JP2013248709A - マシニングセンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工時の切り屑が工具マガジンやスライドベース後部などの非加工領域に入り込むのを防止するる簡易な構造の遮蔽板を備えたマシニングセンタを提供する。
【解決手段】 スライドベース3上に立設された背面板11aと背面板11aの左右の設けた側面板11b,11cとを有する遮蔽板11の背面板11aに、主軸ヘッド5及び工具Tが通過可能な開口部30を設ける一方、工具マガジン20の工具把持部の少なくとも1箇所に開口部30を閉鎖する閉鎖板23を設け、加工動作中は閉鎖板23により開口部30を閉鎖して加工領域E1と非加工領域E2を隔離し、工具交換を行う時は主軸ヘッド5を開口部30から非加工領域E2に進入させて、工具マガジン20と主軸ヘッド5との間で工具交換を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アームレス自動工具交換を行うマシニングセンタに関し、詳しくはY軸方向に移動可能に支持されたスライドベースに、被加工物が載置されるテーブルを載置すると共にアームレス型自動工具交換装置を具備させたマシニングセンタに関する。
Y軸方向に移動可能に支持されたスライドベースに、被加工物が載置されるテーブルと円盤状に工具保持部を複数備えた工具マガジンを有し、工具マガジンもY軸方向に移動させてアームレス自動工具交換を行うマシニングセンタがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、アームレス自動工具交換を行うマシニングセンタにおいて、加工時に発生する切り屑等が工具マガジンに侵入しないように、加工領域と工具マガジンを隔離する構造を備えたマシニングセンタがある。例えば、特許文献2では、可動式の開閉カバーをマガジンカバーに設け、開閉カバーを閉じることで、切り屑等の侵入を防いでいる。
また、円盤状の工具保持板を備えた工具マガジンが固定設置され、工具マガジンと加工領域との間を分離するための固定カバーを設けた横型マシニングセンタがある。例えば、特許文献3では、固定カバーに形成された工具交換のための開口部を、工具保持板に取り付けた可動カバーで閉塞することで切り屑等の侵入を防いでいる。
特開2008−142891号公報 特開平7−112341号公報 特開2011−45947号公報
しかしながら、上記特許文献2の開閉カバーによりマガジンカバーの開口部を開閉する構成は、製造コストが嵩む問題があった。一方、引用文献3の工具保持板に回動カバーを設ける構成は、簡易な構成で開口部を閉塞する構成であるが、ベッド上のコラム移動エリアなどの非加工領域に切り屑等が入り込むのを防止する機能まで備えていなかった。また、開口部が大きいため切り屑やクーラントが工具マガジン内に侵入し易かったし、工具交換時に交換される工具(主軸に装着される工具)に隣接する工具に切り屑等が付着するおそれがあった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、加工時の切り屑やクーラントが工具マガジンやスライドベース後部などの非加工領域に入り込むのを防止できる簡易な構造の遮蔽板を備えたマシニングセンタを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、上面に前後方向に沿って摺動面が形成されているベッドと、前記摺動面上で前後移動可能に支持されたスライドベースと、前記スライドベース上に設置されて被工作物を載置するテーブルと、前記テーブルの上部で装着された工具を回転させる主軸及び前記主軸を支持する主軸ヘッドと、工具マガジンを備えて前記主軸に装着する工具を自動交換するアームレス型自動工具交換装置と、前記スライドベース側の加工領域と前記工具マガジン側の非加工領域との間を隔離する遮蔽板と備えたマシニングセンタにおいて、前記主軸ヘッドは、上下及び左右に移動可能に前記ベッド上の摺動面後方に立設されたコラムに支持される一方、前記アームレス型自動工具交換装置は、テーパシャンク部を上にした工具を着脱自在に把持する工具把持部を円環状に複数備えた工具マガジンと、前記工具マガジンを回転して所望の工具把持部を割り出す割出モータとを有して、前記主軸ヘッドと割り出した所望の前記工具把持部との間で、工具の装着・離脱動作を行って工具交換を実行し、前記遮蔽板は、前記スライドベース上に立設した背面板と背面板の左右に設けた側面板とを有して、前記背面板に前記主軸ヘッド及び工具が通過可能な開口部を設ける一方、前記工具マガジンの前記工具把持部の少なくとも1箇所に前記開口部を閉鎖する閉鎖手段を設け、前記スライドベースの前後移動と、前記主軸ヘッドの上下移動と、前記工具マガジンの回転とにより、前記主軸ヘッドを前記開口部から前記工具マガジンが配置された前記非加工領域内に進入させて、前記アームレス型自動工具交換装置と前記主軸との間で工具交換を行い、少なくとも加工動作中は、前記閉鎖手段が割り出されて前記開口部を閉鎖し、前記加工領域と前記非加工領域を隔離することを特徴とする。
