JP2013255962A - 動力機器及び動力機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】パラメータが設定可能な制御モードを備える動力機器及び動力機器システムの提供
【解決手段】電子パルスドライバ1は、通信ケーブル8を介して外部機器9と接続可能である。電子パルスドライバ1は、モータ3と、モータ3により動作される先端工具53と、制御モードを記憶するプログラム格納部83Aと、マイコン83と、外部機器9と接続される接続部72と、を備えている。外部機器9は、接続部72と接続される被接続部93を有していて、電子パルスドライバ1と通信し、制御モードのパラメータを変更することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は動力機器、及び動力機器と動力機器に接続可能な外部機器とから構成される動力機器システムに関する。
従来の動力機器たるインパクト工具において、モータの回転力により回転するハンマによって、アンビルが打撃される構造が知られている(例えば特許文献1参照)。そして、当該インパクト工具では、複数の制御モードとしてパルスモード及びインパクトモードを備えている。
特開2011−31313号公報
従来のインパクト工具においては、ユーザは締結に最適なモードを選択することによって作業を行っていた。具体的には、ユーザはインパクト工具に設けられたダイヤルを操作することにより各モードを選択していた。しかし、パルスモード及びインパクトモードの詳細なパラメータについては予め設定されており、各モードにおける作業の幅が狭くなっていた。更に、多数の制御モードを設けたとしても、ユーザにとって不要な制御モードを搭載することとなる。
そこで本発明は、パラメータが設定可能な制御モードを備える動力機器及び動力機器システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、駆動部と、前記駆動部により駆動され外部に対して力学的に作用する出力部と、前記駆動部を制御する制御部と、を備えた動力機器において、前記制御部に記憶された制御モードを構成するパラメータを外部から前記制御部にアクセスして設定可能とする通信手段を備えていることを特徴とする動力機器を提供している。
このような構成によると、作業内容に応じた最適なパラメータを設定することで、ユーザ自身が様々な作業に適した特有の制御モードを容易に作り出すことが可能となる。
また、前記制御モードは外部から設定可能な複数のパラメータを組み合わせて構成されていることが好ましい。
このような構成によると、1つのパラメータのみを変更した場合では最適な制御モードが実現できない場合でも、このような構成によれば、複数のパラメータの組合せを変更することで最適な制御モードが実現可能となる。
本発明の別の観点では、動力機器と、前記動力機器と接続可能な外部機器と、を備えた動力機器システムであって、前記動力機器は、モータと、前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、前記モータの駆動を制御するための制御モードを記憶する記憶部と、前記制御モードに基づき前記モータを制御する制御部と、前記外部機器と接続可能な接続部と、を備え、前記外部機器は、前記接続部を介して前記動力機器と接続可能な被接続部と、前記制御モードのパラメータを設定可能な設定部と、を備えていることを特徴とする動力機器システムを提供している。
このような構成によれば、制御モードのパラメータを外部機器によって設定することができるため、電子パルスドライバ1の動作をより詳細に設定することが可能になり、最適な条件で締結作業を行うことができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
また、前記駆動部は、前記モータにより駆動されるハンマと、前記先端工具を保持し前記ハンマに打撃されることによって回転するアンビルと、を備え、前記パラメータは、前記ハンマと前記アンビルとの打周期であることが好ましい。
このような構成によれば、打周期を設定することができるため、締結作業時における動力機器の反動を低減し作業性の改善を図ることができる。また、打撃の周波数をユーザが不快と感じない値に設定することが可能となり、作業性を改善することができる。
また、前記制御モードは、前記モータを双方向に回転させることで前記ハンマと前記アンビルとを打撃させるパルスモードを備え、前記パルスモードは、通常打撃と前記通常打撃とは異なるパラメータを設定可能な補正打撃とを有することが好ましい。
このような構成によると、補正打撃を設定することができるため、通常のパルスモードのみで締結を行う場合と比較すると、通常打撃をおこなった後に補正打撃を行うことにより、止具を加工部材と安定的に締結させることができる。これにより、目標としたトルクで止具を締結することができる。
また、前記補正打撃の前記パラメータは、前記ハンマと前記アンビルとの打周期と、前記ハンマと前記アンビルとの打撃数と、前記ハンマが前記アンビルを打撃する際の前記ハンマのトルクと、のうち少なくとも1つを設定可能であることが好ましい。
このような構成によると、打周期と、打撃数と、トルクとのうち少なくとも一つを設定可能であるため、ユーザの要求に応じた制御により動力機器を動作させることができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
また、前記パラメータは、前記モータが動作してからの前記先端工具の総回転数であることが好ましい。
このような構成によると、先端工具の総回転数を設定することができるため、ネジの条数を総回転数として設定することによりネジの着座前後での制御を変えることができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
また、前記パラメータは、前記総回転数により設定された期間の前記モータの回転速度であることが好ましい。
このような構成によると、総回転数により設定された期間のモータの回転速度を設定することができるため、ユーザの要求に応じた制御により動力機器を動作させることができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
また、前記外部機器は、前記パラメータを表示する表示部を備え、前記表示部は、前記パラメータに関連するパラメータを横軸及び縦軸として、グラフ化して表示可能なグラフ表示部を有することが好ましい。
このような構成によると、外部機器はグラフ表示部を備えているため、ユーザは視覚的に制御モードを認識することができる。これにより、パラメータ設定時に動力機器の動作がイメージし易くなる。
また、前記パラメータは、前記モータの有する最大能力に対する割合で設定されることが好ましい。
このような構成によると、パラメータはモータの最大能力に対する割合で設定されるため、出力トルク等を計測するための機器等が不要となる。これにより、部品点数を削減し低コストの動力機器を提供することができる。
前記動力機器は、前記外部機器との接続時に通信信号を変換する通信変換回路をさらに備えることが好ましい。
このような構成によると、動力機器は通信変換回路をさらに備えているため、接続部と被接続部とを繋ぐケーブルに通信変換回路を備える必要が無くなる。これにより、動力機器と外部機器との通信に汎用性のあるケーブルを使用することができる。
本発明の別の観点では、モータと、前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、前記モータを制御する制御部と、前記モータ及び前記駆動部を収容する第1ハウジングと、前記制御部を収容する第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを繋ぐハンドル部と、を有するハウジングと、前記第2ハウジングに収容され外部機器と無線通信が可能な通信部と、を備えた動力機器を提供している。
このような構成によると、通信部が第2ハウジングに収容されているため、ハンドル部に収容されている場合と比較すると、ユーザの手によって無線の電波が妨害されることが無い。これにより、動力機器は外部機器と安定的に通信することができる。また、通信部が制御部と同じ第2ハウジングに収容されているため、動力機器内部の配線を簡素化することができる。
また、前記制御部は、前記モータを制御する制御回路基板を備え、前記通信部は制御回路基板上に設けられていることが好ましい。
このような構成によると、通信部は制御回路基板上に設けられているため、通信部と制御部とを繋ぐ配線が不要となり、動力機器内部の配線を簡素化することができる。さらに、通信部と制御部との距離が近くなるため、動力機器のノイズの影響を受けにくくなる。
本発明の別の観点では、モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、を備えた動力機器であって、前記モータが動作してからの前記先端工具の総回転数を設定可能な動力機器を提供している。
このような構成によると、モータが動作してからの先端工具の総回転数を設定することができるため、ユーザの要求に応じた制御により動力機器を動作させることができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
また、外部機器と接続可能な接続部をさらに備え、前記総回転数は、前記外部機器と接続されることにより、前記外部機器によって設定可能であることが好ましい。
このような構成によると、外部機器によって総回転数が設定可能であるため、動力機器本体に総回転数を設定するための回路及び装置を設ける必要が無い。これにより、動力機器の部品点数を削減し低コストの動力機器を提供することができる。
また、前記外部機器は、前記初期回転速度を前記モータの最大出力に対する割合で設定可能であることが好ましい。
また、前記総回転数により設定された期間が経過した後の前記モータのトルクを設定可能であることが好ましい。
また、前記総回転数により設定された期間の前記モータの回転速度である初期回転速度を設定可能であることが好ましい。
このような構成によると、ユーザの要求に応じた制御により動力機器を動作させることができる。これにより、動力機器による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
本発明によれば、パラメータが設定可能な制御モードを備える動力機器及び動力機器システムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバの概観斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバの断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバの図2のIII−IIIに沿った断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバの図2のIII−IIIに沿った断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバの制御ブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子パルスドライバが外部機器と通信ケーブルを介して接続されている図。 本発明の第1の実施の形態に係る外部機器の表示部に表示されるウィンドウ。 本発明の第1の実施の形態に係る外部機器に保存されているアプリケーションソフトウェアのフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係る外部機器に保存されているアプリケーションソフトウェアのフローチャート。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る外部機器の表示部に表示されるウィンドウ。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るスマートフォンに表示されるウィンドウ。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る外部機器に保存されているアプリケーションソフトウェアのフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る電子パルスドライバの断面図。 本発明の第2の実施の形態に係る電子パルスドライバの制御ブロック図。 本発明の第2の実施の形態に係る電子パルスドライバが外部機器と通信ケーブルを介して接続されている図。 本発明の第3の実施の形態に係る電子パルスドライバの断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る電子パルスドライバの制御ブロック図。 本発明の変形例に係るグラフ表示領域に表示されるグラフ。
以下、本発明の第1の実施形態に係る動力機器システムの一例である電子パルスドライバ1、及び通信ケーブル8を介して電子パルスドライバ1と接続される外部機器9(図6)の構成について、図1から図9に基づき説明する。
図1及び図2に示すように、電子パルスドライバ1は、ハウジング2と、モータ3と、ハンマ部4と、アンビル部5と、インバータ回路6と、制御部7と、から主に構成されている。ハウジング2は樹脂製であって電子パルスドライバ1の外郭を成しており、略筒状の胴体部21と、胴体部21から延出されるハンドル部22と、ハンドル部22に接続する基板収容部23と、から主に構成されている。胴体部21は、本発明の第1ハウジングに相当し、基板収容部23が本発明の第2ハウジングに相当する。ハンマ部4及びアンビル部5は、本発明の駆動部に相当する。電子パルスドライバ1は、本発明の動力機器の一例である。
胴体部21内には、その長手方向がモータ3の軸方向と一致するようにモータ3が配置されると共に、モータ3の軸方向一端側に向かってハンマ部4、アンビル部5が並んで配置されている。以下の説明においては、アンビル部5側を前側、モータ3側を後側、モータ3の軸方向と平行な方向を前後方向と定義する。また、胴体部21側を上側、ハンドル部22側を下側、胴体部21からハンドル部22が延びる方向を上下方向と定義する。また、前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向と定義する。
胴体部21内の前側位置には、ハンマ部4及びアンビル部5が内蔵される金属製のハンマケース24が配置されている。ハンマケース24は、前方に向かうに従って徐々に径が細くなる略漏斗形状を成しており、前端部分には開口24aが形成され、開口24aを画成する内壁にはメタル部24Aが設けられている。
また、胴体部21には、後述のファン32により胴体部21内に外気を吸入・排出する複数の吸気口21a及び排気口21bが形成されている(図1)。当該外気によりモータ3は冷却される。また、モータ3の後側には、インバータ回路6が設けられている。
ハンドル部22は、胴体部21の前後方向略中央位置から下側に向けて延出され胴体部21と一体に構成されている。ハンドル部22の上部かつ前側位置には、トリガ25が設けられている。トリガ25の後方には、モータ3の回転方向を切替える正逆切替レバー28が設けられている。
基板収容部23には、電子パルスドライバ1を制御する制御部7が設けられている。基板収容部23には、電池26が着脱可能に設けられている。電池26は、基板収容部23の左右方向の両側面に設けられた着脱スイッチ23Aにより基板収容部23に着脱される。図1に示すように、基板収容部23の左側面には、電子パルスドライバ1の制御モードを切り替えるモード切替パネル27が設けられている。モード切替パネル27は、押下することにより制御モードを切替えるモード切替スイッチ27A及びモード切替スイッチ27Aの押下に応じて設定された制御モードが点灯するモード表示ランプ27Bが設けられている。本実施の形態の電子パルスドライバ1では、AからDまで4つの制御モードを設定することができる。
図2に示すように、モータ3は、出力軸部31を有するロータ3Aと、ロータ3Aと対向配置されたステータ3Bとから主に構成されるブラシレスモータであり、出力軸部31の軸方向が前後方向と一致するように胴体部21内に配置されている。ロータ3Aは永久磁石3Cを備えており、ステータ3Bは永久磁石3Cと対向するコイル3Dを備えている(図5)。出力軸部31は、ロータ3Aの前後に突出しており、その突出した箇所でベアリングにより胴体部21に回転可能に支承されている。出力軸部31の前側に突出している箇所には、出力軸部31と同軸一体回転するファン32が設けられており、更に、当該箇所の最前端位置には、ピニオンギヤ31Aが出力軸部31と同軸一体回転するように設けられている。
インバータ回路6は、インバータ回路基板61と、インバータ回路基板61に設けられ後方に突出する複数のスイッチング素子62と、モータ3の位置を検出するためのホール素子63から構成される。スイッチング素子62の近傍に吸気口21aが位置しているため、スイッチング素子62を効率的に冷却することができる。
ハンマ部4は、ギヤ機構41と、ハンマ42とから主に構成されており、ハンマケース24内のモータ3の前側に内蔵されている。ギヤ機構41は、アウターギヤ41Aを有する遊星歯車機構41Bから構成されている。アウターギヤ41Aは、ハンマケース24内に内蔵されると共に胴体部21に固定されている。遊星歯車機構41Bは、アウターギヤ41Aと噛合するようにアウターギヤ41A内に配置され、ピニオンギヤ31Aを太陽ギヤとして用いている。
ハンマ42は、遊星歯車機構41Bの遊星キャリアの前面に規定されており、前側に向けて突出すると共に遊星歯車機構41B遊星キャリアの回転中心からずれた位置に配置された第1係合突起42Aと、遊星歯車機構41Cの遊星キャリアの回転中心を挟んで第1係合突起42Aと対極に位置する図示せぬ第2係合突起とを有している。
アンビル部5は、ハンマ部4の前方に配置されており、先端工具装着部51と、アンビル52とから主に構成されている。先端工具装着部51は、円筒状に構成され、ハンマケース24の開口24a内にメタル部24Aを介して回転可能に支持されている。先端工具装着部51には、先端工具53が挿入される穿孔51aが前後方向へ穿設されており、前端部分には、先端工具53を着脱可能に保持するチャック51Aが設けられている。
アンビル52は、先端工具装着部51の後方であってハンマケース24内に先端工具装着部51と一体に構成されており、先端工具装着部51の回転中心に対して対極に配置され後側に向けて突出した第1被係合突起52A及び第2被係合突起52Bを有している。ハンマ42が回転すると、第1係合突起42Aと第1被係合突起52Aとが衝突すると同時に、図示せぬ第2係合突起と第2被係合突起52Bとが衝突し、これにより、ハンマ42の回転力がアンビル52に伝達される。
制御部7は、制御回路基板71と、制御回路基板71の上面に設けられたマイコン83と、制御回路基板71の下面に設けられた接続部72と、を主に備えている。接続部72は、制御回路基板71の下面から下方に突出するように設けられていて、通信ケーブル8(図6)を接続可能である。図3及び図4に示すように、接続部72は、蓋73及び接続端子74を備えており、接続端子74は蓋73によって開閉可能に構成されている。締結作業時は、図3に示すように、蓋73で接続端子74を閉塞することで、接続端子74に粉塵等が付着することを防止できる。外部機器9との接続時には、図4に示すように、蓋73を開けることで通信ケーブル8を接続端子74と接続することができる。接続部72は、本発明の通信手段に相当する。
図5に示すように、インバータ回路6は、3相ブリッジ形式に接続されたFET等の6個のスイッチング素子62−1〜62−6から構成されている。
制御部7は、電池26に接続されると共にトリガ25、インバータ回路6、モード切替スイッチ27A、モード表示ランプ27B、正逆切替レバー28、接続端子74に接続されている。また、制御部7は、電流検出回路75と、スイッチ操作検出回路76と、印加電圧設定回路77と、回転方向設定回路78と、モード設定回路79と、回転子位置検出回路80と、回転数検出回路81と、LED点灯回路82と、を備えている。マイコン83は、電子パルスドライバ1を制御するための制御モード及び各種パラメータを記憶するプログラム格納部83Aを備えている。プログラム格納部83Aは、本発明の記憶部に相当する。
ホール素子63は、ロータ3Aの永久磁石3Cに対向する位置に設けられており、ロータ3Aの周方向に所定の間隔毎(例えば角度60°毎)に配置されている。
本実施の形態では、モータ3は、3相のブラシレスDCモータであり、ロータ3Aは複数組(本実施の形態では2組)のN極とS極を含む永久磁石3Cを有し、コイル3Dはスター結線された3相の固定子巻線U、V、Wである。
インバータ回路6の各スイッチング素子62−1〜62−6のゲートは、制御信号出力回路84に接続され、各スイッチング素子62−1〜62−6のドレイン又はソースは、ステータ3Bの固定子巻線U、V、Wに接続されている。6個のスイッチング素子62−1〜62−6は、マイコン83から制御信号出力回路84を介して入力されるスイッチング素子駆動信号によってスイッチング動作を行い、インバータ回路6に印加される電池26の直流電圧を3相(U相、V相及びW相)電圧Vu、Vv、Vwとして固定子巻線U、V、Wに電力を供給する。詳細には、制御信号出力回路84から正電源側スイッチング素子62−1、62−2、62−3に入力される出力切替信号H1、H2、H3により、通電される固定子巻線U、V、W、すなわち、ロータ3Aの回転方向が制御される。また、制御信号出力回路84から負電源側スイッチング素子62−4、62−5、62−6に入力されるパルス幅変調信号(PWM信号)H4、H5、H6により、固定子巻線U、V、Wへの電力供給量、すなわち、ロータ3Aの回転速度が制御される。
電流検出回路75は、抵抗75Aによってモータ3に供給される電流値を検出し、マイコン83に出力する。スイッチ操作検出回路76は、トリガ25の操作の有無を検出してマイコン83に出力する。印加電圧設定回路77は、トリガ25の操作量に応じた信号をマイコン83に出力する。
回転方向設定回路78は、正逆切替レバー28の切り替えを検出すると、モータ3の回転方向を切り替えるための信号をマイコン83に送信する。モード設定回路79は、モード切替スイッチ27Aによって設定された制御モードをマイコン83に出力する。マイコン83は、モード設定回路79から入力された制御モードに基づいて電子パルスドライバ1を制御する。
回転子位置検出回路80は、ホール素子63からの信号に基づきロータ3Aの回転位置を検出し、マイコン83に出力する。回転数検出回路81は、回転子位置検出回路80からの信号に基づきロータ3Aの回転数を検出し、マイコン83へ出力する。
マイコン83は、図示していないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための中央処理装置(CPU)と、データを一時記憶するためのRAMと、タイマとを備えている。マイコン83は、回転方向設定回路78と回転子位置検出回路80からの信号に基づき、出力切替信号H1、H2、H3を、印加電圧設定回路77からの信号に基づきパルス幅変調信号(PWM信号)H4、H5、H6を生成し、制御信号出力回路84に出力する。なお、PWM信号を正電源側スイッチング素子62−1〜62−3に出力し、出力切替信号を負電源側スイッチング素子62−4〜62−6に出力してもよい。
プログラム格納部(以下、ROM)83Aには、モータ3を制御するための制御モード(制御プログラム)が少なくとも4つ記憶されている。そして、ROM83Aに記憶された少なくとも4つの制御モード内の4つの制御モードが、選択可能な制御モードとしてRAMに記憶されている。モード切替スイッチ27Aにより4つの制御モードから選択された制御モードが、現在選択されている制御モードとしてモード表示ランプ27Bに表示される。CPUは、選択された制御モードに対応する制御モードをROM83Aから読み出してモータ3を制御する。
通信ケーブル8は、図6に示すように、通信ケーブル8の一端に設けられ接続端子74に接続可能な端子ボックス85と、端子ボックス85に収容された通信変換回路86と、通信ケーブル8の他端に設けられ外部機器9と接続可能な外部機器接続部87とを備えている。通信変換回路86は、電子パルスドライバ1から出力された通信信号を外部機器9でも読取可能な信号に変換するための回路である。外部機器接続部87は、例えば、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)やシリアルケーブル等である。
外部機器9は、表示部91と、入力部92と、外部機器接続部87と接続可能な被接続部93とを備えている。外部機器9は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)であって、図示せぬCPU、ROM、RAM、等を備えている。外部機器9は、通信ケーブル8を介して電子パルスドライバ1と接続することにより、電子パルスドライバ1と通信することができる。電子パルスドライバ1が外部機器9と接続されているときは、電池26は取り外された状態であるが、電子パルスドライバ1には通信ケーブル8を介して外部機器9から電源が供給されている。従って、モード切替パネル27のモード表示ランプ27Bは、現在選択されている制御モードが点灯した状態である。外部機器9には、電子パルスドライバ1の制御モードを設定するためのアプリケーションソフトウェアがROMに記憶されており、当該ソフトウェアを起動すると、図7に示すウィンドウ94が表示される。
ウィンドウ94は、ボタン領域95と、クラッチモードパラメータ設定領域96と、クラッチモードグラフ表示領域97と、通常打撃パラメータ設定領域98と、補正打撃パラメータ設定領域99と、パルスモードグラフ表示領域100と、を備えている。ウィンドウ94の右上には、終了ボタン94Aが設けられている。クラッチモードグラフ表示領域97及びパルスモードグラフ表示領域100は、本発明のグラフ表示部に相当する。外部機器9のCPU及びウィンドウ94は、本発明の設定部に相当する。
本実施の形態の制御モードは、主にドリルモードと、クラッチモードと、パルスモードに分類される。
ドリルモードとは、ハンマ42とアンビル52とを一体的に回転させるモードであって、主に、木ネジを締結する場合等に用いられる。モータ3に流れる電流は締結が進むにつれて増加する。
クラッチモードとは、ハンマ42とアンビル52とを一体的に回転させた状態で先端工具53が所定回転数回転した後、予め設定されたトルクで先端工具53を回転させるモードであって、主に、締結後に外観に現れる留め金具を締結する場合等、正確なトルクで締結することを重要視する場合に用いられる。
パルスモードとは、ハンマ42とアンビル52とを一体的に回転させた状態でモータ3に流れる電流が所定値(所定トルク)まで増加した場合にモータ3の正転及び逆転を交互に切り換えて打撃により留め金具を締結するモードであって、主に、外観に現れない場所で用いられる長尺のネジを締結する場合等に用いられる。これにより、強力な締結力を供給することができると同時に、被加工部材からの反発力を低減することができる。第1の実施の形態のアプリケーションソフトウェアでは、クラッチモード及びパルスモードの各パラメータを設定することができる。
ボタン領域95には、通信ボタン95Aと、読出ボタン95Bと、設定値読込ボタン95Cと、保存ボタン95Dと、設定送信ボタン95Eとが設けられている。通信ボタン95Aは、ソフトウェア起動直後は「通信」と表示されており、押下すると外部機器9は電子パルスドライバ1との通信を開始する。電子パルスドライバ1と通信した状態のときは「切断」と表示され、押下すると外部機器9は電子パルスドライバ1との通信を遮断する。
読出ボタン95Bは、外部機器9のROM内に保存された各種パラメータを読み出すためのボタンである。設定値読込ボタン95Cは、電子パルスドライバ1に保存されている各種パラメータを読み込むためのボタンである。設定値読込ボタン95Cを押下すると、領域96−100に電子パルスドライバ1に保存されているパラメータが表示される。具体的には、モード表示ランプ27Bで選択されている制御モードのパラメータが、ウィンドウ94に表示される。保存ボタン95Dは、領域96,98,99の各パラメータを外部機器9のROMに保存するためのボタンである。設定送信ボタン95Eは、領域96、98,99の各パラメータを電子パルスドライバ1に送信するためのボタンである。設定送信ボタン95Eが押下されると、モード表示ランプ27Bで選択されている制御モードの各パラメータがウィンドウ94に表示されているパラメータに更新される。
クラッチモードでは、トルクと、初期回転数と、初期回転時速度とをパラメータとして設定することができる。クラッチモードパラメータ設定領域96の上部にある選択ボタン96Aを押下することで、制御モードとしてクラッチモードを選択することができる。トルクは、初期回転数により設定された回転数が経過した後のモータ3の出力トルクを示しており、モータ3の最大出力を100%としたときの割合で設定することができる。トルクは、トルク設定スライドバー96Bを操作するか、又は入力部92によってトルク入力部96Cに数値を入力することにより設定できる。初期回転数とは、ユーザがトリガ25を引いてから先端工具53が回転した総回転数である。つまり、初期回転数とは、電子パルスドライバ1が動作してから先端工具53が何回回転したかという値である。先端工具53の回転数は、回転数検出回路81からの信号を受けてマイコン83が算出する。初期回転数は、初期回転数設定スライドバー96Dを操作するか、又は初期回転数入力部96Eに数値を入力することにより設定できる。初期回転時速度とは、初期回転数により設定された期間のモータ3の回転速度であり、モータ3の最大回転速度を100%としたときの割合で設定することができる。初期回転時速度は、初期回転時速度設定スライドバー96Fを操作するか、又は初期回転時速度入力部96Gに数値を入力することにより設定できる。
本実施の形態では、クラッチモードグラフ表示領域97に、縦軸がモータ3の回転速度、横軸に先端工具53の回転回数の面グラフが表示される。クラッチモードパラメータ設定領域96では、トルクが52%、初期回転数が24回、初期回転時速度が75%と設定されている。これは、モータ3が先端工具53が24回転するまでは速度75%で回転し、その後はトルク52%で回転することを意味している。クラッチモードグラフ表示領域97のグラフでは、回転回数が24を境にモータ3の速度が低下している。一般的なネジ締め作業を行う場合は、ネジ締め時間短縮のためにネジが着座するまでは先端工具53を高速回転させ、着座してからは所望のトルクで締結させる。本実施の形態では、初期回転数が設定可能であるため、ネジの条数に応じて初期回転数を設定することにより、ネジの着座の前後でモータ3の回転数及びトルクを変更させることができる。これにより、ネジ締め作業時間を短縮し作業効率を改善することができる。
パルスモードは、通常打撃と補正打撃とを備えており、通常打撃及び補正打撃のそれぞれにおいてトルクと、打数と、打周期とをパラメータとして設定することができる。パルスモードでは、補正打撃の使用の可否についても設定することができ、通常打撃のみの動作も可能である。通常打撃パラメータ設定領域98の上部にある選択ボタン98Aを押下することで、制御モードとしてパルスモードを選択することができる。トルクとは、モータ3が正転及び逆転を交互に切り換えることによりハンマ42がアンビル52を打撃する際のモータ3のトルクであり、モータ3の最大出力を100%としたときの割合で設定することができる。トルクは、トルク設定スライドバー98Bを操作するか、又はトルク入力部98Cに数値を入力することにより設定できる。打数とは、ハンマ42がアンビル52を打撃する回数であり、設定された打数が終了すると通常打撃から補正打撃に移行する。補正打撃を行わない場合には、モータ3は自動的に停止する。打数は、打数設定スライドバー98Dを操作するか、又は打数入力部98Eに数値を入力することにより設定できる。打周期とは、ハンマ42がアンビル52を打撃する周期である。打周期は、締結作業時の電子パルスドライバ1のフィーリングに関連したパラメータであって、ハンマ42がアンビル52を打撃するときの最短周期を100%としたときの割合で設定することができる。最大周期は、モータ3の特性、ハンマ42及びアンビル52の構造等により決定される。打周期は、打周期設定スライドバー98Fを操作するか、又は打周期入力部98Gに数値を入力することにより設定できる。
補正打撃パラメータ設定領域99では、上部にある選択ボタン99Aを選択することにより補正打撃を行うことができる。補正打撃とは、ハンマ42がアンビル52を打数入力部98Eに設定された打数だけ打撃した後に行う打撃である。補正打撃を行うことにより、通常打撃を行った後のネジの加工部材に対する緩みを防止し、トルク入力部98Cで設定されたトルクにより近い値でネジの締結作業を行うことができる。補正打撃では、一般的には通常打撃と比較して小さいトルクで複数回打撃動作が行われる。補正打撃のトルクは、トルク設定スライドバー99Bを操作するか、又はトルク入力部99Cに数値を入力することにより設定できる。補正打撃の打数は、打数設定スライドバー99Dを操作するか、又は打数入力部99Eに数値を入力することにより設定できる。補正打撃の打周期は、打周期設定スライドバー99Fを操作するか、又は打周期入力部99Gに数値を入力することにより設定できる。
本実施の形態では、パルスモードグラフ表示領域100に、縦軸が打周期、横軸がモータ3のトルクの散布図が表示される。グラフ中において、実線で囲まれている領域Aは、モータ3、ハンマ42の形状、アンビル52の形状等により定まるパラメータの設定範囲である。領域A内にある点の1つは通常打撃を示し、他は補正打撃を示している。
図8に外部機器9にインストールされたアプリケーションソフトウェアを起動した後のフローチャートを示す。アプリケーションソフトウェアが起動されると、まず入力待機状態となる(S1)。次に、終了ボタン94Aが押下されたか否かを判断する(S2)。終了ボタン94Aが押下された場合には(S2:YES)、アプリケーションは終了する。終了ボタン94Aが押下されない場合には(S2:NO)、通信ボタン95Aが押下されたか否かを判断する(S3)。
通信ボタン95Aが押下されない場合には(S3:NO)、入力待機状態に戻る(S1)。通信ボタン95Aが押下された場合には(S3:YES)、電子パルスドライバ1が外部機器9に接続されているか否かを判断する(S4)。電子パルスドライバ1が外部機器9に接続されていない場合には(S4:NO)、入力待機状態に戻る(S1)。電子パルスドライバ1が外部機器9に接続されている場合には(S4:YES)、電子パルスドライバ1と外部機器9との接続処理を行う。電子パルスドライバ1と外部機器9との接続処理が完了すると、通信ボタン95Aの表示が「通信」から「切断」となり、再び入力待機状態となる(S6)。
次に、ボタン領域95の複数のボタンのうちいずれのボタンが押下されたかを判断する。具体的には、設定送信ボタン95Eが押下されたか否かを判断する(S7)。押下された場合は(S7:YES)、この時点でに領域96,98,99に表示されているパラメータを電子パルスドライバ1に送信する(S8)。その後、再びS6に戻り入力待機状態となる。押下されなかった場合には(S7:NO)、保存ボタン95Dが押下されたか否かを判断する(S9)。
保存ボタン95Dが押下された場合は(S9:YES)、この時点で領域96,98,99に表示されている各パラメータを外部機器9のROMに保存する(S10)。その後、再びS6に戻り入力待機状態となる。押下されなかった場合には(S9:NO)、設定値読込ボタン95Cが押下されたか否かを判断する(S11)。押下された場合には(S11:YES)、電子パルスドライバ1のROM83Aに保存されている4つのモードのうちモード設定回路79によって現在電子パルスドライバ1に設定されているモードのパラメータを読込む(S12)。そして、電子パルスドライバ1から読込んだ各パラメータを領域96−100に反映させる(S13)。その後、再びS6に戻り入力待機状態となる。設定値読込ボタン95Cが押下されなかった場合には(S11:NO)、読出ボタン95Bが押下されたか否かを判断する(S14)。
読出ボタン95Bが押下された場合には(S14:YES)、外部機器9のROMに保存されている複数の制御モードのうち指定された制御モードのパラメータを読み出し(S15)、領域96−100に反映させる(S13)。その後、再びS6に戻り入力待機状態となる。読出ボタン95Bが押下されなかった場合には(S14:NO)、通信ボタン95Aが「切断」の表示の状態で押下されたか否かを判断する(S16)。押下された場合には(S16:YES)、電子パルスドライバ1と外部機器9との通信の切断処理を行う(S17)。その後、再びS1に戻り入力待機状態となる。押下されなかった場合には(S16:NO)、終了ボタン94Aが押下されたか否かを判断する(S18)。終了ボタン94Aが押下された場合には(S18:YES)、電子パルスドライバ1と外部機器9との通信の切断処理を行い(S19)、アプリケーションを終了する。押下されなかった場合には(S18:NO)、再びS6に戻り入力待機状態となる。
S6の入力待機時には、図9に示すように、領域96,98,99の各パラメータが変更される度に、グラフ表示領域97,100のグラフに反映させている。具体的には、入力待機状態となると、スライドバー96B,96D,96F,98B,98D,98F、99B,99D,99Fが操作されたか否かを判断する(S21)。操作された場合には(S21:YES)、スライドバーの位置に応じて入力部の数値を変更する(S22)。変更された数値に基づいて、グラフ表示領域97,100に表示されたグラフを変更する(S23)。その後、再び入力待機状態となる。操作されていない場合には(S21:NO)、入力部96C,96E,96G,98C,98E,98G,99C,99E,99Gに数値が入力されたか否かを判断する(S24)。
入力部に数値が入力されていない場合には(S24:NO)、S7へ移行する。入力された場合には(S24:YES)、スライドバーの位置を入力された数値に基づいて変更し、変更された数値に基づいて、グラフ表示領域97,100に表示されたグラフを変更する(S23)。その後、S7へ移行する。
このような構成によると、制御モードを構成するパラメータを外部機器9から制御部7にアクセスして設定可能であるため、作業内容に応じた最適なパラメータを設定することで、ユーザ自身が様々な作業に適した特有の制御モードを容易に作り出すことが可能となる。
このような構成によると、外部機器9は複数のパラメータを設定可能であるため、1つのパラメータのみを変更した場合では最適な制御モードが実現できない場合でも、複数のパラメータの組合せを変更することで最適な制御モードが実現可能となる。
このような構成によれば、制御モードのパラメータを外部機器9によって設定することができるため、電子パルスドライバ1の動作をより詳細に設定することが可能になり、最適な条件で締結作業を行うことができる。これにより、電子パルスドライバ1による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
このような構成によれば、パルスモードの打周期を設定することができるため、締結作業時における電子パルスドライバ1の反動を低減し作業性の改善を図ることができる。
このような構成によると、パルスモードにおいて補正打撃を設定することができるため、通常のパルスモードのみで締結を行う場合と比較すると、通常打撃をおこなった後に補正打撃を行うことにより、ネジを加工部材と安定的に締結させることができる。これにより、目標としたトルクでネジを締結することができる。
このような構成によると、打周期と、打撃数と、トルクとを設定可能であるため、ユーザの要求に応じた制御により電子パルスドライバ1を動作させることができる。これにより、電子パルスドライバ1による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
このような構成によると、先端工具53の総回転数を設定することができるため、ネジの条数を総回転数として設定することによりネジの着座前後での制御を変えることができる。これにより、電子パルスドライバ1による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
このような構成によると、総回転数により設定された期間のモータ3の回転速度を設定することができるため、ユーザの要求に応じた制御により電子パルスドライバ1を動作させることができる。これにより、電子パルスドライバ1による締付作業の作業性の改善やフィーリングの向上を図ることができる。
このような構成によると、外部機器8はクラッチモードグラフ表示領域97及びパルスモードグラフ表示領域100を備えているため、ユーザは視覚的に制御モードを認識することができる。これにより、パラメータ設定時に電子パルスドライバ1の動作がイメージし易くなる。
このような構成によると、トルク、初期回転時速度、打周期はブラシレスモータの最大能力に対する割合で設定されるため、出力トルク等を計測するための機器等が不要となる。これにより、部品点数を削減し低コストの電子パルスドライバ1を提供することができる。
このような構成によると、外部機器9によって制御モードのパラメータが設定可能であるため、電子パルスドライバ1本体にパラメータを設定するための回路及び装置を設ける必要が無い。これにより、電子パルスドライバ1の部品点数を削減し低コストの電子パルスドライバ1を提供することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態の変形例について、図10から図12を参照して説明する。第1の実施の形態と同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。変形例では、外部機器9の表示部91に表示されるウィンドウ194,294の構成が第1の実施の形態と異なっている。
ウィンドウ194において、ボタン領域95の下部には、タブ領域195が設けられている。タブ領域195は、ドリルモードタブ195Aと、クラッチモードタブ195Bと、パルスモードタブ195Cと、を有している。変形例では、3つのタブを備えているが、4つ以上のタブを備えていてもよい。例えば、パルスモードでも第1パルスモード、第2パルスモードというように複数のパルスモードを備えていてもよい。
図10では、ドリルモードタブ195Aが押下された状態を示している。このとき、ウィンドウ194にはパラメータ設定領域196と、グラフ表示領域197とが表示される。ドリルモードでは、トルクと、回転数とをパラメータとして設定することができる。先端工具53が設定された回転数だけ回転すると、モータ3は自動的に停止する。トルクは、トルク設定スライドバー196Aを操作するか、又はトルク入力部196Bに数値を入力することにより設定できる。回転数は、回転数設定スライドバー196Cを操作するか、又は回転数入力部196Dに数値を入力することにより設定できる。
グラフ表示領域197は、パラメータ設定領域196に入力されたパラメータをグラフ化して表示している。グラフ表示領域197には、縦軸はトルク、横軸が回転数の面グラフが表示されている。
アプリケーションソフトウェアは、スマートフォン等のタブレット機器にもインストールすることができる。スマートフォンにおいて、本実施の形態の変形例のアプリケーションソフトウェアを起動したウィンドウ294を図11に示す。
ウィンドウ294は、通信ボタン95A、終了ボタン94A、タブ領域195、パラメータ設定領域196、ボタン表示ボタン295、グラフ表示ボタン296を備えている。ボタン表示ボタン295を押下すると、読出ボタン95B、設定値読込ボタン95C、保存ボタン95D、設定送信ボタン95Eを備えた新たなウィンドウが表示される。グラフ表示ボタン296を押下すると、グラフを備えた新たなウィンドウが表示される。
次に、変形例におけるアプリケーションソフトウェアのフローチャートを図12に示す。変形例では、図8のS6の入力待機状態となると、タブ領域195のいずれのタブが押下されたかを判断する。具体的には、クラッチモードタブ195Bが押下されたか否かを判断する(S121)。押下された場合には(S121:YES)、ウィンドウ194にクラッチモードの設定画面を表示する(S122)。具体的には、第1の実施の形態のクラッチモードパラメータ設定領域96をパラメータ設定領域196に、クラッチモードグラフ表示領域97をグラフ表示領域197にそれぞれ表示する。その後、S21へと移行する。
クラッチモードタブ195Bが押下されなかった場合には(S121:NO)、パルスモードタブ195Cが押下されたか否かを判断する(S123)。押下された場合には(S123:YES)、ウィンドウ194にパルスモードの設定画面を表示する(S124)。具体的には、第1の実施の形態の通常打撃パラメータ設定領域98及び補正打撃パラメータ設定領域99をパラメータ設定領域196に、パルスモードグラフ表示領域100をグラフ表示領域197にそれぞれ表示する。その後、S21へと移行する。
パルスモードタブ195Cが押下されなかった場合には(S123:NO)、ドリルモードタブ195Aが押下されたか否かを判断する(S125)。押下された場合には(S125:YES)、図10に示すような画面が表示部91に表示され(S126)、S21へと移行する。押下されなかった場合には(S125:NO)、再び入力待機状態となる。
ユーザが設定値読込ボタン95Cを押下すると(S11:YES)、タブ領域195のタブが電子パルスドライバ1で現在選択されている制御モードに自動的に切替わる。例えば、電子パルスドライバ1でドリルモードが選択された状態である場合には、設定値読込時に自動的に図10に示すような画面に切替わる。
次に、第2の実施の形態の電子パルスドライバ201について、図13から図15に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
電子パルスドライバ201の制御回路基板71は、通信変換回路285を備えている。図14に示すように、通信変換回路285は、マイコン83及び接続端子74と接続されている。通信変換回路285は、外部機器9からの信号をマイコン83が読取可能な信号に変換するとともに、マイコン83からの信号を外部機器9が読取可能な信号に変換するための回路であり、例えば、AD変換回路などが用いられる。
電子パルスドライバ201と外部機器9とを接続する場合、図15に示すように、第1の実施の形態の通信変換回路86を備えていない通信ケーブル208を用いて両者を接続する。
このような構成によると、電子パルスドライバ201は通信信号変換回路86をさらに備えているため、接続部と被接続部とを繋ぐケーブルに通信号変換回路を備える必要が無くなる。これにより、電子パルスドライバ201と外部機器9との通信に汎用性のある通信ケーブル208を使用することができる。
次に、第3の実施の形態の電子パルスドライバ301について、図16から図17に基づいて説明する。第1の実施の形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
電子パルスドライバ301の制御回路基板71は、無線モジュール385を備えている。無線モジュール385は、基板収容部23に収容されている。電子パルスドライバ301は、無線モジュール385を介して外部機器9と無線通信が可能である。無線通信としては、例えばBluetooth(登録商標)、無線LAN、Zigbee(登録商標)等が採用される。図17に示すように、無線モジュール385は、マイコン83と接続されている。これにより、電子パルスドライバ1は、無線通信機器が搭載されたPCやタブレット機器と通信することができる。無線モジュール385は、本発明の通信部に相当する。
このような構成によると、無線モジュール385が基板収容部23に収容されているため、ハンドル部22に収容されている場合と比較すると、ユーザの手によって無線の電波が妨害されることが無い。これにより、電子パルスドライバ301は外部機器9と安定的に通信することができる。また、無線モジュール385が制御部7と同じ基板収容部23に収容されているため、電子パルスドライバ301内部の配線を簡素化することができる。
このような構成によると、無線モジュール385は制御回路基板71上に設けられているため、無線モジュール385と制御部7とを繋ぐ配線が不要となり、電子パルスドライバ301内部の配線を簡素化することができる。
なお、本発明の動力機器及び動力機器システムは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
上述の実施の形態では、動力工具の一例として電子パルスドライバ1を採用したが、これに限定されない。例えば、圧縮空気を利用した空気工具や内燃機関を利用したエンジン工具などにも適用することができる。さらに、電気又はエンジンで駆動する刈払機、チェーンソーなどの作業機器にも適用することができる。
上述の実施の形態では、電子パルスドライバは4つの制御モードのうちから1の制御モードを選択可能であったが、5つ以上の制御モードから選択可能な構成であってもよい。
上述の実施の形態では、トルクや回転速度は機器の温度上昇などを考慮して0から100%の間で設定可能としたが、100%以上の値を設定可能としてもよい。これにより、さらに幅広い用途での使用が可能となる。
上述の実施の形態では、トルクはモータの最大出力に対する割合で設定可能だったが、先端工具のトルク「N」(ニュートン)で設定可能であっても良い。これにより、ユーザは所望のトルクの値でネジを締結することができる。
上述の実施の形態では、クラッチモードグラフ表示領域97及びパルスモードグラフ表示領域100に表示されるグラフは面グラフや散布図だったが、これに限定されない。例えば、折れ線グラフでもよく、円グラフでも棒グラフでも良い。また、パルスモードでは、図18に示すような、縦軸にトルク、横軸に打数を示したハンマ42とアンビル52との打撃の状態を視覚的に表すようなグラフであっても良い。
上述の第1の実施の形態の変形例では、タブ領域195には、各モードに応じたタブが3つ設けられていたが、これに限定されない。例えば、4つのタブを設けてそれぞれのタブが電子パルスドライバ1のRAMに記憶されている4つの制御モードに対応するように構成しても良い。ユーザが設定値読込ボタン95Cを押下すると、電子パルスドライバ1に記憶されている4つのモードを一気に読込むことができる。また、このときウィンドウに表示される画面には、ドリルモード、クラッチモード、パルスモードのすべてのパラメータを設定可能な画面が表示される。
上述の実施の形態のウィンドウ94に、さらに通信設定ボタンを設けても良い。通信設定ボタンを押下することにより、通信設定ウィンドウが新たに開き、当該ウィンドウで通信プロトコルの設定変更などを行うことができる。
上述の実施の形態では、無線モジュール385を介して外部機器9と通信可能だったが、無線通信によりスマートフォンと通信可能に構成しても良い。これにより、さらに手軽に電子パルスドライバの制御モードを変更することができる。
1・・電子パルスドライバ 2・・ハウジング 3・・モータ 4・・ハンマ部 5・・アンビル部 6・・インバータ回路 7・・制御部 8・・通信ケーブル 9・・外部機器 21・・胴体部 22・・ハンドル部 23・・基板収容部 25・・トリガ 26・・電池 27・・モード切替パネル 42・・ハンマ 52・・アンビル 53・・先端工具 62・・スイッチング素子 63・・ホール素子 72・・接続部 74・・接続端子 83・・マイコン 86・・通信変換回路 87・・外部機器接続部 91・・表示部 94・・ウィンドウ 285・・通信変換回路 385・・無線モジュール

Claims (18)

  1. 駆動部と、
    前記駆動部により駆動され外部に対して力学的に作用する出力部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、を備えた動力機器において、
    前記制御部に記憶された制御モードを構成するパラメータを外部から前記制御部にアクセスして設定可能とする通信手段を備えていることを特徴とする動力機器。
  2. 前記制御モードは外部から設定可能な複数のパラメータを組み合わせて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力機器。
  3. 動力機器と、前記動力機器と接続可能な外部機器と、を備えた動力機器システムであって、
    前記動力機器は、
    モータと、
    前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、
    前記モータの駆動を制御するための制御モードを記憶する記憶部と、
    前記制御モードに基づき前記ブラシレスモータを制御する制御部と、
    前記外部機器と接続可能な接続部と、を備え、
    前記外部機器は、
    前記接続部を介して前記動力機器と接続可能な被接続部と、
    前記制御モードのパラメータを設定可能な設定部と、を備えていることを特徴とする動力機器システム。
  4. 前記駆動部は、前記モータにより駆動されるハンマと、前記先端工具を保持し前記ハンマに打撃されることによって回転するアンビルと、を備え、前記パラメータは、前記ハンマと前記アンビルとの打周期であることを特徴とする請求項3に記載の動力機器システム。
  5. 前記制御モードは、前記モータを双方向に回転させることで前記ハンマと前記アンビルとを打撃させるパルスモードを備え、前記パルスモードは、通常打撃と前記通常打撃とは異なるパラメータを設定可能な補正打撃とを有することを特徴とする請求項4に記載の動力機器システム。
  6. 前記補正打撃の前記パラメータは、前記ハンマと前記アンビルとの打周期と、前記ハンマと前記アンビルとの打撃数と、前記ハンマが前記アンビルを打撃する際の前記ハンマのトルクと、のうち少なくとも1つを設定可能であることを特徴とする請求項5に記載の動力機器システム。
  7. 前記パラメータは、前記モータが動作してからの前記先端工具の総回転数であることを特徴とする請求項3に記載の動力機器システム。
  8. 前記パラメータは、前記総回転数により設定された期間の前記モータの回転速度である初期回転速度であることを特徴とする請求項7に記載の動力機器システム。
  9. 前記外部機器は、前記パラメータを表示する表示部を備え、
    前記表示部は、前記パラメータに関連するパラメータを横軸及び縦軸として、グラフ化して表示可能なグラフ表示部を有することを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の動力機器システム。
  10. 前記パラメータは、前記モータの有する最大能力に対する割合で設定されることを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の動力機器システム。
  11. 前記動力機器は、前記外部機器との接続時に通信信号を変換する通信信号変換回路をさらに備えることを特徴とする請求項3から10のいずれか1項に記載の動力機器システム。
  12. モータと、
    前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、
    前記モータを制御する制御部と、
    前記モータ及び前記駆動部を収容する第1ハウジングと、前記制御部を収容する第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを繋ぐハンドル部と、を有するハウジングと、
    前記第2ハウジングに収容され外部機器と無線通信が可能な通信部と、を備えた動力機器。
  13. 前記制御部は、前記モータを制御する制御回路基板を備え、前記通信部は制御回路基板上に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の動力機器。
  14. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、前記モータの駆動力を先端工具に伝達する駆動部と、を備えた動力機器であって、
    前記モータが動作してからの前記先端工具の総回転数を設定可能であることを特徴とする動力機器。
  15. 外部機器と接続可能な接続部をさらに備え、前記総回転数は、前記外部機器と接続されることにより、前記外部機器によって設定可能であることを特徴とする請求項14に記載の動力機器。
  16. 前記外部機器は、前記初期回転速度を前記モータの最大出力に対する割合で設定可能であることを特徴とする請求項15に記載の動力機器。
  17. 前記総回転数により設定された期間が経過した後の前記モータのトルクを設定可能であることを特徴とする請求項14に記載の動力機器。
  18. 前記総回転数により設定された期間の前記モータの回転速度である初期回転速度を設定可能であることを特徴とする請求項14に記載の動力機器。
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