JP2013253358A - 紡績機 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッケージの生産効率を向上させる技術を提供する。
【解決手段】繊維束Fを撚ることで紡績糸Yを製造する紡績装置3と、前記紡績糸Yを巻き取ることでパッケージPを作成する巻取装置6と、前記紡績糸Yが不連続となったときに、前記紡績装置3側の前記紡績糸Yを捕捉する捕捉動作を行なう第一捕捉部23aと、前記第一捕捉部23aが前記紡績糸Yの捕捉に失敗した場合、該第一捕捉部23aによる前記捕捉動作を継続させるように前記第一捕捉部23aを制御する制御装置40と、を備える、とした。
【選択図】図9

Description

本発明は、紡績機の技術に関する。
従来より、複数の紡績ユニットからなる紡績機が知られている(例えば特許文献1参照)。各紡績ユニットは、紡績糸を製造する紡績装置と、パッケージを作成する巻取装置と、を備えている。紡績機には、一の紡績ユニットで紡績糸が不連続(紡績糸を切った又は紡績糸が切れた)となった場合に、該紡績ユニットまで走行して糸継作業を行なう作業台車が設けられている。作業台車には、紡績糸を継ぎ合わせる糸継装置と、紡績糸を糸継装置へ案内する案内装置と、を備えている。
以下に、紡績ユニットと作業台車による糸継作業を簡単に説明する。まず、巻取方向に回転するパッケージの回転を停止させ、パッケージを巻取方向とは反対方向である解舒方向に回転させる。その後、作業台車は、案内装置によって紡績糸を捕捉するとともに、紡績糸を糸継装置へ案内して、二つに分断していた紡績糸を糸継装置により継ぎ合わせる。
案内装置の動作についてより詳細に説明する。案内装置は、主に第一捕捉部と第二捕捉部で構成される。第一捕捉部は、所定の捕捉位置まで移動して紡績装置側の紡績糸を捕捉する。第二捕捉部は、所定の捕捉位置まで移動して巻取装置側の紡績糸を捕捉する。その後、第一捕捉部と第二捕捉部は、紡績糸を捕捉した状態で糸継位置まで移動して、紡績糸を糸継装置へ案内する。これにより、糸継装置は、紡績装置側の紡績糸と巻取装置側の紡績糸を継ぎ合わせることができる。
従来の紡績機では、第一捕捉部が紡績糸の捕捉又は案内に失敗した場合、第一捕捉部を待機位置まで一旦戻した後に再び第一捕捉部を捕捉位置まで移動させて、第一捕捉部による紡績糸の捕捉を行っていた。また、従来の紡績機では、第一捕捉部が紡績糸の捕捉又は案内に失敗した場合、第二捕捉部を待機位置まで一旦戻し、糸継装置まで案内していた紡績糸は巻取装置により再び巻き取られていた。そして、第二捕捉部を捕捉位置まで移動させて、第二捕捉部による紡績糸の捕捉を再度行なっていた。従来の紡績機では、糸継作業時の動作をカム機構を用いて実現していたため、一連の動作が一旦最後まで行われていた。
従って、従来の紡績機では、第一捕捉部が紡績糸の捕捉又は案内に失敗した場合、糸継作業時の一連の動作を最初から再び行なうため、糸継作業にかかる時間が長くなるという問題を有していた。また、従来の紡績機では、糸継作業時の動作を最初から繰り返さなければ異常と判定できないため、アラームが作動するまでの時間が長くなるという問題を有していた。更に、従来の紡績機では、第二捕捉部が糸継装置まで案内していた紡績糸を巻取装置が巻き取る際に、紡績糸が綾振装置によってトラバースされてしまうため、第二捕捉部による紡績糸の捕捉がより困難となる場合もあった。
特開2011−38225号公報
本発明は、パッケージの生産効率を向上させる技術を提供することを目的としている。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
第1の発明の紡績機は、繊維束を撚ることで紡績糸を製造する紡績装置と、前記紡績糸を巻き取ることでパッケージを作成する巻取装置と、前記紡績糸が不連続となったときに、前記紡績装置側の前記紡績糸を捕捉する捕捉動作を行なう第一捕捉部と、前記第一捕捉部が前記紡績糸の捕捉に失敗した場合、該第一捕捉部による前記捕捉動作を継続させるように前記第一捕捉部を制御する制御装置と、を備える。
第2の発明の紡績機は、第1の発明に係る紡績機であって、前記不連続となった紡績糸を継ぎ合わせる糸継装置を具備する。前記第一捕捉部は、前記捕捉した紡績糸を前記糸継装置へ案内できるように構成されている。前記制御装置は、前記第一捕捉部が前記糸継装置への前記紡績糸の案内に失敗すると、前記捕捉動作を行なうように前記第一捕捉部を制御する。
