JP2009050467A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009050467A JP2009050467A JP2007220201A JP2007220201A JP2009050467A JP 2009050467 A JP2009050467 A JP 2009050467A JP 2007220201 A JP2007220201 A JP 2007220201A JP 2007220201 A JP2007220201 A JP 2007220201A JP 2009050467 A JP2009050467 A JP 2009050467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- elastic
- absorbent article
- barrier sheet
- elastic barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims abstract description 83
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims abstract description 83
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims abstract description 96
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 61
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims abstract description 48
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 43
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 43
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 230000002940 repellent Effects 0.000 abstract description 11
- 230000003405 preventing effect Effects 0.000 abstract description 5
- 229920000247 superabsorbent polymer Polymers 0.000 description 14
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 12
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 11
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001131 Pulp (paper) Polymers 0.000 description 1
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000001471 micro-filtration Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
【解決手段】液透過性の表面シート(2)、防漏シート(3)及び液保持性の吸収体(6)を備え、左右両側部にファスニングテープ(9)を備えた、実質的に縦長の吸収性物品であって、吸収性物品の長手方向における前記ファスニングテープ(9)を備えた側の端部において、弾性バリアシート(7)が前記表面シート(2)と前記防漏シート(3)の間に配され、胴回り部においては該弾性バリアシート(7)が前記表面シート(2)と前記吸収体(6)との間に配されており、前記弾性バリアシート(7)が撥水性不織布(11,12)の間に複数の弾性部材(13,14)を狭持固定して形成されている吸収性物品(1)。
【選択図】図1
Description
ここで、前記吸収体は、一般的に、液保持性の高吸収性ポリマーを含む吸収性コアと液透過性のコアラップシートとを備えており、吸収性コアの形状保持と高吸収性ポリマーの脱落防止の観点から吸収性コアがコアラップシートで被覆されて構成されている。吸収性コアは、パルプ繊維等の積繊物に高吸収性ポリマーが混在されて形成されている。コアラップシートは、ティッシュペーパー等の紙や不織布などを素材として形成されている。
一方、不織布からなるコアラップシートは、紙からなるコアラップシートに比して破断強度が高く、吸収性物品全体のしなやかさや柔らかさを確保できる。しかし、吸収性コアの構成繊維とコアラップシートの構成繊維とが異なるため構成繊維の馴染みによる結合力がほとんど発生せず、シール部の強度が十分に得られず、そのため、コアラップシートの長手方向端縁部が口開き状態となり易く、コアラップシートの長手方向端縁部から吸収性コアの高吸収性ポリマーの漏れが生じ易い。
したがって、紙および不織布のいずれの素材を用いても、コアラップシートから吸収性コアの高吸収性ポリマーが漏れるという問題があった。これは、尿が比較的多量吸収される使い捨てオムツにおいて見られることが多い。このようなことはオムツ着用者が起立している場合にはほとんど問題とならないが、オムツ着用者が長時間仰向けで寝ている状態では、コアラップシートの長手方向端縁部から吸収性コアの高吸収性ポリマーとともに体液(特に尿等の排泄液)が漏れ出してしまい、漏れ出た体液が着用者の背中とオムツとの間から流出して下着や寝具類を汚損してしまう。
一方、特許文献2には、背側部からの尿漏れを回避するために、オムツの背側部に複数の弾性伸縮部材を配置していわゆるウエストギャザーを設け、ウエストまわりのフィット性を向上させたオムツが記載されている。しかしながら、特許文献2記載のオムツは、上述したコアラップシートから吸収性コアの高吸収性ポリマーが漏れるという問題については全く考慮されておらず、尿が多量の場合には尿漏れを完全に防止できなかった。
しかしながら、前記のウレタン系素材からなるウエストギャザー用弾性部材はフィット性に乏しく、尿の量が少ない場合には胴回りギャザーにより尿漏れを防止できるが、尿が多量の場合には、胴回りギャザーを越えた尿が着用者の背中とオムツとの間から流出してしまっていた。
[1]液透過性の表面シート、防漏シート及び液保持性の吸収体を備え、左右両側部にファスニングテープを備えた、実質的に縦長の吸収性物品であって、
吸収性物品の長手方向における前記ファスニングテープを備えた側の端部において、弾性バリアシートが前記表面シートと前記防漏シートの間に配され、胴回り部においては該弾性バリアシートが前記表面シートと前記吸収体との間に配されており、前記弾性バリアシートが撥水性不織布の間に複数の弾性部材を狭持固定して形成されている吸収性物品。
[2]前記弾性バリアシートが、実質的に吸収体上に接合されていない[1]項に記載の吸収性物品。
[3]前記弾性バリアシートの吸収体上に配された弾性部材が切断されている[1]項に記載の吸収性物品。
[4]腹側部および背側部の両方に複数の弾性部材を有する弾性バリアシートが、吸収性物品の長手方向における両端部において前記表面シートと前記防漏シートの間に配され、胴回り部においては該弾性バリアシートが前記表面シートと前記吸収体との間に配されている[1]項に記載の吸収性物品。
[5]前記腹側部に配された弾性バリアシートの弾性部材が、吸収体上を横切る部位には実質的に配されていない[4]項に記載の吸収性物品。
[6]前記液透過性の表面シートに液流れ防止処理が施されている[1]項に記載の吸収性物品。
[7]撥水性不織布間に所定の間隔で複数の弾性部材を伸張状態で配置固定し、
表面に複数の凸部を配列した第1ロールとこの第1ロールと対向する第2ロールの間に通過させ、弾性部材を第1ロールの凸部及び第2ロール間での加圧及び/又は加熱により一部の弾性部材を間欠的に切断し弾性バリアシートを得た後、
前記弾性バリアシートを所定の長さに切断して液透過性の表面シートおよび防漏シート間に上記弾性バリアシートを配置する際に、前記弾性部材の切断部を吸収体上に配する吸収性物品の製造方法。
[8]前記弾性バリアシートを構成する撥水性不織布の一方に間欠的に接着剤を塗布し、もう一方に連続的、或いは、間欠的に接着剤を塗布し、
前記撥水性不織布間に前記弾性部材を配置して貼り合せた際に、前記撥水性不織布の両側の接着剤が重なる領域と一方のみの接着剤が存在する領域を形成することにより、強接着部と弱接着部を形成し、
前記弱接着部において前記弾性部材を切断することを特徴とする[7]項に記載の吸収性物品の製造方法。
なお、以下の説明において、「幅方向」及び「長手方向」というときは、それぞれ「吸収性物品の幅方向」及び「吸収性物品の長手方向」を意味し、図中のX及びYで示す方向である。「上面」及び「下面」というときは、それぞれ「肌当接面(側の面)」及び「非肌当接面(側の面)」を意味する。
弾性バリアシート7の基本的な構成は、2枚の撥水性不織布11及び12の間に複数のウエストギャザー用弾性部材13が挟持固定されているものである。後身頃側弾性バリアシート7aでは、ウエストギャザー用弾性部材13の他にも複数の胴回りギャザー用弾性部材14が撥水性不織布11及び12の間に挟持固定されている。
後身頃側弾性バリアシート7aにおいては、オムツ1の長手方向端部寄りのs1領域(ウエスト回り領域)にウエストギャザー用弾性部材13が設けられ、および股下部c寄りのs2領域(胴回り領域)に胴回りギャザー用弾性部材14が設けられており、これによってウエストギャザー及び胴回りギャザーが形成されている。一方、前身頃側弾性バリアシート7bにおいては、端部寄りのs1領域にウエストギャザー用弾性部材13が設けられており、これによってウエストギャザーが形成されている。
表面シート2の長手方向端縁部21と、弾性バリアシート7の長手方向端縁部71と、防漏シート3を構成する撥水性不織布シート5の長手方向端縁部51とは、長手方向に略一致しており(図3中の上端)、吸収体6の長手方向端縁部61よりも長手方向に延出している。「略一致している」とは、例えば表面シート2と弾性バリアシート7との関係では、表面シート2の長手方向端縁部21と弾性バリアシート7の長手方向端縁部71との間の位置ズレが、好ましくは10mm以内、より好ましくは5mm以内、最も好ましくは3mm以内であることを意味する。
防漏シート3を構成する透湿性フィルムシート4と吸収体6とは、部分的に接着剤により接合されている。
弾性バリアシート7と吸収体6とは実質的に接合されていないことが好ましく、このような構成により、吸収体6が液吸収する際に弾性バリアシート7が吸収体6の膨張を阻害しないので、液吸収性が優れている。また、吸収体端部が、接合されていないので、吸収体との間に空間を形成し防漏性に優れる。更に、吸収体6が液吸収により膨張しても、弾性バリアシート7からの圧迫を抑える。その結果、吸収体端部からの液が出てくることを抑えるので防漏性が優れる。
吸収性コアは、親水性の短繊維や親水性を有する長繊維のウェブを主体として構成され、高吸収性ポリマーを含有していてもよい。親水性の短繊維としては、木材パルプ、レーヨン、コットン等の天然パルプや、ポリエチレン等の合成樹脂を素材とする合成パルプが挙げられる。天然パルプと合成パルプとは、いずれか一方を用いてもよく、両方を用いてもよい。親水性を有する長繊維としては、本来的に親水性を有する長繊維や、本来的には親水性を有さないが親水化処理が施されることによって親水性が付与された長繊維が挙げられる。
