JP4506288B2 - 充電式電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆる充電式ドリルドライバーなどとして実現される充電式電動工具に関し、特に電池パックが電動工具本体から着脱自在に構成されているものに関する。
前記充電式ドリルドライバーなどとして実現される充電式電動工具は、当初のニッケルカドニウム電池から、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池に、電池パックの小形大容量化が進み、建築現場などで広く使用されるようになっている。しかしながら、工具全体の小形化が進んでいても、通常の手動式のドライバーなどと比べては大形で、使用者の腰に巻いたベルトなどに収納されるのではなく、不使用時には使用者の身体から離れた場所に保管されることになる。
したがって、電灯線も敷設されておらず、暗く広い作業現場で、資材の下敷きになってしまったり、使用者が思いもよらないような場所に置き忘れてしまうと、充電式電動工具を捜し出す手間がかかり、最悪の場合には、見つけられなかったり、置き忘れたりすることになる。
また、最近の充電式電動工具は多機能化が進み、また上述のように電池パックの大容量化が進み、高額商品となっている。このため、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、盗難の虞も高くなっている。
ここで、充電式電動工具と同様に紛失の可能性の高いリモコンなどでは、本体側装置からの探索信号に応答することで、捜索を容易にする装置が多数提案されている。
また、特許文献1では、物品に取付けた子機が親機から所定距離以上離れると、報知を行う忘却防止器が提案されている。
特開平6−68367号公報
しかしながら、上述のような従来技術を充電式電動工具に適用しても、電池パックが電動工具本体に装着されていないと、探索を行うことができないという問題がある。すなわち、前記リモコンなどでは電源が分離されることはないけれども、充電式電動工具では、電池パックは電動工具本体から取外して充電が行われ、また使用者は予備の電池パックを携行することもあり、電動工具本体と電池パックとは常に一体となっているとは限らない。したがって、電池パックを取外すと電動工具本体は電源を失い、探索信号に応答することはできない。
本発明の目的は、電池パックが取外された状態でも、電動工具本体を捜し出すことができたり、盗難を防止することができる充電式電動工具を提供することである。
本発明の充電式電動工具は、いわゆる充電式ドリルドライバーなどとして実現され、電池パックが電動工具本体から着脱自在の充電式電動工具において、探索信号を発信する第1の発信手段を設けるとともに、これに対応して、前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記探索信号に応答して使用者に報知を行う第1の報知手段を設ける。具体的には、電池パックには、内蔵の充電電池などを電源として動作する前記探索信号の受信手段および音声や光などで使用者に応答を知らせる表示手段を設け、これに対して前記電動工具本体には、電源となる電池に、その電池を電源として動作する前記探索信号の受信手段および音声や光などで使用者に応答を知らせる表示手段を設ける。
したがって、広く暗い作業現場で、資材の下敷きになってしまったり、使用者が思いもよらないような場所に置き忘れても、充電式電動工具を捜し出すことができるとともに、高価な充電式電動工具の盗難も抑制することができる。また、電池パックを取外しての充電や、予備の電池パックを設けたりすることから、前記電動工具本体と電池パックとは常に一体となっているとは限らないことを考慮して、前記第1の報知手段を、電動工具本体および電池パックのそれぞれに設ける。その際、電池パックを取外すと電源を失う電動工具本体には、装着された電池パックからの電力で充電される二次電池や、一次電池などの任意の電池から成り、前記第1の報知手段の電源となる電池を設ける。これによって、電池パックが取外された状態でも、電動工具本体を捜し出すことができる。
また、本発明の充電式電動工具では、前記第1の発信手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする。
上記の構成によれば、電池パックの充電器は、コンセントに近い壁際など、設置位置が或る程度限定されており、また移動されることも少ないので、この充電器自体の行方が不明になる可能性は少なく、前記探索信号の発信手段としては好適である。
さらにまた、本発明の充電式電動工具は、いわゆる充電式ドリルドライバーなどとして実現され、電池パックが電動工具本体から着脱自在の充電式電動工具において、前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、存在を表す識別信号を発信する第2の発信手段を設けるとともに、これに対応して、前記識別信号を受信し、受信されなくなると、使用者に報知を行う第2の報知手段を設ける。具体的には、電池パックには、内蔵の充電電池などを電源として動作する前記第2の発信手段を設け、これに対して前記電動工具本体には、電源となる電池に、その電池を電源として動作する前記第2の発信手段を設ける。