第3の発明の紡績機は、第2の発明に係る紡績機であって、前記紡績糸が不連続となったときに、前記巻取装置側の前記紡績糸を捕捉して、前記糸継装置へ案内する第二捕捉部を具備する。前記制御装置は、前記第二捕捉部が前記糸継装置への前記紡績糸の案内に成功すると、前記第一捕捉部が前記紡績糸の案内に成功するまで前記第二捕捉部を待機させるように前記第二捕捉部を制御する。
第4の発明の紡績機は、第1から第3のいずれかの発明に係る紡績機であって、前記紡績装置のクリーニングを行なうクリーニング部を更に備える。前記制御装置は、前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉の失敗後の捕捉動作の継続中に、クリーニングを行なうようにクリーニング部を制御する。
第5の発明の紡績機は、第1から第4のいずれかの発明に係る紡績機であって、前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉又は案内の失敗した回数を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記回数が予め定められた回数を超えたことを報知する報知部と、を更に備える。
第6の発明の紡績機は、第1から第5のいずれかの発明に係る紡績機であって、前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉を検出する第一検出部を備える。
第7の発明の紡績機は、第1から第6のいずれかの発明に係る紡績機であって、前記第二捕捉部による前記紡績糸の捕捉を検出する第二検出部を備える。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の発明によれば、第一捕捉部が紡績糸の捕捉に失敗した場合、該第一捕捉部による捕捉動作を継続させる。これにより、糸継作業時の動作を最初から再度行なわないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージの生産効率を向上させることが可能となる。
第2の発明によれば、制御装置は、第一捕捉部が糸継装置への紡績糸の案内に失敗すると、捕捉動作を行なうように第一捕捉部を制御する。これにより、糸継作業時の動作を最初から再度行なわないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージの生産効率を向上させることが可能となる。
第3の発明によれば、制御装置は、第二捕捉部が糸継装置への紡績糸の案内に成功すると、第一捕捉部が紡績糸の案内に成功するまで第二捕捉部を待機させるように第二捕捉部を制御する。これにより、糸継作業時の動作を最初から再度行なわないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージの生産効率を向上させることが可能となる。また、従来の紡績機のように、紡績糸がトラバースされてしまうことで第二捕捉部による捕捉がより困難となり、紡績糸の捕捉に失敗するという問題を生じない。
第4の発明によれば、第一捕捉部による紡績糸の捕捉の失敗後の捕捉動作の継続中に、クリーニングを行なうようにクリーニング部を制御する。これにより、第一捕捉部による紡績糸の捕捉が成功する確率を上げることができ、パッケージの生産効率を向上させることが可能となる。
第5の発明によれば、第一捕捉部による紡績糸の捕捉又は案内の失敗した回数を取得する取得部と、取得部が取得した回数が予め定められた回数を超えたことを報知する報知部と、を更に備える。第一捕捉部による紡績糸の捕捉又は案内に所定回数失敗した場合、第一捕捉部による紡績糸の捕捉又は案内を継続しても成功の可能性が低いと想定される。従って、報知部により報知することにより、オペレータに素早く状況を知らせることができる。
第6の発明によれば、第一捕捉部による紡績糸の捕捉を検出する第一検出部を備える。これにより、紡績糸を捕捉したことを検出することができる。
第7の発明によれば、第二捕捉部による紡績糸の捕捉を検出する第一検出部を備える。これにより、紡績糸を捕捉したことを検出することができる。
紡績機100の全体構成を示す図。 紡績ユニット10と作業台車20の構成を示す図。 パッケージPの回転を停止させる動作を示す図。 パッケージPを逆転させる動作を示す図。 第一捕捉部23a及び第二捕捉部23bが紡績糸Yを捕捉する動作を示す図。 第一捕捉部23a及び第二捕捉部23bが紡績糸Yを案内する動作を示す図。 パッケージPの作成を再開する動作を示す図。 紡績ユニット10による紡績糸Yの糸継作業の動作を示すフローチャート図。 紡績ユニット10による紡績糸Yの糸継作業の動作を示すフローチャート図。 第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に失敗した場合の動作を示す図。 第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に失敗した場合の動作を示す図。
