JP2013504229A - 会議オーディオシステム用の遅延ユニット、オーディオ入力信号を遅延する方法、コンピュータプログラムおよび会議オーディオシステム - Google Patents

会議オーディオシステム用の遅延ユニット、オーディオ入力信号を遅延する方法、コンピュータプログラムおよび会議オーディオシステム Download PDF

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Abstract

ここで提案されているのは、調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延してオーディオ出力信号を形成する、会議オーディオシステム(1)用の遅延ユニット(16)である。
上記の遅延ユニット(16)には環状バッファ(17)と、第1入力信号のサンプル(S1)を環状バッファ(17)の第1書き込み位置に書き込む書き込みポインタ(W)と、環状バッファ(17)の第1読み出し位置から、第1出力信号のサンプルとして読み出す読み出しポインタ(R)とを有しており、ここでは第1書き込み位置と第1読み出し位置との間の距離により、第1遅延時間doldが決定される。上記の遅延ユニット(16)はさらにバッファ制御モジュールが含まれており、このバッファ制御モジュールは、書き込みの後に書き込みポインタWをつぎの位置に移動し、また読み出しの後、読み出しポインタRをつぎの位置に移動する。上記のバッファ制御モジュールにより、書き込みポインタ(W)が第2書き込み位置に移動されることによって第2遅延時間dnewが調整され、上記の第1読み出し位置と、第2書き込み位置との間の距離によって第2遅延時間dnewが決定される。

Description

従来の技術
本発明は、会議オーディオシステムの1つの参加者ユニットに割り当てられる遅延ユニットに関しており、ここでこの遅延ユニットは、調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延させてオーディオ出力信号を形成するのに適している。
より具体的にいうと、本発明は、調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延するのに適した、会議オーディオシステムの1つの参加者ユニットに割り当てられる遅延ユニットに関しており、この遅延ユニットには、環状バッファと、第1オーディオ入力信号のサンプルを環状バッファの第1書き込み位置に書き込む書き込みポインタと、環状バッファの第1読み出し位置からサンプルを第1出力信号として読み出す読み出しポインタとが含まれており、ここでは第1書き込み位置と、第1読み出し位置との距離により、第1遅延時間が決定される。また上記の遅延ユニットにはバッファ制御モジュールが設けられており、このバッファ制御モジュールは、書き込みの後に上記の書き込みポインタをつぎの位置に移動し、また読み出しの後に上記の読み出しポインタをつぎの位置に移動するのに適している。また本発明は、オーディオ入力信号を遅延する方法と、相応するコンピュータプログラムと、上記の遅延ユニットを有する会議オーディオシステムにも関している。
(サウンドリインフォースメントシステムとも称される)ふつう知られている会議オーディオシステムには、中央制御ユニットと、複数のいわゆる参加者ユニットとが含まれている。これらのユニットは、参加者の作業場所であり、会議オーディオシステムにオーディオ信号を入力するためのマイクロフォンと、オーディオ信号を出力ためのスピーカとを有する。このような会議オーディオシステムは、例えばEP 1 686 835 A1に開示されている。操作時に話者は、複数のマイクロフォンのうちの1つを使用し、マイクロフォン信号が上記の中央制御ユニットに送信されるのである。
オプションでは上記の信号は、中央制御ユニットによって(例えばフィードバック抑制などの)処理が行われて、それから複数の信号として別の参加者ユニットに分配される。上記の参加者ユニットでは、アクティブな話者の前の参加者ユニットを除き、上記の信号がオーディオ出力信号としてスピーカに渡される。これらの参加者ユニットに対して、上記のスピーカ信号は減衰されるか、またはハウリングを回避するために遮断される。
発明の要約
本発明では、請求項1に記載された特徴的構成を有する遅延ユニットと、請求項7に記載された特徴的構成を有する入力信号の遅延方法と、請求項8に記載された特徴的構成を有するコンピュータプログラムと、請求項9に記載された特徴的構成を有する会議オーディオシステムとが提案される。本発明の好適または有利な実施形態は、従属請求項、説明および添付の図に記載されている。
