JP2013518114A5 - - Google Patents

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JP2013518114A5
JP2013518114A5 JP2012551256A JP2012551256A JP2013518114A5 JP 2013518114 A5 JP2013518114 A5 JP 2013518114A5 JP 2012551256 A JP2012551256 A JP 2012551256A JP 2012551256 A JP2012551256 A JP 2012551256A JP 2013518114 A5 JP2013518114 A5 JP 2013518114A5
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他の実施形態では、本発明の化合物、薬学的に許容されるその塩および組成物は、生物学的および病理学的現象におけるキナーゼの研究;そうしたキナーゼによって媒介される細胞内シグナル伝達経路の研究;および新規なキナーゼ阻害剤の比較評価にも有用である。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
以下の構造式:
Figure 2013518114

(式中、
は、−H、ハロゲン、−CN、−NO 、−OR’、−N(R’) 、−C(O)OR’、−C(O)N(R’) 、−NR’C(O)R’、−NR’C(O)OR’、1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族であり、
環Bは芳香環または非芳香環と任意選択で縮合した6員単環式芳香族複素環であり、環Bは1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されており、
Yは−Y1−Q1であり、
Y1は存在しないかまたはC1〜10脂肪族であり、Y1の最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O) −であり、Y1は1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されており、
Q1は存在しないか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の単環式環であり、Q1は1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されており、BがYで置換されている場合、Y1とQ1がどちらも存在しないことはなく、
環Cは窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜8員飽和、部分不飽和もしくは完全不飽和の単環式環であるか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜5個のヘテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の二環式環系であり、環Cは1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されており、
Zは−Y2−Q2であり、
Y2は存在しないかまたはC1〜10脂肪族であり、Y2の最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O) −であり、Y2は1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されており、
Q2は存在しないか、窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の飽和、部分不飽和もしくは完全不飽和の単環式環であるか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜5個のヘテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の二環式環系であり、Q2は1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されており、CがZで置換されている場合、Y2とQ2がどちらも存在しないことはなく、
各R’は独立に、−Hまたは1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜C6アルキルであり、
各J は独立に、ハロゲン、−OR、−N(R) 、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R) 、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NO またはオキソであり、
各J は独立に、ハロゲン、−OR、−CF 、−N(R) 、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R) 、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NO 、オキソまたは1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜C6アルキルであるか、
同一原子上の2つのJ 基は一緒になって、窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の部分不飽和または完全不飽和の単環式環を形成していてよく、前記環は1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されており、
各J は独立に、ハロゲン、−OR’、−N(R’) 、−C(O)R、−C(O)OR’、−C(O)N(R’) 、−NR’C(O)R’、−NR’C(O)OR’、−CN、−NO または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC3〜C8脂環式であり、
各J は独立に、ハロゲン、−OR、−N(R) 、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R) 、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CNまたは−NO であり、
各J は独立に、ハロゲン、−OR、−N(R) 、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R) 、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NO 、オキソ、C1〜10脂肪族であり、最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O) −であり、前記脂肪族基は1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されているか、あるいはJ は1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC3〜8脂環式であり、
各Rは独立に−HまたはC1〜C6アルキルであり、
各pは独立に0、1または2である)
で表される化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目2)
が、−H、ハロゲン、1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC3〜C8脂環式である、項目1に記載の化合物。
(項目3)
が−Hである、項目1または2のいずれか一項に記載の化合物。
(項目4)
以下の構造式:
Figure 2013518114

