらに、金属シェルが長手方向軸に沿って遠端へ延在した状態でセラミック絶縁体の少なくとも一部の周りに金属シェルを配設するステップを含む。さらに、接地電極の取付端をシェルの遠端に抵抗溶接するステップと、次に接地電極の取付端をシェルの遠端にレーザ溶接するステップとを含む。
発明の別の局面に従うと、火花点火装置のための外側金属シェルを構築する方法が提供される。方法は、近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する環状の金属シェルを形成するステップを含む。さらに、取付端と発火端とを有する接地電極を設けるステップを含む。次に、接地電極の取付端をシェルの遠端に抵抗溶接するステップと、またさらに、接地電極の取付端をシェルの遠端にレーザ溶接するステップとを含む。
発明のこれらおよび他の局面、特徴、および利点は、現在好ましい実施形態および最良モードの以下の詳細な説明、添付の請求項、ならびに付随する図面と関連して考慮されるとより容易に認められるであろう。
現在好ましい実施形態の詳細な説明
図面をより詳細に参照して、図1は、内燃機関中の混合気に点火するのに用いられる発明の1つの現在好ましい局面に従って構築される火花点火装置10を図示する。例示的な火花点火装置10は、とりわけ、公知の態様で酸化アルミニウムまたは別の好適な電気絶縁材料から作製される環状セラミック絶縁体12を含むスパークプラグの形態で図示される。絶縁体12は、上側末端16と中心電極20が配設される下側ノーズまたはコア端18との間に長手方向に延在する中央通路14を有する。中心電極20は、その自由端に、以下点火先端21と称される点火面を有する。導電性金属シェル22は、絶縁体12の下方および中間部分付近に封止関係で配設され、さまざまな鋼合金などの任意の好適な金属から作られてもよく、公知の態様でZnまたはNi系の合金被覆などで被覆されてもよい。シェル22は、発明に従って製造され、溶接接合部26を介してそれに固定される少なくとも1つの接地電極24を有し、これにより、接地電極24は、シェル22に対して最小限のアプセットおよび変形で正確に位置決めされ、この結果、放出される材料の二次的な清掃が最小限になるかまたはまったくなくなり、溶接接合部26を介して確実な強い取付部が作られ、接地電極24とシェル22との間に改良された熱伝導経路が確立され、かつシェル22への接地電極24の取付けの繰り返し可能な場所決めおよび向き決めが保証される。
図面をより詳細に参照して、図1は、内燃機関中の混合気に点火するのに用いられる発明の1つの現在好ましい局面に従って構築される火花点火装置10を図示する。例示的な火花点火装置10は、とりわけ、公知の態様で酸化アルミニウムまたは別の好適な電気絶縁材料から作製される環状セラミック絶縁体12を含むスパークプラグの形態で図示される。絶縁体12は、上側末端16と中心電極20が配設される下側ノーズまたはコア端18との間に長手方向に延在する中央通路14を有する。中心電極20は、その自由端に、以下点火先端21と称される点火面を有する。導電性金属シェル22は、絶縁体12の下方および中間部分付近に封止関係で配設され、さまざまな鋼合金などの任意の好適な金属から作られてもよく、公知の態様でZnまたはNi系の合金被覆などで被覆されてもよい。シェル22は、発明に従って製造され、溶接接合部26を介してそれに固定される少なくとも1つの接地電極24を有し、これにより、接地電極24は、シェル22に対して最小限のアプセットおよび変形で正確に位置決めされ、この結果、放出される材料の二次的な清掃が最小限になるかまたはまったくなくなり、溶接接合部26を介して確実な強い取付部が作られ、接地電極24とシェル22との間に改良された熱伝導経路が確立され、かつシェル22への接地電極24の取付けの繰り返し可能な場所決めおよび向き決めが保証される。
導電性端子スタッド28は、絶縁体12の中央通路14中に配設され、端子スタッド28の下側自由端30は抵抗層32に隣接して配設され、抵抗層32は下側端30と中心電極20の上側端34との間に配置される。導電ガラスシール36、38はそれぞれ、抵抗層32をスタッド28および中心電極20から分離する。この抵抗層32は、電磁干渉(EMI)を抑えるような適用例で用いられる任意の好適な組成から作ることができる。
