JP2008142315A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面シート32、裏面シート及び両シート間に介在配置された吸収性コアを含む吸収性本体を備えた吸収性物品であって、吸収性本体の肌当接面の全面又は一部に複合伸縮部4が設けられており、複合伸縮部4は、対面する複合伸縮部形成シート32A,32Bが複合伸縮部4の伸縮方向及びそれに直交する方向において間欠的な接合部41により互いに接合され、複合伸縮部形成弾性部材32Cが接合部41を通らないように配されると共に複合伸縮部形成弾性部材32Cの両端部を除いた部分において複合伸縮部形成シート32A,32Bに固定されておらず、対面する複合伸縮部形成シート32A,32Bそれぞれが各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材32Cに亘って連続して延びる複数本の襞43を形成することにより構成されている。
【選択図】図5
Description
第1実施形態は、本発明の吸収性物品をパンツ型使い捨ておむつ1に適用したもので、図1〜図4に示すように、表面シート32、裏面シート33及び両シート32,33間に介在配置された吸収性コア34を含む吸収性本体3を備えている。本実施形態のパンツ型使い捨ておむつは、吸収性本体3の非肌当接面側に接合された外包材2を更に備え、外包材2が長手方向に腹側部A、股下部C及び背側部Bに区分されており、外包材2における腹側部A及び背側部Bの両側縁部同士が接合されて、一対のサイドシール部11、ウエスト開口部12及び一対のレッグ開口部13が形成されているパンツ型使い捨ておむつである。
複合伸縮部4は、下記(1)〜(3)の構成を具備している。
(1)対面する複合伸縮部形成シート32A,32Bは、複合伸縮部4の伸縮方向及びそれに直交する方向において間欠的な接合部41により、互いに接合されている。
(2)複合伸縮部形成弾性部材32Cは、接合部41を通らないように配されると共に、複合伸縮部形成弾性部材32Cの両端部を除いた部分において複合伸縮部形成シート32A,32Bに固定されていない。
(3)対面する複合伸縮部形成シート32A,32Bそれぞれは、各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材32Cに亘って連続して延びる複数本の襞43を形成している。
また、両シート32A,32B間には、複数本の表面シート弾性部材32Cが配設されており、表面シート弾性部材32Cから前記複合伸縮部形成弾性部材が構成されている。
吸収性本体3における複合伸縮部4の構成の詳細については、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4について説明した後に、説明する。
吸収性コア34が切離部34Cを有していると、吸収性コア34の両側縁部が起立し易い。また、吸収性コア34が幅方向に押圧されると、吸収性コア34全体の幅が狭くなるため、外包材2の幅方向の収縮が阻害され難い。
吸収性本体3の長手方向両端部における肌当接面側が、折り返された外層シート21の延出領域21Bによって覆われていることで、吸収性本体3の長手方向両端部が着用者に直接接触することを防止し、吸収性本体3の長手方向両端部からの吸収性コア34の吸収性ポリマーの漏れを防止することができる。
一方、接着剤Qは、複合伸縮部4(詳細は後述)に対応する領域のほぼ全域及び股下部Cに対応する領域のほぼ全域には、塗工されていない。
一方、接着剤Qは、外層シート21の内面と同様に、複合伸縮部4に対応する領域のほぼ全域には、塗工されていない。
尚、「吸収性本体3の側縁部近傍」とは、吸収性本体3の側縁から幅方向内方に60mm以内、幅方向外方に50mm以内の領域をいう。
幅方向に一対の胴回りギャザーG1の間に位置する非機能化領域51は、外層シート21及び内層シート22に接合されている胴回り弾性部材連続体23Sについて、収縮力を発現させなくして形成されるものであり、これに対し、幅方向に一対の前股ギャザーG4の間に位置する非機能化領域51は、外層シート21及び内層シート22に接合されている前股弾性部材連続体26Sについて、収縮力を発現させなくして形成されるものである。
レッグ弾性部材切断領域52が形成されることにより、外包材2の幅方向全域に湾曲状に亘って配設されているレッグ弾性部材連続体25Sから、股下部Cの幅方向中央において幅方向に分離した一対のレッグ弾性部材25,25が形成される。
レッグ弾性部材25及び前股弾性部材26としては、それぞれ、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
(1)外層シート21及び内層シート22は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)において間欠的な接合部41により、互いに接合されている。
(2)複合伸縮部形成弾性部材42は、接合部41を通らないように配されると共に、複合伸縮部形成弾性部材42の両端部を除いた部分において外層シート21及び内層シート22に固定されていない。
(3)外層シート21及び内層シート22それぞれは、各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材42に亘って連続して延びる複数本の襞43を形成している。
複数本の複合伸縮部形成弾性部材42は、互いに平行に配されており、それぞれ複合伸縮部4の長手方向に沿って延びるように配されている。本実施形態のように複数本の複合伸縮部形成弾性部材42が互いに平行に配されている場合においては、複合伸縮部4の伸縮方向は、複合伸縮部形成弾性部材42が延びる方向と同じ方向である。複数本の複合伸縮部形成弾性部材42が互いに平行に配されていない場合においては、複合伸縮部4の伸縮方向は、複数本の複合伸縮部形成弾性部材42に亘って延びる襞43(後述)における、襞43が延びる方向に直交する方向とする。
Y方向における各接合部41の間隔L4(ピッチP3から長さL3を引いた差)は、0.1〜5mmであることが好ましい。
尚、複合伸縮部4の両端部44は伸縮可能に形成してもよい。
更に、襞43の先端が凸曲面を形成していることとの相乗効果により、外層シート21及び内層シート22の厚み方向にボリュームが出ると共に、複合伸縮部4の表面に触れたときの感触が極めて柔らかく、肌触りが極めて良好である。
襞43の高さh1は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)における接合部41のピッチP2を変えることで調整することができる。襞43の高さh1を高くする場合には、複合伸縮部4を伸長させた状態における接合部41のピッチP2を大きくし、襞43の高さh1を低くする場合には、複合伸縮部4を伸長させた状態における接合部41のピッチP2を小さくすればよい。
また、本実施形態における複合伸縮部4は、襞43が形成されている外層シート21及び内層シート22と、複合伸縮部形弾性部材42とが接合されていないので、複合伸縮部形弾性部材42に対して接合部41が移動可能である。これにより、襞43の高さh1が異なっていても、襞43の間隔を同じにすることができる。
外層シート21及び内層シート22としては、見た目が美しく、感触の良い柔軟な襞43を形成させる観点から、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンボンド−メルトブローン不織布等であることが好ましい。
機械流れ方向(MD方向)の長さが150mm、機械流れ方向と直交する方向(CD方向)の長さ30mmの長方形状の試験片を丸めて、直径45mmの円筒を作成し、重なり合った部分の上端と下端とをホッチキス等で止め、測定サンプルとする。これを、テンシロン万能試験装置の圧縮武験モードにより、20℃、65%RHの測定環境において、圧縮速度:10mm/min、測定距離:20mmの測定条件で測定を行う。測定サンプルを20mm圧縮したときの最大強度を各測定サンプル毎に測定し、その平均値を求め、これを座屈強度とする。
外層シート21と内層シート22とは、形成材料が同一であってもよく、異なっていてもよい。
また、外層シート21及び内層シート22は、別体の2枚のシートに限られるものではなく、一枚のシートを折り曲げて相対向する2面を形成し、一方の面を構成する部分を外層シート21、他方の面を構成する部分を内層シート22とすることもできる。
吸収性本体3における複合伸縮部4と、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4との主な相違点について説明すると、複合伸縮部形成シートは、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4においては、外層シート21及び内層シート22であるのに対し、本実施形態における吸収性本体3の複合伸縮部4においては、上層表面シート32A及び下層表面シート32Bである。また、複合伸縮部形成弾性部材は、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4においては、それぞれ、胴回り弾性部材23及びウエスト弾性部材24であるのに対し、本実施形態における吸収性本体3の複合伸縮部4においては、表面シート弾性部材32Cである。
このように、吸収性本体3における複合伸縮部4と胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2を形成する複合伸縮部4とは、複合伸縮部形成シート及び複合伸縮部形成弾性部材が異なるが、これらによって形成される複合伸縮部4自体の構成は同様である。
(1)複合伸縮部形成シート(上層表面シート32A及び下層表面シート32B)は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)において間欠的な接合部41により、互いに接合されている。
(2)複合伸縮部形成弾性部材42(表面シート弾性部材32C)は、接合部41を通らないように配されると共に、複合伸縮部形成弾性部材42の両端部を除いた部分において上層表面シート32A及び下層表面シート32Bに固定されていない。
(3)上層表面シート32A及び下層表面シート32Bそれぞれは、各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材42に亘って連続して延びる複数本の襞43を形成している。
更に、複数本の襞43の高さが、吸収性本体3の中央部から側部に向けて徐々に高くなっているため、吸収性本体3の側部に近い襞43が着用者の肌に密着しやすい。
また、接合部41は、複合伸縮部4の形成に必須の構成であるが、その一方で通気性を低下させる。しかしながら、接合部41に接合部貫通孔41Aを設けることで、通気性の低下を抑制することができる。
複合伸縮部4の外面に襞43が形成されており、襞43が着用者との接触面となるため、着用時に複合伸縮部4のクッション性が高く、優しくフィットし、着用者の肌へのダメージが少ない。また、襞43は外包材2の外面(着用時の外面)にも配されるため、外面の触感にも優れる。
本製造方法は、図14に示すように、外層シート21の連続体21Sと内層シート22の連続体22Sとをその間に各外包材形成弾性部材23,24,25,26の各連続体23S,24S,25S,26Sを挟持接合して、外包材2の連続体2Sを形成し、次に、外包材連続体2Sにおける内層シート連続体22S側に吸収性本体3を本体接合部15(図4参照)によって接合して、おむつ連続体1Sを形成し、次いで、おむつ連続体1Sを分断して個々のおむつ1を形成するパンツ型使い捨ておむつの製造方法である。
各外包材形成弾性部材23,24,25,26の各連続体23S,24S,25S,26Sは、伸長された状態で、外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとの間に導入される。尚、図15においては、前股弾性部材26の連続体26Sの図示を省略している。外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとが合流する前には、それぞれの対向面側に、接着剤塗工装置64(図15参照)等によって、図9及び図10に示す塗工位置にホットメルト型接着剤Qが塗工される。また、レッグ弾性部材25の連続体25Sは、揺動ガイド65(図15参照)によりレッグ開口部13の形状に沿うように揺動されながら、外層シート連続体21Sと内層シート連続体22Sとの間に導入される。
この時点では、外包材連続体2Sには、複合伸縮部4、非機能化領域51及びレッグ弾性部材切断領域52は形成されていない。
アンビルロール63は複合伸縮部形成ロール62の受けロールであり、その周面は平滑面となっている。
尚、図17は、延出領域21Bが存在しない領域における複合伸縮部4を示す断面図であり、図18は、延出領域21Bが存在する領域における複合伸縮部4を示す断面図である。
本製造方法においては、上層表面シート32A、下層表面シート32B及び両シート32A,32B間に配設された表面シート弾性部材32Cの各連続体を接合部41によって接合した表面シート連続体32Sを形成する。その際に、表面シート連続体32Sを伸長させた状態において、接合部41のピッチを、得ようとする襞43の高さに応じて異ならせる。
上述の形成工程により、図5(a)に示すように、吸収性本体3の肌当接面の両側部近傍に、具体的には表面シート32の両側部に複合伸縮部4を備えた吸収性本体3が得られる。
その後、おむつ連続体1Sをその幅方向(使い捨ておむつ1の長手方向)に折り返して2つ折りする。次いで、サイドシール部11,11を、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等により形成した後、又はサイドシール部11,11を形成すると同時に、個々のおむつに分断することにより、前記実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1を得ることができる。
複数本の襞43の高さは、吸収性本体3の中央部から前後端部に向けて徐々に高くなっている。
第2実施形態によれば、吸収性本体3の肌当接面を長手方向に流れる排泄物に対する襞43による堰き止め能、特に軟便に対する堰き止め能を更に向上させることができる。
第3実施形態によれば、第1実施形態における堰き止め能及び第2実施形態における堰き止め能の両方が奏される。
尚、幅方向に延びる襞43Bは、吸収性本体3の肌当接面における幅方向の全面に設けられていてもよい(図示せず)。この形態においても、第4実施形態と同様に、幅方向に延びる襞43Bの高さを、図23(b)〜図23(e)に示すように、長手方向に沿って異ならせることができる。
尚、長手方向に延びる襞43Aは、吸収性本体3の肌当接面における長手方向の全面に設けられていてもよい(図示せず)。この形態においても、第5実施形態と同様に、長手方向に延びる襞43Aの高さを、図24(b)〜図24(e)に示すように、幅方向に沿って異ならせることができる。
詳述すると、接合部41は、複合伸縮部4の伸縮方向(X方向)及びそれに直交する方向(Y方向)にそれぞれ列をなす(シール線をなす)ように形成されており、該直交する方向(Y方向)の列を構成する接合部41は、弾性部材:2本毎に1個形成されている。
例えば、複合伸縮部4を形成する複合伸縮部形成シートは、前記実施形態においては、表面シート32(上層表面シート32A,下層表面シート32B)から構成されているが、これに制限されず、表面シート32と、吸収性コア34の一部とから構成されていてもよい。具体的には、吸収性コア34が、シート状の上層吸収性コア、及び下層吸収性コアの積層体からなる場合(図示せず)には、表面シート32及び該上層吸収性コアから、対面する複合伸縮部形成シートを構成することができる。この場合には、複合伸縮部形成弾性部材は、表面シート32と吸収性コア34との間に配設されることになる。また、シート状の上層吸収性コアは、襞43が形成され、嵩高になるため、クッション性が向上すると共に、上層吸収性コアにおける空隙が大きくなり、大きな液保持空間を確保できる。更に、液を吸収した下層吸収性コア又は表面シート32との接触面積が小さいので肌にやさしい。
胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2の両方又は一方は、複合伸縮部4から形成されていなくてもよい。また、複合伸縮部4を、胴回りギャザーG1及びウエストギャザーG2以外のギャザーにも適用することができる。
外包材2は、外包材2と同形の外層シート21と、腹側部A及び背側部Bのみに存在し且つ股下部Cに存在しない分離形状の内層シート22との積層体から形成されていてもよい。この構成の外包材2は、股下部Cが外層シート21のみから形成されることになる。
また、接合部41の配列パターンは適宜変更することができる。接合部41の形状は、矩形状、長円状、円状、菱形状等の適宜の形状とすることができる。
11 サイドシール部
12 ウエスト開口部
13 レッグ開口部
2 外包材
21 外層シート
21A 非延出領域
21B 延出領域
22 内層シート
23 胴回り弾性部材
24 ウエスト弾性部材
25 レッグ弾性部材
26 前股弾性部材
3 吸収性本体
32 表面シート
32A 上層表面シート
32B 下層表面シート
32C 表面シート弾性部材
33 裏面シート
34 吸収性コア
35 側方カフス
36 側方カフス弾性部材
37 側方カフス形成用シート
4 複合伸縮部
41 接合部
42 複合伸縮部形成弾性部材
43 襞
44 端部
51 非機能化領域
52 レッグ弾性部材切断領域
61 ニップロール
62 複合伸縮部形成ロール
62A 複合伸縮部形成部
62B 非機能化領域形成部
62C レッグ弾性部材切断領域形成部
63 アンビルロール
64 接着剤塗工装置
65 揺動ガイド
G1 胴回りギャザー
G2 ウエストギャザー
G3 レッグギャザー
G4 前股ギャザー
1S おむつ連続体
13S トリム
2S 外包材連続体
21S 外層シート連続体
22S 内層シート連続体
3S 吸収性本体連続体
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
D 胴回り部
D1 上方胴回り部
D2 下方胴回り部
E 前股部
F ウエスト部
Claims (7)
- 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在配置された吸収性コアを含む吸収性本体を備えた吸収性物品であって、
吸収性本体の肌当接面の全面又は一部に複合伸縮部が設けられており、
複合伸縮部は、対面する複合伸縮部形成シートが複合伸縮部の伸縮方向及びそれに直交する方向において間欠的な接合部により互いに接合され、複合伸縮部形成弾性部材が該接合部を通らないように配されると共に複合伸縮部形成弾性部材の両端部を除いた部分において複合伸縮部形成シートに固定されておらず、対面する複合伸縮部形成シートそれぞれが各々複数本の複合伸縮部形成弾性部材に亘って連続して延びる複数本の襞を形成することにより構成されている吸収性物品。 - 前記複合伸縮部は、前記吸収性本体の長手方向に沿う側部近傍に、複数本の前記襞が長手方向に延びるように設けられているか、及び/又は、吸収性本体の幅方向に沿う端部近傍に、複数本の前記襞が幅方向に延びるように設けられている請求項1記載の吸収性物品。
- 複数本の前記襞の高さは、前記吸収性本体の中央部から前記側部又は前記端部に向けて徐々に高くなっている請求項2記載の吸収性物品。
- 前記複合伸縮部における前記接合部には、接合部を貫通する接合部貫通孔が設けられている請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記表面シートは上層表面シート及び下層表面シートの積層体からなり、上層表面シート及び下層表面シートから、対面する前記複合伸縮部形成シートが構成されている請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収性コアは、シート状の上層吸収性コア、及び下層吸収性コアの積層体からなり、前記表面シート及び上層吸収性コアから、対面する前記複合伸縮部形成シートが構成されている請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品は、前記吸収性本体の非肌当接面側に接合された外包材を更に備え、外包材が長手方向に腹側部、股下部及び背側部に区分されており、外包材における腹側部及び背側部の両側縁部同士が接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型使い捨ておむつであり、
外包材は、外層シート、内層シート及び両シート間に配設された複数本の外包材形成弾性部材から形成されており、
外包材の腹側部及び背側部における胴回り部及び/又はウエスト部には、前記複合伸縮部から形成された胴回りギャザー及び/又はウエストギャザーが設けられており、該複合伸縮部は、対面する前記複合伸縮部形成シートが外層シート及び内層シートからなり且つ前記複合伸縮部形成弾性部材が外包材形成弾性部材からなる請求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品。
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