この構成によれば、遮蔽板に設けた開口部は主軸ヘッド及び工具が通過できれば良いため比較的小さい形状で良いし、遮蔽板により容易に閉鎖できる。よって、加工時に切り屑やクーラントが工具マガジンやスライドベース後部などの非加工領域に入り込むのを簡易な構造で防止できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、前記閉鎖手段は、前記工具マガジンに立設されて前記工具マガジンと共に旋回する板部材であることを特徴とする。
この構成によれば、簡単な構造の閉鎖手段により、安価なアームレス型自動工具交換装置にできる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、前記板部材を前記工具マガジンの複数箇所に設けたことを特徴とする。
この構成によれば、閉塞手段を複数備えるため、割出時間を短くでき、工具交換時間を短縮できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、前記割出モータによる所望の前記工具把持部の割り出し動作は、前記主軸に装着された工具による加工が終了した時点に開始されることを特徴とする。
この構成によれば、加工が終了した時点で、工具把持部の割り出し行われることで、アームレス型自動工具交換装置を前進させる際の待機時間がなくなり、工具交換時間を短縮できる。
本発明によれば、遮蔽板に設けた開口部は主軸ヘッド及び工具が通過できれば良いため比較的小さい形状で良く、遮蔽板により閉塞し易い。よって、加工時に切り屑やクーラントが工具マガジンやスライドベース後部などの非加工領域に入り込むのを簡易な構造で防止できる。
本発明に係るマシニングセンタの一例を示す側面図であり、加工時の状態を示している。 A部拡大図であり、主軸を断面図で示している。 図1のマシニングセンタの一部を抜き出した斜視説明図である。 遮蔽板の斜視図を示し、(a)は加工領域側からみた図、(b)は非加工領域側から見た図である。 ATC装置の斜視図である。 工具マガジンの正面図である。 図1の状態における工具マガジンと主軸ヘッドの位置関係を示す平面説明図である。 B部拡大図である。 図1のマシニングセンタにおいて、主軸ヘッドが工具交換位置にある状態の側面図である。 図9の状態における工具マガジンと主軸ヘッドの位置関係を示す平面説明図である。 C部拡大図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るマシニングセンタの一例を示し、加工時の状態の側面図を示している。1はマシニングセンタの基部を構成するベッド、2は被加工物を載置するテーブル、3はテーブル2を前後動させるためのスライドベース、4は装着した工具Tを回転する主軸、5は主軸4を保持する主軸ヘッド、6は主軸ヘッド5を昇降動させる主軸ヘッド昇降体、7は複数の工具Tを収容して主軸4に装着する工具Tを交換するためのアームレス自動工具交換装置(以下、単にATC装置と称する)、8は主軸ヘッド昇降体6を支持するコラム、9はATC装置7を支持するステー、11は加工領域と非加工領域を隔離して切り屑やクーラント等が非加工領域への侵入を阻止する遮蔽板である。
尚、図1において、図示左方向が前方であり、この方向をY軸方向、Y軸に直交する左右方向をX軸方向、上下方向をZ軸方向として以下説明する。
ベッド1は平坦な上面を有し、スライドベース3を前後方向に摺動させるためのY軸摺動面が形成されている。このY軸摺動面の後部にはコラム8が立設され、コラム8に支持されて主軸ヘッド昇降体6がベッド2の上方に配置されている。
詳しくは、ベッド1の後部から起立形成されたコラム8は、上部が前方に折り曲げられて略L字状に形成されており、前方を向いた先端部にX軸摺動面が形成され、サドル12がX軸方向移動可能に支持されている。そしてサドル12は、前面にZ軸摺動面が形成され、主軸ヘッド昇降体6がZ軸方向移動可能に支持されている。
図2は図1のA部拡大図であり、主軸4周りを断面で示している。図2に示すように、工具Tは上部に円錐形状のテーパシャンク部13、棒状のプルスタッド14を有し、主軸4はこのテーパシャンク部13を挿入するテーパ孔4a、プルスタッド14を把持して引っ張り支持するドローバー4b備えている。尚、これらの主軸4周りの構成は従来と同様であるため詳しい説明は省略する。