まず、図1を参照しながら、紡績機100について簡単に説明する。図中に示す黒塗りの矢印は、作業台車20の走行方向を示している。また、図中に示す白塗りの矢印は、玉揚台車30の走行方向を示している。
紡績機100は、主に複数の紡績ユニット10で構成される。紡績機100には、作業台車20と、玉揚台車30と、制御装置40と、が設けられている。
紡績ユニット10は、繊維束Fを牽伸するとともに、牽伸された繊維束Fを撚ることで紡績糸Yを製造できる。紡績ユニット10は、紡績糸Yを巻き取ることでパッケージPを作成できる。なお、紡績ユニット10の詳細な構成については後述する。
作業台車20は、紡績ユニット10の並び方向に延設されたレールR1に沿って走行できる。作業台車20は、一の紡績ユニット10で紡績糸Yが不連続となった場合に、該紡績ユニット10まで走行して糸継作業を行なう。作業台車20は、紡績ユニット10の台数に応じて一台又は複数台設けられる。なお、作業台車20の詳細な構成についても後述する。
玉揚台車30は、紡績ユニット10の並び方向に延設されたレールR2に沿って走行できる。玉揚台車30は、一の紡績ユニット10でパッケージPが満巻状態となった場合に、該紡績ユニット10まで走行してパッケージPを回収できる。また、玉揚台車30は、紡績ユニット10に新たなボビンBを装着できる。玉揚台車30は、紡績ユニット10の台数に応じて一台又は複数台設けられる。
制御装置40は、各紡績ユニット10及び/又は作業台車20を制御できる。制御装置40は、一の紡績ユニット10で紡績糸Yが不連続となった場合に、該紡績ユニット10を制御してパッケージPの作成を中断させる。制御装置40は、紡績ユニット10及び作業台車20を制御して糸継作業を行なわせた後に、紡績ユニット10を制御してパッケージPの作成を再開させる。また、制御装置40には、案内装置23による紡績糸Yの捕捉及び/又は案内の失敗回数を取得する取得部401と、紡績機100で発生する異常を報知する報知部402が設けられている。
次に、図2を参照して、紡績ユニット10と作業台車20の構成について詳細に説明する。図中に示す黒塗りの矢印は、繊維束Fならびに紡績糸Yの送り方向を示している。また、図中に示す白塗りの矢印は、パッケージPの回転方向を示している。
まず、紡績ユニット10について説明する。紡績ユニット10は、繊維束Fならびに紡績糸Yの送り方向に沿って、スライバ供給装置1と、ドラフト装置2と、紡績装置3と、欠点検出装置4と、張力安定装置5と、巻取装置6と、を備えている。
スライバ供給装置1は、繊維束Fをドラフト装置2へ供給する。スライバ供給装置1は、スライバケース11と、スライバガイド(図示せず)と、を備えている。スライバケース11に貯溜された繊維束Fは、スライバガイドによって案内されてドラフト装置2へ導かれる。
ドラフト装置2は、繊維束Fを牽伸して該繊維束Fの太さを均一化する。ドラフト装置2は、繊維束Fの送り方向に沿って、バックローラ対2aと、サードローラ対2bと、ミドルローラ対2cと、フロントローラ対2dと、の四組のドラフトローラ対2a・2b・2c・2dを備えている。ドラフトローラ対2a・2b・2c・2dは、動力機構を介して回転されるボトムローラと、該ボトムローラに接触した状態で従動して回転するトップローラと、で構成される。ミドルローラ対2cを構成するボトムローラとトップローラには、エプロンバンドが巻回されている。ドラフトローラ対2a・2b・2c・2dは、ボトムローラとトップローラが繊維束Fを挟み込んだ状態で回転するため、該繊維束Fを送り出すことができる。このため、ドラフト装置2は、互いに隣接するドラフトローラ対2a・2b・2c・2dの送り出し速度の差異によって繊維束Fを牽伸できる。
紡績装置3は、繊維束Fを撚ることで紡績糸Yを製造する。具体的に説明すると、紡績装置3は、繊維束Fを構成する各繊維を空気の気流によって旋回させることで紡績糸Yを製造する。紡績装置3は、繊維束Fの送り方向に沿って、ドラフト装置2の下流側に配置されている。紡績装置3は、適度に牽伸された繊維束Fから紡績糸Yを製造することができる。
紡績装置3は、詳細な説明と図示は省略するが、繊維案内部と、旋回流発生ノズルと、中空ガイド軸体と、を備えている。繊維案内部は、針状部材により、ドラフト装置2から送られた繊維束Fを紡績装置3の内部に形成される紡績室に案内する。旋回流発生ノズルは、繊維束Fの経路の周囲に配置され、紡績室内に旋回流を発生させる。この旋回流によって、紡績室内の繊維束Fの繊維端が反転され旋回する。中空ガイド軸体は、紡績された紡績糸Yを紡績室から紡績装置3の外部へと案内する。
