JP2013510712A - 凍結環境用の液体フィルタ構造 - Google Patents

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Abstract

フィルタ筐体を含む液体フィルタ構造を開示する。フィルタ筐体は、尿素水溶液を用いる液体濾過用のフィルタ要素を含んでいる。フィルタ筐体内に収縮可能要素が配置されていて、収縮可能要素はガス封入容積を含む包体を含んでいる。当該収縮可能要素は、濾過筐体内における液体の凍結による圧力の発生に反応して収縮する。収縮可能要素の収縮により、フィルタ要素、フィルタ筐体、および隣接する器材への損傷が回避される。

Description

本発明はフィルタ、より具体的には凍結環境にさらされる液体フィルタに関する。
内燃機関内の温度上昇により、排気ガス内に窒素酸化物が生じる恐れがある。大気中への窒素酸化物の放出は、それらの環境に対する公知の副作用のため多くの管轄当局における規制により制限されている。窒素酸化物排出を抑制する一つの方法は、水溶液への、尿素注入等、排気流に富水素化合物を注入するものである。尿素または類似化合物は、排気ガス内の窒素酸化物を無害な窒素および水に変換する化学反応を受ける。このようなシステムは、排気ガス内の窒素酸化物濃度を大幅に減らして環境規制に準拠することができる。
排気流に放出される尿素その他の富水素物質は、放出モジュールの損傷を防止すべく濾過されなければならない。しかし、内燃機関の動作に必要な大多数の流体フィルタとは異なり、窒素酸化物の除去に必要な富水素物質は通常、水溶液であるため、低温で凍結しやすい。水溶液が凍結する際、体積が膨張する。流体凍結温度における体積の増加は、水溶液の種類に依存するが、多くの場合10パーセント以内である。体積の膨張は、膨張がフィルタ筐体等の閉じた容器内で生じると、圧力の大幅な増大をもたらす恐れがある。体積膨張を考慮していなければ、流体の凍結によりフィルタ筐体内部の圧力が増大して、結果的に筐体、フィルタ要素、またはそれら両方の損傷が生じる恐れがある。
流体の凍結パターンは、温度パターンに追随し、流体が入っている容器の形状に依存して大幅に変動する。液体は、凍結温度以下の最低温度で凝固し始める。この現象は、フィルタ筐体内のどこでも始まり得る。筐体内部の流体の温度は、温度パターンおよび温度勾配が存在し得るため、通常は一定ではない。全体的な温度が低下するにつれて、水溶液は最低温度位置で凍結し始める。この位置は、流体のどこでも起こり得て、筐体の一区画内に液体を閉じ込めることができる。閉じ込められた液体が膨張することができるような容積が存在しない場合、フィルタ筐体および要素が損傷する恐れがある。
フィルタ筐体内で液体が凍結する問題を解決する一つの方法は、米国特許第4,842,737号に記載されているような柔軟フィルタ筐体または弾性フィルタ筐体の使用である。そのような設計における顕著な短所は、変形可能なフィルタ筐体を使用することにより、フィルタ筐体をエンジンに載置する仕方が大幅に制約されることである。これは、フィルタ内の流体が凍結する間、フィルタ筐体の膨張を受け入れるために追加的な空間が必要になるためである。柔軟筐体の別の短所は、剛性フィルタ筐体の耐久性および強度に見合う柔軟フィルタ筐体の構成が困難なことである。従って、柔軟筐体は、機械的故障および液漏れの可能性のリスクを増大させ、剛性筐体に比べて不利である。
フィルタ筐体内における液体凍結の問題に対処すべく利用可能な別のアプローチが特開昭61197013−A号公報に記述されている。これはフィルタの筐体の内側に取付けられた柔軟膜を用いて、一定体積の空気を当該膜の一方の側に隔離する。フィルタ内の液体が凍結して体積が膨張した場合、膜の裏側のエアポケットが膜を弾性的に変形させながら、増大する液体の体積を吸収する設計されている。しかし、この膜構成はかなり複雑で壊れやすく、膜が故障するかまたは漏れ口が生じた場合に漏れおよび機械的故障のリスクが増す。
同様のアプローチは、柔軟膜の代わりに収縮可能な発泡要素を組み込むものである。そのような成分は一般に、1バールの絶対圧を上回る液圧力にさらされた場合に少なくとも一部が収縮する多数の空気含有セルを有している。時間の経過に伴って、圧力が繰り返し変動することによりセル壁の伸縮が繰り返され、発泡要素の劣化が生じる。また、発泡要素が老朽化するにつれてひび割れが生じ、そこから液体が漏れ出して凍結および解凍する恐れがある。そのような状態の変化もまた、発泡要素のセル壁を劣化させる。最後に、石油にさらされることによっても、これらのシステムで実装可能な多くの種類の発泡要素が劣化する。発泡要素がわずかでも劣化すれば、水溶液が凍結した際の体積を効果的に吸収できなくなる。
流体膨張問題に対処する同様の方法が米国特許第7,481,319号に詳述されていて、フィルタ筐体内でフィルタ要素に接触して配置される膨張要素の利用が記述されている。これらの膨張要素もまた、加圧された液体にさらされた場合に、崩壊のリスクがある空気含有セルを有する変形可能な発泡材を含んでいる。しかし、膨張要素は、固体度が高い変形可能発泡材から構成されているため、液体のわずかな体積変化しか吸収することができない。また、変形可能な要素はフィルタ要素と接触しているため、フィルタ要素は容易には当該方向で液体の体積変化を吸収することができない。このため、フィルタにも筐体にも損傷を与えることなく、且つフィルタ筐体、フィルタ要素、その両方の損傷のリスクを増大させることなく生じ得る、凍結パターンの数が制限される。最後に、流体膨張問題を解決する当該アプローチはまた、上の段落で説明した理由により発泡材の劣化に影響されやすい。
従って、濾過すべき流体が加圧されて凍結される条件下で用いる改良されたフィルタ構造に対するニーズが存在する。
本発明は、液体を濾過するためのフィルタ構造を目的としている。当該フィルタ構造は、フィルタ筐体内において液体が相当程度凍結しても筐体または筐体の内部要素が損傷しないようにすることができる。フィルタ筐体は、筐体内で液体の全体または一部が凍結した際に収縮する収縮可能要素を含み、これにより筐体内で損傷を与える圧力の増大を回避する。収縮可能要素は、加圧された流体にさらされたとき、少なくとも最小限の収縮性を維持する。
例示的な実施形態において、収縮可能要素は、柔軟壁に囲まれているガス封入容積を含んでいる。壁は、例えばニトリルブタジエンゴム、水素化ニトリルブタジエンゴム、フッ化エラストマ、ブチルゴム、およびこれらの組合せ等のエラストマ材で構成されている。他の材料もまた利用できる。例えば、ガス封入容積は、扁平な球体(または類似形状)の形状であってよく、これにより任意の方向への収縮が可能になり、凍結パターンを任意の方向に逃がすことができる。
ガス封入容積を有する収縮可能要素は、収縮性が高いほど増大する巨大なガス容積を有し、且つエンジンの始動/停止に伴う反復的な加圧サイクルだけでなく、反復的な凍結−解凍サイクルに耐えるのに充分な耐久性を備えた柔軟壁を有するように設計されている。一般に、収縮可能要素のガス封入容積は、収縮可能要素の容積の少なくとも50パーセント、多くの場合収縮可能要素の容積の少なくとも70パーセント、およびいくつかの実施形態では収縮可能要素の容積の少なくとも80パーセントを占める。更に別の実施形態において、収縮可能要素のガス封入容積は、収縮可能要素の容積の少なくとも90パーセントを占める。
水を始め多くの水溶液は、凍結すると約10パーセント膨張する。従って、収縮可能要素内のガス封入容積が、通常はフィルタ筐体の全液体体積の10パーセント以上であることが望ましい。実際、フィルタ筐体内で過剰な圧力が生じなければガス封入容積は完全には収縮できないため、ガス封入容積の割合が大きいほど有利である。従って、いくつかの実施形態において、ガス封入容積が筐体の全液体体積の10パーセントを超えることが望ましく、一方、他の実装例ではガス封入容積が筐体の全液体体積の15パーセントを超えることが望ましく、更に他の実施形態ではガス封入容積が筐体の全液体体積の20パーセントを超えることが望ましい。しかし、必ずしもフィルタ内の流体全部が凍結する訳ではないため、10パーセント未満、あるいは5パーセント未満の容積でも有用であることが理解されよう。
特定の実施形態において、収縮可能要素は、凍結中の流体からの圧力にさらされたときに少なくとも25パーセント収縮し、次いで凍結した流体が溶解すると元の容積(または概ね元の容積)に戻ることができる。他の実施形態において、収縮可能要素は、凍結中の流体からの圧力にさらされたときに少なくとも35パーセント収縮することができ、次いで凍結した流体が溶解すると元の容積(または概ね元の容積)に戻る。他の実施形態において、収縮可能要素は、凍結中の流体からの圧力にさらされて少なくとも50パーセント収縮することができ、次いで凍結した流体が溶解すると元の容積(または概ね元の容積)に戻る。
フィルタ筐体内での頻繁な凍結−解凍サイクルにわたる収縮可能要素の循環は、フィルタに用いられる要素の適合性の適切な尺度である。そのようなサイクリングは収縮可能要素の容積を繰り返し変化させることにより、当該要素の性能および耐久性の測定が可能になる。100回の凍結−解凍サイクルの後で、収縮可能要素は、一般に元の容積の少なくとも90パーセント、より一般的には元の容積の少なくとも95パーセント、および特定の実施形態では元の容積の少なくとも98パーセントに戻らなければならない。往々にして、100回以上の凍結−解凍サイクルの後では、収縮可能要素のサイズの明らかな減少は生じず、要素の収縮性または収縮可能要素内に封入されたガスの体積に明らかな減少も生じない。
通常、収縮可能要素は全方向から収縮可能である。これにより、流体が異常なパターンで凍結するか、または凍結中の流体が筐体内で非均一な圧力を生じさせる状況で、当該要素による圧力逃がしを向上させることができる。いくつかの実施形態において、収縮可能要素は、例えば当該要素が概ね球面形状を有する場合に、全方向から均一に収縮可能である。他の実施態様において、収縮可能要素は、部分的に扁平な球体のように成形され、従って他の方向よりも特定の方向に収縮し易い。
収縮可能要素は、フィルタ要素と直接接触しないように構成できるが、いくつかの代替的な実装例ではフィルタ要素と直接接触する。一般に、収縮可能要素は、筐体の中央がフィルタ要素および流体の流路に占有されているため、フィルタ筐体の端の付近に配置されている。
フィルタ筐体が複数の収縮可能要素を含むことができることが理解されよう。追加的な要素は、互いに隣接して配置可能であるが、より典型的には互いに離されて、また場合によりフィルタ筐体の両端に配置されてもよい。
