JP2013256066A - 被印字媒体カートリッジ及び被印字媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】扁平チューブ状の被印字チューブ101は、一方側媒体端部101ARと、他方側媒体端部101ALと、媒体中間部101Bとを有し、一方側媒体端部101AR及び他方側媒体端部101ALのうち少なくとも一方は、所定ピッチp1、p2で配置された複数のスリットS1,S2を備え、媒体中間部101Bは、リール部54からの繰り出し時において径方向外周側若しくは径方向内周側となる面に、被印字領域300を備える。
【選択図】図4
Description
図1に示すように、本実施形態に係わる印字装置1は、ユーザの手によって把持されるいわゆるハンディ型の印字装置である。この印字装置1の筐体6は、装置前面を構成する前カバー6Aと、装置後面を構成する後カバー6Bとで構成されている。さらにこの後カバー6Bは、種々の機構を内蔵する後カバー本体6B1と、本実施形態のカートリッジ31(後述の図3参照)や乾電池(図示せず)を着脱する際に後カバー本体6B1より取り外し可能な着脱カバー6B2とで構成されている。
印字装置1の内部構造を図2を用いて説明する。図2に示すように、上記前カバー6A及び上記後カバー本体6B1の内部には、例えば樹脂により成形されたフレーム13が配設されている。そして、このフレーム13の後側上部には、カートリッジ31(後述の図3参照)を着脱するために凹状に形成された平面視矩形状のカートリッジホルダ7が設けられている。
カートリッジ31(被印字媒体カートリッジ)の内部構造を図3により説明する。図3に示すように、カートリッジケース33内の左側下部には、インクリボン55を巻回したリボンスプール56が回転可能に配置されている。このリボンスプール56から繰り出されたインクリボン55は、カートリッジ開口371に向けて案内される。
上記被印字チューブ101の詳細構造について、図4及び図5(a)〜(c)を用いて説明する。図4及び図5(a)〜(c)に示すように、被印字チューブ101は、例えば公知の熱収縮性のチューブを扁平状にして構成されている。すなわち、被印字チューブ101は、当該被印字チューブ101の幅方向における一方端(図4では下側端部)に位置する一方側媒体端部101ARと、被印字チューブ101の幅方向における他方端(図4では上側端部)に位置する他方側媒体端部101ALと、被印字チューブ101の幅方向における中間(両端以外の部分)に位置する媒体中間部101Bと、を備えている。
図6に、印字装置1における制御系の機能的な構成を示す。
次に、上記構成における印字装置1の動作を説明する。
以上説明したように、本実施形態のカートリッジ31に備えられた被印字チューブ101においては、当該被印字チューブ101の一方側媒体端部101AR及び他方側媒体端部101ALに複数の第1スリットS1及び第2スリットS2を備えている。そしてこれらスリットS1,S2によって当該部位では強度が弱くなっている。これにより、被印字チューブ101は、カートリッジ31外へ供給されサーマルヘッド16によって印字が行われるとき、十分に押しつぶされ十分に扁平な形状となっている。この結果、サーマルヘッド16との密着性が向上し、例えば印字かすれや印字乱れ等のない、良好な品質の印字形成を行うことができる。
図9(a)に示すように、この変形例では、扁平状態の被印字チューブ101における、一方側媒体端部101ARの第1スリットS1、他方側媒体端部101ALの第2スリットS2それぞれが、互いに同一ピッチ(p1=p2)でかつ互いに対向するように(図9(a)中左右方向の位置が同一となるように)設けられている。この場合、被印字チューブ100の適宜の箇所に設けられた適宜の識別子(マーク等)を公知のセンサ等で検出することにより、公知の手法により搬送時の被印字チューブの位置決め制御が行われる。これにより、上記カットレバー4の操作時に、第1スリットS1または第2スリットS2の位置が切断部位Cとなるような位置決め制御が行われる。すなわち、被印字チューブ101を幅方向に切断可能な特定の切断部位C(スリットS1,S2と同じ位置)が予め複数箇所に設定され、それらのうちいずれかの切断部位Cで切断されるように、上記位置決め制御が行われる。
図9(b)に示すように、この変形例では、扁平状態の被印字チューブ101における、一方側媒体端部101AR及び他方側媒体端部101ALのうちいずれか一方(この例では一方側媒体端部101AR)に、ピッチp1でスリットS1が設けられている。この場合も、上記同様、適宜の識別子の検出による位置決め制御が行われる。すなわち、本変形例では、上記同様、被印字チューブ101を幅方向に切断可能な特定の切断部位C(スリットS1と同じ位置)が予め複数箇所に設定され、それらのうちいずれかの切断部位Cで切断されるように、上記位置決め制御が行われる。
31 カートリッジ(被印字媒体カートリッジ)
54 リール部(巻回部材)
101 被印字チューブ(被印字媒体)
101AR 一方側媒体端部
101AL 他方側媒体端部
101B 媒体中間部
300 被印字領域
C 切断部位
p1 第1ピッチ
p2 第2ピッチ
S1 第1スリット
S2 第2スリット
Claims (6)
- 扁平チューブ状の被印字媒体を、前記被印字媒体の幅方向に沿った軸心まわりにロール状に巻回した巻回部材を有し、
前記巻回部材に巻回された前記被印字媒体を繰り出して連続的に供給可能に構成された、被印字媒体カートリッジであって、
前記被印字媒体は、
当該被印字媒体の幅方向における一方端に位置する一方側媒体端部と、
当該被印字媒体の幅方向における他方端に位置する他方側媒体端部と、
前記被印字媒体の幅方向における中間に位置する媒体中間部と、
を有し、
前記一方側媒体端部及び他方側媒体端部のうち、少なくとも一方は、
前記被印字媒体の長手方向に沿う所定ピッチで配置された複数のスリットを備え、
前記媒体中間部は、
前記巻回部材からの繰り出し時において径方向外周側となる面、若しくは、前記巻回部材からの繰り出し時において径方向内周側となる面に、被印字領域を備える
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項1記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記被印字媒体は、
当該被印字媒体を幅方向に切断可能な特定の切断部位が複数箇所に設定されているか、若しくは、不特定の切断部位で幅方向に切断可能に構成されており、
少なくとも1つの前記切断部位には、前記スリットが設けられている
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項1又は請求項2記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記一方側媒体端部は、
前記被印字媒体の長手方向に沿う第1ピッチで配置された複数の第1スリットを備え、
前記他方側媒体端部は、
前記被印字媒体の長手方向に沿う、前記第1ピッチと略同一値である第2ピッチで配置された複数の第2スリットを備える
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項3記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記複数の第1スリット及び前記複数の第2スリットは、
前記被印字媒体の長手方向に沿って交互に千鳥配列となるように、前記一方側媒体端部及び前記他方側媒体端部にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記被印字媒体は、
熱収縮性の材料により前記扁平チューブ状に構成された熱収縮チューブである
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 扁平チューブ状に構成された被印字媒体であって、
当該被印字媒体の幅方向における一方端に位置する一方側媒体端部と、
当該被印字媒体の幅方向における他方端に位置する他方側媒体端部と、
当該被印字媒体の幅方向における中間に位置する媒体中間部と、
を有し、
前記一方側媒体端部及び他方側媒体端部のうち、少なくとも一方は、
当該被印字媒体の長手方向に沿う所定ピッチで配置された複数のスリットを備え、
前記媒体中間部は、
扁平形状の一方側の表面、若しくは、扁平形状の他方側の表面に、被印字領域を備える
ことを特徴とする被印字媒体。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674345U (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-21 | マックス株式会社 | 熱転写印刷機におけるマークチューブカートリッジ |
JPH11105352A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Casio Comput Co Ltd | 印字用テープカセット及びそれを用いるテープ印字装置 |
JP2006056552A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Fuji Seal International Inc | 筒状ラベル付き角型容器、及び筒状ラベル連続体 |
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2012
- 2012-06-13 JP JP2012133455A patent/JP5945941B2/ja active Active
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