JP2013516068A - ハイパワー放熱端子を備えた表面実装抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

ハイパワー放熱端子を備えた表面実装抵抗器およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【構成】抵抗要素を第1端子と第2端子との間に設けた金属ストリップ抵抗器である。抵抗要素、第1端子および第2端子が実質的に平坦なプレートを構成する。熱伝導性接着材などの熱伝導性かつ非導電性の熱的インターフェース材を、抵抗要素と、抵抗要素上部においてそれぞれ第1、第2の端子に隣接して設けられる第1、第2のヒートパッドとの間に配設する。
【選択図】図6

Description

関連出願の説明
本出願は、米国仮特許出願第61/290,429号の優先権を主張する出願である。この仮特許出願の内容は、いずれも本願明細書に援用するものである。
本発明は、全体としては表面実装電気抵抗器(surface mount electrical resistors)に関し、具体的には、ハイパワー放熱作用を目的として構成された表面実装抵抗器およびその製造方法に関する。
表面実装電気抵抗器は、数多くの電子システムおよび電子素子またはdevice(devices)に利用されている。これらシステムや素子の場合、小型化が進み、これに従って電気構成成分の寸法も小型化する必要がある。電気システムおよびこれらの構成成分の物理的サイズが小さくなる一方で、これらシステムに必要な電力は必ずしも低くなっていない。従って、構成成分が発生する熱を管理して、これらシステムに対して安全かつ信頼性のある動作温度を維持する必要がある。
抵抗器の場合、多数の異なる構成で実現できる。これら構成のうち一部は、効率的な放熱性を欠いている。動作時、典型的な抵抗器は、(例えば電気リード線のヒートシンク作用部から離れている)抵抗要素の中心にホットスポットを発生する傾向がある(can develop)。過熱された抵抗材料は抵抗率変化を受けやすく、その耐用期間にわたって、あるいは電力過負荷期間中に抵抗器のトレランスがなくなる。この問題は、超小型の構成成分が必要な、高電流用途またはパルス化用途において深刻になる(acute)。また、一部の抵抗器構成は、波形率の大きい抵抗器に限られる。抵抗器が小型化するにつれて、十分な放熱性を確保することがますます難しくなる。
従って、放熱性が強化された表面実装抵抗器、およびこのような素子の製造方法が望まれている。また、小型の抵抗器に好適な、強化された放熱構成をもつ改良型表面実装抵抗器も望まれている。さらに、経済的に製造でき、耐久性もあり、また効率のよい動作を確保できる放熱性が強化された改良表面実装抵抗器も望まれている。
USP5,604,477
本発明は、改良されたハイパワー放熱性をもつ金属ストリップ抵抗器、およびこの抵抗器の製造方法からなる。抵抗器の抵抗要素を第1端子と第2端子との間に設ける。これら抵抗要素、第1端子および第2端子が、実質的に平坦なプレートを形成する。熱伝導性の接着材のような熱伝導性を有しかつ非導電性の熱的インターフェース材を、抵抗要素と、それぞれ第1端子および第2端子に隣接して抵抗要素の上部に設けられた第1、第2ヒートパッドとの間に設ける。
キャリヤストリップ(carrier strip)に設けられた複数の金属ストリップ抵抗器を示す図である。 接着材を抵抗要素に塗布した状態の複数の金属ストリップ抵抗器を示す図である。 ヒートパッドを形成した複数の金属ストリップ抵抗器を示す図である。 ヒートパッドおよび抵抗要素上にコーティングを塗設した複数の金属ストリップ抵抗器を示す図である。 キャリヤストリップから分離した複数の金属ストリップ抵抗器を示す図である。 図5のA−A線断面図である。 別な実施態様の断面図である。 プリント回路基板に実装した場合の抵抗器を示す断面図である。 一実施態様の金属ストリップ抵抗器を製造する方法を示すフローチャートである。 別な実施態様の本発明の抵抗器を製造する方法を示すフローチャートである。 複数の金属ストリップ抵抗器に係合したヒートパッドキャリヤを示す図である。
図1〜5に、各組み立て段階(stages)にある金属ストリップ抵抗器を示す。図示を明瞭にするために、製造および/または組み立ての各段における金属ストリップ抵抗器を符号10a〜10iで示す。図1に示すように、複数の金属ストリップ抵抗器10aをキャリヤストリップ14に設ける。このキャリヤストリップには、製造時にキャリヤストリップをアラインメント又は調整(to align)するための複数の割り出し孔(index holes)16を形成することができる。各金属ストリップ抵抗器10aは、その抵抗要素20を第1端子30と第2端子32との間に設ける。これら抵抗要素20、第1端子30および第2端子32は、実質的に平坦なプレートを形成する。第1、第2の端子30、32は、抵抗要素20の対向端部に溶接してもよく、抵抗要素20の抵抗値は、全体としては抵抗材料の電気特性(例えば抵抗率)およびその物理的構成によって決まる値である。この構成によって抵抗器は、別に支持基体を必要としない自立式金属ストリップ抵抗器になる。例えば、ここに全体を援用するUSP5,604,477が参考になる。
抵抗要素20の抵抗値は、レーザートリミング、ニブリング(nibbling)、研削その他の好適な手段によって調節することができる。図1および図2に、抵抗要素20の上面24のレーザートリミング部22を示す。なお、トリミングやその他の抵抗調節動作は、抵抗要素20の他の面で行ってもよく、あるいは抵抗要素20はトリミングせずにそのままにしておいてもよい。
抵抗要素は任意の都合のよい電気抵抗材料から構成すればよく、例示すればニッケル-クロム合金や銅合金がある。このような材料は各種供給源から入手することができ、例示すればEVANOHMおよびMANGANIN(登録商標)の製品名の下で市販されているものがある。また、第1、第2の端子30、32は、C102銅、C110銅やC151銅などの銅を始めとする各種材料で構成することができる。C102銅は、純度が高く、すぐれた導電性をもつため望ましい材料である。C151銅も高温用途において有用である。なお、第1、第2の端子30、32を形成するためには、他の公知導電性材も使用可能である。
図2に、抵抗要素20に設けられた、この場合には接着材40である未硬化状態にある熱的インターフェース材を示す。この実施例の場合、接着材40は、いくつかの離散的な場所に配分し、塗布の均質化を確保する。なお、各種配分パターンについては、後ほど、より詳しく説明する。この接着材40は熱伝導性で、しかも非導電性であり、これら目的の特性を示す任意の接着材を使用することができる。本実施態様で使用する接着材は、熱伝導性の一成分液状シリコン接着材であり、商標Berquist Liqui−Bond(登録商標)SA2000の製品名の下で市販されている。なお、他の熱的インターフェース材も使用可能である。このような接着材は、代表例を挙げると、高い熱伝導性の固体が充填されている。例えば、接着材40は、球状のアルミナ粒子を含有するポリマーで構成することができる。これら球状アルミナ粒子は、抵抗要素20と第1、第2のヒートパッド50,52との間において電気絶縁作用および放熱作用を示す。また、球状のアルミナ粒子は、抵抗要素20と第1、第2のヒートパッド50,52との間においてスペーサーとしても作用する。目的の隙間は、接着材40中の球形アルミナ粒子の直径を調節することによって実現することができる。接着材40は空気圧駆動シリンジ(syringe)システム、正の変位作用をもつねじシステムなどの任意の都合のよい手段によって配分塗布することができる。
図2に示す接着材40は、抵抗要素20の上面24上の少なくとも2つの別々な部分、例えば第1部分44および第2部分46に配分塗布する。第1部分44は第1端子30に隣接し、そして第2部分46は第2端子32に隣接する。第1、第2のヒートパッド50、52を接着材40の上部のそれぞれ第1、第2の部分44、46に設けた場合には、第1ヒートパッド50は第1端子30に隣接し、そして第2ヒートパッド52は第2端子32に隣接する。第1、第2のヒートパッド50、52をそれぞれ第1、第2の端子30、32に接触(例えば熱的接触)させると、ヒートパッド50、52と端子30、32との間に熱移動が生じる。なお、接着材40の一部をヒートパッド50、52の間隙に流し込んでもよい。
図3に、抵抗要素20の上部においてそれぞれ第1端子30および第2端子32に設けられた第1、第2のヒートパッド50、52を示す。場合にもよるが、第1、第2のヒートパッド50、52をそれぞれ第1、第2の端子30、32に対して熱的に接触および/または電気的に接続させることも可能である。この場合、接着材40は抵抗要素20と第1、第2のヒートパッド50、52との間に設ける。この操作を行っている間、接着材はまだ硬化しない。抵抗要素20の上に第1、第2のヒートパッド50、52を設けた後、これらを抵抗要素20に向けてプレスしてもよい。図6に詳細を示すように、接着材40はヒートパッド50、52と抵抗要素20との間に広がる。得られたコーティングは、接着マージンとしても知られているコーティング厚42をもち、これがヒートパッド50、52を抵抗要素20から分離する。この接着マージン42が抵抗要素20と第1、第2のヒートパッド50、52との間を電気的に絶縁する。この接着マージン厚は、(必ずしも必要ないが)熱的インターフェース材中に存在する熱伝導性固体の直径程度であればよい。このぶん、接着マージン42は、抵抗要素20と第1、第2のヒートパッド50、52との間の高伝熱経路になる。接着材40は、接着マージン42を形成している間も未硬化であるため、抵抗要素20およびヒートパッド50、52と表面に抵抗トリミング部22やその他の欠陥部がある場合には、これらに流れ込む。これは、ヒートパッド50、52と抵抗要素20との間の良好な熱接触を加速し、またこれらの間における熱移動を加速するものでもある。得られた構造体は、抵抗要素20から放熱を可能にする効率のよい機構になる。そしてヒートパッド50、52を接着材40に組み込んだ後は、組み立て構造体を加熱して接着材40を硬化する。接着材40としてBerquist Liqui−Bond(登録商標)SA2000を使用した場合、典型的な硬化時間は125℃でほぼ20分、あるいは150℃でほぼ10分である。あるいは、接着材40は室温(25℃)で硬化させてもよく、この場合には硬化時間は24時間である。なお、熱的インターフェース材の硬化は適宜行うものである。
第1、第2のヒートパッド50、52は、放熱に都合のよい任意の材料で構成すればよく、例えば第1、第2のヒートパッド50、52は、銅などの第1、第2の端子30、32と同じ導電性材料で構成することができる。
図4に示すように、金属ストリップ抵抗器10dの場合、第1、第2のヒートパッド50、52および抵抗要素20の上にコーティング60を塗設することができる。このコーティング60は、任意の適当な非導電性材料、即ち誘電体材料から構成すればよい。例えば、シリコンポリエステル材を使用することができる。一つの実施態様の場合、コーティングはヒートパッド50、52を被覆し、抵抗要素20の全体に巻き付きられる。このコーティング60は、回路への電気接続のために使用される第1、第2の端子30、32を被覆しない。コーティング60は固くなるまで硬化すると、割れを防止することができる。コーティング60によって、金属ストリップ抵抗器10dの強度および化学的抵抗を付加的に強くすることができ、その上抵抗器に印を付ける領域も得られる。別な実施態様の場合には、主にヒートパッド150、152の間に形成される隙間62において、(図7において参照符号61によって示されるように)抵抗器の一方の側にコーティングを塗設してもよく、ヒートパッドの一部を電気端子として機能させることができる。また図7には、(参照符号60によって示すように)抵抗器の他方の側に巻き付けられたコーティングも示す。コーティング60に使用する誘電体材料としては、エポキシのロール体が好ましいが、各種の塗料、シリコン、ガラスを液体として、粉体として、あるいはペーストとして使用することも可能である。コーティング60の塗設方法は通常の方法でよく、成型法、噴霧法、ブラシ法、静的配分塗設法、ロールコーティング法、転写印刷法がある。
図5に、キャリヤストリップ14から分離した金属ストリップ抵抗器10eを示す。この分離作業には、せん断式ダイスなどの通常のダイシング(singulation)装置を使用することができる。次に、図6〜8に示すように、第1、第2の端子30、32をメッキ加工すればよく、例えば、2工程からなる回転メッキ処理(barrel plated)を行えばよい。即ち、ニッケルの第1層35aを端子30、32にメッキ処理してから、スズの第2層35bをこのニッケル層にメッキ処理する。次に、金属ストリップ抵抗器を洗浄、乾燥して、メッキ溶液が残っている場合にはこれを除去する。第1、第2のメッキ層35a、35bについては、ニッケルやスズだけでなく、任意の都合のよい材料で構成してもよい。第1、第2の端子30、32にメッキ処理34を行うと、端子30、32の材料を腐食から保護することが容易になり、また端子30、32に機械的強度を付与できるだけでなく、ヒートパッド50、52と端子30、32との間に十分な電気的接続および熱移動を確保できる。さらにまた、電気端子としてヒートパッドを利用する実施態様では、ヒートパッドの一部をメッキ被覆することも可能になる(例えば図7を参照)。
図1に示すように、場合に応じて、第1、第2の端子30、32それぞれに分岐部36を設けてもよく、同じように、第1、第2のヒートパッド50、52にタブ部分54およびパッド部分56を形成してもよい。この点については、例えば図3が参考になる。タブ部分54については、第1、第2の端子30、32の分岐部36間に嵌合するように構成する。タブ部分54と分岐部36との間への嵌合としては、滑り嵌め、締り嵌め、あるいはロケーションフィット(location fit)がよく、確実に保持できるが、分解できない程の固着ではない。接着剤40の塗布量については、接着剤40が良好に広がり、パッド部分56に(例えばスクイズアウト(squeeze out)を最小限に抑える程度に)接触し、タブ部分54まで接着材40が広がらない程度になるように選択すればよい。また、嵌合については、タブ部分54と分岐部36との間のスクイズアウトを最小限に抑えるように調節することができる。
上記したように、金属ストリップ抵抗器10dにはコーティング60を塗設することができる。このコーティング60については、ヒートパッド50,52のタブ部分54ではなく、パッド部分56のみを被覆するように設ければよい。この場合には、金属ストリップ抵抗器10の第1、第2の端子30、32をメッキ処理することができる。これにより、両端子30、32および分岐部36間に嵌合したタブ部分54をメッキ処理34することができ、ヒートパッド50、52と端子30、32との間の機械的接触、熱的接触および電気的接触それぞれを強くすることができる。あるいは、パッド部分56の一部が露出するようにコーティングを塗設してもよい。この場合には、パッド部分56の露出部もメッキ処理することができる。
図6は、図5のA−A線断面図である。なお、抵抗要素20、第1端子30、第2端子32については各種の要素厚、端子厚で構成することができ、また抵抗要素20と第1、第2の端子30、32との間に各種のアライメントをもって組み立てを行うことができる。抵抗要素20は、上面24と下面26との間に相当する要素厚をもつ。また、抵抗要素20は第1、第2の端子30、32に電気的に結合するとともに、これらの間に設ける。第1、第2の端子30、32それぞれは、上面38と下面39との間に相当する端子厚31,33をもつ。この実施態様では、第1端子30の端子厚31は、第2端子32の端子厚33に実質的に等しく、そしてこれら端子は抵抗要素20よりも厚い。
全体として、抵抗要素20の下面26は、第1、第2の端子30、32の下面39と同じ平面にあればよい。このように構成すると、端子30、32の上面38と抵抗要素20の上面24との間に距離28が設定され、また端子30、32の上面38とヒートパッド50、52の上面との間に離隔絶縁距離(stand−off distance)29が設定されることになる。印刷回路基板などの実装表面に金属ストリップ抵抗器10fを実装した場合、第1、第2の端子30、32の上面38が印刷回路基板に接触し、抵抗要素20が印刷回路基板上に懸架する。この実施態様では、第1、第2のヒートパッド50、52は実質的にパッド厚が等しく、接着材40もヒートパッド50、52を抵抗要素20から電気的に分離する厚み42(即ち接着マージン)をもつ。接着マージン42は、最小限に(例えば熱的インターフェース材に存在する伝熱性固体の直径程度に)抑えておき、抵抗要素20からヒートパッド50、52への熱移動を最小限に抑えることが好ましい。ヒートパッド50、52および抵抗要素20の上にコーティング60を塗設する。なお、抵抗要素20、接着材40、ヒートパッド50、52およびコーティング60の厚みの総計が、第1、第2の端子30、32の端子厚未満にあることが望ましい。このように構成すると、金属ストリップ抵抗器を表面に実装した場合、端子30、32の上面38が実装表面に接触し、電気的接続を形成するが、これはコーティング60からの干渉は受けない。
典型例を挙げると、第1、第2の端子30、32の端子厚範囲は、0.01インチ〜0.04インチ(〜0.25〜1.0mm)である。例えば、図6に示す金属ストリップ抵抗器10fについては、抵抗要素20の要素厚が0.0089インチ(〜0.23mm)になるように形成することができる。本実施例では、接着材40の接着マージン42が0.002インチ(〜0.05mm)、ヒートパッド50、52の各パッド厚が0.004インチ(〜0.1mm)であり、そして端子30、32の各端子厚は0.02インチ(〜0.51mm)である。この結果、端子30、32の上面38とヒートパッド50、52の上面との間の離隔絶縁距離29が0.0051インチ(〜0.13mm)になる。従って、コーティング60をヒートパッド50、52および抵抗要素20の上に塗設した場合、離隔絶縁距離29を少なくとも部分的に埋めるため、端子30、32の上面38の高さを超えることはない。この実施例では、ヒートパッド50、52の上のコーティング60の塗設厚は、典型例を挙げるとほぼ0.0051インチ(〜0.13mm)かそれ以下になると考えられる。
図8に、印刷回路基板70に実装した場合の金属ストリップ抵抗器10hを示す。第1、第2の端子30、32が印刷回路基板70の表面に接触し、電気的接続を形成する。この印刷回路基板70は、電気導体の数が2つかそれ以上でもよく、これら2つかそれ以上の電気導体に第1、第2の端子30、32を取り付けることができる。図7に、第1、第2端子30、32だけでなく第1、第2のヒートパッド150、152も、印刷回路基板上の電気導体に接続できるように構成した実施態様を示す。この構成では、ヒートパッド150、152が抵抗要素20からの熱を放熱し、端子としても作用するだけでなく、印刷回路基板との電気的接続を形成する。
図9は、以上説明してきた金属ストリップ抵抗器を製造する方法を示すフローチャートである。図1〜4で使用した実施態様における参照数字を利用している。なお、他の実施態様についても同じ方法を使用して製造することができる。この方法では、まず、ブロック80に示すように、第1端子30と第2端子32との間に抵抗要素20を設ける。抵抗要素20および端子30、32が実質的に平坦なプレートを形成するように構成するが、実質的に平坦な構成は必ずしも必要ない。場合に応じて、ブロック82に示すように、抵抗要素20をトリミングすると、抵抗器10の抵抗値を調節することができる。熱伝導性で、非導電性の接着材40などの熱的インターフェース材を、ブロック84で示すように、抵抗要素20上に塗布する。次に、ブロック86に示すように、それぞれ第1、第2の端子30、32に隣接する接着材40の上に第1、第2のヒートパッド50、52を設ける。このようにして、ヒートパッド50、52を端子30、32に熱的に接触させることができる。場合に応じて、ブロック87に示すように、第1、第2のヒートパッド50、52をそれぞれ第1、第2の端子30、32に電気的に接続することができる。ブロック88に示すように、抵抗要素20に向けてヒートパッド50、52をプレスしてもよい。このプレスは必要ないが、抵抗要素20の全面に接着材40を広げ、表面欠陥がある場合にはこれに侵入し、かつトリミング部22に侵入する意味で有利な場合がある。さらに、抵抗要素20からヒートパッド50、52への熱移動を促す効果もある。このプレス処理は、目的の接着材厚、即ち接着マージン42を実現するためにも利用できる。熱移動を確実に最大化するためには、既に説明したように、接着マージン42を最小限に抑えることが望ましい。ブロック90に示すように、接着材を(例えば加熱して、あるいは硬化型熱的インターフェース材を使用する場合には室温で)硬化する。接着材および硬化時間の実例については、既に詳しく説明した通りである。場合に応じて、ブロック92に示すように、コーティング60をヒートパッド50、52および抵抗要素20上に設ける。コーティング60は、既に説明したように、各種の公知技術によって塗設することができる。例えば、2工程法を利用することができる。即ち、コーティング60をまずヒートパッド50、52を含む抵抗要素20の上面24に塗設してから、抵抗要素20の下面26に塗設する。抵抗要素20の上下面24、26をコーティングしている間、ブロック92に示すように、コーティング処理の最後において、抵抗要素の縁部にある種の包み込みが発生し、抵抗要素20がコーティング60によってカプセル化される。次に、ブロック94に示すように、加熱するか、あるいは室温放置によってコーティング60を硬化する。キャリヤストリップ14を使用する場合には、ブロック96に示すように、せん断ダイスを使用して、あるいは他の都合のよいダイシング装置によって個々の抵抗器をキャリヤストリップ14からダイシングする。最後に、ブロック98に示すように、第1、第2の端子30、32をメッキ処理する。メッキ処理の様々な方法については、既に詳しく説明した通りである。
図10は、別な実施態様による抵抗器の製造方法を示すフローチャートである。図1〜4に示す実施態様における参照符号を使用している。なお、図10に示す方法では、図1〜4に示す装置とは構造的に異なる装置を製造する。一つの実施態様では、ブロック180に示すように、第1、第2の端子30、32の間に抵抗要素20を設ける。次に、場合に応じて、抵抗要素20をブロック182に示すように、トリミングする。ブロック183に示すように、抵抗要素20の代わりにヒートパッド50、52の上に接着材を配分塗布する。ブロック185に示すように、端子30、32に隣接する抵抗要素20にヒートパッド50、52を設ける。このようにして、ヒートパッド50、52を端子30、32に熱的に接触させることができる。あるいは、図11に示すように、ヒートパッドキャリヤ100にヒートパッド110、112を配設してもよく、この場合には、ブロック186aに示すように、抵抗器がヒートパッドキャリヤ100に係合するため、接着材40が塗布された第1、第2のヒートパッド110、112が、それぞれ第1、第2の端子30、32に隣接することになる。これらヒートパッド110、112も第1、第2の端子30、32に熱接触させることができる。別な実施態様では、ブロック184に示すように、抵抗要素20に接着材40を配分塗布する。抵抗器10は、抵抗器キャリヤ上に設けてもよく、この場合には、ヒートパッド110、112がブロック186bに示すように抵抗器キャリヤに係合するため、ヒートパッド110、112が端子30、32に隣接するとともに、場合に応じて、端子30、32に熱的に接触する。以上のすべての実施態様において、場合にもよるが、ブロック187に示すように、第1、第2の端子30、32それぞれに第1、第2のヒートパッド50、52、110、112を電気的に接触させることができる。ブロック188に示すヒートパッドのプレス、ブロック190に示す接着材の硬化、ブロック192および194に示すコーティングの塗設および硬化、ブロック196に示すキャリヤからの抵抗器のダイシング、およびブロック198に示す端子のメッキ処理を含む以降の操作作業は、図9に示す実施態様と同じである。
図11に、複数の第1、第2のヒートパッド110、112を有するヒートパッドキャリヤ100を示す。このヒートパッドキャリヤ100には、製造時キャリヤ100をアラインメントさせる複数の割り出し孔102も形成してある。複数の金属ストリップ抵抗器10iがヒートパッドキャリヤ100に係合しているため、各金属ストリップ抵抗器10iについて、第1、第2のヒートパッド110、112をそれぞれ第1、第2の端子30、32に隣接させることができる。場合にもよるが、ヒートパッド110、112については、端子30、32に対して熱的に接触および/または電気的に接続することができる。次に、ヒートパッド110、112を形成した金属ストリップ抵抗器をヒートパッドキャリヤ100から分離する。一つの実施態様では、第1、第2の端子30、32はそれぞれ分岐部36を備え、またヒートパッドキャリヤ100の複数の第1、第2のヒートパッド110、112それぞれは、タブ部分154およびパッド部分156を備えている。各ヒートパッドのタブ部分154は、第1、第2の端子30、32の分岐部36間に嵌合する。このように構成すると、ヒートパッド110、112と端子30、32との間の電気接続が強くなり、抵抗器10iのヒートパッド110、112のアラインメントが適正化し、放熱作用も向上する。
本発明の抵抗器を以上詳細に説明してきたが、当業者ならば、詳細な説明の項で例示した数例を含む多くの物理的な変更が、本発明の技術思想および原理から逸脱しなくても可能であることを理解できるはずである。また、各構成部材について本発明の技術思想および原理を変更しなくても、好適な実施態様の要部を含む数多くの実施態様も可能である。従って、本発明の実施態様および場合に応じて選択される構成はあらゆる点においていずれも例示に過ぎず、制限的なものではない。
10a〜10i:金属ストリップ抵抗器
14:キャリヤストリップ
16:割り出し孔
20:抵抗要素
30:第1端子
32:第2端子
40:接着材
42:接着マージン
50:第1ヒートパッド
52:第2ヒートパッド
60:コーティング
70:印刷回路基盤

Claims (35)

  1. 第1端子と第2端子との間に設けられた抵抗要素であって、これら抵抗要素、第1端子および第2端子が実質的に平坦なプレートを形成する抵抗要素、
    熱的インターフェース材の上部に、それぞれ前記第1端子および前記第2端子に隣接して設けられた第1ヒートパッドおよび第2ヒートパッド、および
    前記抵抗要素と前記第1、第2のヒートパッドとの間に設けられた前記熱インターフェース材からなることを特徴とする金属ストリップ抵抗器。
  2. 前記第1、第2のヒートパッドが、前記第1、第2の端子それぞれに電気的に接続されている請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  3. 前記第1、第2のヒートパッドが、それぞれ前記第1、第2の端子に熱的に接触している請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  4. 前記第1、第2の端子それぞれが、分岐部を有する請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  5. 前記第1、第2のヒートパッドそれぞれにタブ部分およびパッド部分を形成し、前記第1、第2の端子の分岐部間にこのタブ部分を嵌合した請求項4に記載の金属ストリップ抵抗器。
  6. 前記タブ部分と前記分岐部との間の嵌合が、滑り嵌合である請求項5に記載の金属ストリップ抵抗器。
  7. さらに、前記第1、第2のヒートパッドおよび前記抵抗要素上に塗設されたコーティングを有し、このコーティングが非導電性である請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  8. 前記第1、第2の端子および前記第1、第2のヒートパッドが、同じ導電性材料から構成された請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  9. 2つかそれ以上の導電体を有する電気回路基板に実装されるように前記第1、第2の端子を構成した請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  10. 前記熱的インターフェース材が、接着材である請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  11. 前記第1端子が前記抵抗要素の第1端部に溶接され、そして前記第2端子が前記抵抗要素の第2端部に溶接されている請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  12. 前記熱的インターフェース材が、前記抵抗要素の上面において少なくとも2つのそれぞれ別な場所に設けられ、これら少なくとも2つの場所の一方が前記第1端子に隣接し、そしてこれら少なくとも2つの場所の他方が前記第2端子に隣接する請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  13. 前記抵抗要素が上面と下面との間によって決まる要素厚をもち、そして前記第1、第2の端子それぞれが上面と下面との間によって決まる端子厚をもち、これら第1、第2の端子の端子厚がそれぞれ実質的に等しく、かつ前記抵抗要素の前記要素厚より大きい請求項1に記載の金属ストリップ抵抗器。
  14. 前記抵抗要素の前記下面が前記第1、第2の端子の下面と同平面にある請求項13に記載の金属ストリップ抵抗器。
  15. 前記第1、第2のヒートパッドそれぞれが実質的に相互に等しいパッド厚をもち、そして前記抵抗要素の要素厚、前記熱的インターフェース材の厚み、前記第1、第2のヒートパッドのパッド厚および前記第1、第2のヒートパッド上に塗設されるコーティングのコーティング厚の合計が、前記第1、第2の端子の端子厚以下である請求項13に記載の金属ストリップ抵抗器。
  16. 前記第1、第2の端子の前記端子厚範囲が、0.01インチ〜0.04インチである請求項15に記載の金属ストリップ抵抗器。
  17. 前記接着材が、ポリマーおよびアルミナ球形粒子からなる請求項10に記載の金属ストリップ抵抗器。
  18. 前記コーティングが、シリコンポリエステル材からなる請求項7に記載の金属ストリップ抵抗器。
  19. 第1端子と第2端子との間に設けられた抵抗要素であって、これら抵抗要素、第1端子および第2端子が実質的に平坦なプレートを形成する抵抗要素を構成し、
    第1ヒートパッドおよび第2ヒートパッドを構成し、
    前記抵抗要素または前記第1、第2のヒートパッドのうち少なくとも一つに、熱伝導性でかつ非導電性の熱的インターフェース材を配分塗布し、そして
    前記抵抗要素の上で、前記第1、第2の端子それぞれに隣接して前記第1、第2のヒートパッドを設けることからなることを特徴とする金属ストリップ抵抗器の製造方法。
  20. 前記第1、第2の端子それぞれが、分岐部を有する請求項19に記載の製造方法。
  21. 前記第1、第2のヒートパッドそれぞれにタブ部分およびパッド部分を形成し、前記第1、第2の端子の前記分岐部間にこのタブ部分を嵌合した請求項19に記載の製造方法。
  22. さらに、前記第1、第2のヒートパッドおよび前記抵抗要素に非導電性材をコーティングすることからなる請求項19に記載の製造方法。
  23. 前記熱的インターフェース材が、前記抵抗要素の上面において少なくとも2つのそれぞれ別な場所に設けられ、これら少なくとも2つの場所の一方が前記第1端子に隣接し、そしてこれら少なくとも2つの場所の他方が前記第2端子に隣接する請求項19に記載の製造方法。
  24. 前記抵抗要素が上面と下面との間によって決まる要素厚をもち、そして前記第1、第2の端子それぞれが上面と下面との間によって決まる端子厚をもち、これら第1、第2の端子の端子厚がそれぞれ実質的に等しく、かつ前記抵抗要素の前記要素厚より大きい請求項19に記載の製造方法。
  25. 前記第1、第2の端子の前記端子厚範囲が、0.01インチ〜0.04インチである請求項24に記載の製造方法。
  26. 前記熱的インターフェース材が、接着材である請求項19に記載の製造方法。
  27. 前記接着材が、ポリマーおよびアルミナ球形粒子からなる請求項26に記載の製造方法。
  28. 前記第1、第2のヒートパッドをヒートパッドキャリヤに結合し、前記第1、第2のヒートパッドを前記抵抗要素の上部に設けることを容易にした請求項19に記載の製造方法。
  29. さらに、前記第1、第2のヒートパッドをそれぞれ前記第1、第2の端子に電気的に接続することからなる請求項19に記載の製造方法。
  30. 前記第1、第2のヒートパッドが、それぞれ前記第1、第2の端子に熱的に接触している請求項19に記載の製造方法。
  31. 抵抗要素を第1端子と第2端子との間に、これら抵抗要素、第1端子および第2端子が実質的に平坦なプレートを構成するように設け、
    少なくとも2つのヒートパッドを有するヒートパッドキャリヤを構成し、
    前記抵抗要素または前記の少なくとも2つのヒートパッドのうち少なくとも一つに熱伝導性で非導電性の接着材を配分塗布し、
    前記抵抗要素および前記第1、第2の端子を前記ヒートパッドキャリヤに係合し、前記少なくとも2つのヒートパッドのうち一方を前記第1端子に隣接させ、前記少なくとも2つのヒートパッドのうち他方を前記第2端子に隣接させ、および
    前記ヒートパッドキャリヤから前記少なくとも2つのヒートパッドを分離することからなることを特徴とする金属ストリップ抵抗器の製造方法。
  32. 前記第1、第2の端子それぞれが分岐部を有する請求項31に記載の製造方法。
  33. 前記少なくとも2つのヒートパッドのそれぞれがタブ部分およびパッド部分を有し、このタブ部分を前記第1、第2の端子の分岐部間に嵌合した請求項32に記載の製造方法。
  34. さらに、前記少なくとも2つのヒートパッドのうち一方を前記第1端子に電気的に接続し、前記少なくとも2つのヒートパッドのうち他方を前記第2端子に電気的に接続することからなる請求項31に記載の製造方法。
  35. 前記少なくとも2つのヒートパッドが前記第1、第2の端子に熱的に接触している請求項31に記載の製造方法。
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