JP2013502170A - バッファされた音声データと生放送との同期 - Google Patents

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Abstract

電子装置10において生の音声放送をバッファリングし、その後、バッファリングされたデータを再生することに関する種々の技術が提供される。一実施形態において、バッファリングされたデータの再生速度は、データが最初に放送された実際の速度に対して高くされる(126)。(高い再生速度を使用する)バッファ型再生が生放送と同期されるか又はそれを捕える場合に、電子装置は、バッファリングをディスエイブルし、生のストリームを出力する(128)。これは、データのバッファリング(エンコーディング、等)及びバッファされたデータの再生(デコーディング、等)に必要な処理サイクルを少なくすることで処理需要を減少し、それにより、電力消費を減少する。
【選択図】図6

Description

本発明は、一般的に、バッファされたラジオ放送の再生に係り、より詳細には、バッファされた再生を再生速度の調整により生放送と同期させるための技術に係る。
本章は、以下に説明され及び/又は請求される本発明技術の種々の観点に関連した種々の技術的観点を読者に紹介することを意図している。この説明は、本開示の種々の観点の良好な理解を容易にするために読者に背景情報を与える上で有用であると考えられる。従って、これらの陳述は、この点に関して読まれるべきもので、従来技術として容認されるべきものではないことを理解されたい。
地上放送(例えば、AM、FM)及び衛星放送(例えば、ニューヨーク州ニューヨーク市のシリウスXM社によってどちらも現在運営されているXMサテライトラジオ及びシリウスサテライトラジオ)の両方を含むラジオ番組は、典型的に、幾つか挙げると、音楽、トークショー、スポーツイベント、ニュース番組、コメディ番組、及びドラマ番組のような種々様々な内容を放送している。更に、契約に基づく幾つかの衛星ラジオサービスを除くと、ほとんどのラジオ放送は、一般的に、無料であり、アンテナや、特定の高周波又は周波数帯域を選択するための同調部品のような適当な受信器を含むほとんどの電子装置を通して容易にアクセスすることができる。例えば、ラジオ番組の再生を行う電子装置は、家庭用又は自動車用のステレオシステムのような非ポータブル電子装置や、一体型ラジオアンテナ及びチューナを有するポータブルデジタルメディアプレーヤのようなポータブル電子装置を含む。従って、利用できる番組内容が多様であり且つラジオ放送へのアクセスが比較的容易であることにより、大勢の個人が一種の娯楽(例えば、スポーツイベント、トークショー)又はレジャー(例えば、音楽放送)として、或いは情報目的で(例えば、ニュースレポート)、一日中ラジオを聴く。
典型的に、ラジオ番組は、所定の放送スケジュールに従い、各番組は、スケジュールされた又は指定された特定の時間に放送される。従って、特定のラジオ番組の生放送を聞くためには(例えば、リアルタイムで)、個人は、一般的に、そのラジオ番組のスケジュールされた時間に特定の局へ同調する必要がある。しかしながら、個人は、その指定の放送時間の始めに特定のラジオ番組に同調できないときがあり、従って、その番組の一部又は全部を聴き損なうことがある。従って、ラジオ番組を、後で再生するために、電子装置にバッファ(例えば、記憶)できる技術を提供できれば、便利である。更に、ある電子装置、特に、限定された量のバッテリ電力に依存するポータブルデジタルメディアプレーヤでは、電力に限度があるので、音声放送データの再生中に全体的な電力消費を減少するための技術を提供することも有益である。
ここに開示する幾つかの実施形態の概要を以下に述べる。これらの態様は、単に幾つかの実施形態の簡単な概要を読者に与えるものであり、且つこれらの態様は、本開示の範囲を制限するものではないことを理解されたい。実際に、この開示は、以下に取り上げない種々の態様も包含する。
本開示は、一般的に、生の音声放送を電子装置にバッファしそしてそのバッファされたデータを再生するための技術に係る。一実施形態において、バッファされたデータの再生速度は、データが最初に放送された通常の(例えば、実際の)速度に対して高くされる。バッファ型再生(高い速度を使用する)が生の放送に同期し又はそれを捕える場合には、電子装置は、バッファ動作をディスエイブルしそして生のストリームを出力する。これは、データをバッファし(エンコードし、等)そしてそのバッファされたデータを再生する(デコードする、等)のに必要な処理サイクルを下げることにより処理需要を低減し、それにより、電力消費を下げる。明らかなように、ここに述べるバッファ型再生技術の1つ以上の態様は、電子装置に対するユーザの好みの設定を経て構成される。
上述した特徴の種々の改善が、本開示の種々の態様に対して存在する。これらの種々の態様には更に別の特徴も合体される。これらの改善及び付加的な特徴は、個々に存在してもよいし又は組み合わせて存在してもよい。例えば、ここに例示する1つ以上の実施形態に関連して以下に述べる種々の特徴は、本開示の前記態様のいずれかに単独で又は組み合わせて合体することができる。この場合も、上述した簡単な概要は、ここに請求する要旨に限定せずに、本開示の実施形態の幾つかの態様及び状況を読者に習熟させるものに過ぎない。
本発明の種々の態様は、添付図面を参照した以下の詳細な説明を読んだときに良く理解されるであろう。
本開示の態様により音声放送データをバッファしそして再生するように構成された処理ロジックを備えた電子装置のブロック図である。 本開示の態様によるハンドヘルド電子装置の前面図である。 本開示の態様により図1の電子装置において具現化される処理ロジックを示す詳細なブロック図である。 音声番組の生放送と、再生速度を調整しない音声番組のバッファ型再生とを示すグラフィック予定表である。 音声番組の生放送と、本開示の態様により、バッファ型再生が最終的に生放送と同期されるように、高い再生速度での音声番組のバッファ型再生とを示すグラフィック予定表である。 図5に示す実施形態により、バッファされた音声番組の再生を、それに対応する生放送と同期させるためのプロセスを示すフローチャートである。 音声番組の生放送と、少なくとも1つの高い再生速度を使用する音声番組のバッファ型再生とを示すグラフィック予定表で、本開示の態様により、バッファ型再生が最終的に生放送と同期するように、音声番組のバッファ型再生は、第1の高い再生速度を使用して音声番組の本質的な部分を再生しそして第2の高い再生速度を使用して音声番組の非本質的部分を再生することを含むか、又は第1の高い再生速度を使用して音声番組の本質的な部分を再生するが音声番組の非本質的部分の再生は省略することを含む。 図7に示す実施形態により、バッファされた音声番組の再生を、それに対応する生放送と同期させるためのプロセスを示すフローチャートである。 図2の装置に表示される複数のスクリーンを示すもので、本開示の態様によりバッファされた音声番組の再生に関してユーザにより構成される種々のオプションを示す図である。
本開示の1つ以上の特定の実施形態を以下に説明する。これら実施形態は、ここに開示する技術の一例に過ぎない。更に、これら実施形態の簡潔な説明を与える努力において、実際の具現化の全ての特徴が明細書に述べられるのではない。このような実際の具現化の開発において、工学的又は設計プロジェクトと同様に、具現化ごとに異なるシステム関連及びビジネス関連制約との適合のような開発者特有の目標を達成するために、具現化特有の多数の判断をしなければならないことが明らかである。更に、このような開発努力は、複雑で且つ時間がかかるが、この開示の利益を得る当業者にとって設計、制作及び製造を行う日常の仕事であることが明らかであろう。
本開示の種々の実施形態の要素を紹介するときに、冠詞“a”“an”及び“the”は、1つ以上の要素が存在することを意味するものとする。又、「備える(comprising)」「含む(including)」及び「有する(having)」の語は、取り上げた要素以外に付加的な要素もあり得ることも意味する。更に、本開示の「1つの実施形態」又は「一実施形態」とは、ここに述べる特徴も合体する付加的な実施形態の存在を除外すると解釈されるものではないことを理解されたい。
以下に述べるように、本開示は、一般的に、高い再生速度に依存する特定量の時間の後にバッファ型再生がラジオ番組の生放送と同期するように、高い再生速度を使用して電子装置上でバッファされたラジオ番組を再生するための技術に係る。例えば、ある実施形態では、電子装置は、そのスケジュールされた又は指定の放送時間の開始に、ラジオ番組をバッファし始める。これは、ラジオ番組のデジタル表現を電子装置上でエンコードしそして記憶することを含む。従って、同調できずにラジオ番組をそれが放送されるままにリアルタイムで聞いている聴取者は、電子装置にバッファされたラジオ番組を再生することにより後で番組全体を聴くことができる。この時間中に、電子装置は、ラジオ番組の早期の部分をデコードし再生しながら、生放送をバッファし続けることができる。
更に、ここに開示する技術によれば、バッファされたラジオ番組が再生される速度は、そのバッファされたラジオ番組が最終的に生放送に同期し或いはそれを「捕える」ように調整される(例えば、上昇される)。この時点で、1つ以上のユーザの好みに基づいて、電子装置は、ラジオ番組をバッファするのを停止し、単に生のストリーム再生するように構成される。明らかなように、これは、電子装置においてバッファし、エンコードし及び/又は記憶する必要性を低減することにより処理需要を下げて、全体的な電力消費を減少させ、ポータブル電子装置の場合には、バッテリ寿命を延長させる。
