JP2002260611A - 電池パックおよびアダプタ - Google Patents

電池パックおよびアダプタ

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JP2002260611A
JP2002260611A JP2001056709A JP2001056709A JP2002260611A JP 2002260611 A JP2002260611 A JP 2002260611A JP 2001056709 A JP2001056709 A JP 2001056709A JP 2001056709 A JP2001056709 A JP 2001056709A JP 2002260611 A JP2002260611 A JP 2002260611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所在不明の電池パックを簡単に見つけ得る電
池パックおよびアダプタを提供する。 【解決手段】 電池パック30では、受信回路42およ
びアンテナ43により、外部から無線伝送により到来す
る情報信号を受信し、報知回路44、発光素子45およ
びブザーBZにより、受信回路42およびアンテナ43
により受信した所定の情報信号に基づいて、音または光
の少なくとも一方を外部に向けて発する。これにより、
当該所定の情報信号を受信回路42およびアンテナ43
に対して無線伝送すれば、受信回路42およびアンテナ
43でそれを受信することにより報知回路44、発光素
子45およびブザーBZにより音または光の少なくとも
一方を外部に向けて発することができる。したがって、
所在がわからなくなった電池パック30の存在位置を音
または光によって知らせることができるので、所在不明
の電池パック30を簡単に見つけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動工具に用いら
れる電池パックおよびアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動工具等の電源には、繰り
返し使用可能な充電式セルを収容した電池、つまり電池
パックが用いられていることが知られている。そして、
このような電池パックにおいては、必要なときに電動工
具等を使用できるように、予め充電したものを複数個準
備し、所定の場所に保管している場合が多い。また、電
池パックの取り扱いの利便性を考慮して、充電の必要な
ときに電動工具の本体から容易に取り外し出来るよう
に、通常、設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の電池パックでは、必要時に備えて充電し
ておいても、充電済みの電池パックをどこに保管したの
か、その保管場所を忘れてしまう場合がある。また所定
の場所に保管しておくべき電池パックをうっかり他の場
所に放置したり、他の者によって所定の保管場所以外の
所に移されていたりする場合もある。そして、このよう
な場合、電池パックの捜索に手間取ることが多いため、
電動工具等をすぐに使用できないという問題が生じる。
【0004】また、従来の電池パックは、電動工具本体
から容易に取り外すことが出来るように設計されてお
り、また部品の共通化という観点から、同一メーカの電
動工具等であれば、同一または他の種類の電動工具等に
おいても電池パックを共用できるように設計されている
ことが多い。そのため、特に、共用可能な電池パックに
あっては、電池パック単体でも一定の経済的価値がある
ので、第三者による盗難の危険に晒され易いという問題
がある。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、所在不
明の電池パックを簡単に見つけ得る電池パックおよびア
ダプタを提供することにある。また、本発明の別の目的
は、電池パックの盗難を抑制し得る電池パックおよびア
ダプタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための部】上記目的を達成するため、
請求項1の電池パックでは、電動工具に電力を供給し得
る電池パックであって、外部から無線伝送により到来す
る情報信号を受信する受信部と、前記受信部により受信
した所定の情報信号に基づいて、音または光の少なくと
も一方を外部に向けて発する報知部と、を備えることを
技術的特徴とする。
【0007】また、請求項2のアダプタでは、電動工具
に電力を供給し得る電池パックに、取付可能なアダプタ
であって、外部から無線伝送により到来する情報信号を
受信する受信部と、前記受信部により受信した所定の情
報信号に基づいて、音または光の少なくとも一方を外部
に向けて発する報知部と、を備えることを技術的特徴と
する。
【0008】上記目的を達成するため、請求項3のアダ
プタでは、電動工具に電力を供給し得る電池パックに取
付可能であり、該電池パックへの充電電力の供給を妨げ
るアダプタであって、外部から無線伝送により到来する
情報信号を受信する受信部と、前記受信部により受信し
た所定の情報信号に基づいて、前記電池パックとの分離
を妨げる第1の錠止部と、を備えることを技術的特徴と
する。
【0009】また、請求項4のアダプタでは、電動工具
と、該電動工具の駆動電力を発生する電池パックとの間
に介在し、この電池パックからの駆動電力を前記電動工
具に供給し得る請求項3記載のアダプタであって、前記
受信部により受信した所定の情報信号に基づいて、前記
電動工具との分離を妨げる第2の錠止部を備えることを
技術的特徴とする。
【0010】さらに、請求項5のアダプタでは、請求項
3または4記載のアダプタにおいて、前記受信部により
受信した所定の情報信号に基づいて、前記電動工具に前
記駆動電力を供給する経路を遮断する電力遮断部を備え
ることを技術的特徴とする。
【0011】請求項1に係る電池パックの発明では、受
信部により、外部から無線伝送により到来する情報信号
を受信し、報知部により、受信部により受信した所定の
情報信号に基づいて、音または光の少なくとも一方を外
部に向けて発する。これにより、当該所定の情報信号を
受信部に対して無線伝送すれば、受信部でそれを受信す
ることにより報知部により音または光の少なくとも一方
が外部に向けて発せられる。
【0012】請求項2に係るアダプタの発明では、受信
部により、外部から無線伝送により到来する情報信号を
受信し、報知部により、受信部により受信した所定の情
報信号に基づいて、音または光の少なくとも一方を外部
に向けて発する。これにより、当該所定の情報信号を受
信部に対して無線伝送すれば、受信部でそれを受信する
ことにより報知部により音または光の少なくとも一方を