(式中、各qは独立に0または1であり、
各tは独立に0または1〜4である)
で表される項目1〜3のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目5)
環Bが、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イソキノリル、キナゾリニル、ピリドピリジル、ピリドピラダジニル、ピロロピリジイル、ピラゾロピリジイル、ピロロピリミジニルまたはピロロピラジニルであり、環Bが、1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
(項目6)
環Bが、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イソキノリル、ピロロピリジイル、ピラゾロピリジイル、ピロロピリミジニルまたはピロロピラジニルであり、環Bが、1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
環Bが、1つのYで任意選択で置換され、かつ独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されているピリジルである、項目1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
(項目8)
環Bが、1つのYで任意選択で置換され、かつ独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されているピラジニルである、項目1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
(項目9)
環Cが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサザロリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、ピペリジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、トリアゼパニル、アゾカニル、ジアゾカニル、トリアゾカニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、キノリル、キノキサリル、インドリニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、オキサゾカニル、オキサゼパニル、アザビシクロペンチル、アザビシクロヘキシル、アザビシクロヘプチル、アザビシクロオクチル、アザビシクロノニル、アザビシクロデシル、ジアザビシクロヘキシル、ジアザビシクロヘプチル、アゼチジニル、イソインドリニル、イソインドリル、ジヒドロインダゾリル、ジヒドロベンゾイミダゾリル、モルホリニル、テトラヒドロピリジル、ジヒドロピリジル、テトラヒドロピラジニル、ジヒドロピラジニル、テトラヒドロピリミジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロピロリル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロイミダゾリル、オクタヒドロピロロピラジル、オクタヒドロピロロピリジル、オクタヒドロピリドピラジル、オクタヒドロピリドピリジル、ジアザビシクロオクチル、ジアザビシクロノニル、ジアザビシクロデシル、チアゼパニル、およびチアゾカニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
(項目10)
環Cが、シクロヘキシル、ジアザビシクロオクチル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサザロリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、アゼチジニル、モルホリニル、アゼパニル、ジアザビシクロヘプチル、ジアザビシクロオクチル、インドリル、テトラヒドロピリジル、ジヒドロピリジル、オクタヒドロピロロピラジル、オクタヒドロピロロピリジル、オクタヒドロピリドピラジル、オクタヒドロピリドピリジル、チアジアゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、ジアゼパニル、およびオキサゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
(項目11)
環Cが、シクロヘキシル、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1.]オクタン、フェニル、ピリジル、ピペリジニル、ピペラジニル、ジアゼパニル、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、アゼチジニル、モルホリニル、アゼパニル、2,5ジアザビシクロヘプチル、ジアザビシクロオクチル、インドリル、テトラヒドロピリジル、オクタヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピラジル、オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジル、およびオキサゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
(項目12)
環Cが、ピペリジニル、ピペラジニル、ジアザパニル、ピロリジニル、アゼチジニルおよびアゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJ で任意選択で独立にさらに置換されている、項目1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
(項目13)
環Cが、
Figure 2013518114

(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
からなる群から選択される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目14)
環Cが、
Figure 2013518114

(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
からなる群から選択される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目15)
環Cが、
Figure 2013518114

(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
で表される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目16)
環Cが、
Figure 2013518114

(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
からなる群から選択される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目17)
環Cが、
Figure 2013518114

(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
で表される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目18)
環Cが、
Figure 2013518114
(式中、qは0または1であり、
tは0または1〜4である)
で表される構造式で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
(項目19)
qが1である、項目1〜18のいずれか一項に記載の化合物。
(項目20)
以下の構造式:
Figure 2013518114

(式中、
Tは存在しないか、または−CH −、−CH(J )−、−C(J −、−NH−もしくは−N(J )−であり、
tは0、1または2であり、
nは0または1であり、
wは0または1であり、
はCN、F、Cl、−OR、−CH ORまたはCF であり、
UはZまたはJ であり、
ZはY2−Q2であり、
Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、Y2とQ2がどちらも存在しないことはなく、
各J は独立に、F、−CN、−CF 、−OR、−N(R) 、−C(O)N(R) 、1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
各J は独立に、F、−OR、−N(R) または−C(O)N(R) であり、
各J は独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R) 、−NH またはFであり、
各J は独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF 、−N(R) またはFである)
で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目21)
Tが存在しないか、または−CH(NH )−もしくは−NH−である、項目20に記載の化合物。
(項目22)
以下の構造式:
Figure 2013518114

(式中、
Tは存在しないか、または−CH −、−CH(J )−、−C(J −、−NH−もしくは−N(J )−であり、
tは0、1または2であり、
wは0または1であり、
はOR、CH OR、CN、F、ClまたはCF であり、
UはZまたはJ であり、
ZはY2−Q2であり、
Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、
各J は独立に、F、−CN、−CF 、−OR、−N(R) 、−C(O)N(R) 、1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
各J は独立に、F、−OR、−N(R) または−C(O)N(R) であり、
各J は独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R) 、−NH またはFであり、
各J は独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF 、−N(R) またはFである)
で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目23)
Tが存在しないか、または−CH(NH )−もしくは−NH−である、項目22に記載の化合物。
(項目24)
以下の構造式:
Figure 2013518114

(式中、
Tは存在しないか、または−CH −、−CH(J )−、−C(J −、−NH−もしくは−N(J )−であり、
tは0、1または2であり、
wは0または1であり、
は−OR、−CH OR、CN、F、CF 、CH (CH )OHまたは
Figure 2013518114

