JP3823263B2 - メタルベローズアキュムレータ - Google Patents

メタルベローズアキュムレータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧装置・エンジンの燃料系などにおける流体の脈動を吸収するために流体回路中に設置されるメタルベローズを使用したメタルベローズアキュムレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より各種用途に応じて様々な形状のアキュムレータが提案されている。例えば、中空の容器の内部を、メタルベローズによって液室とガス室に隔成し、ガス室に圧縮ガスを封入するとともに液室に油を満たしたものが知られている。上記メタルベローズは容器の軸線方向に伸縮自在であり、ベローズの内面または外面のいずれか一方側に上記液室が規定され、他方側にガス室が規定され、液室あるいはガス室の圧力変化に応じてベローズが伸縮するものである。
【0003】
図8はその従来例の一例を示す断面図である。このアキュムレータ100は、油圧ポンプ111とこのポンプ111によって動かされる油圧機器112との間に設けられる。このアキュムレータ100は、取付ベース101に中空室104が形成され、この中空室104にはその開口105を閉塞する格好でベローズベース117が取付けられる。このベローズベース117には一体に容器117aが形成され、この容器117aが前記中空室104内にぴったり嵌入し密着して収納されている。この中空室104内には、ベローズベース117に取付けられてメタルベローズ103が中空室と同心状に設けられ、ベローズ103によって液室Lとガス室Gに隔成される。
【0004】
また、中空室104の底部には、油圧ポンプ111と油圧機器112との流体通路118に連通する流通口106が設けられ、ベローズ103の一端を閉塞するキャップ部材109の外側にはシール材110が設けられる。このシール材110と前記流通口106とは対向しており、ベローズ103が所定のストローク以上伸長した時にベローズ103と中空室104との間の液室Lに油を閉込めるための自己シール手段を構成する。そして、液室Lには油が満され、ガス室Gには圧縮ガスが封入される。
【0005】
しかして、油圧ポンプ111から吐出された油は、流体通路118を通って油圧機器112に送り込まれる。この時、流体通路118と液室Lとは流通口106で連通しているため、ポンプ111の回転によって生じる油圧の脈動成分は、液室Lに作用するとともに液室L内の油を介してガス室Gに作用する。従って、脈動成分はガス室G内のガスの圧縮・膨張によって吸収される。ガス室Gが圧縮される時にはベローズ103が縮む方向に撓み、ガス室Gが膨張する時にはベローズが伸びる方向に撓む。こうして、ポンプ111から吐出された油の体積変化がガス室G内のガスの体積変化に置換される。
【0006】
図9は他の従来例で、液室Lとガス室Gが逆の場合であり、同じ部材は同一符号で示してある。
【0007】
すなわち、このアキュムレータ100は、油圧ポンプ111とこのポンプ111によって動かされる油圧機器112との間に設けられる。このアキュムレータ100は、容器121の内部に内筒102とメタルベローズ103が同心状に設けられ、ベローズ103によって液室Lとガス室Gに隔成される。この液室Lとガス室Gは、前記従来例とは逆になっている。
【0008】
また、内筒102には、ベローズ103の伸縮動作に伴って油が流通する流通口106が設けられ、ベローズ103の一端を閉塞するキャップ部材109の内面側にはシール材110が設けられる。このシール材110と前記流通口106の周りにある環状の弁座107とは対向しており、ベローズ103が所定のストローク以上縮んだ時に内筒102とベローズ103との間に油を閉込めるための自己シール手段108を構成する。そして、液室Lには油が満たされ、ガス室Gには圧縮ガスが封入される。
【0009】
しかして、油圧ポンプ111から吐出された油は、流入側配管113およびポート114を経由して液室Lに流入し、液室Lに流入した油は、流出ポート115および流出側配管116を通って油圧機器112に送り込まれる。この時、ポンプ111の回転によって生じる油圧の脈動成分は、液室Lに作用するとともに液室L内の油を介してガス室Gに作用する。従って、脈動成分はガス室G内のガスの圧縮・膨張によって吸収される。ガス室Gが圧縮される時にはベローズ103が伸びる方向に撓み、ガス室Gが膨張する時にはベローズ103が縮む方向に撓む。こうして、ポンプ111から吐出された油の体積変化がガス室G内のガスの体積変化に置換される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そして、ガス室Gへのガスの封入は、プラグ孔119を介しておこなわれ、ガスプラグ120で密封される。従来、このガス室Gへのガスの封入は、ベローズ103のストロークを中空室104側または容器121側で規制した状態で高圧ガスを封入していた。
