JP2013254119A - 画像形成装置のフレーム構造および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潜像書込手段と潜像担持体との位置偏差を抑え、かつ、装置のコストアップや装置の重量アップを抑えて本体フレームの変形を抑制することができる画像形成装置のフレーム構造および画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体41の他端側を画像形成装置内で位置決め固定するための後側板110を、画像形成装置の骨格を形成する本体フレームに位置決め固定し、書込ユニット20a,20bを画像形成装置内で位置決め固定するための書込フレーム130を、後側板110に位置決めして本体フレーム100に固定し、感光体41の一端側を画像形成装置内で位置決め固定するための前側板150を書込フレーム130に位置決め固定した。
【選択図】図29

Description

本発明は、画像形成装置のフレーム構造および画像形成装置に関するものである。
従来から、タンデム方式によって多色画像を形成する画像形成装置が知られている。タンデム方式の画像形成装置は、感光体等の潜像担持体を複数有しており、それぞれの潜像担持体に対して書込ユニットなどの潜像書込手段による光走査により潜像を書き込む。そして、それら潜像を互いに異なる色のトナーで現像するなどして、それぞれの潜像担持体上で互いに異なる色の可視像を得る。次いで、それぞれの潜像担持体上の可視像を転写体に重ね合わせて転写することで、単色の可視像の重ね合わせによる多色画像を得る。
かかる構成では、複数の潜像担持体上で可視像がそれぞれ互いに相対的に位置ずれして形成されると、それらが位置ずれした状態で転写体に転写されることで多色画像に色ずれを引き起こす。この色ずれの原因としては、潜像担持体と潜像書込手段との位置偏差などが挙げられる。このため、各潜像担持体、潜像書込手段を装置本体に精度よく位置決めする必要があり、各潜像担持体を位置決めする前側板や後側板、潜像書込手段を位置決めする書込フレームなどを精度よく本体フレームに固定する必要がある。
特許文献1、2には、書込フレームを本体フレームに組み付けた後、書込フレームに前側板、後側板を組み付ける画像形成装置のフレーム構造が記載されている。
図26は、従来の画像形成装置の本体フレーム201を示す図である。
図26に示すように、本体フレーム201は、複数のステー201a〜201lを組み付けることで形成されている。
図27は、本体フレーム201に書込フレーム202を組み付けた状態を示す図である。
図27に示すように、上から見て長方形状の枠状に形成された書込フレーム202が本体フレーム201の横ステー201dと201cの上に乗るようにして支持され、横ステー201d,201cにねじ止めされる。この書込フレーム202に潜像書込手段が支持され、位置決め固定される。書込フレーム202の前フレーム部材202Dと後フレーム部材202Cとには、2ヶ所、位置決めピン203が形成されている(後フレーム部材の202Cの位置決めピンについては、不図示)。
図28は、書込フレーム202に前側板と後側板とを組み付けた状態を示す図である。
図28に示すように、書込フレーム202の前フレーム部材202Dの位置決めピン203に前側板204を嵌め込んで、前側板204を書込フレーム202に対して位置決めした後、書込フレーム202に固定する。後側板205においても、前側板204と同様に、書込フレーム202の後フレーム部材202Cに設けられた不図示の位置決めピンに後側板205を嵌め込んで、後側板205を書込フレーム202に対して位置決めした後、書込フレーム202に固定する。前側板204と後側板205とには、それぞれ潜像担持体を位置決めするための位置決め穴206が形成されており、前側板204と後側板205の位置決め穴206に不図示の潜像担持体を組み付けることで、潜像担持体が、装置本体に位置決めされる。
特許文献1、2に記載の画像形成装置においては、各潜像担持体を位置決めする前側板204と後側板205とを、潜像書込手段を位置決めする書込フレーム202に直接位置決め固定する。引用文献1、2に記載のフレーム構造とは異なり、本体フレーム202に後側板204、前側板205、書込フレーム202をそれぞれ固定するフレーム構成の場合、後側板205と書込フレーム202との間に本体フレーム201との取り付け公差が積み上がる。また、前側板204と書込フレーム202との間にも本体フレーム201との取り付け公差が積み上がる。よって、書込フレーム202と後側板204、書込フレーム202と前側板205との位置精度が悪くなる。一方、引用文献1、2に記載のフレーム構造では、前側板204と後側板205とを、書込フレーム202に直接位置決め固定することで、本体フレーム201との取り付け公差が無くなり、書込フレーム202と後側板205、書込フレーム202と前側板204との位置精度を向上させることができる。これにより、潜像書込手段と各潜像担持体との位置偏差を抑えることができ、色ずれを抑制することができる。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置においては、本体フレーム201は、図26に示すように、複数のステー201a〜201fを組み付けた所謂骨組構成であるため、図28の矢印F方向(後側板204と平行な方向)に力が加わったとき、本体フレーム201の図中上下方向に延びる前支柱ステー201e,201f、後支柱ステー201g,201hが倒れ、平行四辺形に変形するおそれがあった。本体フレーム201のステーを増やし、本体フレーム201の剛性を高めることで、本体フレーム201の変形を抑制することができる。しかし、この場合、部品点数の増加による装置のコストアップや装置の重量アップに繋がるという課題が生じる。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、潜像書込手段と潜像担持体との位置偏差を抑え、かつ、装置のコストアップや装置の重量アップを抑えて本体フレームの変形を抑制することができる画像形成装置のフレーム構造および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像形成装置の骨格を形成する本体フレームと、潜像担持体の一端側を画像形成装置内で位置決めするための前側板と、上記潜像担持体の他端側を画像形成装置内で位置決めするための後側板と、上記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段を画像形成装置内で位置決めするための書込フレームとを備えた画像形成装置のフレーム構成において、上記後側板を、上記本体フレームに位置決め固定し、上記書込フレームを、上記後側板に位置決めして固定し、上記前側板を上記書込フレームに位置決め固定し、上記後側板を、上記本体フレームに対して少なくとも3点以上で固定し、かつ、複数の固定箇所のうち少なくとも一箇所を、残りの固定箇所のうち2箇所の固定箇所を結んだ線に対して直交する方向にずらしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、後側板を、上記本体フレームに対して少なくとも3点以上で固定し、かつ、複数の固定箇所のうち少なくとも一箇所を、残りの固定箇所のうち2箇所の固定箇所を結んだ線に対して直交する方向にずらすことで、本体フレームに後側板と平行な方向に力が加わったときに本体フレームの後側板と平行なステーが倒れて本体フレームが平行四辺形に変形するのを抑制することができる。これにより、本体フレームのステーを増やすことなく、本体フレームの変形を抑制でき、装置の重量アップを抑えて本体フレームの変形を抑制することができる。
また、後側板に書込フレームを直接位置決めし、後側板に位置決めされた書込フレームに直接前側板を位置決め固定するので、特許文献1、2と同様に、本体フレームに後側板、書込フレーム、前側板をそれぞれ位置決め固定する場合に比べて、後側板と書込フレームと前側板との位置精度を向上させることができる。これにより、潜像書込手段と各潜像担持体との位置偏差、各潜像担持体同士の位置偏差を抑えることができ、色ずれを抑制することができる。
実施形態に係るカラー画像形成装置を示す概略構成図。 本体フレームを示す斜視図。 一端側前支柱を図2の矢印A1方向から見た図。 他端側前支柱を図2の矢印A2方向から見た図。 後側板の拡大斜視図。 図5の領域B1の拡大斜視図。 図5の領域B2の拡大斜視図。 図5の領域B3の拡大斜視図。 書込フレームの斜視図。 図9の矢印方向Eから見た図。 図9のC1方向から見た拡大図。 図9の矢印C2方向から見た拡大図。 図9の領域D1の拡大図。 図9の領域D2の拡大図。 図9の領域D3の拡大図。 書込フレームを後側板に固定した状態における領域D1の拡大図。 書込フレームを後側板に固定した状態における領域D2の拡大図。 書込フレームを後側板に固定した状態における領域D3の拡大図。 調整部材を示す斜視図。 書込フレームを本体フレームに位置決めした状態における調整部材取り付け穴周辺を示す図。 調整部材による書き込むフレームの平面度を調整の様子を示す図。 4つのプロセスカートリッジおよび転写装置を後側板に位置決め固定した状態を示す正面図。 図22の斜視図 前側板を書込フレームに位置決め固定した状態を示す正面図。 図24の斜視図。 従来の画像形成装置の本体フレームを示す図。 従来の画像形成装置において本体フレームに書込フレームを組み付けた状態を示す図。 従来の画像形成装置において書込フレームに前側板と後側板とを組み付けた状態を示す図。 書込フレームを本体フレームに固定した様子を示す斜視図。
以下、本発明を画像形成装置としての複写装置に適用した実施形態について説明する。まず、図1を用いてこの複写装置の概略について説明する。この画像形成装置は、原稿を走査して読み取り、デジタル化して用紙に複写する、いわゆるデジタルカラー複写機としての機能を有している。また、この画像形成装置は、原稿の画像情報を遠隔地と授受するファクシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するいわゆるプリンタの機能も有している。
図1において、カラー画像形成装置は、中間転写ベルト11を用いた中間転写方式でタンデム型の電子写真装置であり、最下部に多段状の給紙部2、その上方に画像形成部1、さらにその上部にスキャナ部3がそれぞれ設けてある。給紙部2の各段には、記録媒体である普通紙や、OHPシート、第2原図などのシート束を積載した給紙装置としての給紙トレイ21が配設されている。
画像形成部1のほぼ中央に無端状の中間転写ベルト11を備えた転写装置10が設けてあり、中間転写ベルト11は、図中時計回り方向に回転(表面移動)する。中間転写ベルト11の上方には、中間転写ベルト11の表面移動方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つのプロセスカートリッジ40Y,40M,40C,40K(以下、色分け符号であるY、M、C、Kは、適宜省略する。)が設けられている。各プロセスカートリッジ40には、潜像担持体としてのドラム状感光体41が設けられている。各感光体41は、それぞれ、図中反時計回り方向に回転可能に設けられており、その周囲には、公知の帯電装置42、現像装置43、一次転写手段を構成する一次転写装置46、感光体クリーニング装置44、潤滑剤塗布装置45がそれぞれ設けられている。また、4つのプロセスカートリッジ40の上方には2つの潜像書込手段としての書込ユニット20a,20bが設けられている。
中間転写ベルト11の下側には、二次転写手段を構成する二次転写装置22が設けられている。この二次転写装置22が中間転写ベルト11を介して2次転写対向ローラ16に圧接するようになっている。そして、この二次転写装置22が、中間転写ベルト11との間に送り込まれるシートに中間転写ベルト11上のトナー画像を一括転写する。2次転写対向ローラ16よりも中間転写ベルト11表面移動方向下流側には、転写クリーニング装置17が設けられており、この転写クリーニング装置17によって画像転写後に中間転写ベルト11の表面に残留する残留トナーが除去される。また、転写クリーニング装置17には、潤滑剤塗布機構を備えており、中間転写ベルト11の表面に潤滑剤を塗布している。
二次転写装置22の紙搬送方向下流側には、シート上に形成されたトナー画像を定着する定着装置25が設けられており、無端状の定着ベルト26に加圧ローラ27が圧接されており、画像転写後のシートは、一対のローラ23間に架け渡された無端状の搬送ベルト24によって定着装置25へ搬送される。また、この二次転写装置22の下側には、シート表裏両面に画像を形成する際にシートを反転させるシート反転装置28が設けてある。
上記のような構成からなるカラー画像形成装置でカラーのコピーをとるときは、スキャナ部3によりコンタクトガラス上にセットされた原稿の内容を読み取る。また、中間転写ベルト11を回転させて、公知の画像形成プロセスによって各感光体41上にそれぞれトナー像を形成する。次に各感光体上に形成されたトナー像が順次重ね合わされて中間転写ベルト11に転写され、中間転写ベルト11にフルカラートナー像が形成される。
一方、上記中間転写ベルト11上へのフルカラートナー像の画像形成動作に平行して、上記給紙部2の選択された給紙トレイ21からシートが順次1枚ずつ分離給紙され、レジストローラ29へと搬送される。上述のようにして分離搬送されたシートは、上記レジストローラ29のニップに突き当たることにより搬送が一時止められて待機される。レジストローラ29は、上記中間転写ベルト11上に形成されたフルカラートナー像と、上記シートの先端との位置関係が所定の位置になるよう、タイミングをとって回転を開始するように制御される。このレジストローラ29の回転により、待機されているシートが再び給紙される。これにより、このシートの所定位置に、上記二次転写装置22により、中間転写ベルト11上に形成されたフルカラートナー像が転写される。
このようにしてフルカラートナー像が転写されたシートは、その搬送経路の下流側の定着装置25に送り込まれる。この定着装置25は、上記二次転写装置22により転写されたフルカラートナー像をシート上に定着する。フルカラートナー像が定着されたシートは、排紙ローラ30により装置外部へ排紙されるここで、上記シートの両面に画像形成を行う際は、シート反転装置28を経由させることにより、シートの表裏を反転させる。この表裏が反転されたシートは、上記レジストローラ29のニップに突き当たることで、そのスキューが補正された後、上述の片面への画像形成時と同様にして裏面への画像形成が行われる。
次に、本実施形態の特徴部である画像形成装置のフレーム構造について説明する。
図2は、画像形成装置の骨格を形成する本体フレーム100を示す斜視図である。
図に示すように、本体フレーム100は、底板103、4本の支柱101a,101b,102a,102b、給紙部2と画像形成部1と仕切る仕切り板106、複数の水平ステー104a,104b,104c,104d,104e,104fなどで構成されている。4本の支柱101a,101b,102a,102bは、長方形状の底板103の4角から鉛直方向(図中Z軸方向)に延びている。図中Y軸方向一端(図2の左側)に設けられた一端側前支柱101aと、一端側後支柱102aとの間には、それぞれ3本の水平ステー104a,104b,104cが取り付けられている。同様に、図中Y軸方向他端(図中右側)に設けられた他端側前支柱101bと、他端側後支柱102bとの間にも、それぞれ3本の水平ステー104d,104e,104fが取り付けられている。また、上部後ステー105が、一端側後支柱102aと他端側後支柱102bとに固定されている。
また、底板103の奥側には、給紙部後側板107が取り付けられている。また、底板103には、仕切り板106を支持するための仕切り板支持ステー108が取り付けられており、前支柱101a,101b間には、仕切り板106が取り付けられる取り付けステー109が設けられている。また、本体フレーム100の後支柱102a,102bに後側板110の4角がネジ止めされている。このように、後側板110の4角を、本体フレーム100の一端側後支柱102aと他端側後支柱102bとに固定することにより、本体フレーム100の剛性を高めることができ、本体フレーム100にY軸方向の力が加わったとき、本体フレーム100が平行四辺形に変形するのを抑制することができる。本実施形態においては、後側板110の4角を、本体フレーム100にねじ止めしているが、後側板110をY軸方向に2箇所以上固定し、このY軸方向の固定箇所を結んだ線に対してZ軸方向にずれた位置に1箇所以上本体フレーム100に固定することで、Y軸方向の力に対する剛性を高めることができる。また、ネジにより後側板110を本体フレーム100に固定しているが、例えば、後側板110に嵌合穴を設け、本体フレーム100に嵌合突起を設けて、後側板110を本体フレーム100に嵌合固定してもよいし、これ以外の方法で固定してもよい。
図3は、図2の一端側前支柱101aを図中矢印A1方向から見た図である。
図3に示すように、本体フレーム100の一端側前支柱101aのX−Z平面には、後述する書込フレームの位置決め爪が挿入される鉛直方向に延びる一端側位置決め爪挿入穴121aが、鉛直方向に2箇所を設けられている。また、一端側前支柱101aのX−Z平面には、後述する調整部材が嵌合する調整部材取り付け穴122が設けられている。
図4は、図2の他端側前支柱101bを図中矢印A2方向から見た図である。
図4に示すように、他端側前支柱101bのX−Z平面にも、後述する書込フレームの位置決め爪が挿入される鉛直方向に延びる他端側位置決め爪挿入穴121bが、鉛直方向に2箇所を設けられている。
図3に示す一端側前支柱101aに設けられた一端側位置決め爪挿入穴121aの鉛直方向長さは、図4に示す他端側前支柱101bに設けられた他端側位置決め爪挿入穴121bよりも長くなっている。
図5は、後側板110の拡大斜視図であり、図6は、図5の領域B1の拡大斜視図であり、図7は、図5の領域B2の拡大斜視図であり、図8は、図5の領域B3の拡大斜視図である。
図5に示すように後側板110には、感光体41Y,M,C,Kの後側を装置本体に対して位置決めするための後側感光体位置決め穴111Y,M,C,Kが設けられている。また、後側板110には、図6〜図8に示すように、後述する書込フレームを後側板110に位置決めするための書込フレーム位置決め穴113が4箇所設けられている。また、後側板110には、転写装置10を位置決めするための後側転写用位置決め穴112が3箇所、設けられている。
図9は、2つの書込ユニット20a,20bを位置決め固定するための書込フレーム130の斜視図であり、図10は、図9の矢印方向Eから見た図である。
図9、図10に示すように書込フレーム130は、前書込ステー131、2本の書込水平ステー132a,132b、書込ユニット20aと書込ユニット20bとを仕切る仕切りステー133、書込ユニットとプロセスカートリッジとを仕切るための書込仕切り板134、書込ユニットを位置決め支持する支持ステー135a,135bなどを有している。
書込仕切り板134には、各書込ユニット20a、20bからの走査光を、感光体41Y,M,C,Kに入射させるための走査光透過穴134aが4箇所設けられている。この書込仕切り板134の前端(図中奥側)には、前書込ステー131が取り付けられている。また、この前書込ステー131のY軸方向一端側と他端側と、書込仕切り板134のY軸方向一端側と他端側とに書込水平ステー132a,132bがそれぞれ取り付けられている。また、書込仕切り板134の図中Y軸方向中央部と、前書込ステー131のY軸方向中央部とには、仕切りステー133が固定されている。また、書込仕切り板134には、書込ユニット20aを位置決め支持する2個の支持ステー135aと、書込ユニット20bを位置決め支持するための2個の支持ステー135bとが取り付けられている。
図11は、図9のC1方向から見た拡大図である。
図11に示すように、書込フレーム130の前書込ステー131のY軸方向一端には、2個の一端側位置決め爪131aが設けられている。また、後述する調整部材の支持突起が挿入され、調整部材の支持突起に支持される被支持穴131cが設けられている。被支持穴131cは、X方向に延びる長孔形状をしている。
図12は、図9の矢印C2方向から見た拡大図である。
図12に示すように、前書込ステー131のY軸方向他端には、2個の他端側位置決め爪131bが設けられている。
図13は、図9の領域D1の拡大図であり、図14は、図9の領域D2の拡大図であり、図15は、図9の領域D3の拡大図である。
図13〜図15に示すように、各支持ステー135a,135bには、それぞれ後側板110に位置決めするための後位置決め爪136が設けられている。また、各支持ステー135a,135bには、後側板110にねじ止めされるためのねじ穴137aを有した後固定部137が設けられている。また、図14に示すように、仕切りステー133の後側端部にも、後側板にねじ止めされるためのねじ穴133bを有した後固定部133aが設けられている。
次に書込フレーム130の本体フレーム100への取り付けについて説明する。
まず、図16乃至図18示すように、先の図13〜図15に示した各支持ステー135a,135bの後位置決め爪136を、先の図6〜図8示した後側板110の書込フレーム位置決め穴113の挿入する。これにより、書込フレーム130が後側板110に位置決めされる。次に、各支持ステー135の後固定部137のねじ穴137aに後側板110側からねじ165がねじ込まれることで、各支持ステー135が後側板110に固定される。なお、図17は、仕切りステー133については、図示を省略している。
また、仕切りステー133の後固定部133aのねじ穴133bに後側板110側からねじがねじ込まれることで、仕切りステー133が後側板110に固定される。また、書込水平ステー132a,132b、書込仕切り板134の後側端部も後側板110にネジ止めされる。
図29は、書込フレーム130を本体フレーム100に固定した様子を示す斜視図である。後側板110には、支持ステー135、仕切りステー133、書込水平ステー、書込仕切り板134の後側端部がそれぞれ固定され、書込フレームの後書込ステー(前書込ステー131と同様な機能を備えるもの)の機能を兼ねた構成となっている。これにより、書込フレームに後書込ステーを後側板110とは別に設けた構成に比べ、部品点数を削減でき、装置のコストアップや、装置の重量アップを抑えることができる。
次に、先の図11に示した一端側位置決め爪131aを、先の図3に示した一端側前支柱101aの一端側位置決め爪挿入穴121aに挿入し、先の図12に示した他端側位置決め爪131bを、先の図4に示した他端側位置決め爪挿入穴121bに挿入して書込フレーム130の前側を、本体フレーム100の前支柱101a,101bに位置決めする。
先の図2に示すように一端側前支柱101aの上部と、他端側前支柱101bの上部とは、ステーにより連結されていないので、それぞれある程度、Y軸方向外側に撓ませることができる。これにより、Y軸方向に突出した書込フレーム130の位置決め爪131a,131bを、前支柱101a,101bの位置決め爪挿入穴121a,121bに挿入することができる。
先の図9に示すように、書込フレーム130は、Y軸方向、X軸方向に長いため、Y軸回りに捩れやすい。このため、図2に示す本体フレーム100の底板103の平面度が悪い場合、底板103から延びる4本の支柱101a,101b,102a,102bの高さがばらつき、書込フレーム130を本体フレーム100に位置決めすると、書き込みフレーム130がY軸回りに捩れてしまう。このように、書込フレーム130がY軸回りに捩れた状態で本体フレーム130に固定されると、書込ユニット20a,20bが位置決め支持される支持ステー135a,135bの平面度が悪くなる。その結果、書込ユニット20a,20bを装置本体内で精度よく位置決めできない。
このような書込フレーム130の捩れを抑制するには、例えば、書込仕切り板134の板厚を厚くして書込フレーム130の剛性を高めたり、底板103の平面度を高めたりすることで抑制することができる。しかしながら、この場合、材料費や製造費が嵩み、装置のコストアップに繋がるおそれがある。また、装置の重量が重くなり、画像形成装置の輸送コストが嵩んだりするおそれがある。本実施形態においては、調整部材を設けて、このような書込フレーム130の捩れを調整して、支持ステー135a,135bの書込ユニット20a,20bが載置される載置面の平面度を調整し、水平な状態で書込ユニット20a,20bが装置本体に位置決め支持できるように構成している。
図19は、調整部材140を示す斜視図である。
図19(b)に示すように、調整部材140には、先の図3に示した調整部材取り付け穴122に嵌合する嵌合部141が設けられている。また嵌合部141の中心から外れた箇所に、嵌合部141から突出するように設けられた円柱状の支持突起142が設けられている。また、図19(a)に示すように、調整部材140には、円周方向に沿って延びるねじ挿入穴143が、調整部材140の図中左右に設けられている。また、調整部材140の図中上下2箇所には、調整部材140を回転操作するためのラジオペンチなどの工具を引っ掛けるための引っ掛け部144が設けられている。調整部材140は、樹脂やSUSなどで構成することができる。
嵌合部141の直径φAは、先の図3に示した調整部材取り付け穴122の直径と同じか僅かに小さい直径となっている。また、支持突起142の直径φBは、先の図11に示した長穴形状の被支持穴131cの短手方向長さと同じとなっている。
図20は、書込フレーム130を本体フレーム100に位置決めした状態における調整部材取り付け穴122周辺を示す図である。
図20に示すように、書込フレーム130を本体フレーム100に位置決めすると、調整部材取り付け穴122から被支持穴131cが露出する。この状態から、調整部材140の支持突起142を被支持穴131cの挿入し、調整部材140の嵌合部141を調整部材取り付け穴122に嵌合する。これにより、書込フレームの手前側のY軸方向一端が、支持突起を介して本体フレーム100の一端側前支柱101aに支持される。そして、調整部材140のねじ挿入穴143にねじを差し込んで、ねじを一端側前支柱101aにねじ込むことで、調整部材140が、一端側前支柱101aに締結される。
図21は、調整部材140による書込フレーム130の平面度を調整の様子を示す図である。
調整部材140で書込フレーム130の平面度の調整は、まず、書込ユニット20a,20bが位置決め支持される支持ステー135a,135bに水平度を測定する測定器を設置する。次に、調整部材140を締結するねじ150を緩めた後、不図示のラジオペンチの先端を引っ掛け部144に引っ掛けて調整部材140を回転させる。調整部材140が回転すると、支持突起142が、長穴形状の被支持穴131c内を移動しなが、書込フレーム130の前側のY軸方向一端を鉛直方向(Z軸方向)に変位させる。そして、支持ステー135a,135bに設置された測定器で水平度を確認しながら、調整部材140を回転させ、測定器が水平を示したら、調整部材140の回転を止めて、調整部材140をねじ150で一端側前支柱101aに締結する。これにより、調整後に装置に衝撃などが加わったときに、調整部材140が回動するのを抑制することができ、書込フレーム130の平面度が悪くなるの抑制することができる。
また、図20に示すように、一端側位置決め爪挿入穴121aの鉛直方向長さが、一端側位置決め爪131aの鉛直方向長さよりも長くなっており、一端側位置決め爪131aが一端側位置決め爪挿入穴121aに挿入されたとき、一端側位置決め爪131aと一端側位置決め爪挿入穴121aとの間に鉛直方向に隙間が生じている。よって、調整部材140で書込フレーム130の前側のY軸方向一端を鉛直方向(Z軸方向)に変位させるとき、一端側位置決め爪131aが一端側位置決め爪挿入穴121aに突き当ることなく、調整することができる。
次に、書込フレーム130を、前支柱101a,101bにねじ止めする。具体的には、書込フレーム130を、X軸方向から前支柱101a,101bにねじ止めする。これにより、書込フレームは、後側板110と前支柱101a,101bとにより、X軸方向に挟まれて固定されるので、書込フレームが、本体フレーム100に対してX軸方向に振動するのを抑制することができる。さらに、書込フレーム130を一端側前支柱101aと他端側前支柱とでY軸方向にそれぞれネジ止めするとともに、一端側後支柱102aと他端側後支柱102bとでY軸方向にそれぞれネジ止めすることで、Y軸方向に衝撃が加わったとしても書込フレームが、Y軸方向に振動するのを抑制することができる。
書込フレーム130を本体フレームに固定したら、4つのプロセスカートリッジ40の感光体軸を、先の図5に示した後側感光体位置決め穴111にそれぞれ挿入し、各プロセスカートリッジ40を後側板110に位置決めする。また、後側板110の後側転写用位置決め穴112に転写装置10の不図示の後側転写位置決め突起を挿入し、転写装置10を後側板110に位置決めする。
図22は、4つのプロセスカートリッジ40および転写装置10を後側板110に位置決め固定した状態を示す正面図であり、図23は、その斜視図である。
図22、図23に示すように、書込フレーム130の前書込ステー131には、Y軸方向に所定の間隔を開けて、2箇所、前側板を位置決めするための前側板用位置決め突起131eが設けられている。また、書込フレームの前書込ステー131には、前側板がねじ止めされるねじ穴131fが2箇所設けられている。また、転写装置10には、3箇所、前側転写位置決め突起161が設けられている。
図24は、前側板150を書込フレーム130に位置決め固定した状態を示す正面図であり、図25は、その斜視図である。
図24に示すように、前側板150には、各感光体の前側の軸が位置決め挿入される4つの前側感光体位置決め穴152Y,152M,152C,152Kが設けられている。また、転写装置10の前側転写位置決め突起161が挿入される前側転写用位置決め穴153が3つ設けられている。上記4つの感光体位置決め穴152Y,152M,152C,152Kにそれぞれ、各感光体の前側の軸が挿入され、位置決めされる。感光体(プロセスカートリッジ)が、装置本体内で前側板150と後側板110とに位置決めされる。また、転写装置10の3つの前側転写位置決め突起161が、それぞれ前側板150の前側転写用位置決め穴153に挿入され、転写装置10が前側板150と後側板110とに位置決めされる。このようにして、プロセスカートリッジ40、転写装置10が、前側板150と後側板110とに位置決めされたら、前側板150を書込フレーム130の前書込ステー131にねじ163で締結する。
本実施形態においては、本体フレーム100を介さずに直接、後側板110に書込フレーム130を位置決め固定するので、後側板110と書込フレームとをそれぞれ、本体フレームに位置決め固定する場合とは異なり、本体フレームの取り付け公差の積み上げがない。これにより、書込フレーム130と後側板110との位置精度を向上させることができる。また、書き込むフレーム130に直接、前側板150を位置決め固定するので、前側板150と書込フレーム130とをそれぞれ、本体フレームに位置決め固定する場合とは異なり、本体フレームの取り付け公差の積み上げがない。これにより、書込フレーム130と前側板150との位置精度を向上させることができる。これにより、書き込むフレームに位置決め固定される2個の書込ユニット20a、20bと、後側板110と前側板150とに位置決め固定される4個の感光体との位置偏差を抑えることができ、色ずれを抑制することができる。また、前側板と後側板とで4つの感光体を位置決めするので、各感光体同士の位置偏差を抑えることができる。また、4つの感光体を位置決めする前側板と後側板とで転写装置10を位置決めするので、各感光体と中間転写ベルトとの位置偏差も抑えることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(7)の態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
画像形成装置の骨格を形成する本体フレーム100と、感光体41などの潜像担持体の一端側を画像形成装置内で位置決め固定するための前側板150と、上記潜像担持体の他端側を画像形成装置内で位置決め固定するための後側板110と、上記潜像担持体に潜像を書き込む書込ユニット20a,20bなどの潜像書込手段を画像形成装置内で位置決め固定するための書込フレーム130とを備えた画像形成装置のフレーム構造において、上記後側板110を、上記本体フレーム100に位置決め固定し、上記書込フレーム130を、上記後側板110に位置決めして本体フレーム100に固定し、上記前側板150を上記書込フレーム130に位置決め固定し、後側板110を、本体フレーム100に対して少なくとも3点以上で固定し、かつ、複数の固定箇所のうち少なくと一箇所を、残りの固定箇所のうち2箇所の固定箇所を結んだ線に対して直交する方向にずらした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、書込ユニットなどの潜像書込手段と潜像担持体との位置精度を保ちつつ、本体フレーム100の剛性を高めることができ、本体フレーム100の変形を抑制することができる。
(2)
また、上記(1)に記載の態様の画像形成装置のフレーム構造において、上記書込フレーム130は、上記感光体41などの潜像担持体の軸方向に延びて上記書込ユニット20a,20bなどの潜像書込手段を支持するための支持ステー135a,135bを備え、上記支持ステー135a,135bの一端側を、上記後側板110で支持した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、上記支持ステーの一端を支持する部材(後書込ステー)を後側板110とは別に設けるものに比べて、部品点数を削減でき、装置のコストダウン、装置の軽量化を図ることができる。
(3)
また、上記(1)または(2)に記載の態様の画像形成装置のフレーム構造において、上記書込フレーム130の書込ユニットなどの潜像書込手段が設置される設置平面(本実施形態では支持ステー135a,135b)の平面度を調整する調整部材140を設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、書込ユニット20a,20bの装置本体に対する位置精度を高めることができる。
(4)
また、上記(3)に記載の態様の画像形成装置のフレーム構造において、上記書込フレーム130の書込ユニットなどの潜像書込手段が設置される設置平面(本実施形態では支持ステー135a,135b)の平面度を調整した後、調整部材140を固定した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、装置に衝撃などが加わったとき、調整部材が動いてしまうのを防止することができる。これにより、書込フレーム130の設置平面(本実施形態では支持ステー135a,135b)の平面度を経時にわたり維持することができる。
(5)
また、上記(3)または(4)に記載の態様の画像形成装置のフレーム構造において、調整部材140は、書込フレーム130の前側一端の本体フレーム100に対する高さ方向の位置を調整する。
かかる構成を備えることで、書込フレームの捩れを矯正して、書込フレーム130の設置平面(本実施形態では支持ステー135a,135b)の平面度を調整することができる。
(6)
また、上記(1)乃至(5)いずれかに記載の態様の画像形成装置のフレーム構造において、上記前側板150と上記後側板110とで、複数の感光体41などの潜像担持体と、複数の潜像担持体上の画像を順次転写体に転写する転写装置10とを位置決め固定する。
かかる構成を備えることで、潜像担持体間の位置偏差、各潜像担担持体と転写装置10との位置偏差を抑えることができ、色ずれが抑制された良好な画像を得ることができる。
(7)
感光体41などの潜像担持体と、上記潜像担持体表面に潜像を書き込む書込ユニット20a,20bなどの潜像書込手段と、上記潜像担持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置43などの現像手段と、上記潜像担持体表面の可視像を最終的にシートなどの記録媒体に転写する転写装置10などの転写手段とを備えた画像形成装置において、当該画像形成装置のフレーム構造として、上記(1)乃至(6)いずれかに記載の態様の画像形成装置のフレーム構造を用いた。
かかる構成を備えることで、良好な画像を得ることができる。
10:転写装置
20a,20b:書込ユニット
40:プロセスカートリッジ
41:感光体
43:現像装置
100:本体フレーム
101a:一端側前支柱
101b:他端側前支柱
102a:一端側後支柱
102b:他端側後支柱
103:底板
104:水平ステー
105:上部後ステー
106:仕切り板
107:給紙部後側板
108:仕切り板支持ステー
109:取り付けステー
110:後側板
111:後側感光体位置決め穴
112:後側転写用位置決め穴
113:書込フレーム位置決め穴
121a:一端側位置決め爪挿入穴
121b:他端側位置決め爪挿入穴
122:調整部材取り付け穴
130:書込フレーム
131:前書込ステー
131a:一端側位置決め爪
131b:他端側位置決め爪
131c:被支持穴
131e:前側板用位置決め突起
132a,132b:書込水平ステー
133:仕切りステー
133a:後固定部
134:書込仕切り板
134a:走査光透過穴
135a,135b:支持ステー
136:後位置決め爪136
137:後固定部
140:調整部材
141:嵌合部
142:支持突起
143:ねじ挿入穴
144:引っ掛け部
150:前側板
152:前側感光体位置決め穴
153:前側転写用位置決め穴
161:前側転写位置決め突起
特開2003−270886号公報 特開2004−29419号公報

Claims (7)

  1. 画像形成装置の骨格を形成する本体フレームと、
    潜像担持体の一端側を画像形成装置内で位置決めするための前側板と、
    上記潜像担持体の他端側を画像形成装置内で位置決めするための後側板と、
    上記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段を画像形成装置内で位置決めするための書込フレームとを備えた画像形成装置のフレーム構成において、
    上記後側板を、上記本体フレームに位置決め固定し、
    上記書込フレームを、上記後側板に位置決めして固定し、
    上記前側板を上記書込フレームに位置決め固定し、
    上記後側板を、上記本体フレームに対して少なくとも3点以上で固定し、かつ、複数の固定箇所のうち少なくとも一箇所を、残りの固定箇所のうち2箇所の固定箇所を結んだ線に対して直交する方向にずらしたことを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  2. 請求項1の画像形成装置のフレーム構造において、
    上記書込フレームは、上記潜像担持体の軸方向に延びて上記潜像書込手段を支持するための支持ステーを備え、
    上記支持ステーの一端側を、上記後側板で支持したことを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  3. 請求項1または2の画像形成装置のフレーム構造において、
    上記書込フレームの上記潜像書込手段が設置される設置平面の平面度を調整する調整部材を設けたことを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  4. 請求項3の画像形成装置のフレーム構造において、
    上記書込フレームの上記潜像書込手段が設置される設置平面の平面度を調整した後、調整部材を固定したことを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  5. 請求項3または4の画像形成装置のフレーム構造において、
    前記調整部材は、前記書込フレームの前側一端の前記本体フレームに対する高さ方向の位置を調整することを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  6. 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置にのフレーム構造において、
    前記前側板と前記後側板とで、複数の潜像担持体と、複数の潜像担持体上の画像を順次転写体に転写する転写装置とを位置決め固定することを特徴とする画像形成装置のフレーム構造。
  7. 潜像担持体と、
    上記潜像担持体表面に潜像を書き込む潜像書込手段と、
    上記潜像担持体表面の潜像を可視像に現像する現像手段と、
    上記潜像担持体表面の可視像を最終的に記録媒体に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
    当該画像形成装置のフレーム構造として、請求項1乃至6いずれかの画像形成装置のフレーム構造を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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