JP2013516232A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
   外壁と内壁とを有する第１の二重壁充填構造を含み、
   ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
   ここで、前記内壁は、血液接触層と補強層とを含み、前記補強層は、前記内腔の円周方向クリープまたは弾性拡張を防ぐように構成されている、システム。
2. 前記補強層は、金属、布地、膜、またはポリマーメッシュである、請求項１に記載のシステム。
3. 前記補強層は、前記内腔の周囲に円周方向に配置された繊維または繊維状物である、請求項１に記載のシステム。
4. 前記補強層は、前記内腔の周囲にらせん状に配置された繊維または繊維状物である、請求項１に記載のシステム。
5. 前記繊維または繊維状物は、金属、ポリマー、膜、または布地である、請求項３に記載のシステム。
6. 前記補強層は前記内腔を取り囲み、かつ実質的にノンコンプライアントである、請求項１に記載のシステム。
7. 前記内腔は縦方向の長さを有し、ここで、前記補強層は、前記内腔の前記縦方向の長さ未満である縦方向の長さを有する、請求項６に記載のシステム。
8. 前記内腔は近位末端と遠位末端とを有し、ここで、前記近位末端と前記遠位末端はフレア状である、請求項７に記載のシステム。
9. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
   外壁と内壁とを有する第１の二重壁充填構造を含み、
   ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
   ここで、前記内壁は、その最大の引張強度が円周方向となるように配向された異方性応力特性を有する材料から構成されている、システム。
10. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
    外壁と内壁とを有する第１の二重壁充填構造を含み、
    ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
    ここで、前記内腔は、第１の末端と前記第１の末端の反対側にある第２の末端とを有し、ここで、前記第１の末端または前記第２の末端における直径は、前記第１の末端と前記第２の末端の間の位置にある前記内腔の直径よりも大きい、システム。
11. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
    少なくとも外壁と内壁とを有する第１の多重壁充填構造を含み、
    ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
    ここで、前記充填構造は、前記多重壁充填構造を少なくとも第１の区画と第２の区画とに分割する少なくとも１つの内部壁を含み、前記区画の各々は、前記硬化性流体充填媒体または別の充填媒体が充填可能である、システム。
12. 前記第１の区画と流体連通する充填ポートをさらに含む、請求項１１に記載のシステム。
13. 前記第１の区画は前記管状の内腔を包囲し、かつ前記第２の区画が前記第１の区画を包囲している、請求項１１に記載のシステム。
14. 前記第１の区画は前記第２の区画と限定的に流体連通する、請求項１１に記載のシステム。
15. 前記第１の区画と流体連通する第１の充填ポートと、前記第２の区画と流体連通する第２の充填ポートとをさらに含む、請求項１１に記載のシステム。
16. 前記充填構造の前記内表面は、前記充填媒体と接着するように被覆および修飾されている、請求項１に記載のシステム。
17. 前記充填媒体は、前記充填構造の前記内壁に接着し、装置形状を長期にわたって維持する、請求項１に記載のシステム。
18. 血流からの機械力と長期の動脈瘤再構築とに耐えるように、前記内部区画と外部区画に様々な機械的特性の充填媒体を充填する、請求項１１に記載のシステム。
19. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
    管状の内腔とともにドーナツ形の外側表面を含む差次的機能構築物を有する第１の二重壁充填構造を含み、
    ここで、前記充填構造は、前記外側表面壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、かつ前記内腔壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつここで、前記内腔壁は、血流からの機械力と長期の動脈瘤再構築とに耐える、システム。
20. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
    外壁と内壁とを有する第１の二重壁充填構造を含み、
    ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
    ここで、前記内壁は第１の材料から構成されており、前記外壁は、前記第１の材料とは異なる第２の材料から構成されており、かつ
    ここで、前記内壁材料は、脈動血流によるクリープと拡張に抵抗するように構成されており、前記外壁は、前記動脈瘤嚢と適合するように構成されている、システム。
21. 動脈瘤を治療するためのシステムであって、前記システムは、
    外壁と内壁とを有する第１の二重壁充填構造を含み、
    ここで、前記充填構造は、前記外壁が前記動脈瘤の内側表面に適合し、前記内壁が全体的に管状の内腔を形成して、そこを通る血流を可能にするよう、硬化性流体充填媒体が充填されるように構成されており、かつ
    ここで、前記内壁は第１の厚みを有し、前記外壁は、前記第１の厚み未満の第２の厚みを有する、システム。