【0011】
それは中空室104または容器121に装着して中空室104側または容器121側で規制しなくて高圧ガスを封入すると、ベローズ103が伸びきってしまい、応力の増大または塑性変形による耐久性の低下をきたす等の課題があるからである。
【0012】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、ベローズが中空室や容器などに入れて規制しなくても自由に高圧ガスの封入ができるメタルベローズアキュムレータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、伸縮自在なメタルベローズと、メタルベローズを固定するベローズベースと、メタルベローズの先端を閉塞するキャップ部材と、キャップ部材とベローズベース部との間に架設され、ベローズの伸びを規制する線状部材又は薄肉の板状部材からなるストッパを備え、ベローズベース部にガス封入栓を有し、ガス封入栓部からガスを封入したことを特徴とする。
【0014】
また、請求項2の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、流体回路中に設置される中空室を有する取付ベースと、この中空室内に一端が気密的に取付けられて収容される伸縮自在なメタルベローズと、メタルベローズを固定するベローズベースと、メタルベローズの先端を閉塞するキャップ部材と、キャップ部材とベローズベース部との間にベローズの伸びを規制するストッパを有し、ベローズベース部にガス封入栓を有し、ガス封入栓部からガスを封入したメタルベローズアキュムレータにおいて、
キャップ部材のベローズ反対側にシール材を有し、前記流体回路と液室に連通しキャップ部材と対向する位置に設けられ、液が出入する流通口を具備し、メタルベローズが所定のストローク以上したストローク状態にて上記流通口を閉塞する自己シール手段を構成することを特徴とする。
【0015】
また、請求項3の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、前記ストッパは、キャップ部材に固着されたストッパ軸が、ベローズベース部に摺動自在に挿入され、そのストッパ軸を規制することを特徴とする。
【0016】
また、請求項4の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、前記ストッパは、キャップ部材とベローズベース部との間に架設された線状部材であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項5の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、前記ストッパは、キャップ部材とベローズベース部との間に架設された薄肉の板状部材であることを特徴とする。
さらに、請求項6の発明にかかるメタルベローズアキュムレータは、前記線状部材および板状部材が湾曲していることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図について説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す断面図。図2は本発明の使用状態を示す断面図である。
【0019】
同図において、メタルベローズアキュムレータは、取付ベース1が中空室1aを備えており、この中空室1aは一端に油などの流体の流通口2および他端に開口部3を有する。
【0020】
前記開口部3の内側にはこれを気密的に塞ぐように外周にOリング6を有するベローズベース7が嵌挿されている。このベローズベース7は中心部にガス封入口としてのプラグ孔8が貫通形成され、このプラグ孔8にガスプラグ9が装着されている。
前記ベローズベース7は、中空室1aの開口部3に嵌挿された後、取付ベース1にボルト14止めされた押え部材13で押えられ抜け出ないように固定されている。なお、この押え部材13における前記プラグ孔8およびガスプラグ9に位置する部分は開口13aされている。
【0021】
メタルベローズ10は、一端が上記ベローズベース7の周縁部に溶接などによって固着されており、中空室1aの軸線方向に伸縮自在である。このメタルベローズ10の他端は、キャップ部材11によって閉塞されている。
【0022】
このベローズ10の他端を閉塞するキャップ部材11の外面側にはシール材12が設けられる。シール材12は剛性確保の目的で金属プレート12aをゴムで包み込む構造としている。このシール材12と前記流通口2とは対向しており、ベローズ10が所定のストローク以上に伸びた時に流通口2を閉塞し、ベローズ10と中空室1aとの間(液室)に油などの流体を閉じ込めるための自己シール手段を構成する。
【0023】
前記シール材12のキャップ部材11への取付け手段は特に限定されないが、本例においてはキャップ部材11に溶接などで取付板11aが固設され、この取付板11aの押え片11bで押圧されて取り付けられている。
【0024】
また、前記キャップ部材11の内面側には、ねじ部15が設けられ、このねじ部15に螺入してストッパとしてのストッパ軸16が立設されている。このストッパ軸16は、前記ベローズベース7のプラグ孔8内に摺動自在に挿入され、そのストッパ軸16の大径部16aが、プラグ孔8を小径としたストッパ段部8aに係止されることによって移動量が規制されるようになっている。
【0025】
すなわち、ベローズ10が一定量以上伸びた場合には、ストッパ軸16の大径部16aがプラグ孔8のストッパ段部8aに係止されて、それ以上伸びないように規制される。
【0026】
しかして、中空室1a内はベローズ10によって仕切られ、ベローズ10の内面側にガス室Gが規定され、このガス室Gに例えば窒素などの不活性ガスが封入され、ベローズ10の外面と中空室1aの内面壁とによって規定される側に、液室Lが設けられ油で満たされる。前記流通口2が油圧回路17側に連通するように接続され、油圧回路17の油圧はその流通口2を通じて中空室1a内の液室Lに連通する。
【0027】
そして、メタルベローズアキュムレータは、例えば図6に示す従来例と同様に油圧ポンプと、このポンプによって動かされる油圧機器との間に設けられる。
【0028】
従って、前記油圧回路17の油圧変動に応じて、前記キャップ部材11を押し開き又は引き戻して、前記メタルベローズ10を圧縮または圧縮解除(伸長)させることで、内部のガスも圧縮または膨張し、前記油圧回路17の油圧変動や脈動を吸収することができる。
【0029】
また、油圧がメタルベローズ10内に封入されたガス圧以下に下がると、前記キャップ部材11のシール材12が前記流通口2をシールし、ガス室Gのガス圧力と等しい圧力の油を液室Lに閉じ込めて、メタルベローズ10に差圧がかからないようにしている。
【0030】
しかも、ベローズ10のキャップ部材11にはストッパとしてストッパ軸16が設けられ、ベローズ10が一定量以上に伸びた場合には、ストッパ軸16の大径部16aがプラグ孔8のストッパ段部8aに係止されてそれ以上伸びないようになっている。
従って、封入ガスによるベローズ10の伸びを防止でき、ベローズ10の伸びによるベローズの塑性変形を防止できることにより、ベローズ10が中空室1aや容器などに入っていない状態で高圧ガスを封入できる。
因に、外径Φ25×内径Φ18×板厚0.13mmのベローズで応力が40kgf/mmとなる封入圧力を示すと、図1に示す本発明品は11kgf/cmであるのに対し従来品(図1からストッパを省いたもの)は0.5kgf/cmであった。
【0031】
図3は本発明の他の実施の形態を示す断面図、図4はその部分斜視図、図5はベローズベース部分の底面図であり、前記実施の形態と同じ部材は同一符号で示し重複する説明は省略する。
本例は、ベローズ10が所定量以上伸びるのを防止するストッパが、キャップ部材11とベローズベース7との間に張設された線状部材18で構成されているもので、他は前記実施の形態と同様である。
【0032】
しかして、本例においては、ベローズ10が所定量以上伸びようとしても線状部材18で規制され、それ以上伸びることはできない。従って、本例においてもベローズ10を中空室1aなどに入れて規制しなくても伸びきってしまうことがないので、高圧ガスの封入が自由に可能となる。
【0033】
また、ストッパとして前記線状部材18にかえて薄肉の板状部材としてもよい。本例においてもベローズ10が所定量以上伸びようとしても板状部材で規制され、それ以上伸びることはできない。従って、本例においてもベローズ10を中空室1aや容器などに入れて規制しなくても伸びきってしまうことがないので、高圧ガスの封入が自由に可能となる。
前記線状部材18および板状部材は、例えば図7に示すように同一円周上に等間隔で均等に配置されることが好ましい。均等な位置配置にすることにより急激な圧力変動とその作用でキャップ部材が傾くことなく対応できる。
【0034】
なお、前記線状部材18および板状部材は、図7に示すように湾曲させてもよい。このようにすると圧力が衝撃的に上った場合、線状部材18の曲り方向を一定にできるし、キャップ部材11のわずかな傾きを防止できる。
【0035】
図6はさらに他の実施の形態を示す断面図であり、前記実施の形態と同じ部材は同一符号で示し重複する説明は省略する。
本例はストッパは、図1および図2に示す実施の形態と同様であるが、キャップ部材11にシール材12が設けられていない。
これはシール材12に相当する部材が中空室1a側にあってもよく、封入圧が低い場合、シールしない状態でベローズ10に差圧がかかっても問題ないし、また、一度取り付けると液圧が常時かかっている場合、自己シールは不要だからシール材はつけない場合もあるからである。しかして、本例によればシール材を不要とする効果がある。
【0036】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り、本発明によればベローズにベローズの伸びを所定量に規制するストッパ(ストッパ軸,線状部材,板状部材)が設けられているので、ベローズを容器などに入れて規制しなくても伸びきってしまうことがなく、高圧ガスの封入が自由に可能となるし、ベローズが伸びきってしまい、応力の増大または塑性変形による耐久性の低下等を防止できる効果を奏する(請求項1,2,3,4および5)。
因に、外径Φ25×内径Φ18×板厚0.13mmのベローズで応力が40kgf/mmとなる封入圧力を示すと、図1に示す本発明品は11kgf/cmであるのに対し従来品(図1からストッパを省いたもの)は0.5kgf/cmであった。
【0037】
また、請求項2の発明にかかるメタルベローズアキュムレータによれば、前記効果の他にシール材が不要となり、部品点数が減少したり、その分製造が容易となる、等の効果を奏する。
【0038】
さらに、請求項6の発明にかかるメタルベローズアキュムレータによれば、線状部材および板状部材の曲り方向を一定にできるし、キャップ部材のわずかな傾きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の使用状態を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図4】図3に示す実施の形態のベローズベースの部分斜視図である。
【図5】ベローズベースの底面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態を示す部分断面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 取付ベース
1a 中空室
2 流通口
7 ベローズベース
8 プラグ孔
10 メタルベローズ
12 シール材
15 ねじ部
16 ストッパ軸(ストッパ)
17 油圧回路
18 線状部材(ストッパ)
G ガス室
L 液室

Claims (6)

  1. 伸縮自在なメタルベローズと、
    メタルベローズを固定するベローズベースと、
    メタルベローズの先端を閉塞するキャップ部材と、
    キャップ部材とベローズベース部との間に張設され、ベローズの伸びを規制する線状部材又は薄肉の板状部材からなるストッパを備え、
    ベローズベース部にガス封入栓を有し、ガス封入栓部からガスを封入したことを特徴とするメタルベローズアキュムレータ。
  2. 流体回路中に設置される中空室を有する取付ベースと、この中空室内に一端が気密的に取付けられて収容される伸縮自在なメタルベローズと、メタルベローズを固定するベローズベースと、メタルベローズの先端を閉塞するキャップ部材と、キャップ部材とベローズベース部との間にベローズの伸びを規制するストッパを有し、ベローズベース部にガス封入栓を有し、ガス封入栓部からガスを封入したメタルベローズアキュムレータにおいて、
    キャップ部材のベローズ反対側にシール材を有し、
    前記流体回路と液室に連通しキャップ部材と対向する位置に設けられ、液が出入する流通口を具備し、
    メタルベローズが所定のストローク以上したストローク状態にて上記流通口を閉塞する自己シール手段を構成したことを特徴とするメタルベローズアキュムレータ。
  3. 前記ストッパは、キャップ部材に固着されたストッパ軸が、ベローズベース部に摺動自在に挿入され、そのストッパ軸を規制することを特徴とする請求項2に記載のメタルベローズアキュムレータ。
  4. 前記ストッパは、キャップ部材とベローズベース部との間に架設された線状部材であることを特徴とする請求項2に記載のメタルベローズアキュムレータ。
  5. 前記ストッパは、キャップ部材とベローズベース部との間に架設された薄肉の板状部材であることを特徴とする請求項2に記載のメタルベローズアキュムレータ。
  6. 前記線状部材又は板状部材は湾曲していることを特徴とする請求項1、請求項4又は請求項5のいずれか1項記載のメタルベローズアキュムレータ。
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