代替的な実施形態の例において、収縮可能要素は、可撓包体壁により囲まれていて泡封入容積を含んでいる。そのような実施形態において、収縮可能要素は通常、泡への液体の浸透を回避し、それにより収縮性の悪化を回避するべく特に耐久性のある防水包体壁を含んでいる。
代替的な実施形態において、フィルタは、伸長可能なピストンおよび当該ピストン内に配置されたばねを形成する包体を含む収縮可能要素から構成されていて、当該ばねは伸長して、凍結中の流体に反応して伸長可能なピストンの容積の収縮が可能なように構成されている。
更に別の実施形態において、液体フィルタ構造はフィルタ筐体を含んでいて、当該フィルタ筐体は液体を濾過するためのフィルタ要素を保持すべく構成されている。フィルタ筐体内に空気保持要素が配置されていて、当該空気保持要素はフィルタ筐体内の液体と流体連結する空隙容積を含んでいる。フィルタ筐体内の液体の一部が凍結すると、空気保持要素内の空隙容積の少なくとも一部に、排除された液体または凍結した排除された液体を封入する。容積内のガスの量は収縮により減少し、解凍すると空隙容積内のガスが膨張して凍結前の体積に戻る。
別の代替的な実施形態において、液体フィルタアセンブリは液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成された筐体を有している。フィルタ筐体内に空気保持要素が配置されていて、フィルタ筐体内で液体と流体連結する空隙容積につながる開口を画定する。フィルタ筐体内の液体の一部が凍結すると、空気保持要素内の空隙容積の少なくとも一部に空気保持要素の開口を通る排除された液体を封入する。空隙容積内のガスの体積は、空隙容積に流入する液体により生じる収縮により減少する。液体は、解凍すると、開口を通って空隙容積から流出し、空隙容積内のガスが膨張して凍結前の体積に戻る。この特定の実施形態において、空気保持要素は、剛性の筐体を有し得る。
本発明の上述の要約は、本発明の各々の開示された実施形態、またはあらゆる実装例を記述することを意図していない。以下の図面および詳細な記述によりこれらの実施形態をより具体的に例示する。
本発明は、添付の図面を参照しながら本発明の各種の実施形態の以下の詳細な記述を考慮すればより完全に理解することができる。
本発明の第1の実装例に従い構成された液体フィルタアセンブリの断面図を示す。 流体の凍結により生じる圧力の下で収縮して変形した収縮可能要素を有するフィルタ構造を示す、図1の液体フィルタアセンブリの断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された収縮可能要素の側面透視図を示す。 収縮可能要素が大気圧下にある、図3Aの収縮可能要素の断面図を示す。 大気圧を上回る圧力で収縮可能要素が部分的に収縮している、図3Aの収縮可能要素の断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された収縮可能要素の代替的な実施形態の透視図を示す。 本発明の実装例に従い構成された収縮可能要素の別の代替的な実施形態の透視図を示す。 図10Aに示す収縮可能要素を組み込んだ実装例の断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された収縮可能要素の代替的な実施形態の断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された収縮可能要素の別の代替的な実施形態の断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。 本発明の実装例に従い構成された別の代替的なフィルタアセンブリを示す。 図14に示す実施形態と整合する収縮可能要素の透視断面図を示す。 同様に図14に示す実施形態と整合する別の収縮可能要素の透視断面図を示す。 本発明の実装例に従い構成された代替的なフィルタアセンブリを示す。
フィルタ筐体およびそのための更なる構成要素を含む液体フィルタアセンブリを開示する。フィルタ筐体は、液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されている。フィルタ構造内の液体が凍結および膨張した際の膨張空間を考慮して収縮可能要素がフィルタ筐体内で配置されている。収縮可能要素は、ガス封入容積を囲む壁を含んでいる。当該収縮可能要素は、ガス封入容積の収縮により濾過筐体内の液体の凍結による圧力の発生に反応して収縮する。収縮可能要素の収縮により、筐体内で圧力を逃がしてフィルタ要素、フィルタ筐体、および隣接器材の損傷が防止される。収縮可能要素は通常、流体内に完全に沈漬しているため、流体と化学的に互換性を有していなければならない。
典型的な実施形態において収縮可能要素は、例えばニトリルブタジエンゴム(NBR)、水素化ニトリルブタジエンゴム(HNBR)、フッ化エラストマ(FKM)、ブチル、または低温で柔軟性を発揮する他の種類の材料等(但しこれらに限定されない)、延伸可能だが一般に収縮不可能な材料で構成された外皮を有している。一実施形態において、当該外皮は剛性材料である。
外皮層は、流体に対して浸透性が低いものを選択しなければならない。各種の実施形態において、外皮層は複数の流体に対して浸透性を有していない。また、外皮層は、内燃機関に付随する水溶液に低濃度であっても存在し得るディーゼル燃料等の炭化水素に対して耐性を有するものを選択しなければならない。
