JP2013521096A - 咬合器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、上、下顎模型を付着させて歯牙の配列関係を確認するために使用する咬合器に関するものであり、上顎と下顎との運動構造が簡単でありながらも咬合の誤差を最小化して、上顎と下顎を咬合面に正確にマウンティングさせることができるようにした。現在の咬合器は、上下顎骨運動の形態を模倣して基準軸の位置が顆頭(condyle)に合わせて製作されて折畳まれる方式を使っているが、このような方法は筋肉の運動が全面排除された形態として上、下顎運動において誤差が発生せざるを得ない。したがって、いくら多様な補助手段を利用して誤差を減らすと言っても必ず後加工が必要であるという問題点があるものであり、また、正確な咬合がなされることができない一方で、咬合器の構造があまりにも複雑で作業に困難が伴うものであった。したがって本発明は、上顎固定台と下顎固定台の中心平面の延長線上に基準軸を形成することで、回転運動の接線が咬合平面に垂直に作動するようにして、従来の補助手段を利用して咬合状態を微細に調整するより生理的咬合にさらに近く上、下作動されて咬合器の誤差範囲を最小化しながらも上顎固定台と下顎固定台の作動構造及び使用が簡単な構造でなされるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、上、下顎模型を付着させて、歯牙の配列関係を確認するために使用する咬合器に関するものであり、上顎と下顎の運動構造が簡単でありながらも咬合の誤差を最小化して、上顎と下顎を咬合面に正確にマウンティングさせることができるようにした。
一般に、咬合器は、歯と歯ぐきの咬合状態を測定して、入れ歯、歯冠修復、補綴物などの製作及び診断に使用される器具として頭蓋骨に対する顎骨及び歯牙の相対的位置関係や下顎の運動を機械的に模倣して再現する。
実際に人体で上下顎骨運動は、上顎骨は動かないで下顎骨が動く構造で大部分の咬合器の構造がこのような上下顎骨運動の形態を模倣してなされるものであり、上顎固定部と下顎固定部の折畳まれる基準軸は、顆頭を基準にしてなされる。
また、補綴物を製作するための咬合器は、一つの下顎位しか再現することができない平線咬合器から、より高い再現性を備えた各種調節性咬合器、その他の自由運動咬合器などの特殊な咬合器まで数多くの種類の咬合器が提案された。
しかし、このような咬合器の問題が人体の下顎運動を再現するために図22及び図23に示されたところのように基準軸の位置が顆頭に合わせられて製作されるようになるが、人体解剖学的に見る時、顆頭は球形状でなされるので、軸の作動原理とは多くの差があり、また歯牙の上、下運動は、顆頭の位置と筋肉(咀嚼筋)運動の組合によって行われるが、前記のように顆頭の位置のみを基準軸にする場合、筋肉の動きが排除された状態であるので、上下顎運動を測定する時に誤差が発生せざるを得ない。
また、このような誤差範囲を調節するために咬合器の構造が複雑になるようになるだけでなく、上顎と下顎モデルをマウンティングするためには、上顎固定部と下顎固定部を別途の工具を利用して分解してマウンティングした後、再び結合する構造であるので、使用が非常に不便なものであり、また患者によって上、下で調節するか、または左、右幅を調節するにあたって、咬合器の操作に多い困難があり、このような咬合器構造の複雑性のために製作原価が上昇するようになる問題がある。
そして、このような従来の咬合器は、正確な咬合平面に上顎及び下顎モデルを位置させるためにゴム紐やレーザーなどの補助手段を利用して咬合平面の位置を確認しながら上、下顎モデルを固定させるようになるが、このようなものを利用して正確な位置にマウンティングするには多くの難しさがあって、またゴム紐やレーザー自体の厚さによって微細な誤差が発生するようになる問題がある。
そして、咬合器を利用して患者の口腔構造に合わせて調節したとしても、高さ及び左右幅を調節する機械操作が手作業でなされるので、微細な誤差が発生せざるを得ないものであり、いくら正確に合わせると言っても実質的に咬合状態を確認するための咬合紙の厚さは非常に薄ら厚さでなされるので、その誤差範囲を手作業で調節することが事実上不可能であり、結局には補綴物を患者に挟んだ状態で後加工が必要な。