欠点検出装置4は、製造された紡績糸Yの欠点部分を検出する。具体的に説明すると、欠点検出装置4は、発光ダイオードを光源として紡績糸Yを照射し、該紡績糸Yからの反射光量を検出する。欠点検出装置4は、図示しないアナライザを介して制御装置40に接続されている。このため、制御装置40は、欠点検出装置4からの信号に基づいて欠点部分の有無を判断できる。なお、欠点検出装置4の近傍には、紡績糸Yを切断できるカッタ41が付設されている。「紡績糸Yの欠点部分」とは、紡績糸Yの一部分が太過ぎる(太糸)若しくは細過ぎる(細糸)異常の他、紡績糸Yに異物が介在している場合が含まれる。なお、紡績ユニット10は、紡績装置3への空気の供給を停止し、紡績糸Yの製造を中止することによって、該紡績糸Yを切断しても良い。この場合、カッタ41を省略することができる。
張力安定装置5は、紡績糸Yに掛かる張力を適度に保ち安定させる。張力安定装置5は、解舒部材51と、ローラ52と、を備えている。解舒部材51は、紡績糸Yに掛かる張力が低い場合にローラ52とともに回転し、該ローラ52に紡績糸Yを巻き付ける。また、解舒部材51は、紡績糸Yに掛かる張力が高い場合にローラ52から独立して回転し、該ローラ52に巻き付けられた紡績糸Yを解舒する。このため、張力安定装置5は、紡績糸Yに掛かる張力を適度に保ち安定させることができる。
巻取装置6は、紡績糸Yを巻き取ってパッケージPを作成する。巻取装置6は、駆動ローラ61と、クレードル62と、綾振装置63と、を備えている。駆動ローラ61は、クレードル62によって回転自在に把持されたボビンBを回転させる。綾振装置63は、紡績糸Yを綾振する。これにより、巻取装置6は、ボビンBに紡績糸Yを綾振しつつ巻き取ってパッケージPを作成することができる。
次に、作業台車20について説明する。作業台車20は、制動装置21と、逆転装置22と、案内装置23と、糸継装置24と、を備えている。
制動装置21は、プレート21aをパッケージPに押し当てて該パッケージPの回転を停止させる(図3参照)。制動装置21は、パッケージPに接触するプレート21aと、該プレート21aを支持するフレーム21bと、を備える。
逆転装置22は、逆転ローラ22aをパッケージPに接触させて該パッケージPを逆転させる(巻取方向とは反対方向に回転させる)(図4参照)。逆転装置22は、パッケージPを逆転させる逆転ローラ22aと、該逆転ローラ22aを支持するフレーム22bと、を備える。
案内装置23は、分断された紡績糸Yを捕捉するとともに、紡績糸Yを糸継装置24へ案内する(図5及び図6参照)。案内装置23は、紡績装置3側の紡績糸Yを捕捉して糸継装置24へ案内できる第一捕捉部23aと、巻取装置6側の紡績糸Yを捕捉して糸継装置24へ案内できる第二捕捉部23bと、で構成される。なお、第一捕捉部23aと第二捕捉部23bの詳細な動作態様については後述する。
糸継装置24は、分断された紡績糸Yを継ぎ合わせる。具体的に説明すると、糸継装置24は、紡績装置3側の紡績糸Yと巻取装置6側の紡績糸Yを継ぎ合わせる。なお、「分断された紡績糸Y」とは、紡績糸Yを切断した場合と、異常な張力が掛かって紡績糸Yが切れた場合と、の少なくともいずれかを含む概念である。
次に、図3から図7を参照して、欠点検出装置4が紡績糸Yの欠点部分を検出した場合に、紡績ユニット10がパッケージPの作成を中断してから再開するまでの一連の動作について説明する。図中に示す黒塗りの矢印は、紡績ユニット10及び作業台車20を構成する各部材の動作方向を示している。また、図中に示す白塗りの矢印は、パッケージPの回転方向を示している。
欠点検出装置4が紡績糸Yの欠点部分を検出した場合、制御装置40はカッタ41を制御し、カッタ41により紡績糸Yを切断する。これにより、分断された紡績糸Yの一端(カッタ41よりも下流側の紡績糸Y)は、パッケージPに巻き取られる。また、分断された紡績糸Yの他端(カッタ41よりも上流側の紡績糸Y)は、図示しない吸引口に吸い込まれて保持される。作業台車20は、カッタ41が紡績糸Yを切断した直後に、かかる紡績ユニット10まで走行する。
次に、制御装置40は、クレードル62を回動させ、駆動ローラ61からパッケージPが離間される(図3参照)。そして、制御装置40は、制動装置21を制御して、パッケージPにプレート21aを接触させて該パッケージPの回転を停止させる(図3参照)。
