JP2017113189A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
本発明の使い捨ておむつは、縦方向Xに腹側領域Aおよび背側領域Bと、それらA,Bの間に位置する股下領域Cとを備え、腹側領域Aと背側領域Bとに亘って吸収体23を有し、吸収体23の縦方向Xの前後端部23A,23Bそれぞれから外方に位置して横方向Yに延びる腹側ウエストフラップFA及び背側ウエストフラップFBを有している。ここで、腹側領域Aとは使い捨ておむつの着用時に着用者の腹側に配される領域であり、背側領域Bとは使い捨ておむつの着用時に着用者の背側に配される領域である。そして、腹側ウエストフラップFAとは、吸収体23の縦方向Xの腹側領域A側の前端部23Aの端縁から縦方向X外方に位置して横方向Yに延びる領域と、吸収体23の縦方向Xの腹側領域A側の前端部23Aから横方向Yに延びる領域とを合わせた領域を意味する。また、背側ウエストフラップFBとは、吸収体23の縦方向Xの背側領域B側の後端部23Bの端縁から縦方向X外方に位置して横方向Yに延びる領域と、吸収体23の縦方向Xの背側領域B側の後端部23Bから横方向Yに延びる領域とを合わせた領域を意味する。
また、おむつ1は、図2に示す、縦方向(X方向)に延びる縦中心線CL1に対して左右対称形となっている。尚、図2中のCL2は、おむつ1を二分する横方向(Y方向)に延びる横中心線であり、縦中心線CL1に直交している。
また、おむつ1のように線状融着部46を複数本有している場合、同様な観点から、縦方向(X方向)に隣り合う線状融着部46,46どうしの間隔L5(図3参照)が、0.5mm以上であることが好ましく、1mm以上であることが更に好ましく、そして、50mm以下であることが好ましく、30mm以下であることが更に好ましく、具体的には、0.5mm以上50mm以下であることが好ましく、1mm以上30mm以下であることが更に好ましい。
また、横方向(Y方向)に隣り合う接合部列8L,8Lどうしの間隔は、吸収した汗の蒸発性向上の観点から、4mm以上であることが好ましく、6mm以上であることがより好ましく、そして、20mm以下であることが好ましく、16mm以下であることがより好ましく、具体的には、4mm以上20mm以下であることがより好ましく、6mm以上16mm以下であることがより好ましい。
また、おむつ1の胴回り下部伸縮部G2では、複数本の弾性部材71が、外側固定領域3T1と本体側固定領域3T2との間に亘って配されており、それらの弾性部材71は、外側固定領域3T1と本体側固定領域3T2とのそれぞれにおいて、非肌側シート5と外層シート6との間に固定されている一方、外側固定領域3T1と本体側固定領域3T2との間においては、非肌側シート5及び外層シート6の何れにも固定されていない。おむつ1の胴回り下部伸縮部G2では、一対の本体側固定領域3T2,3T2の間に、弾性部材71が配されていないか、或いは、弾性部材71が、弾性伸縮性を発現しないように細かく分断される等の処理を施された状態で配されている。その為、おむつ1では、吸収性コア231と重なる領域において、吸収体23に皺が形成され難くなっており、吸収体23の肌対向面側に配された表面シート21と、肌側シート4とが、肌側シート4の非肌対向面に塗工された接着剤9によって、密着し易くなっている。
おむつ1では、肌側シート4は、疎水性の繊維で構成された疎水性の不織布等からなるシートであり、非肌側シート5は、親水性の繊維で構成された親水性の不織布等からなるシートである。
おむつ1では、外装体3を構成する肌側シート4が外層シート6の折り返し部分6Rで形成されているので、折り返し部分6R(肌側シート4)を含む外層シート6の全体が疎水性の繊維で構成された疎水性のシートで形成されており、外層シート6とは別体の非肌側シート5が親水性のシートで構成されている。
接触角の測定には、例えば協和界面科学株式会社製の接触角計MCA−Jを用いる。具体的には、外周部分43を構成する繊維の表面に、イオン交換水を滴下(約20ピコリットル)した後、直ちに前記接触角計を用いて接触角度の測定を行う。測定は、開孔44の周縁部44e近傍を構成する繊維、又は窪み部41の外縁近傍を構成する繊維の5箇所以上の箇所で行い、それらの平均値を接触角とする。尚、測定環境温度は20℃とする。
おむつ1では、図2及び図3に示すように、少なくとも背側ウエストフラップFBが、肌当接面を形成する肌側シート4を有し、肌側シート4が、少なくとも吸収性コア231と重なる領域に、肌側シート4を貫通する開口45を有している。その為、おむつ1の着用中に、着用者の汗が、肌側シート4の開口45を通って吸収体23の吸収性コア231に吸収され易い。そして、このように吸収性コア231に吸収された着用者の汗は、再び肌側シート4や肌に戻り難くなっている。このように、吸収性コア231に移行した着用者の汗が肌に触れ難いので、湿疹、汗疹、かぶれ等の皮膚トラブルを低減することができる。また、おむつ1では、開口45を有する肌側シート4が疎水性であるので、吸収性コア231に吸収された着用者の汗が再び肌側シート4に更に戻り難く、上記効果を一層奏することができる。
同様の観点から、表面シート21又は非肌側シート5は、その厚みが、100μm以上であることが好ましく、150μm以上であることが更に好ましく、そして、5mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましく、具体的には、100μm以上5mm以下であることが好ましく、150μm以上3mm以下であることが更に好ましい。表面シート21又は非肌側シート5の厚みの測定は、非肌側シート5に0.05kPaの荷重を加えた状態で、厚み測定器を用いて測定する。厚み測定器にはオムロン社製のレーザー変位計を用いる。厚み測定は、10点測定し、それらの平均値を算出して厚みとする。尚、非肌側シート5の厚みの測定は、接合部8を除く部分において測定する。
表面シート21又は非肌側シート5のクレム吸水高さは、下記の方法により測定する。
パンツ型使い捨ておむつの外装体から、非肌側シート5を取り出す際に、肌側シート4、非肌側シート5及び外層シート6が、熱融着又は接着剤により固定されている場合には、該固定された部分を、溶剤又はドライヤー等による熱風により溶融等して取り除き、非肌側シート5を取り出す。取り出した非肌側シート5をサンプルとして、JIS P 8141の試験方法に準じてクレム吸水高さを測定する。具体的には、取り出した非肌側シート5を、幅(おむつ1の縦方向(X方向)の長さ)30mm、長さ(おむつ1の横方向(Y方向)の長さ)150mmにカットする。カットに際しては、押し切りカッターなど、サンプルを押しつぶす可能性のある切断方法は、結果に影響を及ぼす可能性が高く好ましくない。そのため、カットに際しては、ナイフ、カッター、剃刀等を用いてサンプルの切断面が潰れないようにカットする。次に、JIS P 8141に規定する冶具にカット後のサンプルをセットし、試験液に水を用いて、60秒後のクレム吸水高さを測定する。吸い上げ高さの判別を容易にするため、青色1号やメチレンブルー等の染料で試験液を適宜着色してもよい。以上の測定を5回行い、その平均値を、非肌側シート5のクレム吸水高さとする。尚、測定環境温度は22℃とする。表面シート21も非肌側シート5と同様にして、吸収性本体から取り出して測定する。
表面シート21又は非肌側シート5の飽和吸水量は、下記の方法により測定する。
非肌側シートを幅50mm、長さ50mmに切断して,測定試料を作製する。測定試料を、25℃に調温したイオン交換水に浸漬させる。浸漬開始から5分後に試料をイオン交換水から取り出し、30秒間垂直状態に吊るして水切りする。吸水後の試料の質量を測定し、次式に従って目的とする飽和吸収量を算出する。飽和吸収量(g/g)=(吸水後の試料の質量(g)−吸水前の試料の質量(g))/(測定試料面積 0.05m×0.05m)として算出する。以上の測定を5回行い、その平均値を、非肌側シートの飽和吸収量とする。
例えば、上述したおむつ1は、外装体3を構成する肌側シート4は、図2に示すように、1枚の外層シート6の折り返し部分6Rで形成されているが、外層シート6とは別体のシート(不織布)であってもよい。このような別体の肌側シート4を配置する場合、腹側ウエストフラップFA及び背側ウエストフラップFBの内の少なくとも背側ウエストフラップFBにのみ、別体の肌側シート4を配置すればよい。
<1>
縦方向に腹側領域および背側領域と、それらの間に位置する股下領域とを備え、前記腹側領域と前記背側領域とに亘って吸収体を有し、該吸収体の縦方向の前後端部それぞれから外方に位置して横方向に延びる腹側ウエストフラップ及び背側ウエストフラップを有する使い捨ておむつであって、少なくとも前記背側ウエストフラップは、肌当接面を形成する肌側シートを有し、前記肌側シートは、前記吸収体を構成する吸収性コアの縦方向の端部を覆って横方向に延びており、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、該肌側シートを貫通する開口を有している、使い捨ておむつ。
<2>
前記肌側シートは、疎水性である前記<1>に記載の使い捨ておむつ。
<3>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記吸収性コアと重なる領域においては、前記肌側シートの非肌対向面と前記表面シートの肌対向面とが接着剤を介して固定されている前記<1>又は<2>に記載の使い捨ておむつ。
<4>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、該線状融着部は、その密度が該肌側シートにおける該線状融着部以外の部分の密度よりも高い前記<1>〜<3>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<5>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、前記開口は、前記横方向に連続して延びる線状融着部上に配されている前記<1>〜<4>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記開口は、前記吸収性コアと重なる領域のみならず、前記吸収性コアの縦方向に沿う両側縁から外方の領域にも形成されている前記<1>〜<5>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<7>
複数の前記開口が、前記肌側シートの横方向の全域に配されている前記<1>〜<6>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<8>
前記肌側シートの前記開口は、その直径L3が、0.5mm以上であることが好ましく、1mm以上であることが更に好ましく、5mm以下であることが好ましく、2.5mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<7>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<9>
前記肌側シートの前記開口は、該開口一つの開口面積が、0.5mm2以上であることが好ましく、0.75mm2以上であることが更に好ましく、10mm2以下であることが好ましく、8mm2以下であることが更に好ましい前記<1>〜<8>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<10>
前記肌側シートと前記吸収性コアとが重なる領域の面積に対する前記開口面積の総計の比率は、1%以上であることが好ましく、3%以上であることがより好ましく、50%以下であることが好ましく、30%以下であることがより好ましい前記<1>〜<9>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、該線状融着部は、前記吸収性コアと重なる領域のみならず、前記吸収性コアの縦方向に沿う両側縁から外方の領域にも延びて形成されている前記<1>〜<10>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<12>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、該線状融着部が前記肌側シートの横方向の全域に延びて形成されており、このように延びた前記線状融着部が、縦方向に間隔を空けて複数本(おむつ1では3本)配されている前記<1>〜<11>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<13>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、該線状融着部は、1本以上30本以下であることが好ましく、3本以上20本以下であることが更に好ましい前記<1>〜<12>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<14>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、前記肌側シートの前記線状融着部は、その縦方向の長さL4が、0.5mm以上であることが好ましく、1mm以上であることが更に好ましく、そして、50mm以下であることが好ましく、30mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<13>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<15>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、縦方向に隣り合う前記線状融着部どうしの間隔L5は、0.5mm以上であることが好ましく、1mm以上であることが更に好ましく、50mm以下であることが好ましく、30mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<14>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる複数本の線状融着部を有し、各線状融着部上に前記開口が横方向に不均一な間隔を空けて配されている前記<1>〜<15>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<17>
前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる複数本の線状融着部を有し、縦方向に隣り合う前記線状融着部上に、各前記開口がランダムに配されている前記<1>〜<16>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<18>
前記肌側シートは、その坪量が、30g/m2以下であることが好ましく、25g/m2以下であることがより好ましく、20g/m2以下であることが更に好ましく、下限は8g/m2である前記<1>〜<17>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<19>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記吸収性コアと重なる領域においては、前記肌側シートの非肌対向面と前記表面シートの肌対向面とが接着剤を介して固定されており、前記肌側シートの非肌対向面に塗工された接着剤を介して、前記吸収性コアと重なる領域においては、前記肌側シートの非肌対向面と前記表面シート1の肌対向面とが固定されている前記<1>〜<18>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<20>
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有している前記<1>〜<19>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれにおける前記外層シートを構成するシート材が、ウエスト開口部の周縁部に沿って前記非肌側シートの肌対向面側に折り返されており、その折り返し部分が、吸収性本体を構成する前記吸収体の縦方向の前後端部を覆っている前記<1>〜<20>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<22>
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記背側ウエストフラップ及び前記腹側ウエストフラップは、前記非肌側シートと前記外層シートとが、散点状に配置された複数の接合部にて接合固定されて形成されている前記<1>〜<21>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<23>
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれのウエスト伸縮部から胴回り下部伸縮部に亘る領域に、前記非肌側シートと前記外層シートとの接合部が、縦方向に沿って一列をなすように間欠的に配されており、その複数の前記接合部からなる接合部列が、横方向に間隔を開けて複数列配されている前記<1>〜<22>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<24>
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれのウエスト伸縮部から胴回り下部伸縮部に亘る領域に、前記非肌側シートと前記外層シートとの接合部が、縦方向に沿って一列をなすように間欠的に配されており、縦方向に延びる前記接合部列を構成する縦方向に隣り合う接合部どうしの間隔は、1mm以上であることが好ましく、3mm以上であることがより好ましく、そして、20mm以下であることが好ましく、18mm以下であることがより好ましい前記<1>〜<23>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<25>
前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれのウエスト伸縮部から胴回り下部伸縮部に亘る領域に、前記非肌側シートと前記外層シートとの接合部が、縦方向に沿って一列をなすように間欠的に配されており、その複数の前記接合部からなる接合部列が、横方向に間隔を開けて複数列配されており、横方向に隣り合う前記接合部列どうしの間隔は、4mm以上であることが好ましく、6mm以上であることがより好ましく、20mm以下であることが好ましく、16mm以下であることがより好ましい前記<1>〜<24>の何れか1に記載の使い捨て捨ておむつ。
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記表面シート又は前記非肌側シート5は、その坪量が、10g/m2以上であることが好ましく、15g/m2以上であることが更に好ましく、そして、40g/m2以下であることが好ましく、30g/m2以下であることが更に好ましい前記<1>〜<25>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<27>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記表面シート又は前記非肌側シートは、その厚みが、100μm以上であることが好ましく、150μm以上であることが更に好ましく、そして、5mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<26>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<28>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記表面シート又は前記非肌側シートは、その構成繊維全体に対する親水性繊維の配合率が、80質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることが更に好ましい前記<1>〜<27>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<29>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記表面シート又は前記非肌側シートは、JIS P 8141に準じて測定された30mm幅のクレム吸水高さが、60秒で20mm以上であることが好ましく、60秒で25mm以上であることが更に好ましい前記<1>〜<28>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<30>
前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、前記腹側ウエストフラップ及び前記背側ウエストフラップに、それぞれ、前記肌側シートを備え、該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記表面シート又は前記非肌側シートは、イオン交換水の飽和吸水量が、75gsm以上であることが好ましく、100gsm以上であることが更に好ましい前記<1>〜<29>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、親水性の前記非肌側シートが複数枚であり、着用者の肌から離れるほど、親水性が強くなる前記<1>〜<30>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<32>
該肌側シートの非肌対向面側に位置する非肌側シートと、該非肌側シートの非肌対向面側に位置する外層シートとを有し、前記肌側シートに隣接する非肌側シートに比べて、前記肌側シートから離れるに従って、構成繊維全体に対する親水性繊維の配合率、前記非肌側シートの坪量、クレム吸水高さ及び飽和吸水量の少なくとも何れか1つが、前記肌側シートに隣接する前記非肌側シートの値よりも大きくなっている前記<1>〜<31>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 防漏カフ
25 防漏カフ形成用弾性部材
3 外装体
4 肌側シート
45 開口
46 線状融着部
5 非肌側シート
6 外層シート
71 弾性部材
72 レッグ弾性部材
8 接合部
8L 接合部列
9 接着剤
A 腹側領域、B 背側領域、C 股下領域
Claims (5)
- 縦方向に腹側領域および背側領域と、それらの間に位置する股下領域とを備え、前記腹側領域と前記背側領域とに亘って吸収体を有し、該吸収体の縦方向の前後端部それぞれから外方に位置して横方向に延びる腹側ウエストフラップ及び背側ウエストフラップを有する使い捨ておむつであって、
少なくとも前記背側ウエストフラップは、肌当接面を形成する肌側シートを有し、
前記肌側シートは、前記吸収体を構成する吸収性コアの縦方向の端部を覆って横方向に延びており、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、該肌側シートを貫通する開口を有している、使い捨ておむつ。 - 前記肌側シートは、疎水性である請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記使い捨ておむつは、前記吸収体を挟持する親水性の表面シート及び液難透過性の裏面シートを有し、
前記吸収性コアと重なる領域においては、前記肌側シートの非肌対向面と前記表面シートの肌対向面とが接着剤を介して固定されている請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。 - 前記肌側シートは、少なくとも前記吸収性コアと重なる領域に、横方向に連続して延びる線状融着部を有し、該線状融着部は、その密度が該肌側シートにおける該線状融着部以外の部分の密度よりも高い請求項1〜3の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記開口は、前記横方向に連続して延びる線状融着部上に配されている請求項4に記載の使い捨ておむつ。
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