JP2013255841A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013255841A JP2013255841A JP2013201216A JP2013201216A JP2013255841A JP 2013255841 A JP2013255841 A JP 2013255841A JP 2013201216 A JP2013201216 A JP 2013201216A JP 2013201216 A JP2013201216 A JP 2013201216A JP 2013255841 A JP2013255841 A JP 2013255841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- longitudinal direction
- waist belt
- sheet
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】上記課題は、背側部分Bにおけるウエスト側端部に、着脱自在に取り付けられたウエストベルト70と、このウエストベルト70の長手方向両端部にそれぞれ設けられ、腹側部分Fの外面に係止可能である、係止部73とを備え、ウエストベルト70は、縦方向一方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第1領域70Aと、縦方向他方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第2領域70Bとを有し、これら第1領域70Aと第2領域70Bとは長手方向収縮力が異なるように構成されており、ウエストベルト70を本体部10から取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側に変更可能である、ことを特徴とする使い捨ておむつにより解決される。
【選択図】図2
Description
これらの解決策は、胴周りのフィット性を顕著に改善するものであるが、伸縮性付与部位が固定されているため、おむつ自体のサイズ変更(MサイズからLサイズ等)では対応できないような股上等の部分的体型の違いがあると、胴周りの適所に伸縮性を付与できずに適切なフィット性が得られないという問題点があった。
<請求項1記載の発明>
身体側表面を形成する透液性表面シートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素とを有し、前後方向中央よりも一方側に延在する第1の部分と、前後方向中央よりも他方側に延在する第2の部分とを有する本体部と、
前記第1の部分におけるウエスト側端部に、着脱自在に取り付けられたウエストベルトと、
このウエストベルトの長手方向両端部にそれぞれ設けられ、前記第2の部分の外面に係止可能である、係止部とを備え、
前記ウエストベルトは、縦方向一方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第1領域と、縦方向他方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第2領域とを有し、
これら第1領域と第2領域とは長手方向収縮力が異なるように構成されており、
前記ウエストベルトを本体部から取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側に変更可能である、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
この使い捨ておむつは、展開状態で身体にあてがった後、ウエストベルトの両端部を第2の部分の外面に係止することにより装着を行うことができる。
そして、このウエストベルトは、縦方向一方側及び他方側の長手方向収縮力が異なるとともに、本体部に対して着脱自在であるため、ウエストベルトをおむつから取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側にずらすことができ、より適切な部位に胴周り方向の伸縮性を付与できるようになる。
前記ウエストベルトは、前記第1領域及び第2領域を形成するベルト状のシート基材と、このシート基材の第1領域及び第2領域の各々に、縦方向に間隔を空けて複数本取り付けられた長手方向に沿う細長状弾性伸縮部材とを有し、
前記細長状弾性伸縮部材は所定の伸張率で長手方向に沿って伸張された状態で固定されており、
前記第1領域及び第2領域の長手方向収縮力が異なるように、前記第1領域及び第2領域の細長状弾性伸縮部材の太さ、本数、伸長率、間隔、及び素材の種類の少なくとも一つが異なっている、請求項1記載の使い捨ておむつ。
このようにシート基材に複数本の細長状弾性伸縮部材を間隔を空けて取り付けたものは、使い捨ておむつの技術分野では汎用されているため製造が容易であるだけでなく、第1領域及び第2領域において、細長状弾性伸縮部材の太さ、本数、伸長率、間隔、及び素材の種類を異ならしめることにより、ウエストベルトにおける第1領域及び第2領域の収縮力を容易に異ならしめることができるため、好ましい。
前記第1領域は、長手方向全体が前記弾性伸縮するように構成されており、
前記第2領域は、長手方向の中央部が弾性伸縮せず、且つその長手方向両側が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
前述の収縮力の差に加えて、収縮力が作用する範囲を第1領域及び第2領域で異ならしめることにより、胴周り方向の伸縮性をより一層適切な部位に付与することができる。具体的に本項記載の発明の場合、第1領域を上側に位置させた場合、ウエスト側端部に対しては第1領域が胴周り方向全体にわたり弾性的にフィットし、吸収要素に近い或いは重なる部分では第2領域が吸収要素の両側に収縮力が作用するように弾性的にフィットするようになる。反対に第2領域を上側に位置させた場合には、より股上の短い装着者に適した位置でウエスト部分の伸縮性を発揮できる状態で使用することができる。
前記第1領域は、長手方向の中央部が前記弾性伸縮し、且つその長手方向両側が弾性伸縮しないように構成されており、
前記第2領域は、長手方向の中央部が弾性伸縮せず、且つその長手方向両側が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
