JPH1015851A - 電動工具用電池パックのロック機構 - Google Patents
電動工具用電池パックのロック機構Info
- Publication number
- JPH1015851A JPH1015851A JP8195314A JP19531496A JPH1015851A JP H1015851 A JPH1015851 A JP H1015851A JP 8195314 A JP8195314 A JP 8195314A JP 19531496 A JP19531496 A JP 19531496A JP H1015851 A JPH1015851 A JP H1015851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery pack
- power tool
- main body
- locking
- pushing element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池パックの製造コストを可及的に削減する
ことができるとともに、電動工具本体の縦方向に強度を
向上することができ、衝撃力に対して安定したロック力
を発揮でき、しかも組み立てが容易なものを提供する。 【解決手段】 ２次電池を収容した電池パックを電動工
具の本体１に着脱自在に挿入するものであって、電池パ
ック本体３側に突出した突起部を設けるとともに、電動
工具本体１の突起部と対向する部位にその突起部に向け
て水平移動して係止する押動子を設け、押動子を着脱用
のスイッチ２で作動させるように構成した。
ことができるとともに、電動工具本体の縦方向に強度を
向上することができ、衝撃力に対して安定したロック力
を発揮でき、しかも組み立てが容易なものを提供する。 【解決手段】 ２次電池を収容した電池パックを電動工
具の本体１に着脱自在に挿入するものであって、電池パ
ック本体３側に突出した突起部を設けるとともに、電動
工具本体１の突起部と対向する部位にその突起部に向け
て水平移動して係止する押動子を設け、押動子を着脱用
のスイッチ２で作動させるように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、２次電池を収容
した電池パックを電動工具の本体に着脱自在に挿入する
電動工具の電池パックに係り、特にこの電池パックを電
動工具本体に装着したところでこれをロックさせる電動
工具用電池パックのロック機構に関するものである。
した電池パックを電動工具の本体に着脱自在に挿入する
電動工具の電池パックに係り、特にこの電池パックを電
動工具本体に装着したところでこれをロックさせる電動
工具用電池パックのロック機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電動工具には、この給電用電池を収容し
電動工具本体に着脱自在とした電池パックを使用するも
のが開発され使用されている。この電池パックは、電源
電圧が低下すると、電動工具本体から取り出して適宜の
充電器で繰り返し充電を行うことができるようになって
いる。
電動工具本体に着脱自在とした電池パックを使用するも
のが開発され使用されている。この電池パックは、電源
電圧が低下すると、電動工具本体から取り出して適宜の
充電器で繰り返し充電を行うことができるようになって
いる。
【０００３】そこでこの電動工具には、例えば図５に示
すように、電動工具本体１００側に係止突起１００Ａを
設けるとともに、電池パック本体１０１側に係止突起１
００Ａに係止する回動自在のロック爪１０２Ａを設けた
ロック機構１０２を備えたものが開発されている。この
ロック爪１０２は電池パック本体１０１側方の突出した
収容部に枢着されており、このロック爪１０２の一端側
はばね１０２Ｂによって反時計方向に回動力が付勢され
ているとともに、他端側が取外し用の押込みボタン１０
２Ｃを構成している。
すように、電動工具本体１００側に係止突起１００Ａを
設けるとともに、電池パック本体１０１側に係止突起１
００Ａに係止する回動自在のロック爪１０２Ａを設けた
ロック機構１０２を備えたものが開発されている。この
ロック爪１０２は電池パック本体１０１側方の突出した
収容部に枢着されており、このロック爪１０２の一端側
はばね１０２Ｂによって反時計方向に回動力が付勢され
ているとともに、他端側が取外し用の押込みボタン１０
２Ｃを構成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような構
成のロック機構にあっては、電池パック本体１０１の側
方部分に収容部を設けロック爪を収容する構成となって
いるから、機構的に複雑であるばかりか、その分余分な
スペースも必要としており、電池パックの小型化を阻害
しているとともに、製造コストの増大を招いている。
成のロック機構にあっては、電池パック本体１０１の側
方部分に収容部を設けロック爪を収容する構成となって
いるから、機構的に複雑であるばかりか、その分余分な
スペースも必要としており、電池パックの小型化を阻害
しているとともに、製造コストの増大を招いている。
【０００５】しかも、この電池パックは、ある程度の期
間使用して再充電を繰り返し行うと、充電効率が低下し
てくるので、廃棄して次に新しいものと交換することが
多いから、電池パックのコスト削減が重要な課題ともな
っている。
間使用して再充電を繰り返し行うと、充電効率が低下し
てくるので、廃棄して次に新しいものと交換することが
多いから、電池パックのコスト削減が重要な課題ともな
っている。
【０００６】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、電池パックの製造コストを可及的に削減することが
できるとともに、電動工具本体の縦方向の振動、衝撃力
に対して安定したロック力を発揮でき、しかも組み立て
が容易となる電動工具用電池パックのロック機構を提供
することを目的とするものである。
み、電池パックの製造コストを可及的に削減することが
できるとともに、電動工具本体の縦方向の振動、衝撃力
に対して安定したロック力を発揮でき、しかも組み立て
が容易となる電動工具用電池パックのロック機構を提供
することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項１に記
載の発明は、２次電池を収容した電池パックを電動工具
の本体に着脱自在に挿入する電動工具の電池パックにお
いて、前記電池パック本体側に突出若しくは窪んだ係止
部を設けるとともに、前記電動工具本体の前記係止部と
対向する部位にその係止部に向けて水平移動して係止す
るロック部材を設け、前記ロック部材を着脱用のスイッ
チで作動させるように構成したものである。
載の発明は、２次電池を収容した電池パックを電動工具
の本体に着脱自在に挿入する電動工具の電池パックにお
いて、前記電池パック本体側に突出若しくは窪んだ係止
部を設けるとともに、前記電動工具本体の前記係止部と
対向する部位にその係止部に向けて水平移動して係止す
るロック部材を設け、前記ロック部材を着脱用のスイッ
チで作動させるように構成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図１はこの発
明に係る電動工具用電池パックのロック機構を示すもの
であり、このロック機構には、電動工具本体１の把持部
１Ａに設けた凹所１Ｂにロック解除スイッチ２を備えて
いる。
ついて添付図面を参照しながら説明する。図１はこの発
明に係る電動工具用電池パックのロック機構を示すもの
であり、このロック機構には、電動工具本体１の把持部
１Ａに設けた凹所１Ｂにロック解除スイッチ２を備えて
いる。
【０００９】このロック解除スイッチ２は、図２に示す
ようにスライド可能な構成のものであり、凹所１Ｂに形
成した長孔１Ｃを貫通して押動子１Ｄが一体に取り付け
てある。またこの押動子１Ｄには、電動工具本体１の把
持部１Ａとの間にばね１Ｅを設けており、このばね１Ｅ
によって常時一定方向に弾性力が付勢されている。
ようにスライド可能な構成のものであり、凹所１Ｂに形
成した長孔１Ｃを貫通して押動子１Ｄが一体に取り付け
てある。またこの押動子１Ｄには、電動工具本体１の把
持部１Ａとの間にばね１Ｅを設けており、このばね１Ｅ
によって常時一定方向に弾性力が付勢されている。
【００１０】一方、電池パック３には、図３に示すよう
に、挿入方向に平行（つまり縦方向）な細幅状の凸部３
Ｂ、３Ｃが本体上部３Ａに直列状態に形成されている。
この上側の凸部３Ｂは、上端面が右下方向に傾斜したテ
ーパ面を形状しており、電池パック３を電動工具本体１
の把持部１Ａ底面部分に設けた着脱口から奥部に押し込
んで装着する際に、その挿入方向前方にある押動子１Ｄ
を右方へ押し出して後退させることができるようになっ
ている。
に、挿入方向に平行（つまり縦方向）な細幅状の凸部３
Ｂ、３Ｃが本体上部３Ａに直列状態に形成されている。
この上側の凸部３Ｂは、上端面が右下方向に傾斜したテ
ーパ面を形状しており、電池パック３を電動工具本体１
の把持部１Ａ底面部分に設けた着脱口から奥部に押し込
んで装着する際に、その挿入方向前方にある押動子１Ｄ
を右方へ押し出して後退させることができるようになっ
ている。
【００１１】またこの上側の凸部３Ｂと下側の凸部３Ｃ
との間は、一定の間隔、即ち丁度押動子１Ｄが入り込む
だけの隙間を保持しており、電池パック３が完全に装着
されると、この押動子１Ｄがこの隙間にピッタリと入り
込み、がたつきなく電池パック１Ｄをロックできるよう
になっている。
との間は、一定の間隔、即ち丁度押動子１Ｄが入り込む
だけの隙間を保持しており、電池パック３が完全に装着
されると、この押動子１Ｄがこの隙間にピッタリと入り
込み、がたつきなく電池パック１Ｄをロックできるよう
になっている。
【００１２】従って、この実施例によれば、図３に示す
ようにばね力を越える力で電池パック３を電動工具本体
１に押し込んで装着すると、押動子１Ｄが水平方向右側
に後退するから凸部３Ｂがそこに進入することができ
る。
ようにばね力を越える力で電池パック３を電動工具本体
１に押し込んで装着すると、押動子１Ｄが水平方向右側
に後退するから凸部３Ｂがそこに進入することができ
る。
【００１３】そしてこの電池パック３をさらに押し込ん
でいくと、図４に示すように凸部３Ｂと凸部３Ｃとの隙
間のところで押動子１Ｄがばね力によって押し出されて
前進し、その隙間に入り込む。これによって、電池パッ
ク３がしっかりとロックされるのである。
でいくと、図４に示すように凸部３Ｂと凸部３Ｃとの隙
間のところで押動子１Ｄがばね力によって押し出されて
前進し、その隙間に入り込む。これによって、電池パッ
ク３がしっかりとロックされるのである。
【００１４】また、この電池パック３を取り出す場合に
は、電動工具本体１を使用するときと同様の正常な状態
で持ったままバネ力に抗してロック解除スイッチ２を右
方に押し出すと、ロック状態が解除され、電動工具本体
１の把持部１Ａ底面部分にある着脱口から自重で降下し
てくるから、簡単に取り出すことができるようになって
いる。
は、電動工具本体１を使用するときと同様の正常な状態
で持ったままバネ力に抗してロック解除スイッチ２を右
方に押し出すと、ロック状態が解除され、電動工具本体
１の把持部１Ａ底面部分にある着脱口から自重で降下し
てくるから、簡単に取り出すことができるようになって
いる。
【００１５】従って、この実施例によれば、電動工具を
手で持ったときに、電池パック３の重量が作用する電動
工具本体１の上下方向に対して直交する水平方向に押動
子１Ｄが移動してロック動作を行うようになっているか
ら、ロック力が確実に作用して、信頼度の高いものが提
供できる。
手で持ったときに、電池パック３の重量が作用する電動
工具本体１の上下方向に対して直交する水平方向に押動
子１Ｄが移動してロック動作を行うようになっているか
ら、ロック力が確実に作用して、信頼度の高いものが提
供できる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、２次電池を収容した電池パックを電動工具の本体に
着脱自在に挿入する電動工具の電池パックにおいて、電
池パック本体側に突出若しくは窪んだ係止部を設けると
ともに、電動工具本体の前記係止部と対向する部位にそ
の係止部に向けて水平移動して係止するロック部材を設
けており、ロック部材を着脱用のスイッチで作動させる
ように構成したものであるから、比較的簡単な機構で、
しかも確実に電池パックを着脱でき、長期間に亘って信
頼度の高いロック機構が提供できる。
ば、２次電池を収容した電池パックを電動工具の本体に
着脱自在に挿入する電動工具の電池パックにおいて、電
池パック本体側に突出若しくは窪んだ係止部を設けると
ともに、電動工具本体の前記係止部と対向する部位にそ
の係止部に向けて水平移動して係止するロック部材を設
けており、ロック部材を着脱用のスイッチで作動させる
ように構成したものであるから、比較的簡単な機構で、
しかも確実に電池パックを着脱でき、長期間に亘って信
頼度の高いロック機構が提供できる。
【００１７】また、この発明によれば、電動工具本体側
にロック機構の主要部を設けてあるからその分この電動
工具側にはコスト的な負担が嵩むものであるが、逆に電
池パック側には突出若しくは窪んだ係止部を設けるだけ
の構造であるから製造コストの削減を図ることができ、
従ってこの電池パックがたとえ使い捨ての場合であって
も、使い捨て側を低廉にすることができる分、経済的で
ある。
にロック機構の主要部を設けてあるからその分この電動
工具側にはコスト的な負担が嵩むものであるが、逆に電
池パック側には突出若しくは窪んだ係止部を設けるだけ
の構造であるから製造コストの削減を図ることができ、
従ってこの電池パックがたとえ使い捨ての場合であって
も、使い捨て側を低廉にすることができる分、経済的で
ある。
【図１】この発明の実施例に係るロック機構を適用した
電動工具を示す概略断面図。
電動工具を示す概略断面図。
【図２】図１に示すロック機構を示す要部断面図。
【図３】ロック機構の作用を示す説明図。
【図４】ロック機構を示す要部断面図。
【図５】従来例を示す要部断面図。
１ 電動工具本体 ２ ロック解除スイッチ ３ 電池パック
Claims (1)
- 【請求項１】 ２次電池を収容した電池パックを電動工
具の本体に着脱自在に挿入する電動工具の電池パックに
おいて、 前記電池パック本体側に突出若しくは窪んだ係止部を設
けるとともに、 前記電動工具本体の前記係止部と対向する部位にその係
止部に向けて水平移動して係止するロック部材を設け、 前記ロック部材を着脱用のスイッチで作動させるように
構成したことを特徴とする電動工具用電池パックのロッ
ク機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195314A JPH1015851A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電動工具用電池パックのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195314A JPH1015851A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電動工具用電池パックのロック機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1015851A true JPH1015851A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16339107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195314A Pending JPH1015851A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電動工具用電池パックのロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1015851A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19957369A1 (de) * | 1999-11-29 | 2001-06-13 | Scintilla Ag | Handwerkzeugmaschine mit einem Akku |
| JP2007149396A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Tokyo Marui:Kk | マルチコネクター付き電池パック |
| CN102729227A (zh) * | 2012-06-27 | 2012-10-17 | 南京德朔实业有限公司 | 电池包安装结构 |
| JP2013211186A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動作業機 |
| US8557427B2 (en) * | 2006-11-27 | 2013-10-15 | Panasonic Corporation | Electric power tool |
| US10230077B2 (en) | 2012-03-19 | 2019-03-12 | Husqvarna Ab | Carrier system for a backpack energy source, energy source and backpack energy source assembly |
| DE102007045177B4 (de) * | 2007-09-21 | 2020-02-27 | Robert Bosch Gmbh | Verriegelungsvorrichtung |
| US10892626B2 (en) | 2012-03-19 | 2021-01-12 | Husqvarna Ab | Power adapter for cordless power tools |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3018959U (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 整形手術具駆動装置と付設バッテリ |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP8195314A patent/JPH1015851A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3018959U (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-05 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 整形手術具駆動装置と付設バッテリ |
Cited By (8)
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| US8557427B2 (en) * | 2006-11-27 | 2013-10-15 | Panasonic Corporation | Electric power tool |
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| US10230077B2 (en) | 2012-03-19 | 2019-03-12 | Husqvarna Ab | Carrier system for a backpack energy source, energy source and backpack energy source assembly |
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| CN102729227A (zh) * | 2012-06-27 | 2012-10-17 | 南京德朔实业有限公司 | 电池包安装结构 |
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