外部に向けて発することができる。
【0013】請求項3に係るアダプタの発明では、受信
部により、外部から無線伝送により到来する情報信号を
受信し、第1の錠止部により、受信部により受信した所
定の情報信号に基づいて、電池パックとの分離を妨げ
る。これにより、当該所定の情報信号を受信部に対して
無線伝送すれば、受信部でそれを受信することにより第
1の錠止部により電池パックとの分離が妨げられる。つ
まり、電池パックへの充電電力の供給を妨げるアダプタ
と当該電池パックとの分離が妨げられるので、当該アダ
プタの付いた電池パックを充電することはできない。
【0014】請求項4に係るアダプタの発明では、第2
の錠止部により、受信部により受信した所定の情報信号
に基づいて、電動工具との分離を妨げる。これにより、
当該所定の情報信号を受信部に対して無線伝送すれば、
受信部でそれを受信することにより第2の錠止部により
電動工具との分離が妨げられる。つまり、電動工具と、
電動工具の駆動電力を発生する電池パックとの間に介在
し、この電池パックからの駆動電力を電動工具に供給し
得るアダプタであっても、電池パックへの充電電力の供
給を妨げるアダプタと当該電池パックとの分離が妨げら
れ、さらに電動工具との分離も妨げられるので、当該電
池パックを使い切った後の電動工具は、アダプタおよび
電池パックが付いたまま、使用することも充電すること
もできない。
【0015】請求項5に係るアダプタの発明では、電力
遮断部により、受信部により受信した所定の情報信号に
基づいて、電動工具に駆動電力を供給する経路を遮断す
る。これにより、当該所定の情報信号を受信部に対して
無線伝送すれば、受信部でそれを受信することにより電
力遮断部により電動工具に駆動電力を供給する経路を遮
断する。つまり、当該アダプタの電力遮断部により、電
池パックから電動工具への駆動電力の供給が妨げられる
ので、電動工具は、アダプタおよび電池パックが付いた
まま、使用することも充電することもできない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電池パックおよび
アダプタの各実施形態について図を参照して説明する。 (第1実施形態)本発明の電池パックに係る第1実施形
態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本第1実
施形態に係る電池パック30、およびそのリモコン装置
20の構成を示すブロック図である。図2は電池パック
30、図3はリモコン装置20、のそれぞれの外観を示
す斜視図である。また図4は、電池パック30により駆
動される電動工具70に電池パック30を装着した状態
を示す説明図である。そして、図5、図6は、電池パッ
ク30のそれぞれの外観を示す平面図、側面図である。
【0017】図1および図2に示すように、電池パック
30は、略角柱状に形成された樹脂製のケーシング31
を備えており、その内部には、複数のセル(以下「セル
群」という。)として電気的に直列に接続されたニッケ
ル水素電池と、このセル群を2つのブロックA、Bに分
割しそれぞれのブロックごとにブロック内のセル温度を
検出し得る温度センサTM1、TM2と、後述するリモコン
装置20から無線伝送により到来する情報信号を受信す
る受信回路42と、受信回路42により受信した所定の
情報信号に基づいてブザーBZによる音または発光素子
45による光を発する報知回路44と、を収容してい
る。
【0018】図2、図5および図6に示すように、ケー
シング31の上端側には、電動工具70や充電装置に装
着する際に相手側に嵌合可能な嵌合溝33を形成した嵌
入部32がレール状に並列して設けられている。また、
この嵌入部32の一端側に位置する部位には上下方向に
出入可能なフック34、通気口36、プラス端子溝3
7、センター端子溝38、マイナス端子溝39、コネク
タ40が設けられ、その反対側には、ねじ収容孔31
a、発光部41がそれぞれ設けられている。
【0019】フック34は、ケーシング31の側面に設
けられるレバー35と一体に成形され、図示しないコイ
ルばねにより突出方向に付勢されている。そのため、電
動工具70や充電装置に電池パック30を装着したと
き、これらに形成される所定のフック溝に係合すること
ができ、これにより電動工具70等から電池パック30
が容易に外れないようにすることができる。また、コイ
ルばねの付勢力に抗してレバー35をケーシング31の
下端方向に押し下げることによって、フック34も引っ
込むように下端方向に移動するので、フック溝との係合
が解除され、電動工具70等から電池パック30を取り
外すことが可能になる。
【0020】プラス端子溝37、センター端子溝38、
マイナス端子溝39は、その中に、ケーシング31に内
蔵されたプリント基板に半田付け固定されたプラス端子
t1’、センター端子t2’、マイナス端子t3’がそ
れぞれ設けられており、電動工具70や充電装置に電池
パック30を装着したときに、これらの端子が相手側の
受電端子や出力端子と接触し得るように構成されてい
る。そして、プラス端子t1’は、ケーシング31内の
セル群のブロックAの正極側に、またマイナス端子t
3’は、セル群のブロックBの負極側に、それぞれ電気
的に接続され、またセンター端子t2’には、セル群の
ブロックAおよびブロックBの接続部がサーモスタット
THを介して電気的に接続されている。
【0021】また、ケーシング31の上端側に露出する
コネクタ40も、ケーシング31内でプリント基板に半
田付け固定されており、コネクタ40の内部には、複数
の接続端子t4a’t4b’、t5’を備えている(図
1参照)。これらは、電池パック30が充電装置に装着
されたときに電池パック30から充電装置に所定情報を
送るために用いられるもので、例えば本実施形態の場
合、電池パック30に内蔵された温度センサTM1、TM2
による温度情報がコネクタ40の接続端子t4a’、t
4b’、t5’を経由して充電装置に伝えられる。
【0022】さらに、ケーシング31の上端側には、上
下2分割して構成されるケーシング31を組付固定する
ためのセルフタップねじ用のねじ収容孔31aが形成さ
れている。このねじ収容孔31aの内径は、当該セルフ
タップねじのねじ頭の外径よりも、大径に設定されてい
るため、当該セルフタップねじはその締め付けとともに
ねじ収容孔31a内の奥深くに収容し得るように構成さ
れている。
【0023】図5および図6に示すように、ケーシング
31の上端部側方には、有色透明または無色透明の樹脂
からなる窓状の発光部41が設けられており、その内側
には、図1に示すアンテナ43および発光素子45が設
けられている。即ち、アンテナ43は、リモコン装置2
0から無線伝送により到来する情報信号を受信すると、
アンテナ43に接続された受信回路42に当該情報信号
を出力するように構成される。また発光素子45は、受
信回路42に接続されることにより、受信回路42から
出力される信号によって駆動されて所定以上の輝度で発
光するように構成されている。なお、発光素子45は、
例えば高輝度仕様の発光ダイオードやその集合体、ある
いは電球等である。
【0024】図1に示すように、アンテナ43に接続さ
れた受信回路42は、報知回路44にも電気的に接続さ
れている。そのため、受信回路42は、アンテナ43か
ら出力された情報信号を受信すると、その情報信号の内
容に従って所定の処理を行う。例えば、本実施形態の場
合、リモコン装置20から送信された情報信号の内容
が、報知回路44により発光素子45を発光させ、また
ブザーBZを鳴動させることを要求するものであれば、
当該情報信号に基づいて報知回路44を駆動させる。こ
れにより、報知回路44では、発光素子45を発光さ
せ、またブザーBZを鳴動させるので、電動工具70か
ら外されるなどして、所在がわからなくなった電池パッ
ク30の存在位置を音または光によって知らせることが
できる。なお、発光素子45の発光は、点灯および消灯
を所定周期で繰り返す点滅であっても良く、これにより
電池パック30の存在を周囲に知らしめ易く、また発光
素子45の発光による消費電力を低減できるので、長時
間にわたって発光できる。
【0025】なお、受信回路42に情報信号を送信する
リモコン装置20は、図3に示すような外観、および、
図1に示すような電気的な構成からなる。即ち、リモコ
ン装置20は、例えば、図1に示すようなマッチ箱大の
直方形状のケーシング21内に、送信回路23、アンテ
ナ24、呼出スイッチ25および駆動電源Cを内蔵する
とともに、ケーシング21の側部には、樹脂からなる窓
状のアンテナ部22が設けられている。またアンテナ部
22の内側には、送信回路23から出力される電磁波の
周波数に適合したアンテナ24が設けられている。
【0026】そして、駆動電源Cにより駆動される送信
回路23は、呼出スイッチ25の押下により、電磁波に
よる所定の情報信号をアンテナ24から送信し得るよう
に構成されている。そのため、呼出スイッチ25が押下
されると、アンテナ24から発せられる電磁波を伝送媒
体として、所定の情報信号が送信される。これによりリ
モコン装置20の外部に向けて送出されるため、電磁波
を媒体とした所定の情報信号が送信される。つまり、リ
モコン装置20から、その周囲に存在する電池パック3
0等に向けて無線伝送による所定の情報信号を送信する
ことができる。
【0027】なお、このリモコン装置20は、電池パッ
ク30に対して、1対1の関係をもって対応している。
即ち、リモコン装置20と電池パック30との間には、
リモコン装置20から送信される情報信号には、個々の
電池パック30に付与されたID情報が付加されてい
る。そのため、個々の電池パック30それぞれに対応す
るリモコン装置20が個々に存在し、特定のリモコン装
置20により呼び出される電池パック30は一つであ
る。これにより、リモコン装置20からの呼び出しに対
し、複数の電池パック30が一斉に応えるという不具合
を防止できる。
【0028】また、リモコン装置20から送信する情報
信号に付加するIDを適宜変更できるようにリモコン装
置20を構成することによって、一つのリモコン装置2
0から特定の電池パック30を任意的に選択することが
できる。これにより、多数の電池パック30を一つのリ
モコン装置20により選択的に呼出すことができる。
【0029】以上説明したように、本第1実施形態によ
ると、電池パック30では、受信回路42およびアンテ
ナ43により、外部から無線伝送により到来する情報信
号を受信し、報知回路44、発光素子45およびブザー
BZにより、受信回路42およびアンテナ43により受
信した所定の情報信号に基づいて、音または光の少なく
とも一方を外部に向けて発する。これにより、当該所定
の情報信号を受信回路42およびアンテナ43に対して
無線伝送すれば、受信回路42およびアンテナ43でそ
れを受信することにより報知回路44、発光素子45お
よびブザーBZにより音または光の少なくとも一方を外
部に向けて発することができる。したがって、所在がわ
からなくなった電池パック30の存在位置を音または光
によって知らせることができるので、所在不明の電池パ
ック30を簡単に見つけ得る効果がある。
【0030】(第2実施形態)本発明のアダプタに係る
第2実施形態を図7〜図11に基づいて説明する。図7
は、本第2実施形態に係るアダプタ50と、電池パック
80およびリモコン装置20の構成を示すブロック図で
ある。図8はアダプタ50の平面図、図9はアダプタ5
0の正面図、図10はアダプタ50の側面図、そして図
11はアダプタ50を介して電池パック80を電動工具
70に装着した状態を示す説明図である。
【0031】本第2実施形態に係るアダプタ50は、電
動工具70に電力を供給し得る通常の電池パック80に
取付可能なものである。即ち、前述した第1実施形態よ
る電池パック30とは異なり、受信回路42およびアン
テナ43からなる受信部、報知回路44、発光素子45
およびブザーBZからなる報知部を備えていない電池パ
ック80に取り付けることにより、前述の電池パック3
0と同様の機能を電池パック80に持たせ得るものであ
る。
【0032】なお、電池パック80の外観は、発光部4
1を除いたところ以外は前述の電池パック30と同様で
あり、電池パック80の電気的な構成は、受信回路4
2、アンテナ43、報知回路44、発光素子45および
ブザーBZを除いたところ以外は前述の電池パック30
と同様である。そのため、本第2実施形態では、電池パ
ック80の説明を省略する。また、リモコン装置20
は、図7に示すように第1実施形態によるリモコン装置
20と構成も機能も同様であるから、本第2実施形態で
は、その説明を省略する。
【0033】図8〜図10に示すように、アダプタ50
は、略角柱状に形成された樹脂製のケーシング51を備
えており、その内部には、リモコン装置20から無線伝
送により到来する情報信号を受信する受信回路62と、
受信回路62により受信した所定の情報信号に基づいて
ブザーBZによる音または発光素子65による光を発す
る報知回路64と、を収容している。
【0034】ケーシング51の上端側には、電動工具7
0に装着する際に相手側に嵌合可能な嵌合溝53を形成
した嵌入部52がレール状に並列して設けられているほ
か、この嵌入部52の一端側に位置する部位には上下方
向に出入可能なフック54、プラス端子溝57、センタ
ー端子溝58、マイナス端子溝59、コネクタ60等が
それぞれ設けられている。