導電性金属シェル22は、さまざまな被覆されたおよび被覆されていない鋼合金を含む任意の好適な金属から作られてもよい。シェル22は、ほぼ環状の外面42および内面43を有し、近端とも称される上側末端46と遠端とも称される下側締結端48との間に長手方向中心軸44に沿って延在するほぼ環状の管状シェル本体40を有する。締結端48は典型的に、エンジンブロック(図示せず)の燃焼室開口内のねじ切りによる取付けのために構築される雄ねじ切り領域50を有する。シェル12には、外部六角形工具受け部材52または他の特徴を設けて、燃焼室開口中のスパークプラグ10の取外しおよび設置を容易にしてもよい。特徴のサイズは好ましくは、関連の適用例用のこの種類の業界標準工具サイズと合っている。当然ながら、いくつかの適用例は、スパナレンチを受けるスロットなどの六角形以外の工具受け境界面、またはレーシングスパークプラグおよび他の適用例で公知のものなどの他の特徴を求めるかもしれない。シェル12は、外面42から径方向外向きに延在して、ねじ切り領域50がそこから垂下する環状のほぼ平面の封止座部56を設ける環状フランジ54も有する。封止座部56は、ガスケット(図示せず)と対にされて、シェル22の外面と燃焼室開口中のねじ切りボアとの間の空間の熱風封止を容易にしてもよい。これに代えて、封止座部56は、シェル22の下側部分に沿って位置して、この形式のスパークプラグ座部のための嵌合せ先細部を有するようにも設計されるシリンダヘッド中で精密さおよび自己密封設置を与える先細座部として構築されてもよい。
シェル22への接地電極24の固定を容易にするため、シェル22の遠端48は、中心軸44に対して横断するように延在する実質的に平らな面60を有し、そこから軸方向外側に突出部62が延在している。突出部62は、一例としてかつこれに限定されることなく、機械加工、冷間成形、または成型を含むさまざまなプロセスを用いて形成することができる。突出部62は、遠端48の全周の周りに延在する環状リブとして表され、リブは、一例として、底辺部64と台地頂部66とを有して軸方向断面をほぼ台形として表される。本明細書中では、たとえば、三角形、矩形、または半円などの、軸方向断面で見られるような他の外形が企図されることを認識すべきである。図2Bに最もよく示されるように、突出部62は、径方向外面42と径方向内面43との間に一般的に中心決めされ、突出部62の底辺部64は、平らな面60のすぐ隣の外面42と内面43との間に延在する幅W2よりも小さい幅W1を有するものとして表され、接地電極24をシェル22に固定すると突出部62の材料のばり(flash)の散りを防止するかまたは実質的に防止する。突出部62は、たとえば、約0.005″から0.015″の間などの予め定められた距離Dに亘って底辺部64から頂部66へ軸方向に延在し、Dは、接地電極24をシェル22に固定すると突出部62の材料の散りをさらに防止するまたは実質的に防止するように予め定められる。
接地電極24は、溶接接合部26によってシェル22の遠端48に固定される取付端68と、取付端68から延在する自由端70とを有し、これに点火先端72が取付けられて、中心電極20の点火先端21と接地電極24の点火先端72との間に火花ギャップ74を設ける。接地電極24は、一例としてかつこれに限定されることなく、図面に図示される標準的な単一のL字型の構成などの多数の形状、サイズ、および構成のうち任意のものを有してもよい。図3Bに最もよく示されるように、取付端は、突出部62の底辺部64の幅W1よりも大きい予め定められた幅W3を有し、幅W3も、平らな面60のすぐ隣のシェルの壁の幅W2と実質的に等しいかこれからわずかに低減されている。このように、以下にさらに論じるように、シェル22に接地電極24を固定すると、突出部62の材料は、接地電極24の取付端68の下から外に放出されることが防止されるかまたは実質的に抑制される。