説明を続ける前に、ここに開示する要旨の良好な理解を容易にするため、本開示全体にわたって使用される幾つかの用語を最初に定義する。例えば、ここで使用する「音声放送」「音声番組」「ラジオ放送」「ラジオ番組」等の用語は、地上放送(例えば、周波数変調(FM)又は振幅変調(AM)による)並びに衛星放送(例えば、シリウスXM社によってどちらも現在運営されているXM(登録商標)又はSirius(登録商標))の両方を包含することを理解されたい。更に、FM及びAM放送は、従来のアナログ放送、並びに新規なデジタル地上放送規格、例えば、HD Radio(登録商標)(例えば、インバンドオンチャンネル(IBOC)技術を使用する)又はFMeXtra(登録商標)の両方を含むことを理解されたい。
又、ここで使用する「バッファ動作」等の用語は、生の音声放送のデジタル表現を電子装置に記憶することを指すと理解されたい。又、「再生」又は「バッファ型再生」等の用語は、電子装置に記憶されたデジタル表現を再生することを指すと理解されたい。明らかなように、バッファ動作は、音声データを受け取り、エンコードし、圧縮し、暗号化し及び記憶装置へ書き込む、の1つ以上を含み、そして再生は、記憶装置から音声データを検索するのを含むと共に、音声信号を解読し、デコードし、解凍し及び音声出力装置へ出力する、の1つ以上を含む。
更に、ラジオ放送に適用される「生」という用語は、特定のラジオ番組を表す無線電波を送信する動作であって、地上の電波塔、衛星を使用して、又はネットワーク(例えば、インターネット)を通して達成される動作を意味すると理解されたい。生放送は、実質的なリアルタイム事象(例えば、ニュースレポート、スポーツイベント又はコンサートからの生の実況放送)に対応し、或いは以前に記録されたデータ(例えば、早期に記録された生のラジオ番組の再生)に対応する。従って、明確にすると、ラジオ放送の実際の内容は、必ずしも、生のイベント(例えば、実質的にリアルタイムで生じている)に対応しないが、放送される音声データの送信は、そのような送信が実質的にリアルタイムで生じているという意味で「生」である。更に、バッファされた音声番組が再生される速度を示すのに使用されるときの「通常」又は「デフォールト」という用語は、ラジオ番組が最初に放送された実際の速度を意味すると理解されたい。換言すれば、通常の又はデフォールト速度で再生されるバッファされた音声番組は、最初の生放送と実質的に同じに聴こえる。
以上の点を銘記した上で、図1は、本開示の態様により放送音声番組のバッファ及び再生を与える電子装置10の一例を示すブロック図である。電子装置10は、音声放送データを受信するよう構成された受信器(例えば、30)を備えた任意の形式の電子装置、例えば、ポータブルメディアプレーヤ、ラップトップ、移動電話、等である。例えば、電子装置10は、カリフォルニア州クパチーノのアップル社から入手できるiPod(登録商標)又はiPhone(登録商標)のモデルのようなポータブル電子装置、或いはMacBook(登録商標)、MacBook(登録商標)pro、MacBook Air(登録商標)、iMac(登録商標)、Mac(登録商標)Mini、又はMac Pro(登録商標)のモデルのようなデスクトップ又はラップトップコンピュータである。他の実施形態では、電子装置10は、音声放送データを受信して処理することのできる別の製造者からの電子装置のモデルでもよい。以下に詳細に述べるように、電子装置10は、バッファ型再生が最終的に生の放送と同期し又はそれを「捕え」、その時点で、バッファ動作が遮断されて、全体的な電力消費を減少するように、高い再生速度を使用してバッファされた音声番組を再生するように構成される。
図1に示すように、電子装置10は、装置10の機能に貢献する種々の内部及び/又は外部のコンポーネントを含む。当業者であれば、図1に示す種々の機能的ブロックは、ハードウェア要素(回路を含む)、又はソフトウェア要素(コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶されたコンピュータコードを含む)、或いはハードウェア及びソフトウェア要素の組み合わせを含むことが明らかであろう。例えば、ここに示す実施形態では、電子装置10は、入力/出力(I/O)ポート12、入力構造14、1つ以上のプロセッサ16、メモリ装置18、不揮発性記憶装置20、拡張カード22、ネットワーク装置24、電源26、ディスプレイ28、音声放送受信器30、音声放送処理ロジック32、及び音声出力装置34を備えている。
I/Oポート12は、音声出力装置34を含む種々の外部装置に接続するように構成されたポートを含む。一実施形態では、出力装置34は、外部ヘッドホン又はスピーカを含み、そしてI/Oポート12は、音声出力装置34を電子装置10に結合するように構成された音声入力ポートを含む。例えば、I/Oポート12は、2.5mmポート、3.5mmポート、又は6.35mm(1/4インチ)音声接続ポート、或いはそのような音声ポートの組み合わせを含む。他の実施形態では、音声出力装置34は、装置10と一体化されたスピーカも備えている。更に、I/Oポート12は、装置10の電源26(1つ以上の再充電可能なバッテリを含む)を充電するか或いは装置10と外部ソースとの間にデータを転送するように機能するアップル社からの専売ポートも含む。
入力構造体14は、プロセッサ16にユーザ入力又はフィードバックを与える。例えば、入力構造体14は、電子装置10で実行されるアプリケーションのような、電子装置10の1つ以上の機能を制御するように構成される。例えば、入力構造体14は、ボタン、スライダー、スイッチ、コントロールパッド、キー、ノブ、スクロールホイール、キーボード、マウス、タッチパッド、等、又はその組み合わせを含む。一実施形態では、入力構造体14は、装置10に表示されるグラフィックユーザインターフェイス(GUI)をユーザがナビゲートできるようにする。更に、入力構造体14は、ディスプレイ28に関連して設けられるタッチ感知メカニズムも含む。このような実施形態では、ユーザは、タッチ感知メカニズムを経て、表示されたインターフェイス要素を選択し又はそれと相互作用する。
プロセッサ16は、1つ以上のマイクロプロセッサ、例えば、1つ以上の「汎用」マイクロプロセッサ、特定用途向けプロセッサ(ASIC)、又はそのような処理コンポーネントの組み合わせを含む。例えば、プロセッサ16は、インストラクションセットプロセッサ(例えば、RISC)、グラフィック/ビデオプロセッサ、音声プロセッサ、及び/又は他の関連チャンネルを含む。プロセッサ16は、メディアプレーヤアプリケーションのような装置10のアプリケーションを実行し、そして装置10(例えば、記憶装置20)に記憶されたデジタル音声データを再生するための処理能力を発揮する。一実施形態では、プロセッサ16は、受信器30を経て受け取られた音声放送データをエンコードし、圧縮し及び/又は暗号化するための1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)も含む。
プロセッサ16により処理されるべきインストラクション又はデータは、ランダムアクセスメモリ(RAM)のような揮発性メモリ、リードオンリメモリ(ROM)のような不揮発性メモリ、又はRAM及びROM装置の組み合わせであるメモリ18に記憶される。例えば、メモリ18は、電子装置10のためのファームウェア、例えば、オペレーティングシステム、アプリケーション、グラフィックユーザインターフェイス機能、或いは電子装置10で実行される他のルーチンを記憶する。加えて、メモリ18は、電子装置10の動作中にデータをバッファ又はキャッシュするのに使用され、例えば、音声放送処理ロジック32によりエンコード及び圧縮する前に音声放送データをキャッシュ記憶するのに使用される。
図1に示すコンポーネントは、更に、データ及び/又はインストラクションを持続的に記憶するための不揮発性記憶装置20、例えば、フラッシュメモリ、ハードドライブ、或いは他の光学的、磁気的及び/又はソリッドステート記憶媒体も含む。例えば、不揮発性メモリ20は、音声データ、ビデオデータ、ピクチャー、並びに他の適当なデータを含むデータファイルを記憶するのに使用される。以下に詳細に述べるように、不揮発性メモリ20は、音声放送データを記憶するために音声放送受信器30及び音声放送処理ロジック32に関連して装置10により使用される。
又、電子装置10は、ネットワーク装置24も備え、これは、ワイヤレス802.11規格、又は他の適当なネットワーク規格、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、例えば、エンハンストデータレートフォーGSMエボルーション(EDGE)ネットワーク、3Gデータネットワーク又はインターネットを経てネットワーク接続を与えるネットワークコントローラ又はネットワークインターフェイスカード(NIC)である。ある実施形態では、ネットワーク装置24は、アップル社から入手できるiTune(登録商標)ミュージックサービスのようなオンラインデジタルメディアコンテンツプロバイダーへ接続を与えるか、或いはインターネットベースのラジオ放送(例えば、ポッドキャスト)にアクセスし、それをストリーミングし又はダウンロードするのに使用される。
ディスプレイ28は、装置10により発生される種々の画像を表示し、例えば、オペレーティングシステム、或いは上述したメディアプレーヤアプリケーションのためのGUIを表示するのに使用される。ディスプレイ28は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、或いは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイのような適当なディスプレイである。加えて、ディスプレイ28は、装置10のコントロールインターフェイスの一部分として機能する上述したタッチ感知メカニズム(例えば、タッチスクリーン)に関連して設けられる。
上述したように、電子装置10は、生の音声放送データを受信するように構成された受信器30を備えている。例えば、一実施形態において、受信器30は、アナログ放送信号(例えば、AM及びFM放送)並びにデジタル放送信号(例えば、衛星ラジオ又はHD Radio(登録商標))を受信するよう構成された1つ以上のアンテナを含む。別の実施形態において、受信器30は、ネットワーク装置24に関連して、インターネットのようなネットワークを経て送信されるデジタル音声放送を受信するように更に構成されるが、そのような放送は、オンデマンドであり、上述したように、常に生放送を構成するものでないことを理解されたい。加えて、受信器30は、装置10が特定の高周波(例えば、特定のラジオ局に対応する)から望ましい信号を選択できるようにする同調コンポーネントを含むことが理解されよう。
受信器30により受信された音声放送データは、音声出力装置34を通して生で再生するために音声放送処理ロジック32によって更に処理され、音声出力装置34は、上述したように、I/Oポート12を経て装置に接続される)一体的なスピーカ又は外部ヘッドホン又はスピーカを含む。又、処理ロジック32は、受信した音声放送データを、後で再生するために装置10にバッファする(例えば、エンコード、圧縮、暗号化及び/又は記憶する)こともできる。従って、装置10が特定の音声放送をバッファするように構成されたときには、生放送の開始部分を逸したユーザは、バッファされたデータを再生することによりその放送を完全に聴くことができる。一例として、音声番組が6:00PMに始まって7:15PMまでの75分の長さであり、且つユーザが20分まで生放送に同調できない場合には(例えば、6:20PM)、ユーザは、バッファされたデータを再生することにより始めから完全に生放送を聴くことができる。このケースでは、処理ロジック32は、早期にバッファされたサンプルをデコードしながら現在の生放送ストリームをエンコードし続け、早期にバッファされた放送部分の再生と同時に生放送全体がバッファされるようにする。従って、このシナリオでは、バッファされた再生及び生放送が20分だけ時間シフトされる。
更に、上述したように、音声放送処理ロジック32は、バッファされた音声番組を、高い再生速度で、即ち通常速度より速く(前記で定義した)、再生するようにも構成される。従って、生放送の長さと、バッファ型再生の速度を高めるファクタとに基づいて、バッファ型再生は、最終的に、生放送と同期し又はそれを「捕える」。バッファされたデータ及び生放送が同期されると、処理ロジック32は、生ストリームのバッファ動作を停止するように構成され、これにより、プロセッサの負荷(例えば、エンコーディング、圧縮、暗号化、等)を減少し、そして電力消費を下げることができる。バッファされたデータ及び生放送の同期に関連した種々の技術について以下に詳細に述べる。
図2を参照すれば、電子装置10は、アップル社から入手できるiPod(登録商標)又はiPhone(登録商標)のモデルであるポータブルハンドヘルド電子装置38の形態で示されている。ここに示す実施形態では、ハンドヘルド装置38は、内部コンポーネントを物理的なダメージから保護すると共に、それらを電磁干渉からシールドするように機能するエンクロージャー40を備えている。このエンクロージャー40は、プラスチック、金属又は複合材料のような適当な材料又は材料の組み合わせから形成され、そしてある周波数の電磁放射、例えば、ラジオ搬送波信号又はワイヤレスネットワーク信号が、図2に示すようにエンクロージャー40内に配置された音声放送受信器30又はワイヤレス通信回路(例えば、ネットワーク装置24)へ通過できるようにする。
図示されたように、エンクロージャー40は、ユーザ入力構造体14を含み、これを通してユーザはハンドヘルド電子装置38とインターフェイスすることができる。例えば、各入力構造体14は、これを押すか操作したときに1つ以上の各装置機能を制御するように構成される。例えば、入力構造体14の1つ以上は、「ホーム」スクリーン42又は表示されるメニューを呼び出し、スリープ、ウェイク、又は電源オン/オフモード間をトグルし、セルラーホンアプリケーションのリンガーを沈黙させ、ボリューム出力を増加又は減少させ、等々とするように構成される。図示された入力構造体14は、単なる例示に過ぎず、そしてハンドヘルド装置38は、ボタン、スイッチ、キー、ノブ、スクロールホイール、等を含めて種々の形態で存在する多数の適当なユーザ入力構造体を含むことが理解されよう。
ここに示す実施形態では、ハンドヘルド装置38は、液晶ディスプレイ(LCD)の形態のディスプレイ28を備えている。このLCD28は、ハンドヘルド装置38によって発生される種々の画像を表示する。例えば、LCD28は、電源状態、信号強度、外部装置接続、等のハンドヘルド装置38の1つ以上の状態に関してユーザにフィードバックを与える種々のシステムインジケータ44を表示する。又、LCD28は、ユーザがハンドヘルド装置38と対話できるようにするグラフィックユーザインターフェイス(GUI)45も表示する。GUI45は、LCD28の全部又は一部分に表示される種々のレイヤ、ウインドウ、スクリーン、テンプレート又は他のグラフィック要素を含む。例えば、ホームスクリーン42に示されたように、GUI45は、装置38のアプリケーション及びファンクションを表すグラフィック要素を含む。グラフィック要素は、アイコン46を含み、これらアイコン46は、各アイコンのユーザ選択(例えば、ディスプレイ28に含まれるタッチスクリーンを経て又は入力構造体14を経て)を検出したときにオープンされ又は実行される種々のアプリケーションに対応する。例えば、1つのアイコン46は、装置38に記憶されたデジタル音声及びビデオデータの再生、並びに生の及び/又はバッファされた音声放送番組の再生を与えるメディアプレーヤアプリケーション48を表す。ある実施形態では、アイコン46を選択すると、ハイアラーキーナビゲーションプロセスへと通じ、アイコン46の選択で、1つ以上の付加的なアイコン又は他のGUI要素を含むスクリーンを招く。
図3は、一実施形態により音声放送処理ロジック32の一例を詳細に示す図である。上述したように、音声放送処理ロジック32は、生の音声番組をバッファすると共に、そのバッファされた音声番組をその後に通常の再生速度又は高い再生速度で再生する。図3に示すように、音声放送処理ロジック32は、地上電波塔又は衛星である放送局54から音声放送信号56を受信する受信器30と通信する。ある実施形態では、音声放送受信器30は、音声放送56に関連した副搬送波メタデータ信号58も受信する。例えば、放送メタデータ58は、FM信号に関連したラジオデータシステム(RDS)データ信号、AM信号に関連した振幅変調シグナリングシステム(AMSS)データ信号、或いはデジタルラジオ信号(例えば、衛星又はIBOC放送)に関連した番組関連データ(PAD)及び番組サービスデータ(PSD)データ信号である。更に、処理ロジック32は、放送信号を出力装置34へルーティングすることにより音声放送の生の再生も行う。処理ロジック32により音声放送をバッファ(例えば、エンコーディング、圧縮及び記憶)することは、出力装置34を通しての生の再生とは独立して行われることを理解されたい。例えば、処理ロジック32は、生の再生を行ったり行わなかったりして音声放送をエンコードし及び記憶することができ、そしてユーザは、その後、その記憶された音声放送に、後で再生するためにアクセスすることができる。
図3に示すように、音声放送信号56は、受信器30を使用して電子装置10により受信される。信号56が、従来のFM又はAM放送信号のようなアナログ信号である場合には、信号56をデジタル等価信号62へ変換するためにアナログ/デジタルコンバータ60が設けられる。或いは又、音声放送56及びメタデータ58の信号が、ソース54から、衛星放送により、或いはデジタルFM又はAM放送技術(例えば、IBOC、HD Radio(登録商標))の使用により、デジタルで送信される場合には、デジタル信号が処理ロジック32により直接処理される(例えば、アナログ/デジタルコンバータ60を使用せずに)。図3に示すエンコーディングプロセスの一部分として、デジタル音声放送データ62は、先ず、メモリキャッシュ64にバッファされる。メモリキャッシュ64は、処理ロジック32内の専用メモリでもよいし、電子装置10のメモリ装置18の一部分でもよい。バッファされた放送データ62は、次いで、音声処理ロジック32へ送られ、これは、エンコード/デコードロジック66、ピッチ調整ロジック68、及び再生速度管理ロジック70を含む。