本発明に関連して観察されるのは、公知の会議オーディオシステムの場合には、アクティブな話者の出力オーディオ信号が、すべての参加者スピーカによって同時に再生されることである。小さな室内では現在話している人の位置を特定するのは可能であると考えられる。というのも、参加者スピーカによって発せられるオーディオ信号の他に、話し手の口から聞き手までの直接的な音響パスも存在するからである。しかしより大きな室内では、聞き手は、話し手からさらに離れていることがある。この場合、話し手の位置を特定するのはほぼ不可能であり、したがって音響的雰囲気の指向性はすべて失われてしまうのである。また別の問題は、二人の話し手を区別することが難しいことである。それはこの場合にも音が(異なる)方向を有しないからである。
本発明で実現されるのは、個別の参加者スピーカに遅延時間を加えることであり、ここでこの遅延時間は、オーディオ出力信号によって支援される個別参加者スピーカと、アクティブな参加者マイクロフォンとの間の距離に依存しており、これによって上記の音響的雰囲気に指向性を加えることができるのである。上記の遅延時間の長さは、有利には「ハース効果」にしたがって選択される。このハース効果は、先行音効果とも称され、両耳で聞こえる音源の方向を正確に識別する、人間の音響心理的な現象を説明するものである。頭のジオメトリ(空間的に離れておりかつ障壁によって分離された2つの耳)に起因して、どのような音源からの直接的な音も、まずはこの音源に最も近い耳に入り、つぎに最も離れた耳に入る。ハース効果によって説明されるのは、人間が、最初に到達した音に基づき、音源の位置を特定化することであり、これが行われるのは、後続の音が25ないし35ms内の遅延で到着した場合である。遅い方の音が、この遅延時間よりも遅く到着した場合、これらは2つの異なる音として聞こえる。
このような技術的背景に基づき、本発明では、会議オーディオシステムの1参加者ユニットに割り当てられる遅延ユニットが提案され、この遅延ユニットは、調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延させてオーディオ出力信号を形成するのに適している。上記の会議オーディオシステムにおける1つまたは複数の遅延ユニットは、個別の参加者ユニットに割り当てられるため、各参加者ユニットには、個別の遅延時間を有するオーディオ出力信号が供給される。殊に個別の遅延時間が互いに異なることも可能である。上記のオーディオ入力信号は有利にはマイクロフォンまたは別の音源によって供給され、また上記のオーディオ出力信号は、スピーカによって出力されることが想定されている。
上記の遅延ユニットには、少なくとも1つの環状バッファが含まれており、この環状バッファは、論理的なメモリアーキテクチャによって定められるものであり、特定の記憶位置が、無限のリング状に使用される。ここでは第1入力信号のサンプルを、例えば時間で分けられた部分を、環状バッファの第1書き込み位置に書き込む書き込みポインタが設けられており、また環状バッファの第1読み出し位置からサンプルを第1出力信号のサンプルとして読み出す読み出しポインタが設けられている。各記憶位置は上記のオーディオ入力信号のサンプルを記憶することができ、記憶位置の数である、第1書き込み位置と第1読み出し位置との間の距離により、第1遅延時間が決定されるかまたは表される。上記の遅延時間は、記憶位置の数と、サンプルの時間的な長さとを乗算することによって計算することができる。
さらにここではバッファ制御モジュールが組み込まれており、このバッファ制御モジュールは、書き込みの後、上記の書き込みポインタをつぎの位置、殊に後続の位置に移動するように動作し、また読み出しの後、上記の読み出しポインタをつぎの位置、殊に後続の位置に移動するように動作する。殊に上記の環状バッファおよびバッファ制御モジュールにより、FIFO(first in first out)アーキテクチャが得られるのである。
本発明によれば、上記のバッファ制御モジュールは、書き込みポインタを第2書き込み位置に移動することによって第2遅延時間を調整ないしは設定するのに適しており、ここでは第1読み出し位置と、第2書き込み位置との距離によって上記の第2遅延時間が決定される。1実施形態において可能であるのは、上記の第2書き込み位置が上記の環状バッファ内にあることである。別の実施形態では、第2環状バッファが設けられており、上記の書き込みポインタは、この第2環状バッファの第2書き込み位置に設定される。付加的には上記の第2環状バッファの第1読み出し位置に上記の読み出しポインタを設定することが可能である。結果的には上記の複数のオーディオ信号の切り換え中、2つの書き込みポインタおよび2つの読み出しポインタが、2つの環状バッファに関連して使用されるのである。