シェル22の遠端48への接地電極24の固定という取付けプロセスの間、図2Cに示されるように、接地電極24の取付端68は、突出部62の頂部66と当接され、これにより頂部66は取付端68の幅W3の間に実質的に中心決めされる。次に、図2Dに最もよく示されるように、取付端68がシェル遠端48の平らな面60と同一平面上になるまたは実質的に同一平面上になるまで取付端68が突出部62の中に埋め込まれると、結果的に抵抗溶接プロセスが起こる。抵抗溶接プロセスを行なうと、接地電極24の取付端68とシェル22の遠端48との間に抵抗溶接接合部76が形成され、それぞれの幅W1、W2、およびW3同士の間の幾何学的関係により、抵抗溶接接合部76は、取付端68と平らな面60との間に空隙のない界面を設ける一方で、同時に、抵抗溶接接合部76は、接地電極取付端68の幅W3の下に閉じ込められるまたは実質的に閉じ込められたままとなり、これにより接地電極24の取付端68から外へのシェル遠端48の材料の散りを防止するまたは抑制する。
次に、図3Aおよび図3Bに示されるように、抵抗溶接接合部76を形成して接地電極24をシェル22に対するその好ましい位置に場所決めすると、レーザ溶接プロセスを介してシェル22への接地電極24のさらにしっかりとした固定が結果的に行なわれ、レーザ溶接接合部78が接地電極24の取付端68の実質的に付近に形成される。レーザ溶接接合部78は、シェル22に対する接地電極24の場所を変更または実質的に変更しなくても形成され、したがって接地電極24の取付端68はシェル22の平らな面60と同一平面上に留まるまたは実質的に同一平面上に留まる。このように、突出部62および接地電極24からの材料を含むシェル22の材料の配合物を備える、形成されるレーザ溶接接合部78は、二次的清掃作業を必要とする程度に著しく材料を放出させない。したがって、レーザ溶接プロセスは製造が経済的であり、さらに、抵抗溶接接合部76と組合せると、使用の際に接地電極24およびその点火先端72を適切に位置決めしたままにしつつ、シェル22への接地電極24の確実な強い取付部を形成し、接地電極24とシェル22との間での改良された熱伝導を与え、製造プロセスを通じて接地電極24のシェル22への取付けの繰り返し可能な場所決めおよび向き決めを提供できることにさらに寄与するという付加される保証を与える。
明らかに、上記教示に照らして本発明の多数の修正例および変形例が可能である。したがって、添付の請求項の範囲内で、具体的に記載された以外の態様で発明を実践してもよいことを理解すべきである。応じて、発明は、以上で論じた例示的な実施形態のみによってではなく、任意の許可された請求項の範囲によって最終的に規定される。
シェル22への接地電極24の固定を容易にするため、シェル22の遠端48は、中心軸44に対して横断するように延在する実質的に平面の面60を有し、そこから軸方向外側に突出部または突起62が延在している。突出部62は、一例としてかつこれに限定されることなく、機械加工、冷間成形、または成型を含むさまざまなプロセスを用いて形成することができる。突出部62は、遠端48の全周の周りに延在する環状リブとして表され、リブは、一例として、底辺部64と台地頂部66とを有して軸方向断面をほぼ台形として表される。本明細書中では、たとえば、三角形、矩形、または半円などの、軸方向断面で見られるような他の外形が企図されることを認識すべきである。図2Bに最もよく示されるように、突出部62は、径方向外面42と径方向内面43との間に一般的に中心決めされ、突出部62の底辺部64は、平面の面60のすぐ隣の外面42と内面43との間に延在する幅W2よりも小さい幅W1を有するものとして表され、接地電極24をシェル22に固定すると突出部62の材料のばり(flash)の散りを防止するかまたは実質的に防止する。突出部62は、たとえば、約0.005″から0.015″の間などの予め定められた距離Dに亘って底辺部64から頂部66へ軸方向に延在し、Dは、接地電極24をシェル22に固定すると突出部62の材料の散りをさらに防止するまたは実質的に防止するように予め定められる。
Claims (20)
- 火花点火装置であって、
前記火花点火装置の長手方向軸に沿って延在するほぼ環状のセラミック絶縁体と、
前記セラミック絶縁体の少なくとも一部を取囲む金属シェルとを備え、前記金属シェルは近端と遠端との間に前記長手方向軸に沿って延在し、さらに
少なくとも部分的に前記セラミック絶縁体中に受けられ、前記長手方向軸に沿って同軸に延在する中心電極と、
