JP2010091693A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバー取付後に走査線湾曲補正手段にアクセスして走査線の湾曲を補正することができる光走査装置を提供すること。
【解決手段】各種光学部品と、光学部品の姿勢及び形状を変化させて走査線の湾曲を補正する走査線湾曲補正手段12を収納した筐体2の上面開口部をカバー5で覆って成る光走査装置1において、前記筐体2の外部から調整工具40を筐体2内に挿入して前記走査線湾曲補正手段12にアクセスするための工具挿入口13を前記カバー5に形成する。又、前記工具挿入口13を引き剥し可能なフィルムで密封する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真方式によって画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置とこれに備えられる光走査装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置にはレーザースキャナユニット(LSU)等の光走査装置が備えられている。
例えばレーザースキャナユニットは、筐体の内部にコリメータレンズ、シリンドリカルレンズ、走査レンズであるfθレンズ、反射ミラー等の各種光学部品の他、偏光手段であるポリゴンミラーとこれを回転駆動するポリゴンモータ等を収納して構成されている。このレーザースキャナユニットにおいては、光源であるレーザーダイオードから出射したレーザー光がコリメータレンズとシリンドリカルレンズを経由してポリゴンミラーに入射され、ポリゴンミラーで反射したレーザー光は、走査レンズを経由して反射ミラーで反射して感光ドラム等の像担持体上に結像されて露光走査し、該像担持体上に画像情報に応じた静電潜像が形成される。尚、像担持体上に形成された静電潜像は、現像装置によって現像剤であるトナーを用いて現像されてトナー像として顕像化され、このトナー像は用紙等の記録材上に転写される。そして、トナー像が転写された記録材は、定着装置へと搬送され、定着装置において熱と圧力によってトナー像の定着を受け、トナー像が定着された記録材は装置外へ排出されて一連の画像形成動作が完了する。
ところで、斯かる光装置においては、レンズや反射ミラー等の光学部品の製造誤差や組付誤差等のために像担持体上の走査線が湾曲し、画質の低下を招くという問題がある。
そこで、特許文献1には、光学部品の1つである反射ミラーを保持部材で保持し、反射ミラーの長手方向中央に走査線湾曲補正手段を設け、反射ミラーに入射する光ビームの撓み量を調整する提案がなされている。ここで、走査線湾曲補正手段は、調整ネジをドライバを用いて回して加圧調整用の板バネを撓み変形させ、該板バネの反射ミラーへの押圧力を調整することによって像担持体上の走査線の湾曲を補正するものである。
特開2006−017881号公報
ところで、走査線湾曲補正手段を備えた光走査装置においては、カバーを筐体に取り付ける前に走査線湾曲補正手段によって走査線の湾曲(「ボウ」)を補正する方式を採用していたため、補正後にカバーを筐体に取り付けると筐体が変形し、走査線の湾曲が再び発生してしまうという問題がある。このため、走査線の湾曲の補正はカバーを筐体に取り付けた後に行うことが望ましい。
しかしながら、従来の光走査装置においてはカバーを筐体に取り付けた後では調整用工具を筐体内部の走査線湾曲補正手段にアクセスすることができず、走査線湾曲補正手段によって走査線の湾曲を補正することができないという問題があった。特に、カラー画像形成装置において実使用時の走査線の湾曲が大きい場合には、色合わせが不可能である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、カバー取付後に走査線湾曲補正手段にアクセスして走査線の湾曲を補正することができる光走査装置とこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、各種光学部品と、光学部品の姿勢及び形状を変化させて走査線の湾曲を補正する走査線湾曲補正手段を収納した筐体の上面開口部をカバーで覆って成る光走査装置において、前記筐体外部から調整工具を筐体内に挿入して前記走査線湾曲補正手段にアクセスするための工具挿入口を前記カバーに形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記工具挿入口を引き剥し可能なフィルムで密封したことを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載の光走査装置を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、カバーを筐体に取り付けた後においても、該カバーに形成された工具挿入口から調整工具を筐体内に挿入して走査線湾曲補正手段にアクセスすることができるため、カバー取付後に走査線の湾曲を補正することができる。
請求項2記載の発明によれば、工具挿入口を引き剥し可能なフィルムで密封したため、該工具挿入口から筐体内への埃等の異物の侵入が防がれる。
請求項3記載の発明によれば、走査線の湾曲を補正して高質画像を安定的に得ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に係る画像形成装置を図1に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの断面図であり、図示のカラーレーザープリンタはタンデム型であって、その本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、像担持体である感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電器3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
ここで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、不図示の駆動モータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電器3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7’を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7’は、二次転写対向ローラ8’とテンションローラ9’との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8’は、二次転写部において中間転写ベルト7’を介して二次転写ローラ10’に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9’の近傍にはベルトクリーニング装置11’が設けられている。
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方には本発明に係る光走査装置(レーザースキャナユニット)1’が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14’が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14’には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14’の近傍には、給紙カセット14’から用紙を取り出すピックアップローラ15’と、取り出された用紙を分離して搬送パスLへと1枚ずつ送り出すフィードローラ16’とリタードローラ17’が設けられている。
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18’と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8’と二次転写ローラ10’との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19’が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の反転ローラ対20’が適当な間隔で設けられている。
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21’まで延びており、その途中には定着装置22’と排紙ローラ対23’,24’が設けられている。
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電器3a〜3dによって一様に帯電される。又、光走査装置1は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図示矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7’上に一次転写される。
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7’は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7’上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
以下同様にして、中間転写ベルト7’上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7’上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7’上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
そして、中間転写ベルト7’上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8’と二次転写ローラ10’間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14’からピックアップローラ15’とフィードローラ16’及びリタードローラ17’によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19’によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10’によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7’から一括して二次転写される。
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22’へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23’,24’によって排紙トレイ21’上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7’上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11’によって除去され、中間転写ベルト7’は次の画像形成に備えられる。
次に、本発明に係る前記光走査装置1について説明する。
図2及び図3は本発明に係る光走査装置の斜視図、図4は同光走査装置の内部構造を示す斜視図、図5は図3のA−A線断面図である。
本発明に係る光走査装置1は、樹脂にて矩形ボックス状に成形された筐体2内の中心部に偏光手段であるポリゴンミラー3とこれを回転駆動するポリゴンモータ4(図5参照)を配置し、これらの両側に2つの走査光学系20,30を対称に配置して構成されている(図5参照)。尚、図2、図3及び図5に示すように、筐体2の上部にはカバー5が被着され、筐体2の上面開口部がカバー5によって覆われるが、図4では筐体2の内部構造を示すためにカバー5を取り外した状態を図示している。
上記各走査光学系20,30は、光源であるレーザーダイオード6(図4参照)、不図示のコリメータレンズとシリンドリカルレンズ、走査レンズである2つのfθレンズ7,8(図4参照)及び3つの反射ミラー9,10,11(図5参照)をそれぞれ備えており、各走査光学系20,30のレーザーダイオード6から出射されたレーザー光は、コリメータレンズとシリンドリカルレンズによって線状の光束に集光された後、ポリゴンモータ4によって回転駆動されるポリゴンミラー3に対して対称な2方向から入射する。
上述のようにポリゴンミラー3に入射したレーザー光は、ポリゴンミラー3によって偏光走査され、その反射光は2つのfθレンズ7,8と3つの反射ミラー9〜11を経て図5に示す感光ドラム50上に結像され、結像された光束は、ポリゴンミラー3の回転によって感光ドラム50上を主走査方向に走査し、感光ドラム50の回転によって副走査方向に走査して感光ドラム50上に静電潜像を形成する。尚、本実施の形態に係る光走査装置1は、2つのレーザー光によって2つの感光ドラム50を露光走査するが、フルカラーレーザープリンタ等のカラー画像形成装置には斯かる光走査装置1が2組備えられ、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラック画像に対応したレーザー光によって4つの感光ドラム50が露光走査される。
而して、本実施の形態では、感光ドラム50上の走査線の湾曲は、図4に示すように、反射ミラー11に設けられた走査線湾曲補正手段12によって補正されるが、カバー5には、図5に示すように、筐体2の外部から調整工具40を筐体2内に挿入して走査線湾曲補正手段12にアクセスするための細長い矩形の工具挿入口13が各走査光学系20,30について1つずつ計2つ形成されている。尚、走査線の湾曲を補正するとき以外は、各工具挿入口13は、引き剥し可能な不図示のフィルムによって密封されている。フィルムに代えてシャッター機構等によって工具挿入口13を塞ぐようにしても良い。
次に、走査線湾曲補正手段の構成の詳細を図6〜図11に基づいて説明する。
図6は走査線湾曲補正手段が設けられた反射ミラーの正面図、図7は図6のB部拡大詳細図、図8は図7のC−C線断面図、図9は走査線湾曲補正手段の底面図(図6の矢視D方向の図)、図10は走査線湾曲補正手段の保持ブラケットの斜視図、図11は走査線湾曲補正方法を示す反射ミラーの部分斜視図である。
前記反射ミラー11は、上面が開口するチャンネル状のフレーム14によって長手方向両端が板金製のバネ部材15を介して支持されており、その長手方向中央には走査線湾曲補正手段12が歯配置されている。
上記走査線湾曲補正手段12は、反射ミラー11の幅方向中央部に係合する保持ブラケット16と、該保持ブラケット16と前記フレーム14の間に縮装されて保持ブラケット16を介して反射ミラー11の長手方向中央を図5及び図6の下方に引き付ける2つの圧縮バネ17と、前記フレーム14の底面に長手方向中央に突設されたボス部14Aに進退可能(上下動可能)に螺合して反射ミラー11の長手方向中央を前記圧縮バネ17による引き付け方向とは逆方向(図6及び図7の上方)に押圧する調整ネジ18とで構成されている。
ここで、上記保持ブラケット16は、図10に示すように、上面が開口するチャンネル状部材であって、その左右の上端縁の幅方向中央には内側に向かって折り曲げられた一対の係合爪16aがそれぞれ一体に形成され、各係合爪16aの両端には内側に向かって逆U字状に折り曲げられた板バネ16bがそれぞれ一体に形成されている。又、保持ブラケット16の底面の幅方向中央には円孔16cが形成され、その両側には前記圧縮バネ17の一端(下端)を係止するための各2つの三日月状の係止孔16dがそれぞれ形成されている。
而して、保持ブラケット16は、フレーム14とこれに保持された反射ミラー11の長手方向中央部を下方から覆うように開口部を上にして嵌め込まれ、その係合爪16aが反射ミラー11の上面に係合することによって該反射ミラー11に保持される。そして、保持ブラケット16とフレーム14との間に縮装された2つの圧縮バネ17によって保持ブラケット16が下方に付勢されることによって、該保持ブラケット16の係合爪16aが反射ミラー11に係合して該反射ミラー11の長手方向中央を下方へ引き付ける。これによって反射ミラー11は長手方向中央が下に凸となるように撓み変形する。尚、反射ミラー11の幅方向中央は、長手方向に対して直角方向(図6及び図7の紙面垂直方向)の2面が保持ブラケット16の板バネ16bによって保持されている。
又、図8に詳細に示すように、フレーム14の底面の長手方向中央に突設されたボス部14Aにはネジ孔14aが刻設されており、このネジ孔14には前記調整ネジ18のネジ部18aが下方から螺合している。そして、この調整ネジ18のフレーム14内に臨む先端部は反射ミラー11底面の長手方向中央に当接している。又、調整ネジ18のフレーム14から下方へ突出する外径部のネジ部18aに隣接する部分には六角柱状部18bが一体に形成され、図11に示すように、調整ネジ18の下端面にはドライバが係合するための十字穴18cが形成されており、図8に示すように、十字穴18cは、保持ブラケット16の底面に形成された円孔16cから下方に向かって露出している。
又、図6に示すように、保持ブラケット16の側部には矩形状の工具差込孔16eが形成されており、この工具差込孔16eには調整ネジ18の前記六角柱状部18bが臨んでいる。
而して、前述のように反射ミラー11は、その長手方向中央部が2つの圧縮バネ17によって下方に引き付けられて下に凸となるように撓み変形する反面、その下面に当接する調整ネジ18による上方への押し付けによって上に凸となるように撓み変形する。従って、走査線の湾曲補正(ボウ補正)に際しては、図11に示すように、保持ブラケット16の側部に形成された工具差込孔16eから前記調整工具40の先端を差し込み、その先端を調整ネジ18の六角柱状部18bに係合させて該調整工具40によって調整ネジ18を回せば、該調整ネジ18の先端による反射ミラー11に対する上方への押圧力が調整され、図5に示す感光ドラム50上での走査線の湾曲が補正される。
ところで、前記理由によって走査線の湾曲の補正はカバー5を筐体2に取り付けた後に行うことが望ましいが、本実施の形態では、カバー5に工具挿入口13を形成したため、カバー5を筐体2に取り付けた後においても、図5に示すように、工具挿入口13から調整工具40を筐体2内に挿入して走査線湾曲補正手段12にアクセスすることができるため、カバー5を筐体2に取り付けた後に走査線の湾曲を補正することができる。
又、カバー5に形成された工具挿入口13を引き剥し可能なフィルムで密封したため、該工具挿入口13から筐体2内への埃等の異物の侵入が防がれるという効果も得られる。
本発明に係るカラーレーザープリンタの断面図である。 本発明に係る光走査装置の斜視図である。 本発明に係る光走査装置の斜視図である。 本発明に係る光走査装置の内部構造を示す斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 走査線湾曲補正手段が設けられた反射ミラーの正面図である。 図6のB部拡大詳細図である。 図7のC−C線断面図である。 走査線湾曲補正手段の底面図(図6の矢視D方向の図)である。 走査線湾曲補正手段の保持ブラケットの斜視図である。 走査線湾曲補正方法を示す反射ミラーの部分斜視図である。
符号の説明
1 光走査装置
2 筐体
3 ポリゴンミラー
4 ポリゴンモータ
5 カバー
6 レーザーダイオード
7,8 fθレンズ
9〜11 反射ミラー
12 走査線湾曲補正手段
13 工具挿入口
14 フレーム
14A フレームのボス部
14a ボス部のネジ孔
15 バネ部材
16 保持ブラケット
16a 保持ブラケットの係合爪
16b 保持ブラケットの板バネ
16c 保持ブラケットの円孔
16d 保持ブラケットの係止孔
16e 保持ブラケットの工具差込孔
17 圧縮バネ
18 調整ネジ
18a 調整ネジのネジ部
18b 調整ネジの六角柱状部
18c 調整ネジの十字穴
20,30 走査光学系
40 調整工具
50 感光ドラム

Claims (3)

  1. 各種光学部品と、光学部品の姿勢及び形状を変化させて走査線の湾曲を補正する走査線湾曲補正手段を収納した筐体の上面開口部をカバーで覆って成る光走査装置において、
    前記筐体外部から調整工具を筐体内に挿入して前記走査線湾曲補正手段にアクセスするための工具挿入口を前記カバーに形成したことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記工具挿入口を引き剥し可能なフィルムで密封したことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 請求項1又は2記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012145665A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置

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