図3はマシニングセンタの一部を抜き出した斜視説明図であり、テーブル2とATC装置7と遮蔽板11との関係を示している。図3に示すE1は、スライドベース2及び主軸4が配置された加工領域、E2は工具マガジン20が配置された非加工領域であり、遮蔽板11により双方の領域は隔離されている。
図4はこの遮蔽板11の斜視図を示し、(a)は前方(加工領域E1側)から見た図、(b)は後方(非加工領域E2側)からみた図を示している。遮蔽板11は、背面板11a、左側面板11b、右側面板11cを有して略コ字状に形成され、背面板11の中央上部には長方形状の開口部30が設けられている。開口部30は、工具Tを交換する際に主軸ヘッド5及び主軸4に装着された工具Tが通過可能な幅及び高さで開口形成されている。そして、開口部30の左右端部には、後述する閉鎖板で閉鎖した際に隙間を無くすための帯状のゴム片30aが取り付けられている。
また、背面板11aの下部は、前方に傾斜させた傾斜面板31を有し、切り屑等やクーラントがスライドベース3後部のベッド1上等に落下するのを防止している。遮蔽板11はスライドベース3に固定されている。
尚、図3に示す遮蔽板11は、開口部30が閉鎖板23で閉鎖されている。この閉鎖板23は後述するように工具マガジン20に取り付けられている。
一方、ATC装置7は、水平に配置された円盤状の工具マガジン20を有し、工具マガジン20は複数の工具把持部21を環状に配置している。そして、工具マガジン20の中央下部には、図1に示すように工具マガジン20を回転させる割出モータ22が配置されている。この割出モータ22がスライドベース3の背部から延びたステー9の先端に固定され、ATC装置7はスライドベース3の後方斜め上部に配置される。
図5はATC装置7を斜め後方から見た斜視図、図6は工具マガジンの正面図をそれぞれ示している。図5,図6に示すように、遮蔽板11の開口部30を閉鎖する閉鎖板23が工具マガジン20の一端に取り付けられている。閉鎖板23は開口部30に合致する長方形で形成されている。
図7は工具マガジン20と主軸ヘッドの位置関係を示す平面説明図、図8は図7のB部拡大図をそれぞれ示している。閉鎖板23により開口部30を閉鎖した状態では、図7に示すように,閉鎖板23が開口部30に合致する所定位置に工具マガジン20を回転して割り出すだけで開口部30を閉鎖できる。そして、図8に示すように開口部30の周囲に取り付けられたゴム片30aに閉鎖板23が当接することで、開口部30が隙間無く閉鎖される。
尚、工具マガジン20は工具把持部21を多数備えており、図7はその状態を示しているが、図7以外で示す工具マガジン20は工具把持部21及び工具把持部21に把持された工具Tは一部のみ示している。また、後述する図11に示すように、ゴム片30aを備えた開口部30の幅は主軸ヘッド5の径Wとほぼ同一に形成され、開口部30は主軸ヘッド5が通過可能な最小の幅で形成されている。また、工具Tは主軸ヘッド5より小さい径で形成されている。
このように構成されたマシニングセンタにおける工具交換の流れは以下の様である。図9は主軸ヘッド5が工具交換位置にある状態のマシニングセンタ側面図、図10はこの状態での工具マガジン20と主軸ヘッド5の関係を示す平面図、図11は図10のC部拡大図をそれぞれ示し、これらの図を参照して説明する。
工具Tを交換する場合、主軸ヘッド5がX軸上の所定の位置で且つ所定の高さ(第1の所定位置)に移動すると共にスライドベース3が前方に移動し、主軸ヘッド5が遮蔽板11の開口部30を通過して工具交換が行われる。図9はこの工具交換の動作状態を示している。また、上記図7に示す主軸ヘッド5の位置が、開口部30の前方に主軸ヘッド5を配置した第1の所定位置に配置した状態である。
具体的に、サドル12のX軸方向移動と、主軸ヘッド昇降体6のZ軸方向移動とにより、主軸ヘッド5を第1の所定位置に位置決めする。この第1の所定位置は、開口部30の前方に主軸ヘッド5が配置された状態となる。並行して、割出モータ22が工具マガジン20を回転して閉鎖板23を移動して開口部30を開放し、同時に所望の工具把持部(主軸に装着している工具Tを収容する工具把持部)を割り出して開口部30の後方に配置する。更に、スライドベース3を前方(Y軸方向)に移動させて、ATC装置7を所定の位置(第2の所定位置)に位置決めする。
図11に示す開口部30の直前となるPの位置に主軸ヘッド5を配置した状態が、第2の所定位置にATC装置7を移動させた状態である。
その後、スライドベース3を更に前方へ移動させることで、主軸ヘッド5が遮蔽板11の開口部30を通過し、図11のQに示す工具交換位置に移動する。この移動操作により主軸4に装着されている工具Tが工具把持部21に把持される。
