JP2004032513A - 音声データ遅延装置 - Google Patents

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平野 隆
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Abstract

【課題】1つのメモリ領域で複数のチャンネルの音声データの遅延を行う。
【解決手段】アドレス情報生成部2−0〜2−nにチャンネルごとに指定された遅延量が入力されると、記憶部1における、チャンネルごとの音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成し、選択部4により、記憶部1にチャンネルごとにアドレス情報を入力し、チャンネルごとの保持領域を指定する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
入力された音声データを遅延させる音声データ遅延装置に関し、特に、複数のチャンネルから入力された音声データを遅延させる音声データ遅延装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自然界において、人間が耳にする音は、発生源から直接人間の耳に届くもの以外に、壁や天井に反射してやや遅れて聴こえる初期反射音や、複雑に反射を繰り返しながら消えていく後部残響音などがある。こうしたさまざまな音を聴くことで、人間はその場所の広さや形状などを知覚することができる。
【0003】
近年、このような現象を再現するために、複数のチャンネルから入力された音声データをチャンネルごとに所定時間遅延させ、複数のスピーカの音声出力を遅らせて、臨場感を出すようなオーディオシステムが、映画館などの劇場のみならず、一般家庭にも普及しつつある。
【0004】
例えば、DVDの音声信号の標準フォーマットに採用されている、家庭用映画音響方式である「ドルビーデジタル(AC−3)」では、前方3チャンネル、後方2チャンネルの合計5チャンネルに低音専用チャンネル「LFE(ロー・フリークェンシー・エフェクト)」を加えた5.1チャンネルを、デジタル圧縮技術を用いて完全に独立した音声として再生する。このような構成にすることにより、左後方から右前方に矢が飛んでいくような音も再現できる。
【0005】
以下、従来の音声を遅延させる方式について説明する。
図6は、従来の6チャンネル入力の音声データ遅延装置の概略の構成図である。
【0006】
音声データ遅延装置30は、例えば、DVDデコーダチップに搭載される。
なお、図では説明のため、音声データの遅延処理とは関係のない音声処理用のDSP(Digital Signal Processor)31を記した。DSP31には、出力する音声データを遅延させるために、チャンネルごとにメモリが接続される。
【0007】
DSP31に入力されたデジタルで圧縮された音声データは、PCM(Pulse Code Modulation)データにデコードされ、チャンネルごとに配置されたメモリ32−0〜32−5に出力される。メモリ32−0〜32−5では、あらかじめ設定された遅延量だけ音声データを保持して出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の音声データ遅延装置30はデータのチャンネルの数だけ個別にメモリ32−0〜32−5を用意していることから以下のような問題があった。
【0009】
各チャンネルの遅延量の最大値は、個別のメモリ32−0〜32−5の容量で決まり、他のチャンネルでメモリ容量を最大に使っていない場合、すなわち余剰メモリ容量が存在しても、その余剰メモリ容量領域を他のチャンネルが使用することができない。そのため、全てのチャンネルの全てのメモリが取りうる遅延量の最大値に合わせて容量を容易する必要がある。
【0010】
また、遅延量を変更する場合、データの保持領域を消去(以下フラッシュと呼ぶ)する必要があるためメモリからのデータの出力がいったん大きく途切れるという問題があった。
【0011】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、1つのメモリ領域で複数のチャンネルの音声データの遅延が可能な音声データ遅延装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1で示すような音声データ遅延装置10において、音声データを一時保持する記憶部1と、チャンネルごとに指定された遅延量を受信して、遅延量をもとに、記憶部1における、チャンネルごとの前記音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成するアドレス情報生成部2−0〜2−nと、記憶部1に入力する音声データを、複数のチャンネルから選択する選択部3と、記憶部1に入力するアドレス情報を選択する選択部4と、記憶部1に記憶されたチャンネルに対応した音声データを、チャンネルごとに分配する分配部5と、少なくとも記憶部1、選択部3、選択部4及び分配部5と、を制御する制御部6と、を有することを特徴とする音声データ遅延装置10が提供される。
【0013】
上記構成によれば、アドレス情報生成部2−0〜2−nにチャンネルごとに指定された遅延量が入力されると、記憶部1における、チャンネルごとの音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成し、選択部4により、記憶部1にチャンネルごとにアドレス情報を入力し、チャンネルごとの保持領域を指定する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の音声データ遅延装置の原理構成図である。
【0015】
音声データ遅延装置10は、PCMデータなどの音声データを一時保持する記憶部1と、チャンネルごとの音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成するアドレス情報生成部2−0〜2−n(nは1以上の自然数である)と、記憶部1に入力する音声データを、複数のチャンネルから選択する選択部3と、記憶部1に入力するアドレス情報を選択する選択部4と、記憶部1に保持された複数のチャンネルに対応した音声データをチャンネルごとに分配する分配部5と、記憶部1、選択部3、選択部4及び分配部5と、を制御する制御部6と、から構成される。
【0016】
アドレス情報生成部2−0〜2−nは、チャンネルごとに指定された遅延量を受信して、遅延量をもとに、記憶部1に保持するチャンネルごとの音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成する。
【0017】
遅延量は、例えば、ユーザにより図示しない入力部によりチャンネルごとに入力される。
アドレス情報は、例えば、チャンネルごとの書き込みアドレスと、読み出しアドレスや、これらを示すポインタであり、書き込みポインタと、読み出しポインタの差が遅延量となる。詳細は後述する。
【0018】
選択部3は、制御部6の制御のもと、チャンネル0〜nより音声データを選択して記憶部1に入力する機能を持つ。
選択部4は、制御部6の制御のもと、アドレス情報生成部2−0〜2−nより、アドレス情報を選択して記憶部1に入力する機能を持つ。
【0019】
分配部5は、制御部6の制御のもと、記憶部1に保持された音声データを取り出し、チャンネルごとに分配する機能を持つ。
以下、音声データ遅延装置10の動作を説明する。
【0020】
複数のチャンネル0〜nより音声データが選択部3に入力されると、アドレス情報生成部2−0〜2−nは、制御部6の制御のもとチャンネルごとに入力された遅延量から、記憶部1に音声データを格納するための保持領域を指定するアドレス情報を生成し、選択部4に入力する。選択部4では、制御部6の制御のもと、アドレス情報生成部2−0〜2−nでアドレス情報を選択して、記憶部1に入力し、チャンネルごとの音声データを一時記憶させるための保持領域を指定する。一方、音声データは、制御部6の制御のもと、選択部3で、記憶部1に入力するチャンネルを選択して、チャンネルごとにアドレス情報で指定された保持領域に入力する。
【0021】
上記のように、本発明では、従来のように音声データのための遅延をチャンネルごとにメモリを設けて行うのではなく、チャンネルごとに指定された遅延量をもとに生成したアドレス情報を用いて、1つの記憶部1で複数のチャンネルの音声データを保持するようにしたので、メモリ容量を有効に利用することができる。
【0022】
以下、本発明の実施の形態の音声データ遅延装置の詳細を説明する。
図2は、本発明の実施の形態の音声データ遅延装置の構成図である。
音声データ遅延装置20は、音声データを一時保持するメモリ21と、チャンネルごとに指定された遅延量を受信して、遅延量をもとに、メモリ21における、チャンネルごとの音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成するアドレスカウンタ22−0〜22−nと、メモリ21に入力する音声データを、複数のチャンネルから選択するマルチプレクサ23と、メモリ21に入力するアドレス情報を選択するマルチプレクサ24と、メモリ21に記憶された複数のチャンネルに対応した音声データをチャンネルごとに分配するデマルチプレクサ25と、分配されて取り出された音声データを平滑化するフィルタ26−0〜26−nと、フィルタ26−0〜26−nを介する出力か否かを選択するセレクタ27−0〜27−nと、メモリ21、マルチプレクサ23、24、デマルチプレクサ25、セレクタ27−0〜27−nを制御する制御回路28と、から構成される。
【0023】
このような音声データ遅延装置20は、例えば、DVDでコーダチップに搭載される。入力される音声データのチャンネルは、例えば、図示しないDSPに接続されており、DSPで、PCMデータにデコードされたものが、音声データ遅延装置20に入力される。
【0024】
ここで、メモリ21は図1の記憶部1に対応しており、アドレスカウンタ22−0〜22−nは図1のアドレス情報生成部2−0〜2−n、マルチプレクサ23は選択部3、マルチプレクサ24は選択部4、デマルチプレクサ25は分配部5、制御回路28は制御部6にそれぞれ対応している。
【0025】
メモリ21は、マルチプレクサ23、24、デマルチプレクサ25および制御回路28と接続されており、制御回路28の制御のもと、マルチプレクサ23から入力された音声データを、マルチプレクサ24で指定されたアドレスに一時保持する機能をもつ。また、保持した音声データを制御回路28の制御のもとデマルチプレクサ25に出力する機能を持つ。
【0026】
アドレスカウンタ22−0〜22−nは、チャンネルごとに入力された遅延量をもとに、音声データをメモリ21に一時保持する時の保持領域を指定するアドレス情報を生成する。詳細は後述する。
【0027】
遅延量は、チャンネルごとに、例えば、ユーザなどによって図示しない入力部によって、チャンネル0は1msec、チャンネル1は2msec遅延させるなどと任意に設定可能であり、設定された遅延量は図示しないレジスタなどに格納される。
【0028】
マルチプレクサ23は複数のチャンネルから音声データを入力し、制御回路28の制御のもと、チャンネルを選択してメモリ21に入力する。
マルチプレクサ24は、複数のチャンネルに対応したアドレスカウンタ22−0〜22−nより生成されたアドレス情報を選択してメモリ21に入力する。
【0029】
デマルチプレクサ25は、メモリ21に保持された複数のチャンネルの音声データを、制御回路28の制御のもとチャンネルごとに分配する。
フィルタ26−0〜26−nは、出力される音声データを平滑化する機能を持つ。
【0030】
セレクタ27−0〜27−nは、フィルタ26−0〜26−nを介する出力か、これらを介さない出力かを制御回路28の制御のもと選択する。
制御回路28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、メモリ21、マルチプレクサ23、24、デマルチプレクサ25と、セレクタ27−0〜27−nを制御する。
【0031】
以下、アドレスカウンタ22−0〜22−nの構成及びアドレス情報の詳細を説明する。
なお、アドレスカウンタ22−0〜22−nは同様の構成であり、ここでは、N番目(Nは1以上の自然数である)のアドレスカウンタ22−Nを例にして説明する。
【0032】
図3は、アドレスカウンタの構成を示す構成図である。
アドレスカウンタ22−Nは、カウンタ22a、22bと、比較回路22cと、制御回路22dを有する。
【0033】
本発明の実施の形態では、音声データを遅延させるために、音声データをメモリ21に一時保持させるが、その時、アドレスカウンタ22−NはチャンネルNの音声データを記憶するためのメモリ21内での保持領域を指定するアドレス情報を生成する。ここで、アドレス情報は、書き込みアドレス(以下ライトアドレスと呼ぶ)と、読み出しアドレス(以下リードアドレスと呼ぶ)や、これらを示すライトポインタ及びリードポインタであるとして説明する。
【0034】
カウンタ22aは、制御回路22dの制御のもと動作し、リードポインタをインクリメントさせる。
カウンタ22bは、制御回路22dの制御のもと動作し、ライトポインタをインクリメントさせる。
【0035】
比較回路22cは、出力されるチャンネルNのリードポインタと、ライトポインタの差分(現遅延量を示す)と、外部より設定されたチャンネルNの遅延量との比較を常に行い、その比較結果を制御回路22dに通知するとともに、チャンネルNのポインタ状態として、隣接するアドレスカウンタ22−(N−1)及びアドレスカウンタ22−(N+1)に通知する。
【0036】
制御回路22dは、カウンタ22a、22b、を制御し、隣接するアドレスカウンタ22−(N−1)及びアドレスカウンタ22−(N+1)のポインタ状態を受信する。また、比較回路22cでの比較結果を受信する。
【0037】
図4は、アドレスカウンタの接続と、アドレス情報の送受信の様子を示す図である。
図のように、アドレスカウンタ22−0〜22−nは接続されており、アドレスカウンタ22−0は、チャンネル0のライトアドレスの初期値及びチャンネル0のポインタの状態を隣接するアドレスカウンタ22−1に送信し、アドレスカウンタ22−1からは、チャンネル1のポインタの状態を受信する。
【0038】
アドレスカウンタ22−1はチャンネル0のライトアドレスの初期値、ポインタの状態、及び、チャンネル2のポインタ状態を受信し、チャンネル0にチャンネル1のポインタ状態を送信し、チャンネル2にはチャンネル1のライトアドレスの初期値と、ポインタ状態を送信する。
【0039】
アドレスカウンタ22−2はアドレスカウンタ22−1と同様の動作を行い、最後のアドレスカウンタ22−nは、アドレスカウンタn−1からライトアドレスの初期値及びポインタ状態を受信し、アドレスカウンタn−1にアドレスカウンタnのポインタ状態を送信する。
【0040】
以下、図2及び図3を用いて音声データ遅延装置20の動作を説明する。
まず、遅延量が固定の場合についての音声データ遅延装置20の動作を説明する。
【0041】
チャンネルNの音声データを遅延させる場合、アドレスカウンタ22−Nの前段のアドレスカウンタ22−(N−1)から、チャンネルN−1のライトアドレス初期値が入力されると、それに+1インクリメントしたものが、チャンネルNのリードポインタとなる。ここで、初期状態の場合は、カウンタ22aを介してチャンネルNのリードアドレスとして出力される。一方、チャンネルNのライトポインタは、チャンネル1リードポインタに、外部より入力され、例えば図示しないレジスタに格納されたチャンネルNの遅延量分に相当するデータ領域を付加したものとなり、初期状態の場合は、カウンタ22bを介してチャンネルNのライトアドレスとして出力される。
【0042】
次に、マルチプレクサ24は、制御回路28の制御のもと、アドレスカウンタ22−0〜22−nで生成された、各チャンネルのリードアドレス及びライトアドレスをチャンネルごとに選択してメモリ21に入力する。
【0043】
上記のようにしてリードアドレス及びライトアドレスで指定された初期状態におけるメモリ21のチャンネルの保持領域は以下のようになる。
図5は、初期状態におけるメモリの保持領域を示す。
【0044】
図のように、チャンネル0のリードポインタRD−0で表されるリードアドレスと、チャンネル0のライトポインタWR−0で表されるライトアドレスで指定されたチャンネル0の保持領域から、チャンネルnのリードポインタRD−nで表されるリードアドレスと、チャンネルnのライトポインタWR−nで表されるライトアドレスで指定されたチャンネルnの保持領域まで、メモリ21内でチャンネルごとに音声データを格納する領域が生成される。ここで、図5の右側の矢印は、アドレス方向を示している。ライトポインタWR−0と、リードポインタRD−0の差がチャンネル0の遅延量を示し、ライトポインタWR−1とリードポインタRD−1の差がチャンネル1の遅延量を示し、ライトポインタWR−nとリードポインタRD−nの差がチャンネルnの遅延量を示す。
【0045】
次に、この形成された保持領域にマルチプレクサ23でチャンネルごとに選択された音声データが入力されると、チャンネルごとに、ライトポインタで指定されたアドレスに音声データを書き込む動作と、リードポインタで指定されたアドレスから保持された音声データを読み出す動作が行われる。新規の音声データが入力されると、アドレスカウンタ22−0〜アドレスカウンタ22−Nのカウンタ22a、22bにより、全てのライトポインタ及びリードポインタは、音声データの入力と同期して+1ずつインクリメントされ、前の段階ですでにライトポインタで書き込まれた音声データがリードポインタで読み出される。結果として、ライトポインタと、リードポインタの差が遅延として、入力された音声データに付加され、制御回路28の制御のもとデマルチプレクサ25でチャンネルごとに読み出されて出力される。
【0046】
次に、遅延量が増減する場合について説明する。
音声データの遅延動作中に外部より指定された遅延量が増加した場合、音声データの入力と同期して+1インクリメントする回数(頻度)を通常時より、リードポインタのみ減らす。これにより、ライトポインタで指定されたアドレスに書き込まれた音声データが読み出される時間が伸び、遅延量が増加される。
【0047】
また、遅延量が減少した場合、ライトポインタのインクリメント回数(頻度)を通常時より減らす。リードポインタは通常通りの回数(頻度)でインクリメントされるので、ライトポインタで指定されたアドレスに書き込まれた音声データが読み出される時間が短縮され、遅延量が減少する。
【0048】
いずれの場合も、遅延量が所望の値に達した時点で、ライトポインタ、または、リードポインタのインクリメントを通常時の操作に戻す。また、遅延量の変更中には、メモリ21からの出力は不連続となるため、この遅延量の変更中には、制御回路28の制御のもとセレクタ27−0〜27−nで、フィルタ26−0〜26−nを介する出力を選択し、フィルタ26−0〜26−nで平滑化処理を施した後、出力する。
【0049】
フィルタ26−0〜26−nは、例えばローパスフィルタで構成される。
次に、アドレスカウンタ22−0〜22−nにおけるライトポインタ及びリードポインタの制御の詳細を説明する。
【0050】
始めに、チャンネルNのみに注目したポインタの制御について説明する。
制御回路22dは、チャンネルごとに、ライトポインタと、リードポインタを持つ。ここではチャンネルNのライトポインタの表記をwr_addr_ch(N)、リードポインタの表記をrd_addr_ch(N)とする。また、外部から入力され、図示しないレジスタに保持されるチャンネルNの遅延量の表記は、delay_ch(N)とする。またチャンネルNのポインタの状態を示す2bitで示される値の表記は、status0_ch(N)とstatus1_ch(N)とする。なおN=0、1、…、n−1、nである。
【0051】
設定した遅延量と、データ入力ごと(サンプリング周波数ごと)での遅延量は以下の3パターンが存在し、上記のポインタの状態を示すビットは以下の条件でセットされるものとする。
【0052】
パターン1として、現遅延量=設定値の場合、すなわちwr_addr_ch(N)−rd_addr_ch(N)=delay_ch(N)の時、ポインタの状態は、status0_ch(N)=0、status1_ch(N)=0とセットされる。
【0053】
パターン2として、現遅延量>設定値の場合、すなわちwr_addr_ch(N)−rd_addr_ch(N)>delay_ch(N)の時、ポインタの状態は、status0_ch(N)=1、status1_ch(N)=0とセットされる。
【0054】
パターン3として、現遅延量<設定値の場合、すなわちwr_addr_ch(N)−rd_addr_ch(N)<delay_ch(N)の時、ポインタの状態は、status0_ch(N)=0、status1_ch(N)=1とセットされる。
【0055】
以下この3パターンについて、ポインタの制御を説明する。
パターン1の場合は、保持領域の増減は無く、このとき制御回路22dは、wr_addr_ch(N)+=1、rd_addr_ch(N)+=1とポインタの制御信号を、カウンタ22a、22bに送信し、カウンタ22a、22bは、入力データと同期して各ポインタを+1、インクリメントする。
【0056】
パターン2の場合は、設定した遅延量より、現時点での遅延量が大きいため、ライトポインタのインクリメントを停止し、遅延量を減少させる。このとき、制御回路22dは、wr_addr_ch(N)+=0、rd_addr_ch(N)+=1というポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これにより、カウンタ22aは停止し、カウンタ22aは、通常通り、入力データに同期してリードポインタを+1インクリメントする。
【0057】
パターン3の場合は、設定した遅延量より、現時点での遅延量が少ないため、リードポインタのインクリメントを停止し、遅延量を増加させる。このとき、制御回路22dは、wr_addr_ch(N)+=1、rd_addr_ch(N)+=0とポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これにより、カウンタ22aは停止し、カウンタ22bは、通常通り、入力データに同期してライトポインタを+1インクリメントする。
【0058】
以上が、チャンネルNのみに注目したポインタの制御である。
しかし、このように、チャンネルNのみに注目してポインタを制御しても、前後のチャンネル、すなわち、チャンネルN−1、チャンネルN+1を考慮しないと、これら前後のチャンネルの音声データに上書きされたり、反対にこれら前後のチャンネルのデータを上書きしてしまったりする場合がある。これを避けるために、前後のチャンネルの動きを考慮したポインタの制御が必要となる。
【0059】
次に、チャンネルNの前後のチャンネルを考慮した時のポインタの制御を説明する。
チャンネルN−1が遅延量を増やす場合、チャンネルN−1の各ポインタと遅延量の関係は、wr_addr_ch(N−1)−rd_addr_ch(N−1)<delay_ch(N−1)となり、ポインタの状態はstatus0_ch(N−1)=0、status1_ch(N−1)=1となる。よって、アドレスカウンタ22−(N−1)の制御回路22dは、wr_addr_ch(N−1)+=1、rd_addr_ch(N−1)+=0というポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これによりリードポインタのカウンタ22aは、インクリメントを停止する。一方、ライトポインタは、カウンタ22bで通常通り入力データと同期して+1インクリメントされる。このとき、チャンネルNは通常の制御を行い、制御命令は、wr_addr_ch(N)+=1、rd_addr_ch(N)+=1となる。
【0060】
チャンネルN−1が遅延量を減らす場合、チャンネルN−1の各ポインタと遅延量の関係は、wr_addr_ch(N−1)−rd_addr_ch(N−1)>delay_ch(N−1)となり、ポインタの状態は、status0_ch(N−1)=1、status1_ch(N−1)=0となる。よって、アドレスカウンタ22−(N−1)の制御回路22dは、wr_addr_ch(N−1)+=0、rd_addr_ch(N−1)+=1というポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これによりライトポインタのカウンタ22bは、インクリメントを停止する。一方、リードポインタは、カウンタ22aで通常通り入力データと同期して+1インクリメントされる。このとき、チャンネルN−1とチャンネルNとの保持領域の間に隙間ができるため、チャンネルNの制御回路22dは、wr_addr_ch(N)+=1、rd_addr_ch(N)+=0という制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これにより、チャンネルNのリードポインタのインクリメントを停止させ、この隙間ができないようにする。
【0061】
チャンネルN+1が遅延量を増やす場合、チャンネルN+1の各ポインタと遅延量の関係は、wr_addr_ch(N+1)−rd_addr_ch(N+1)<delay_ch(N+1)となり、ポインタの状態は、status0_ch(N+1)=0、status1_ch(N+1)=1となる。よって、アドレスカウンタ22−(N+1)の制御回路22dは、wr_addr_ch(N+1)+=1、rd_addr_ch(N+1)+=0というポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これによりリードポインタのカウンタ22aは、インクリメントを停止する。一方、ライトポインタは、カウンタ22bでは通常通り入力データと同期して+1インクリメントされる。このとき、チャンネルN+1の領域にチャンネルNのデータを上書きしてしまうため、チャンネルNの制御回路22dは、wr_addr_ch(N)+=0、rd_addr_ch(N)+=1という制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これにより、チャンネルNのライトポインタのインクリメントを停止させ、上書きしないように制御する。
【0062】
チャンネルN+1が遅延量を減らす場合、チャンネルN+1の各ポインタと遅延量の関係は、wr_addr_ch(N+1)−rd_addr_ch(N+1)>delay_ch(N+1)となり、ポインタの状態は、status0_ch(N+1)=1、status1_ch(N+1)=0となる。よって、アドレスカウンタ22−(N+1)の制御回路22dは、wr_addr_ch(N+1)+=0、rd_addr_ch(N+1)+=1というポインタの制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。これによりライトポインタのカウンタ22bは、インクリメントを停止する。一方、リードポインタは、カウンタ22aでは通常通り入力データと同期して+1インクリメントされる。このとき、チャンネルNは通常の制御となり、wr_addr_ch(N)+=1、rd_addr_ch(N)+=1という制御信号をカウンタ22a、22bに送信する。
【0063】
上記のように、複数のチャンネルの遅延を1つのメモリ21で行うようにしたので、1つのチャンネルの遅延量が少ない場合に、他のチャンネルの遅延量を大きくとることが可能となる。その結果としてメモリの使用効率が高まる。
【0064】
また、上記のように、ポインタ状態を隣接するアドレスカウンタ(例えばアドレスカウンタ22−0、22−1)同士で共有し、各チャンネルのポインタを制御することで、遅延量を増減した場合でも、データを上書きしてしまうことを防止できる。
【0065】
また、上記のように、各チャンネルのポインタを制御することによって、遅延量を増減する場合に、保持領域のデータをフラッシュすることなく行うことができる。
【0066】
また、上記のように、遅延量を増減した場合、セレクタ27−0〜27−nはフィルタ26−0〜26−nを介する出力を選択するため、出力される音声データを平滑化できる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、チャンネルごとに指定された遅延量をもとに生成したアドレス情報を用いて、1つの記憶部で複数のチャンネルの音声データを保持するようにしたので、メモリ容量を有効に利用することができる。
【0068】
また、ポインタ状態を隣接するアドレス情報生成部で共有し、各チャンネルのポインタを制御することで、遅延量を増減した場合でも、データをフラッシュする必要がなく、また、データを上書きしてしまうことを防止できる。
【0069】
また、遅延量を増減する場合に、フィルタを設けたため、出力するデータを平滑化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の音声データ遅延装置の原理構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の音声データ遅延装置の構成図である。
【図3】アドレスカウンタの構成を示す構成図である。
【図4】アドレスカウンタの接続と、アドレス情報の送受信の様子を示す図である。
【図5】初期状態におけるメモリの保持領域を示す。
【図6】従来の6チャンネル入力の音声データ遅延装置の概略の構成図である。
【符号の説明】
1 記憶部
2−0〜2−n アドレス情報生成部
3 選択部
4 選択部
5 分配部
6 制御部
10 音声データ遅延装置

Claims (9)

  1. 複数のチャンネルから入力される音声データの出力を遅延する音声データ遅延装置において、
    前記音声データを一時保持する記憶部と、
    前記チャンネルごとに指定された遅延量を受信して、前記遅延量をもとに、前記記憶部における、前記チャンネルごとの前記音声データの保持領域を指定するためのアドレス情報を生成する複数のアドレス情報生成部と、
    前記記憶部に入力する前記音声データを、複数の前記チャンネルから選択する第1の選択部と、
    前記記憶部に入力する前記アドレス情報を選択する第2の選択部と、
    前記記憶部に記憶された前記チャンネルに対応した前記音声データを、前記チャンネルごとに分配する分配部と、
    少なくとも記憶部、前記第1の選択部、第2の選択部及び分配部と、を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする音声データ遅延装置。
  2. 前記アドレス情報は、前記チャンネルごとの書き込みアドレスまたは読み出しアドレスまたは、前記書き込みアドレスまたは前記読み出しアドレスを示すポインタであることを特徴とする請求項1記載の音声データ遅延装置。
  3. 隣接する前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部は、前記チャンネルの前記遅延量と現遅延量との比較より決定される前記ポインタの状態を共有することを特徴とする請求項2記載の音声データ遅延装置。
  4. 前記アドレス情報生成部は、前記アドレスまたは前記ポインタを、前記音声データの入力に同期してインクリメントするカウンタを有することを特徴とする請求項2記載の音声データ遅延装置。
  5. 前記カウンタは、前記遅延量の増減に応じて、インクリメント回数を変更することを特徴とする請求項4記載の音声データ遅延装置。
  6. 隣接する前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部は、前記チャンネルの前記遅延量と現遅延量との比較より決定される前記ポインタの状態を共有し、前記カウンタは前記ポインタの状態に応じて、インクリメント回数を変更することを特徴とする請求項4記載の音声データ遅延装置。
  7. N−1番目の前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部は、N番目の前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部に、前記書き込みアドレスの初期値を通知し、前記N番目の前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部は、前記N−1番目の前記書き込みアドレスの初期値をもとに、前記読み出しアドレスの初期値を生成することを特徴とする請求項2記載の音声データ遅延装置。
  8. 前記N番目の前記チャンネルに対応した前記アドレス情報生成部は、N番目の前記読み出しアドレスの初期値と、N番目の前記遅延量に基づいて、N番目の前記書き込みアドレスの初期値を生成することを特徴とする請求項7記載の音声データ遅延装置。
  9. 前記遅延量が増減された場合に、出力される前記音声データを平滑化するフィルタを有することを特徴とする請求項1記載の音声データ遅延装置。
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