溶接接合部によって前記シェルの前記遠端に固定される取付端と前記遠端から延在して前記中心電極と接地電極との間に火花ギャップを設ける自由端とを有する接地電極とを備え、前記溶接接合部は抵抗溶接接合部およびレーザ溶接接合部を含む、火花点火装置。 - 前記遠端は、前記長手方向軸に対して横断するように延在する実質的に平面の部分を有し、前記接地電極の前記取付端は前記平面の部分と実質的に同一平面上に留まる、請求項1に記載の火花点火装置。
- 前記遠端は、前記平面の部分から軸方向に延在する突起を有し、前記接地電極の前記取付端は前記突起の中に延在する、請求項2に記載の火花点火装置。
- 前記溶接接合部は前記突起の材料を含む、請求項3に記載の火花点火装置。
- 前記突起は環状である、請求項3に記載の火花点火装置。
- 火花点火装置のための金属シェルであって、
近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する環状シェル本体と、
溶接接合部によって前記シェルの前記遠端に固定される取付端と前記遠端から延在する自由端とを有する接地電極とを備え、前記溶接接合部は抵抗溶接接合部およびレーザ溶接接合部を含む、金属シェル。 - 前記遠端は、前記長手方向軸に対して横断するように延在する実質的に平面の部分を有し、前記接地電極の前記取付端は前記平面の部分と実質的に同一平面上に留まる、請求項6に記載の金属シェル。
- 前記遠端は、前記平面の部分から軸方向に延在する突起を有し、前記接地電極の前記取付端は前記突起の中に延在する、請求項7に記載の金属シェル。
- 前記溶接接合部は前記突起の材料を含む、請求項8に記載の金属シェル。
- 前記突起は環状である、請求項8に記載の金属シェル。
- 火花点火装置を構築する方法であって、
長手方向軸に沿って延在するほぼ環状のセラミック絶縁体を設けるステップと、
少なくとも部分的にセラミック絶縁体中に中心電極を配設するステップと、
金属シェルが長手方向軸に沿って遠端へ延在した状態でセラミック絶縁体の少なくとも一部の周りに金属シェルを配設するステップと、
接地電極の取付端をシェルの遠端に抵抗溶接するステップと、
接地電極の取付端をシェルの遠端にレーザ溶接するステップとを備える、方法。 - 長手方向軸に対して横断するように延在する実質的に平面の部分を有する遠端を形成するステップと、平面の部分と実質的に同一平面となる関係で接地電極の取付端を固定するステップとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
- 平面の部分から軸方向に延在する突起を形成するステップと、接地電極の取付端を突起の中に埋め込むステップとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
- 突起の材料を含むようにレーザ溶接を介して溶接接合部を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
- 遠端付近に環状構成を有する突起を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
- 火花点火装置のための外側金属シェルを構築する方法であって、
近端と遠端との間に長手方向軸に沿って延在する環状の金属シェルを形成するステップと、
取付端と発火端とを有する接地電極を設けるステップと、
接地電極の取付端をシェルの遠端に抵抗溶接するステップと、
接地電極の取付端をシェルの遠端にレーザ溶接するステップとを備える、方法。 - 長手方向軸に対して横断するように延在する実質的に平面の部分を有する遠端を形成するステップと、平面の部分と実質的に同一平面となる関係で接地電極の取付端を固定するステップとをさらに含む、請求項16に記載の方法。
- 平面の部分から軸方向に延在する突起を形成するステップと、接地電極の取付端を突起の中に埋め込むステップとをさらに含む、請求項17に記載の方法。
- 遠端付近に環状構成を有する突起を形成するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
- 突起の材料を含むようにレーザ溶接を介して溶接接合部を形成するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
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