JP2008221371A - 回転式工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業内容を単位として動作条件の複数のパラメータを一括して選択可能とすることにより動作条件の設定作業を容易にした回転式工具を提供する。
【解決手段】モータ制御手段30は、モータ2の回転と停止とを制御し、モータ2によりねじ締め用のツール3を回転させる。締付制御手段33は、ねじの締付トルクが規定値に達するとモータ2の停止をモータ制御手段30に指示する。モータ2を停止させる条件を含む複数のパラメータからなる動作条件を複数種類記憶した条件記憶手段34を備え、条件記憶手段34に格納された動作条件は、ねじと相手部材との仕様を含む作業内容を単位として選択スイッチ38により一括して選択される。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転出力を用いてねじの締め緩めを行う回転式工具に関するものである。
従来から、モータの回転出力を用いてねじの締め緩めを行う回転式工具が提供されている。この種の回転式工具を工場内で使用する場合には、作業内容に応じて締付トルク、締付速度などを管理する必要がある。また、回転式工具には、ハウジングに進退自在に設けたトリガを備え、トリガの押し込み量に応じてモータの回転速度が変化するものがあり、この種の回転式工具では、トリガの押し込み量とモータの回転速度との対応関係も作業内容に応じて変化させることが望ましい。あるいは、ねじを締める際に、螺入量が少ない間はねじの回転速度を小さくし、螺入量が多くなると回転速度を大きくするとすれば、トリガの押し込み量ではなく、ねじを締めはじめてからの経過時間に応じて回転速度を変化させることも必要である。
すなわち、回転式工具では、作業内容に応じて種々のパラメータ(締付トルク、締付速度、トリガの押し込み量と回転速度との対応関係)を動作条件として設定する必要がある。この種の動作条件を設定する技術としては、センタ装置から工具に対して通信により動作条件を指示する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−334670号公報
特許文献1に記載された技術では、センタ装置によって工具の動作条件を設定するから、作業者は工具の動作条件の設定を負担なく行うことができるものの、動作条件である個々のパラメータを工具に伝送するから、センタ装置においては動作条件である個々のパラメータを指示する必要があり、動作条件の設定作業が面倒であるという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、作業内容を単位として動作条件の複数のパラメータを一括して選択可能とすることにより動作条件の設定作業を容易にした回転式工具を提供することにある。
請求項1の発明は、モータの回転と停止とを制御するモータ制御手段と、モータの回転出力が伝達されることにより回転するねじ締め用のツールと、ねじの締付トルクが規定値に達するとモータの停止をモータ制御手段に指示する締付判定手段と、モータを停止させる条件を含む複数のパラメータからなる動作条件を、ねじと相手部材との仕様を含む作業内容を単位として一括選択する動作条件選択手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記動作条件選択手段は、前記ハウジングに内蔵され作業内容に対応付けた動作条件のパラメータを記憶した条件記憶手段と、前記ハウジングに設けられ作業内容に応じた動作条件を条件記憶手段から選択させる選択スイッチとからなることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記動作条件選択手段は、前記ハウジングに内蔵され作業内容に対応付けた動作条件のパラメータを記憶した条件記憶手段と、ハウジングとは別体であって作業内容を指示する設定装置と、設定装置との間で通信し設定装置に指示された作業内容に応じた動作条件を条件記憶手段から選択させる通信手段とからなることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記動作条件選択手段は、1つの作業内容に対応する動作条件のパラメータを記憶し前記ハウジングに設けた装着部に着脱可能に装着される記憶媒体であることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、複数のパラメータからなる動作条件を、ねじと相手部材との仕様を含む作業内容を単位として一括選択するから、個々の作業内容に応じて動作条件である複数のパラメータを個々に設定する必要がなく、作業内容ごとに動作条件を選択するだけで適正なパラメータで動作させることが可能になる。