次に、制御装置40は、逆転装置22を制御してパッケージPを逆転させる。これにより、第二捕捉部23bがパッケージPに巻き取られた紡績糸Yを捕捉できる。まず、制御装置40は、フレーム21bを回動させてパッケージPからプレート21aを離間させる(図4参照)。その後、制御装置40は、逆転ローラ22aをパッケージPに接触させて該パッケージPを逆転させる(図4参照)。
次に、制御装置40は案内装置23を制御し、案内装置23は紡績糸Yを捕捉する。具体的には、第一捕捉部23aは、待機位置から捕捉位置Pa1まで移動(上方へ回動)するとともに、吸入口23amから空気を吸い込むことで、紡績装置3から紡出された紡績糸Yを捕捉する(図5参照)。第二捕捉部23bは、待機位置から捕捉位置Pb1まで移動(下方へ回動)するとともに、吸入口23bmから空気を吸い込むことで、パッケージPに巻き取られた紡績糸Yを捕捉する(図5参照)。
次に、制御装置40は案内装置23を制御し、案内装置23は紡績糸Yを糸継装置24へ案内する。具体的には、第一捕捉部23aは、紡績糸Yを捕捉した状態で捕捉位置Pa1から糸継位置Pa2まで移動(下方へ回動)することで、紡績糸Yを糸継装置24へ案内する(図6参照)。第二捕捉部23bは、紡績糸Yを捕捉した状態で捕捉位置Pb1から糸継位置Pb2まで移動(上方へ回動)することで、紡績糸Yを糸継装置24へ案内する(図6参照)。
次に、制御装置40は糸継装置24を制御し、糸継装置24は紡績装置3側の紡績糸Yと巻取装置6側の紡績糸Yを継ぎ合わせる。糸継装置24は、各紡績糸Yの端部を解撚した後に、互いに重ね合わせた状態で撚ることで、分断されていた紡績糸Yを継ぎ合わせる。
上記の糸継作業が完了すると、制御装置40は、フレーム22bを回動させてパッケージPから逆転ローラ22aを離間させる(図7参照)。その後、制御装置40は、クレードル62を回動させて駆動ローラ61にパッケージPを接触させる(図7参照)。これにより、紡績ユニット10は、パッケージPの作成を再開することができる。
ここで、図8及び図10を参照して、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に失敗した場合について説明する。図10において、黒塗りの矢印は、第一捕捉部23aの動作方向を示しており、白塗りの矢印は、パッケージPの回転方向を示している。
ステップS101において、制御装置40は、第二捕捉部23bに対してパッケージPに巻き取られた紡績糸Yの捕捉を指示する(図5参照)。
ステップS102において、制御装置40は、第二捕捉部23bに設けられた第二検出部23bsが紡績糸Yを検出した場合に、紡績糸Yの捕捉に成功したと判断する(ステップS102:YES)。制御装置40は、第二捕捉部23bが紡績糸Yの捕捉に成功したと判断した場合にステップS103へ移行し、紡績糸Yの捕捉に失敗したと判断した場合にステップS212へ移行する。
ステップS103において、制御装置40は、第二捕捉部23bに対してパッケージPに巻き取られた紡績糸Yの案内を指示する(図6参照)。
ステップS104において、制御装置40は、第二捕捉部23bが糸継位置Pb2に移動するまで、第二検出部23bsが紡績糸Yを検出し続けた場合に、紡績糸Yの案内に成功したと判断する(ステップS104:YES)。制御装置40は、第二捕捉部23bが紡績糸Yの案内に成功したと判断した場合にステップS105へ移行し、紡績糸Yの案内に失敗したと判断した場合にステップS212へ移行する。
ステップS105において、制御装置40は、第一捕捉部23aに対して紡績装置3から紡出された紡績糸Yの捕捉を指示する(図5参照)。
ステップS106において、制御装置40は、第一捕捉部23aに設けられた第一検出部23asが紡績糸Yを検出した場合に、紡績糸Yの捕捉に成功したと判断する(ステップS106:YES)。制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に成功したと判断した場合にステップS107へ移行し、紡績糸Yの捕捉に失敗したと判断した場合にステップS216へ移行する。
ステップS216において、制御装置40は、紡績装置3のクリーニングを行なう。紡績装置3に繊維屑等が堆積したことに起因して、第一捕捉部23aによる紡績糸Yの捕捉が困難になっている場合があるため、ステップS216において、紡績装置3のクリーニングを行なっている。制御装置40は、図示しない電磁バルブを制御して、紡績装置3へ空気を吹きかける。空気は、紡績装置3の近傍に設けられたノズル31(クリーニング部)から噴出される。なお、第一捕捉部23aは、捕捉位置Pa1で停止した状態で維持される。紡績装置3のクリーニングは、紡績装置3の旋回流発生ノズル(クリーニング部)により行なうこともできる。具体的には、紡績装置3において、中空ガイド軸体を繊維案内部から離間する方向に移動させ、紡績室を開放する。そして、中空ガイド軸体の上流側の端部に対して、旋回流発生ノズルから空気を吹き付ける。
