JP2013163358A - 被印字媒体カートリッジ及び印字装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時における印字付き被印字媒体の幅方向寸法が大きい場合であっても、カートリッジの大型化を防止する。
【解決手段】被印字チューブ101を折り畳んで構成された折り畳み体301を繰り出して供給するカートリッジ31であって、被印字チューブ101は、幅方向両端に位置する媒体端部101Aと、幅方向中間に位置する媒体中間部101Bとを備え、折り畳み体301は、幅方向一方側の端部に設けられ、折り畳み時に媒体中間部101Bが幅方向一方側から他方側へと折り返されて構成された折り返し部301Aと、媒体中間部101B又は媒体端部101Aが厚さ方向に複数層に積層された積層部301Bとを有し、積層部301Bに備えられた媒体中間部101B又は媒体端部101Aのうち繰り出し時に径方向最外周又は最内周側となる面に、被印字領域301Cを備える。
【選択図】図4
【解決手段】被印字チューブ101を折り畳んで構成された折り畳み体301を繰り出して供給するカートリッジ31であって、被印字チューブ101は、幅方向両端に位置する媒体端部101Aと、幅方向中間に位置する媒体中間部101Bとを備え、折り畳み体301は、幅方向一方側の端部に設けられ、折り畳み時に媒体中間部101Bが幅方向一方側から他方側へと折り返されて構成された折り返し部301Aと、媒体中間部101B又は媒体端部101Aが厚さ方向に複数層に積層された積層部301Bとを有し、積層部301Bに備えられた媒体中間部101B又は媒体端部101Aのうち繰り出し時に径方向最外周又は最内周側となる面に、被印字領域301Cを備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、被印字媒体に対し所望の印字を行う印字装置、及び、当該印字装置に用いられる被印字媒体カートリッジに関する。
被印字媒体に対し所望の印字を行う印字装置が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この印字装置(無線タグ情報通信装置)では、被印字媒体カートリッジ(カートリッジ)がカートリッジホルダに装着されると、被印字媒体カートリッジの内部において被印字テープロールから被印字媒体としての被印字テープが繰り出されて搬送される。この搬送される被印字媒体に対し印字手段(印字ヘッド)が所望の印字を行うことで、印字付き被印字媒体(無線タグラベル)が作成される。
上記従来技術の印字装置においては、複数種類の被印字媒体カートリッジを交換しつつ使用可能となっている。しかしながら、各被印字媒体カートリッジでは、被印字媒体は(特に幅方向に折り畳まれることなく)テープ状の状態で搬送されることから、印字媒体の幅方向寸法の大小と当該被印字媒体カートリッジの厚み方向寸法の大小とが対応している。すなわち、幅広の印字付き被印字媒体を得るためには、厚み方向寸法の大きい被印字媒体カートリッジを使用せざるを得ない。この結果、被印字媒体カートリッジの大型化を招き、不便であった。
本発明の目的は、使用時における印字付き被印字媒体の幅方向寸法が大きい場合であっても、カートリッジの大型化を防止できる、被印字媒体カートリッジ及びこれを用いた印字装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、テープ状又は扁平チューブ状の被印字媒体を、当該被印字媒体の幅方向に折り畳んで構成された折り畳み体と、前記折り畳み体を、前記被印字媒体の幅方向に沿った軸心まわりにロール状に巻回する巻回部材と、を有し、前記巻回部材に巻回された前記折り畳み体を繰り出して連続的に供給可能に構成された、被印字媒体カートリッジであって、前記被印字媒体は、当該被印字媒体の幅方向における両端にそれぞれ位置する媒体端部と、前記被印字媒体の幅方向における中間に位置する媒体中間部とを備えており、前記折り畳み体は、当該折り畳み体の幅方向における少なくとも一方側の端部に設けられ、前記被印字媒体の折り畳み時に前記媒体中間部が前記被印字媒体の幅方向一方側から幅方向他方側へと折り返されて構成された、折り返し部と、前記折り返し部以外の部位に設けられ、前記媒体中間部及び前記媒体端部の少なくとも一方が前記被印字媒体の厚さ方向に複数層に積層されて構成された、積層部と、を有し、前記積層部に備えられた前記媒体中間部又は前記媒体端部のうち、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最外周側となる面、若しくは、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最内周側となる面に、被印字領域を備えることを特徴とする。
本願発明の被印字媒体カートリッジは、例えば印字装置のカートリッジホルダに装着されて使用される。装着後は、巻回部材に巻回された折り畳み体が繰り出されてカートリッジ外へと供給され、折り畳み体の被印字媒体に備えられた被印字領域に所望の印字が形成される。このとき、折り畳み体は、テープ状又は扁平チューブ状の被印字媒体が幅方向に折り畳まれて構成されている。したがって、ユーザは、使用時において、上記のように折り畳み体に折り畳まれた状態で含まれかつ被印字領域に印字が形成された被印字媒体を押し広げることで、折り畳み状態から幅方向寸法が大きく広がった幅広テープ状の印字付き被印字媒体(又は折り畳まれかつ扁平の状態から大きく円形に広がった大径チューブ状の印字付き被印字媒体)を得ることができる。
以上のように、本願発明においては、折り畳まれた状態の被印字媒体がカートリッジ内に収納され、その折り畳み状態で被印字領域に対し印字が形成され、その印字形成後の折り畳み体をユーザは押し広げて使用する。これにより、使用時の幅方向寸法(又は径方向寸法)が大きい場合であっても、カートリッジ内に折り畳み状態で収納される折り畳み体を小型化することができる。この結果、カートリッジの大型化を防止することができる。
また、折り畳み体において、上記印字が行われる被印字領域は、被印字媒体が折り畳まれることで厚さ方向に膨らんでいる折り返し部ではなく、比較的平坦な形状となる積層部に配置される。これにより、かすれや不均一のない品質のよい印字を確実に形成することができる。
本発明によれば、使用時における印字付き被印字媒体の幅方向寸法が大きい場合であっても、カートリッジの大型化を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各図内に「前」「後」「左」「右」「上」「下」の注記がある場合は、明細書中内の説明における、前方、後方、左方、右方、上方、下方とは、その注記された方向を指す。
<装置の外観概略構造>
図1に示すように、印字装置1は、使用者の手によって把持されるいわゆるハンディ型の印字装置である。この印字装置1の筐体6は、装置前面を構成する前カバー6Aと、装置後面を構成する後カバー6Bとで構成されている。さらにこの後カバー6Bは、種々の機構を内蔵する後カバー本体6B1と、カートリッジ31(後述の図3参照)や乾電池(図示せず)を着脱する際に後カバー本体6B1より取り外し可能な着脱カバー6B2とで構成されている。
図1に示すように、印字装置1は、使用者の手によって把持されるいわゆるハンディ型の印字装置である。この印字装置1の筐体6は、装置前面を構成する前カバー6Aと、装置後面を構成する後カバー6Bとで構成されている。さらにこの後カバー6Bは、種々の機構を内蔵する後カバー本体6B1と、カートリッジ31(後述の図3参照)や乾電池(図示せず)を着脱する際に後カバー本体6B1より取り外し可能な着脱カバー6B2とで構成されている。
上記前カバー6Aの上側には、各種設定画面等を表示するための表示部550(後述の図5参照)が設けられている。この表示部550の前面は、例えば透明のアクリル板等であるカバーパネル2Aによって覆われている。カラーパネル2Aの下側には、印字装置1を操作するための操作部3が設けられている。この操作部3には、文字、記号及び数字等の文字キーや種々の機能キーや適宜のボタン等が含まれている。使用者が、印字形成したい内容を操作部3の操作に基づき入力することで、対応する印字データが生成され、その内容は表示部550において表示される。また上記後カバー本体6B1の右側上端には、上記のようにして印字が形成された折り畳み体301(後述の図3参照)を切断するためのカットレバー4が設けられている。
<装置の内部構造>
印字装置1の内部構造を図2を用いて説明する。図2に示すように、上記前カバー6A及び上記後カバー本体6B1の内部には、例えば樹脂により成形されたフレーム13が配設されている。そして、このフレーム13の後側上部には、カートリッジ31(後述の図3参照)を着脱するために凹状に形成された平面視矩形状のカートリッジホルダ7が設けられている。
印字装置1の内部構造を図2を用いて説明する。図2に示すように、上記前カバー6A及び上記後カバー本体6B1の内部には、例えば樹脂により成形されたフレーム13が配設されている。そして、このフレーム13の後側上部には、カートリッジ31(後述の図3参照)を着脱するために凹状に形成された平面視矩形状のカートリッジホルダ7が設けられている。
カートリッジホルダ7の下側には、駆動モータ(図示せず)を収納するためのモータ収納部5が設けられている。モータ収納部5のさらに下側には、乾電池を収納するための電池収納部9が設けられている。
上記フレーム13の上部には、折り畳み体301(後述の図3参照)を外部に排出するための排出スリット24が形成されている。また、フレーム13の右側上部には、ローラホルダ17が設けられている。ローラホルダ17の後側には、当該ローラホルダ17を覆うように設けられ、板状形状を有した合成樹脂製の板部25が設けられている。この板部25の上部には、開口部である突起部挿入口10が設けられている。また、後カバー本体6B1の上端部にはロック穴11が設けられ、下端部にはロック穴12が2箇所設けられている。
上記フレーム13の略中央部には凹状に形成されたギア用凹部26が設けられている。ギア用凹部26には、ギア(図示せず)が設けられており、当該ギアの歯部は隠蔽用傘部114によって覆われ露出しない構造となっている。そして、ギアの後側には、インクリボン55(後述の図3参照)を巻き取るためのリボン巻取軸14が立設されている。
また、リボン巻取軸14の右側にはリブ30が立設されている。このリブ30の右側面には矩形状の放熱板であるヒートシンク15が設けられている。そして、リブ30と排出スリット24との間には、ローラ軸20が立設されている。ローラ軸20の左側には、凸部27が立設されている。この凸部27は、カートリッジ31の凹部(図示せず)に挿入されることで、カートリッジ31の前後方向の位置決めをする。
また、上記フレーム13のうち上記排出スリット24の近傍には、カッタ刃を備えるカッタホルダ(図示せず)を内部に収容したガイドホルダ40が設けられている。
また、上記排出スリット24の近傍には、リブ42がフレーム13と一体的に形成されている。排出スリット24より右側に形成されたリブ42は、上記板部25の平面状の後面部25Aに対し垂直に立設されている。
<カートリッジ内部構造その1>
カートリッジ31(被印字媒体カートリッジ)の内部構造を図3により説明する。図3に示すように、カートリッジケース33内の左側下部には、インクリボン55を巻回したリボンスプール56が回転可能に配置されている。このリボンスプール56から繰り出されたインクリボン55は、カートリッジ開口371に向けて案内される。
カートリッジ31(被印字媒体カートリッジ)の内部構造を図3により説明する。図3に示すように、カートリッジケース33内の左側下部には、インクリボン55を巻回したリボンスプール56が回転可能に配置されている。このリボンスプール56から繰り出されたインクリボン55は、カートリッジ開口371に向けて案内される。
リボンスプール56の斜め左上方に隣接する側には、リボン巻取スプール57が回転可能に配置されている。このリボン巻取スプール57は、リボンスプール56からインクリボン55を引き出すと共に、文字や図像等の印字で消費されたインクリボン55を巻き取る。また、カートリッジ31の左上側には、被印字チューブロール53(本来は渦巻き状であるが簡略化して単純な円形で図示している)を有している。この被印字チューブロール53は、扁平チューブ状の被印字チューブ101(被印字媒体;詳細は後述)を折り畳んだ折り畳み体301(詳細は後述)が、チューブ長手方向と直交する方向(図3紙面に向かって垂直方向)の軸心を備えたリール部54(巻回部材)に巻回されてロール化されたものである。
<折り畳み体及び被印字チューブの詳細>
上記折り畳み体301の詳細構造について、図4を用いて説明する。図4に示すように、被印字チューブ101は、例えば公知の熱収縮性の材料によりチューブ状に構成されたものを扁平状にして構成される。すなわち、図4(a)に示すように、折り畳む前の扁平状の被印字チューブ101は、当該被印字チューブ101の幅方向における両端にそれぞれ位置する媒体端部101A,101Aと、被印字チューブ101の幅方向における中間(両端以外の部分)に位置する媒体中間部101Bと、を備えている。
上記折り畳み体301の詳細構造について、図4を用いて説明する。図4に示すように、被印字チューブ101は、例えば公知の熱収縮性の材料によりチューブ状に構成されたものを扁平状にして構成される。すなわち、図4(a)に示すように、折り畳む前の扁平状の被印字チューブ101は、当該被印字チューブ101の幅方向における両端にそれぞれ位置する媒体端部101A,101Aと、被印字チューブ101の幅方向における中間(両端以外の部分)に位置する媒体中間部101Bと、を備えている。
そして、上記図4(a)に示す被印字チューブ101を、図4(b)に示すように当該被印字チューブ101の幅方向に折り畳む(詳細にはこの例では横断面形状が略S字状となるように折り畳む)ことで、折り畳み体301が形成される。
折り畳み体301の少なくとも一方側の端部(この例では両端部)では、上記折り畳み時において、上記媒体中間部101Bが幅方向一方側から幅方向他方側へとUターン状に折り返されることで、厚みのある折り返し部301Aが形成されている。また、折り返し部301A以外の部位は、媒体中間部101B及び媒体端部101Aの少なくとも一方が被印字チューブ101の厚さ方向に複数層に積層された、積層部301Bとなっている。
このとき、上記積層部301Bに備えられた媒体中間部101B又は媒体端部101Aのうち、巻回部からの繰り出し時において径方向最内周側(図4中の下側、図3の拡大図中の右側)となる面(又は径方向最外周側となる面でもよい)に、被印字領域301Cを備える。すなわち、被印字チューブ101には、図4(b)の図中に示すように、受像層101aによって表面処理された被印字領域301Cが設けられている。
受像層101aは、インクリボン55と重ねられることでインクの熱転写により印字が行われる、例えば被印字材料の透明被膜である。この受像層101aの露出面が上記被印字領域301Cとなっている。
<カートリッジ内部構造その2>
図3に戻り、カートリッジホルダ7に装着されたカートリッジ31の右側には、プラテンローラユニット18と排出ローラユニット19とを備えたアーム状のローラホルダ17が、軸支部171を中心に左右方向に揺動可能に設けられている。上記着脱カバー6B2が取り付けられると、突起部(図示せず)によりローラホルダ17がカートリッジ31方向に移動する。これにより、ローラホルダ17に設けられた排出ローラユニット19とプラテンローラユニット18とが印字位置(図3に示す位置)に移動する。
図3に戻り、カートリッジホルダ7に装着されたカートリッジ31の右側には、プラテンローラユニット18と排出ローラユニット19とを備えたアーム状のローラホルダ17が、軸支部171を中心に左右方向に揺動可能に設けられている。上記着脱カバー6B2が取り付けられると、突起部(図示せず)によりローラホルダ17がカートリッジ31方向に移動する。これにより、ローラホルダ17に設けられた排出ローラユニット19とプラテンローラユニット18とが印字位置(図3に示す位置)に移動する。
上記プラテンローラユニット18は、ヒートシンク15の右側に配置されている。プラテンローラユニット18には、プラテンローラ182(搬送手段)とプラテンローラ用ギア(図示せず)とが設けられている。プラテンローラ182は、ヒートシンク15の右側面に設けられたサーマルヘッド16(印字手段)に対向する位置に配置されている。
サーマルヘッド16は、複数の発熱素子を備えており、排出ローラ192、プラテンローラ182等により搬送される折り畳み体301に対し、所望の印字形成を行う。プラテンローラ用ギアは、フレーム13の前側に設けられたギア(図示せず)に噛合されており、駆動モータから動力を伝達されたプラテンローラ用ギアが回転することで、プラテンローラ182が回転する。これにより、プラテンローラユニット18が印字位置に移動した際に、プラテンローラ182は、折り畳み体301とインクリボン55とをサーマルヘッド16に対して押圧しつつ、上記折り畳み体301をその回転により排出ローラユニット19の方向へ搬送する。
排出ローラユニット19には、排出ローラ192と排出ローラ用ギア(図示せず)とが設けられている。排出ローラ192は、ローラ軸20に対向する位置に配置されおり、折り畳み体301を、上記排出スリット24へ向かう搬送経路(矢印ア,イ,ウ参照)に沿って搬送する。ローラ軸20は、円柱状に形成された円柱部201と、この円柱部201の外周から外側に向かって放射状に形成された6個のリブ202とから構成されている。また、ローラ軸20は、カートリッジ31に設けられた搬送ローラ39の軸孔391に挿入され、搬送ローラ39を回転可能に支持している。
排出ローラ用ギアは、上記フレーム13の前側に設けられたギア(図示せず)に噛合されており、駆動モータから動力を伝達された排出ローラ用ギアが回転することで、排出ローラ192が回転する。これにより、排出ローラユニット19が印字位置に移動した際に、排出ローラ192は、折り畳み体301を、ローラ軸20に回転可能に支持された搬送ローラ39に対して押圧する。これにより、上記のようにしてサーマルヘッド16により印字が行われた上記折り畳み体301が排出口59より排出される。その後の折り畳み体301の搬送経路は、排出ローラ192等により、搬送されて上記排出スリット24へ案内され、当該排出スリット24から印字装置1の外部に排出される。その後、使用者がカットレバー4を操作することで、上記カッタ刃によって折り畳み体301に対する切断が行われる。
<制御系の機能的構造>
図5に、印字装置1における制御系の機能的な構成を示す。
図5に、印字装置1における制御系の機能的な構成を示す。
図5において、印字装置1には、例えばマイクロプロセッサなどからなる制御部530が設けられている。この制御部530には、上記駆動モータの駆動を制御するモータ駆動回路(図示せず)や上記サーマルヘッド16の通電制御を行うサーマルヘッド駆動回路(図示せず)等からなる駆動系540と、上記表示部550と、上記操作部3とが、入出力インターフェース560を介して接続されている。
<印字装置の基本動作>
次に、上記構成における印字装置1の動作を説明する。
次に、上記構成における印字装置1の動作を説明する。
前述の図3において、カートリッジホルダ7にカートリッジ31が装着されると、被印字チューブロール53から繰り出される折り畳み体301が、カートリッジ開口371を経て、サーマルヘッド16とプラテンローラ182の間を通過する配置となる。また、リボンスプール56から繰り出されるインクリボン55は、カートリッジ31の規制突起部(図示省略)に案内規制されつつカートリッジ開口371を経て折り畳み体301と重なりあい、そのままサーマルヘッド16とプラテンローラ182の間を通過する配置となる。
そして、例えば上記操作部3において使用者からの適宜の操作入力がなされると、これに対応する指示信号が入出力インターフェース560を介し制御部530に入力され、制御部530の制御によって印字が開始される。すなわち、上記プラテンホルダ17が図3中の時計回りに回動駆動され、プラテンローラ182が、折り畳み体301及びインクリボン55を挟持するようにサーマルヘッド16へ向けて押圧される。これとともに、プラテンローラ182が上記モータ駆動回路により回転駆動され、折り畳み体301とインクリボン55とを圧接しつつ下流側(図3中の上側、矢印イ参照)へ搬送する。
またこのプラテンローラ182による押圧搬送と同時に、上記サーマルヘッド駆動回路によって上記発熱素子が駆動され、折り畳み体301におけるサーマルヘッド16側(インクリボン55側)の表面の上記受像層101aにインクリボン55のインクが熱転写されることで上記被印字領域301Cに所望の印字が形成される。
この後にサーマルヘッド16の下流側に送り出されたインクリボン55は、分離部材(図示省略)を介して折り畳み体301から分離された後、リボン巻き取りスプール57により巻き取られる。そして、サーマルヘッド16の下流側に送り出されてインクリボン55を分離された折り畳み体301は、上記折り畳み体301となって排出口59からカートリッジ31の外部に排出され、カッタ刃(図示省略)を通過して図3中矢印ア方向に送り出される。
そして、折り畳み体301が所定の距離だけ進むと、搬送が停止される。その後、カッタ刃が作動して折り畳み体301を切断し、これにより所定長さの、印字付きの折り畳み体301が得られる。
上述したように、本実施形態においては、扁平チューブ状の被印字チューブ101を折り畳んだ折り畳み体301に対して搬送及び印字を行い、印字付きの折り畳み体301が得られる。これにより、ユーザは、使用時において、上記折り畳み体301に折り畳まれた状態で含まれかつ被印字領域301Cに印字が形成された被印字チューブ101を押し広げることで、折り畳み状態から幅方向寸法が大きく広がった幅広チューブ状の印字付き被印字チューブ101(前述の図4(a)参照)、又は、折り畳まれかつ扁平の状態から大きく円形に広がった大径チューブ状の印字付き被印字チューブ101、を得ることができる。この結果、ユーザが使用する時の印字付き被印字チューブ101の幅方向寸法又は径方向寸法が大きい場合であっても、カートリッジ31内に折り畳み状態で収納されるときには、折り畳み体301の態様で小型化することができる。この結果、カートリッジ31の大型化を防止することができる。
以下、上記の効果について、比較例を用いてさらに詳細に説明する。図6(a)に、本実施形態に対する比較例として、上記折り返し部301Aや積層部301Bを含む断面S字状の折り畳み体301ではなく、通常の扁平チューブ状に押しつぶした形状の被印字チューブ101(本実施形態の被印字チューブ101と同等)を収納したカートリッジ31′の例を示す。この場合、図6(a)に示すように、カートリッジ31′の厚さtは、扁平状の被印字チューブ101の幅Wに対応して設定され、幅Wが大きくなるほどこれに比例して厚さtも大きくならざるを得ない。したがって、例えば図6(b)に示すように、使用時において、図6(a)の場合よりも1.5倍の幅1.5Wの被印字チューブ101を得たい場合には、これに対応してカートリッジ31′の厚さも1.5tに設定しなければならず、カートリッジ31′の大型化を招く。
これに対して、上述したように、本実施形態のカートリッジ31では、図7(a)に示すように、例えば上記図6(a)と同様の厚さtのカートリッジ31内に、扁平状に押しつぶされた被印字チューブ101が、さらに上記折り返し部301Aや積層部301Bを含むように断面S字状に折り畳まれ、幅Wの折り畳み体301として収納されている。そして、この場合、ユーザの使用時において、図7(a)の場合よりも1.5倍の幅1.5Wの印字付き折り畳み体301を得たいときであっても、例えば図7(b)に示すように、折り畳み体301における被印字チューブ101の折り畳み回数をさらに増やすだけで、カートリッジ31の厚さは上記tのままとすることができる。すなわち、図7(a)のような略C字状に折り畳まれた状態の折り畳み体301(幅W)から、図7(b)のような略S字状に折り畳まれた状態の折り畳み体301(幅W)とすることで、図7(a)と同一の厚さtのカートリッジ31内に収納することができる。したがって、上記比較例のようなカートリッジの大型化を招くことがない。
また、本実施形態では、折り畳み体301において、上記印字が行われる被印字領域301Cは、被印字チューブ101が折り畳まれることで厚さ方向に膨らんでいる折り返し部301Aではなく、比較的平坦な形状となる積層部301Bに配置される。これにより、かすれや不均一のない品質のよい印字を確実に形成できる効果もある。
また、本実施形態では特に、被印字チューブ101が、熱収縮性の材料によりチューブ状に構成された熱収縮チューブである。これにより、使用時にユーザが加熱することで被印字チューブ101を収縮させて小径化させることができる。この結果、被印字チューブ101を取り付け対象へ強固に取り付けて固定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。なお、各変形例において、上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)横断面形状のバリエーション
図8(a)に、上記折り畳み体301における横断面形状のバリエーションを示す。すなわち、図8(a)では、扁平状態の被印字チューブ101が、横断面形状が略Z字状となるように折り畳まれて、折り畳み体301を構成している。この場合、折り返し部301Aは折り畳み体301の両端側にそれぞれ2つずつ(つまり合計4つ)存在する。
図8(a)に、上記折り畳み体301における横断面形状のバリエーションを示す。すなわち、図8(a)では、扁平状態の被印字チューブ101が、横断面形状が略Z字状となるように折り畳まれて、折り畳み体301を構成している。この場合、折り返し部301Aは折り畳み体301の両端側にそれぞれ2つずつ(つまり合計4つ)存在する。
この変形例においては、上記同様、の略Z字状断面に被印字チューブ101が折り畳まれた折り畳み体301を用いて、印字付きの折り畳み体301を得る。ユーザは、使用時において、上記折り畳み体301に折り畳まれた状態で含まれた被印字チューブ101を押し広げて用いることができる。したがって、上記同様、カートリッジ31内に折り畳み状態で収納されるときの折り畳み体301を小型化し、カートリッジ31の大型化を防止することができる。
(2)被印字チューブに代えて被印字テープを用いる場合
以上においては、被印字媒体として、扁平チューブ状の被印字チューブ101を用いたが、これに限られない。本変形例では、被印字媒体として、略テープ状の被印字テープ101′が用いられる。そして、図8(b)に示されるように、被印字テープ101′を、横断面形状が略9字状となるように折り畳んで折り畳み体301が構成されている。この場合、折り返し部301Aは折り畳み体301の両端側にそれぞれ1つずつ(すなわち合計2つ)存在している。
以上においては、被印字媒体として、扁平チューブ状の被印字チューブ101を用いたが、これに限られない。本変形例では、被印字媒体として、略テープ状の被印字テープ101′が用いられる。そして、図8(b)に示されるように、被印字テープ101′を、横断面形状が略9字状となるように折り畳んで折り畳み体301が構成されている。この場合、折り返し部301Aは折り畳み体301の両端側にそれぞれ1つずつ(すなわち合計2つ)存在している。
また、図8(c)に示す例では、被印字テープ101′を、横断面形状が略Ω状となるように折り畳んで折り畳み体301が構成されている。この場合も、上記同様、折り返し部301Aは、折り畳み体301の両端側にそれぞれ1つずつ(すなわち合計2つ)存在している。
また、図8(d)に示す例では、被印字テープ101′を、横断面形状が略C字状なるように折り畳んで折り畳み体301が構成されている。この場合、折り返し部301Aは、折り畳み体301の一端側(この例では図中の左端側)にのみ、1つ存在している。
上記図8(b)〜(d)に示す各変形例においても、上記同様の効果を得る。すなわち、略9字状断面、又は略Ω状断面、又は略C字状断面に被印字テープ101′が折り畳まれた折り畳み体301を用いて、印字付きの折り畳み体301が得られる。そして、ユーザは、使用時において、上記折り畳み体301に折り畳まれた状態で含まれた被印字テープ101′を、押し広げて用いることができる。したがって、上記同様、使用時の幅方向寸法又は径方向寸法が大きい場合であっても、カートリッジ31内に折り畳み状態で収納されるときの折り畳み体301を小型化し、カートリッジ31の大型化を防止することができる。
なお、以上において、図5に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印字装置
7 カートリッジホルダ
16 サーマルヘッド(印字手段)
31 カートリッジ
54 リール部
101 被印字チューブ(被印字媒体)
101′ 被印字テープ(被印字媒体)
101A 媒体中間部
101B 媒体端部
182 プラテンローラ(搬送手段)
301 折り畳み体
301A 折り返し部
301B 積層部
301C 被印字領域
7 カートリッジホルダ
16 サーマルヘッド(印字手段)
31 カートリッジ
54 リール部
101 被印字チューブ(被印字媒体)
101′ 被印字テープ(被印字媒体)
101A 媒体中間部
101B 媒体端部
182 プラテンローラ(搬送手段)
301 折り畳み体
301A 折り返し部
301B 積層部
301C 被印字領域
Claims (4)
- テープ状又は扁平チューブ状の被印字媒体を、当該被印字媒体の幅方向に折り畳んで構成された折り畳み体と、
前記折り畳み体を、前記被印字媒体の幅方向に沿った軸心まわりにロール状に巻回する巻回部材と、
を有し、
前記巻回部材に巻回された前記折り畳み体を繰り出して連続的に供給可能に構成された、被印字媒体カートリッジであって、
前記被印字媒体は、
当該被印字媒体の幅方向における両端にそれぞれ位置する媒体端部と、
前記被印字媒体の幅方向における中間に位置する媒体中間部と、
を備えており、
前記折り畳み体は、
当該折り畳み体の幅方向における少なくとも一方側の端部に設けられ、前記被印字媒体の折り畳み時に前記媒体中間部が前記被印字媒体の幅方向一方側から幅方向他方側へと折り返されて構成された、折り返し部と、
前記折り返し部以外の部位に設けられ、前記媒体中間部及び前記媒体端部の少なくとも一方が前記被印字媒体の厚さ方向に複数層に積層されて構成された、積層部と、
を有し、
前記積層部に備えられた前記媒体中間部又は前記媒体端部のうち、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最外周側となる面、若しくは、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最内周側となる面に、被印字領域を備える
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項1記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記折り畳み体は、
略S字状、略Z字状、略9字状、略C字状、及び略Ω字状、のいずれかの横断面形状となるように、前記被印字媒体が折り畳まれている
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - 請求項1又は請求項2記載の被印字媒体カートリッジにおいて、
前記被印字媒体は、
熱収縮性の材料によりチューブ状に構成された熱収縮チューブである
ことを特徴とする被印字媒体カートリッジ。 - テープ状又は扁平チューブ状の被印字媒体を、当該被印字媒体の幅方向に折り畳んで構成された折り畳み体と、前記折り畳み体を、前記被印字媒体の幅方向に沿った軸心まわりにロール状に巻回する巻回部材と、を有し、前記被印字媒体が、当該被印字媒体の幅方向における両端にそれぞれ位置する媒体端部と、前記被印字媒体の幅方向における中間に位置する媒体中間部と、を備え、前記折り畳み体が、当該折り畳み体の幅方向における少なくとも一方側の端部に設けられ、前記被印字媒体の折り畳み時に前記媒体中間部が前記被印字媒体の幅方向一方側から幅方向他方側へと折り返されて構成された、折り返し部と、前記折り返し部以外の部位に設けられ、前記媒体中間部及び前記媒体端部の少なくとも一方が前記被印字媒体の厚さ方向に複数層に積層されて構成された、積層部と、を備え、かつ、前記積層部に備えられた前記媒体中間部又は前記媒体端部のうち、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最外周側となる面、若しくは、前記巻回部からの繰り出し時において径方向最内周側となる面に、被印字領域を備えた、被印字媒体カートリッジ;を着脱可能なカートリッジホルダと、
前記カートリッジホルダに装着された前記被印字媒体カートリッジの前記巻回部材から繰り出され、連続的に供給される前記折り畳み体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記折り畳み体の前記被印字領域に対し、所望の印字を形成する印字手段と、
を有することを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028862A JP2013163358A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 被印字媒体カートリッジ及び印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028862A JP2013163358A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 被印字媒体カートリッジ及び印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013163358A true JP2013163358A (ja) | 2013-08-22 |
Family
ID=49175036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012028862A Pending JP2013163358A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 被印字媒体カートリッジ及び印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013163358A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105352A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Casio Comput Co Ltd | 印字用テープカセット及びそれを用いるテープ印字装置 |
JP2005105170A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Canon Finetech Inc | 折り畳みテープ及びテープカセット |
JP2007501963A (ja) * | 2003-05-28 | 2007-02-01 | ダイモ | 連続自己積層ラベル |
-
2012
- 2012-02-13 JP JP2012028862A patent/JP2013163358A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11105352A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Casio Comput Co Ltd | 印字用テープカセット及びそれを用いるテープ印字装置 |
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