であり、
UはZまたはJ であり、
ZはY2−Q2であり、
Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJ で任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、
各J は独立に、F、−CN、−CF 、−OR、−N(R) 、−C(O)N(R) 、1つまたは複数のJ で任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
各J は独立に、F、−OR、−N(R) または−C(O)N(R) であり、
各J は独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R) 、−NH またはFであり、
各J は独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF 、−N(R) またはFである)
で表される、項目1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目25)
Tが存在しないか、または−CH(NH )−もしくは−NH−である、項目24に記載の化合物。
(項目26)
表1から選択される構造式で表される化合物または薬学的に許容されるその塩。
(項目27)
項目1〜26のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と、薬学的に許容される担体、補助剤またはビヒクルとを含む組成物。
(項目28)
被験体のプロテインキナーゼ媒介状態を治療または予防する方法であって、有効量の項目1〜26のいずれか一項に記載の化合物もしくは薬学的に許容されるその塩または組成物を前記被験体に投与することを含む方法。
(項目29)
前記プロテインキナーゼ媒介状態がPKC媒介状態である、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記PKC媒介状態がPKCθ媒介状態である、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記PKCθ媒介状態が自己免疫疾患、炎症性疾患または増殖性もしくは過剰増殖性疾患である、項目30に記載の方法。
(項目32)
前記PKCθ媒介状態が、ぜんそく、乾癬、関節炎、関節リウマチ、関節の炎症、多発性硬化症、糖尿病、炎症性腸疾患、移植片拒絶反応、T細胞白血病、リンパ腫および狼瘡からなる群から選択される、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記PKCθ媒介状態が自己免疫疾患である、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、過敏性腸疾患からなる群から選択される、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記自己免疫疾患が多発性硬化症である、項目33に記載の方法。
(項目36)
前記自己免疫疾患が関節リウマチである、項目33に記載の方法。
(項目37)
前記自己免疫疾患が過敏性腸疾患である、項目33に記載の方法。
(項目38)
前記PKCθ媒介状態が、T細胞白血病およびリンパ腫からなる群から選択される、項目32に記載の方法。

Claims (38)