前述の収縮力の差に加えて、収縮力が作用する範囲を第1領域及び第2領域で異ならしめることにより、胴周り方向の伸縮性をより一層適切な部位に付与することができる。具体的に本項記載の発明の場合、脇部と背側中央部の伸縮の組み合わせであるが、脇部と背側中央部の伸縮位置を変えることにより、第1領域を上側に位置させた場合、効果的に背側からの漏れを防止することができる。反対に第2領域を上側に位置させた場合には、脇部での伸縮により、効果的に脇部からの漏れを防止することができる。
前記第1領域は、長手方向の中央部が前記弾性伸縮し、且つその長手方向両側が弾性伸縮しないように構成されており、
前記第2領域は、長手方向全体が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
前述の収縮力の差に加えて、収縮力が作用する範囲を第1領域及び第2領域で異ならしめることにより、胴周り方向の伸縮性をより一層適切な部位に付与することができる。具体的に本項記載の発明の場合、脇部の伸縮性は跡つき等が発生しないよう最小限のまま、背側の伸縮性を最大限に発揮できる構造となっている。第1領域を上側に位置させた場合、股上の短い装着者においては、背側からの漏れ防止に強い効果を発揮できる。反対に第2領域を上側に位置させた場合には、股上の長い装着者においても背側からの漏れ防止に強い効果を発揮できる。
前記ウエストベルトは、長手方向の中央部に、縦方向一方側から他方側に向かうにつれて長手方向に拡大する弾性伸縮しない領域を有し、且つこの非伸縮領域の長手方向両側が弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
前述の収縮力の差に加えて、収縮力が作用する範囲を縦方向に連続的に拡大させることにより、胴周り方向の伸縮性をより一層適切な部位に付与することができる。具体的に本項記載の発明の場合、第1領域を上側に位置させた場合、身体の曲線に沿うように、第一領域は胴回り全体にわたり伸縮があり、食事前後等で胴回り長さが変化しやすい脇部分では第二領域がフィットするようになる。反対に第2領域を上側に位置させた場合には、吸収要素に重ならない領域で収縮力が作用するようにフィットするようになる。
前記係止部は前記1領域及び第2領域のうち一方にのみ設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
前述の収縮力の差に加えて、係止部を、一方の領域に対応させて設けることにより、前述の本発明の効果がより一層のものとなる。
身体側表面を形成する透液性表面シートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素とを有し、前後方向中央よりも一方側に延在する第1の部分と、前後方向中央よりも他方側に延在する第2の部分とを有する本体部と、
前記第1の部分に着脱自在に取り付けられたウエストベルトと、
このウエストベルトの長手方向両端部にそれぞれ設けられ、前記第2の部分の外面に係止可能である、係止部とを備え、
前記ウエストベルトは、縦方向一方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第1領域と、縦方向他方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮しない第2領域とを有しており、
前記ウエストベルトを本体部から取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側に変更可能である、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
ウエストベルトを、縦方向一方側及び他方側のうち一方のみ長手方向に収縮するものとしても、収縮力差をもたせた前述の発明と同様に、ウエストベルトをおむつから取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側にずらすことができ、より適切な部位に胴周り方向の伸縮性を付与できるようになる。
前記ウエストベルトの縦方向長さは前記本体部の全長の4〜25%であり、且つ前記第1領域と第2領域との境界が、前記ウエストベルトの縦方向中央部に位置している、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
ウエストベルト及び第1領域及び第2領域の寸法は適宜定めることができるが、通常の場合、本項記載の程度とするのが好ましい。
前記ウエストベルトにおける幅方向中間部の内面、及びこの幅方向中間部が当接される前記第1の部分の外面のうち、少なくとも一方に前記ウエストベルトと前記第1の部分の外面とを着脱自在に接合する接合部が設けられており、この接合部の着脱により、前記ウエストベルトと前記第1の部分との着脱が可能とされている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
この使い捨ておむつは、ウエストベルトを第1の部分の外面から取り外し、上下を入れ替えてから取り付け直すことにより、容易にウエストベルトの上下を変更できる。
前記液不透過性シートの外面側に外装シートが接合されており、
前記第1の部分における縦方向中間部に、前記外装シートと前記液不透過性シートとが接合されずに筒状に形成された筒状部を有しており、前記ウエストベルトは前記筒状部に抜き差しすることにより、前記第1の部分に対する着脱が可能とされている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
この使い捨ておむつは、展開状態で身体にあてがった後、おむつ本体に設けられた筒状部分にウエストベルトを挿通することにより装着を行うことができる。そして、ウエストベルトをおむつ本体から抜き出し、上下を入れ替えてから入れ直すことにより、容易にウエストベルトの上下を変更できる。
(外装シート)
外装シート12は吸収要素50を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を入れる部位となる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
表面シート30は液透過性を有するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
表面シート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、表面シート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートもいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、表面シート30表面を肌触りを良くするものである。中間シート40は省略することもできる。
表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を阻止し、横漏れを防止するために、製品の両側に、使用面側に突出(起立)する側部バリヤーカフス60、60を設けるのは好ましい。
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分である。吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の少なくとも裏面及び側面を包む包装シート58とを有している。包装シート58は省略することもできる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体56は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
特徴的には、背側部分Bのウエスト側における両側部及び中央部の外面に、挿通方向が幅方向となるベルトホール15がそれぞれ設けられるとともに、このベルトホール15に、長手方向(図1中では幅方向)に弾性伸縮するウエストベルト70が自由に移動可能なように通されており、ウエストベルト70は本体部に対して着脱可能となっている。このウエストベルト70は、長手方向両端部に本体部10の外面と係止可能な係止部73を有するものである。
(イ) 上記例は、ウエストベルト70の着脱手段としてベルトホール15を設けた例であるが、ウエストベルト70における幅方向中間部の内面に、メカニカルファスナーのフックテープ又は粘着剤層からなる接合部80を設け、この接合部80を背側部分Bの外面に対して着脱することにより、ウエストベルト70と背側部分Bとを着脱可能とすることもできる。この形態は、ウエストベルト70の付け外しに際して上述例のベルトホール15への抜き差しのような煩雑な作業が不要である点で好ましいものである。図示しないが、ウエストベルト70に接合部80を設けるのに代えて、背側部分Bのうちウエストベルト70の幅方向中間部が当接される部位、例えば幅方向中央部に接合部を設けたり、ウエストベルト70の内面及び背側部分Bの外面の両方に接合部Bを設けたりすることもできる。
(ロ) 第1領域70A及び第2領域70Bの収縮力差に加えて、収縮力が作用する範囲を第1領域70A及び第2領域70Bで異ならしめることにより、胴周り方向の伸縮性をより一層適切な部位に付与することができる。例えば、図16(a)に示すように、第1領域70Aは、長手方向全体が弾性伸縮する部分とされ、第2領域70Bは、長手方向の中央部が弾性伸縮しない部分Neとされ、その長手方向両側が弾性伸縮する部分Eeとされた形態が提案される。弾性伸縮しない部位Neは、図示のように弾性伸縮部材72を当該部位のみ細かく切断する、または図示しないが当該部位に弾性伸縮部材72を設けないことにより形成することができる(以下同じ)。この形態では、第1領域70Aを上側に位置させた場合、ウエスト側端部に対しては第1領域70Aが胴周り方向全体にわたり弾性的にフィットし、吸収要素に近い或いは重なる部分では第2領域70Bが吸収要素の両側に収縮力が作用するように弾性的にフィットするようになる。反対に第2領域70Bを上側に位置させた場合には、より股上の短い装着者に適した位置でウエスト部分の伸縮性を発揮できる状態で使用することができる。
また、図16(b)に示すように、第1領域70Aは、長手方向の中央部が弾性伸縮する部分Eeとされ、且つその長手方向両側が弾性伸縮しない部分Neとされ、第2領域70Bは、長手方向の中央部Bcが弾性伸縮しない部分Neとされ、且つその長手方向両側が弾性伸縮する部分Eeとされた形態も提案される。この形態では、第1領域70Aを上側に位置させた場合、効果的に背側からの漏れを防止することができる。反対に第2領域70Bを上側に位置させた場合には、脇部での伸縮により、効果的に脇部からの漏れを防止することができる。
さらに、図17(a)に示すように、第1領域70Aは、長手方向の中央部が弾性伸縮する部分Eeとされ、且つその長手方向両側が弾性伸縮しない部分Neとされており、第2領域70Bは、長手方向全体が弾性伸縮する部分とされた形態も提案される。この形態では、第1領域70Aを上側に位置させた場合、股上の短い装着者においては、背側からの漏れ防止に強い効果を発揮できる。反対に第2領域70Bを上側に位置させた場合には、股上の長い装着者においても背側からの漏れ防止に強い効果を発揮できる。
一方、図17(b)に示すように、収縮力が作用する範囲を縦方向に連続的に拡大させることも提案される。図示例は、ウエストベルト70における長手方向の中央部に、縦方向一方側から他方側に向かうにつれて長手方向に拡大する弾性伸縮しない部分Neとされ、且つその長手方向両側が弾性伸縮する部分Eeとされているものである。この形態では、第1領域70Aを上側に位置させた場合、身体の曲線に沿うように、第一領域は胴回り全体にわたり伸縮があり、食事前後等で胴回り長さが変化しやすい脇部分では第二領域がフィットするようになる。反対に第2領域70Bを上側に位置させた場合には、吸収要素に重ならない領域で収縮力が作用するようにフィットするようになる。
(ハ) 上記例では、細長状弾性伸縮部材72をシート基材71に固定することによりウエストベルト70に伸縮性を付与しているが、ゴムシートや伸縮性不織布等のようにそれ自体で弾性伸縮する素材をシート基材に張り合わせる又は単独で用いることもでき、単独で用いる場合には収縮力の異なる弾性伸縮素材を縦方向に継ぎ合わせることにより、第1領域70A及び第2領域70Bに収縮力差を付与することができる。
(ニ) 上記例は、第1領域70A及び第2領域70Bともに弾性伸縮する部分を有するものであるが、図18に示すように第2領域70Bが弾性伸縮しない部分とされた形態も提案される。換言すれば、第2領域70Bの収縮力がゼロの形態である。この場合においても、ウエストベルト70をおむつから取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側にずらすことができ、より適切な部位に胴周り方向の伸縮性を付与できるようになる。
(ホ) 着脱手段としてベルトホール15を採用する場合、ウエストベルト70は、予めベルトホール15の一部又は全部に通されているのが好ましいが、ベルトホール15に全く通されずに、同梱又は本体部に剥離可能に仮止めされていても良い。腹側部分F及び背側部分Bの両方にベルトホール15を設ける場合、ウエストベルト70は、いずれか一方の部分に設けられたベルトホール15の全てに通されているのが好ましい。
(ヘ) ウエストベルト70は腹側部分Fに着脱自在とすることも可能である。
Claims (11)
- 身体側表面を形成する透液性表面シートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素とを有し、前後方向中央よりも一方側に延在する第1の部分と、前後方向中央よりも他方側に延在する第2の部分とを有する本体部と、
前記第1の部分におけるウエスト側端部に、着脱自在に取り付けられたウエストベルトと、
このウエストベルトの長手方向両端部にそれぞれ設けられ、前記第2の部分の外面に係止可能である、係止部とを備え、
前記ウエストベルトは、縦方向一方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第1領域と、縦方向他方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第2領域とを有し、
これら第1領域と第2領域とは長手方向収縮力が異なるように構成されており、
前記ウエストベルトを本体部から取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側に変更可能である、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記ウエストベルトは、前記第1領域及び第2領域を形成するベルト状のシート基材と、このシート基材の第1領域及び第2領域の各々に、縦方向に間隔を空けて複数本取り付けられた長手方向に沿う細長状弾性伸縮部材とを有し、
前記細長状弾性伸縮部材は所定の伸張率で長手方向に沿って伸張された状態で固定されており、
前記第1領域及び第2領域の長手方向収縮力が異なるように、前記第1領域及び第2領域の細長状弾性伸縮部材の太さ、本数、伸長率、間隔、及び素材の種類の少なくとも一つが異なっている、請求項1記載の使い捨ておむつ。 - 前記第1領域は、長手方向全体が前記弾性伸縮するように構成されており、
前記第2領域は、長手方向の中央部が弾性伸縮せず、且つその長手方向両側が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 前記第1領域は、長手方向の中央部が前記弾性伸縮し、且つその長手方向両側が弾性伸縮しないように構成されており、
前記第2領域は、長手方向の中央部が弾性伸縮せず、且つその長手方向両側が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 前記第1領域は、長手方向の中央部が前記弾性伸縮し、且つその長手方向両側が弾性伸縮しないように構成されており、
前記第2領域は、長手方向の中央部が弾性伸縮せず、且つその長手方向両側が前記弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。 - 前記ウエストベルトは、長手方向の中央部に、縦方向一方側から他方側に向かうにつれて長手方向に拡大する弾性伸縮しない領域を有し、且つこの非伸縮領域の長手方向両側が弾性伸縮するように構成されている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
- 前記係止部は前記1領域及び第2領域のうち一方にのみ設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 身体側表面を形成する透液性表面シートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素とを有し、前後方向中央よりも一方側に延在する第1の部分と、前後方向中央よりも他方側に延在する第2の部分とを有する本体部と、
前記第1の部分に着脱自在に取り付けられたウエストベルトと、
このウエストベルトの長手方向両端部にそれぞれ設けられ、前記第2の部分の外面に係止可能である、係止部とを備え、
前記ウエストベルトは、縦方向一方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮する第1領域と、縦方向他方側に位置するとともに長手方向に弾性伸縮しない第2領域とを有しており、
前記ウエストベルトを本体部から取り外して上下を入れ替えることにより、ウエスト側端部における収縮力の強い部位を上側又は下側に変更可能である、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記ウエストベルトの縦方向長さは前記本体部の全長の4〜25%であり、且つ前記第1領域と第2領域との境界が、前記ウエストベルトの縦方向中央部に位置している、請求項1〜8のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ウエストベルトにおける幅方向中間部の内面、及びこの幅方向中間部が当接される前記第1の部分の外面のうち、少なくとも一方に前記ウエストベルトと前記第1の部分の外面とを着脱自在に接合する接合部が設けられており、この接合部の着脱により、前記ウエストベルトと前記第1の部分との着脱が可能とされている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記液不透過性シートの外面側に外装シートが接合されており、
前記第1の部分における縦方向中間部に、前記外装シートと前記液不透過性シートとが接合されずに筒状に形成された筒状部を有しており、前記ウエストベルトは前記筒状部に抜き差しすることにより、前記第1の部分に対する着脱が可能とされている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201216A JP5722972B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013201216A JP5722972B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 使い捨ておむつ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009228585A Division JP5421046B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013255841A true JP2013255841A (ja) | 2013-12-26 |
JP5722972B2 JP5722972B2 (ja) | 2015-05-27 |
Family