【0035】一方、ケーシング51の下端側には、電池
パック80を装着し得るように、ホルダ部51aが形成
されており、このホルダ部51aには、スライドさせて
取り付けられる電池パック80の嵌入部と嵌合可能な嵌
合部56がレール状に並列して設けられている。そし
て、このホルダ部51aには、ホルダ部51aに取付け
られた電池パック80のプラス端子t1’、センター端
子t2’、マイナス端子t3’に接続可能な接続端子t
11、t12、t13が、それぞれ設けられている。
【0036】フック54は、ケーシング51の側面に設
けられる図示しないと一体に成形され、図示しないコイ
ルばねにより突出方向に付勢されている。そのため、電
動工具70にアダプタ50を装着したとき、これらに形
成される所定のフック溝に係合することができる。これ
により、電動工具70からアダプタ50が容易に外れな
いようにすることができる。また、コイルばねの付勢力
に抗してレバーをケーシング51の下端方向に押し下げ
ることによって、フック54も引っ込むように下端方向
に移動するので、フック溝との係合が解除され、電動工
具70からアダプタ50を取り外すことが可能になる。
【0037】プラス端子溝57、センター端子溝58、
マイナス端子溝59は、その中に、ケーシング51に内
蔵されたプリント基板に半田付け固定されたプラス端子
t21、センター端子t22、マイナス端子t23がそれぞれ
設けられており、電動工具70にアダプタ50を装着し
たときに、これらの端子が電動工具70側の受電端子と
接触し得るように構成されている。そして、このプラス
端子t21はホルダ部51aのプラス端子t11に、マイナ
ス端子t23はホルダ部51aのマイナス電極t13に、そ
れぞれ電気的に接続され、またセンター端子t22には、
ホルダ部51aのセンター電極t12に電気的に接続され
ている。そのため、電池パック80の電力は、アダプタ
50を介して電動工具70に供給することができる。
【0038】また、ケーシング51の上端側に露出する
コネクタ60は、疑似的なものである。そのため、コネ
クタ60は、ケーシング51内でプリント基板に半田付
け固定されているものの、コネクタ60内の接続端子に
は、何も接続されていない。したがって、電池パック8
0から送られてくる所定情報は、電動工具70に伝えら
れることはない。
【0039】ケーシング51の上端部側方には、有色透
明または無色透明の樹脂からなる窓状の発光部61が設
けられており、その内側には、図7に示すアンテナ63
および発光素子65が設けられている。即ち、アンテナ
63は、リモコン装置20から無線伝送により到来する
情報信号を受信すると、アンテナ63に接続された受信
回路62に当該情報信号を出力するように構成される。
また発光素子65は、受信回路62に接続されることに
より、受信回路62から出力される信号によって駆動さ
れて所定以上の輝度で発光するように構成されている。
なお、発光素子65は、例えば高輝度仕様の発光ダイオ
ードやその集合体、あるいは電球等である。
【0040】図7に示すように、アンテナ63に接続さ
れた受信回路62は、報知回路64にも電気的に接続さ
れている。そのため、受信回路62は、アンテナ63か
ら出力された情報信号を受信すると、その情報信号の内
容に従って所定の処理を行う。例えば、本実施形態の場
合、リモコン装置20から送信された情報信号の内容
が、報知回路64により発光素子65を発光させ、また
ブザーBZを鳴動させることを要求するものであれば、
当該情報信号に基づいて報知回路64を駆動させる。こ
れにより、報知回路64では、発光素子65を発光さ
せ、またブザーBZを鳴動させるので、電池パック80
を付けたまま電動工具70から外されるなどして、所在
がわからなくなったアダプタ50付きの電池パック80
の存在位置を音または光によって知らせることができ
る。なお、発光素子65の発光は、点灯および消灯を所
定周期で繰り返す点滅であっても良く、これにより電池
パック80の存在を周囲に知らしめ易く、また発光素子
65の発光による消費電力を低減できるので、長時間に
わたって発光できる。
【0041】以上説明したように、本第2実施形態によ
ると、アダプタ50では、受信回路62およびアンテナ
63により、外部から無線伝送により到来する情報信号
を受信し、報知回路64、発光素子65およびブザーB
Zにより、受信回路62およびアンテナ63により受信
した所定の情報信号に基づいて、音または光の少なくと
も一方を外部に向けて発する。これにより、当該所定の
情報信号を受信回路62およびアンテナ63に対して無
線伝送すれば、受信回路62およびアンテナ63でそれ
を受信することにより報知回路64、発光素子65およ
びブザーBZにより音または光の少なくとも一方を外部
に向けて発することができる。したがって、電池パック
80を付けたまま電動工具70から外されるなどして、
所在がわからなくなったアダプタ50付きの電池パック
80の存在位置を音または光によって知らせることがで
きるので、所在不明のアダプタ50付きの電池パック8
0を簡単に見つけ得る効果がある。
【0042】なお、上述した第1、第2実施形態では、
情報信号を無線伝送するために、電磁波を伝送媒体に用
いたが、本発明ではこれに限られることはなく、無線伝
送媒体であれば、例えば音波、赤外線等の光であっても
良く、これらによっても上述同様の作用効果が得られ
る。
【0043】(第3実施形態)本発明のアダプタに係る
第3実施形態を図12〜図18に基づいて説明する。図
12は、本第3実施形態に係るアダプタ150と、電池
パック80および電動工具70の構成を示すブロック図
である。図13はアダプタ150の平面図、図14はア
ダプタ150の正面図、図15はアダプタ150の側面
図である。また、図16(A) はリモコン装置120の外
観を示す斜視図、図16(B) はリモコン装置120の構
成を示すブロック図で、図17はアダプタ150を介し
て電池パック80を電動工具70に装着した状態を示す
説明図である。そして、図18は、アダプタ150によ
る電池パック80のロック動作を示す説明図である。な
お、図12〜図18において、前述した第2実施形態に
係るアダプタ50および電池パック80と実質的に同一
の構成部分には同一符号を付してある。
【0044】図13〜図15に示すように、アダプタ1
50は、略角柱状に形成された樹脂製のケーシング51
を備えており、電動工具70に電力を供給し得る電池パ
ック80に取付可能に構成されている。そして、アダプ
タ150の内部には、リモコン装置120から無線伝送
により到来する情報信号を受信する受信回路62と、受
信回路62により受信した所定の情報信号に基づいてブ
ザーBZによる音または発光素子65による光を発する
報知回路64と、受信回路62により受信した所定の情
報信号に基づいて所定の作動を行うロック回路66とを
収容している。
【0045】ケーシング51の上端側には、電動工具7
0に装着する際に相手側に嵌合可能な嵌合溝53を形成
した嵌入部52がレール状に並列して設けられているほ
か、この嵌入部52の一端側に位置する部位には上下方
向に出入可能なフック54、プラス端子溝57、センタ
ー端子溝58、マイナス端子溝59、コネクタ60等が
それぞれ設けられている。なお、電池パック80のケー
シング51の上端側にも、嵌入部52、嵌合溝53と同
様の嵌入部および嵌合溝や、フック54、プラス端子溝
57、センター端子溝58、マイナス端子溝59と同様
のフック、プラス端子溝、センター端子溝、マイナス端
子溝が、それぞれ形成されている。
【0046】一方、ケーシング51の下端側には、電池
パック80を装着し得るように、ホルダ部51aが形成
されており、このホルダ部51aには、スライドさせて
取り付けられる電池パック80の嵌入部と嵌合可能な嵌
合部56がレール状に並列して設けられている。そし
て、このホルダ部51aには、ホルダ部51aに取付け
られた電池パック80のプラス端子t1’、センター端
子t2’、マイナス端子t3’に接続可能な接続端子t
11、t12、t13が、それぞれ設けられている。
【0047】また、ケーシング51の下端側には、後述
するように、電池パック80のねじ収容孔81aに挿入
可能なソレノイド錠67が内装されており、図13およ
び図14には、ソレノイド錠67のロックピン67aが
破線により示されている。即ち、電池パック80のケー
シング81の上端側には、上下2分割して構成されるケ
ーシングを組付固定するためのセルフタップねじ用のね
じ収容孔81aが、ホルダ部51aのスライド方向に対
して垂直方向に形成されている。そのため、ホルダ部5
1aに取り付けられた電池パック80のねじ収容孔81
aに、ソレノイド錠67のロックピン67aを挿入する
ことにより、ホルダ部51aから電池パック80をスラ
イドさせることができなくなる。これにより、ソレノイ
ド錠67のロックピン67aによりアダプタ150と電
池パック80との分離を妨げることができる(図18参
照)。
【0048】また、図13および図14には示されてい
ないが、電動工具70に対するソレノイド錠68もケー
シング51に内装されている(図12参照)。そのた
め、このソレノイド錠68も、ソレノイド錠67と同様
に、電池パック80のスライド方向に対して対して垂直
方向に形成される電動工具70の孔部に、挿入可能なロ
ックピンを備えている。そのため、電動工具70の孔部
に、ソレノイド錠68のロックピンを挿入することで、
電動工具70のホルダ部51aからアダプタ150をス
ライドさせることができなくなるから、ソレノイド錠6
8のロックピンにより電動工具70とアダプタ150と
の分離を妨げることができる。
【0049】フック54は、ケーシング51の側面に設
けられる図示しないと一体に成形され、図示しないコイ
ルばねにより突出方向に付勢されている。そのため、電
動工具70にアダプタ150を装着したとき、これらに
形成される所定のフック溝に係合することができる。こ
れにより、電動工具70からアダプタ150が容易に外
れないようにすることができる。また、コイルばねの付
勢力に抗してレバーをケーシング51の下端方向に押し
下げることによって、フック54も引っ込むように下端
方向に移動するので、フック溝との係合が解除され、電
動工具70からアダプタ150を取り外すことが可能に
なる。
【0050】プラス端子溝57、センター端子溝58、
マイナス端子溝59は、その中に、ケーシング51に内
蔵されたプリント基板に半田付け固定されたプラス端子
t21、センター端子t22、マイナス端子t23がそれぞれ
設けられており、電動工具70にアダプタ150を装着
したときに、これらの端子が電動工具70側の受電端子
と接触し得るように構成されている。そして、このプラ
ス端子t21はホルダ部51aのプラス端子t11に、マイ
ナス端子t23はホルダ部51aのマイナス電極t13に、
それぞれスイッチ69を介して電気的に接続され、また
センター端子t22には、ホルダ部51aのセンター電極
t12に電気的に接続されている。そのため、電池パック
80の電力は、アダプタ150のスイッチ69を介して
電動工具70に供給することができる。なお、このスイ
ッチ69は、ロック回路66によりオンオフ制御され得
るように構成されている。
【0051】また、ケーシング51の上端側に露出する
コネクタ60は、疑似的なものである。そのため、コネ
クタ60は、ケーシング51内でプリント基板に半田付
け固定されているものの、コネクタ60内の接続端子に
は、何も接続されていない。したがって、電池パック8
0から送られてくる所定情報は、電動工具70に伝えら
れることはない。これにより、アダプタ150を取り付
けた電池パック80を充電装置にセットしても、電池パ
ック80に内蔵された温度センサTM1、TM2による温度
情報を、充電装置に伝えることができないので、当該温
度情報に基づいて電池パック80を充電する仕様の充電
装置においては、電池パック80に充電することができ
ない。つまり電池パック80への充電電力の供給を妨げ
ることができる。
【0052】ケーシング51の上端部側方には、有色透
明または無色透明の樹脂からなる窓状の発光部61が設
けられており、その内側には、図12に示すアンテナ6
3および発光素子65が設けられている。即ち、アンテ
ナ63は、リモコン装置120から無線伝送により到来
する情報信号を受信すると、アンテナ63に接続された
受信回路62に当該情報信号を出力するように構成され
る。また発光素子65は、受信回路62に接続されるこ
とにより、受信回路62から出力される信号によって駆
動されて所定以上の輝度で発光するように構成されてい
る。なお、発光素子65は、例えば高輝度仕様の発光ダ
イオードやその集合体、あるいは電球等である。
【0053】図12に示すように、アンテナ63に接続
された受信回路62は、報知回路64に電気的に接続さ
れている。そのため受信回路62は、アンテナ63から
出力された情報信号を受信すると、その情報信号の内容
に従って所定の処理を行う。例えば本実施形態の場合、
リモコン装置120から送信された情報信号の内容が、
報知回路64により発光素子65を発光させ、またブザ
ーBZを鳴動させることを要求するものであれば(リモ
コン装置120の呼出スイッチ25の押下)、当該情報
信号に基づいて報知回路64を駆動させる。これによ
り、報知回路64では、発光素子65を発光させ、また
ブザーBZを鳴動させるので、電池パック80を付けた
まま電動工具70から外されるなどして、所在がわから
なくなったアダプタ150付きの電池パック80の存在
位置を音または光によって知らせることができる。な
お、発光素子65の発光は、点灯および消灯を所定周期
で繰り返す点滅であっても良く、これにより電池パック
80の存在を周囲に知らしめ易く、また発光素子65の
発光による消費電力を低減できるので、長時間にわたっ
て発光できる。
【0054】また、受信回路62は、ロック回路66に
も電気的に接続されている。そのため、受信回路62
は、アンテナ63から出力された情報信号を受信する
と、その情報信号の内容に従って所定の処理を行う。例
えば本実施形態の場合、リモコン装置120から送信さ
れた情報信号の内容が、ロック回路66によりソレノイ
ド錠67、68を作動させて電池パック80および電動
工具70との錠止を要求するものであれば(リモコン装
置120のロックスイッチ26の押下)、当該情報信号
に基づいてロック回路66を駆動させる。
【0055】これにより、ソレノイド錠67が作動する
と、ソレノイド錠67のロックピン67aが電池パック
80方向に突出する。即ち、図18(A) に示すように、
電池パック80のねじ収容孔81aに挿入されていなか
ったロックピン67aが、図18(B) に示すようにねじ
収容孔81aに挿入される。したがって、アダプタ15
0に取り付けられた電池パック80は、ホルダ部51a
からスライドさせることができなくなるので、アダプタ
150から電池パック80を取り外すことができなくな
る。つまり、ソレノイド錠67による錠止により、電池
パック80への充電電力の供給を妨げるアダプタ150
と電池パック80との分離が妨げられるので、アダプタ
150の付いた電池パック80を充電することはできな
くなる。
【0056】また、ソレノイド錠68が作動すると、ソ
レノイド錠68のロックピンが電動工具70方向に突出
する。したがって、電動工具70に取り付けられたアダ
プタ150は、電動工具70からスライドさせることが
できなくなるので、電動工具70からアダプタ150を
取り外すことができなくなる。つまり、ソレノイド錠6
8による錠止により、電動工具70と、電池パック80
への充電電力の供給を妨げるアダプタ150付きの電池
パック80と、の分離が妨げられるので、電池パック8
0を使い切った後の電動工具70は、アダプタ150お
よび電池パック80が付いたまま、使用することも充電
することもできなくなる。
【0057】なお、ソレノイド錠67、68による錠止
は、リモコン装置120から送信される情報信号の内容
が、ソレノイド錠67、68の解除を要求するものであ
れば(リモコン装置120のアンロックスイッチ27の
押下)、当該情報信号に基づいてロック回路66を駆動
させる。これにより、電池パック80のねじ収容孔81
aに挿入されたソレノイド錠67のロックピン67a、
および、電動工具70の孔部に挿入されたソレノイド錠
68のロックピンが、それぞれ引き抜かれるので、図1
8(A) に示す状態に戻りアダプタ150から電池パック
80を、電動工具70からアダプタ150を、それぞれ
スライドさせて取り外すことができる。
【0058】さらに、本実施形態の場合、リモコン装置
120から送信された情報信号の内容が、ロック回路6
6によりスイッチ69をオン状態からオフ状態に移行さ
せることを要求するものであれば、当該情報信号に基づ
いてロック回路66を駆動させる。これにより、スイッ
チ69が作動すると、それまで通電状態にあったプラス
端子t11と接続端子t21の間の通電経路、およびマイナ
ス端子t21と接続端子t23の間の通電経路が遮断され
る。これにより、電池パック80から電動工具70への
駆動電力の供給が妨げられるので、電動工具70は、ア
ダプタ150および電池パック80が付いたまま、使用
することも充電することもできなくなる。
【0059】さらにまた、リモコン装置120から送信
された情報信号の内容が、ロック回路66から電動工具
70に対して、電動工具70が起動を妨げる所定の信号
を送信することを要求するものであれば、当該情報信号
に基づいてロック回路66から電動工具70にそのよう
な制御信号を電動工具70の送信する。これにより、電
動工具70の起動を阻止することもできる。
【0060】なお、アダプタ150には、上述した受信
回路62およびロック回路66を駆動させるための電力
を供給する給電用のコネクタが設けられている。例え
ば、直流電圧9V仕様の乾電池(006P型)を直接接
続できるコネクタが設けられている。これにより、ソレ
ノイド錠67、68により電池パック80や電動工具7
0を錠止した状態で電池パック80を使い切ってしま
い、電池パック80からの電力供給を受けられないよう
な事態が生じても、このコネクタに接続される乾電池か
ら供給される電力によって受信回路62およびロック回
路66を作動させることができる。
【0061】なお、受信回路62に情報信号を送信する
リモコン装置120は、図16(A)に示すような外観、
および、図16(B) に示すような電気的な構成からな
る。即ち、リモコン装置120は、例えば、図16(A)
に示すようなマッチ箱大の直方形状のケーシング21内
に、送信回路123、アンテナ24、呼出スイッチ2
5、ロックスイッチ26、アンロックスイッチ27およ
び駆動電源Cを内蔵するとともに、ケーシング21の側
部には、樹脂からなる窓状のアンテナ部22が設けられ
ている。またアンテナ部22の内側には、送信回路12
3から出力される電磁波の周波数に適合したアンテナ2
4が設けられている。
【0062】そして、駆動電源Cにより駆動される送信
回路123は、呼出スイッチ25、ロックスイッチ2
6、アンロックスイッチ27の押下により、電磁波によ
る所定の情報信号をアンテナ24からそれぞれ送信し得
るように構成されている。そのため、呼出スイッチ25
等が押下されると、アンテナ24から発せられる電磁波
を伝送媒体として、所定の情報信号が送信される。これ
によりリモコン装置120の外部に向けて送出されるた
め、電磁波を媒体とした所定の情報信号が送信される。
つまり、リモコン装置120から、その周囲に存在する
アダプタ150等に向けて無線伝送による所定の情報信
号を送信することができる。
【0063】なお、このリモコン装置120は、アダプ
タ150に対して、1対1の関係をもって対応してい
る。即ち、リモコン装置120とアダプタ150との間
には、リモコン装置120から送信される情報信号に
は、個々のアダプタ150に付与されたID情報が付加
されている。そのため、個々のアダプタ150それぞれ
に対応するリモコン装置120が個々に存在し、特定の