吸収性コアには、液保持性を向上させるために、高吸収性ポリマーを含有させることができる。高吸収性ポリマーを含有させるには、短繊維の積繊物や長繊維のウェブに、高吸収性ポリマーを散布したり、埋設担持させたりすればよい。
弾性バリアシート7は、吸収体6の長手方向端縁部61を被覆し、吸収性コアの高吸収性ポリマーが漏れ出さないようにすることを主目的として設けられているものである。従って、弾性バリアシート7の平均細孔径は、高吸収性ポリマーの平均粒径よりも小さくなっていることが好ましく、具体的には、80μm以下であるのが好ましく、50μm以下であるのがより好ましい。また、弾性バリアシート7の平均細孔径は、生産能力等を考慮すると、14μm以上であるのが好ましい。
ウエストギャザー用弾性部材13及び14としては、使い捨てオムツ等の吸収性物品において従来用いられている弾性部材を特に制限なく用いることができるが、糸状の弾性部材を用いることが好ましい。特に、ウエストギャザー用弾性部材13としては、帯状の弾性部材を用いるよりも糸状の弾性部材を用いることで、太さの違う複数の糸状弾性体を組み合わせることにより、同一伸張率で製造しても部分的に伸長応力を調整することが可能であり、身体へのフィット性を向上させることができるため、糸状の弾性部材を用いることが好ましい。また、帯状の弾性体であれば、伸張させることにより幅縮みを生ずるが、糸状の弾性部材ではそれらを配置した範囲で幅縮みを生じることがないため、履き心地に優れている。さらには仮に大きな圧力が加わって撥水性不織布11を通過して体液が滲み出した場合、発泡ウレタンのような弾性帯では体液が滲みて撥水性不織布11および12先端から漏れ出る心配がある。しかしながら糸状弾性体であれば、弾性体間で撥水性不織布同士、あるいは糸状弾性体と撥水性不織布間において接着剤による固定が行われ上記の問題が発生しない。
糸状の弾性部材の場合、その太さは一般に100〜1000デニール、特に500〜1000デニールであることが好ましい。
本実施態様においては、ウエストギャザー用弾性部材13として3本の糸状の弾性部材を、胴回りギャザー用弾性部材14として6本の糸状の弾性部材を用いているが、本数は特に限定されない。また、ウエストギャザー用弾性部材については、ウエストギャザー用弾性部材13の方が胴回りギャザー用弾性部材14より太いというように、径の異なるものを用いてもよい。
まず、弾性バリアシート7は、特開2000−26015号公報や特開2004−229857号公報などの特許文献に記載の方法を参照して製造することができる。ただし、これらの特許文献に記載の方法ではすべての弾性体を同時に切断しているのに対し、本発明では一部の弾性体のみを切断するため、弾性体による弾性がある部分と弾性体切断により弾性を失った部分とのテンションバランスを制御する必要がある。
具体的な製造方法の一例を図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の使い捨てオムツの製造工程の一部を示す斜視図であり、図6(a)は、弾性バリアシートの製造工程を示し、図6(b)は、作製した弾性バリアシートを使い捨てオムツの所定位置に配置し裁断するオムツの製造工程を示す。
図6(a)において、所定幅を有する長尺状の撥水性不織布シート(下面)12が、繰り出し装置(図示せず)より連続的に繰り出され、接着剤塗布装置101により接着剤を連続的に塗布される。
弾性部材ガイドロール102は、その周面が撥水性不織布シート12と当接しており、接着剤が連続的に塗布された撥水性不織布シート12上に、弾性部材13及び14を圧着する役割を果たす。この場合、ガイドロール102は金属バーなどで代用してもよい。
また、弾性部材ガイドロール102の下流側には、一対のロールからなるプレスロール104が配されており、前記の接着剤を塗布された撥水性不織布シート(上面)11が当該プレスロール104に案内される。当該プレスロール104により、撥水性不織布シート(下面)12と撥水性不織布シート(上面)11とが圧着され、両シートの間に弾性部材13及び14が狭持固定された積層シート105が形成される。
なお、撥水性不織布シート11に接着剤を連続的に塗布した場合には、弾性部材の全体が撥水性不織布シート11及び12の両面から接着されるため強い接着力を発現し、弾性部材の位置が変動しないように固定することができる。
また、第1ロール106の径の大きさは、目的の部分の弾性部材14のみを切断するように適宜決定される。
また、第1ロール106の加熱温度は、弾性部材及び基材シートの材質、弾性部材の本数並びに基材シートの搬送速度等にもよるが、一般に30〜250℃が好ましく、50〜150℃がより好ましい。80〜250℃が特に好ましい。
2 表面シート
3 防漏シート
4 透湿フィルムシート
5 撥水性不織布シート
6 吸収体
7 弾性バリアシート
7a 後身頃側弾性バリアシート
7b 前身頃側弾性バリアシート
8 テープ止め
9 ファスニングテープ
11 撥水性不織布(上面)
12 撥水性不織布(下面)
13 ウエストギャザー用弾性部材
14 胴回りギャザー用弾性部材
15 レッグギャザー用弾性部材
21 表面シートの長手方向端縁部
41 透湿性フィルムシートの長手方向端縁部
51 撥水性不織布シートの長手方向端縁部
61 吸収体の長手方向端縁部
71 弾性バリアシートの長手方向端縁部
101 接着剤塗布装置
102 弾性部材ガイドロール
103 接着剤塗布装置
104 プレスロール
105 積層シート(弾性バリアシート)
106 第1ロール(凸部ロール)
106a 凸部
107 第2ロール(平滑ロール)
108 切断ロール
109 強接着部
110 弱接着部
Claims (8)
- 液透過性の表面シート、防漏シート及び液保持性の吸収体を備え、左右両側部にファスニングテープを備えた、実質的に縦長の吸収性物品であって、
吸収性物品の長手方向における前記ファスニングテープを備えた側の端部において、弾性バリアシートが前記表面シートと前記防漏シートの間に配され、胴回り部においては該弾性バリアシートが前記表面シートと前記吸収体との間に配されており、前記弾性バリアシートが撥水性不織布の間に複数の弾性部材を狭持固定して形成されている吸収性物品。 - 前記弾性バリアシートが、実質的に吸収体上に接合されていない請求項1記載の吸収性物品。
- 前記弾性バリアシートの吸収体上に配された弾性部材が切断されている請求項1記載の吸収性物品。
- 腹側部および背側部の両方に複数の弾性部材を有する弾性バリアシートが、吸収性物品の長手方向における両端部において前記表面シートと前記防漏シートの間に配され、胴回り部においては該弾性バリアシートが前記表面シートと前記吸収体との間に配されている請求項1記載の吸収性物品。
- 前記腹側部に配された弾性バリアシートの弾性部材が、吸収体上を横切る部位には実質的に配されていない請求項4記載の吸収性物品。
- 前記液透過性の表面シートに液流れ防止処理が施されている請求項1記載の吸収性物品。
- 撥水性不織布間に所定の間隔で複数の弾性部材を伸張状態で配置固定し、
表面に複数の凸部を配列した第1ロールとこの第1ロールと対向する第2ロールの間に通過させ、弾性部材を第1ロールの凸部及び第2ロール間での加圧及び/又は加熱により一部の弾性部材を間欠的に切断し弾性バリアシートを得た後、
前記弾性バリアシートを所定の長さに切断して液透過性の表面シートおよび防漏シート間に上記弾性バリアシートを配置する際に、前記弾性部材の切断部を吸収体上に配する吸収性物品の製造方法。 - 前記弾性バリアシートを構成する撥水性不織布の一方に間欠的に接着剤を塗布し、もう一方に連続的、或いは、間欠的に接着剤を塗布し、
前記撥水性不織布間に前記弾性部材を配置して貼り合せた際に、前記撥水性不織布の両側の接着剤が重なる領域と一方のみの接着剤が存在する領域を形成することにより、強接着部と弱接着部を形成し、
前記弱接着部において前記弾性部材を切断することを特徴とする請求項7記載の吸収性物品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007220201A JP4974811B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007220201A JP4974811B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009050467A true JP2009050467A (ja) | 2009-03-12 |
JP4974811B2 JP4974811B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=40502093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007220201A Active JP4974811B2 (ja) | 2007-08-27 | 2007-08-27 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4974811B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072659A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2013255841A (ja) * | 2013-09-27 | 2013-12-26 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
CN115300239A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-11-08 | 福建恒安集团有限公司 | 一种裙型吸收物品及其制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830421U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-02-28 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 体液吸収物品 |
JP2000000268A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2002253605A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | Kao Corp | 複合伸縮部材の製造方法 |
JP2002273808A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Daio Paper Corp | 伸縮性シートの製造方法およびこれを用いた紙おむつ |
JP2003284742A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
-
2007
- 2007-08-27 JP JP2007220201A patent/JP4974811B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830421U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-02-28 | ユニ・チヤ−ム株式会社 | 体液吸収物品 |
JP2000000268A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2002253605A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | Kao Corp | 複合伸縮部材の製造方法 |
JP2002273808A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Daio Paper Corp | 伸縮性シートの製造方法およびこれを用いた紙おむつ |
JP2003284742A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072659A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2013255841A (ja) * | 2013-09-27 | 2013-12-26 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
CN115300239A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-11-08 | 福建恒安集团有限公司 | 一种裙型吸收物品及其制备方法 |
CN115300239B (zh) * | 2022-08-30 | 2023-08-15 | 福建恒安集团有限公司 | 一种裙型吸收物品及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4974811B2 (ja) | 2012-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2011327648B2 (en) | Absorbent product and method of manufacturing absorbent product | |
KR102228399B1 (ko) | 신축 탄성 부재의 제조 방법 및 그 신축 탄성 부재를 사용한 일회용 기저귀 | |
RU2653484C1 (ru) | Впитывающее изделие с частично охатывающим герметизирующим элементом для талии и способ его изготовления | |
JP5493050B2 (ja) | 糞便を保持するためのラミネート材料からなるウェブを製造するための方法ならびに吸収性物品を製造するための方法 | |
JP4864585B2 (ja) | 紙おむつ並びに紙おむつの製造方法及びこれに用いるカッターロール装置 | |
JP2010284418A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2009160128A (ja) | パンツ型使い捨ておむつ | |
KR102098553B1 (ko) | 시트상물 및 시트상물의 제조 방법 | |
WO2018116478A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2008142315A (ja) | 吸収性物品 | |
JP4712533B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7137465B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2011015796A (ja) | 止着テープ、止着テープの製造方法およびテープ型使い捨ておむつ | |
JP5033750B2 (ja) | ウエストバンド及び吸収性物品 | |
JP2010011911A (ja) | 吸収性物品 | |
JP4974811B2 (ja) | 吸収性物品 | |
US20050256472A1 (en) | Absorbable product | |
JP2003062008A (ja) | 吸収性物品およびその製造方法 | |
JP2020000592A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6400462B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2018196573A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2017113189A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6712219B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4721806B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4444757B2 (ja) | 吸収性物品のバックシート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111206 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20111214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120410 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4974811 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |