JP2013501911A - 改良されたワークピースキャリア - Google Patents

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Abstract

相互に係合する要素から組立てられる高温格子10の形の改良されたワークピースキャリアであって、コーム形の要素を含む炭素繊維強化炭素複合材ボードストリップから構成され、支持されるワークピースに関して不活性である少なくとも1つのワークピース支持(40)と同様に水平な格子を囲み、距離をおいて格子(30)の上にワークピース支持領域(50)提供するフレームを有し、前記少なくとも1つのワークピース支持(40)は少なくとも1つの要素の少なくとも1つの囲んでいる切抜き部分内で配置され、前記要素は、交互の配置において連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素、少なくとも1つの補助要素を含み、前記ワークピース支持(40)は、前記格子(30)の平面に平行に配置され、横方向に配置され、一方で横方向に配置された連続的な要素によってその端部でも構成された格子要素の多数の切抜き部分によってワークピース支持領域(50)の下で囲まれている格子の一体の部品であるロッド形の伸長部分の高温セラミックの単一部分の部品であり、囲まれた取り外し不可能なワークピース支持は格子内で浮くように一体化され、ワークピースキャリアは少なくとも1つの補助要素によって組立てられた位置において固定されていて、各々のコーム形の要素が少なくとも1つの補助孔を有し、補助要素は前記補助孔においてしっかりとぴったりと合って配置され、各々の補助要素は交互の配置で連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素の少なくとも1つの補助孔でさらにしっかりぴったりと合って配置される、ワークピースキャリア。
【選択図】図1

Description

本発明は、独立請求項1の前文による改良されたワークピースキャリアに関するものである。
さらに、本出願は、特許請求されたワークピースキャリアの製造の好都合な方法及び好都合な使用を開示する。
ワークピースキャリアは、ワークピースの熱処理のために使われる。金属ワークピースキャリアは、例えばドイツ特許第20 2006 008 712 U1号又は 38 79 454 T2号から公知であるように、高温で塑性変形する傾向がある。そのような理由で、可塑的に変形した形状がもはや、熱応力又は変形を誘発せずにワークピースの熱処理を可能にするように必要とされる精密なワークピース支持を提供することができないので、高温の用途で使用されるそのような金属ワークピースキャリアは、非常に短い使用サイクルの後に交換されなければならない。
金属の実施態様とは対照的に、本発明は炭素繊維強化炭素複合材の本体である。
一体となった炭素繊維強化炭素複合材の本体は、ドイツ特許第199 57 906 A1号から公知である。前記複合材の本体は、格子形状を有している予め形成された繊維の本体を提供することによって得られ、前記繊維は相互連結するバーの格子のような形状に配置され、熱分解可能な溶液に浸される。高温での炭化および/または黒鉛化により、提供された本体は、連続的な炭素複合材本体に変えられる。そのように得られた本体は、単一の結びのプロセスステップにより、少ない費用で得ることができるので、いわゆる「CFC」ボードストリップ格子から組立てられる本体と比較して好都合であると考えられる。炭素繊維強化炭素化合物に基づいた「CFC」は材料を指定する;単一のボードストリップは、必要とされた寸法にするために一連のプロセスステップで前記ボードストリップを機械加工することによって提供されなければならない。そのような一体となった格子の不都合は、格子のバーの1つの破砕において明らかになる:それは、交換することも修理することもできない。単一の破砕は、全部の格子の全損失につながる。したがって、一体となった本体は、製造においてより安価であるが、破砕を誘発する衝撃、推力、激しい上下動又は振動が一般的である領域において適用される場合にはずっと高価であることがわかる。
ワークピースキャリアは、例えば真空、不活性雰囲気又は反応性雰囲気におけるワークピースの熱処理、焼き戻し又は再焼結のために使われる。それぞれのワークピースキャリア内でのワークピースの位置決めの間、衝撃および/または振動一般に避けられない。公知の一体となった本体ワークピースキャリアからの逸脱は、したがって、多くの場合、炭素繊維強化の炭素合成材料(CFC)のボードストリップを相互に係合することによって提供される。本発明はCFCボードストリップを相互に係合して構成されるこれらのワークピースキャリアに関するものである。
必要な「CFC」ボードストリップは例えば、炭素繊維組成又は構造を後で得られるボード表面の必要な位置に配置することにより作成される。一般に公知の織物のプロセスによって、織物又は不織製品は、管、球体、漏斗等のような形状に成形され得る。得られた炭素繊維組成又は構造はそれから、樹脂、ピッチ又はタールなどの炭素前駆体化合物での繊維の浸漬を受け、炭素および/または黒鉛へ前記前駆体化合物の続いて起こる熱変換を受ける。ボードの表面に連続的に平行した位置に配置される炭素繊維および/または構造を有するそのような炭素繊維強化炭素複合材ボードは、負荷の下でさえも、摂氏2000度まで安定し、軽量であり、寸法的に安定している。したがって、担持されたワークピースが、そのような「CFC」ワークピースキャリアの熱膨張による変形の被害を受けず、前記単一の要素から組立てられるワークピースキャリアの単一の相互に係合している要素が破砕又は破壊された場合、前記壊れた又は破砕した要素は別々に交換され、かなり少ない費用で安価かつ連続的な使用を提供するので、前記ボードは、ワークピースキャリアの材料として機械的に特に適用可能である。
一般的な上記のワークピースキャリアのフレームは、相互に係合し、それぞれ配置されたコームのような要素の切抜き部分が挿入されるとぴったり合うような片側上の切抜き部分を有するCFCボードストリップから構成される。コームのような又はコーム形の要素の公知のそのような組合せは、力の及ぼされた負荷、すなわち重量を吸収して、相互に係合している要素の各部に変換する連続的な構造を提供する。
平面格子は前記要素により前記フレーム内で提供され、前記要素はCFCボードストリップ同様であり、対向するコーム形の要素の切抜き部分に適合する切抜き部分を相互に係合することで組立てられる。ワークピースの重量のための負荷力はしたがって、‐上記の前記負荷が横切って配置された要素により格子内で割り当てられるように、格子への変換によって均一に広がる。これは、構造全体に沿って面積的に、均一な力の変換につながる。
摂氏1100度以上である高温のそのようなワークピースキャリアでは、金属ワークピースは、支持/接触の領域に沿ってCFCボードの炭素とかなり化学反応するので、問題が発生する。摂氏1100度から摂氏2000度の温度範囲は、前記領域のそれぞれの温度に関して、高温又は高温領域に指定される。前記反応は、局所的に炭化物を作成する;最悪の場合、炭素は高温でワークピースに広まり、ワークピースの機械特性は、急激に劣化する。それにより、ワークピースの質がかなり低下され、最悪の場合スクラップにされてしまう。例えばタービン又はエンジンの構造に適用されるような、特に極めて堅い合金では、エネルギーを生み出すワークピースと同様に極めて高価なものが結局そのように破壊される。
支持用ディスク、垂直に調節可能な基部の柱又はワークピースキャリアとワークピースと間で完全に組立てられたラックとして配置される不活性セラミックのスペーサのようなワークピース支持は、この問題に対する公知の解決法である。「セラミック」という用語は、特にそれぞれ高温でそれぞれのワークピース材料との化学適合性に関して「不活性」である少なくとも1つの金属の、酸化物、炭化物、窒化物および/またはホウ化物の群から選択される少なくとも1つの合成物から主に構成されている高温で安定した合成物を指す。
支持が挿入前に各々のワークピースのために別の場所に移されなければならないことで、特にタービンのような複雑なワークピースの場合には単純な機械で実行されることができないので、公知の解決法は不都合である。ワークピースの外側の形状の綿密な負の輪郭を有する複雑なワークピース支持は重量負荷の急激な増加につながり、挿入の間、表面を不適当に組み合わせられる場合に変形してしまう深刻な危険を有する。したがって、必要とされる手動の修正のため、製造速度の減速のため、加えて、激しい振動の場合には、ワークピースがそれらの支持を離れてすべる傾向があるので、そのような公知のワークピースキャリアは、スタッフの費用の上昇につながる。
これらの問題を考慮して、WO2004/111562号は、温度が安定したフレーム内に格子としてセラミック繊維の紐を配置することによって接触反応を回避することを提案し、前記紐は、縦糸及び前記フレーム内の紐の横糸のような配置を有して生地のような構造のスクリーンを提供する。紐ベースのそのような格子は、そのセラミック紐が高温状態の下で再焼結してもろくなるという欠点を有することがわかった。支持されたワークピースが軽い振動のみによって影響される場合であっても、特にもろい紐と結合して交差している生地構造が、ワークピースの支持領域の紐の破壊につながってしまう。
日本国特許第07 133 166号は、炭素繊維強化炭素合成材料(CFC;科学の領域において英語で「C/C」とも略記される)の本体を保護セラミック層で包むことを提案する。前記材料の前を覆う前記層は、ネジ及びナットを経て固定され、ネジ頭部はセラミック層の係止する位置に配置され、一方でネジは、横切ってセラミック層及び炭素繊維強化炭素合成材料の続く層に到達する;ナットは前記ネジのしっかりとした、安定した位置を提供し、前記ナットは炭素繊維強化炭素合成材料の後部面上に締められる。炭素合成材料の上にセラミック層をより多く配置することによって、セラミック材料の熱膨張は、炭素複合材本体のいかなる張力又はそりも誘発されず、一方で、前面の表面に沿った金属ワークピースの直接の接触も避けることができる。さらに、ネジ及びナットが炭素複合材本体より大きな熱膨張を有するので、取り付けられたネジを経たいかなる張力又はそりも同様に回避される。しかしながら、この構造の特別な不都合は、熱膨張が大きいためにネジ及びナットが高温に達し、しっかりと係止された配置にならないことである。ナットは、もはやしっかりと炭素複合材本体の後方側面に取り付けられない。したがって、前記ナットは、高温で緩んでしまう。さらに、ネジ及びナットの緩んだ配置により、振動の場合に、損害を与える衝撃が起こる:セラミック層と同様に炭素複合材本体は、繰り返し破壊的な衝撃を生じる傾向がある。加えて、前記ナットは高温で自由な回転が可能であり、ネジを完全にねじり切る可能性があり、固定の完全破損につながる。
金属/可塑物のような異なる性質の2つの繊維の複合材が「ハイブリッド繊維複合材」と呼ばれる強化された繊維複合材から公知である呼称と同様に、炭素複合材本体及び被固定セラミック・スペーサを結合するそのような格子は、「ハイブリッド格子」と呼ばれる。2つの材料の組合せは、信頼性が高い、高温で安定する格子、すなわち高温格子10を提供する。
上記の日本国特許07 133 166号と同様に、ドイツ特許103 12 802号は、‐平削りによって得られた追加の溝を有する一体となった三次元の輪郭のワークピースキャリアを提供すること、‐又は、炭素繊維強化炭素材料の相互に係合しているボードストリップを組立てることによって、水平面格子を得ることのいずれかを提案し、前記ボードストリップは片側にコームのような切抜き部分を有し、そこで、格子内のボードストリップは追加の切抜き部分又は溝を有し、前記溝/切抜き部分はセラミックワークピース支持を受けるために成形される。追加の切抜き部分は格子の上面に平行して配置され、着脱自在にセラミックワークピース支持を受け、前記ワークピース支持は、それぞれのワークピースを支持するための上部セクションと、囲まれた切抜き部分に挿入される下部セクションとを有している。必要とされた位置又は必要とされた高さでワークピース支持を確実にするため、この文献は、それをそれぞれのボードストリップにネジを経て接続する、および/または、高さの調整を可能にする異なる適合部品のセラミックワークピース支持を組立てることを教示する。上記の不都合を考慮すると、追加のネジを経たワークピース支持の固定も振動の場合には上記の破損につながる。同様に、前記ネジは回転して緩む危険という欠点を有し、炭素複合材本体を傷つける可能性がある。さらに、密度の高いセラミックの重量は、すべて横方向に向きを定められるコーム形の要素に変換され、それは、衝撃又は不調和な衝動の場合には要素のすべての群が格子から要素のすべての群を取り除く改良された不調和が取り除かれた衝撃を受けることを意味する。特にワークピースキャリアを自動処理する場合には、取り付けられたセラミックワークピース支持の重量の増加により、衝撃、ねじれ又は反転により、単一の上部のコーム要素は格子から完全に取り除かれる。そのようなワークピースキャリアは、そのすべての底部に沿って完全に囲まれ、振動なしで水平な配向性を保つ場合、安全にのみ処理され得る。そうしないと、単一の要素は格子から抜け落ちてしまう。そのようなワークピースキャリアのねじれ又は回転は、‐特に上向姿勢における反転は、是が非でも回避されなければならない。そのようなものを提供するそれぞれの機械は、微細に調節可能であり、したがって、非常に高価である。
特別な不都合は、単一のワークピース支持は、破砕又は亀裂の場合にはそれらの囲いの中で抜け落ちる可能性があることである。自由落下するセラミック破片は、格子の下の装置へのさらなる衝撃及び損傷力を誘発し、例えば、それらは、前記格子の下のワークピース、ワークピースキャリア、又は、コンベア機構に損害を与える。特別な不都合は、溝、ノッチ又は逃げ溝を有しているセラミックワークピース支持が、追加的に被支持ワークピースの重量を受ける場合、冷却の間、ひびが入る傾向があることである。それらは頻繁に交換されなければならず、さらなる費用がかかる。特に、追加の振動、衝撃又は激しい上下動の場合、そのようなワークピース支持は相当な摩耗を示し、これらの支持が少なくとも二回目の使用でそれらの溝および/または逃げ溝に沿ってひびが入る傾向があり、三回から四回の使用で崩壊、分離及びさらなる破損につながったため、それぞれ費用の増加を示した。特別な不都合は、異なる高さ及び位置でワークピース支持を提供する輪郭の形状を有している一体となったワークピースキャリアに配置される場合、従来の技術によるワークピース支持は、追加の支持を不規則な形状又は隆起した重心のワークピースに提供するのみであることである。
ドイツ特許第20 2006 008712U1号公報 ドイツ特許第3879454 T2号公報 ドイツ特許第19957906 A1号公報 WO2004/111562号公報 日本国特許第7133166号公報 ドイツ特許第103 12 802号公報
公知の従来技術を考慮して、従来技術から公知の不都合を回避する改良されたワークピースキャリアを提供することが本発明の目的である。この目的に対する解決法は、装置の独立請求項により得られる。さらに好都合な実施態様は、さらに好都合な特徴および/または従来技術の特別な不都合の解決法を提供する。
さらに好都合な特徴は、従属クレームと同様、以下の明細書、さらなる実施態様、実施例において記載される。発明は、従属クレーム、実施態様又は実施例の特徴の組合せに制限されない。独立請求項内で、単一の追加の好都合な特徴は、本発明の主題から離れずに、解説用の実施態様の組合せと異なって、単独で又は組合せで記載される。
本発明は次のように要約される:
要素から組立てられる高温格子10の形の本発明のワークピースキャリアであって、前記要素は炭素繊維強化炭素複合材ボードストリップであり、前記要素はコーム形の要素を含み、前記ワークピースキャリアはフレームを有し、前記フレームは、フレーム要素を相互に係合することによって提供され、前記フレーム要素は水平格子30を囲み、前記格子30は、支持されるワークピースに関して不活性である少なくとも1つのワークピース支持40と同様にフレーム内で互いに交差する格子要素を相互に係合することによって提供され、格子30の上で距離をおいてワークピース支持領域50を提供し、少なくとも1つのワークピース支持40は少なくとも1つの要素の少なくとも1つの囲んでいる切抜き部分内で配置されている、ワークピースキャリアにおいて、
要素が交互の配置において連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素を含み、要素が少なくとも1つの補助要素を含み、前記ワークピース支持40は、ロッド形の伸長部分の高温セラミックの単一部分の部品であり、前記伸長部分は前記格子30の平面に平行に配置され、前記ワークピース支持40は、横方向に配置され、一方で横方向に配置された連続的な要素によってその端部でも構成された格子要素の多数の切抜き部分によってワークピース支持領域50の下で囲まれている格子の一体の部品であり、囲まれた取り外し不可能なワークピース支持は格子内で浮くように一体化され、ワークピースキャリアは少なくとも1つの補助要素によって組立てられた位置において固定されていて、
各々のコーム形の要素が少なくとも1つの補助孔を有し、補助要素は前記補助孔においてしっかりとぴったりと合って配置され、各々の補助要素は交互の配置で連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素の少なくとも1つの補助孔でしっかりぴったりと合って配置されることにより特徴付けられる、ワークピースキャリア。
好都合なワークピースキャリアは、前記ワークピースキャリアが矩形フレームを有し、前記フレーム内で中心対称的に配置されたワークピース支持であることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、ワークピースキャリアの水平な格子内のすべての要素が垂直の配向性で配置され、フレーム内の交差する端の格子を提供することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つの補助要素が少なくともワークピースキャリアの1つの水平な直径と同じ長さであり、補助孔においてしっかりとぴったりと合うように前記直径にわたり配置されることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも2つの補助要素が少なくともワークピースキャリアの1つの水平な幅と同じ長さであり、補助孔においてしっかりとぴったりと合うように前記幅にわたり配置され、前記コーム形の要素の対向端で対称的に配置され、2つの補助孔を経て各々のコーム形の要素を固定することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つの要素、好ましくはフレームの要素が、格子に関連して下側の領域において、前記格子の平面に本質的に平行した配向性の切抜き係合部分を有することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、垂直に配置された相互に係合する要素が格子に少なくとも一体化され、前記要素は、少なくとも1つの垂直に配置されたフレーム、好ましくはその中に垂直に配置された格子を有し、特に好ましくは、強化要素を提供している垂直配向性において、加えて一体的に固定した、浮くように据え付けられ単一の部分の高温セラミックワークピース支持を有することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、垂直に配置された、相互に係合している下側切抜き部分を有する少なくとも1つの連動する格子要素が、少なくとも2つの隣接した上側切抜き部分を有し、各々の上側切抜き部分は、それぞれの下側切抜き部分を有するぴったりと合い圧入するように横方向に向きを定められた要素と相互係合して配置されることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、横に向きを定められた要素の少なくとも1つのワークピース支持を囲む切抜き部分の寸法が、高温状態下で囲まれたワークピース支持の熱膨張した寸法と等しいことにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持は台形の横断線を有し、前記台形の基部は複数の要素に連続的に接触して格子平面に平行して配置されることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持が、横断線において、格子の平面に平行した配向性のワークピース支持領域を提供する格子の水平面に平行した上部表面を提供するように配置されることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持がセラミックベースの合成物から構成され、さらにワークピース支持領域は1つの単一の合成物から構成されていることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持が、形成されて機械加工された素地セラミック成形体から得られる再焼結されたセラミックであり、前記ワークピース支持は、輪郭を付けられたワークピース支持領域を有することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持が、アルミナ、ムライト及び部分的に安定したジルコニアから構成される群から選択される材料から構成されていることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、ワークピース支持の少なくとも1つの群、好ましくはすべてのワークピース支持が、好ましくは0.2から25センチメートルの厚さ、より好ましくは0.5から15センチメートル、最も好ましくは1から8センチメートルの厚さと結合して、好ましくは0.01から1メートルの範囲の長さ、より好ましくは0.05から0.9メートル、最も好ましくは0.08から0.6メートルの長さの等しい長さを有することにおいてさらに特徴付けられる。好ましくは、等しい長さの前記ワークピース支持は、1000/1の、より好ましくは100/1の、最も好ましくは50/1の長さ/直径の最大縦横比を有する。
好都合なワークピースキャリアは、少なくとも1つのワークピース支持は、ワークピース支持領域に平行した位置において中心の連続的な長手方向の孔を有し、ワークピースキャリアの追加の要素は、固定した位置に配置されることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、前記ワークピースキャリアが、支持されたワークピースに関して不活性である複数のワークピース支持として有し、格子に上側の距離を提供しているワークピース支持領域を提供し、さらに、長手方向に延長されたワークピース支持40は、一体に浮くように据え付けられた格子の一部であり、平面が平行したワークピース支持領域50を提供し、単一の部分において焼結アルミナで構成され、ロッド形であり、等しい長さであり、対称形の側部及び丸い端を有する台形の横断線41を有し、中心の連続的な長手方向の孔42を有し、そこで、要素は、固定した位置に配置され、フレームに近い位置に中心対称的に配置され、多数の平行した要素60に対して横方向に配置され、前記要素は、ワークピース支持領域50の下で相互にワークピース支持40を囲み、それらの底面に沿って平行した要素60の群に連続的に接触して、隣接した横方向に向きを定められたフレーム要素に距離をおいて垂直端部を有し、囲んでいる垂直の端60を有している要素は、フレームに近い位置を有する長手方向に延長された囲まれたワークピース支持40に隣接する、少なくとも2つの上側切抜き部分61を各々有し、隣接した上側切抜き部分61は各々ぴったりと合い圧入するように相互に係合した、横方向に配置された要素62を有し、各々の要素62はそれぞれの下側切抜き部分を有し、好ましくはさらに、垂直フレームを提供する垂直に配置された要素70は、台形の基部71を経て少なくとも一体化され、各々の場合に、少なくとも2つの下側切抜き部分及び少なくとも格子への補助孔を有することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、炭素繊維粗紡からなり、リネン織りを有し、3から10マイクロメートルまで繊維の厚さを有し、本質的に互いに直角に配置される粗紡の上の製織及び下の製織の四角の境界決定を有する生地領域を提供する少なくとも1つの生地と、縦糸粗紡の方向に平行であり、CFCボードストリップを提供する20マイクロメートルの精度においてポリ結晶ダイヤモンド層で被覆される機械加工ツールにおいて、CFCボードストリップを提供する20マイクロメートルの精度で好ましくは乾燥機械加工される乾燥機械加工端とを有し、前記CFCボードストリップは、乾燥機械加工され、好ましくは、乾燥した状態下においてポリ結晶ダイヤモンド層で被覆される平削りツールを用いて20マイクロメートルの精度で提供される切抜き部分を有し、そこで前記切抜き部分は、少なくとも(四角側の深さ:長さ)=1.4:1である生地によって提供される四角のサイズと関連した深さを有し、切抜き部分を有するCFCボードストリップは、囲んでいる乾燥機械加工された切抜き部分を有する群において好ましくは提供され、高温セラミックからなる単一の部分ワークピース支持に適合し、乾燥状態の下においてポリ結晶ダイヤモンド層で被覆されるツールを用いることで好ましくは提供されることにおいてさらに特徴付けられる。続いて前記好都合な製造において、すべての機械加工された/切断された/平削りされた表面は、空気作用によりきれいに吹き飛ばされ、高温ハイブリッド格子は、互いに提供された要素を挿入し、ワークピース支持を挿入し、フレーミング要素を挿入して、必要に応じてフレーミング要素とともにさらなる要素および/またはワークピース支持を挿入し、最後にコーム形の要素を挿入して、ワークピースキャリアの構造内に位置する一連の補助孔に沿って少なくとも1つの追加の補助要素を挿入することによりワークピースキャリアを最終的に組立て位置に固定して組立てられる。
好都合なワークピースキャリアは、前記ワークピースキャリアが、最大数の、直交して向きを定められた繊維を有する生地領域に配置される切抜き部分に適合する各々の対を備えることにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、前記ワークピースキャリアが互いの上に平行して配置される要素を備え、前記要素は、生地の局所的に適合し、切抜き部分を連結する構造、及び、同様の精度の突出部を有することにおいてさらに特徴付けられる。
好都合なワークピースキャリアは、平面平行のフレーム表面及び格子表面を有する高温格子が、永久に設置され、そりのないような、不活性の強化表面として適用可能である、高温室内で壁の装着可能な部品として提供されることにおいてさらに特徴付けられる。
図1は、フレームに近い位置の長手方向に延長されたワークピース支持を有する好都合な高温ハイブリッド格子(10)を示す; 図2は、図1による高温ハイブリッド格子の部分拡大図である; 図3は、格子の角の領域で一体化される台形の基部(71)を有する垂直に配置された要素(70)の部分図である; 図4は、格子の端の領域で一体化される台形の基部(71)を有する垂直に配置された要素(70)の部分図である。
特許請求された発明によると、改良されたワークピースキャリアは、高温格子10の形で構成される。格子10は、上記のCFCボードストリップ、すなわち、炭素繊維強化炭素複合材ボードストリップから構成されている。高温セラミックでできているワークピース支持40は、組立ての間、格子にしっかりと一体化されている。ワークピース支持は格子内で部品として一体化されるが、格子の張力の組立て力を前記ワークピース支持に変換せずに一体化される。代わりに、前記ワークピース支持が単一の部分であり、その上部は格子の平面を上方へ突き出す。「単一の部分」は、成形される又は輪郭を付けられる完全に焼結された、連続的な本体を指すが、好ましくは、直角又は逃げ溝で凹部、隆起、突出端を有しない。ワークピース支持はしたがって、都合よく早すぎる破壊又は初期にひびが入ることを確実に回避して、鋭く定められた、角度を付けられた隆起又は溝のない、好ましくは連続的な外側の表面を示す高温セラミックの単一の、一体の連続的な部分である。前記突出部分はワークピース支持領域を提供し、一方で、下部の部品は、多数の囲んでいるCFCボードストリップによって格子内で固定される。前記構造は、下部の部品においてぴったりと合うワークピース支持を囲んでいる複数のCFCボードストリップによって、ワークピース支持の固定を提供する。「囲む」ことは、CFCボードストリップが、少なくとも部分的に及びぴったり合った方法で、ワークピース支持の下部の部品を通じて到達し、一方で、格子がワークピース支持の底部で連続的な構造であり、最大でその位置がわずかに移され、したがって、格子の一体の構成要素になるワークピース支持につながるような配置に関係がある。ワークピース支持は、格子を前もって分解せずに取り除くことができない。負荷の下で安定しているワークピース支持領域を提供する、格子内で固定するセラミックの単一の部分ワークピース支持は、ワークピースキャリアが機械的に動かされた回転、反転及び不調和な振動を含み、機械的に処理される場合であっても、横にすべることができず、壊れやすくならず、公知のワークピースキャリアの欠点を回避しない。
本発明のワークピースキャリアは、コーム形の要素を含む。本出願の全体にわたって、「要素」という語は、CFCボードストリップを指す。「コーム形の要素」は、片側のみに切抜き部分を有し、多少幅広い歯を有するコームに似ているCFCボードストリップである。同様の切抜き部分の対向する要素の厚さに適合する等しいサイズの切抜き部分を経て、そのような要素は、従来技術から周知の相互に係合している方法で互いに挿入され得る。
本発明のワークピースキャリア10は、要素から組立てられるフレームを有する。配置を相互に係合する配置でフレームを提供する前記要素はCFCボードストリップであり、相互に係合している方法でそれらの切抜き部分を経て組立てられる。フレーム要素はしたがって、格子30が配置される平らな領域を囲む。
本発明のワークピースキャリアは、上記フレーム内で配置される格子要素によって提供される水平な格子30を有する。格子要素は、フレーム内で互いを交差し、それらの切抜き部分を経て相互に係合しする方法でワークピースキャリアに接続される。
「水平」である様に格子30の平面が導入されるので、「上側」又は「上方の」方向は、ワークピースが挿入される前記格子の上部を指す。同様に例えばワークピースのようなさらなる物体のすべての「上側表面」がワークピースキャリア上のその下側底部に載置され、一方でその上側表面は格子から離れて面しているように定められる。これらの配向性と整合して、「垂直の」配置は、本質的に格子30の水平な平面に直角に延長するものである。
本発明のワークピースキャリアは、交互の配置で連動する切抜き部分を有している少なくとも1つの要素を有する。コーム形の配置の公知の要素とは異なり、この要素は、交互の配置ですなわち、反対側に切抜き部分を有する。本発明のワークピースキャリア内の組立てられた状態において、そのような要素はワークピースキャリアの構造内で2つの側から一体化される。それは、対向する側の1つにおける相互に係合されたさらなる要素のうちの1つと干渉せずに構造から一方向に沿って取り除くことができない。したがって、要素の対向する側の切抜き部分の配置により、ワークピースキャリアの構造内で前記要素が保たれる。そのような要素は、したがって、「連動する」要素である。提供された特性からみて、切抜き部分は、「交互の配置の連動する切抜き部分」として示される。
本発明のワークピースキャリアは、少なくとも1つの補助要素を含む。補助要素は、長手方向に延長され、機械加工されたCFCボードストリップのその指定に従って構成され、構造、すなわち組立てられたワークピースキャリアの要素に対し横方向に配置される。相互に係合している切抜き部分から逸れて、補助要素は、交差した要素の補助孔においてぴったりと合い、圧入するように配置される。「ぴったりと合う」は、組立てられた位置で最大に接触する補助要素及び補助孔の、接近して適合している輪郭を指し;したがって組立てられた位置において、補助要素は、その中で配置される補助要素で補助孔を有する交差した要素上へ及ぼされるすべての力を直接変換する。「圧入するように」はしたがって、補助要素及び補助孔の適合する力を変換する輪郭を指す:補助要素は、組立てられた位置において補助孔を経てすべての交差した要素を穿刺する。力変換が前記接近して適合する形状によって提供されるので、補助要素及び補助孔のしっかりと適合している配置もまた、圧入と表されるように力を変換する。すべての要素が同じタイプの材料、すなわちCFCボードストリップから構成されているので、前記力変換は、いかなる温度でも連続的に有効である。
本発明のワークピースキャリアは、水平な格子の平面に沿って延長する、長手方向に延長されたロッドのような形状を有するワークピース支持を有する。ワークピース支持は、格子内で同様の配向性を有する多数の要素に対して横方向に配置される。したがって、互いに同様の配向性である多数の要素は、ロッド形のワークピース支持の伸長に関して横方向の水平な位置にある。長手方向に延長された形状は、ワークピース支持が多数の要素の全部よって囲まれるのを確実にし、各々の要素はそれぞれの囲んでいる切抜き部分を有している;ワークピース支持はさらに、小さな隙間を有する連続的な要素によりその端部で組み立てられる。前記連続的な要素は切抜き部分を有さず、横方向にワークピース支持を組み立てる。したがって、前記ワークピース支持は多数の要素の切抜き部分内でワークピース支持領域の下で横方向に囲まれ、その伸長の方向に沿ってそれを摺動させることによって取り除くことができない;ワークピース支持の各々の端部の連続的な要素により、前記ワークピース支持は、格子の一体の、移動不可能な部品になる。ワークピース支持の各々の端部とそれぞれの連続的な要素との間の小さな隙間により、伸長方向に横の衝撃を直接でなく、前記隙間により前記衝撃を弱めて変換するワークピース支持の浮動的な取付けの特徴が確実になる。要素は、格子において堅く締められない。それは、その固定の範囲内でわずかに動く。ワークピース支持が、運搬システムを経て一方向へ間欠的な配向性で動かされる特に処理の異なる継続期間の領域を有する流入炉の場合、水平の衝撃を弱めることは重要である。さらに、前記ワークピース支持の浮動的な固定により、ワークピース支持の直接的な簡単な検査が可能になる:ワークピースの熱処理及び除去後に、前記要素は、それらの浮動的な取付けの範囲内で前後にそれらを摺動させることで直接亀裂、クラック又は破損の点検をすることができる。都合よく、ワークピース支持は、上側の突出したワークピース支持領域上へ周りを囲んでいる低い力の短い衝撃にそれらをさらし、生じる音を検出して、分析することにより音響的に調査される。最も都合よく、ワークピース支持はすべて等しい長さであり、ワークピースキャリアが所定の配向性に配置されると自動的な検査を可能にする所定の対称形の位置に配置される;したがって、ワークピース支持は、高精度で高速において自動化された手順内で、スタッフのコストを減少し処理の室を改良する一方で、亀裂、クラック及び破損の点検をすることができる。
本発明のワークピースキャリアは、少なくとも1つの補助要素によって、組立てられた位置において固定され、そこで、各々のコーム形の要素は、補助要素が前記補助孔においてしっかりとぴったりと合うように配置される少なくとも1つの補助孔を有し、各々の補助要素は交互の配置で連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素の少なくとも1つの補助孔においてさらにしっかりとぴったりと合うように配置される。したがって、すべてのコーム形の要素は少なくとも1つの連動する要素に接続され、組立てられたワークピースキャリアを取り外し可能な要素を有しない単一の連続的な本体に変える。すべての要素はワークピースキャリア内で固定され、補助要素の除去の前に取り除くことができない一方で、ワークピース支持は、囲んで組み立てる要素を経て格子の範囲内でそれらの位置において浮くように固定される。したがって、本発明の請求されたワークピースキャリアは、連続的な、力を変換する要素の組立、すなわち、不調和な振動、回転又は反転を受ける場合であっても、組立てられた位置に留まる、浮くように据え付けられたセラミックワークピース支持を有する、CFCボードストリップをまず提供して、可能な上向姿勢において断続的な配置で均一な自動操作を作成する。
都合よく、ワークピースキャリアは矩形のフレーム及び前記フレーム内で中心対称的に配置されたワークピース支持を有する。長く広い側を有する矩形のフレームにより、単純な、自動的な制御によっても区別され得る2つの異なる側及び配向性が確実になる。中心対称的に配置されたワークピース支持は、ワークピースキャリアの長手又は横方向の配向性が与えられる場合、常に同じ位置にある;ワークピース支持の位置は、上記の配向性の1つが達成された場合、回転又は反転の数によって決まらない。特に好ましくは、ワークピースは、ワークピース支持位置のいかなる不一致として、そのような設計の同様に機械的に向きを定められたワークピースキャリアに機械的に挿入され、ワークピース位置決めは、もはや可能でない。
都合よく、ワークピースキャリアは、垂直配向性に配置されるワークピースキャリアの水平な格子内ですべての要素を有し、フレーム内で交差する端の格子を提供する。そのような格子は、より高い安定性でより均一に力を変換する力吸収構造の水平な表面を提供する。加えて、そのような格子によって、空気、ガス、油又は反応性雰囲気が有意な抵抗なく垂直方向において、格子を通過することができ、支持されるワークピースの反応性の媒体での処理の効率を改良する。反応性の媒体は、垂直方向に交差する端の格子を通過する。格子より上に距離をおいて支持されるワークピースは、その全面に沿って反応性の媒体によって影響を受け、処理を改良し、必要とされた処理時間を好都合な最小限に短縮する。
都合よく、ワークピースキャリアは、少なくともワークピースキャリアの1つの水平な直径の長さと同じ少なくとも1つの補助要素を有する。したがって、前記補助要素は、ワークピースキャリアの構造全体を横切って延長する。補助孔の補助要素のしっかりとぴったりと合う配置により、ワークピースキャリアの構造全体は、この補助要素の挿入の平面に沿って相互に連結する。したがって、1つの要素は、最高効率での力の変換を提供し、組立ステップの必要な手続きを単純化して、サービス及び修理の間の組立又は分解の必要時間を短縮する。
都合よく、ワークピースキャリアは、少なくともワークピースキャリアの水平な幅の長さと同じである少なくとも2つの補助要素を有し、補助孔のしっかりとぴったりと合う前記幅全体で配置され、前記コーム形の要素の対向する端部で対称的に配置される2つの補助孔を経て各々のコーム形の要素を固定する。対称の位置に配置される補助孔は、要素の配向性の誤差を防ぐ:補助孔の1つが適切な配向性にある場合、それは、同じ要素内で対称的に配置された相対物に適用される。好ましくは、補助孔の対称の配置は切抜き部分の同様に対称的に配置された配置とともに進み、最も好ましくは、切抜き部分及び補助孔に関してCFCボードストリップの生地構造を対称的に配置する。対称に配置された補助孔は、組立を単純化して不完全な配向性による誤差を防いで、一方で、補助要素は、幅全体に沿って力を変換する。「幅」は、ワークピースキャリアの2つの対向する側の間の水平距離を指す。コーム形の要素が同様に補助孔を有するので、配置の対称は、固定されたコーム形の要素にさえ、好ましくは連動する要素及び交互の位置におけるその切抜き部分にさえ延長し、非常に対称的な配置につながり、そこで、コーム形の要素は、2つの補助孔を経てワークピースキャリアの構造内で係止される;特に大きな長さ及び小さな幅のワークピースキャリアの場合、長さに沿って延長しているコーム形の要素は、改良された効率で2つの要素によって都合よく係止され、弾性変形による前記長さに沿ったワークピースキャリア内での相互に係合する切抜き部分の最も軽微な緩みでさえも防ぐ。
そのような係合部分は、格子の平面の下に配置され、底面上でのぴったりの係合が可能になり、適所に床面に配置されるワークピースキャリアを固定する可能性を提供する。このように、ワークピースキャリアはコンベアに配置され、急勾配の傾斜を上る前記コンベアは、滑り落ちないように底面係合手段によって固定される。さらに、格子又はキャリアのいかなる上面の破損は都合よく、もはや可能でないので、ワークピースキャリアの自動操作は、より容易かつ安全である。さらに、そのような係合部分により、ラック、垂直格子及び棚にそのようなワークピースキャリアの汎用的な固定が可能になる。横の移動に対して追加的な均一な安定化を提供する同様の配向性の係合のためのこれらの複数の切抜き部分は、特に好都合である;特に、そのような係合手段を有する好都合なフレーム構造は、結合可能である、すなわち、フレーム構造は、相互連結可能であり、順応性が高いフレーム構造の非常に汎用的なシステムを提供する。
都合よく、垂直に配置された相互に係合している要素は、格子に少なくとも一体化され、そこで、前記要素は少なくとも1つの垂直に配置されたフレームを提供する。そのような垂直のフレームは、水平に向きを定められたワークピースキャリアの格子の橋渡しをして、構造的にワークピースキャリア内で担持されるワークピースを保護し、加えて、ワークピースキャリアの上部に沿った適合するラック内でぴったりと合って固定されるワークピースキャリアの利点を提供する。したがって、そのようなワークピースキャリアは、全部の群における、ワークピースキャリアの都合のよい、モジュール式の、自動処理を可能にし、そこで、ワークピースは、追加的に限定され、垂直フレームの橋渡しにより離れて間隔を置かれる。好ましくは、少なくとも1つの垂直に配置されたフレームは中に配置される垂直格子を有する;垂直格子は、ワークピースキャリアの格子に類似して、交差するように向きを定められた要素で構成され、ワークピースキャリアを少なくとも2つの容量に分割する。それにより、 特に小さなワークピースの場合、 各々のワークピースのための限定した容量を確実にする一方での1つのワークピースキャリアにおける複数のワークピースの協調した担持及び処理が可能になる。特に好ましい垂直フレームは加えて、一体的に配置された単一部分の高温セラミック強化要素を有する。それは、上記のものに類似して、好都合なセラミックワークピース支持、‐セラミックワークピース支持及び強化要素を有しているワークピースキャリアを提供し、そこで、ワークピースは、CFCボードストリップとの接触が可能でないので、ワークピースがワークピースキャリア内で相当なねじれ又は摺動の傾向がある場合であっても、すべての下側及び横の接点に沿った炭化から都合よく守られる。
都合よく、切抜き部分内で垂直に配置された、囲んでいる端を有する要素は、各々の少なくとも2つの隣接した上側切抜き部分を有し、各々の上側切抜き部分は、それぞれの下側切抜き部分を有するぴったりと合って圧入するように横方向に向きを定められた要素と相互に係合している位置に配置される。力の流れは、したがって以下に説明するように制御される:ワークピースによって及ぼされる多くの力は、ワークピース支持及び前記ワークピース支持の下の連続的な格子を経て、ワークピースキャリアの構造へ変換される。垂直方向の囲んでいる要素は、格子の平面の下で凸状に延長するように下方へ押される。隣接した上側切抜き部分は、この変形により圧縮される。切抜き部分で相互に係合して挿入されたぴったりと合った圧入する横向きの要素は、上記の圧縮を受け、相互に係合している接合の保持力は増加する;したがって、誘発された力は、囲んでいる長手方向に配置された要素から横方向に配置された要素に直接放散する。ワークピース支持及び格子の長手方向の要素を経て誘発された重量の力はしたがって、均一に割り当てられて横方向の要素に放散し、改良された効率により格子内で補われる。そのような好都合な構造は、ずっと安定しかつずっと軽量であるワークピースキャリアを提供して、そのワークピース支持上でのワークピースの安定した位置を確実にする。最も都合よく、そのようなワークピースキャリアは、直接隣接した位置であらゆるワークピース支持の囲んでいる要素において、ぴったりと合って圧入するような下側切抜き部分を有する相互に係合して挿入された横向きの要素を有し、2つの隣接した上側切抜き部分を備えている;2つの直接隣接した切抜き部分は、格子に力を変換する最も可能な短い方法を提供し、それがワークピースキャリアの好都合な安定性及びワークピース支持領域の最小の弾力的な動作につながる。
都合よく、ワークピースキャリアは、囲まれたワークピース支持の高温状態下で熱膨張した寸法と等しい、横向きの要素の少なくとも1つのワークピース支持を囲んでいる切抜き部分の寸法を有する。高温であっても浮動的な取付けを確実にするため、ワークピース支持の上記の囲いが寸法においてより大きな一方、正確な処理の温度が知られている場合に、特別な実施態様が提供される;そのような場合、囲んでいる切抜き部分の寸法は、特定の高度な温度に到達すると、ワークピース支持の圧入する囲いになるのとほとんど同じサイズに減少することができる。それによって、ピーク温度に到達する場合に、ワークピースが全く動いてはならない又は振動してはならないような処理が可能になる。そのような処理の場合には、特別な装置及び測定により、振動又は衝撃がワークピースキャリアに到達しないことが確実にされる。前述のようにそのサイズの1つの切抜き部分を減少することによって、すべてのワークピース支持はピーク温度に到達すると適所に係止され、支持されたワークピースの安定性をさらに改良し、移動又は動作のリスクを減少する。
都合よく、ワークピース支持は台形の横断線を有し、前記台形の基部は、複数の要素に連続的に接触して格子の平面に平行して配置される。前記基部の連続的な接触は、ワークピース支持の右のワークピースの重量負荷をより均一により大きな領域に変換し、下の隣接した格子に分配された力の変換を提供する;さらに、台形の横断線により、格子の横方向の囲んでいる要素による前記台形の側のそれぞれの表面に沿った安定した固定が可能になる。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、格子の平面に平行した上部表面の横断図を提供するために配置され、格子の平面に対し平面平行の配向性においてワークピース支持領域を提供する;平面平行の均一な支持領域は、横の衝撃の場合、ワークピースの表面に引掻き又は損害を与える危険を回避する。好ましくは、台座の均一な基部のような均一な支持領域を有しているワークピースの場合、いくつかの平面平行の支持領域を有するワークピースキャリアが適用され、いかなる滑り落ちも不可能にする;この場合に特に好ましいのは、突出するバンパーを有するフレーム領域に沿って共にワークピース支持を有するワークピースキャリアであり、したがって、ワークピース及びフレームの軽微な点接触さえも回避する。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、セラミックベースの合成物から構成され、そこでさらなるワークピース支持領域は、1つの単一の合成物から構成されている。さらなる粒子を有するセラミックベースの合成物から構成されるワークピース支持は、クラック又は亀裂の形成に関してより良好な安定性を有し、一方で、単一のセラミック合成物から構成されるワークピース支持領域は、ワークピース支持上でのワークピースの接触の一定の温度を提供する。したがって、熱的に均一なワークピース支持領域は提供され、同時に、ワークピース支持の上の力の不規則な負荷は、特に不適当な移動の場合、クラック又は亀裂の形成に関してよりよく補われる。特に、反応ガス雰囲気において不均衡な負荷の重量の力を有する非対称のワークピースを処理する場合、接触の均一な温度は、ワークピース支持領域に沿った均一な反応を確実にし、一方で、ワークピース支持は改良された機械的安定性を提供する。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、形成されたセラミック素地成形体を再焼結することによって得られ、前記ワークピース支持は、輪郭を付けられたワークピース支持領域を有している。いわゆる「素地」セラミック成形体は、極めて小さな粒及び固着剤のセラミック原料から構成され、前記固着剤は、熱によって着脱可能である、すなわち、高温で原料を焼結する;そのような「素地」セラミック成形体は、必要に応じて、すなわち、平削り及び穿設によって機械加工される。次に焼結によって、固着剤は取り除かれ、一方で成形体は、最初に輪郭を付けられる複雑な形状を保ち、正確に予測可能な縮みで固体のセラミックに変えられる。そのように、本発明のワークピースキャリアにおいて複雑な輪郭を付けられたワークピース支持を都合よく提供することができる。追加の利点は、輪郭を付けられたワークピース支持領域によって得られる。「輪郭を付けられる」は対角で少なくとも2つの傾斜によって特徴付けられる外側の形状を示し、そのようなワークピース支持はワークピースを受容し、前記ワークピースがすべてそれ自体により前記傾斜に沿って所望の載置位置に摺動することができ、ワークピースキャリア内でその位置を自動調節する。特に都合よく複数の前記傾斜は共に提供され、所望の位置の安定性を改良し、前記支持位置に沿ったワークピースを特に熱そりから保護する一以上のワークピースの領域を支持する。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、アルミナから構成されている。アルミナは、有害な反応の危険を招かずに、多くの様々なワークピース材料と接触することができる、摂氏1900度の温度まで極めて耐久性のある不活性の支持表面を提供する。好ましくはそのようなワークピース支持は、99.9%純粋の、再焼結されたポリ結晶溶融コランダムから構成され、低価格及び化学安定性の最適な組合せを提供する。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、ムライトから構成されている。ムライトは、摂氏1800度までの熱衝撃に対する優れた抵抗を提供し、温度における極端な変化を必要とするアニール及び焼結する方法を可能にする。ムライトのワークピース支持は、ワークピース支持の表面に沿った破砕又は亀裂の危険を招かずにそのような処理を支える。特に好ましくは、そのようなワークピース支持は、ガス透過性を有している開放性の多孔質ムライトから構成される;そのようなムライトの熱衝撃抵抗が最高であり、一方で、ガス浸透性ワークピース支持領域は、都合よく反応性のガス環境の処理を可能にし、支持される表面に沿ってさえも、反応性のガスでの反応は確実にされる。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、部分的に安定したジルコニアから構成されている。部分的に安定したジルコニアは、高温範囲内のいかなる温度でも極めて耐久性があり、機械的安定し、化学的に不活性である;その結晶組織の内部の転移によって、破砕することなく、極端な機械的負荷を補うことが可能である。
都合よく、少なくとも1つのワークピース支持は、ワークピース支持領域に平行した位置において、中心の連続的な長手方向の孔を有し、そこで、ワークピースキャリアの追加の要素は、固定した位置に配置される。特に、自動的にワークピースキャリアを処理する一方で、セラミックワークピース支持への衝動のような合焦された衝撃により、垂直の破砕が生じる可能性がある。追加の固定した要素は、断片を適所に保ち、少なくともワークピースの処理が終わるまでワークピース支持を安定させる。したがって、ワークピース支持領域のうちの1つの突然の分離は予防され、無駄の量は最小にされ、処理の間の必要な確認の数は少なくされる。
特許請求された構造の原型を調査する一方で、発明者は、通常の使用におけるすべての実際的な必要性が信頼性を有して満たされることを見出した。振動は、それらが密度の高い、重い、一体的に据え付けられた、焼結されたセラミックに影響を与え、重いセラミックによって増幅された機械的衝撃を誘発し、増幅された強度でCFCボードストリップに変換されるので、特に重要であることが判明した。一連の試験は、±5マイクロメートルの精度に研磨される切抜き部分によって実行され、非常に正確な、相互に係合している切抜き部分にも関わらず連続的な振動に関して不満足な安定性につながる;制御固定力でウェッジのような対応している輪郭の要素のねじれた傾斜により圧入するように組立てられた、同様に固定された接合は、ほとんど不良であることが判明した。いくつかの調査された原型は、振動に対してかなり優れた安定性を示した;前記原型は、相互に係合する連結又は組立てのいかなる弱まり又は緩みも示さずに数分間高エネルギー及び高周波の振動を耐える。発明者は、改良された振動安定性が、切抜き部分の製造の方法及び精度の組合せ、及び、前記切抜き部分内の炭素繊維の配向性によるものとみなしている。以下に記載される特徴及び測定のそれぞれの組合せは、振動に対する優れた安定性を有するハイブリッド格子を初めて提供する。
都合よく、高温ハイブリッド格子は、以下に記載される方法によって作成され、それぞれの構造上の特徴を提供する:出発原料は、リネン織り構造において炭素繊維粗紡の生地の少なくとも1つの層を有するCFCボードである。「粗紡」は、少なくとも1つのリネン織り生地構造において、ボードの炭化及び黒鉛化の前に CFCボード内で含まれる連続的な編まれていない繊維の群である。「リネン織り」は、互いに直角に向きを定められる平行な紐の2つの群を有し、各々の紐が他の群の次の紐の上下に交互に通過するようにぴんと張った交差配置によって特徴付けられる。そのような織りは生地の両側に沿って類似した構造であり、縦糸及び横糸の等しい数の上昇及び下降を有する。上部にそのような層を配置して作成されるCFCボードは、チェス板のように構成された表面を示し、互いに直角に配置される均一に広げられた粗紡を表す。「縦糸」が、そのようなCFCボードにおいて直角に配置される紐の2つの群のうちの1つを指し、「横糸」はそれぞれの他の群である。したがって、そのようなCFCボードは、直角に配置される粗紡の群の縦糸の上昇及び下降の四角の境界決定を持つ生地表面を有する。単一の粗紡内に含まれる繊維の厚さは、3から10マイクロメートルの範囲である。そのようなCFCボードはそれから、高温ハイブリッド格子のCFCボードストリップを提供するため、PCDツールを用いて±20マイクロメートルの精度で、CFCボードストリップに乾燥切断される。「PCD」は、ポリ結晶ダイヤモンド層で被覆される、すなわち、平削り又は切断面にポリ結晶ダイヤモンド層を有する平削りツールと同様に切断するツールを指す。発明者は、乾燥した砥粒加工及び精度の組合せにより、複数の炭素繊維が切断又は機械加工された表面に沿って露出するとみなしていて、そこで、ツールは、前記繊維を壊さずに曲げ、繊維はしたがって、最終的に切断又は機械加工された端より上にブラシのように延長する。そのような複数ブラシのように延長する繊維は、一貫して説明することが可能であり、後述するように振動に対する詳細に優れた安定性を有する;噴射水切断による又は高精度の切断によって作成される切抜き部分は、発明者が、第1の接触の切断/機械加工表面に均一に沿って繊維を分割する高精度又は強力な噴射水によるものと一貫して考える振動に対して優れた安定性を示すことができなかった。隣接したCFC繊維紐に完全に平行した端は、振動に対する改良された安定性を示さず、それは、発明者の説明の整合性を確かめるものである:切断又は機械加工された端が平行した配向性における単一の粗紡内にある場合、前記粗紡は直角で延長する繊維を提供することができず、したがって、ブラシのような延長する繊維の一群を有する領域を作成することができない。振動に対して確実に安定性を増加させるため、端は、粗紡の四角の上昇又は下降の、端の長さから四角部の長さの側に比率を有しなければならなかった、すなわち、(四角側の切断:長さ)が少なくとも1.4:1である。発明者は、ブラシのような延長する繊維を互いにCFCボードストリップの挿入の間、柔軟に曲がるものとみなす;最終的な相互に係合している位置において、繊維の切れ口は、相互に係合しているCFCボードストリップの表面にくっつき、弾力的な張力により相互に係合している固定が誘発され、挿入された表面上に堅固に載置される。振動する場合、そのような繊維は、弾力的に誘発された衝撃を弱め、驚くべき効率で適合した相互に係合している切抜き部分に沿った振動に対する安定性を改良する。この説明と整合して、高精度で又は湿式切断されるために最後に研磨され、高温で乾燥する切抜き部分を有するCFCボードストリップは、振動に対する安定性の改良を示さなかった;それは、乾燥の間、研磨される又は壊れやすくなっている繊維によるものと考えられる。軽微な不一致により2つの相互に係合しているボードストリップの、同様に計画的な、繰り返された、強制された挿入及び除去は、粒子を目にみえて摩滅させ、そのような高温ハイブリッド格子の振動に対する安定性を減少させた。これらの結果からみて、振動に対して改良された安定性を確実にするため、いかなる研磨又は洗浄のような切断端のすり減らすような摩耗も回避されるべきである。空気作用により、すなわち空気で吹き飛ばすことによって切抜き部分がきれいにされ、‐平均的な手入れが適用される場合は常に、摩滅することなくボードストリップを組立てられる限り、振動に対する改良された安定性は、上記の測定と結合して常に得ることができた。
都合よく、発明者によって与えられる説明と一貫して、適合する切抜き部分の各々の対が配置される場合、最大数の直角に向きを定められた繊維で生地領域において振動に対する安定性の最大の増加が観察された。
都合よく、上記の方法は、互いの上に平行に配置される要素を有する格子に、局所的に適合する生地の構造にそれらを提供し、同様の精度の切抜き部分及び突出部を連結することによって適用される;適合する生地は、2つの相互のブラシのような、組み立てられた対向する端を保証し、そこで繊維は、対向する表面上へ係止され、加えて互いに係止され、有意に振動に対する安定性を改良する。
さらに、別々に動くワークピースキャリアの性質に相反して、本発明の装置の好都合な使用が請求される:ワークピースを担持する代わりに、平面平行のフレーム表面及び格子表面を有する高温ハイブリッド格子が、永久に設置された、そりのない不活性の強化表面で高温室内の壁の一部として適用される。ワークピースはそれから、上記のワークピース支持によって提供される強化表面に支えられる。特に個々に輪郭をつけられたワークピース及び小規模のシリーズの場合、処理室内の永久的な部品としてのワークピースキャリアの使用により、手で処理される重量の分量が減少する;前記室内でいろいろに輪郭をつけられたさらなるワークピースの配置は、ずっと単純になり、時間を節約して、効率を増加させる。
以下に、概略図によりさらに詳細に例証される好ましい実施態様を詳述する。特定の手段は、参照番号によって加えて識別され、それらの機能は説明される。
図1において概略的に示される好都合な実施態様は、垂直に連動する要素から組立てられ、交差している要素が直角に配置される高温ハイブリッド格子10を有する。すべての要素の全体にわたる垂直配置は、複数のワークピースキャリアが処理の間、熱い反応性のガスを均一に排気するような、特に複数階配置において適用可能である高い担持能力及び最小の面積被覆率を有する格子につながる。長手方向に延長されたワークピース支持40は、矩形のフレーム20の長さに直角に配置される直線の延長された本体である。ワークピース支持は、相互に囲んでいる端を有する要素と交差して格子内で縦方向に摺動可能に取り付けられ、前記端は、垂直方向にワークピース支持を固定している。それらのそれぞれの端部で、前記ワークピース支持は、両方ともコームのような構造を有し、ワークピースキャリアへ上にから挿入される一方の側上の中間の要素、及び、もう一方の側上のフレーム要素によって、横方向において固定される。交差する要素の囲い、及び、フレーム及び格子要素による端方向の固定により、格子内でのすべてのワークピース支持のすべての固定が生じる。都合よく、クラック又は亀裂の場合には、 いかなるワークピース支持も、固定フレーム要素のうちの1つの除去の後、横の摺動動作によって交換され得る。この好都合な配置は、フレームの1つの要素のみの除去の後、交換され得るワークピース支持に関して、以下に「フレームに近い位置」と呼ばれる。均一な共通の平面平行のワークピース支持領域50は、格子の平面より上に均一かつ平行に距離を置かれたすべてのワークピース支持領域から生じる。ワークピース支持の上記の固定と結合して、格子の表面に沿ったワークピース支持の均一な分配が、ワークピース支持の都合よく密度の高い配置につながる;ワークピースの連続的な底部領域が、格子の全部の表面の少なくとも20%に等しい場合、示された配置は、いくつかのワークピース支持領域上の安定したワークピース支持を確実にする。格子表面内のワークピースのいかなる自動的な粗い位置決めも所望の安全な支持につながり、ワークピース及びCFC格子の直接の接触をしっかりと防ぐ。長手方向に延長されたワークピース支持40は、単一の部分の焼結アルミナから構成され;前記セラミックは、すべての共通のワークピース材料及び処理の状態で不活性であり、摂氏1900度までの温度で確実にその形状を保つ材料の寿命に対する経費の最高の効果的な比率を提供する。共通の連続的な平面平行のワークピース支持領域50は、耐久性のある安定したワークピース位置を確実にし、いかなる後の移動又はねじれもワークピースキャリア内では無関係にする;それは、処理に影響を及ぼさない。長手方向に延長されたワークピース支持40は都合よく、平行の基部及び対称な側部で台形の横断線41を有する。対称な側部は、格子へのワークピース支持のいかなる誤った又は不適当な挿入も防ぐ;さらに、対称のワークピース支持は、囲む要素によって、より近くかつより安定した固定を可能にする。これに加えて、平行して上に配置されたワークピース支持領域と組み合わされた平行の基部は、上記の様に、より均一にワークピースによって出される多くの力を放散させる。横断線領域に関して中心位置において、前記ワークピース支持40は、連続的な長手方向の孔42を有する;連続的な孔により、特に高速での加熱又は冷却の場合、より均一かつ均質な熱の分配が生じる。CFC材料のより高い熱伝導率によって 、長手方向の孔42(図1において図示せず)内で加えて一体化された固定要素は、上記の効果を増加させ、加えて、破砕又は亀裂の場合、長手方向に延長されたワークピース支持40を分離から保護する。すべてのフレームに近い長手方向に延長されたワークピース支持40の重心対称的な配置によって、すべてのワークピース支持40の位置は、その幅又は全幅に沿ったフレームの粗い自動的な配向の後で常に同じである;ワークピース支持の配置のいかなる不一致もしたがって、特に固定フレーム要素と結合して完全に回避される。示された設計の長手方向に延長されたワークピース支持40は、台形横断線の基部に沿って囲む要素に連続的に接触するように配置される。上から及ぼされる多くの力は、前記接触を経て底面要素に均一に放散し、囲む要素に沿って力を変換する。前記要素の囲む端は、前記ワークピース支持の全体的な厚さに関して数パーセントのワークピース支持までの距離を有し、たとえ熱膨張係数が有意に異なる場合であっても、固定された摺動可能な位置を確実にする;したがって、前記ワークピース支持は、固定の範囲内で、決してくっつかない又は無理に割り込まないので、高温により関連した熱膨張が起こる場合であっても、固定しているが、常にわずかに移動可能であるようなワークピース支持を確実にする。ワークピース支持の端部に沿った固定要素の距離は、各々の場合その全長の5から10パーセントである。すべてのワークピース支持40の平行した配向性の場合には、それにより、同じ方向の衝撃の部分的な補正が可能になり、同時に、安全ですべて囲んだ固定が確実になる。垂直端部で囲んでいる要素60は、固定された長手方向に延長されたワークピース支持40に隣接する各々の2つの上側の切抜き部分61を有する。これらの切抜き部分内で、横断方向に向きを定められた要素62は、適合する下側切抜き部分と連動して、ぴったりと合って圧入するように挿入される。上側切抜き部分は、ワークピースキャリアの全体の構造に沿って、支持されるワークピースの重量を変換し、ワークピースキャリアの安定性及び容量を改良する。示された実施態様は、使用において特に単純で汎用的なものである;ワークピース支持40のすべてを囲んでいる固定により、垂直壁要素として、その伸長への横方向の破砕又は亀裂の場合でさえも、ワークピース支持40が摺動又は分離する危険を招かずに前記ワークピースキャリアのさらなる使用が可能になる。さらに、対称的に組み立てられたアルミナワークピース支持40は、それらのフレームに近い位置において、いくつかの固定及び定着手段を備え、極めて低いリスク、簡単な取扱い、単純かつ迅速な置き換え可能性、及び、経費及び節減の最適化された比率でワークピースの処理をする。
図2は、図1による高温ハイブリッド格子の拡大図を示す。フレーム要素に隣接している格子内で配置される追加の補助要素をさらに詳細に見られることができ、ほぼ四角のサイズの横断線を有する連続的なCFCボードストリップである。補助要素は丸い端を有する四角に似ている横断線を有し、ワークピースキャリアの全体の幅に沿って延長する。すべての縦方向に向きを定められた要素はそれぞれの穿刺を有し、補助要素はすべてのこれらの要素を通過することができる。穿刺の各々の領域は、ぴったりと合う補助孔によってそれぞれ特徴付けられる。すべての縦方向に向きを定められた要素に補助要素をぴったりと合うように配置することによって、これらの要素は相互に連結し、補助要素を取り除く前に取り外されることができないワークピースキャリアが生じる。連動する要素の交互の切抜き部分によって、ワークピースキャリアのすべての構造はしたがって係止され、以下において「組立てられた位置において固定される」と示される。フレームに近いワークピース支持40を交換するため、それぞれのフレーム要素は、すべての補助要素を取り除くことによって解かれなければならない。続いて、フレーム要素は垂直に取り除かれ、それぞれのフレームに近いワークピース支持40の囲いを開く。すべての傷ついたワークピース支持40を交換した後、フレーム要素は、元通りに差し込まれ、最終的に、補助要素はそれらの初期位置に動かされ、組立てられた位置においてワークピースキャリアを固定する。好ましくは、実施態様は、図1にて図示するように、縦方向に向きを定められた要素のすべての切抜き部分もそれらの中間部分に関して対称的に配置される2つの対称の補助要素を有する。切抜き部分及び補助孔の対称的な配置により、再組立てが非常に容易になり、不一致による損害を回避する:いかなるフレーム要素も、切抜き部分のうちの1つが連動する配向性にある場合、それまでの間実行されたねじれ、旋回及び回転の数から独立して、挿入のためにぴったりと合う圧入するような配向性にある。
図3は、角の領域内でワークピースキャリアに一体化される台形の基部71を持つ垂直に配置された要素70を有する好都合なワークピースキャリアの部分図を示す。示された実施態様は、ワークピースキャリアへの台形の基部71の矩形の下端部をぴったりと合うに挿入することにより、隣接した横断方向に向きを定められ格子要素へと同じく横断方向に向きを定められたフレーム要素への組込みを可能にする、下側切抜き部分を有する基部を持つ垂直に配置された要素70を有する。さらに、前記矩形の下端部は、表された補助要素が挿入されると、組立てられた位置において同様に固定される垂直に配置された要素70につながる補助孔を有する。組立てられた位置において、垂直に配置された要素70は、平行した挿入された格子要素のすべての外縁部と同一の長さを有する外側縁部を有し、したがって、ワークピースキャリアの長さ又は幅を変えずにフレーム要素及び格子要素を取り囲む。台形の基部の矩形の下端部から始まり、垂直に配置された要素70は台形の部分によって全幅において減少し、格子の平面より上の一定であるが減少した幅のCFCボードストリップにおいてここを終端として接続する。直角の台形部分の傾斜は、ワークピースキャリアの中間の部分、すなわち、ワークピースキャリアの連続的な垂直した外側の端を提供する垂直に配置された要素70の外側縁部の方へ導かれる。そのような要素の下部の一体化された端部の上記の台形の輪郭により、矩形の下端部が上記のCFCボードストリップの二倍広い場合、そのような要素の非常に費用を抑えた製造が可能になる:そのような2つのストリップは、1つの切断動作において二倍の全幅の1つのストリップから切断され得る。補助要素によって組立てられた位置において固定される要素と結合して少なくとも2つの切抜き部分を経たぴったり合った組込みは、ワークピースキャリア内で垂直配置された要素70の安定したかつ安全な固定を提供する。このように固定された要素は、等しく安定した垂直格子の組立を可能にし、それによって、交替で、いくつかのワークピースキャリアがより大きなマトリクス内で互いの上に配置され得る。力の負荷は、ワークピースキャリアの構造に沿って上記の一体化している下部構造を経て均一に変換される。
図4は、ワークピースキャリアの端の近くの位置において台形の基部71を有する垂直に配置された要素70の部分図を示す。上記の角領域における組込みと異なり、垂直に配置された要素70はここで、両側により急勾配の対称の傾斜を有する台形の部分を持つ対称的に形成された下端部を有する。さらに、垂直に配置された要素70は、連動する下側切抜き部分を経て、少なくとも2つの横断方向に向きを定められた格子要素をそのような位置において取り囲む。前に説明されるように、補助孔及び挿入された補助要素によって結合される少なくとも2つの下側切抜き部分は、ワークピースキャリアに安全かつ安定した組込みを提供する。
本発明の特許請求されたワークピースキャリアは、上向姿勢において断続的な配置で自動処理を受ける場合であっても組立てられた位置にとどまる連続的な力を変換する組立てを提供する初めてのものである。それは、工業的な自動処理を可能にし、加えて、別々に交換可能な部品により使用の費用を減少させる。好都合な特徴及び実施態様は、ワークピースキャリアの質及び処理の容易さを増やす一方で使用/適用の費用のさらなる減少を可能にし、さらに改良された質の処理されたワークピースを提供する。
前記図の範囲内の参照は以下の通りである:
10 高温格子
20 矩形のフレーム
30 格子
40 ワークピース支持
41 台形の横断線
42 中心の連続的な長手方向の孔
50 ワークピース支持領域
60 囲んでいる垂直端を有する要素
61 上側切抜き部分
62 横方向に配置された、相互に係合している要素
70 垂直に配置された要素
71 要素の台形の基部

Claims (15)

  1. 要素から組立てられる高温格子(10)の形の改良されたワークピースキャリアであって、該要素は炭素繊維強化炭素複合材ボードストリップであり、該要素はコーム形の要素を含み、該ワークピースキャリアはフレームを有し、該フレームは、フレーム要素を相互に係合することによって提供され、該フレーム要素は水平格子(30)を囲み、該格子(30)は、該支持されるワークピースに関して不活性である少なくとも1つのワークピース支持(40)と同様に該フレーム内で互いに交差する該格子要素を相互に係合することによって提供され、該格子(30)の上で距離をおいてワークピース支持領域(50)を提供し、少なくとも1つの該ワークピース支持(40)は少なくとも1つの該要素の少なくとも1つの囲んでいる切抜き部分内で配置されている、改良されたワークピースキャリアにおいて、
    該要素が交互の配置において連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの要素を含み、該要素が少なくとも1つの補助要素を含み、該ワークピース支持(40)は、ロッド形の伸長部分の高温セラミックの単一部分の部品であり、該伸長部分は該格子(30)の平面に平行に配置され、該ワークピース支持(40)は、一方で横方向に配置された連続的な要素によってその端部でも構成された、横方向に配置された該格子要素の多数の切抜き部分によって該ワークピース支持領域(50)の下で囲まれている該格子(30)の一体の部品であり、該囲まれた取り外し不可能なワークピース支持(40)は該格子内で浮くように一体化され、該ワークピースキャリアは少なくとも1つの該補助要素によって組立てられた位置において固定されていて、各々の該コーム形の要素が少なくとも1つの補助孔を有し、該補助要素は該補助孔においてしっかりとぴったりと合って配置され、各々の該補助要素は交互の配置で連動する切抜き部分を有する少なくとも1つの該要素の少なくとも1つの該補助孔でしっかりぴったりと合って配置されることにおいて特徴付けられる、ワークピースキャリア。
  2. 前記ワークピースキャリアが矩形フレーム(20)を有し、該フレーム内で中心対称的に配置された前記ワークピース支持(40)であることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  3. 前記ワークピースキャリアの前記水平な格子(30)内のすべての要素が垂直の配向性で配置され、前記フレーム内の交差する端の格子(30)を提供することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  4. 少なくとも1つの前記補助要素が少なくとも前記ワークピースキャリアの1つの水平な直径と同じ長さであり、前記補助孔においてしっかりとぴったりと合うように該直径にわたり配置されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  5. 少なくとも2つの前記補助要素が少なくとも前記ワークピースキャリアの1つの水平な幅と同じ長さであり、前記補助孔においてしっかりとぴったりと合うように該幅にわたり配置され、前記コーム形の要素の対向端で対称的に配置され、2つの該補助孔を経て各々の前記コーム形の要素を固定することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  6. 少なくとも1つの要素、好ましくは前記フレームの要素が、前記格子(30)に関連して下側の領域において、該格子(30)の平面に本質的に平行した配向性の切抜き係合部分を有することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  7. 垂直に配置された相互に係合する要素(70)が前記格子(30)に少なくとも一体化され、該要素は、少なくとも1つの垂直に配置されたフレーム、好ましくはその中に垂直に配置された格子を有し、特に好ましくは、強化要素を提供している垂直配向性において、加えて一体的に固定した、浮くように据え付けられた単一の部分の高温セラミックワークピース支持(40)を有することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  8. 垂直に配置された、相互に係合している下側切抜き部分を有する少なくとも1つの連動する格子要素が、少なくとも2つの隣接した上側切抜き部分を有し、各々の該上側切抜き部分は、それぞれの下側切抜き部分を有するぴったりと合い圧入するように横方向に向きを定められた要素(62)と相互係合して配置されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  9. 前記横に向きを定められた要素の少なくとも1つの前記ワークピース支持を囲む前記切抜き部分の寸法が、高温状態下で囲まれた該ワークピース支持(40)の熱膨張した寸法と等しいことにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  10. 少なくとも1つの前記ワークピース支持(40)は台形の横断線(41)を有し、該台形の基部は前記複数の要素に連続的に接触して前記格子(30)の平面に平行して配置されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  11. 少なくとも1つの前記ワークピース支持(40)が、横断線において、前記格子(30)の平面に平行した配向性の前記ワークピース支持領域(50)を提供する、該格子(30)の水平面に平行した上部表面を提供するように配置されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  12. 少なくとも1つの前記ワークピース支持(40)がセラミックベースの合成物から構成され、さらに前記ワークピース支持領域(50)は1つの単一の合成物から構成されていることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  13. 少なくとも1つの前記ワークピース支持(40)が、前記ワークピース支持領域(50)に平行した位置において中心の連続的な長手方向の孔(42)を有し、前記ワークピースキャリアの追加の要素は、固定した位置に配置されることにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  14. 前記ワークピースキャリアが、複数の前記ワークピース支持(40)として有し、前記格子(30)に上側の距離で前記ワークピース支持領域(50)の連続的アレイを提供し、さらに、長手方向に延長された該ワークピース支持(40)は、一体に浮くように据え付けられた該格子(30)の一部であり、平面平行した該ワークピース支持領域(50)を提供し、単一の部分において焼結アルミナで構成され、ロッド形であり、等しい長さであり、対称形の側部及び丸い端を有する台形の横断線(41)を有し、中心の連続的な長手方向の孔(42)を有し、そこで、要素は、固定した位置に配置され、前記フレームに近い位置に中心対称的に配置され、多数の平行した要素(60)に対して横方向に配置され、該要素は、該ワークピース支持領域(50)の下で相互に該ワークピース支持(40)を囲み、それらの底面に沿って平行した該要素(60)の群に連続的に接触して、隣接した横方向に向きを定められたフレーム要素に距離をおいて垂直端部を有し、囲んでいる該垂直の端(60)を有している要素は、該フレームに近い位置を有する長手方向に延長された囲まれたワークピース支持(40)に隣接する、少なくとも2つの上側切抜き部分(61)を各々有し、該隣接した上側切抜き部分(61)は各々ぴったりと合い圧入するように相互に係合した、横方向に配置された要素(62)を有し、各々の該要素(62)はそれぞれの下側切抜き部分を有し、好ましくはさらに、垂直フレームを提供する垂直に配置された要素(70)は、台形の基部(71)を経て少なくとも一体化され、各々の場合に、少なくとも2つの下側切抜き部分及び少なくとも該格子(30)への補助孔を有することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア。
  15. 前記要素が、炭素繊維強化炭素複合材ボードストリップから構成され、炭素繊維粗紡からなる少なくとも1つの生地であって、該生地は、リネン織りを有し、3から10マイクロメートルまで繊維の厚さを有し、本質的に互いに直角に配置される該粗紡の上の製織及び下の製織の四角の境界決定を有する生地領域を提供する少なくとも1つの生地と、20マイクロメートルの精度において縦糸粗紡の方向に平行である乾燥機械加工端と、20マイクロメートルの精度において乾燥機械加工された切抜き部分とを有し、該切抜き部分は、少なくとも(四角側の深さ:長さ)=1.4:1である該生地によって提供される四角のサイズと関連した深さを有することにおいて特徴付けられる、請求項1記載のワークピースキャリア
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