リモコン装置120により呼び出されるアダプタ150
は一つである。これにより、リモコン装置120からの
操作に対し、複数のアダプタ150が一斉に応えたり、
ロックやロック解除されたりするという不具合を防止で
きる。
【0064】また、リモコン装置120から送信する情
報信号に付加するIDを適宜変更できるようにリモコン
装置120を構成することによって、一つのリモコン装
置120から特定のアダプタ150を任意的に選択する
ことができる。これにより、多数のアダプタ150を一
つのリモコン装置120により選択的に呼出したり、ロ
ックやロック解除したりすることができる。
【0065】以上説明したように、本第3実施形態によ
ると、アダプタ150では、受信回路62およびアンテ
ナ63により、外部から無線伝送により到来する情報信
号を受信し、報知回路64、発光素子65およびブザー
BZにより、受信回路62およびアンテナ63により受
信した所定の情報信号に基づいて、音または光の少なく
とも一方を外部に向けて発する。これにより、当該所定
の情報信号を受信回路62およびアンテナ63に対して
無線伝送すれば、受信回路62およびアンテナ63でそ
れを受信することにより報知回路64、発光素子65お
よびブザーBZにより音または光の少なくとも一方を外
部に向けて発することができる。したがって、電池パッ
ク80を付けたまま電動工具70から外されるなどし
て、所在がわからなくなったアダプタ150付きの電池
パック80の存在位置を音または光によって知らせるこ
とができるので、所在不明のアダプタ150付きの電池
パック80を簡単に見つけ得る効果がある。
【0066】また、アダプタ150では、受信回路62
およびアンテナ63により、外部から無線伝送により到
来する情報信号を受信し、ロック回路66およびソレノ
イド錠67により、所定の情報信号に基づいて電池パッ
ク80との分離を妨げる。これにより、当該所定の情報
信号を受信回路62およびアンテナ63に対して無線伝
送すれば、受信回路62およびアンテナ63でそれを受
信することによりロック回路66およびソレノイド錠6
7により電池パック80との分離が妨げられる。つま
り、電池パック80への充電電力の供給を妨げるアダプ
タ150と電池パック80との分離が妨げられるので、
アダプタ150の付いた電池パック80を充電すること
はできない。したがって、充電できない電池パック80
を盗んでも経済的価値が低いため、電池パック80の盗
難を抑制する効果がある。
【0067】さらに、アダプタ150では、ロック回路
66およびソレノイド錠68により、所定の情報信号に
基づいて、電動工具70との分離を妨げる。これによ
り、当該所定の情報信号を受信回路62およびアンテナ
63に対して無線伝送すれば、受信回路62およびアン
テナ63でそれを受信することによりロック回路66お
よびソレノイド錠68により電動工具70との分離が妨
げられる。つまり、電動工具70と、電動工具70の駆
動電力を発生する電池パック80との間に介在し、電池
パック80からの駆動電力を電動工具70に供給し得る
アダプタ150であっても、電池パック80への充電電
力の供給を妨げるアダプタ150と電池パック80との
分離が妨げられ、さらに電動工具70との分離も妨げら
れるので、電池パック80を使い切った後の電動工具7
0は、アダプタ150および電池パック80が付いたま
ま、使用することも充電することもできない。したがっ
て、使用することのできない電池パック80付きの電動
工具70を盗んでも経済的価値が低いため、電動工具7
0および電池パック80の盗難を抑制する効果がある。
【0068】さらにまた、アダプタ150では、ロック
回路66およびスイッチ69により、所定の情報信号に
基づいて、電動工具70に駆動電力を供給する経路を遮
断する。これにより、当該所定の情報信号を受信回路6
2およびアンテナ63に対して無線伝送すれば、受信回
路62およびアンテナ63でそれを受信することにより
スイッチ69より電動工具70に駆動電力を供給する経
路を遮断する。つまり、アダプタ150のスイッチ69
により、電池パック80から電動工具70への駆動電力
の供給が妨げられるので、電動工具70は、アダプタ1
50および電池パック80が付いたまま、使用すること
も充電することもできない。したがって、使用すること
のできない電池パック80付きの電動工具70を盗んで
も経済的価値が低いため、電動工具70および電池パッ
ク80の盗難を抑制する効果がある。
【0069】なお、上述した第3実施形態では、情報信
号を無線伝送するために、電磁波を伝送媒体に用いた
が、本発明ではこれに限られることはなく、無線伝送媒
体であれば、例えば音波、赤外線であっても良く、これ
らによっても上述同様の作用効果が得られる。
【0070】また、上述した第3実施形態では、ソレノ
イド錠67、68により、電池パック80および電動工
具70との錠止を行ったが、本発明ではこれに限られる
ことはなく、例えば、電池パック80やアダプタ150
のフック54の作動を規制する機構により、同フックの
解除方向の移動が妨げられるように構成しても良い。
【0071】
【発明の効果】請求項1に係る電池パックの発明では、
受信部により、外部から無線伝送により到来する情報信
号を受信し、報知部により、受信部により受信した所定
の情報信号に基づいて、音または光の少なくとも一方を
外部に向けて発する。これにより、当該所定の情報信号
を受信部に対して無線伝送すれば、受信部でそれを受信
することにより報知部により音または光の少なくとも一
方が外部に向けて発せられる。したがって、所在がわか
らなくなった電池パックの存在位置を音または光によっ
て知らせることができるので、所在不明の電池パックを
簡単に見つけ得る効果がある。
【0072】請求項2に係るアダプタの発明では、受信
部により、外部から無線伝送により到来する情報信号を
受信し、報知部により、受信部により受信した所定の情
報信号に基づいて、音または光の少なくとも一方を外部
に向けて発する。これにより、当該所定の情報信号を受
信部に対して無線伝送すれば、受信部でそれを受信する
ことにより報知部により音または光の少なくとも一方を
外部に向けて発することができる。したがって、電池パ
ックに取り付けられることにより、所在がわからなくな
った電池パックの存在位置を音または光によって知らせ
ることができるので、所在不明の電池パックを簡単に見
つけ得る効果がある。
【0073】請求項3に係るアダプタの発明では、受信
部により、外部から無線伝送により到来する情報信号を
受信し、第1の錠止部により、受信部により受信した所
定の情報信号に基づいて、電池パックとの分離を妨げ
る。これにより、当該所定の情報信号を受信部に対して