ステップS216において紡績装置3のクリーニングを行なった後、ステップS226において、制御装置40は、第一捕捉部23aに対して紡績装置3から紡出された紡績糸Yの捕捉を指示する(図10参照)。具体的に説明すると、制御装置40は、第一捕捉部23aが捕捉位置Pa1で停止しているので、吸入口23amから空気を吸入することのみを指示する。
ステップS236において、制御装置40は、第一捕捉部23aに設けられた第一検出部23asが紡績糸Yを検出した場合に、紡績糸Yの捕捉に成功したと判断する(ステップS236:YES)。制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に成功したと判断した場合にステップS107へ移行し、紡績糸Yの捕捉に失敗したと判断した場合にステップS246へ移行する。
ステップS107において、制御装置40は、第一捕捉部23aに対して紡績装置3から紡出された紡績糸Yの案内を指示する(図6参照)。
ステップS108において、制御装置40は、第一捕捉部23aが糸継位置Pa2に移動するまで、第一検出部23asが紡績糸Yを検出し続けた場合に、紡績糸Yの案内に成功したと判断する(ステップS108:YES)。制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に成功したと判断した場合にステップS109へ移行し、紡績糸Yの案内に失敗したと判断した場合にステップS318へ移行する(図9参照)。
ステップS109において、制御装置40は、糸継装置24に対して分断されていた紡績糸Yを継ぎ合わせるように指示し、糸継装置24は糸継作業を行なう。
このように、制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に失敗すると(ステップS106:NO)、該第一捕捉部23aを捕捉位置Pa1において再び紡績糸Yの捕捉を行なわせる。これにより、糸継作業時の動作を最初から再度行なわないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージPの生産効率を向上させることが可能となる。
なお、ステップS212において、制御装置40は、取得部401が取得した失敗回数が予め設定された回数を超えていないと判断した場合にステップS101へ移行し、予め設定された回数を超えていると判断した場合にステップS246へ移行する。
次に、図9及び図11を参照して、第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に失敗した場合について説明する。図11において、黒塗りの矢印は、紡績ユニット10及び作業台車20を構成する各部材の動作方向を示しており、白塗りの矢印は、パッケージPの回転方向を示している。
ステップS318において、制御装置40は、紡績装置3のクリーニングを行なう。クリーニングの詳細については、ステップS216と同様である。
ステップS328において、制御装置40は、第一捕捉部23aに対して紡績装置3から紡出された紡績糸Yの捕捉を指示する(図11参照)。具体的に説明すると、制御装置40は、第一検出部23asが紡績糸Yを検出できなくなった場所から直ちに捕捉位置Pa1へ移動するとともに、吸入口23amから空気を吸入することを第一捕捉部23aに対して指示する。
ステップS338において、制御装置40は、第一捕捉部23aに設けられた第一検出部23asが紡績糸Yを検出した場合に、紡績糸Yの捕捉に成功したと判断する(ステップS338:YES)。制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に成功したと判断した場合にステップS348へ移行し、紡績糸Yの捕捉に失敗したと判断した場合にステップS418へ移行する。
ステップS348において、制御装置40は、第一捕捉部23aを制御して紡績装置3から紡出された紡績糸Yの案内を指示する(図6参照)。
ステップS358において、制御装置40は、第一捕捉部23aが糸継位置Pa2に移動するまで、第一検出部23asが紡績糸Yを検出し続けた場合に、紡績糸Yの案内に成功したと判断する(ステップS358:YES)。制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に成功したと判断した場合にステップS109へ移行し(図8参照)、紡績糸Yの案内に失敗したと判断した場合にステップS246へ移行する。
