JP2013248978A - 自動車用ホーンの取付構造 - Google Patents

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Yasuo Torimoto
康夫 鳥本
Shuhei Sato
周平 佐藤
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】
車体取付ブラケットを介して車体ボディに取付けられる自動車用ホーンにおいて、ホーン本体を車体取付ブラケットに固定する際に車体取付ブラケットが回転するのを防止することができる自動車用ホーンの取付構造を提供する。
【解決手段】
本発明に係る自動車用ホーン取付構造では、ホーン本体を車体取付ブラケットに固定する際に車体取付ブラケットが回転し、組付け性が低下するのを防止するため、ホーン本体と車体取付ブラケットの噛み合い部であるコアの形状を多角形にすることで車体取付ブラケットの回転を防止する。
【選択図】図１

Description

本発明は自動車用ホーンの取付構造に関するものである。
自動車用ホーンは、下記特許文献1が示すように車体取付ブラケットを介して車体ボディに固定されている。そして、従来の自動車用ホーンは下記特許文献1や図2が示すように、ホーン本体を車体取付ブラケットに固定する際に車体取付ブラケットが回転し組み付け性が低下するのを防止するため、車体取付ブラケットに設けた位置決め用の穴にホーン本体に立てた位置決め用のピンを挿入することで、車体取付ブラケットが回転するのを防ぎ、ホーン本体と車体取付ブラケットの組付け性を向上させている。
特開2004-106718号
上記従来の自動車用ホーン1は、ホーン本体2と車体取付ブラケット3をナット4にて共締めする際、取付ブラケット3とコア5の嵌め合い形状が丸形であることから、取付ブラケット3が回転し、組み付け性が低下するのを防止するため、ホーン本体2に位置決め用のピン7を設け、車体取付ブラケット3に位置決め用の穴8を設けている。この位置決め用の穴8に位置決め用のピン7を挿入することで、組付けの際に車体取付ブラケット3が回転するのを防ぎ、ホーン本体2と車体取付ブラケット3の組付け性を向上させている。
しかし、上記従来の自動車用ホーン1の車体取付構造では、車体取付ブラケット3に位置決め用の穴8を開ける必要があるため、車体取付ブラケット3の剛性が低下する。そのため、車体取付ブラケット3の板厚を厚くする必要がありコストが高くなるという問題が生じる。また、ホーン本体2にも車体取付ブラケット3の位置決め用の穴8に挿入するため、位置決め用のピン7を設けなければならず、コスト・工数ともに高くなるという問題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところはホーン本体や車体取付ブラケットに余分な接合部を設けることなく、ホーン本体と車体取付ブラケットの組付け性を向上させることである。
上記課題を解決するために、請求項1の自動車用ホーンの取付構造では、車体取付ブラケットを介して車体ボディに取付けられる自動車用ホーンにおいて、前記自動車用ホーンは、ホーン本体と、ホーン本体に設けられた多角形のコア部と、前記コア部と嵌合する多角形の穴をもつ前記車体取付ブラケットとを備えていることを特徴とする。
請求項1の自動車用ホーンの取付構造では、車体取付ブラケットを介して車体ボディに取付けられる自動車用ホーンにおいて、前記自動車用ホーンは、ホーン本体と、ホーン本体に設けられた多角形のコア部と、前記コア部と嵌合する多角形の穴をもつ前記車体取付ブラケットとを備えていることを特徴としている。コア部を多角形としたことにより、ホーン本体を車体取付ブラケットに固定する際に、車体取付ブラケットが回転し組み付け性が低下するのを防止している。また、車体取付ブラケットの回転を、位置決め用のピンや位置決め用の穴等を使用することなく防止することが可能となり、取付ブラケットの位置決め用の穴やホーン本体の位置決め用のピンを廃止することができ、取付ブラケットの剛性が高まることで、取付ブラケットの板厚を薄くすることが可能となり低コスト化に繋がる。
本発明に係る自動車用ホーンの取付構造である 従来の自動車用ホーンの取付構造である
以下、本発明に係る自動車用ホーンの車体取付構造について図を参照して説明する。図2に示されるように、ホーン1は、例えば電気式平型であり、基音を発生させるダイヤフラム、アーマチャ、コア、コイル等を内蔵したホーン本体2と、ホーン本体2の背面に取付けられる車体取付ブラケット3と、ホーン本体2と車体取付ブラケット3とを共締めするナット4からなる。
ホーン1は、ホーン本体2のかしめられたコア5に車体取付ブラケット3を嵌め込み、ナット4で共締めすることで形成されている。
ホーン本体2は、その背面に軸6と、車体取付ブラケット3をナット4にて共締めするため軸6の下部にコア5をもつ。
本発明に係る自動車用ホーンは、取付ブラケット3とコア5の嵌め合い形状を丸形から多角形にすることにより、車体取付ブラケット3がホーン本体2とナット4にて共締めされる際、回転するのを防止し、組付け性を向上させている。コア5の形状については、コア5をかしめる際に多角形となるようにかしめを行なうことでコア5の形状を多角形にすることが可能となり、余分な工数を増やすことなく、車体取付ブラケット3の回転を防止することができる。そのため、取付ブラケット3の位置決め用の穴8、ホーン本体2の位置決め用のピン7を廃止することができ、取付ブラケット3の剛性が高まることで、取付ブラケット3の板厚を薄くすることが可能となり低コスト化に繋がる。
1 ホーン
2 ホーン本体
3 車体取付ブラケット
4 ナット
5 コア
6 軸
7 位置決め用ピン
8 位置決め用穴

Claims (1)

  1. 車体取付ブラケットを介して車体ボディに取付けられる自動車用ホーンにおいて、前記自動車用ホーンは、ホーン本体と、ホーン本体に設けられた多角形のコア部と、前記コア部と嵌合する多角形の穴をもつ前記車体取付ブラケットとを備えていることを特徴とする自動車用ホーンの取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018079905A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 株式会社ホンダアクセス 車両用物品の取付構造

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JPS53103682U (ja) * 1977-01-24 1978-08-21
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