  1. 以下の構造式:
    Figure 2013518114
    (式中、
    は、−H、ハロゲン、−CN、−NO、−OR’、−N(R’)、−C(O)OR’、−C(O)N(R’)、−NR’C(O)R’、−NR’C(O)OR’、1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族であり、
    環Bは芳香環または非芳香環と任意選択で縮合した6員単環式芳香族複素環であり、環Bは1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されており、
    Yは−Y1−Q1であり、
    Y1は存在しないかまたはC1〜10脂肪族であり、Y1の最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O)−であり、Y1は1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されており、
    Q1は存在しないか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の単環式環であり、Q1は1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されており、BがYで置換されている場合、Y1とQ1がどちらも存在しないことはなく、
    環Cは窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜8員飽和、部分不飽和もしくは完全不飽和の単環式環であるか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜5個のヘテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の二環式環系であり、環Cは1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されており、
    Zは−Y2−Q2であり、
    Y2は存在しないかまたはC1〜10脂肪族であり、Y2の最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O)−であり、Y2は1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されており、
    Q2は存在しないか、窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の飽和、部分不飽和もしくは完全不飽和の単環式環であるか、または窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜5個のヘテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の二環式環系であり、Q2は1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されており、CがZで置換されている場合、Y2とQ2がどちらも存在しないことはなく、
    各R’は独立に、−Hまたは1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜C6アルキルであり、
    各Jは独立に、ハロゲン、−OR、−N(R)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R)、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NOまたはオキソであり、
    各Jは独立に、ハロゲン、−OR、−CF、−N(R)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R)、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NO、オキソまたは1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜C6アルキルであるか、
    同一原子上の2つのJ基は一緒になって、窒素、酸素および硫黄から独立に選択される0〜3個のヘテロ原子を有するC3〜8員の部分不飽和または完全不飽和の単環式環を形成していてよく、前記環は1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されており、
    各Jは独立に、ハロゲン、−OR’、−N(R’)、−C(O)R、−C(O)OR’、−C(O)N(R’)、−NR’C(O)R’、−NR’C(O)OR’、−CN、−NOまたは1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC3〜C8脂環式であり、
    各Jは独立に、ハロゲン、−OR、−N(R)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R)、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CNまたは−NOであり、
    各Jは独立に、ハロゲン、−OR、−N(R)、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)N(R)、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−CN、−NO、オキソ、C1〜10脂肪族であり、最大で3つのメチレン単位はG’で任意選択で独立に置き換えられており、G’は−O−、−C(O)−、−N(R’)−または−S(O)−であり、前記脂肪族基は1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されているか、あるいはJは1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC3〜8脂環式であり、
    各Rは独立に−HまたはC1〜C6アルキルであり、
    各pは独立に0、1または2である)
    で表される化合物または薬学的に許容されるその塩。
  2. が、−H、ハロゲン、1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜C10脂肪族、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC3〜C8脂環式である、請求項1に記載の化合物。
  3. が−Hである、請求項1または2のいずれか一項に記載の化合物。
  4. 以下の構造式:
    Figure 2013518114
    (式中、各qは独立に0または1であり、
    各tは独立に0または1〜4である)
    で表される請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  5. 環Bが、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イソキノリル、キナゾリニル、ピリドピリジル、ピリドピラダジニル、ピロロピリジイル、ピラゾロピリジイル、ピロロピリミジニルまたはピロロピラジニルであり、環Bが、1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
  6. 環Bが、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、イソキノリル、ピロロピリジイル、ピラゾロピリジイル、ピロロピリミジニルまたはピロロピラジニルであり、環Bが、1つのYで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
  7. 環Bが、1つのYで任意選択で置換され、かつ独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されているピリジルである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
  8. 環Bが、1つのYで任意選択で置換され、かつ独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されているピラジニルである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
  9. 環Cが、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサザロリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、ピペリジニル、ピペジニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、トリアゼパニル、アゾカニル、ジアゾカニル、トリアゾカニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、キノリル、キノキサリル、インドリニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、オキサゾカニル、オキサゼパニル、アザビシクロペンチル、アザビシクロヘキシル、アザビシクロヘプチル、アザビシクロオクチル、アザビシクロノニル、アザビシクロデシル、ジアザビシクロヘキシル、ジアザビシクロヘプチル、アゼチジニル、イソインドリニル、イソインドリル、ジヒドロインダゾリル、ジヒドロベンゾイミダゾリル、モルホリニル、テトラヒドロピリジル、ジヒドロピリジル、テトラヒドロピラジニル、ジヒドロピラジニル、テトラヒドロピリミジニル、ジヒドロピリミジニル、ジヒドロピロリル、ジヒドロピラゾリル、ジヒドロイミダゾリル、オクタヒドロピロロピラジル、オクタヒドロピロロピリジル、オクタヒドロピリドピラジル、オクタヒドロピリドピリジル、ジアザビシクロオクチル、ジアザビシクロノニル、ジアザビシクロデシル、チアゼパニル、およびチアゾカニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物。