請求項2の発明の構成によれば、作業者が作業内容に応じて選択スイッチを操作するだけで、複数のパラメータからなる動作条件を一括して選択することができる。たとえば、選択スイッチで複数の数値を選択可能にし各数値に動作条件を対応付けておけば、工場でねじ締め作業を行う場合に、作業を指示する指示書に各部位ごとの動作条件を数値で記述することにより、作業者は数値を選択するだけで各部位に適正な動作条件で工具を動作させることが可能になる。
請求項3の発明の構成によれば、通信により作業内容を指示すると適正な動作条件で工具を動作させることができるから、作業者により動作条件が変更されることがない。つまり、工場内で使用する際には、作業内容を管理する管理者が、作業内容に応じた適正な動作条件を設定することになる。また、通信では作業内容のみを指示すればよく、動作条件の個々のパラメータを伝送する必要がないから通信路におけるトラフィックの増加を防止できる。
請求項4の発明の構成によれば、記憶媒体を作業内容に対応付けているから、作業内容に応じた記憶媒体を装着するだけで工具を適正な動作条件で動作させることができる。また、記憶媒体を装着しなければ工具を動作させることができないから、工場で工具を使用する場合に、記憶媒体を管理しておけば工具が工場から持ち出されて使用されることを防止できる。また、記憶媒体に動作条件を格納しているから、工具に内蔵している動作条件を選択する場合に比べて、作業内容の種類の追加や、作業内容に対する動作条件の変更が容易である。
(実施形態1)
本実施形態は、図2、図3に示すように、モータ2を内蔵する中空のバレル部11と手で把持するグリップ部12とを一体に備えたハウジング1を有し、グリップ部12には充電池14を収納したバッテリパック13が着脱可能に装着される。図示するハウジング1は、バレル部11とグリップ部12との長手方向が交差した銃形状に形成されているが、バレル部11とグリップ部12とが略一直線上に配列された棒形状に形成されたハウジング1を用いてもよい。
バレル部11には、動力源としてのモータ2のほか、モータ2の回転出力を所定の減速比で減速する減速機21と、減速機21の回転出力により衝撃力を発生させるインパクト機構22とが収納される。インパクト機構22の出力はドライバビットのようなねじ締め用のツール3が着脱可能に装着されるソケット23に伝達される。ソケット23はツール3を着脱可能な構造であれば、チャックのほか他の構造も採用することができる。
インパクト機構22は、減速機21の回転出力により回転するハンマ22aと、ハンマ22aにより間欠的に打撃されるアンビル22bとを備え、アンビル22bがハンマ22aに打撃されることによりアンビル22bが回転する。つまり、アンビル22bには打撃による衝撃力とともに回転力が生じる。アンビル22bにはソケット23が結合されており、ソケット23に装着されたツール3に衝撃力と回転力とが伝達される。したがって、ツール3によりねじ4を相手部材5に締め緩めする際に、ねじ4に回転力とともに衝撃力を作用させることができる。ハンマ22aとアンビル22bとの組み合わせには種々構成があるが、要旨ではないから説明を省略する。
モータ2の回転の開始および停止と回転速度の指示とを行うために、グリップ部12には操作手段としてのトリガ15が設けられる。トリガ15はグリップ部12の前面(バレル部11におけるモータ2側を後部、ソケット23側を前部とする)におけるバレル部11側の一端部において、グリップ部12の前面に対してツール3の突出方向に進退可能となるように設けられ、グリップ部12の内部に設けたトリガボリューム31(図1参照)を操作する。