第1遅延時間を有する第1オーディオ入力信号から、第2遅延時間を有する第2オーディオ入力信号に切り換えると、遅延時間が跳躍することに起因して、障害またはノイズが生じることがわかった。言い換えると、遅延時間の変更を要する話者のそれぞれの切り換えにより、遅延時間における跳躍による障害またはノイズが発生するのである。
したがって本発明によって提案される書き込みポインタの制御により、上記の障害を最小化できるかまたは完全に消去することができることは本発明の利点である。ここで特に提案されるのは、上記のバッファ制御モジュールが、オーディオ入力信号源の切り換え中にまたはこの切り換えに関連して、上記の遅延時間を変更するように動作できることである。上記の遅延時間の長さは、音源および相応する参加者ユニットの距離および/または方向に依存することを考慮すると、ふつうは、音源が変わり、したがって距離および方向が変わると直ちに上記の遅延時間を変更しなければならない。
殊に有利であるのは、上記の第2書き込み位置をつぎのルールにより、すなわち、
第1読み出し位置+第2遅延時間=第2書き込み位置
にしたがって決定することである。
上記の遅延時間の切り換え中に以下の3つの相異なる状況を考えることができる。すなわち、
第1遅延時間=第2遅延時間
この状況では第2書き込み位置と、第1書き込み位置とは等しく、また書き込みポインタの位置は変化しない。この結果、第1オーディオ入力信号の残りのサンプルが再生され、それに続いて第2オーディオ入力信号のサンプルが再生される。
第1遅延時間>第2遅延時間
書き込みポインタは、再調整される。すなわち、この書き込みポインタは戻され、第2オーディオ入力信号のサンプルが、同じメモリ位置の第1オーディオ入力信号のサンプルに付加される。この結果、第1オーディオ入力信号のすべてのサンプルは、スピーカに出力され、これには第2オーディオ入力信号のサンプルが部分的にオーバラップしている。
第1遅延時間<第2遅延時間
書き込みポインタは、再調整される。すなわち、この書き込みポインタは前に進められるため、いくつかのメモリ位置は、第1オーディオ入力信号および第2オーディオ入力のサンプルによって充填されない。ランダムノイズを回避するために有利であるのは、読み出しポインタによって読み出した各メモリ位置を後でゼロに設定して、この状況において第1オーディオ入力信号のサンプルが再生され、これに続いていくつかのゼロが続き、つぎに第2オーディオ入力信号のサンプルが続くようにすることである。
本発明の別の1実施形態において提案されるのは、第1出力信号をフェードアウトし、および/または第2出力オーディオ信号をフェードインすることである。この発展形態により、上記の出力オーディオ信号をスムーズにするという本発明の目的が達成される。殊にクリックなどのノイズを回避するために提案されるのは、オーディオ入力源が切り換えられた後、直ちに第1および/または第2入力(または出力)オーディオ信号に、例えば重み付け関数を適用することである。例えば、第2入力または出力オーディオ信号の最初のB個の新しいサンプルを重み付け
i = (i+1)/B
によって重み付けることができ、ただし
iは、0から(B−1)までの範囲の新しいサンプルの番号である。
同様に第1入力/出力オーディオ信号の最後の残りのサンプルを、例えば
j = (j+1)/MIN(B,dold)
によって重み付けることができ、ただしjは、0からMIN(B,dold)の範囲であり、j=0は、最後に受信したサンプルであり、またj=Bは、最後からB番目のサンプルである。遅延doldがBよりも小さい場合、最後のdold個のサンプルだけをサンプルでき、またこれらをサンプルすべきである。別の実施形態では、別のフェードインおよび/またはフェードアウトアルゴリズムを使用することができる。
本発明のさらに別の1発展形態では、上記に遅延ユニットには制御モジュールが含まれており、この制御モジュールは、考えられ得る音源と、相応する遅延時間または等価のデータとのルックアップテーブルまたはマップを記憶するのに適しているため、上記の遅延ユニットは、特定の音源に対して個別の遅延時間を検索することができる。
本発明はまた、入力信号を遅延して出力する方法に関する。ここでこの方法は、すでに述べた遅延ユニットまたは請求項に記載された遅延ユニットによって実行される。
すでに説明したように第1オーディオ入力信号のサンプルは、書き込みポインタによって環状バッファの第1書き込み位置に書き込まれ、また第1オーディオ入力信号のサンプルは、読み出しポインタによって環状バッファの第1読み出し位置から読み出され、第1書き込み位置と、第1読み出し位置との間の距離によって第1遅延時間が決定される。上記の書き込みおよび読み出し操作は、無限に行われるため、サンプルの書き込み後、上記の書き込みポインタは、(旧い位置+1)modNによって決定されるつぎの位置に移動される。ただしNは、環状バッファの長さである。同様に上記の読み出しポインタは、読み出しの後、(旧い位置+1)modNによって決定されるつぎの位置に移動される。
第1遅延時間を有する第1オーディオ入力信号から、第2遅延時間を有する第2オーディオ入力信号への切り換え中、書き込みポンインタは、第2書き込み位置にセットされる。ここでは第1読み出し位置と、第2書き込み位置との間の距離によって第2遅延時間が決定される。
本発明はさらに、請求項8に記載された構成を有するコンピュータプログラムに関する。
本発明はまた、請求項9に記載された特徴的構成を有する、サウンド・リインフォースメントシステムとも称される会議オーディオシステムに関する。本発明によれば、上記の会議オーディオシステムにより、出力オーディオ信号に指向性が加えられる。このようなシステムは、方向忠実サウンド(DFS direction faithful sound)リインフォースメントシステムとも称することができる。上記の会議オーディオシステムには、複数の参加者ユニットが含まれており、各参加者ユニットは、参加者スピーカおよび/または参加者マイクロフォンを有する。実際には参加者ユニットが両者を有するか、またはスピーカまたはマイクロフォンだけを有することも可能である。
本発明では制御手段が設けられており、この制御手段により、上記の複数の参加者マイクロフォンのうちの少なくとも1つの参加者マイクロフォンまたは別の音源からの少なくとも1つのオーディオ信号が、複数の参加者スピーカに配布され、これらの複数の参加者スピーカにより、共通の1つの音響的雰囲気が形成される。
上で説明したハース効果を使用するため、上記のオーディオ入力信号に遅延時間を加える遅延手段が設けられている。
本発明によれば、上記の遅延手段は、請求項1から6までのいずれか1項または上で説明した上記の遅延ユニットまたはこのような複数の遅延ユニットである。上記の遅延ユニットは有利には参加者ユニットに配置される。また別の実施形態では、例えば制御手段にすべてまたは一部の遅延ユニットを集中配置して、遅延オーディオ入力信号をオーディオ出力信号としてスピーカに送出することもできる。
上記の遅延時間は有利には、上記のオーディオ入力信号をそれぞれ形成する参加者マイクロフォンまたは音源の位置と、個別の参加者スピーカ位置との間の距離および/または方向に依存する。殊に各遅延ユニットまたは少なくとも上記の複数の参加者ユニットは、個別の遅延時間を有しており、この遅延時間は、隣および/または近くにある参加者ユニットの遅延時間とは異なる。
本発明の第1実施形態である会議オーディオシステムの概略図である。 図1の会議オーディオシステムの第1実現例のブロック図である。 本発明の環状バッファへの書き込みおよび読み出しを示す図である。 new=Doldの場合の環状バッファへの書き込みおよび読み出しを示す図である。 new>Doldの場合の環状バッファへの書き込みおよび読み出しを示す図である。 new<Doldの場合の環状バッファへの書き込みおよび読み出しを示す図である。
本発明の有利な実施形態についての以下の説明と添付の図面とにより、本発明の別の特徴、効果および利点を説明する。
本発明の有利な実施形態の説明
図において同じまたは類似の構成要素には、同じまたは類似の参照番号が付されている。
図1には、分散配置されたスピーカに基づいて指向性の音響機能を可能にする会議オーディオシステム1の概略図が示されている。会議オーディオシステム1には複数の参加者ユニット2が含まれており、これらのユニットは、接続手段3とした実現された制御手段によって相互接続されている。大部分の参加者ユニット2には参加者マイクロフォン4および参加者スピーカが含まれている。上記の参加者ユニットのうちのいくつかは、参加者スピーカ5だけしか有しない聴取者ユニット6として実現するか、または参加者マイクロフォンしか有しない話者ユニット7として実現することも可能である。
参加者ユニット2は、例えば講演者用机、デスクトップまたは座席として構成される1人用作業場に組み込まれており、これは会議ホール、オーディトリアム、講堂または法廷等に設けられる。参加者ユニット2は、例えば複数の列および行で配置されるかまたは同心円に配置される。
指向性の音響機能を実現するためには、特定の参加者ユニット12のアクティブな参加者マイクロフォン8によって形成されたオーディオ信号に遅延時間を設ける。ここでこの遅延時間は、上記の特定の参加者ユニット12と、聞き手にオーディオ信号を発する参加者スピーカ5を有する参加者ユニット2との間隔に依存する。この遅延時間は、音速にしたがって行われる(音響伝播速度)。聞き手には、この聞き手自身の参加者スピーカ5が聞こえるだけではなく、近くにあるおよび/または隣接する参加者スピーカ5の発するオーディオ信号も聞こえるため、聞き手の上記の音響雰囲気により、上記の特定参加者ユニット12から発せられる指向性音響を模擬する。ここで上記の隣接する参加者スピーカには、このオーディオ信号を形成する特定の参加者ユニット12に対するそれぞれの距離に依存して異なる遅延時間が供給される。上で説明したように、異なる時点に到着するが両耳で聞き取られる音源の方向を正確に識別する人間の音響心理的な現象は、ハース効果によるものであり、このハース効果は先行音効果とも称される。
図1の概略図に戻り、参加者マイクロフォン8をアクティブな参加者マイクロフォンと設定し、また参加者ユニット9,10および11が互いに隣接しているが、これらは参加者ユニット12またはアクティブな参加者マイクフォン8との距離が大きくなるように配置されているとする。第1遅延時間d1は、参加者ユニット9の参加者スピーカ5によって発せられるオーディオ信号に加えられ、第1遅延時間d1よりも長い第2遅延時間d2は、参加者ユニット10の参加者スピーカ5によって発せられるオーディオ信号に加えられ、遅延時間d2および遅延時間d1よりも長い第3遅延時間d3が、参加者ユニット11の参加者スピーカ5によって発せられるオーディオ信号に加えられる。参加者ユニット10の聞き手には、隣接する参加者ユニット9および11および(図示しない)さらに別の参加者ユニットから発せられるオーディオ信号も聞こえるため、この聞き手は、仮想音源の向きを識別することができ、この仮想音源の向きは、アクティブなマイクロフォン8の向きと同じである。
ここで強調しておきたいのは、参加者ユニット10における聞き手の音響的雰囲気は、参加者ユニット10の隣にある参加者ユニット9,10などの参加者スピーカ5が関与することによって形成されることである。隣接する参加者ユニット9および11からの音は、参加者ユニット10から発せられる音より格段に小さいが、それでもなお上記のそれぞれの仮想音源の向き、すなわちアクティブなマイクロフォン8を認識することができる。それは、聞き手の両耳に到着するオーディオ信号の音量が異なる場合であっても上記のハース効果は有効だからである。
図2には、複数の参加者ユニット2を含む会議オーディオシステム1の第1実施形態が示されている。
この実施形態では、接続手段3は、複数の並列チャネルとして、例えば複数のワイヤとして実現されており、各参加者マイクロフォン4は、個別のマイクロフォンチャネル13に接続されており、各参加者スピーカ5は、複数のスピーカチャネル14に接続されている。すべてのマイクロフォンチャネル13およびすべてのスピーカチャネル14は、制御ユニット15に接続されている。この制御ユニットにより、例えば、音量および音質の制御、等化、音響フィードバック、抑圧および/または(例えば法廷等で使用される)話者が識別されないようにするためのスクランブルなどについての中央オーディオ処理が可能になる。
図2に示したように1つ以上の参加者マイクロフォン8がアクティブである場合、アクティブな参加者マイクロフォン8毎にマイクロフォンチャネル13のうちの1つが使用されて、オーディオ信号が制御ユニット15に伝送される。同数のスピーカチャネル14が使用されて、オーディオ信号が制御ユニット15から複数の参加者ユニット2に伝送される。各参加者ユニット2は、それぞれのアクティブなスピーカチャネル14に接続されて、アクティブな参加者マイクロフォン8からのオーディオ信号を受信する。参加者ユニット2には、遅延ユニット16が含まれており、この遅延ユニットは、各オーディオ信号に個別の遅延時間を加えるように動作可能であり、および/またはこれに適している。個々の遅延時間は、相応する参加者ユニット2と、相応するオーディオ信号のアクティブなマイクロフォン8との間の距離に依存する。したがってこの場合に参加者ユニット10には、相異なる3つの遅延時間d21,d22およびd23が加えられる。これに相応して参加者ユニット9および参加者ユニット11には、個々の遅延時間d11,d12,d13およびd31,d32,d33がそれぞれ加えられる。遅延時間d11ないしd33の長さは、遅延ユニット16によって推定され、この推定は、例えば、オーディオ信号における符号化された位置スタンプに基づき、スピーカチャネル14の選択に基づいて行われる。別の実施形態では、マイクロフォンチャネル13およびスピーカチャネル14は、オーディオデータストリームチャネルとして実現され、この際にオーディオ信号は、デジタルまたはアナログで表される。
図3には、遅延ユニット16に使用される環状バッファ17が略示されている。環状バッファ17に示されているのは、環状に配置された複数のメモリ位置0,…,(N−1)である。この形状は単に環状バッファ17のアーキテクチャを表しているだけであり、その物理的な表し方は、別の仕方で行われ、例えば行の形で行われる。書き込みポインタWおよび読み出しポインタRは、オーディオ入力信号のサンプルを上記のメモリ位置にそれぞれ書き込むためおよびそこから読み出すために使用される。2つのポインタW,Rは、時計回りに移動し、書き込みポインタWは、入力オーディオ信号からのサンプルS1を環状バッファ17に書き込み、また読み出しポインタRは、環状バッファ17からこれらのセグメントS1を読み出す。各書き込みステップまたは読み出しステップの後、ポインタR,Wはつぎのメモリ位置に移動する。さらにメモリ位置を読み出した後、このメモリ位置はゼロにセットされる。
上記の書き込みポインタWと、読み出しポインタRとの距離により、遅延ユニット16によって形成される遅延時間doldが決定される。
オーディオ信号音源が変わった場合、例えば新たな話者が話し始めた場合、第1オーディオ入力信号から第2オーディオ入力信号への切り換えが行わなければならない。さらに、この新たな話者が第1の話者とは異なる位置にいることもあり得るため、第2オーディオ入力信号の処理に別の遅延時間が必要になることもあり得る。
図4には、第1オーディオ入力信号の遅延時間Doldと、第2オーディオ入力信号の遅延時間Dnewとが同じ場合が示されている。この場合、書き込みポインタWは、第1オーディオ入力信号のサンプルS1の書き込みを終了し、第2のオーディオ入力信号のサンプルS2の書き込みを開始する。この切り換えは、なんらの問題を伴うことなく実行される。
図5には、第2オーディオ入力信号の遅延時間が、第1のーディオ入力信号の遅延時間よりも長い場合が示されている。この場合、書き込みポインタWは、旧い位置から新しい位置に移動し、ここでこの新しい位置は、第2オーディオ入力信号の新しい遅延時間によって決定される。読み出しの後、上記の読み出しポインタによってサンプルが消去されるため、環状バッファ17は、第1入力オーディオ信号のサンプルS1によって充填され、つぎに複数のゼロによって充填され、さらにつぎに第2オーディオ入力信号のサンプルS2によって充填される。この場合、第1オーディオ入力信号はストップし、短期間の無音状態が続き、つぎに第2のオーディオ信号がスタートする。
図6には、第2オーディオ入力信号の遅延時間が、第1オーディオ入力信号の遅延時間よりも短い場合が示されている。この場合、書き込みポインタWは、反時計回りに移動して、第1オーディオ入力信号のサンプルS1によってすでに充填されているメモリ位置に達する。この場合、遅延ユニット16または書き込みポインタWは、このメモリ位置にサンプルS2を付加的に書き込むため、2つのオーディオ入力信号が、いくらかの時間の間、オーバラップすることになる。
これらの2つのオーディオ入力信号間の切り換えを改善するため、公知のフェーディングアルゴリズムにより、それぞれの信号をフェードアウトまたはフェードインすることが考えられる。

Claims (10)

  1. 会議オーディオシステムの1つの参加者ユニットに割り当てられる、調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延させてオーディオ出力信号を形成する遅延ユニット(16)において、
    当該遅延ユニット(16)には、
    環状バッファ(17)と、
    第1入力信号のサンプル(S1)を前記環状バッファ(17)の第1書き込み位置に書き込む書き込みポインタ(W)と、
    前記の環状バッファ(17)の第1読み出し位置からサンプルを、第1出力信号のサンプルとして読み出す読み出しポインタ(R)とが含まれており、
    前記の第1書き込み位置と、第1読み出し位置と間の距離によって第1時間置換(dold)が決定され、
    前記の遅延ユニットにはさらに、
    書き込みの後、前記の書き込みポインタ(W)をつぎの位置に移動し、かつ読み出しの後、前記の読み出しポインタ(R)をつぎの位置に移動するバッファ制御モジュールが含まれており、
    前記のバッファ制御モジュールにより、書き込みポインタ(W)が第2書き込み位置に移動されることによって前記の第2遅延時間が調整され、
    前記の第1読み出し位置と第2書き込み位置と間の距離によって前記の第2遅延時間(dnew)が決定されることを特徴とする、
    会議オーディオシステムの1参加者ユニットに割り当てられる遅延ユニット(16)。
  2. 第1遅延時間を有する第1入力オーディオ信号から、第2遅延時間を有する第2入力オーディオ信号への切り換え中に、前記のバッファ制御モジュールにより、前記の遅延時間が調整される、
    請求項1に記載の遅延ユニット(16)。
  3. 前記の第2書き込み位置は、つぎのルール、すなわち
    第1読み出し位置+第2遅延時間=第2書き込み位置
    にしたがって決定される、
    請求項1または2に記載の遅延ユニット(16)。
  4. 前記のサンプルを読み出した後、前記のバッファ制御ユニットにより、サンプルのメモリ位置がゼロにされる、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の遅延ユニット(16)。
  5. 前記の第2遅延時間(dnew)が第1遅延時間(dold)よりも短い場合、前記のバッファ制御ユニットにより、前記の第1信号のサンプル(S1)と、第2信号のサンプル(S2)とが部分的にオーバラップされる、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の遅延ユニット(16)。
  6. 前記の第1オーディオ信号をフェードアウトし、および/または第2のオーディオ信号をフェードインする処理ユニットを有する、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の遅延ユニット(16)。
  7. 調整可能な遅延時間の間、オーディオ入力信号を遅延してオーディオ出力信号を形成する方法において、有利には請求項1から6までのいずれか1項に記載の遅延ユニット(16)によって、
    書き込みポインタ(W)により、環状バッファ(17)の第1書き込み位置に第1オーディオ入力信号のサンプル(S1)を書き込み、
    前記の環状バッファ(17)の第1読み出し位置から読み出しポインタ(R)によって第1オーディオ入力信号のサンプルを読み出し、
    前記の第1書き込み位置と第1読み出し位置との間の距離により、第1遅延時間(dold)を決定し、
    書き込みの後、前記の書き込みポインタ(W)をつぎの位置に移動し、
    読み出しの後、前記の読み出しポインタ(W)をつぎの位置に移動し、
    前記の第1遅延時間(dold)を有する第1オーディオ入力信号から、第2遅延時間(dnew)を有する第2オーディオ入力信号への切り換え中、前記の書き込みポインタを第2書き込み位置にセットし、前記の第1読み出し位置と第2書き込み位置との間の距離によって前記の第2遅延時間を決定することを特徴とする、
    オーディオ入力信号を遅延してオーディオ出力信号を形成する方法。
  8. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の遅延ユニットおよび/またはコンピュータ上でコンピュータプログラムが実行される場合、請求項7に記載された方法の実行を可能にするプログラムコード手段を含むコンピュータプログラム。
  9. 会議オーディオシステム(1)において、
    参加者スピーカ(5)および/または参加者マイクロフォン(4)をそれぞれ有する複数の参加者ユニット(2)と、
    前記の参加者マイクロフォン(4)のうちの少なくとも1つの参加者マイクロフォンまたは別の音源からの少なくとも1つのオーディオ信号を、複数の参加者スピーカ(5)に分配する制御手段(15)と、
    共通の1つの音響的雰囲気を形成する複数の参加者スピーカ(5)と、
    前記のオーディオ信号に遅延時間を加えるように動作する遅延手段(16)とを有しており、
    前記の遅延手段には、請求項1から6までのいずれか1項に記載の遅延ユニットが含まれていることを特徴とする会議オーディオシステム(1)。
  10. 前記の遅延時間は、前記のオーディオ信号をそれぞれ形成する参加者マイクロフォン(4)または音源の位置と、前記の個別の参加者スピーカ(5)の位置との距離に依存する、
    請求項9に記載の会議オーディオシステム(1)。
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