  10. 環Cが、シクロヘキシル、ジアザビシクロオクチル、フェニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサザロリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、アゼチジニル、モルホリニル、アゼパニル、ジアザビシクロヘプチル、ジアザビシクロオクチル、インドリル、テトラヒドロピリジル、ジヒドロピリジル、オクタヒドロピロロピラジル、オクタヒドロピロロピリジル、オクタヒドロピリドピラジル、オクタヒドロピリドピリジル、チアジアゾリル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、ジアゼパニル、およびオキサゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物。
  11. 環Cが、シクロヘキシル、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1.]オクタン、フェニル、ピリジル、ピペリジニル、ピペラジニル、ジアゼパニル、ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、アゼチジニル、モルホリニル、アゼパニル、2,5ジアザビシクロヘプチル、ジアザビシクロオクチル、インドリル、テトラヒドロピリジル、オクタヒドロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピラジル、オクタヒドロピロロ[1,2−a]ピラジル、およびオキサゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物。
  12. 環Cが、ピペリジニル、ピペラジニル、ジアザパニル、ピロリジニル、アゼチジニルおよびアゼパニルからなる群から選択され、各環が、1つのZで任意選択で置換されており、独立に、1つまたは複数のJで任意選択で独立にさらに置換されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物。
  13. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    からなる群から選択される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  14. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    からなる群から選択される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  15. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    で表される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  16. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    からなる群から選択される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  17. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    で表される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  18. 環Cが、
    Figure 2013518114
    (式中、qは0または1であり、
    tは0または1〜4である)
    で表される構造式で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物。
  19. qが1である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の化合物。
  20. 以下の構造式:
    Figure 2013518114
    (式中、
    Tは存在しないか、または−CH−、−CH(J)−、−C(J−、−NH−もしくは−N(J)−であり、
    tは0、1または2であり、
    nは0または1であり、
    wは0または1であり、
    はCN、F、Cl、−OR、−CHORまたはCFであり、
    UはZまたはJであり、
    ZはY2−Q2であり、
    Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、Y2とQ2がどちらも存在しないことはなく、
    各Jは独立に、F、−CN、−CF、−OR、−N(R)、−C(O)N(R)、1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    各Jは独立に、F、−OR、−N(R)または−C(O)N(R)であり、
    各Jは独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R)、−NHまたはFであり、
    各Jは独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF、−N(R)またはFである)
    で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  21. Tが存在しないか、または−CH(NH)−もしくは−NH−である、請求項20に記載の化合物。
  22. 以下の構造式:
    Figure 2013518114
    (式中、
    Tは存在しないか、または−CH−、−CH(J)−、−C(J−、−NH−もしくは−N(J)−であり、
    tは0、1または2であり、
    wは0または1であり、
    はOR、CHOR、CN、F、ClまたはCFであり、
    UはZまたはJであり、
    ZはY2−Q2であり、
    Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、
    各Jは独立に、F、−CN、−CF、−OR、−N(R)、−C(O)N(R)、1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    各Jは独立に、F、−OR、−N(R)または−C(O)N(R)であり、
    各Jは独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R)、−NHまたはFであり、
    各Jは独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF、−N(R)またはFである)
    で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  23. Tが存在しないか、または−CH(NH)−もしくは−NH−である、請求項22に記載の化合物。
  24. 以下の構造式:
    Figure 2013518114
    (式中、
    Tは存在しないか、または−CH−、−CH(J)−、−C(J−、−NH−もしくは−N(J)−であり、
    tは0、1または2であり、
    wは0または1であり、
    は−OR、−CHOR、CN、F、CF、CH(CH)OHまたは
    Figure 2013518114
    であり、
    UはZまたはJであり、
    ZはY2−Q2であり、
    Y2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    Q2は存在しないか、または1つもしくは複数のJで任意選択で独立に置換された0〜1個のヘテロ原子を有するC3〜C8シクロアルキルであり、
    各Jは独立に、F、−CN、−CF、−OR、−N(R)、−C(O)N(R)、1つまたは複数のJで任意選択で独立に置換されたC1〜6アルキルであり、
    各Jは独立に、F、−OR、−N(R)または−C(O)N(R)であり、
    各Jは独立に、−OH、−CN、−C(O)N(R)、−NHまたはFであり、
    各Jは独立に、C1〜C6アルキル、−OH、−CF、−N(R)またはFである)
    で表される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩。
  25. Tが存在しないか、または−CH(NH)−もしくは−NH−である、請求項24に記載の化合物。
  26. 表1から選択される構造式で表される化合物または薬学的に許容されるその塩。
  27. 請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と、薬学的に許容される担体、補助剤またはビヒクルとを含む組成物。
  28. ロテインキナーゼ媒介状態を治療または予防するための組成物であって、有効量の請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物もしくは薬学的に許容されるその塩または請求項27に記載の組成物を含、組成物
  29. 前記プロテインキナーゼ媒介状態がPKC媒介状態である、請求項28に記載の組成物
  30. 前記PKC媒介状態がPKCθ媒介状態である、請求項29に記載の組成物
  31. 前記PKCθ媒介状態が自己免疫疾患、炎症性疾患または増殖性もしくは過剰増殖性疾患である、請求項30に記載の組成物
  32. 前記PKCθ媒介状態が、ぜんそく、乾癬、関節炎、関節リウマチ、関節の炎症、多発性硬化症、糖尿病、炎症性腸疾患、移植片拒絶反応、T細胞白血病、リンパ腫および狼瘡からなる群から選択される、請求項31に記載の組成物
  33. 前記PKCθ媒介状態が自己免疫疾患である、請求項31に記載の組成物
  34. 前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、関節リウマチ、過敏性腸疾患からなる群から選択される、請求項33に記載の組成物
  35. 前記自己免疫疾患が多発性硬化症である、請求項33に記載の組成物
  36. 前記自己免疫疾患が関節リウマチである、請求項33に記載の組成物
  37. 前記自己免疫疾患が過敏性腸疾患である、請求項33に記載の組成物
  38. 前記PKCθ媒介状態が、T細胞白血病およびリンパ腫からなる群から選択される、請求項32に記載の組成物
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