エンコード/デコードロジック66は、音声放送データ62を、記憶装置20に記憶できるフォーマットへエンコードし及び圧縮するための音声コーデックを適用するように構成される。例えば、エンコード/デコードロジック66は、アドバンスト音声コーディング(AAC又はHE−ACC)、アップルロスレス音声コーデック(ALAC)、Ogg Vorbis、MP3、MP3Pro、PM4、ウインドウズメディアオーディオ、又は適当なミュージックエンコーディングフォーマットを使用する。ある実施形態では、アダプティブマルチレート(AMR)及びバリアブルマルチレート(VMR)のようなスピーチコーデックも、エンコードされる音声番組のタイプに基づいてエンコード/デコードロジック66により使用される。明らかなように、エンコード/デコードロジック66により使用されるコーデック(1つ又は複数)は、装置10に記憶されたユーザ設定72を通して指定されてもよいし、又はメタデータ情報58を分析することにより決定されてもよい。ある実施形態では、ユーザ設定72は、エンコードされたデータを圧縮する際にエンコード/デコードロジック66により使用される特定の圧縮ビットレートを指定してもよい。上述したように、プロセッサ16(1つ又は複数)の一部分であるデジタル信号プロセッサ(DSP)は、エンコード/圧縮機能を実行するために設けられる。
放送データ62がエンコードされ及び/又は圧縮されると、参照番号74で示すエンコードされた放送データは、電子装置10に記憶される前に、暗号/解読ロジック76を使用して暗号化される。明らかなように、著作権の回避や他の関連する法的問題を防止するために、エンコードされた放送データ74の暗号化が適用される。ある実施形態では、暗号/解読ロジック74は、アドバンストエンクリプションスタンダード(AES)、データエンクリプションスタンダード(DES)、又は他の適当な暗号化技術に基づいて暗号/解読を遂行する。暗号/解読ロジック74は、図3に示すように、処理ロジック32とは個別のものでもよいし、或いは他の実施形態では、処理ロジック32と一体化されてもよい。暗号化された放送データ78は、次いで、不揮発性記憶装置20に記憶される。上述したように、記憶装置20は、ある実施形態では、NANDフラッシュメモリのようなフラッシュメモリを含む。このような実施形態では、フラッシュメモリ装置に1つ以上のウェアレベリング技術を使用して、フラッシュメモリアレイにわたり消去及び書き込みを均一に分布させ、1つの特定領域に書き込みが著しく集中することによる早過ぎるブロック故障を防止する。
記憶装置20に音声放送データ62をバッファするのに加えて、音声放送処理ロジック32は、解読、解凍及びデコーディングにより、参照番号82で示すバッファされた音声データの再生も行う。例えば、バッファされた音声放送データ82を再生のために選択すると、データ82は、先ず、暗号/解読ロジック76によって解読される。解読されたデータ84は、次いで、エンコーダ/デコーダロジック66によりデコード及び/又は解凍される。又、上述したように、音声放送処理ロジック32は、バッファされた音声データを通常の再生速度又は高い再生速度で再生する。ここに示す実施形態では、処理ロジック32は、例えば、ユーザ設定72に基づき、即ち音声データがスピーチであるか音楽データであるか、又は音声データが音声番組の「本質的」な部分であるか「非本質的」な部分であるかに基づき、バッファ型再生速度を決定するように構成された再生速度管理ロジック70を備えている。更に、以下に述べる例のために、通常の再生速度は、「1X再生」と称され、そして高い再生速度は、通常の再生速度の倍数又は係数として表される。例えば、通常の速度の2倍である高い再生速度は、「2X再生」と称され、等々である。
一実施形態において、音声データがスピーチであるか音楽データであるかに基づき、再生速度管理ロジック70により、バッファ型再生に、異なる高い再生速度が適用される。明らかなように、音楽の審美的な性質のために、音楽が再生される速度をあまりに変化させると、音楽データの審美的クオリティが減じられる。従って、バッファ型音楽再生に少なくとも受け容れられる量の明瞭さ及び審美的クオリティを保存するために、再生速度管理ロジック70は、ある実施形態において、高い再生速度を通常の速度から5ないし10%の増加(例えば、1.05Xから1.10X)に制限する。しかしながら、音楽のより速い再生が審美的に受け容れられるかどうかのユーザ自身の主観的認識に基づき、より高い再生速度を選択できることも理解されたい。しかしながら、スピーチデータは、一般的に、音楽の同じ審美的クオリティに欠けるものであり、それ故、ユーザが聴くときに受け容れられる量の明瞭さを保持しながら、2X又は3Xまでのより高い再生速度を許容することができる。更に、処理ロジックは、(例えば、通常速度で再生すべき場合に)音声データの元のピッチに一致させるために加速音声データのピッチを調整するピッチ調整ロジック68も備えている。明らかなように、ピッチ調整ロジック68は、ピッチ調整を行うとき、1つ以上の時間伸張技術及び/又はアルゴリズムを実施する。
以上の点を銘記して、バッファ型音声再生がスピーチデータを構成するか音楽データを構成するかの決定は、ユーザ設定72によって指定されることが明らかであろう。例えば、音声データ82のバッファ型再生を開始するときには、音声データ82がスピーチベースであるか音楽ベースであるかを知っているユーザは、ユーザ設定72に適当な高い再生速度を指定する。加えて、再生速度管理ロジック70は、それに対応する放送メタデータ情報58を分析するか又は放送信号62に対して周波数分析を遂行して、それがスピーチ状の特性を示すか音楽状の特性を示すか決定することにより、バッファ型音声再生のジャンルを決定することができる。
又、再生速度管理ロジック70は、バッファされた音声番組の本質的部分と非本質的部分との間を区別することにより変化する再生速度を使用するようにも構成される。明らかなように、音声番組の「非本質的」部分は、音声番組に直接関係がなく且つ番組全体を観賞するために必ずしも聴く必要のない部分を指し、そして音声番組の「本質的」部分は、一般的に、「非本質的」部分以外の全部である。例えば、音声番組の非本質的部分は、番組の本質的部分間の中断中(例えば、歌と歌と間、幕間中、等)の商業広告或いはDJ雑談又は冗談を含む。
一実施形態において、バッファされたデータ82の本質的部分及び非本質的部分の決定は、コマーシャルのような非本質的セグメントを識別するデータを含む関連メタデータ情報58に基づく。更に、放送の非本質的部分は、一般的に、音声番組56の聴取者観賞又は楽しみに貢献しないので、そのような非本質的部分のバッファ型再生は、明瞭さを低減する速度(例えば、2.5X、3X、4X、又はそれ以上)で再生することができる。更に、別の実施形態では、再生速度管理ロジック70は、音声番組56の非本質的部分をバッファ型再生から省くように構成されてもよい。その後、デコードされ解凍されたデータ86がメモリキャッシュ68にバッファされる。図3には示されていないが、当業者であれば、ある実施形態は、デコードされたデータ86を、音声出力装置34へ出力する前にアナログ信号へ変換するためのデジタル/アナログ変換回路も含むことが明らかであろう。
上述したように、バッファ型再生中に高い速度が使用される実施形態では、バッファされた音声データは、最終的に生放送に同期する(例えば、それを捕える)。例えば、バッファ型再生中に、音声放送処理ロジック32は、生放送ストリームを分析し続け、そしてバッファ型再生が生のストリームを捕えたことが検出されると、生のストリーム(例えば、放送データ62)をバッファすることが停止される。明らかなように、これは、バッファされたデータをエンコード、圧縮、暗号化及び/又は記憶するのに必要な処理サイクルを減少し、それにより、全体的な電力消費を下げ、バッテリ寿命を延長することができる。更に、バッファされたデータ及び生のデータの同期、並びにそのような技術の電力の関わりを示す種々の例を、図4−8を参照して以下に説明する。
図4は、通常速度での生放送100のバッファ型再生102を示すグラフィック予定表である。図示したように、生放送100は、時間t0から時間t75まで放送される75分の音声番組であり、装置10は、時間t0で始めて生放送100をバッファし始めるように構成される。ユーザが時間t20(例えば、生放送に対して20分)まで放送100を同調できないと仮定すれば、ユーザは、時間t20にバッファ型再生102を開始することにより生放送100を全体的に聴くことができる。この例に示すように、バッファ型再生102は、通常速度(1X)で生じる。バッファ型再生102が行われるときには、処理ロジック32は、バッファされたデータ102の早期サンプルをデコードしながら、現在生放送ストリーム100をエンコードし続ける。例えば、時間t20とt40との間では、時間t0からt20までの生放送100の以前にバッファされた部分を再生(例えば、デコード)しながら、時間t20から時間t40まで放送された生放送100の部分をバッファ(例えば、エンコード)する。従って、このシナリオでは、バッファ型再生102と生放送100とが20分だけ時間シフトされ、放送100全体のバッファ型再生102が時間t20から時間t95まで(75分間)行われる。
図4に示すグラフィック予定表は、生放送100のバッファ中及び通常速度(1X)でのバッファされたデータ102の再生中に装置10により使用される電力を示す電力予定表104も示している。以下のテーブルを参照すれば、種々の装置動作事象に対応する電力消費は、分当たりの単位で電力消費を各々表す変数X、Y及びZにより示される。
Figure 2013502170
テーブル1:電力消費値(単位/分)
テーブル1に示すように、(例えば、音声出力装置34への)音声データの出力は、生の音声であるかバッファされた音声であるかに関わらず、X単位/分を消費する。更に、音声データのバッファリング(例えば、エンコーディング、圧縮、暗号化、及び/又はメモリへの記憶)は、Y単位/分を消費し、そして音声データの再生(例えば、デコーディング、解凍、解読、及び/又はメモリからの読み取り)は、Z単位/分を消費する。
厳密な値は、具現化ごとに変化するが、バッファリング(Y)は、一般的に、再生(Z)及び出力(X)の両方より電力を消費し、一方、再生(Z)は、一般的に、出力(X)より電力を消費する。従って、ここに示す実施形態では、これらの値は、Y>Z>Xという関係で表される。更に、以下の例は、「合計電力消費」を参照するが、「合計」という語は、前記テーブル1に関する装置動作事象に適用され、そして必ずしも、他の形式の非音声再生関連の装置動作事象、例えば、ディスプレイ装置、ネットワーク装置を付勢し、電話コールを発信し、等に使用される電力を考慮するものではないことを理解されたい。
これらの点を銘記し、図4の電力予定表104を参照すれば、時間t0から時間t20まで、装置10は、生放送100をバッファリングするだけであり、従って、このインターバル中には、Y単位/分を消費し、これは、20Y単位として表される。時間t20とt75との間に、装置10は、生放送100をバッファリングし、バッファされたデータ102を再生し、そしてバッファされたデータ102を出力する。従って、装置10は、t20からt75までの55分のインターバル中にX+Y+Z単位/分を消費し、これは、55X+55Y+55Z単位として表される。最終的に、時間t75から時間t95までに、装置10は、もはや生放送100をバッファリングせず、これは、時間t75で終わるが、バッファされたデータ102を再生及び出力し続ける。従って、この20分のインターバル中に、装置10は、X+Z単位/分を消費し、これは、20X+20Z単位として表される。従って、これらの電力使用値に基づき、通常速度で全放送100をバッファし及び再生したときの合計消費電力は、75X+75Y+75Zとして表される。以下に示すように、この電力消費値は、以下に述べる同期技術に基づきバッファ型再生の速度を上げることで減少することができる。
図5は、図4からの同じ生放送100を示すが、1.5Xという高い再生速度を使用して生放送100のバッファ型再生(参照番号108)を示すグラフィック予定表である。この場合も、ユーザは、時間t20にバッファ型再生を開始すると仮定すれば、装置10は、時間t20に(時間t0に対応する)生放送の開始のバッファ型再生をスタートするが、通常速度に対して1.5Xの再生速度である。換言すれば、リアルタイムの各分が経過するたびに、バッファされた音声の1.5分が再生される。図5に示すように、1.5Xの再生速度に基づいて、バッファ型再生108は、時間t60に生放送100に同期し又はそれを捕える。バッファ型再生108及び生放送が同期されると、装置10は、バッファリングをディスエイブルし、そして受信した生のストリーム100を単に出力する。
電力の予定表110は、1.5Xの高い再生速度を使用するときの電力消費の減少を示している。例えば、時間t0から時間t20に、装置10は、生放送100をバッファリングするだけであり、従って、このインターバル中には、Y単位/分を消費し、これは、20Y単位として表される。時間t20とt60との間に、装置10は、生放送100をバッファリングすると共に、バッファされたデータ102を、1.5Xの高い再生速度で再生し出力する。従って、装置10は、時間t20からt60までの40分のインターバル中にX+Y+Z単位/分を消費し、これは、40X+40Y+40Z単位として表される。最終的に、時間t60から時間t75まで、装置10は、もはやバッファリングは行わず、生放送100の出力だけを行う。従って、この15分インターバルの電力消費は、15X単位として表される。従って、1.5Xのバッファ型再生速度を使用するときに消費される合計電力は、55X+60Y+40Z単位として表され、これは、通常速度での生放送100のバッファ型再生(図4)と比較したときに、20X+15Y+35Z単位だけ電力消費を減少する。明らかなように、電力消費の節約は、合計バッファリング時間(例えば、エンコーディング、圧縮、暗号化、等)及び/又は合計バッファ型再生時間(例えば、デコーディング、解凍、解読、等)を短縮した結果である。例えば、図4に示す通常のバッファ型再生と比較すると、図5の合計バッファリング時間は、75分から60分短縮され、そして合計バッファ型再生時間は、75分から40分短縮された。
更に、ある実施形態において、ユーザは、同期が生じた後でも、生放送100をバッファし続けるというオプションもある。例えば、これは、後で再生するために装置10に生放送100の全コピーを保持したいときに望まれる。この後者のシナリオでは、時間t60から時間t75までに消費される電力がX+Y単位/分となり(連続バッファリングを反映するため)、15X+15Y単位で表され、そしてバッファされたデータ108及び生データ100の再生に消費される電力は、55X+75Y+40Z単位として計算され、これは、通常速度での生放送100のバッファ型再生(図4)と比較したときに20X+35ZX単位の節約となる。従って、同期の後にバッファリングを続けるときに節約される合計電力は、同期後にバッファリングがオフにされるバッファ型再生シナリオ108の場合ほど大きくないが、図4に示す通常(1X)のバッファ型再生に比較すると、合計電力使用量が依然少ない。
説明を続ける前に、この図における1.5Xのバッファ型再生速度の使用は、装置10により使用される高いバッファ型再生速度の一例を示す過ぎないことを理解されたい。実際に、上述したように、種々の他のファクタ又は設定、例えば、音声データのジャンル(例えば、スピーチ対音楽)又はユーザ構成設定72に基づき、異なる高い再生速度を適用することもできる(例えば、2X、2.5X、3X、3.5X、4X、5X、等)。明らかなように、より速いバッファ型再生速度は、装置10が、より短い時間に、生放送100と同期して、電力消費を更に減少できるようにする。しかしながら、音声データの審美性に基づいて、ユーザは、再生速度を上げることと、バッファされた音声データに許容量の明瞭さを保存することとの主観的なバランスをとることを希望し、従って、常に、使用可能な最大再生速度の選択を望めるのではない。例えば、上述したように、音楽再生速度の約5ないし10%の上昇が一般的に受け容れられるが、スピーチ再生では100%(2X)の上昇が一般的に受け容れられる。加えて、高い再生速度を使用するバッファ型再生は、生放送中に生のストリームを捕えることができなくても、合計バッファ型再生時間の短縮(例えば、デコーディング、解凍、解読、等の減少)により少なくともある程度の電力が依然節約される。
図5に示すようにバッファ型再生108を生放送100と同期するプロセスは、本開示の態様による方法118を示すフローチャートである図6を参照して更に説明する。例えば、この方法118は、図3を参照して上述した音声放送処理ロジック32により実施される。この方法118は、最初、ステップ120で始まり、電子装置10は、第1時間に生の音声放送をバッファリングし始める。例えば、図5に示すように、受信器30により生放送100を受信する電子装置10は、スケジュールされた放送時間t0のスタート時に生の音声放送100をバッファリングし始める。
次いで、方法100は、(第1時間に続く)第2時間を表すステップ122へと続き、高い再生速度を使用して、バッファされた音声データの再生を開始する。例えば、ステップ122は、1.5Xの再生速度を使用する図5に示す時間t20におけるバッファ型再生108のスタートに対応する。ここには特に示さないが、バッファ型再生を音声データの元のピッチ(例えば、通常速度1Xにおける)と一致させるために(例えば、ピッチ調整ロジック68を経て)バッファ型再生にピッチ調整が適用されてもよいことが明らかである。次いで、方法100は、バッファ型再生が生放送に同期したか又はそれを捕えたかの決定がなされる判断ブロック124へ続く。図5を再び参照すれば、バッファ型再生108及び生放送100の同期は、1.5Xの再生速度を使用したときに時間t60において生じる。従って、バッファ型再生及び生のストリームが同期しないと決定される場合には(時間t60以前)、判断ブロック124は、バッファ型再生が高い再生速度で続けられるステップ126へと分岐する。方法118は、ステップ126から、判断ブロック124へ戻る。
判断ブロック124において、バッファ型再生及び生のストリームが同期した(例えば、時間t60に)と決定される場合には、方法118は、装置10が、バッファされたデータを再生することから、生放送を出力する(例えば、音声出力装置34を経て)ことへ切り換える一方、データのバッファリングを停止するステップ128へと続く。上述したように、これは、装置10の全体的な電力消費を減少する。或いは又、ユーザは、同期が生じた後も、生放送のバッファリングを続けるよう選択してもよい。例えば、別のステップ130により示されるこのオプションは、ユーザが後で再生するために生放送の完全なバッファコピーを保持したい場合に選択される。
上述したように、ここに開示する高いバッファ型再生技術を使用するときの電力消費は、バッファされた音声データ内の非本質的部分を識別し、そしてその非本質的部分を更に高い再生速度(例えば、バッファされた音声データの本質的部分に対する高い再生速度に比して)で再生するか、又はその非本質的部分をバッファ型再生から省くことにより、更に減少される。例えば、図7を参照すれば、(1)本質的部分に対して1.5Xの第1の高い再生速度をそして非本質的部分に対して2.5Xの第2の高い再生速度を使用する生放送100のバッファ型再生136、及び(2)非本質的部分を省く生放送100のバッファ型再生142を示すグラフィック予定表が、ここに述べる技術の実施形態により示されている。
時間t0で始まり、装置10は、時間t15から時間t20まで(参照番号132で示す)及び時間t35からt40まで(参照番号134で示す)非本質的部分を含む生放送100のバッファリングをスタートする。この場合も、ユーザが時間t20にバッファ型再生を開始すると仮定すれば、装置10は、1.5Xの高い再生速度を使用して、時間t20に、(時間t0に対応する)生放送の開始のバッファ型再生136をスタートする。上述したように、この再生速度では、バッファ型再生の各分は、バッファされたデータの1.5分に対応する。従って、生放送の最初の15分(時間t0からt15)は、バッファ型再生136で示されたように、10分(時間t20からt30)で再生される。
次いで、非本質的部分132(時間t15からt20)に対応するバッファされたデータが、2.5Xの高い速度で再生されるので、この時間中のバッファ型再生の各分は、2.5分の非本質的データに対応する。例えば、バッファ型再生136で示すように、非本質的部分132は、2.5Xの再生速度を使用して2分(時間t30からt32)で再生される。バッファ型再生136は、次いで、1.5Xの再生速度に戻り、これは、生放送100の本質的部分の次の15分(時間t20からt35)を次の10分(時間t32からt42)で再生するのに使用される。その後に、非本質的部分134(生放送100の時間t35からt40)が、2.5Xの更に高い速度で再生され、非本質的部分134のバッファ型再生が2分(時間t42からt44)で再生される。バッファ型再生136は、次いで、1.5Xの速度に戻り、そして時間t52に、生放送100を捕えそしてそれに同期し、この時点で、バッファリングがオフに切り換えられる。
明らかなように、1.5Xの一定のバッファ型再生速度を使用する図5のバッファ型再生に比して、非本質的部分(132及び134)に対してより速い2.5Xの速度を使用すると、バッファ型再生136と生放送100との同期が8分早くなり、付加的な電力節約を与える。例えば、電力予定表140を参照すれば、時間t0から時間t20までは、生放送100をバッファリングするのに20Y単位の電力が消費される。時間t20から時間t52までは、生放送100をバッファリングすると共に、バッファされたデータを再生し出力するのに、32X+32Y+32Z単位の電力が消費される。次いで、時間t52に同期が生じるので、ユーザは、生放送のバッファリングを停止し、そして生のストリームを単に聴くだけである。従って、時間t52からt75(放送の終わり)までは、生のストリームを出力するのに23X単位の電力が消費される。従って、1.5X及び2.5Xの再生速度を組み合わせて使用するときの合計電力消費は、55X+52Y+32Z単位として表される。従って、図4の通常のバッファ型再生に比して、図7のバッファ型再生136は、20X+23Y+43Zの電力使用量減少を与え、これは、図5の一定の1.5Xバッファ型再生(108)に比しても、8Y+8Z単位だけ低い電力消費量である。
又、図7は、参照番号142で示されたバッファ型再生が非本質的部分132及び134のバッファ型再生を省く実施形態も示している。例えば、バッファ型再生データが非本質的と識別されるときに(例えば、メタデータ情報又は信号分析を経て)、バッファ型再生142は、本質的な再生データの次のセグメントまで時間的に前方にスキップする。従って、ここに示すように、非本質的部分132及び134の各々に対して2分のバッファ型再生を省くことで、同期は、時間t48において4分早く生じる。対応する電力予定表144に示すように、時間t0から時間t20までは、生放送100をバッファリングするのに20Y単位の電力が消費される。時間t20から時間t48までは、生放送100をバッファリングし、そしてそのバッファされたデータ142を再生し出力するのに、28X+28Y+28Z単位の電力が消費される。同期時間t48から時間t75における生放送100の終わりまで、生のストリームを出力するのに27X単位の電力が消費される。従って、非本質的部分132及び134のバッファ型再生を省くときの合計電力消費は、55X+48Y+28Z単位として表され、これは、バッファ型再生136と比較したときに、4Y+4Z単位だけ電力消費が更に減少されている。
図8へ続くと、本開示の態様により図7のバッファ型再生技術を更に別に示す方法150のフローチャートが示されている。方法150は、最初に、ステップ152で始まり、電子装置10は、生放送100のスタート(時間t0)に対応する第1時間に生の音声放送のバッファリングを開始する。次いで、第1時間に続く第2時間(例えば、時間t20)に生じるステップ154において、バッファされた音声データが、装置10で再生するために、記憶装置20から検索される。その検索されたバッファされた音声データは、判断ブロック156で分析されて、それが生放送100の本質的部分か非本質的部分か決定する。検索されたバッファされた音声データが、放送の本質的部分であると決定された場合には、方法150は、ステップ158へ続き、バッファされた音声データが第1の高い速度(例えば、1.5X)で再生される。この場合も、ステップ158は、バッファ型再生を音声データの元のピッチ(例えば、通常速度1Xにおける)と一致させるために(ピッチ調整ロジック68による)ピッチ調整を含んでもよいことに注意されたい。検索されたバッファされた音声データが判断ブロック156において非本質的であると決定された場合には、方法150は、バッファされた音声データが第1の速度より高い第2の高い速度(例えば、2.5X)で再生されるステップ160へ続くか、又は非本質的データがバッファ型再生から省かれる別のステップ162へ続く。
次いで、判断ブロック164において、バッファ型再生が生放送に同期したか又はそれを捕えたかについて判断がなされる。同期が生じない場合には、バッファ型再生が、ステップ66で示すように、続く。ステップ166に続いて、方法150は、バッファされた音声データを更に評価するために判断ブロック156へ戻る。判断ブロック164において、バッファ型再生と生のストリームが同期したと決定される場合には、方法150は、ステップ168へ続き、バッファリングが停止すると共に、装置10が生のストリームを再生する。或いは又、上述したように、ユーザは、同期が生じた後も、生放送のバッファリングを続けること望んでもよい。このオプションは、別のステップ170で示され、ユーザが後で再生するために生放送の完全なバッファコピーを保持したい場合に選択される。
上述したように、音声データのバッファ型再生に少なくとも部分的に影響し得る種々のユーザ設定72(図3)は、ユーザにより電子装置10において構成される。例えば、図9を参照して、本開示の態様により音声放送データのバッファ型再生に関するユーザ設定72を構成するための規範的ユーザインターフェイス技術を説明する。明らかなように、図示されたスクリーン画像は、GUI45により発生され、装置38のディスプレイ28に表示される。例えば、これらのスクリーン画像は、例えば、入力構造体14を経て、又はタッチスクリーンインターフェイスにより、ユーザが装置38と対話するときに、発生される。
更に、GUI45は、ユーザによりなされる入力及び選択に基づいて、アイコン(例えば、46)及びグラフィックエレメントを含む種々のスクリーンを表示することを理解されたい。これらのエレメントは、ディスプレイ28からユーザにより選択されるグラフィック及びバーチャルエレメント又は「ボタン」を表す。従って、以下のスクリーン画像の説明に使用される「ボタン」「バーチャルボタン」「グラフィックボタン」「グラフィックエレメント」等の用語は、ディスプレイ28上に与えられるグラフィックエレメントにより表されるボタン又はアイコンのグラフィック表現を指すことを理解されたい。更に、図面に示して説明する機能は、種々様々なグラフィックエレメント及びバーチャルスキームを使用して達成されることも理解されたい。それ故、ここに示す実施形態は、ここに述べる厳密なユーザインターフェイスの慣習に制限されるものではない。むしろ、付加的な実施形態は、種々様々なユーザインターフェイスの形式を含む。
最初に図9に示すように、GUI45のホームスクリーン42から始めて、ユーザは、グラフィックボタン48を選択することによりメディアプレーヤアプリケーションを開始する。例えば、メディアプレーヤアプリケーションは、アップル社から入手できるiPod Touch(登録商標)又はiPhone(登録商標)のモデルにおいて実行されるiTune(登録商標)又はiPod(登録商標)アプリケーションである。グラフィックボタン48を選択すると、ユーザは、メディアプレーヤアプリケーションのホームスクリーン180へナビゲートされ、これは、装置10に記憶された種々のプレイリスト184を示すリスト182を最初に表示する。又、スクリーン180は、特定の機能に各々対応するグラフィックボタン186、188、190、192及び194も含む。例えば、ユーザがスクリーンから離れるようにナビゲートする場合に、グラフィックボタン186を選択すると、ユーザがスクリーン180に戻される。グラフィックボタン188は、装置38に記憶されたメディアファイルをアーチストの名前で編成し表示するが、グラフィックボタン190は、装置38に記憶されたメディアファイルをアルファベット順に分類し表示する。加えて、グラフィックボタン192は、ラジオ放送信号を受信してバッファするように構成されたラジオチューナアプリケーションを表す。最後に、グラフィックボタン194は、装置38の機能及び/又はメディアプレーヤアプリケーション48を更にカスタマイズするように構成された付加的なオプションのリストをユーザに与える。
図示されたように、グラフィックボタン192を選択すると、ユーザを、ラジオアプリケーションを表示するスクリーン196へ進める。スクリーン196は、ユーザが、AM、FM、又は衛星ベースの放送のような特定の放送ソースを選択するのに使用できるグラフィックエレメント198を含む。スクリーン196は、更に、現在ラジオ局204及び同調エレメント206を表示するバーチャル表示エレメント200を含む。同調エレメント208を操作することで、ユーザは、装置38が音声放送を受信している現在局204を切り換えることができる。
スクリーン196は、種々のユーザ設定72の構成も行うことができる。例えば、音声放送データのバッファリングは、グラフィックスイッチ208を経て構成される。この図に示されたように、グラフィックスイッチ208は、現在、「ON」位置にあり、バッファリングが現在イネーブルされることを指示している。又、スクリーン196は、メニューオプション210も含み、これは、バッファリングオプションを更に構成するための別のスクリーン(スクリーン220)へユーザをナビゲートすることができる。更に、スクリーン196は、バッファされる番組のリストを表示する。例えば、現在表示されたスクリーン196は、参照番号212により示された音声放送番組「トークショー(Talk Show)」が、状態インジケータ214で示されたように現在バッファリングされていることを示す。バッファされた「トークショー」番組の再生を開始するために、ユーザは、グラフィックボタン216を選択すればよい。
メニューオプション210を選択することにより、ユーザは、種々の構成可能なバッファ型再生オプションを表示するスクリーン220へ進む。例えば、スクリーン220は、音楽データ、スピーチデータ及び非本質的データのバッファ型再生の速度を各々構成するように操作されるグラフィックスケール222、224及び226を含む。例えば、バッファされた音楽の再生速度を構成するために、ユーザは、グラフィックエレメント228をスケール222に沿って適切な位置へもっていくことができる。ここに示す実施形態では、バッファ型再生の速度は、グラフィックエレメント228をスケール222の右側へスライドさせることにより上げられ、そしてグラフィックエレメント228をスケール222の左側へスライドさせることにより下げられる。このスクリーン220に示されたように、ユーザは、音楽に対するバッファ型再生の速度を、通常の速度(1X)より約6%(1.06X)高く構成している。又、ユーザは、スピーチ音声データ及び非本質的音声データに対するバッファ型再生の速度を、各々、グラフィックエレメント230をスケール224に沿って及びグラフィックエレメント232をスケール226に沿って位置付けることにより、同様に構成することができる。例えば、ここに示す構成において、スピーチデータに対するバッファ型再生の速度は、約1.5Xにセットされ、そして非本質的データに対するバッファ型再生の速度は、約2.5Xにセットされる。
更に、スクリーン220は、バッファ型再生が生放送と同期されたときにユーザがバッファリングをディスエイブルすべきかどうか構成するグラフィックスイッチ234と、ユーザが非本質的音声データをバッファ型再生から省くべきかどうか構成するグラフィックスイッチ236も備えている。図示されたように、グラフィックスイッチ234は、「ON」位置にあり、そしてグラフィックスイッチ236は、「OFF」位置にある。従って、この構成に基づくと、同期が生じたときに、バッファリングが停止し、非本質的データは、バッファ型再生から省かれないが、グラフィックエレメント226及び232により指定された高い速度(2.5X)で再生が行われる。更に、この実施形態には示されないが、スクリーン220は、(ピッチ調整ロジック68により)ピッチ調整を構成するためのグラフィックエレメントも含む。望ましい設定が選択されると、ユーザは、グラフィックボタン238を選択して、スクリーン196へ戻る。ユーザは、次いで、グラフィックボタン216を選択し、選択された設定を使用して、音声番組212のバッファ型再生を開始することができる。
明らかなように、音声放送データのバッファ型再生に関連した前記の種々の技術は、一例に過ぎない。従って、本開示は、上述した例のみに限定されると解釈してはならないことを理解されたい。実際に、上述したバッファ型音声再生技術の多数の変更が存在する。更に、上述した技術は、適当な仕方で具現化できることが明らかである。例えば、本発明技術の種々の態様を具現化するように構成された図3の音声放送処理ロジック32は、ハードウェア(例えば、適当に構成された回路)、ソフトウェア(例えば、1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶された実行可能なコードを含むコンピュータプログラム)、或いはハードウェアエレメント及びソフトウェアエレメントの両方の組み合わせを使用して具現化される。
以上に述べた特定の実施形態は、一例に過ぎず、又、それらの実施形態は、種々の変形や別の形態を受け易いことを理解されたい。更に、特許請求の範囲は、ここに開示した特定の形態に限定されず、本開示の精神及び範囲内に入るあらゆる変形、等効物、及び代替え物を網羅することを理解されたい。
10:電子装置
12:I/Oポート
14:入力構造体
16:プロセッサ
18:メモリ
20:記憶装置
22:拡張カード
24:ネットワーク装置
26:電源
28:ディスプレイ
30:音声放送受信器
32:音声放送処理ロジック
34:音声出力装置
58:放送メタデータ
64:メモリキャッシュ
66:エンコード/デコードロジック
68:ピッチ調整ロジック
70:再生速度管理ロジック
72:ユーザ設定
76:暗号/解読ロジック
100:生放送
102:バッファ型再生

Claims (30)

  1. 第1時間に電子装置によって受信された生の音声放送のバッファリングを開始する段階と、
    前記第1時間に続き前記生の音声放送中に生じる第2時間に高い再生速度を使用して前記電子装置において前記生の音声放送のバッファ型再生を開始する段階であって、前記高い再生速度は、前記生の音声放送の通常の再生速度に対してより速いものである段階と、
    前記バッファ型再生が前記生の音声放送と同期されたかどうか決定する段階と、
    前記バッファ型再生が前記生の音声放送と同期された場合には、前記第2時間の後に生じる第3時間に前記生の音声放送のバッファリングを終了させ、そして前記第3時間に始めて前記生の音声放送の残り部分を出力する段階と、
    を備えた方法。
  2. 前記生の音声放送の前記バッファリングは、
    コードを使用して生の音声放送データをエンコードすること、及び
    そのエンコードされた生の音声放送データを記憶装置に記憶すること、
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記生の音声放送データをエンコードすることは、圧縮ビットレートを使用して前記生の音声放送データを圧縮することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記生の音声放送の前記バッファリングは、前記エンコードされた生の音声放送データを記憶装置に記憶する前に前記エンコードされた生の音声放送データを暗号化することを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記生の音声放送データをエンコードすることは、
    前記生の音声放送データがスピーチデータを含むか音楽データを含むか決定すること、
    前記生の音声放送データが主としてスピーチデータを含む場合には、スピーチコーデックを使用して前記生の音声放送データをエンコードすること、及び
    前記生の音声放送データが主として音楽データを含む場合には、音楽コーデックを使用して前記生の音声放送データをエンコードすること、
    を含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記高い再生速度を使用することは、
    前記生の音声放送データが主として音楽データを含む場合には、前記生の音声放送の通常の再生速度の約1.05ないし1.1倍の再生速度を使用すること、及び
    前記生の音声放送が主としてスピーチデータを含む場合には、前記生の音声放送の通常の再生速度の約1.25ないし2.0倍の再生速度を使用すること、
    を含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記生の音声放送データがスピーチデータを含むか音楽データを含むか決定することは、前記生の音声放送に関連したメタデータ情報を分析すること、又は前記生の音声放送データの周波数分析を行うこと、或いはその組み合わせを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記音楽コーデックは、アドバンストオーディオコーディング(ACC)コーデック、アップルロスレスオーディオコーデック、MP3コーデック、又はその組み合わせを含み、そしてスピーチコーデックは、アダプティブマルチレートコーデック、バリアブルマルチレートコーデック、又はその組み合わせを含む、請求項5に記載の方法。
  9. バッファ型再生が生の音声放送と同期された場合でも生の音声放送のバッファリングを続けるオプションを電子装置のユーザに与える段階と、
    そのオプションが選択された場合に前記第3時間に続いて生の音声放送をバッファし続ける段階と、
    を更に備えた請求項1に記載の方法。
  10. 電子装置により受信された生の音声放送のバッファリングを開始する段階と、
    前記バッファリングの開始に続いて電子装置上で生の音声放送のバッファ型再生を開始する段階であって、
    再生すべき生の音声放送の一部分を選択すること、
    前記生の音声放送の前記選択された部分が前記生の音声放送の本質的な部分か非本質的な部分か決定すること、
    前記生の音声放送の前記選択された部分が本質的な部分である場合には、前記生の音声放送の通常の再生速度に対してより速い第1の高い再生速度を使用して、前記選択された部分を再生すること、及び
    前記生の音声放送の前記選択された部分が非本質的部分である場合には、前記第1の高い再生速度より速い第2の高い再生速度を使用して、前記選択された部分を再生すること、
    を含むようなバッファ型再生を開始する段階と、
    前記バッファ型再生が、前記生の音声放送の終了前に、前記生の音声放送と同期する場合には、前記生の音声放送のバッファリングを停止して、前記生の音声放送の残り部分を出力する段階と、
    を備えた方法。
  11. 前記第1の高い再生速度は、通常の再生速度の約1.05ないし2倍である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の高い再生速度を使用する非本質的部分のバッファ型再生は、電子装置のユーザにより実質的に分かり難いと感じられるものである、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2の高い再生速度は、少なくとも前記通常の再生速度の2倍より高い、請求項10に記載の方法。
  14. 前記非本質的部分は、商業広告又はDJスピーチ或いはその組み合わせを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記通常の再生速度で再生される場合の本質的部分のピッチにほぼ一致させるように、前記第1の高い再生速度での本質的部分のバッファ型再生のピッチを調整する段階を更に備えた、請求項10に記載の方法。
  16. 前記生の音声放送の前記選択された部分が本質的な部分か非本質的な部分か決定することは、前記生の音声放送に関連したメタデータ情報を分析することを含み、前記メタデータ情報は、ラジオデータシステム(RDS)信号、振幅変調シグナリングシステム(AMSS)信号、番組関連データ(PAD)信号、又は番組サービスデータ(PSD)信号、或いはその何らかの組み合わせによって与えられる、請求項10に記載の方法。
  17. 生の音声放送を受信するように構成された音声放送受信器と、
    音声データを出力するように構成された音声出力装置と、
    データを記憶するように構成された記憶装置と、
    第1時間に生の音声放送をバッファし、そしてその第1時間に続く第2時間にそのバッファされた生の音声放送データを再生するように構成された処理ロジックであって、
    前記バッファ中にコーデックを使用して生の音声放送データをエンコードし、そして再生中にそのコーデックを使用して生の音声放送データデコードするように構成されたエンコード/デコードロジック、及び
    前記音声出力装置を使用して前記バッファされた生の音声放送データを出力することにより、生の音声放送の通常の再生速度より速い第1の高い再生速度で前記バッファされた生の音声放送データを再生するように構成された再生速度管理ロジック、
    を含む処理ロジックと、
    を備え、前記処理ロジックは、前記第2時間に続く第3時間に前記バッファ型再生が生の音声放送と同期されたことが検出された際に前記生の音声放送をバッファすることを停止し、そして前記第3時間で始めて前記音声出力装置を使用して前記生の音声放送を出力するように構成された、電子装置。
  18. 前記処理ロジックは、第1の高い再生速度を使用する前記バッファ型再生中に前記バッファされた生の音声放送のピッチを調整して、前記バッファされた生の音声放送のその調整されたピッチが、通常の再生速度で再生されたときの生の音声放送のピッチとほぼ一致するようにする、請求項17に記載の電子装置。
  19. 前記ピッチ調整ロジックは、時間伸張アルゴリズムを使用して前記バッファされた生の音声放送のピッチを調整するように構成される、請求項18に記載の電子装置。
  20. 前記処理ロジックは、前記生の音声放送の選択された部分が前記生の音声放送の本質的部分であるか非本質的部分であるか決定するように構成され、前記再生速度管理ロジックは、第1の高い再生速度を使用して前記生の音声放送の本質的部分を再生すると共に、前記第1の高い再生速度より速い第2の高い再生速度を使用して前記生の音声放送の非本質的部分を再生するように構成される、請求項17に記載の電子装置。
  21. 前記第1の高い再生速度は、通常の再生速度の約1.05ないし2倍であり、前記第2の高い再生速度は、通常の再生速度の2倍より高い、請求項20に記載の電子装置。
  22. ディスプレイ装置を更に備え、前記第1の高い再生速度及び第2の高い再生速度は、前記ディスプレイ装置を使用する電子装置上に表示可能なグラフィックユーザインターフェイスを通してアクセスできる構成スクリーンを使用して電子装置のユーザにより選択できる、請求項21に記載の電子装置。
  23. 前記構成スクリーンは、電子装置で実行するように構成されたメディアプレーヤアプリケーションの一部分である、請求項22に記載の電子装置。
  24. 前記構成スクリーンは、前記第3時間に同期の検出に続いて生の音声放送をバッファし続けるというオプションを表示する、請求項21に記載の電子装置。
  25. 前記記憶装置に記憶される前に前記バッファされた生の音声放送データを暗号化し、そしてバッファ型再生中に前記バッファされた生の音声放送データを解読するように構成された暗号化ロジックを更に備えた、請求項17に記載の電子装置。
  26. 前記暗号化ロジックは、アドバンスト暗号化規格(AES)フォーマット、又はデータ暗号化規格(DES)フォーマット、或いはその組み合わせを使用して、前記バッファされた生の音声放送データを暗号化するように構成される、請求項25に記載の電子装置。
  27. 前記音声出力装置は、前記電子装置に一体化された内部スピーカ、音声接続ポートを使用して前記電子装置に接続される外部スピーカ、又は音声接続ポートを使用して前記電子装置に接続されるヘッドセット、或いはその何らかの組み合わせを含む、請求項17に記載の電子装置。
  28. プロセッサによって実行するためのインストラクションがエンコードされた1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、前記インストラクションは、
    電子装置によって受信された生の音声放送を第1時間にバッファリングし始めるようにさせるコードと、
    前記電子装置上の前記バッファリングされた生の音声放送データを、前記第1時間に続いて前記生の音声放送中に生じる第2時間に、再生し始めるようにさせるコードと、
    を備え、前記バッファリングされた生の音声放送データを再生させる前記コードは、
    前記生の音声放送の選択された部分が前記生の音声放送の本質的部分であるか非本質的部分であるか決定するコード、
    前記選択された部分が前記生の音声放送の本質的部分であると決定された場合は高い再生速度を使用して前記生の音声放送の前記選択された部分を再生させるコード、及び
    前記選択された部分が前記生の音声放送の非本質的部分であると決定された場合には前記生の音声放送の前記選択された部分をバッファ型再生から省くようにさせるコード、
    を含むものである、1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  29. 前記生の音声放送の選択された部分が前記生の音声放送の本質的部分であるか非本質的部分であるか決定する前記コードは、前記生の音声放送に関連したメタデータ情報を分析するコードを含む、請求項28に記載の1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  30. バッファ型再生が前記生の音声放送と同期されたと検出された際に前記生の音声放送のバッファリングを停止するコードと、
    前記同期が検出された際に前記生の音声放送を出力させるコードと、
    を更に備えた、請求項28に記載の1つ以上の有形のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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