無線伝送すれば、受信部でそれを受信することにより第
1の錠止部により電池パックとの分離が妨げられる。つ
まり、電池パックへの充電電力の供給を妨げるアダプタ
と当該電池パックとの分離が妨げられるので、当該アダ
プタの付いた電池パックを充電することはできない。し
たがって、充電できない電池パックを盗んでも経済的価
値が低いため、電池パックの盗難を抑制する効果があ
る。
【0074】請求項4に係るアダプタの発明では、第2
の錠止部により、受信部により受信した所定の情報信号
に基づいて、電動工具との分離を妨げる。これにより、
当該所定の情報信号を受信部に対して無線伝送すれば、
受信部でそれを受信することにより第2の錠止部により
電動工具との分離が妨げられる。つまり、電動工具と、
電動工具の駆動電力を発生する電池パックとの間に介在
し、この電池パックからの駆動電力を電動工具に供給し
得るアダプタであっても、電池パックへの充電電力の供
給を妨げるアダプタと当該電池パックとの分離が妨げら
れ、さらに電動工具との分離も妨げられるので、当該電
池パックを使い切った後の電動工具は、アダプタおよび
電池パックが付いたまま、使用することも充電すること
もできない。したがって、使用することのできない電池
パック付きの電動工具を盗んでも経済的価値が低いた
め、電動工具および電池パックの盗難を抑制する効果が
ある。
【0075】請求項5に係るアダプタの発明では、電力
遮断部により、受信部により受信した所定の情報信号に
基づいて、電動工具に駆動電力を供給する経路を遮断す
る。これにより、当該所定の情報信号を受信部に対して
無線伝送すれば、受信部でそれを受信することにより電
力遮断部により電動工具に駆動電力を供給する経路を遮
断する。つまり、当該アダプタの電力遮断部により、電
池パックから電動工具への駆動電力の供給が妨げられる
ので、電動工具は、アダプタおよび電池パックが付いた
まま、使用することも充電することもできない。したが
って、使用することのできない電池パック付きの電動工
具を盗んでも経済的価値が低いため、電動工具および電
池パックの盗難を抑制する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電池パック、およ
びそのリモコン装置のそれぞれの構成を示すブロック図
である。
【図2】第1実施形態に係る電池パックの外観を示す斜
視図である。
【図3】第1実施形態に係るリモコン装置の外観を示す
斜視図である。
【図4】第1実施形態に係る電池パックを電動工具に装
着した状態を示す説明図である。
【図5】第1実施形態に係る電池パックの平面図であ
る。
【図6】図5に示すVI方向矢視による側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るアダプタの構成
と、電池パックおよびリモコン装置の構成とを示すブロ
ック図である。
【図8】第2実施形態に係るアダプタの平面図である。
【図9】図8に示すIX方向矢視による正面図である。
【図10】図8に示すX方向矢視による側面図である。
【図11】第2実施形態に係るアダプタを介して電池パ
ックを電動工具に装着した状態を示す説明図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係るアダプタの構成
と、電池パックおよび電動工具のの構成とを示すブロッ
ク図である。
【図13】第3実施形態に係るアダプタの平面図であ
る。
【図14】図13に示すXV方向矢視による正面図であ
る。
【図15】図13に示すXVI 方向矢視による側面図であ
る。
【図16】図16(A) は、第3実施形態に係るリモコン
装置の外観を示す斜視図で、図16(B) は、同リモコン
装置の構成を示すブロック図である。
【図17】第3実施形態に係るアダプタを介して電池パ
ックを電動工具に装着した状態を示す説明図である。
【図18】第3実施形態に係るアダプタによる電池パッ
クのロック動作を示す説明図で、図18(A) はアンロッ
ク状態、図18(B) はロック状態を各々示すものであ
る。
【符号の説明】
20 リモコン装置 23 送信回路 24 アンテナ 30 電池パック 42 受信回路(受信部) 43 アンテナ(受信部) 44 報知回路(報知部) 45 発光素子(報知部) 50 アダプタ 62 受信回路(受信部) 63 アンテナ(受信部) 64 報知回路(報知部) 65 発光素子(報知部) 66 ロック回路(第1の錠止部、第2の錠止部、電
力遮断部) 67 ソレノイド錠(第1の錠止部) 68 ソレノイド錠(第2の錠止部) 69 スイッチ(電力遮断部) 70 電動工具 BZ ブザー(報知部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動工具に電力を供給し得る電池パック
    であって、 外部から無線伝送により到来する情報信号を受信する受
    信部と、 前記受信部により受信した所定の情報信号に基づいて、
    音または光の少なくとも一方を外部に向けて発する報知
    部と、 を備えることを特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】 電動工具に電力を供給し得る電池パック
    に、取付可能なアダプタであって、 外部から無線伝送により到来する情報信号を受信する受
    信部と、 前記受信部により受信した所定の情報信号に基づいて、
    音または光の少なくとも一方を外部に向けて発する報知
    部と、 を備えることを特徴とするアダプタ。
  3. 【請求項3】 電動工具に電力を供給し得る電池パック
    に取付可能であり、該電池パックへの充電電力の供給を
    妨げるアダプタであって、 外部から無線伝送により到来する情報信号を受信する受
    信部と、 前記受信部により受信した所定の情報信号に基づいて、
    前記電池パックとの分離を妨げる第1の錠止部と、 を備えることを特徴とするアダプタ。
  4. 【請求項4】 電動工具と、該電動工具の駆動電力を発
    生する電池パックとの間に介在し、この電池パックから
    の駆動電力を前記電動工具に供給し得る請求項3記載の
    アダプタであって、 前記受信部により受信した所定の情報信号に基づいて、
    前記電動工具との分離を妨げる第2の錠止部を備えるこ
    とを特徴とするアダプタ。
  5. 【請求項5】 前記受信部により受信した所定の情報信
    号に基づいて、前記電動工具に前記駆動電力を供給する
    経路を遮断する電力遮断部を備えることを特徴とする請
    求項3または4記載のアダプタ。
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