したがって、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体および電池パックが第2の報知手段から予め定める距離以上離れ、識別信号が受信されなくなると、該第2の報知手段が報知動作を行うので、高価な充電式電動工具の盗難を抑制することができる。また、電池パックを取外しての充電や、予備の電池パックを設けたりすることから、前記電動工具本体と電池パックとは常に一体となっているとは限らないことを考慮して、前記第2の発信手段を、電動工具本体および電池パックのそれぞれに設ける。その際、電池パックを取外すと電源を失う電動工具本体には、装着された電池パックからの電力で充電される二次電池や、一次電池などの任意の電池から成り、前記第2の発信手段の電源となる電池を設ける。これによって、電池パックが取外された状態でも、識別信号の送信を行うことができる。
また、本発明の充電式電動工具では、前記第2の報知手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする。
上記の構成によれば、電池パックの充電器は、コンセントに近い壁際など、設置位置が或る程度限定されており、また移動されることも少ないので、この充電器自体の行方が不明になる可能性は少なく、前記識別信号の受信手段としては好適である。
さらにまた、本発明の充電式電動工具は、いわゆる充電式ドリルドライバーなどとして実現され、電池パックが電動工具本体から着脱自在の充電式電動工具において、予め定める到達距離を有するエリア検知信号を発信する第3の発信手段を設けるとともに、これに対応して、前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記エリア検知信号が受信されなくなると、報知を行う第3の報知手段を設ける。具体的には、電池パックには、内蔵の充電電池などを電源として動作する前記エリア検知信号の受信手段および音声や光などでエリア外に出たことを知らせる表示手段を設け、これに対して前記電動工具本体には、電源となる電池に、その電池を電源として動作する前記エリア検知信号の受信手段および音声や光などでエリア外に出たことを知らせる表示手段を設ける。
したがって、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体および電池パックが第3の発信手段から予め定める距離以上離れ、エリア検知信号が受信されなくなると、該第3の報知手段が報知動作を行うので、高価な充電式電動工具を持ち去ろうとする者に威嚇を行い、盗難を抑制することができる。また、電池パックを取外しての充電や、予備の電池パックを設けたりすることから、前記電動工具本体と電池パックとは常に一体となっているとは限らないことを考慮して、前記第3の報知手段を、電動工具本体および電池パックのそれぞれに設ける。その際、電池パックを取外すと電源を失う電動工具本体には、装着された電池パックからの電力で充電される二次電池や、一次電池などの任意の電池から成り、前記第3の報知手段の電源となる電池を設ける。これによって、電池パックが取外された状態でも、エリア検知信号の受信を行うことができる。
また、本発明の充電式電動工具では、前記第3の発信手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする。
上記の構成によれば、電池パックの充電器は、コンセントに近い壁際など、設置位置が或る程度限定されており、また移動されることも少ないので、この充電器自体の行方が不明になる可能性は少なく、前記エリア検知信号の送信手段としては好適である。
本発明の充電式電動工具は、以上のように、広く暗い作業現場で、資材の下敷きになってしまったり、使用者が思いもよらないような場所に置き忘れても、充電式電動工具を捜し出すことができるとともに、高価な充電式電動工具の盗難も抑制することができる。また、電池パックが取外された状態でも、電動工具本体を捜し出すことができる。
さらにまた、本発明の充電式電動工具は、以上のように、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体および電池パックが第2の報知手段から予め定める距離以上離れ、識別信号が受信されなくなると、該第2の報知手段が報知動作を行うので、高価な充電式電動工具の盗難を抑制することができる。また、電池パックが取外された状態でも、電動工具本体は識別信号の送信を行うことができる。
さらにまた、本発明の充電式電動工具は、以上のように、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体および電池パックが第3の発信手段から予め定める距離以上離れ、エリア検知信号が受信されなくなると、該第3の報知手段が報知動作を行うので、高価な充電式電動工具を持ち去ろうとする者に威嚇を行い、盗難を抑制することができる。また、電池パックが取外された状態でも、電動工具本体はエリア検知信号の受信を行うことができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る充電式電動工具セットの全体構成を示す図である。この充電式電動工具セットは、大略的に、充電式ドリルドライバーを成す電動工具本体1と、前記電動工具本体1に装着される電池パック2と、前記電池パック2内の充電池21を充電する充電器3とを備えて構成される。
前記電動工具本体1は、トリガスイッチ11が操作されることで、スイッチブロック13は、電池パック2からの電力をモータ14に与え、チャック12に挟持されたドリルビットなどのツールを回転駆動(必要に応じて振動も付加して)させ、所望の加工動作を行う。前記モータ14部分には、減速機構やクラッチなどの伝達機構も併せて設けられている。この電動工具本体1の把持部15内には嵌合部16が設けられており、この嵌合部16内に前記電池パック2の嵌合部22が嵌り込むことで電源供給が行われ、前記モータ14の駆動が可能になる。
前記電池パック2は、リチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池から成る前記充電池21を収容する収容部23から、前記嵌合部22が立設されて構成されている。前記嵌合部22が前記電動工具本体1側の嵌合部16に嵌り込むと、その先端に設けられた電極24が電動工具本体1側の端子17と接触し、電源供給が可能になる。前記嵌合部22の基端側には係止部25が設けられており、前記嵌合部22が前記電動工具本体1側の嵌合部16に嵌り込むと、この係止部25の側面から外方へ突出している係止爪26が前記嵌合部16の内周面に形成された係止凹所18と係合し、該電池パック2の抜け止めが行われる。前記係止爪26は、解除釦27を操作することで前記係止部25内に後退し、該電池パック2の取外しが可能となる。図2に、電動工具本体1に電池パック2を装着した状態を示す。
前記充電器3は、内部に、商用電源から、前記リチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池の電池パック2に適した電圧および電流を作成する充電回路31を備え、嵌合部32内に前記電池パック2の嵌合部22が嵌り込むことで、端子33が前記電極24と接触し、充電が可能になる。図3に、充電器3に電池パック2を装着した状態を示す。
注目すべきは、本発明では、先ず、各電動工具本体1、電池パック2および充電器3には、ランプ19,29,39およびブザー20,30,40が設けられているとともに、充電器3には、探索スイッチ37およびセキュリティスイッチ38が設けられていることである。
後に詳述するように、探索スイッチ37を操作することで、充電器3は探索信号を発信し、それを受信した電動工具本体1および電池パック2では、ランプ19,29が点灯または点滅するとともにブザー20,30が鳴動することで、使用者に現在位置の報知を行う。これによって、広く暗い作業現場で、資材の下敷きになってしまったり、使用者が思いもよらないような場所に置き忘れても、電動工具本体1および電池パック2を捜し出すことができるとともに、高価なそれらの電動工具本体1および電池パック2の盗難も抑制することができるようになっている。
また、後に詳述するように、セキュリティスイッチ38を操作することで、充電器3は予め定める到達距離を有するエリア検知信号を発信し、そのエリア検知信号が受信されなくなると、電動工具本体1および電池パック2では、前記ランプ19,29が点灯または点滅するとともにブザー20,30が鳴動することで、エリア外に出たことを報知する。これによって、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体1および電池パック2が充電器3から予め定める距離以上離れ、エリア検知信号が受信されなくなると、報知動作を行うので、高価なそれらの電動工具本体1および電池パック2を持ち去ろうとする者に威嚇を行い、盗難を抑制することができるようになっている。
さらにまた、後に詳述するように、前記セキュリティスイッチ38を操作することで充電器3からエリア検知信号が発信されると、電動工具本体1および電池パック2はセキュリティモードに入ったことを検知し、存在を表す識別信号を発信する。充電器3は、その識別信号を受信し、受信されなくなると、ランプ39が点灯または点滅するとともにブザー40が鳴動することで、それらの電動工具本体1および電池パック2がエリア外に出たことを報知する。これによって、不特定多数の人が出入りすることができる作業現場で、電動工具本体1および電池パック2が充電器3から予め定める距離以上離れ、識別信号が受信されなくなると、報知動作を行うので、高価なそれらの電動工具本体1および電池パック2の盗難を抑制することができるようになっている。
図4は、前記電動工具本体1の電気的構成を示すブロック図である。前記端子17である一対の電源端子B11,B12間には、前記スイッチブロック13およびモータ14の直列回路が設けられるとともに、ハイ側電源ラインには、制御トランジスタ41が直列に設けられる。前記トランジスタ41のゲート電圧が抵抗42を介してマイコン43で制御されることで、本発明の探索用および盗難検知用に新たに設けられる2次電池44への充電電流が制御される。前記2次電池44に近接して温度センサ45が設けられており、その検出結果に応答して前記マイコン43が充電電流を制御することで、過充電が防止されている。この2次電池44を電源として前記ランプ19およびブザー20が駆動されるとともに、前記探索信号およびエリア検知信号を受信する受信回路46および前記識別信号を送信する送信回路47も駆動される。マイコン43は、検出端子T11を介して、電池パック2の装着を検知する。前記2次電池44に代えて、1次電池が用いられてもよい。
図5は、前記電池パック2の電気的構成を示すブロック図である。前記電極24である一対の電源端子B21,B22間には、前記モータ14を駆動することができる大容量の前記充電池21が設けられている。この充電池21の充電制御は、充電器3側で行われるので、該充電池21に近接して設けられる温度センサ52の検知結果は、検知端子S21,S22から前記充電器3側へ与えられ、充電電流が制御される。そして、この電池パック2内にも、本発明の探索用および盗難検知用に、2次電池53が新たに設けられる。前記2次電池53の充電制御も、充電器3側で行われるので、前記2次電池53に近接して設けられる温度センサ54の検知結果は、検知端子S23,S22から前記充電器3側へ与えられ、充電電流が制御される。この2次電池53を電源として、前記ランプ29およびブザー30が駆動されるとともに、前記探索信号およびエリア検知信号を受信する受信回路56および前記識別信号を送信する送信回路57も駆動される。マイコン55は、検出端子T21を介して充電器3への装着を検知し、検出端子T22を介して電動工具本体1への装着を検知する。
図6は、前記充電器3の2次側回路の一部を示すブロック図である。該2次側回路に誘起された電圧によって、前記ランプ39およびブザー40が駆動されるとともに、前記識別信号を受信する受信回路66および前記探索信号およびエリア検知信号を送信する送信回路67も駆動される。マイコン65は、前記スイッチ37,38の接点状態に対応して、前記ランプ39およびブザー40ならびに前記受信回路66および送信回路67を制御する。この2次側回路に誘起された電圧によって、図示しない充電回路を介して、前記図3で示すように該充電器3に装着された電池パック2の充電が行われる。
なお、前記送信回路47,57,67および受信回路46,56,66としては、Bluetooth(登録商標)等の無線LANや、赤外線データ通信などを用いるもので実現することができる。
上述のように構成される充電式電動工具セットにおいて、先ず、充電器3の探索スイッチ37が操作されると、マイコン65は、第1の発信手段である送信回路67から探索信号を発信する。それを電動工具本体1の受信回路46および電池パック2の受信回路56が受信すると、マイコン43,55は、第1の報知手段であるランプ19,29を点灯または点滅するとともにブザー20,30を鳴動する。こうして、前述のように使用者に現在位置の報知を行い、電動工具本体1および電池パック2を捜し出すことができるとともに、高価なそれらの電動工具本体1および電池パック2の盗難も抑制することができる。
ここで、前記探索信号には、固有のIDを設定しておき、マイコン43,55がそのIDが一致する探索信号にのみ応答することで、複数の作業者のそれぞれに固有の電動工具本体1および電池パック2を識別することができる。また、前記探索スイッチ37の操作をトリガとして探索を開始し、再び操作されるまで探索動作を継続してもよく、また1回の操作で所定時間だけ探索動作を継続するようにしてもよい。
次に、セキュリティスイッチ38がセキュリティ側に操作されると、マイコン65は、第3の発信手段である送信回路67から、予め定める到達距離を有するエリア検知信号を発信する。それを電動工具本体1の受信回路46および電池パック2の受信回路56が受信すると、マイコン43,55は、セキュリティモードとなり、以降、連続してまたは周期的に前記受信回路46,56に受信動作を行わせ、前記エリア検知信号が受信されなくなると、第3の報知手段であるランプ19,29を点灯または点滅するとともにブザー20,30を鳴動する。こうして、前述のように高価な電動工具本体1および電池パック2を持ち去ろうとする者に威嚇を行い、盗難を抑制することができる。
前記エリア検知信号が受信されなくなって、電動工具本体1および電池パック2側で一旦盗難警報が行われると、セキュリティスイッチ38を解除側に操作することで充電器3側から送信される解除信号を、電動工具本体1および電池パック2を前記到達距離内に戻して受信させるまで継続して行われる。
ここで、前記探索信号と同様に、エリア検知信号にも固有のIDを設定しておくようにしてもよく、またセキュリティモードとなった時点でランプ19,29を点滅させるなどして、盗難を未然に防止するようにしてもよい。
さらにまた、前記セキュリティスイッチ38がセキュリティ側に操作されると、マイコン65はセキュリティモードとなっており、電動工具本体1および電池パック2がセキュリティモードとなると、第2の発信手段である送信回路47,57から、存在を表す識別信号を発信する。それを充電器3の受信回路66が受信すると、マイコン65は、以降、連続してまたは周期的に前記受信回路66に受信動作を行わせ、前記識別信号が受信されなくなると、第2の報知手段であるランプ39を点灯または点滅するとともにブザー40を鳴動する。こうして、前述のように高価な電動工具本体1および電池パック2の盗難を抑制することができる。
また、本発明の電動工具本体1では、電池パック2を取外しての充電や、予備の電池パック2を設けたりすることから、該電動工具本体1と電池パック2とは常に一体となっているとは限らないことを考慮して、該電動工具本体1および電池パック2のそれぞれに送信回路47,57および受信回路56を設け、これに対応して、電池パック2を取外すと電源を失う電動工具本体1には、装着された電池パック2からの電力で充電される2次電池44が設けられている。電池パック2にも、モータ14を駆動するための充電池21とは別に、2次電池53が設けられている。
したがって、前記マイコン43,55の動作ならびに前記受信回路46,56による探索信号およびエリア検知信号の受信動作および送信回路47,57による識別信号の送信動作を、これらの2次電池44,53の電力によって行うことができる。これによって、電池パック2が取外された状態でも、探索信号およびエリア検知信号の受信を行うことができるとともに、識別信号の送信を行うことができ、充電式電動工具に極めて好適である。
また、充電器3に前記探索スイッチ37およびセキュリティスイッチ38ならびに前記探索信号およびエリア検知信号を送信する送信回路67および前記識別信号を受信する受信回路66を設けるので、コンセントに近い壁際など、設置位置が或る程度限定されており、また移動されることも少ないこの充電器3自体の行方が不明になる可能性は少なく、好適である。
本発明の実施の一形態に係る充電式電動工具セットの全体構成を示す図である。 電動工具本体に電池パックを装着した状態を示す図である。 充電器に電池パックを装着した状態を示す図である。 電動工具本体の電気的構成を示すブロック図である。 電池パックの電気的構成を示すブロック図である。 充電器の2次側回路の一部を示すブロック図である。
符号の説明
1 電動工具本体
2 電池パック
3 充電器
11 トリガスイッチ
12 チャック
13 スイッチブロック
14 モータ
16,22,32 嵌合部
17 端子
18 係止凹所18
19,29,39 ランプ
20,30,40 ブザー
21 充電池
23 収容部
24 電極
25 係止部
26 係止爪
27 解除釦
31 充電回路
33 端子
37 探索スイッチ
38 セキュリティスイッチ
41 制御トランジスタ
43,55,65 マイコン
44 2次電池
45,52,54 温度センサ
46,56,66 受信回路
47,57,67 送信回路

Claims (9)

  1. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    探索信号を発信する第1の発信手段を含み、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記探索信号に応答して使用者に報知を行う第1の報知手段を備え
    前記電動工具本体は、
    当該電動工具本体が備える前記第1報知手段の電源となる電池と、
    その電池を電源として動作する前記探索信号の受信手段とを備えること
    を特徴とする充電式電動工具。
  2. 前記第1の発信手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする請求項1記載の充電式電動工具。
  3. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、存在を表す識別信号を発信する第2の発信手段を備え、
    前記識別信号が受信されなくなると、使用者に報知を行う第2の報知手段を含み、
    前記電動工具本体は、
    当該電動工具本体が備える前記第2の発信手段の電源となる電池を備えること
    を特徴とする充電式電動工具。
  4. 前記第2の報知手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする請求項3記載の充電式電動工具。
  5. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    予め定める到達距離を有するエリア検知信号を発信する第3の発信手段を含み、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記エリア検知信号が受信されなくなると、報知を行う第3の報知手段を備え
    前記電動工具本体は、
    当該電動工具本体が備える前記第3報知手段の電源となる電池と、
    その電池を電源として動作する前記エリア検知信号の受信手段とを備えること
    を特徴とする充電式電動工具。
  6. 前記第3の発信手段は、前記電池パックの充電器であることを特徴とする請求項5記載の充電式電動工具。
  7. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    探索信号を発信する第1の発信手段を含み、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記探索信号に応答して使用者に報知を行う第1の報知手段を備え
    前記第1の発信手段は、前記電池パックの充電器であること
    を特徴とする充電式電動工具。
  8. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、存在を表す識別信号を発信する第2の発信手段を備え、
    前記識別信号が受信されなくなると、使用者に報知を行う第2の報知手段を含み、
    前記第2の報知手段は、前記電池パックの充電器であること
    を特徴とする充電式電動工具。
  9. 電動工具本体に電池パックを装着して成る充電式電動工具において、
    予め定める到達距離を有するエリア検知信号を発信する第3の発信手段を含み、
    前記電動工具本体および電池パックのそれぞれに、前記エリア検知信号が受信されなくなると、報知を行う第3の報知手段を備え
    前記第3の発信手段は、前記電池パックの充電器であること
    を特徴とする充電式電動工具。
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