一実施形態において、収縮可能要素の外皮は各種材料の複数の層を有し、様々な種類の材料の利点を合わせて実現すると共に、単一材料を使用する場合の不都合を回避することができる。例えば、一実施形態において、ディーゼル燃料に対する耐性によりニトリルブタジエンゴムを外層として用いることができる一方、収縮可能要素内におけるガスに対する相対的な浸透耐性によりブチルを、ディーゼル燃料に反応的であるにもかかわらず、内層として用いることができる。
一例示的実施形態において、外皮は、浸透速度が低いニトリルブチルゴムでできており、厚さが1mm(0.039インチ)から5mm(0.197インチ)に及ぶ。別の一例示的実施形態において、外皮は、ニトリルブチルゴムとブチルゴムの組合せでできており、厚さが1mm(0.039インチ)から5mm(0.197インチ)に及ぶ。更に別の例示的実施形態において、撓まない剛性外皮を組み込むことにより、外皮はガラス充填ナイロンでできており、厚さが1mm(0.039インチ)から3mm(0.118インチ)に及ぶ。当業者には、厚さを増すことで外皮のガス浸透性を下げることができるが、そのように厚さの増大は収縮可能要素自体の空隙容積の減少と相関し得ることが理解されよう。従って、意図された容積を回復すべくフィルタ筐体内の特定の圧力増大に反応して収縮可能な空隙容積(およびその中の収縮可能ガス)と相関する各種の外皮厚を用いることができる。
本発明に従い構成された収縮可能要素は、当該要素が極めて高い潜在的収縮比を有するように、内部にガスが封入されている。高度に収縮可能な要素は、圧力が除去された際に、原形または概ね原形に素早く戻る。一般に、これらの要素は反復的に、少なくとも25パーセント収縮可能であり、望ましくは少なくとも35パーセント収縮可能であって、ある実装例では収縮性の損失なしに少なくとも50パーセント収縮可能である。代替的な実施形態において、収縮可能要素は、収縮可能な発泡材が封入された容積を画定し得る。
収縮可能要素は、通常のエンジン使用に付随する圧力サイクルだけでなく、多数の凍結−解凍サイクルを通じて繰り返し変形可能なように、構成されていることが望ましい。収縮可能要素が凍結−解凍サイクルを経ない場合でも、多くの場合、起動時および動作中におけるエンジン内の流体への加圧等の通常動作における圧力サイクル、次いでエンジンが停止されたときの減圧に付随するサイクルを経なければならない。実際、このような加圧サイクルは、例えば現行の高圧システムにおいて最高5バールのように極めて顕著であり得る、圧力が更に高い可能性もある。
ここで図1を参照するに、本発明の実装例に従い構成されたフィルタアセンブリ10の横断面を示す。フィルタアセンブリ10は、フィルタ筐体20(基本的詳細を示す)および筐体20内に配置されたフィルタ要素30を含んでいる。フィルタ要素30は、シール40によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。
フィルタ筐体20は一般に、取付けおよび取外し可能なように、衝撃に耐えるように、および多くの場合車両での使用を含めて寒冷な外部環境条件に耐えるように、フィルタ要素を支持するのに充分な剛性を有する材料で形成されている。通常、フィルタ筐体は金属または成形樹脂で構成されていて、比較的剛性である。
図1に示す実施形態において、フィルタ要素30は上部エンドキャップ50および下部エンドキャップ60を有している。インナーライナ70は、上部エンドキャップ50と下部エンドキャップ60を組み合わせてフィルタ要素30を支持する。従って、フィルタ要素30は、インナーライナ70で支えられていて上部および下部エンドキャップ50、60に封止されるフィルタ媒体を含んでいる。代替的な実施形態では、インナーライナ70を用いない。
空隙容積82を有する収縮可能要素80が筐体20内に配置されている。空隙容積82には、閉じ込められたガス(空気等)が封入されている。図示の実施形態において、収縮可能要素80は、下部エンドキャップ60の下に位置しており、下部エンドキャップ60ともフィルタ筐体10とも接触しない。収縮可能要素80は一般に、フィルタ筐体10内の流体の流域外に配置することができる。特定の実施形態において、収縮可能要素80は、下部エンドキャップ60内のブラケットと共に所定の位置に保持される。
空隙容積92を有する追加的な収縮可能要素90が、図1に示す構成例の上部エンドキャップ50の上方に位置している。特定の実施形態において、収縮可能要素90は、上部エンドキャップ50およびフィルタ筐体20とは接触しない。図1の横断面に示す当該収縮可能要素90は、フィルタ筐体20の周囲に沿って追随する「ドーナツ」状をなしている。
ここで図2を参照するに、図1のフィルタアセンブリ10を示すが、筐体20内の圧力増大により収縮可能要素80が変形している。図2において、収縮可能要素80の大部分がフィルタアセンブリ10の中心を通る軸に沿って変形している。収縮可能要素90もまた変形し得るが、そのような変形は図2に示していない。凍結流体からの圧力がフィルタアセンブリ10内で必ずしも均一ではないため、収縮可能要素80および収縮可能要素90が必ずしも同一のレベル収縮性を有していないことが理解されよう。