このように、制御装置40は、第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に失敗すると、該第一捕捉部23aを直ちに捕捉位置Pa1まで移動させて紡績糸Yの捕捉を行なわせる。これにより、糸継作業時の動作を最初からやり直さないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージPの生産効率を向上させることが可能となる。
なお、ステップS418において、制御装置40は、取得部401が取得した失敗回数が、予め設定された回数を超えていないと判断した場合にステップS318へ移行し、予め設定された回数を超えていると判断した場合にステップS246へ移行する。
本実施形態では、第二捕捉部23bによる紡績糸Yの捕捉動作を先に行ない、第二捕捉部23bによる紡績糸Yの案内動作が成功した後に、第一捕捉部23aの捕捉動作を行なっている。しかし、第一捕捉部23aと第二捕捉部23bの捕捉動作と案内動作は、同時に行なっても良いし、第一捕捉部23aの捕捉動作と案内動作を先に行なっても良い。
また、第一捕捉部23aが糸継装置24へ紡績糸Yを案内している途中で紡績糸Yの案内に失敗した場合、待機位置である原点まで一度戻り、再び、紡績装置3の下流側の捕捉位置Pa1へ移動しても良い。又は、待機位置に戻らずに、紡績装置3の下流側の捕捉位置Pa1へ移動しても良い。
次に、本紡績機100の他の特徴点について説明する。
制御装置40は、ステップS102で第二捕捉部23aが紡績糸Yの案内に成功したと判断した場合、該第二捕捉部23aに紡績糸Yを捕捉した状態で維持させる。具体的に説明すると、制御装置40は、第二捕捉部23aが紡績糸Yを保持した状態で維持できるように、吸入口23bmから空気を吸入し続けることを指示する。なお、第二捕捉部23bは、糸継位置Pb2で停止した状態で維持される。
このようにして、制御装置40は、第二捕捉部23bが紡績糸Yの案内に成功すると(ステップS102:YES)、該第二捕捉部23bを紡績糸Yを保持した状態で糸継位置Pb2で停止させて第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に成功するまで待機させる。これにより、糸継作業時の動作を最初から再度行なわないため、糸継作業にかかる時間を短縮でき、パッケージPの生産効率を向上させることが可能となる。また、従来の紡績機のように、紡績糸Yがトラバースされてしまうことで第二捕捉部23bによる捕捉がより困難となり、紡績糸Yの捕捉に失敗するという問題を生じない。
また、制御装置40は、ステップS246でアラームを作動するように設定されている。つまり、制御装置40は、紡績糸Yの捕捉に所定回数(例えば、2回)連続して失敗した場合と紡績糸Yの案内に所定回数(例えば、2回)連続して失敗した場合に、報知部402であるアラームを作動させる。
このように、制御装置40は、第一捕捉部23aによる紡績糸Yの捕捉又は案内の失敗した回数を把握でき、予め定められた回数を超えるとアラームを作動させる。これにより、糸継作業時の動作を最初から繰り返さなくとも異常と判定できるため、オペレータに素早く状況を知らせることができ、パッケージPの生産効率を向上させることが可能となる。
本紡績機100の制御装置40では、紡績糸Yの捕捉又は案内に連続して二回失敗するとアラームを作動させるが、失敗の回数について限定するものではない。従って、例えば連続して三回失敗するとアラームを作動させるように設定しても良い。
アラームを作動した後、作業台車20は、糸継作業を要求している他の紡績ユニット10へ移動し、当該紡績ユニット10に対して糸継作業を行なうことができる。従って、紡績機100全体としての作業効率が向上する。
紡績機100は、繊維束Fを撚ることで紡績糸Yを製造する紡績装置3と、紡績糸Yを巻き取ることでパッケージPを作成する巻取装置6と、紡績糸Yが不連続となったときに、紡績装置3側の紡績糸Yを捕捉する捕捉動作を行なう第一捕捉部23aと、第一捕捉部23aが紡績糸Yの捕捉に失敗した場合、第一捕捉部23aによる前記捕捉動作を継続させるように第一捕捉部23aを制御する制御装置40と、を備える。
紡績機100は、不連続となった紡績糸Yを継ぎ合わせる糸継装置24を具備する。第一捕捉部23aは、捕捉した紡績糸Yを糸継装置24へ案内できるように構成されている。制御装置40は、第一捕捉部23aが糸継装置24への紡績糸Yの案内に失敗すると、前記捕捉動作を行なうように第一捕捉部23aを制御する。
紡績機100は、紡績糸Yが不連続となったときに、巻取装置3側の紡績糸Yを捕捉して、糸継装置24へ案内する第二捕捉部23bを具備する。制御装置40は、第二捕捉部23bが糸継装置24への紡績糸Yの案内に成功すると、第一捕捉部23aが紡績糸Yの案内に成功するまで第二捕捉部23bを待機させるように第二捕捉部23bを制御する。
紡績機100は、紡績装置3のクリーニングを行なうクリーニング部(ノズル31、旋回流発生ノズル)を更に備える。制御装置40は、第一捕捉部23aによる紡績糸Yの捕捉の失敗後の捕捉動作の継続中に、クリーニングを行なうようにクリーニング部を制御する。
紡績機100は、第一捕捉部23aによる紡績糸Yの捕捉又は案内の失敗した回数を取得する取得部401と、取得部401が取得した前記回数が予め定められた回数を超えたことを報知する報知部402と、を更に備える。
紡績機100は、第一捕捉部23aによる紡績糸Yの捕捉を検出する第一検出部23asを備える。紡績機100は、第二捕捉部23bによる紡績糸Yの捕捉を検出する第二検出部23bsを備える。
1 スライバ供給装置
2 ドラフト装置
3 紡績装置
4 欠点検出装置
5 張力安定装置
6 巻取装置
10 紡績ユニット
20 作業台車
21 制動装置
22 逆転装置
23 案内装置
23a 第一捕捉部
23b 第二捕捉部
24 糸継装置
30 玉揚台車
40 制御装置
100 紡績機
F 繊維束
P パッケージ
Y 紡績糸
Pa1 捕捉位置
Pa2 糸継位置
Pb1 捕捉位置
Pb2 糸継位置

Claims (7)

  1. 繊維束を撚ることで紡績糸を製造する紡績装置と、
    前記紡績糸を巻き取ることでパッケージを作成する巻取装置と、
    前記紡績糸が不連続となったときに、前記紡績装置側の前記紡績糸を捕捉する捕捉動作を行なう第一捕捉部と、
    前記第一捕捉部が前記紡績糸の捕捉に失敗した場合、該第一捕捉部による前記捕捉動作を継続させるように前記第一捕捉部を制御する制御装置と、を備える、ことを特徴とする紡績機。
  2. 前記不連続となった紡績糸を継ぎ合わせる糸継装置を具備し、
    前記第一捕捉部は、前記捕捉した紡績糸を前記糸継装置へ案内できるように構成されており、
    前記制御装置は、前記第一捕捉部が前記糸継装置への前記紡績糸の案内に失敗すると、前記捕捉動作を行なうように前記第一捕捉部を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の紡績機。
  3. 前記紡績糸が不連続となったときに、前記巻取装置側の前記紡績糸を捕捉して、前記糸継装置へ案内する第二捕捉部を具備し、
    前記制御装置は、前記第二捕捉部が前記糸継装置への前記紡績糸の案内に成功すると、前記第一捕捉部が前記紡績糸の案内に成功するまで前記第二捕捉部を待機させるように前記第二捕捉部を制御する、ことを特徴とする請求項2に記載の紡績機。
  4. 前記紡績装置のクリーニングを行なうクリーニング部を更に備え、
    前記制御装置は、前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉の失敗後の捕捉動作の継続中に、クリーニングを行なうようにクリーニング部を制御する、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の紡績機。
  5. 前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉又は案内の失敗した回数を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記回数が予め定められた回数を超えたことを報知する報知部と、を更に備える、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の紡績機。
  6. 前記第一捕捉部による前記紡績糸の捕捉を検出する第一検出部を備える、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の紡績機。
  7. 前記第二捕捉部による前記紡績糸の捕捉を検出する第二検出部を備える、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の紡績機。
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