ID=49952758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013201216A Active JP5722972B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5722972B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9278032B2 (en) | 2011-11-30 | 2016-03-08 | The Procter & Gamble Company | Small-sized disposable pull-on diaper |
CN111031983A (zh) * | 2017-08-24 | 2020-04-17 | 宝洁公司 | 具有可移除紧固构件的可配置吸收制品 |
US10675188B2 (en) | 2016-02-25 | 2020-06-09 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles |
US11452646B2 (en) | 2017-06-05 | 2022-09-27 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles having improved bodily exudate visualization |
US11730633B2 (en) | 2019-02-21 | 2023-08-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles having fully removable fastening members |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0625309U (ja) * | 1992-04-15 | 1994-04-05 | 有限会社堀江企画 | 人体中間部緊縛用バンド |
JPH0648622U (ja) * | 1992-12-19 | 1994-07-05 | 社会福祉法人星風会 | 脳疾患者用オムツカバ− |
JPH06508280A (ja) * | 1991-06-13 | 1994-09-22 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 伸長パネルを有する弾性ウエスト部を備えた吸収材 |
JP2001513364A (ja) * | 1997-08-08 | 2001-09-04 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 使い捨て吸収性物品の多機能ファスナー |
JP2002273808A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Daio Paper Corp | 伸縮性シートの製造方法およびこれを用いた紙おむつ |
JP2003175066A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-06-24 | Daio Paper Corp | パンツタイプ吸収性物品、パンツタイプ吸収性物品の着用体及び交換体、パンツタイプ吸収性物品の製造方法、ならびにパンツタイプ吸収性物品の取り替え方法 |
JP2009050467A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Kao Corp | 吸収性物品 |
WO2009082290A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Sca Hygiene Products Ab | Absorbent garment provided with side panels or belt members |
-
2013
- 2013-09-27 JP JP2013201216A patent/JP5722972B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06508280A (ja) * | 1991-06-13 | 1994-09-22 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 伸長パネルを有する弾性ウエスト部を備えた吸収材 |
JPH0625309U (ja) * | 1992-04-15 | 1994-04-05 | 有限会社堀江企画 | 人体中間部緊縛用バンド |
JPH0648622U (ja) * | 1992-12-19 | 1994-07-05 | 社会福祉法人星風会 | 脳疾患者用オムツカバ− |
JP2001513364A (ja) * | 1997-08-08 | 2001-09-04 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 使い捨て吸収性物品の多機能ファスナー |
JP2002273808A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Daio Paper Corp | 伸縮性シートの製造方法およびこれを用いた紙おむつ |
JP2003175066A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-06-24 | Daio Paper Corp | パンツタイプ吸収性物品、パンツタイプ吸収性物品の着用体及び交換体、パンツタイプ吸収性物品の製造方法、ならびにパンツタイプ吸収性物品の取り替え方法 |
JP2009050467A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Kao Corp | 吸収性物品 |
WO2009082290A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Sca Hygiene Products Ab | Absorbent garment provided with side panels or belt members |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9278032B2 (en) | 2011-11-30 | 2016-03-08 | The Procter & Gamble Company | Small-sized disposable pull-on diaper |
US9592163B2 (en) | 2011-11-30 | 2017-03-14 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on diaper |
US10265221B2 (en) | 2011-11-30 | 2019-04-23 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on diaper |
US11154432B2 (en) | 2011-11-30 | 2021-10-26 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on diaper |
US10675188B2 (en) | 2016-02-25 | 2020-06-09 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles |
US11344454B2 (en) | 2016-02-25 | 2022-05-31 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles |
US11452646B2 (en) | 2017-06-05 | 2022-09-27 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles having improved bodily exudate visualization |
CN111031983A (zh) * | 2017-08-24 | 2020-04-17 | 宝洁公司 | 具有可移除紧固构件的可配置吸收制品 |
JP2020531113A (ja) * | 2017-08-24 | 2020-11-05 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 取り外し可能な締着部材を有する構成可能な吸収性物品 |
US11399992B2 (en) | 2017-08-24 | 2022-08-02 | The Procter & Gamble Company | Configurable absorbent articles having removable fastening members |
JP7333310B2 (ja) | 2017-08-24 | 2023-08-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 取り外し可能な締着部材を有する構成可能な吸収性物品 |
US11730633B2 (en) | 2019-02-21 | 2023-08-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles having fully removable fastening members |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5722972B2 (ja) | 2015-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012183045A (ja) | ペット用止着式使い捨ておむつ | |
JP5722972B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5421046B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5529481B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6332752B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP6025209B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP2016067501A5 (ja) | ||
JP5960388B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6551829B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5719896B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5564291B2 (ja) | 止着タイプ使い捨ておむつ | |
JP5356130B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5988346B2 (ja) | 使い捨て吸収性物品 | |
JP5148373B2 (ja) | 止着式使い捨ておむつ | |
JP5650298B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP2011200443A5 (ja) | ||
JP5479836B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6319578B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法 | |
JP6032665B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5674330B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5782269B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5931473B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP2017217316A5 (ja) | ||
JP2014198177A (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ | |
JP6315338B2 (ja) | テープタイプ使い捨ておむつ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150326 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5722972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |