JP2013256384A - エア噴出ノズル - Google Patents

エア噴出ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP2013256384A
JP2013256384A JP2012134859A JP2012134859A JP2013256384A JP 2013256384 A JP2013256384 A JP 2013256384A JP 2012134859 A JP2012134859 A JP 2012134859A JP 2012134859 A JP2012134859 A JP 2012134859A JP 2013256384 A JP2013256384 A JP 2013256384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
resin film
nozzle
jet
jetting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012134859A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Tokihisa
昌吉 時久
Yoshiyuki Kushizaki
義幸 串崎
Motoi Nakamura
素惟 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2012134859A priority Critical patent/JP2013256384A/ja
Publication of JP2013256384A publication Critical patent/JP2013256384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、エア噴出ノズルの噴出口列間の排出用流路を介して、噴出し面と樹脂フィルム間の空気を外部に排出して噴流の噴き出し方向の安定及び加熱効率の向上を目的とする。
【解決手段】本発明によるエア噴出ノズルは、ノズル基台(20A)の噴出口(30)の配列方向は樹脂フィルム(4A)の搬送方向(A)と直交し、ノズル基台(20A)の各噴出口列(31,32)間にはその長手方向に沿って形成された断面凹状をなす排出流路(40)が形成され、各噴出口(30)の噴出し面(20Aa)と樹脂フィルム(4Ab)との間の空気を排出用流路(40)を介して外部に排出する構成で、このエア噴出ノズル(20)を用いてテンターオーブンを形成し、このテンターオーブンで樹脂フィルムを延伸する構成である。
【選択図】図6

Description

本発明は、エア噴出ノズルに関し、特に、エア噴出ノズルの噴出口列間の排出用流路を介して、噴出し面と樹脂フィルム間の空気を外部に排出するための新規な改良に関する。
従来、二軸延伸ポリプロピレンフィルムなどの樹脂フィルムの製造方法としては、Tダイからシート状に吐出してキャストドラム上で冷却固化した未延伸フィルムを、縦延伸機で樹脂フィルムの搬送方向に延伸した後、テンターオーブン内で樹脂フィルムの幅方向に延伸する遂次二軸延伸法や、前記未延伸フィルムをテンターオーブン内で樹脂フィルムの搬送方向とそれと直交方向に延伸する同時二軸延伸法などが広く知られている。
これらの製造方法に用いられるテンターオーブンは、樹脂フィルム表面と対向する面に空気の噴出口を設けたエア噴出ノズルが、樹脂フィルムの反双方向に複数配置されている。熱交換器によって所望の温度に制御された空気は、送気ファンによって各エア噴出ノズルに送り込まれ、噴出口から樹脂フィルム表面に向かって吹き付けられる。吹き付けられた空気は、テンターオーブン内の吸引口から回収され、再利用される。
一般にテンターオーブンは、樹脂フィルムの搬送方向に予熱ゾーン、延伸ゾーン、熱固定ゾーンおよび冷却ゾーンなど複数のゾーンに区分されており、少なくとも各ゾーンに空気の温度を設定できるように構成される。クリップによって両端を把持されて搬送される樹脂フィルムは、予熱ゾーンで延伸に適した温度まで加熱され、延伸ゾーンで幅方向に延伸された後、熱固定ゾーンや冷却ゾーンなどで熱処理や冷却処理される。エア噴出ノズルは、所望の温度に制御された空気を樹脂フィルム表面に吹き付けることで、空気と樹脂との熱交換を促進し、樹脂フィルムを加熱または冷却するものである。
このようにして製造される樹脂フィルムの特性は、テンターオーブンの各ゾーンを通過する際に受ける熱履歴に影響される。したがって、横方向に均一な特性を有する樹脂フィルムを得るためには、エア噴出ノズルから放出する空気と樹脂フィルムとの熱交換を横方向に均一化することが重要である。そのためエア噴出ノズルには、樹脂フィルムに当たる空気の温度が幅方向に均一であることと、エア噴出ノズルの伝熱効率が幅方向に均一であることが要求される。また、樹脂フィルムの搬送の影響により噴出ノズルからの空気流がフィルム面に垂直に当たらずに、屈曲することにより伝熱効率が低下したり、幅方向の伝熱効率にむらが生じたりするのを抑制することも要求される。そこで、従来は、特許文献1及び特許文献2に示されるように、樹脂フィルムの幅方向に噴出口を不連続に配置するホールノズルが用いられている。
特表2000−511840号公報 特開2009−255511号公報
しかしながら、噴出口配列が特許文献1の図1や特許文献2の図1のように4列の場合は、2列目と3列目からの噴出空気がフィルム表面から流出してテンターオーブン内の吸引口に向かって流出する際に、1列目と4列目の噴出空気流に干渉してしまい、1列目と4列目の噴出空気を屈曲させてしまい、加熱効率が低下してしまうことが問題になっていた。
かかる問題を解決するため、1列目と4列目の噴出口間隔を広げることも考えられるが、この場合、フィルム幅方向での加熱むらが顕著になるという課題があった。
本発明によるエア噴出ノズルは、一方向に搬送される樹脂フィルムに、空気を吹き付けるための多数の噴出口からなる一対の噴出口列を有する複数のノズル基台からなるエア噴出ノズルにおいて、前記ノズル基台の前記噴出口の配列方向は前記樹脂フィルムの搬送方向と直交し、前記各ノズル基台の前記各噴出口列間には前記ノズル基台の長手方向に沿って形成された断面凹状をなす排出用流路が形成され、前記各噴出口の噴出し面と前記樹脂フィルムとの間の空気を前記排出用流路を介して外部に排出するようにした構成であり、また、前記噴出口の平面形状は、丸、正方形、長方形、楕円の何れかである構成である。
本発明によるエア噴出ノズルは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、一方向に搬送される樹脂フィルムに、空気を吹き付けるための多数の噴出口からなる一対の噴出口列を有する複数のノズル基台からなるエア噴出ノズルにおいて、前記ノズル基台の前記噴出口の配列方向は前記樹脂フィルムの搬送方向と直交し、前記各ノズル基台の前記各噴出口列間には前記ノズル基台の長手方向に沿って形成された断面凹状をなす排出用流路が形成され、前記各噴出口の噴出し面と前記樹脂フィルムとの間の空気を前記排出用流路を介して外部に排出するようにしたことにより、噴流の噴き出し方向の安定性に優れ、それにより加熱効率が向上し、使用するエネルギー量の低減や、テンターオーブンの装置長さの短縮と、それによる装置コスト低減を図ることができる。
また、前記噴出口の平面形状は、丸、正方形、長方形、楕円の何れかであることにより、安定した噴流を得ることができる。
本発明によるエア噴出ノズルを用いるための遂次二軸延伸法による樹脂フィルムの製造工程の一形態を説明するための概略構成図である。 図1のテンター装置を示す平面図である。 図2のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明によるエア噴出ノズルを示す平面図である。 図5の斜視図である。 本発明のエア噴出ノズルの噴出空気の流跡線を示す説明図である。 従来例のエア噴出ノズルの平面図である。 図8の斜視図である。 図8のエア噴出ノズルにおける噴出空気の流跡線を示す説明図である。
本発明は、エア噴出ノズルの噴出口列間の排出用流路を介して噴出し面と樹脂フィルム間の空気を外部に排出して加熱性能を高めるようにしたエア噴出ノズルを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるエア噴出ノズルの好適な実施の形態について説明する。
周知の遂次二軸延伸法による樹脂フィルムの製造工程は、図1に示すように、押出機1、Tダイ2、キャストドラム3、縦延伸機、横延伸機であるテンターオーブン5、巻取りロール6を主要な構成とし、樹脂ポリマーを押出機1で溶融して押し出し、Tダイ2のスリット間隙からシート状に吐出し、キャストドラム3で冷却固化して得られる未延伸の樹脂フィルム4Aを、縦延伸機4で搬送方向に延伸して一軸延伸の樹脂フィルム4Aaとし、当該一軸延伸の樹脂フィルム4Aaをテンターオーブン5で樹脂フィルム幅方向に延伸して二軸延伸の樹脂フィルム4Abとし、該二軸延伸の樹脂フィルム4Abを巻取りロール6によって連続的に巻き取るものである。上記の行程中において、樹脂フィルム表面に塗液を塗布する際は、テンターオーブン5の直前に塗布装置(図示せず)を設置しても良い。ここでは遂次二軸延伸法における例を示したが、同時二軸延伸法においては縦延伸機4を用いず、キャストドラムで冷却固化して得られる未延伸の樹脂フィルム4Aを、テンターオーブン5で樹脂フィルム4Aの搬送方向と樹脂フィルム4Aの幅方向とに同時延伸して二軸延伸の樹脂フィルム4Abとする方法であってもよい。本発明でいう搬送方向Aとは、図1の製造工程において、押出機から巻取りロールに向かう方向を示す。
図2は、前記テンターオーブン5の一形態を示す平面図(上面図)である。図2に示すように、テンターオーブン5は、相対して配置されたレール10,11とレール10,11に沿って走行する複数のクリップ12とを有し、所望の温度に制御された空気を循環するように構成されている。
前記クリップ12は、テンターオーブン5の入口で樹脂フィルム4Aaの両端を把持し、テンターオーブン5内を通過し、テンターオーブン5の出口で樹脂フィルム4Abを解放する。
前記テンターオーブン5は、樹脂フィルム搬送方向Aの上流側から下流側に、仕切板18によって予熱ゾーンB、延伸ゾーンC、熱固定ゾーンD、冷却ゾーンEに区分されており、少なくとも各ゾーンB〜E毎に空気の温度が設定できるように構成されている。これら各ゾーンB〜Eは、樹脂フィルム4Aaの搬送方向に、複数の室に区分され、各室毎に空気の温度が設定できるように構成されていても良い。つまり、テンターオーブン5は、例えば予熱ゾーンBとして5室有し、延伸ゾーンCとして5室有し、熱固定ゾーンDとして10室有し、冷却ゾーンEとして1室有し、などとすることが可能であり、さらに各ゾーンB〜E内の各室の温度を独立に設定することも可能である。
また、各ゾーンB〜Eの温度範囲は、例えば、樹脂フィルム4Aaがポリプロピレンフィルムの場合、空気の温度は、予熱ゾーンB150〜160℃、延伸ゾーンC150〜160℃、熱固定ゾーンD160〜165℃、冷却ゾーンE50〜200℃に設定することができる。
前記レール10,11は、延伸ゾーンC内において、レール10,11間の相対距離が徐々に広がるように配置されることで、樹脂フィルム4Aaを幅方向に延伸することができる。また必要に応じ、熱固定ゾーンD内や冷却ゾーンE内に、レール10,11間の相対距離が徐々に狭くなる区間を設けることで、樹脂フィルム4Aaを幅方向に弛緩処理することもできる。
尚、同時二軸延伸法による樹脂フィルムの製造工程では、テンターオーブン5の延伸ゾーンC内で各クリップ10,11の間隔を徐々に広げることで、樹脂フィルム4Aaを搬送方向Aにも延伸することができる。
図3は、図2中のA−A間の断面図であり、図4は図3中のB−B間の断面図である。図3、図4に示すように、テンターオーブン5は、樹脂フィルム4Abの搬送方向Aに複数のエア噴出ノズル20を有する。このエア噴出ノズル20は、樹脂フィルム4Abの上側と下側とに、樹脂フィルム4Abの幅方向に延伸するように配置されている。このエア噴出ノズル20においては、所望の温度に制御された空気は、エア吸引部25によって供給ダクト20Aを介して各エア噴出ノズル20に送り込まれ、エア噴出ノズル20の樹脂フィルム4Ab表面と対向する面に設けられた噴出口20aから放出される。放出された空気は、テンターオーブン5内の吸引口21から回収ダクト22を介して回収されることで、テンターオーブン5内を循環する。なお、図3、図4は、図1のテンターオーブン5の予熱ゾーンBを示すものであるが、上述したように本発明のエア噴出ノズル20は、予熱ゾーンBに限らず延伸ゾーンC、熱固定ゾーンD、冷却ゾーンEにも用いることができる。
前記エア噴出ノズル20は、所望の温度に制御された空気を、一方向に搬送される樹脂フィルム4Abの表面に吹き付けることで、空気と樹脂フィルムとの熱交換を促進する働きがある。すなわち、樹脂フィルム4Abは、エア噴出ノズル20が吹き付ける空気の温度より樹脂フィルム4Abの温度が低い場合には加熱され、エア噴出ノズル20が吹き付ける空気の温度より樹脂フィルム4Abの温度が高い場合には冷却され、エア噴出ノズル20が吹き付ける空気の温度と樹脂フィルムの温度が等しい場合には保温される。
図5は、一方向に搬送される樹脂フィルム4Abに空気を吹き付ける本発明のエア噴出ノズル20の一形態を示す図であり、エア噴出ノズル20の樹脂フィルム4Aa表面と対向する噴出し面20Aaを示す平面図である。図6は図5に示す本発明のエア噴出ノズル20の斜視図である。エア噴出ノズル20には、エア噴出ノズル20が樹脂フィルム4Ab表面と対向する面に、直径D(mm)の円形の噴出口30を複数設けてある。なお、噴出口30の形状は、円が代表的であるが、正方形、長方形、楕円であっても良い。
尚、このエア噴出口ノズル20は、多数の噴出口30を有する及び排出用流路40を有するノズル基台20Aによって構成されている。
前記噴出口30の配列は、樹脂フィルム4Aの搬送方向Aに直交する方向の複数の噴出口30から形成される噴出口列31,32が、樹脂フィルム4Abの搬送方向に2列以上である。前記各噴出口列31,32間には、溝状の排出用流路40が形成されている。
本発明でいう直交とは、90度から1度でも外れれば直交ではないという訳ではなく、外観上で直交に見える範囲であれば良く、許容範囲として90℃±7度の範囲が好ましい。さらに90℃±2℃の範囲であれば、より好ましい。
そして、隣り合う噴出口列31,32どうしは、互いに千鳥配列であることが好ましい。
図7は、数値流動解析ソフトウエアSolidWoks Flow Simulationにより算出した本発明のエア噴出ノズル20の隣接する噴出口31,32の噴出口30からの空気の流跡線を示したものである。噴出口30から吹き出した空気は樹脂フィルム4Ab面に垂直に衝突した後に、樹脂フィルム4Abの搬送方向および反搬送方向に流出している。この時、隣接列の噴出口30からのエアとは千鳥配列になっていることと、隣接列との間に設けられた排出流路に流れ込むことで干渉しにくくなっている。これにより、噴出空気が屈曲することなくフィルムに衝突し、効率的に温度制御を行うことができる。
図8及び図9は、従来用いられてきたエア噴出ノズル20である噴出口列31〜33が3列の場合の、従来例1の平面図および斜視図を示したものである。従来例においても隣り合う列31〜33どうしは、互いに千鳥配列で噴出口30が配列されている。
また、図10は同様の数値流動解析ソフトウエアにより算出した従来例のエア噴出ノズルの各噴出口列31〜33の噴出口30からの空気の流跡線を示したものである。この場合は、中央列の噴出口30から噴き出した空気は樹脂フィルム4Ab面に垂直に衝突した後に、樹脂フィルム4Abの搬送方向Aおよび反搬送方向に流出している。この時、隣接列である最上流と最下流の噴出口30からのエアと干渉してしまい、最上流と最下流の噴出口30からのエアが樹脂フィルム4Abに衝突する直前で屈曲してしまい、樹脂フィルム4Abに対して斜め方向に衝突してしまうため熱伝達効率が低下し、効率的に温度制御が出来なくなってしまう。
(実施例)
本発明の効果を検証するために、エア噴出ノズル20の熱伝達性能を測定した。本発明のエア噴出ノズル20は、図5及び図6にあるように直径25mmの円状とし、これを60mmピッチで2列を千鳥形状に配置し、1列目の噴出口数は18個、2列目は17個とした。また、噴出口列31,32間には略断面凹状の排出用流路40を設けた。従って、この噴出口30の噴出し面20Aaと樹脂フィルム4Abとの間の空気を排出用流路40を介して外部に排出することができる。
これに対し、従来例のエア噴出ノズル20は図8及び図9にあるように直径25mmの円状とし、これを60mmピッチで3列を千鳥形状に配列した。そのため、1列目と3列目とはフィルム幅方向で同一の配置である。なお、1列目の噴出口30数は17個、2列目は18個、3列目は17個とした。
熱伝達性能の測定は、噴出口30から140mm離れた位置に内部に通水路を設けた板を設置し、内部に通水しつつ各エア噴出ノズル20から140℃の熱風を吹き付けて加熱し、通水前後の温度上昇から算出した。熱伝達性能の測定結果を表1に示す。なお、測定結果は吹き出し送風量が0.51m/秒の場合での従来のエア噴出ノズル30の測定結果を1とした場合の相対値として示している。
Figure 2013256384
表1から噴出口列31,32間に排出用流路40を設けた本発明のエア噴出ノズル20では、排出用流路40を設けない従来のエア噴出ノズル20に比べて、いずれの風量においても熱伝達係数が高くなっていることが判る。
本発明によるエア噴出ノズルは、ノズル基台の噴出口列間に凹状の排出用流路が形成され、噴流の噴き出し方向の安定性に優れ、加熱効率を向上させることができる。
30 噴出口
31、32 噴出口列
20A ノズル基台
4A、4Ab 樹脂フィルム
A 搬送方向
40 排出用流路
20Aa 噴出し面

Claims (2)

  1. 一方向に搬送される樹脂フィルム(4A)に、空気を吹き付けるための多数の噴出口(30)からなる一対の噴出口列(31,32)を有する複数のノズル基台(20A)からなるエア噴出ノズルにおいて、
    前記ノズル基台(20A)の前記噴出口(30)の配列方向は前記樹脂フィルム(4A)の搬送方向(A)と直交し、前記各ノズル基台(20A)の前記各噴出口列(31,32)間には前記ノズル基台(20A)の長手方向に沿って形成された断面凹状をなす排出用流路(40)が形成され、前記各噴出口(30)の噴出し面(20Aa)と前記樹脂フィルム(4Ab)との間の空気を前記排出用流路(40)を介して外部に排出するようにしたことを特徴とするエア噴出ノズル。
  2. 前記噴出口(30)の平面形状は、丸、正方形、長方形、楕円の何れかであることを特徴とする請求項1記載のエア噴出ノズル。
JP2012134859A 2012-06-14 2012-06-14 エア噴出ノズル Pending JP2013256384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012134859A JP2013256384A (ja) 2012-06-14 2012-06-14 エア噴出ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012134859A JP2013256384A (ja) 2012-06-14 2012-06-14 エア噴出ノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013256384A true JP2013256384A (ja) 2013-12-26

Family

ID=49953162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012134859A Pending JP2013256384A (ja) 2012-06-14 2012-06-14 エア噴出ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013256384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018180565A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 東レ株式会社 気流制御装置および延伸フィルムの製造方法
JP2018535831A (ja) * 2015-11-03 2018-12-06 フィリップ アンドリュー リムン,ピーター 液体除去装置
WO2019116534A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 株式会社日本製鋼所 フィルム製造装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033848A (ja) * 1989-05-29 1991-01-09 Fuji Photo Film Co Ltd 空気吹出箱
WO2008114586A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Toray Industries, Inc. エア噴出ノズルおよびそれを用いたテンターオーブン
JP2008247507A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Fujifilm Corp ウェブ搬送装置及び溶液製膜方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033848A (ja) * 1989-05-29 1991-01-09 Fuji Photo Film Co Ltd 空気吹出箱
WO2008114586A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Toray Industries, Inc. エア噴出ノズルおよびそれを用いたテンターオーブン
JP2008247507A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Fujifilm Corp ウェブ搬送装置及び溶液製膜方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018535831A (ja) * 2015-11-03 2018-12-06 フィリップ アンドリュー リムン,ピーター 液体除去装置
WO2018180565A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 東レ株式会社 気流制御装置および延伸フィルムの製造方法
JPWO2018180565A1 (ja) * 2017-03-28 2020-02-06 東レ株式会社 気流制御装置および延伸フィルムの製造方法
JP7020402B2 (ja) 2017-03-28 2022-02-16 東レ株式会社 気流制御装置および延伸フィルムの製造方法
US11370161B2 (en) 2017-03-28 2022-06-28 Toray Industries, Inc. Air flow controller and manufacturing method of stretched film
WO2019116534A1 (ja) * 2017-12-15 2019-06-20 株式会社日本製鋼所 フィルム製造装置
CN111448046A (zh) * 2017-12-15 2020-07-24 株式会社日本制钢所 膜制造装置
JPWO2019116534A1 (ja) * 2017-12-15 2020-11-26 株式会社日本製鋼所 フィルム製造装置
EP3725494A4 (en) * 2017-12-15 2021-07-21 The Japan Steel Works, Ltd. FILM MANUFACTURING DEVICE
CN111448046B (zh) * 2017-12-15 2022-05-06 株式会社日本制钢所 膜制造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4962494B2 (ja) エア噴出ノズルおよびそれを用いたテンターオーブン
US10792844B2 (en) Airflow control apparatus and method for manufacturing stretched film
JP5470472B2 (ja) 通気ノズル及び通気ノズルを設けたプラスチックフィルム延伸装置
FI126763B (fi) Menetelmä ja laite lasilevyjen karkaisemiseksi
JP2007320276A (ja) テンターオーブン
JP5784192B1 (ja) フィルム延伸装置、及びフィルム延伸方法
JP2013256384A (ja) エア噴出ノズル
JP5228834B2 (ja) エア噴出ノズルおよびそれを用いたテンターオーブン
JP2008100456A (ja) シート状物の熱処理装置
CN106003679B (zh) 空气喷射构件和使用了该空气喷射构件的膜的制造方法
CN111448046B (zh) 膜制造装置
JP5623299B2 (ja) 流延装置及び溶液製膜方法
JP6394010B2 (ja) テンターオーブン、及びそれを用いた熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
WO2014156977A1 (ja) テンターオーブンおよび熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JP5261415B2 (ja) 横延伸装置及び横延伸方法
JP2007152816A (ja) シートの加工装置及び加工方法
JP6295760B2 (ja) テンターオーブンおよび熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
TWI512356B (zh) 液晶顯示器等製程中對玻璃基板面做高精度調溫的調溫裝置
JP2008213470A (ja) シート状物の加工装置
JPWO2019097713A1 (ja) 金属板の冷却装置及び金属板の連続熱処理設備
JP2016108065A (ja) テンター装置及びフィルムの製造方法
JP2014208463A (ja) テンターオーブンおよび熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JP2021076280A (ja) 乾燥方法
KR20150078135A (ko) 공기 분배균일성을 향상시킨 공기노즐을 포함하는 텐터 오븐
JP2013107225A (ja) テンター装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150512