図3A〜3Cに、図1、2に示すものと同様の例示的な収縮可能要素280を更に示す。図3Aに収縮可能要素280の側面透視図を示し、一方、図3B、3Cに収縮可能要素280内の空隙容積282に沿った収縮可能要素280の断面図を示す。図3Bにおいて大気圧下の収縮可能要素280を示し、一方、図3Bにおいて収縮可能要素280を、フィルタ筐体(図示せず)内で圧力が増大した結果、収縮可能要素が変形および収縮した状態で示す。
図9〜12に、本明細書に開示する技術の実施形態と整合する収縮可能要素の各種代替的実施形態を示す。例えば、図9に略円筒状の収縮可能要素980を示す。更に、図10Aに、略円筒状であって、収縮可能要素1080を通って延在する開口1082を画定する収縮可能要素1080を示す。少なくとも1個の実装例において、画定された開口1082は、収縮可能要素に隣接する流体流を受容することができる。図10Bに、図10Aに示す収縮可能要素1080の実装例を示す。当業者には、収縮可能要素が各種の形状および構成を画定できることが理解されよう。
追加的な2つの例として、図11、12に、本明細書に開示する技術の実施形態と整合する収縮可能要素の横断面を示す。図11に、第1の空隙1182およびその内部の第2の空隙1184を画定する収縮可能要素1180の横断面を示す。図12に、図11の収縮可能要素1180の異なる形状を有し、第1の空隙1282、第2の空隙1284、およびその内部の第3の空隙1286を画定する収縮可能要素1280の横断面を示す。例えば、第1の空隙1282の密封を破る収縮可能要素1280の損傷が生じた場合でも、第2の空隙1284および第3の空隙1286は依然として機能する。
ここで図4を参照するに、内部体積382と合わせて、代替的な収縮可能要素380を有するフィルタアセンブリ310を示す。図4において、収縮可能要素380は、収縮可能要素380の外側から伸びる一連の突出部383を含んでいる。これらの突出部は、筐体320内で収縮可能要素の配置を助けるのと同時に、収縮可能要素380と下部プレート360の主要部分との間の距離も維持する。図4はまた、フィルタ要素330に加えて上部プレート350および上部プレートに隣接する収縮可能要素390を支持する任意選択的なインナーライナ370を示し、当該収縮可能要素は空隙容積392内のガスが封入されている。
ここで図5を参照するに、代替的なフィルタアセンブリ410は、フィルタ筐体420(基本的詳細を示す)およびフィルタ要素430で構成されている。フィルタ要素430は、フィルタ筐体420に取付けられて、シール422、424によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ要素430は、上部エンドキャップ450および下部エンドキャップ460を有している。下部エンドキャップ460の下方に収縮可能要素480およびガス482が位置している。同様に、ガス492が閉じ込められた収縮可能要素490が上部エンドキャップ450の上方に位置している。図示する実施形態において収縮可能要素480および490は共に「ドーナツ」状の構成であるが、他の形状も利用可能であることが理解されよう。
ここで図6を参照するに、本発明に従い構成されたフィルタアセンブリの更なる実施形態を示す。フィルタアセンブリ510は、本発明の実装例に従い構成および配置されている。当該フィルタアセンブリ510は、フィルタ筐体520(基本的詳細を示す)およびフィルタ要素530で構成されている。フィルタ要素530は、フィルタ筐体520に取付けられて、シール522によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ要素530は、上部エンドキャップ550、下部エンドキャップ560、およびオプションのインナーライナ570を有している。ガス538が閉じ込められたピストン536およびばね539が、下部エンドキャップ560の下方に位置している。ピストン536は、筐体内でガスの体積の膨張および収縮を可能にすることにより、凍結流体に膨張余地が得られる。同様に、ガス548が閉じ込められたピストン546が、上部エンドキャップ550の上方に位置している。少なくとも1つの実施形態において、ばね539は、例えば加圧されたガス等別の収縮可能な圧力源の代わりに、省略することができる。当業者は、他の可能な圧力源がフィルタ流体とは反対のピストン側にあってもよいことを理解されよう。
図7に、フィルタ筐体620(基本的詳細を示す)およびフィルタ要素630で構成された改良型フィルタアセンブリ610を示す。フィルタ要素630は、フィルタ筐体620に取付けられて、シール622によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ要素630は、上部エンドキャップ640、下部エンドキャップ650、およびインナーライナ670を有している。下部エンドキャップの下方にガス682が閉じ込められたピストン680およびシール684が位置している。同様のピストンまたはピストン群が上部エンドキャップの上方に配置され得る。
代替的な実施形態において、カラム(群)内にガスが閉じ込められた体積膨張を用いて凍結中の液体の膨張を受容する。カラムは、液体が凍結する間に流入して体積が膨張できるように開口を有している。ここで図8を参照するに、代替的なフィルタアセンブリ710は、フィルタ筐体720(基本的詳細を示す)およびフィルタ要素730、インナーライナ770、並びに上部エンドキャップ740に加えて下部エンドキャップ750で構成されている。フィルタ要素730は、フィルタ筐体720に取付けられて、シール722によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ要素は、上部エンドキャップ740、下部エンドキャップ750、およびインナーライナ770を有している。必要な場合、シリンダ780がガスを閉じ込めて体積膨張を可能にする。シリンダ780は底が開いているが、フィルタ筐体または内部部品を損傷することなく筐体内で有意な程度の液体膨張が生じ得るように、充分な空気を保持するエアポケットの形成が可能である。
図13に示す一実施形態において、フィルタアセンブリ1310は、フィルタ筐体1320およびフィルタ要素1330、インナーライナ1370、並びに上部エンドキャップ1350に加えて下部エンドキャップ1360で構成されている。フィルタ要素1330は、フィルタ筐体1320に取付けられて、シール1340によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ要素1330は、上部エンドキャップ1350、下部エンドキャップ1360、およびインナーライナ1370を有している。開口1384および空隙容積1382を画定する収縮可能要素1380が筐体1320内に配置されている。この特定の実施形態において、収縮可能要素1380は剛性筐体を有することができ、以下に更に詳述する。フィルタ筐体内に圧力が生じると、流体が収縮可能要素1380の開口1384を通って空隙容積1382内へ移動し、空隙容積1382内の空気を圧縮する。フィルタ筐体内の圧力が減少すると、流体は収縮可能要素1380の開口1384を通って空隙容積1382から逃がされる。
上述のように、この特定の実施形態において、収縮可能要素1380は、各種のプラスチックおよび金属を含む様々な剛性材料で構成することができる。一実施形態において、剛性要素1380はガラス充填ナイロン等のプラスチックで構成されている。別の実施形態では、当該剛性要素はステンレス鋼で構成されている。剛性要素の壁は厚さが1mm(0.039インチ)〜3mm(0.118インチ)の範囲にあってよいが、当業者は壁の厚さが使用する特定の材料の要件に応じて異なり得ることを理解されよう。一実施形態において、収縮可能要素1380はまた、ニトリルブチルゴム等の柔軟材料でできていてもよいが、この例に限定されない。
図14に、図13に示す実施形態の変型例として特徴付けられる実施形態を示す。筐体1420内に2個の収縮可能要素1480が配置されていて、各々開口1484および空隙容積(本図に示さず)を画定する。この特定の実施形態において、収縮可能要素1480は、図13に関して上述した剛性筐体と同様の剛性筐体を有していてよい。フィルタ筐体1420内に圧力が生じると、流体が収縮可能要素1480の開口1484を通って空隙容積内へ移動し、空隙容積内の空気を圧縮する。フィルタ筐体1420内の圧力が減少すると、流体は収縮可能要素1480の開口1484を通って空隙容積から逃がされる。
図15、16に、図14に示す収縮可能要素の2つの特定の実施形態の横断面を示す。図15において、収縮可能要素1590は、開口1592および空隙容積1582を画定する。収縮可能要素1590の基部1592は、収縮可能要素1590の開口1596を収縮可能要素1590に対して下方に保持する助けとなる加重部分1592を有している。加重部分1592は、各種の形状および実装例を有していてよく、開口1596の既定位置が重力に反応して下向きであるように、一般に収縮可能要素1590の他の部分より高密度であるべく且つ開口1596と隣接すべく構成されている。
図16に示す収縮可能要素1690の実施形態は、図15の実施形態のように加重部分を組み込むのではなく、容積1682内へ伸びて、部分的に収縮可能要素1690の開口1696を画定する追加的材料1694を組み込んでいる。図15の実施形態と同様に、収縮可能要素1690の開口1696に隣接する追加部分は、開口1696を収縮可能要素1690に対して底部で保持するのを助ける。
図17に、収縮可能要素1780が空隙容積1782を画定する代替的な設計の断面図を示す。フィルタアセンブリ1710は、フィルタ筐体1720(基本的詳細を示す)および筐体1720内に配置されたフィルタ要素1730を含んでいる。フィルタ要素1730は、シール1740によりフィルタの清潔な面と汚れた面を封止する。フィルタ筐体1720は一般に、取付けおよび取外が可能なように、衝撃に耐えるように、且つ多くの場合車両での使用を含む寒冷な外部環境の条件に耐えるようにフィルタ要素を支持するのに充分な剛性を有する材料で形成されている。通常、フィルタ筐体は金属またはプラスチックで構成されていて、比較的剛性である。
図17に示す実施形態において、フィルタ要素1730は上部エンドキャップ1750および下部エンドキャップ1760を有している。インナーライナ1770は上部エンドキャップ1750および下部エンドキャップ1760と組み合わされて、フィルタ要素1730を支持する。従って、フィルタ要素1730は、インナーライナ1770により支持され、また概して上部および下部エンドキャップ1750、1760に封止されたフィルタ媒体を含んでいる。
流体の凍結は、筐体の外側から中央へ、中央から外側へ、上部から下部へ、下部から上部へ、または多くの異なる向きの一つで始まることができる。凍結が生じる速度は、温度パターンおよび勾配に依存し、最初に凍結する流体の部分の温度が最も低い。急激な凍結が生じる場合、筐体の各部において容易に流体を液相で閉じ込めることができる。これが生じる場合、大部分の流体の体積膨張を吸収するために高度に収縮可能な要素が必要とされる。従って、いくつかの実装例において、フィルタ筐体はフィルタ要素の両端に1個ずつの収縮可能要素を有していなければならない。
いくつかの実装例において、収縮可能要素は、これらの装置を最大限に効果的に利用すべく液体により完全に囲まれるように収縮可能要素を配置するために、エンドキャップに取付けられるエッジ特徴を有している。同じ機能はまた、収縮可能要素の突出部を含むがこれに限定されない複数の方法で実現される。
収縮可能要素は、ボール、ディスク、シリンダ、タイヤ、またはドーナツ等、各種の形状をなしているが、これらに限定されない。形状は、隣接する構成要素の物理的形状に部分的に依存するが、これも各々のアプリケーションにより変動する。
本発明は、上述の特定の実施形態に限定されるものと考えてはならず、むしろ、添付の請求項に記述された本発明のあらゆる態様を網羅するものと理解されたい。各種の変更、均等な方法および本発明を適用可能な多数の構造について、本明細書を精査すれば本発明が対象とする当業者には容易に明らかになろう。

Claims (32)

  1. a)加圧された尿素水溶液である液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されたフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置されていて、容積を画定する包体壁を含む収縮可能要素と、
    c)前記容積内に配置されたガスと
    を含む液体フィルタ構造。
  2. a)液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されたフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置された収縮可能要素であって、
    i)容積を画定する柔軟な包体壁と、
    ii)前記容積内に配置された発泡材と
    を含む収縮可能要素と
    を含む液体フィルタ構造。
  3. a)液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されたフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置された収縮可能要素であって、
    i)伸長可能なピストンを形成する包体と、
    ii)前記伸長可能なピストン外部における圧力減少に反応して前記伸長可能なピストンの容積を拡張すべく構成された前記ピストン内の圧力源と
    を含む収縮可能要素と
    を含む液体フィルタ構造。
  4. a)液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されていて、液体が流れるように構成された領域を画定するフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置された空気保持要素、すなわち前記フィルタ筐体内で液体と流体連結していて、前記フィルタ筐体内で流体流を受容すべく構成された領域の外側に配置されている空隙容積を含む空気保持要素とを含み、
    前記フィルタ筐体内の液体の一部が凍結すると、前記空気保持要素内の空隙容積の少なくとも一部に、排除された液体を封入する液体フィルタ構造。
  5. a)加圧された液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されたフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置されていて、容積を画定する包体壁を含む収縮可能要素と、
    c)前記容積内に配置されたガスと
    を含む液体フィルタ構造。
  6. a)尿素水溶液である液体濾過用のフィルタ要素を保持すべく構成されたフィルタ筐体と、
    b)前記フィルタ筐体内に配置されていて、第1の容積を画定する包体壁を含む収縮可能要素と
    を含む液体フィルタ構造。
  7. 前記収縮可能要素の前記包体壁がエラストマ材を含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  8. 前記収縮可能要素の前記包体壁が、ニトリルブタジエンゴム、ブチル、水素化ニトリルブタジエンゴム、フッ化エラストマ、およびこれらの組合せからなる群から選択されたエラストマ材を含んでいる、請求項7に記載の液体フィルタ構造。
  9. 前記収縮可能要素の前記包体壁が開口を画定すると共に、剛性材料を含んでいる、請求項1、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  10. 前記包体壁の厚さが1mm〜5mmの範囲である、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  11. 前記収縮可能要素の前記ガス封入容積が、前記収縮可能要素の容積の少なくとも10パーセントを含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  12. 前記収縮可能要素が、凍結流体からの圧力にさらされたとき、少なくとも10パーセント収縮可能であり、前記凍結流体が溶解すると元の容積に戻る、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体はフィルタ構造。
  13. 前記収縮可能要素が、凍結流体からの圧力にさらされたとき、少なくとも50パーセント収縮可能であり、前記凍結流体が溶解すると元の容積に戻る、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  14. 前記収縮可能要素が、全方向から収縮可能に構成されている、請求項1、2、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  15. 前記収縮可能要素が、概ね部分的に扁平な球体のように成形されている、請求項1、2、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  16. 前記収縮可能要素が、前記フィルタ筐体内の流体の流域の外側に配置されている、請求項1、2、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  17. 前記収縮可能要素が、前記フィルタ筐体の端に配置されている、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  18. 第2の収縮可能要素であって、第1の収縮可能要素の反対側の前記フィルタ筐体内に配置された第2の収縮可能要素を更に含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  19. 前記圧力源がばねである、請求項3に記載の液体フィルタ構造。
  20. 前記フィルタ筐体が、前記液体濾過用のフィルタ要素を1バール以上の圧力に保持すべく構成されている、請求項1、2、4、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  21. 前記加圧された液体が尿素水溶液である、請求項2、3、4または5のいずれか1項に記載液体フィルタ構造。
  22. 前記包体壁が第2の容積を画定する、請求項1、2、4、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  23. 前記容積内に配置されたガスを更に含んでいる、請求項4または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  24. 前記フィルタ筐体が、前記液体濾過用のフィルタ要素を3バール以上の圧力で保持すべく構成されている、請求項1、2、4、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  25. 前記フィルタ筐体が、前記液体濾過用のフィルタ要素を4バール以上の圧力で保持すべく構成されている、請求項1、2、4、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  26. 前記収縮可能要素の前記ガス封入容積が、前記収縮可能要素の容積の少なくとも10パーセントを含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  27. 前記収縮可能要素が、凍結流体の圧力にさらされたとき、少なくとも10パーセント収縮可能であり、前記凍結流体が溶解すると元の容積に戻る、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  28. 前記収縮可能要素の前記ガス封入容積が、前記収縮可能要素の容積の少なくとも60パーセントを含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  29. 前記収縮可能要素が、凍結流体からの圧力にさらされたとき、少なくとも60パーセント収縮可能であり、前記凍結流体が溶解すると元の容積に戻る、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  30. 前記収縮可能要素の前記ガス封入容積が、前記収縮可能要素の容積の少なくとも90パーセントを含んでいる、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  31. 前記収縮可能要素が、凍結流体からの圧力にさらされたとき、少なくとも90パーセント収縮可能であり、前記凍結流体が溶解すると元の容積に戻る、請求項1、2、3、5または6のいずれか1項に記載の液体フィルタ構造。
  32. 前記排除された液体が、凍結した状態の排除された液体を含んでいる、請求項4に記載の液体フィルタ構造。
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