本発明は、前記した従来の問題点を解決するために案出したものであり、上、下顎の運動時に生理的咬合の中心になる基準軸で位置を設定することで、咬合器の誤差範囲を最小化して、咬合器の上顎固定台と下顎固定台の作動構造及び使用が簡単な構造でなされながらも、上顎及び下顎モデルを咬合平面上に正確に位置させて、精密な咬合がなされるようにすることにその目的がある。
前記の目的を達成するために本発明は、上顎固定台と下顎固定台が折畳まれる咬合平面の延長線上に基準軸を形成することで、回転運動の接線が咬合平面に垂直に作動するようにして、前記下顎固定台に回動軸を形成して、上顎固定台が下顎固定台にワンタッチで脱着される構造を有するようにした。
また、前記下顎固定台の回動軸には、下顎モデルの水平状態を調節するためのジグがワンタッチで脱着されるようにすることで、上、下顎モデルを咬合平面上に正確に位置させることができるし、ジグにポジションシャフトを形成して下顎モデルが固定された状態で動かないようにして、正確な咬合測定を可能にさせた。
前述したところのように本発明は、歯牙の生理的咬合の中心になる点を基準軸にして、咬合器の誤差範囲を最小化してさらに精密な咬合が可能になって、このような咬合器の構造を単純化して、製作が容易でありながらも製作単価を減らすことができるようになるものであり、咬合器の使用時に上顎モデルと下顎モデルをマウンティングする場合に咬合器を分解する必要なしに上顎固定台を簡単に脱着させてマウンティングすることができるので、使用が便利で作業時間を減らすことができるようになる。
また、ジグを利用して咬合平面の位置を設定することができるので、咬合の誤差範囲をさらに減らすことができるようになる。
本発明の一実施例を示した斜視図である。 本発明の咬合器の折畳構造を示した側面図である。 本発明の咬合器の生理学的咬合状態を示した概略図である。 本発明の下顎固定台と上顎固定台の脱着構造を示した斜視図である。 本発明の下顎固定台と上顎固定台の脱着構造を示した側断面図である。 本発明の回動軸と回動支持台の捻り状態を示した平断面図である。 本発明の回動支持台のまた他の実施例を示した側面図である。 本発明の上顎固定台のガイドピンの作動構造を示した側面図である。 本発明の上顎固定台の調節手段の組み立て構造を示した斜視図である。 本発明の下顎固定台にジグが結合される状態の斜視図である。 本発明のジグが結合された状態の斜視図である。 上、下顎モデルのマウンティング過程を示した概略図である。 上、下顎モデルのマウンティング過程を示した概略図である。 上、下顎モデルのマウンティング過程を示した概略図である。 本発明の咬合器のまた他の実施例を示した斜視図である。 本発明のジグのまた他の実施例を示した斜視図である。 図16のジグの使用状態図である。 図16のジグの使用状態図である。 本発明のジグのまた他の実施例を示した斜視図である。 図19のジグの使用状態図である。 図19のジグの使用状態図である。 従来の咬合器の折畳構造を示した側面図である。 従来の咬合器の基準軸位置を示した概略図である。
本発明は、下顎モデル100をマウンティングする下顎固定台10と上顎モデル200をマウンティングする上顎固定台20が回動軸11によって上、下に折畳自在になるようになって、前記下顎固定台10と上顎固定台20の後方に形成されたコラム12、22が同一な長さを有するようになって、回動軸11が咬合平面(α)の延長線上に形成されて、下顎固定台10と上顎固定台20が回動軸11を中心に上、下に対称されるように作動して、前記上顎モデル100と下顎モデル200が上下で折畳される場合に、回転運動の接線(β)が咬合平面に垂直に作動されるようにした。
(発明の実施のための形態)
以下、本発明による望ましい実施例を添付した図面を参照して説明すれば次のようである。下記の添付図面では同一な構成要素に対しては同一な参照番号を使用した。
図1及び図2に示されたところのように本発明は、下顎固定台10と上顎固定台20でなされて回動軸11によって上、下に折畳自在になるようになるものであり、上顎固定台20の前方に形成されたガイドピン25を利用して、上顎固定台20の水平度を調節することで咬合平面(α)を設定して、その設定された咬合平面(α)に下顎モデル100と上顎モデル200をマウンティングして、歯牙の配列関係を確認できるようになる構造である。
また、前記下顎モデル100と上顎モデル200とは、下顎固定台10と上顎固定台20にそれぞれ装着されることで、前記モデル100、200は装着プレート10a、20aにマウンティングされて、脱付着が可能になるようになる。
この時、前記装着プレート10a、20aは、上、下顎固定台10、20の磁石によって脱付着されるようにすることが望ましい。
また、下顎固定台10と上顎固定台20の後方には、それぞれコラム12、22が垂直に直立されるように形成されて、回動軸11と連結されるが、この時下顎固定台10に形成されたコラム12と上顎固定台20に形成されたコラム22が同一な長さでなされるようにすれば、回動軸11が咬合平面(α)の延長線上に形成されて、下顎固定台10と上顎固定台20が回動軸11を中心に上、下で対称されるように作動できるようになるものであり、これによって図3に示されたところのように上顎モデル100と下顎モデル200の回転運動の接線(β)が咬合平面(α)に垂直に接するようになりながら、歯牙の生理的咬合の中心になる点(P)を基準にして上、下で折畳されるようになる。
すなわち、前記上顎モデル100と下顎モデル200が後方の基準点(P)を中心に上、下で折畳されるようになって、上顎と下顎の運動構造が生理的歯牙運動に近く垂直に作動するようになるものであり、これによって咬合器の誤差範囲を最小化して、さらに精密な咬合が可能になる。
そして、前記下顎固定台10と上顎固定台20の折畳まれる構造を図4に示された結合構造によってさらに詳しく説明すれば、下顎固定台10は後方に形成されたコラム12上端にシャフト13が形成されて、その両側で回動軸11が突出形成されて、上顎固定台20はコラム22の下端に内入溝21aが形成されたコ字形状の回動支持台21が形成されて、回動軸11に軸結合されて上顎固定台20が上、下に折畳自在になるようになる。
この時、前記上顎固定台20は、両側回動支持台21間の中央部にホック23を形成して、ホック23がシャフト13に係止されるようにすることで、上顎固定台20が下顎固定台10に結合された状態で任意に離脱されないながらも、上顎固定台20の回動が可能な構造でなされると共に上顎固定台20を下顎固定台10から脱着させることができるようになるものであり、前記ホック23の後方にプッシュスイッチ24を形成しながら、そのプッシュスイッチ24がスプリング24aによって復元力を有するようにすれば、上顎固定台20を下顎固定台10からワンタッチで脱着することができるようになる。
そして、この時前記ホック23の前端部と回動支持台21の下端部にそれぞれ傾斜面23b、21bを形成すれば、下顎固定台10と上顎固定台20の結合時にホック23の傾斜面23bはシャフト13の上面に乗って差し込まれて、回動支持台21の傾斜面21bは回動軸11の上面に乗って差し込まれながら加圧するようになるものであり、これによって下顎固定台10と上顎固定台20の強制差し込みが可能になりながら組み立てが容易になる。
そして、これとは反対に上顎固定台20を分離させようとする場合には、図5に示されたところのように上顎固定台20を取った状態でプッシュスイッチ24を押すようになれば、ホック23の内側に突出形成された押し台23aがシャフト13を前方に押してくれるようになりながら回動支持台21の係止状態を解除するようになって、上顎固定台20を下顎固定台10から上側に簡単に分離させることができるようになる。
よって、下部モデル100と上部モデル200をマウンティングするか、またはとり除く場合上顎固定台20を分離した後簡単に作業することができるようになるので、マウンティング作業が容易になされながらも作業時間を縮めることができるようになる。
そして、このような咬合器は、モデル100、200の咬合状態を確認するためにモデルの間に咬合紙を入れて下部モデル100と上部モデル200を左、右に拗ってくれることで、歯牙の咬合状態を確認する過程を経るようになるが、前述したところのように回動支持台21の形状がコ字形状でなされることで、回動軸11の前方抜けが可能になるようになって、ホック23によって固定された状態で下顎固定台10と上顎固定台20を左、右に拗ることができるようになる。
この時、前記回動支持台21は、図6に示されたところのように内入溝21aの内側末端部に外側で勾配21cを形成することで、上顎固定台20の左、右に捻り時に回動軸11が顎にかからないようになって、円滑に左、右で拗ることができるようになる。
そして、前記内入溝21aは、図7でのように上面が−2゜で傾斜角を有するようにすれば、上顎固定台20の左、右捻り時に歯牙の生理的咬合にさらに近似値で動くようになされて、咬合測定がさらに精密になされるようにできる。
この時、傾斜角を−2゜で設定する理由は、人体解剖学的に、生理的咬合の中心になる点(P)と切歯点を連結した仮想線を基準線にして生理的咬合の中心になる点(P)と前置の上部末点を連結した線の角度が−2゜でなされるようになるが、これに合うように上述したところのように内入溝21aの上面を−2゜で傾斜角を有するようにすれば、生理的咬合にさらに近く左、右拗じれがなされるようになる。
そして、このような咬合器の作業手順を説明すれば、下顎固定台10の上側に下部モデル100を位置させた後石膏を利用してマウンティングして、その後上顎固定台20の下側に上部モデル200を位置させて、石膏を利用してマウンティングして、上、下顎固定台10、20を折畳することで、咬合状態を確認する手順でなされる。
一方、前記上顎固定台20は、前方にガイドピン25を形成して上顎固定台20の水平状態を支持するようにして、図8でのようにガイドピン25の上端に調節手段26を形成して、ガイドピン25が上、下に垂直移動されながら前、後方に角度調節が可能にさせた。
このために前記調節手段26は、ガイドピン25の上部に長孔26aを形成して、その長孔26aが固定軸26bに結合されるようにして、ガイドピン25が垂直移動と角度調節が可能にさせた。
また、上顎固定台20が上、下で折畳される場合ガイドピン25の位置が前、後方で微細に動くようになるが、これを補正するために図9に示されたところのように調節手段26が上顎固定台20前方のガイドレール27にレール構造で結合されるようにすることで、前、後方にスライド作動されて位置補正が可能にさせた。
この時、前記ガイドピン25の固定及び調節手段26の前、後方移動は、絞り手段28を利用して絞りすることで、定位置に固定されるようにしなければならないものであり、前記ガイドピン25の作動及び調節手段26の作動部には度盛りを表記することで定位置に装着することができるようにすることが望ましい。
そして、本発明では図10及び図11に示されたところのように前記下部モデル100を位置させる場合、別途のジグ30を利用して咬合平面上に定位置させることができるようにしたものであり、前記ジグ30は上述した上顎固定台20の装着構造と同一な構造でなされるようにすることが望ましい。
すなわち、前記ジグ30は、後方下側に安着溝31が形成された支持台32が突出形成されて、回動軸11が安着溝31に密着固定されながら支持台32の間の中央部に形成されたホック33によってシャフト13に脱着可能になるようになるものであり、この時前記ホック33の後方にプッシュスイッチ34を形成しながら、そのプッシュスイッチ34がスプリング34aによって復元力を有するようにすれば、ワンタッチで脱着することができるようになる。
そして、この時前記ホック33の前端部と支持台32の下端部に傾斜面33b、32bを形成すれば、ジグ30の結合時にホック33の傾斜面33bは、シャフト13の上面に乗って差し込まれて支持台32の傾斜面31bは回動軸11の上面に乗って差し込まれながら加圧するようになるものであり、これによって締まりばめが可能になって組み立てが容易になる。
そして、これとは反対にジグ30を下顎固定台10から分離させようとする場合にはプッシュスイッチ34を押すようになれば、ホック33の内側に突出形成された押し台33aがシャフト13を前方に押してくれるようになりながら支持台32の係止状態を解除することで、上部に簡単に分離させることができるようになる。
この時、前記ジグ30は前方に垂直ピン35が形成されてジグ30の装着状態を水平で維持できるようになることで、下顎モデル100の咬合平面(α)を設定してくれて、下顎モデル100をジグ30の下端に簡単に密着させて位置を取ることができるようにしてくれる。
すなわち、ジグ30の下部面自体が咬合平面(α)になるので、これによって目測やゴム紐、レーザーのような別途の手段を使用する必要なしにジグ30の下端に下顎モデル100を密着させることで、咬合平面(α)の正確な位置に下部モデル100を位置させることができるようになる。
そして、一般に咬合器を使用するにあたって、歯牙が全然ない無歯顎患者の場合咬合平面が水平でなされるようにして作業をするが、歯牙がある有歯顎患者の場合咬合平面が−2゜の傾きを有するようにして作業をするようになるが、この時前記ジグ30に形成された垂直ピン35の高さを設定することで、ジグ30を無歯顎用や有歯顎用で使用することができるようになる。
そして、前記ジグ30は、図16乃至図18に示されたところのように位置移動取っ手36によって前、後方にスライド移動するようになる切歯点ポジションピン36aを形成すれば、下顎モデルの切歯点を固定することができるようになるものであり、また、その後方には図19に示されたところのように臼齒ガイド37に臼齒ポジションピン38を装着して、その臼齒ポジションピン38が移送取っ手39によって左、右に移送されながら上、下で昇降させることができるようにして、臼齒上面に臼齒ポジションピン38を加圧することで、下顎モデルを緊密に固定することができるようになる。
この時、前記移送取っ手39は、図20のように上、下2段で形成して、上側取っ手39aは、臼齒ポジションピン38を昇下降させて上、下高さを調節できるようにしながら下側取っ手39bは、図21のように臼齒ポジションピン38を左、右で調節して、左、右側の臼齒間隔を調節することができるようになる。
このために、下側取っ手39bが臼齒ガイド37に形成されたラックギアと噛み合うように結合されるようにしたものであり、したがって、下側取っ手39bを回転させることによって臼齒ポジションピン38がラックギアにしたがって左、右に微細に動かされて、顎関の大きさによって臼齒ポジションピン38の位置を調節することが可能になる。
また、前記臼齒ガイド37は、左、右側が相互噛み合うようにして、一側を角度調節する場合にも他側が対称されるように動かすようにすれば、臼齒歯牙の位置づけが容易になることで、両側の臼齒ガイド37の回動される軸の外周面にそれぞれ加圧パッキング37aを形成すれば、加圧パッキング37aがお互いを加圧するようになりながら水平に動くようになる。
また、この時前記加圧パッキング37aは、厚さを調節することで加圧パッキング37aの間の密着される力を調節することができるようになるものであり、望ましくは、お互いに一定な力で密着されるように加圧された状態で対称されるように動きながら両側の臼齒ガイド37のうちいずれか一側を取った状態で他側の臼齒ガイド37を角度調節する場合には個別的に動きが可能な程度で密着されるようにすることが望ましい。

Claims (13)

  1. 下顎モデル100をマウンティングする下顎固定台10と上顎モデル200をマウンティングする上顎固定台20が回動軸11によって上、下で折畳自在になるようになって、前記下顎固定台10と上顎固定台20の後方に形成されたコラム12、22が同一な長さを有するようになって、回動軸11が咬合平面(α)の延長線上に形成されて下顎固定台10と上顎固定台20が回動軸11を中心に上、下に対称されるように作動して、前記上顎モデル100と下顎モデル200が上下で折畳される場合回転運動の接線(β)が咬合平面に垂直に作動されることを特徴とする咬合器。
  2. 下顎固定台10は、後方に形成されたコラム12上端にシャフト13が形成されて、その両側で回動軸11が突出形成されて、上顎固定台20はコラム22の下端に内入溝21aが形成されたコ字形状の回動支持台21が形成されて、回動軸11に軸結合されながら回動支持台21の間の中央部に形成されたホック23によってシャフト13に脱着可能になるようになることを特徴とする請求項1に記載の咬合器。
  3. 前記ホック23は、後方にプッシュスイッチ24が形成されて、スプリング24aによって弾性作動しながら復元力を有してワンタッチで脱着可能になるようになって、前記ホック23の前端部と回動支持台21の下端部に傾斜面23b、21bが形成されて加圧差込が可能になるようになることを特徴とする請求項2に記載の咬合器。
  4. 前記ホック23の係止される内側に押し台23aが下部に突出形成されて、プッシュスイッチ24を押す時にシャフト13を前方に押してくれるようになりながら易しく離脱されるようになることを特徴とする請求項3に記載の咬合器。
  5. 前記回動支持台21は、内入溝21aの内側末端部に外側で勾配21cが形成されて、上顎固定台20の左、右捻り時に回動軸が係止されないようになることを特徴とする請求項3に記載の咬合器。
  6. 前記回動支持台21は、内入溝21aの上面が−2゜で傾斜角を有するようになって、上顎固定台20の左、右捻り時に歯牙の生理的咬合にさらに近似値で動かれて咬合測定がさらに精密になされるようになることを特徴とする請求項3に記載の咬合器。
  7. 前記下顎固定台10は、下顎モデル100の水平状態を調節するための別途のジグ30が具備されて、ジグ30の前方に形成された垂直ピン35を利用して水平状態を維持しながら下顎モデルを咬合平面上に正確に位置させることができるようになることを特徴とする請求項1に記載の咬合器。
  8. 前記下顎固定台10は、後方に形成されたコラム12上端にシャフト13が形成されて、その両側に回動軸11が突出形成されて、前記ジグ30は後方下側で安着溝31が形成された支持台32が突出形成されて、回動軸11が安着溝31に密着固定されながら支持台32の間の中央部に形成されたホック33によってシャフト13に脱着可能になるようになることを特徴とする請求項7に記載の咬合器。
  9. 前記ジグ30は、位置移動取っ手36によって前、後方にスライド移動するようになる切歯点ポジションピン36aを形成して、下顎モデルの切歯点を固定するようになることを特徴とする請求項7に記載の咬合器。
  10. 前記ジグ30は、切歯点ポジションピン36aの後方で臼齒ガイド37が形成されて、臼齒ポジションピン38と移送取っ手39が形成されて、前記臼齒ポジションピン38は移送取っ手39によって左、右で移送が可能でありながら、上、下で昇降させて臼齒ポジションピン38の位置を設定できるようになることを特徴とする請求項9に記載の咬合器。
  11. 前記臼齒ガイド37は、回動軸の外周面に加圧パッキング37aが相互密着された状態で装着されて、左、右対称で作動されながらも密着力を超過する力が発生される場合には個別的に回動角を調節できるようになることを特徴とする請求項10に記載の咬合器。
  12. 前記上顎固定台20の前方にはガイドピン25が形成されて上顎固定台20の水平状態を支持するようになって、前記ガイドピン25の上端に調節手段26が形成されてガイドピン25が上、下に垂直移動されながら角度調節が可能になるようになって上顎固定台20の高さを調節できるようになることを特徴とする請求項1に記載の咬合器。
  13. 前記調節手段26は、ガイドピン25の上部に長孔26aが形成されて、その長孔26aが固定軸26bに結合されて、垂直移動されながら角度調節が可能になるようになって、その調節手段26は上顎固定台20前方のガイドレール27にレール構造で結合されて、前、後方にスライド作動するようになることを特徴とする請求項12に記載の咬合器。
JP2012556952A 2010-03-05 2010-04-16 咬合器 Active JP5688619B2 (ja)

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