トリガボリューム31は、スイッチ付きの可変抵抗器であって、グリップ部12からトリガ15が最大に突出している状態ではスイッチがオフになりモータ2への通電を停止する。また、グリップ部12に対してトリガ15を所定量押し込むとスイッチがオンになり、押し込んだ量に応じて可変抵抗器の抵抗値が変化する。可変抵抗器の抵抗値の変化は後述するモータ制御手段30(図1参照)に与えられ、トリガ15の押し込み量に応じてモータ2の回転速度が変化する。トリガ15の押し込み量とモータ2の回転速度との対応関係は、速度変化パターンとして後述する条件記憶手段34(図1参照)により規定される。速度変化パターンは、基本的には、トリガ15の押し込み量の増加によりモータ2の回転速度が増加するように設定され、条件記憶手段34に設定された速度変化パターンを用いてモータ制御手段30がモータ2を制御する。条件記憶手段34には、ねじ4を締めるか緩めるかの条件も記憶されている。
図1に示すように、充電池14からモータ2への給電経路には印加電圧制御回路32が設けられる。印加電圧制御回路32は、モータ2への給電経路に挿入されるスイッチング素子を備える。また、印加電圧制御手段32のスイッチング素子は、モータ制御手段30によりPWM制御され、モータ2に印加する平均電圧を変化させてモータの回転速度を変化させる。上述したトリガボリューム31の抵抗値はモータ2の回転速度の目標値を指示し、モータ制御手段30は、トリガボリューム31で指示された目標値を維持するように印加電圧制御手段32に設けたスイッチング素子のオンデューティを変化させるフィードバック制御を行う。また、スイッチング素子をオフにすればモータ2は停止する。
たとえば、モータ2として巻線をスター接続した3相のブラシレスモータを用いる場合には、印加電圧制御回路32として、各相ごとに2個のスイッチング素子の直列回路を設けて充電池14に並列接続し、各相における2個のスイッチング素子の接続点に各巻線の一端を接続する構成を採用することができる。モータ制御手段30は、印加電圧制御回路32における6個のスイッチング素子のオンオフのタイミングを回転子の位置に応じて制御し、さらにトリガボリューム31の抵抗値の変化に応じてオン期間をPWM制御する。この動作により、トリガ15の押込量に応じてモータ2の回転速度を変化させることができる。
ところで、モータ制御手段30はトリガボリューム31からの指示を受けるだけではなく、締付判定手段33からもモータ2の運転の停止の指示を受ける。締付判定手段33は、ねじ4の締付トルクが所要値になったかどうかを判断する機能を有し、締付トルクが所要値になったと判断するとモータ制御手段30に対してモータ2の停止を指示する。締付判定手段33における締付トルクの判定条件は、動作条件として条件記憶手段34に格納されている。条件記憶手段34に格納される動作条件については後述する。
締付判定手段33は、ねじ4の締付トルクを判断するために、ハンマ22aがアンビル22bを打撃することによる衝撃力の発生タイミングの情報と、ねじ4の回転角(回転角)との2種類の情報を用いる。
衝撃力の発生タイミングは、インパクト機構22の近傍に打撃音を検出するマイクロホンや打撃の際の衝撃を検出する加速度センサのような打撃検出手段37を用いて検出する。打撃検出手段37では、マイクロホンや加速度センサの出力波形に適宜の閾値を適用することにより、衝撃力の発生タイミングを検出する。
本構成では、回転角検出手段35をモータ2の出力軸の各端部のうち減速機21とは反対側の端部に結合してある。回転角検出手段35をこの位置に設けると、バレル部11の重心位置をバレル部11の後端側に位置させることができるから、グリップ部12において手で把持している部位の周りに作用するモーメントが小さくなり、ツール3とねじ4との位置合わせの際に回転角検出手段35がバレル部11の前端部に位置する場合よりも小さい力でハウジング1を支持することが可能になる。しかしながら、モータ2とツール3との間に減速機21およびインパクト機構22が挿入されるから、モータ2の回転角からねじ4(あるいはツール3)の回転角を直接求めることはできない。
モータ2の回転角からねじ4の回転角を求めるには、ハンマ22aがアンビル22bを打撃する間の回転角を用いる。つまり、ねじ4はツール3と一体に回転するから、角度θの位置のねじ4が1回の打撃で角度θn+1の位置に進んだとすれば、ねじ4の回転角(θn+1−θ)は、ハンマ22aがアンビル22bを1回打撃する間のハンマ22aの回転角θhからハンマ22aとアンビル22bとの寸法によって決まる一定角度θaを減算した値になる。また、ハンマ22aの回転角θhは、モータ2の回転角Φと減速機21の減速比k(>1)とにより決まり、θh=Φ/kであるから、1回の打撃によるねじ4の回転角(θn+1−θ)は、θn+1−θ=Φ/k−θaとして求めることができる。回転角検出手段35としては、周波数ジェネレータを用い、周波数ジェネレータの出力パルスの個数をモータ2の回転角Φに対応付けている。なお、モータ2にブラシレスモータを用いているときには、ロータの位置を検出する位置検出パルスを用いて回転角Φを求めてもよい。
回転角検出手段35により検出されたモータ2の回転角と、打撃検出手段37により検出された打撃のタイミングとは回転角演算手段36に与えられる。回転角演算手段36は、モータ2の回転角を用いて1回の打撃毎にアンビル22bの回転角(θn+1−θ)を推定する。
ところで、インパクト機構22によりハンマ22aからアンビル22bに与えた運動エネルギは、ねじ4を回転させるエネルギにより消費される。また、1回の打撃によるねじ4の回転角と締付トルクとの積は、ねじ4により消費されたエネルギに相当するから、1回の打撃によりハンマ22aからアンビル22bに与えた運動エネルギとねじ4の回転角とがわかれば、締付トルクがわかる。ここに、1回の打撃でアンビル22bに与えられる運動エネルギはモータ2の回転速度が一定であれば略一定であるから、1回の打撃毎のねじ4の回転角により締付トルクを推定することができる。締付トルクが大きくなれば、1回の打撃毎のねじ4の回転量は小さくなる。
上述したように、1回の打撃毎のねじ4の回転角(θn+1−θ)は、1回の打撃毎のモータ2の回転角Φを用いて回転角演算手段36で求められるから、1回の打撃に対する打撃毎回転角を規定しておけば、1回の打撃によってねじ4が打撃毎回転角に達しないときには、締付トルクが当該打撃毎回転角に相当する値になったと推定することができる。ただし、1回の打撃で打撃毎回転角に達しない場合、必ずしもねじ4の締付トルクが所望値に達したとは保証できないことがある。そこで、締付判定手段33では、規定の複数回の打撃において打撃毎回転角に達しない状態が連続したときに、ねじ4の締付トルクが所望値以上になったと判断して、モータ制御手段30にモータ2の停止を指示する。つまり、規定の締付トルクに達した時点でモータ2を自動的に停止させることができ、ねじ4の締付トルクの過不足を防止することができる。
モータ制御手段30と締付判定手段33と回転角演算手段36とはマイクロコンピュータを用いて構成される。また、モータ制御手段30、トリガボリューム31、印加電圧制御回路32、締付判定手段33、条件記憶手段34、回転角演算手段36を実装した基板24はグリップ部12に収納される。
ところで、1回の打撃毎にアンビル22bに与えられる運動エネルギは、モータ2の回転速度が大きいほど大きくなる。モータ2の回転速度が大きくなれば、1回の打撃毎にねじ4に与えられるエネルギが大きくなり、締付トルクが大きくなる。したがって、モータ2の回転速度は締付トルクの管理項目になる。
つまり、締付トルクを管理するには、1回の打撃毎のモータ2の回転角Φだけではなく、モータ2の回転速度も考慮する必要がある。そこで、トリガ15の押し込み量とモータ2の回転速度との関係を速度変化パターンとして条件記憶手段34に格納してあり、モータ制御手段30では、条件記憶手段34に格納された速度変化パターンを用いて、トリガボリューム31の抵抗値をモータ2の回転速度(実際には、印加電圧制御回路32への指示値)に変換し、トリガ15の位置(押し込み量)に応じた回転速度でモータ2を回転させる。
速度変化パターンには、図4(a)のようにトリガ15の押し込み量の増加に伴ってモータ2の回転速度を連続的に増加させるパターンのほか、図4(b)のようにトリガ15の押し込み量が規定量になるまでは押し込み量の増加に伴って回転速度が増加し規定量以上では押し込み量にかかわず回転速度が一定になるパターン、図4(c)のようにトリガ15の押し込み量に対する回転速度の変化率を押し込み量に応じて複数段階に切り換え各段階では押し込み量の増加に伴って回転速度を一定の変化率で増加させるパターン、トリガ15の押し込み量の増加に伴って回転速度が増加するがトリガ15の操作によりモータ2が回転し始めてから一定時間が経過するまではトリガ15の押し込み量にかかわりなく回転速度を比較的低速である規定パターンで制御するパターンなど種々のパターンがある。また、これらのパターンを組み合わせた速度変化パターンもある。以下では、図4(b)(c)のパターンを組み合わせた速度変化パターンを用いる例を示す。図4(b)のようにトリガ15をある程度押し込むとモータ2が一定速度で回転するパターンを採用することにより、モータ2の停止時には速度変更手段39により指定される締付トルクが達成され、締付トルクのばらつきを防止することができる。
モータ制御手段30は、条件記憶手段34に格納された正逆パラメータによりモータ2の回転方向を選択し、ねじ4を締める向きの回転(正転)だけではなく、ねじ4を緩める向きの回転(逆転)も可能になっている。ねじ4を緩める際には、モータ2を自動的に停止させる必要がないから、締付判定手段33の指示を無効にするが、トリガボリューム31の操作は有効でありモータ2の運転と停止、回転速度の変化を行う。
上述したようにモータ制御手段30では、モータ2が自動的に停止したときにねじ4が規定した締付トルクになるように規定した打撃毎回転角(実際には、モータ2の回転角で管理する)と、速度変化パターンと、正逆パラメータとを動作条件のパラメータとして用い、これらのパラメータは条件記憶手段34に格納されている。条件記憶手段34では、個々のパラメータを選択するのではなく、ねじ4の仕様と相手部材5の仕様とを含む作業内容を単位とし、作業内容に適合するように上述のパラメータを組み合わせたセットを作業内容に対応付けている。たとえば、図5に示すように、作業内容を、ねじ4の仕様(径、強度区分、締付トルク、ねじ長(ピッチとピッチ数)と相手部材5との組み合わせで決めてあり、動作条件を、速度変化パターンと正逆パラメータと打撃毎回転角との組み合わせで決めてある。
なお、ねじ4が傾いている場合や異物を挟んでいる場合のように、ねじ4が正しく螺入されていないにもかかわらず負荷が大きくなるとモータ2が過負荷になって故障の原因になり、また、ねじ山が破損しているためにねじ4が締まらないなど、ねじ4が適正に締め付けられない場合があるから、図示例では、ねじ4を締め付ける作業の開始からのモータ2の回転角の標準値を標準回転角として動作条件に規定してある。ねじ4を締め付け始めてからモータ2が自動的に停止するまでのねじ4の回転角が標準回転角の70%よりも小さい場合、あるいは、標準回転角の130%を超えてもモータ2が停止しない場合には、ねじ4を適正に締め付けることができなかったと判断する。この判断結果は、図示しない報知手段(ブザーの鳴動、音声メッセージ、ランプの点灯など)により作業者に報知する。
図5から明らかなように、各作業内容には動作条件のパラメータの組み合わせが対応付けてあり、さらに各作業内容ごとに数値(1,2,…,N)による識別子が対応付けてある。条件記憶手段34には、パラメータの組み合わせのセットが動作条件として識別子に対応付けて格納してあり、図3に示すように、バレル部11の後端部に露出するダイアル38aを有した選択スイッチ38を用いて識別子を選択するようにしてある。図3に示す例では切,1,2,…,7の8段階の選択が可能になっている。
したがって、本実施形態では、選択スイッチ38と動作条件記憶部34とにより動作条件選択手段が構成される。つまり、選択スイッチ38で選択した識別子により条件記憶手段34に格納された動作条件が指定され、指定された動作条件がモータ制御手段30および締付判定手段33において用いられる。
以上説明したように、ダイアル38aにより作業内容(ねじ4と相手部材5との仕様)を指定すれば、作業内容に適合する動作条件のパラメータが条件記憶手段34から選択され、この動作条件を用いてモータ2が制御されるから、複数のパラメータを個々に設定する必要がなく、簡単な操作で作業内容に応じた適正な動作条件の設定が可能になる。言い換えると、作業中における動作条件の切り換えを容易に行うことができ利便性が向上する。
なお、選択スイッチ38をロータリスイッチやデジタルサムホイールスイッチのような機械スイッチに代えて、液晶表示器のような表示器と押釦スイッチとを用いて、押釦スイッチにより表示器に表示される識別子を選択する構成を採用してもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、動作条件選択手段としてハウジング1に付設した選択スイッチ38と動作条件記憶部34とを用いているが、本実施形態では、図6に示すように、条件記憶手段34に格納された動作条件を選択する手段として、選択スイッチ38に代えてハウジング1とは別に設けた設定装置Xを採用している。設定装置Xは、無線または有線で工具Yと通信する機能を有している。また、工具Yには設定装置Xから指示された作業内容の識別子を受信し、動作条件記憶部34に格納されている動作条件を選択する通信手段39を設けている。
設定装置Xは、工具Yに近接させて用いるリモコン装置41と、コンピュータからなるサーバ42に通信のための送受信部43を付設したものとのいずれか、または両方を用いる。サーバ42を用いると、多数の工具Yについて作業内容を管理することができ、リモコン装置41を用いると、個々の工具Yごとに作業内容を個別に選択することができる。また、通信路を無線通信路とすることにより、複数台の工具Yに個別に動作条件を設定するほか、一斉に同じ動作条件を設定することも可能になる。
本実施形態では、リモコン装置41あるいはサーバ42により作業内容を指示し、工具Yにおいて動作条件を選択するから、作業者による動作条件の変更を禁止することができる。また、複数のパラメータを含む動作条件は工具Yが保有しており、通信路では作業内容の識別子のみを伝送すればよいから、動作条件を選択するにあたって通信路におけるトラフィックの増加を防止することができる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態は、図7に示すように、動作条件記憶部34と選択スイッチ38とに代えて、動作条件を格納した記憶媒体40を用いるものである。記憶媒体40は、ハウジング1に設けたスロット16に対して着脱可能に装着される。記憶媒体40としてはICカード、磁気カードなどを用いることができる。
モータ制御手段30および締付判定手段33は、スロット16に装着された記憶媒体40に格納されている動作条件を用いて動作する。したがって、記憶媒体40ごとに1つの作業内容に関する動作条件を格納しておくことにより、作業内容ごとに記憶媒体40を交換することで、工具Yを適正な動作条件で動作させることが可能になる。
この構成では、記憶媒体40を装着部としてのスロット16に装着しなければ、工具Yが動作しないようにしてあり、記憶媒体40は工具Yを利用するためのキーとしても用いられる。
したがって、工場においては、記憶媒体40を管理者が管理し、当日の作業に適合する記憶媒体40を作業者に渡すことによって、工具Yを持ち出して他の用途に用いるような不正を防止することができる。他の構成および動作は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
実施形態1では、ねじ4の締付を終了する条件として打撃毎回転角を用いたが、本実施形態では、締付トルクを推定する技術を用いている。実施形態1でも説明したように、ハンマ22aがアンビル22bを打撃したときのエネルギがすべてねじ4の回転で消費されると仮定する。
ハンマ22aがアンビル22bを打撃したときの運動エネルギEは、ハンマ22aにより打撃された直後のアンビル22bの角速度ωと、アンビル22bの慣性モーメントJaとを用いて、E=(1/2)ω・Jaと表される。この式において、角速度ωは、モータ2の回転速度から検出することができ、慣性モーメントJaは、アンビル22bの形状、寸法、質量により決まる固有値である。
一方、ねじ4が相手部材5に着座した後に、角度θの位置のねじ4が1回の打撃で角度θn+1の位置に進んだとすれば、ねじの回転により消費されるエネルギEは、関数τ(θ)の閉区間[θ,θn+1]における積分値になる。つまり、この区間[θ,θn+1]のトルクの平均値Taveは、角度θの位置のねじ4を角度θn+1の位置に回転させる間に消費されたエネルギEをねじ4の回転角(θn+1−θ)で除した値、すなわち、Tave=E/(θn+1−θ)になる。
上述したように、ハンマ22aがアンビル22bを打撃したエネルギEと、ねじ4の回転で消費されたエネルギEとが等しいと仮定しているから、1回の打撃に対するねじ4の締付トルクの平均値Taveは、Tave=ω・Ja/{2(θn+1−θ)}になる。この式は、、1回の打撃による回転角(θn+1−θ)がわかれば、締付トルクTaveがわかることを示している。
ねじ4はツール3と一体に回転するから、ねじ4の回転角(θn+1−θ)は、ハンマ22aがアンビル22bを1回打撃する間のハンマ22aの回転角θhからハンマ22aとアンビル22bとの寸法によって決まる一定角度θaを減算した値になる。また、ハンマ22aの回転角θhは、モータ2の回転角Φと減速機21の減速比k(>1)とにより決まり、θh=Φ/kであるから、1回の打撃によるねじ4の回転角(θn+1−θ)は、θn+1−θ=Φ/k−θaとして求めることができる。
以上の関係から、ハンマ22aによるアンビル22bの打撃間のモータ2の回転角Φと、打撃直後の回転速度v(角速度ωを求めるため)と、打撃のタイミングとを検出すれば、締付トルクTaveを推定できることになる。
以上の知見により、本実施形態では、動作条件として、図5に示した打撃毎回転角ではなく、図8に示すように推定トルク値を規定している。この推定トルク値は、上述した締付トルクTaveを意味しており、締付判定手段33において上述の演算によって求められる値である。他の構成および動作は実施形態1と同様であり、動作条件選択手段としては、実施形態2、実施形態3の構成を採用することも可能である。
(実施形態5)
実施形態4では、締付トルクを推定してモータ2を停止させているが、本実施形態では、ねじ4の頭部が相手部材5に接触した時点である着座を検出し、着座が検出された後に、ねじ4の回転角が規定値になるとモータ2を停止させるように動作条件を設定している。そのため、本実施形態では、着座を検出する手段が必要である。着座の検出技術は種々知られているが、たとえば、相手部材5との距離を計測する技術を用いることができる。
着座を検出するための具体構成としては、たとえば、光電式の測距センサをハウジング1に固定しておき、測距センサにより計測した距離が規定の距離まで近付いたときに着座とみなすようにすればよい。この種の測距センサには、PSDのような半導体位置検出素子を用いるものや、強度変調光を投光し投受光の位相差を求めるものや、干渉性を有する光を参照光と信号光とに分離し信号光を投光して参照光との干渉により光路長を計測するものなど種々の構成が知られており、どの構成を採用してもよいが、位置の微小差を検出する必要がある。
また、ねじ4が相手部材5に着座した時点で計測される距離は、ねじ4の寸法によって異なるから、着座時点を精度よく検出するには、着座検出の距離についてキャリブレーションが必要である。そのため、同寸法の複数本のねじ4を相手部材5に実際に螺合させ、実測された距離の変化を用いて検出した距離と着座した時点とを対応付ける。
実施形態4において説明したように、1回の打撃による回転角(θn+1−θ)がわかれば、締付トルクTaveがわかるから、1回の打撃による回転角(θn+1−θ)ではなく、着座時点からの回転角によっても締付トルクTaveが規定値になったと推定することができる。ここで、θ=0とすれば、着座時点からの回転角θは、θ=Σ(θ−θi−1)であるから、1回の打撃による回転角の総和を求めることにより、締付トルクを求めることができる。
ねじ4が相手部材5に着座した後のねじ4の回転角θと締付トルクTとの関係は、ねじ4や相手部材5の材料、ねじ4のピッチなどによって決まり、一般に、回転角θの増加とともに締付トルクTが増加する関係になる。したがって、締付トルクTと着座後の回転角(回転角)θとの関係T=τ(θ)をあらかじめ計測しておけば、回転角を管理するだけで、所要の締付トルクに達したと判断することができる。つまり、所要の締付トルクが得られる回転角を停止回転角として管理すれば、モータ2を停止させる時点を着座時点からの回転角が停止回転角に達した時点とすることができる。
そこで、本実施形態では、図9に示すように、動作条件として停止回転角をパラメータに用いている。着座後の回転角が動作条件として設定された停止回転角に達すると、締付判定手段33がモータ制御手段30に対してモータ2の停止を指示するのである。この構成によっても、他の実施形態の構成と同様に、適正な締付トルクに達した時点でモータ2を自動的に停止させることができる。本実施形態は着座を検出する手段を付加し、着座後のねじ4の回転角によりモータ2の停止条件を既定しているほかは実施形態1と同様の構成および動作であって、動作条件を選択する技術としては、実施形態2、実施形態3の技術も採用可能である。なお、本実施形態では、動作条件において速度制御パターンを省略しているが、速度制御パターンを動作条件に加えれば、ねじ4の締付作業をより適正に行うことが可能になる。
(実施形態6)
上述した各実施形態では、モータ2の回転角を回転角検出手段35で検出し、ねじ4の回転角を回転角演算手段36で推定する技術を採用したが、本実施形態では、図10に示すように、回転角検出手段35によりアンビル22bの回転角を直接検出する技術を採用している。アンビル22bの回転角を検出するには、アンビル22bとソケット23との間に、たとえばロータリエンコーダを回転角検出手段35として配置する。この構成では、ねじ4の回転角度を直接検出することができる。他の構成および動作は上述した各実施形態と同様である。
実施形態1を示すブロック図である。 同上におけるハウジングの内部の概略構成図である。 同上の外観を示す側面図である。 同上における速度変化パターンの例を示す動作説明図である。 同上における動作条件の設定例を示す図である。 実施形態2を示す要部のブロック図である。 実施形態3の外観を示す側面図である。 実施形態4における動作条件の設定例を示す図である。 実施形態5における動作条件の設定恵理を示す図である。 実施形態6を示すブロック図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 モータ
3 ツール
4 ねじ
5 相手部材
16 スロット(装着部)
30 モータ制御手段
33 締付判定手段
34 条件記憶手段
38 選択スイッチ
39 通信手段
40 記憶媒体
X 設定装置
Y 工具

Claims (4)

  1. モータの回転と停止とを制御するモータ制御手段と、モータの回転出力が伝達されることにより回転するねじ締め用のツールと、ねじの締付トルクが規定値に達するとモータの停止をモータ制御手段に指示する締付判定手段と、モータを停止させる条件を含む複数のパラメータからなる動作条件を、ねじと相手部材との仕様を含む作業内容を単位として一括選択する動作条件選択手段とを備えることを特徴とする回転式工具。
  2. 前記動作条件選択手段は、前記ハウジングに内蔵され作業内容に対応付けた動作条件のパラメータを記憶した条件記憶手段と、前記ハウジングに設けられ作業内容に応じた動作条件を条件記憶手段から選択させる選択スイッチとからなることを特徴とする請求項1記載の回転式工具。
  3. 前記動作条件選択手段は、前記ハウジングに内蔵され作業内容に対応付けた動作条件のパラメータを記憶した条件記憶手段と、ハウジングとは別体であって作業内容を指示する設定装置と、設定装置との間で通信し設定装置に指示された作業内容に応じた動作条件を条件記憶手段から選択させる通信手段とからなることを特徴とする請求項1記載の回転式工具。
  4. 前記動作条件選択手段は、1つの作業内容に対応する動作条件のパラメータを記憶し前記ハウジングに設けた装着部に着脱可能に装着される記憶媒体であることを特徴とする請求項1記載の回転式工具。
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