この把持を受けて、主軸4による工具把持が解除されてヘッド5を上昇(Z軸方向移動)させる。こうして、工具Tは主軸4から工具マガジン20に移動し、次に使用する工具Tの装着動作に入る。
工具Tの装着動作は、主軸ヘッド5を上昇させた状態で工具マガジン20を回転させ、所望の工具Tを交換位置へ割り出し、主軸ヘッド5を下降させることで実施される。
こうして工具交換が終了したら、スライドベース3を後方へ移動(Y軸方向移動)することで、主軸ヘッド5が開口部30から引き出され、加工領域E1に移動させる。その後、被加工物の加工が継続される。
一方、ATC装置7は、割出モータ22が工具マガジン20を回転させて閉鎖板23を開口部30に配置して開口部30を閉鎖する。こうして工具交換は実施され、加工中開口部30は常時閉鎖される。
このように、遮蔽板11に設けた開口部30は主軸ヘッド5及び工具Tが通過できれば良いため比較的小さい形状で良いし、遮蔽板11により容易に閉鎖できる。よって、加工時に切り屑やクーラントが工具マガジン20やスライドベース3後部などの非加工領域E2に入り込むのを簡易な構造で防止できる。
また、閉鎖板23は簡単な形状の板部材で良く、アームレス型自動工具交換装置7を安価に構成できる。
尚、上記実施形態では閉鎖板23を工具マガジン20に1枚設置しているが、工具マガジン20の複数箇所に設けても良く、閉塞板を複数備えることで割出時間を短くでき、工具交換時間を短縮できる。
また、割出モータ22による所望の工具把持部21の割り出し動作は、主軸4に装着された工具Tによる加工が終了した時点に開始するとよく、ATC装置を前進させる際の待機時間がなくなり、工具交換時間を短縮できる。
1・・ベッド、2・・テーブル、3・・スライドベース、4・・主軸、5・・主軸ヘッド、7・・ATC装置(アームレス型自動工具交換装置)、11・・遮蔽板、11a・・背面板、11b・・右側面板、11c・・左側面板、13・・テーパシャンク部、20・・工具マガジン、21・・工具把持部、22・・割出モータ、23・・閉鎖板(閉鎖手段)、30・・開口部。

Claims (4)

  1. 上面に前後方向に沿って摺動面が形成されているベッドと、前記摺動面上で前後移動可能に支持されたスライドベースと、前記スライドベース上に設置されて被工作物を載置するテーブルと、前記テーブルの上部で装着された工具を回転させる主軸及び前記主軸を支持する主軸ヘッドと、工具マガジンを備えて前記主軸に装着する工具を自動交換するアームレス型自動工具交換装置と、前記スライドベース側の加工領域と前記工具マガジン側の非加工領域との間を隔離する遮蔽板と備えたマシニングセンタにおいて、
    前記主軸ヘッドは、上下及び左右に移動可能に前記ベッド上の摺動面後方に立設されたコラムに支持される一方、
    前記アームレス型自動工具交換装置は、テーパシャンク部を上にした工具を着脱自在に把持する工具把持部を円環状に複数備えた工具マガジンと、前記工具マガジンを回転して所望の工具把持部を割り出す割出モータとを有して、前記主軸ヘッドと割り出した所望の前記工具把持部との間で工具の装着・離脱動作を行い工具交換を実行し、
    前記遮蔽板は、前記スライドベース上に立設した背面板と背面板の左右に設けた側面板とを有して、前記背面板に前記主軸ヘッド及び工具が通過可能な開口部を設ける一方、前記工具マガジンの前記工具把持部の少なくとも1箇所に前記開口部を閉鎖する閉鎖手段を設け、
    前記スライドベースの前後移動と、前記主軸ヘッドの上下移動と、前記工具マガジンの回転とにより、前記主軸ヘッドを前記開口部から前記工具マガジンが配置された前記非加工領域内に進入させて、前記アームレス型自動工具交換装置と前記主軸との間で工具交換を行い、
    少なくとも加工動作中は、前記閉鎖手段が割り出されて前記開口部を閉鎖し、前記加工領域と前記非加工領域を隔離することを特徴とするマシニングセンタ。
  2. 前記閉鎖手段は、前記工具マガジンに立設されて前記工具マガジンと共に旋回する板部材であることを特徴とする請求項1記載のマシニングセンタ。
  3. 前記板部材を前記工具マガジンの複数箇所に設けたことを特徴とする請求項2記載のマシニングセンタ。
  4. 前記割出モータによる所望の前記工具把持部の割り出し動作は、前記主軸に装着された工具による加工が終了した時点に開始されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマシニングセンタ。
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