JP4363233B2 - 工作機械の工具交換装置 - Google Patents
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Description
前記工作機械では、加工時に多量の切屑や切削油等が発生する。前記切屑や切削油等が工具マガジン内に入り込むと、工具交換装置の動作に支障を来たすおそれがある。そこで、上記工作機械では、前記工具マガジンの全体をマガジンカバーで覆い、当該工具マガジン内に切屑等が進入することを防止している。
さらに、前記保護カバーに係合部を設け、前記保護カバーをマガジンカバーに取り付けられたときに前記係合部が工具把持部に係合するように構成すると、前記保護カバーを装着するための特別な構造を設けなくても済む。
図2に示すように、工作機械本体5は、コラム12に固定されたZ軸用サーボモータ(以下、Z軸モータとする)13、前記Z軸モータ13によってボールねじ14が回転されることにより前記コラム12内を上下動する主軸ヘッド15、フレーム16を介して前記コラム12に固定されたマガジン支持台17を中心に構成されている。
工具交換装置7は、工具マガジン23、マガジンモータ24等を備えて構成されている。工具マガジン23は、前記マガジン支持台17に支持され斜め左下方に指向する軸線a周りに回転するマガジンベース25、前記マガジンベース25の外周部に放射状に設けられた複数、例えば10個のグリップアーム26(工具把持部材に相当)から構成されている。前記マガジンベース25の外周部には所定の角度毎に10個のクレビス27が設けられ、前記クレビス27に前記グリップアーム26が揺動軸26aを介して揺動自在に支持されている。前記グリップアーム26の自由端(外周側端部)には二股状の工具把持部28が設けられている。
尚、工具把持部28の基部には、前記工具把持部28内に突出する位置決めキー(図示せず)が設けられており、工具ホルダ22の把持溝22aには位置決めキーに対応するキー溝(図示せず)が設けられている。これら位置決めキー及びキー溝により工具把持部28に把持された工具ホルダ22は位置決めされる。
前記マガジンベース25は、前記マガジンモータ24により回転されるようになっている。マガジンモータ24には回転軸及びベベルギヤを介してバベルカム(いずれも図示せず)が連結されている。マガジンベース25は、前記グリップアーム26の配設位置に対応して設けられた10個のローラ形状のカムフォロア(図示せず)を有しており、前記バベルカムのカム溝に前記カムフォロアが順次嵌合することにより間欠的な割り出し回転が付与されるようになっている。
このとき、カムフォロア32,33は各カム面20a,21aに当接しており、グリップアーム26の工具把持部28及びマガジンカバー34は、主軸18から離間した位置にある。
ところが、前記保護カバー37は、前記工具6や工具ホルダ22に押圧されて弾性変形し他端部がマガジンカバー34から離間することにより、工具6及び工具ホルダ22の衝撃を和らげることができる。このため、保護カバー37や工具6、工具ホルダ22が破損したり変形したりすることを極力防止できる。
第2の実施例では、保護カバー37に代えて保護カバー41が用いられている。前記保護カバー41は、マガジンカバー34の開口部36の周縁部のうちマガジンベース34の回転中心側の部分に、蝶番42を介して回動可能に取り付けられている。保護カバー41の先端部にはマガジンカバー34の外周部に係止される折曲部41aが設けられている。前記蝶番42にはねじりばね(図示せず)が取り付けられており、前記ねじりばねのばね力により保護カバー41は前記開口36を閉鎖する方向に付勢されている。
また、保護カバー41が取り付けられているマガジンカバー34に対応するグリップアーム26が誤って割り出された場合は次のようになる。つまり、工具6や工具ホルダ22によって押圧されることにより、前記保護カバー41はねじりばねの付勢力に抗して回動し、開口36を開放する。このため、工具6や工具ホルダ22が開口36を通過することが許容される。従って、本実施例においても、工具6や工具ホルダ22、保護カバー41が破損したり変形したりすることを極力防止できる。
従って、本実施例においても、工具交換動作に関与しないグリップアーム26に対応する開口55を塞ぐべく前記保護カバー56をマガジンカバー54に取り付けておくことにより、ワークに対する加工時に飛散する切屑や切削油が工具マガジン52内に進入することを防止できる。
第2実施例においては、蝶番42に設けたねじりばねに代えて磁石を用いても良い。このような構成では、保護カバー41が取り付けられている開口部36に対応するグリップアーム26が誤って割り出された場合には、前記保護カバー41は磁石の吸引力に抗して回動する。
Claims (5)
- 工具保持部を有する主軸と、前記主軸を回転自在に支持し前記主軸の軸線方向に往復移動可能な主軸ヘッドとを備えた工作機械の工具交換装置において、
回転割り出し可能に設けられた工具マガジンと、
前記工具マガジンの外周に放射状に配置され、その先端に工具を着脱可能に把持する工具把持部を有する複数の工具把持部材と、
前記工具マガジン及び複数の前記工具把持部材を包囲するように設けられ、前記工具把持部に把持される工具を避けるために複数の前記工具把持部に各々対応して形成された複数の開口部を有するマガジンカバーと、
複数の前記開口部を各々塞ぐように前記マガジンカバーに着脱可能に設けられる保護カバーとを備えることを特徴とする工作機械の工具交換装置。 - 工具把持部材は、主軸の軸線と略直交する揺動軸を中心に揺動することにより主軸から退避した退避位置と前記主軸に近接する近接位置との間を揺動可能に構成され、保護カバーは、前記工具把持部材が揺動して前記近接位置に変位することに伴い、前記開口部を開放するように回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の工作機械の工具交換装置。
- 工具把持部材は、当該工具把持部材に設けられたカムフォロアと主軸ヘッドに設けられ前記主軸ヘッドの往復移動に基づいて前記カムフォロアと当接するカム体との協働により揺動されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の工作機械の工具交換装置。
- 保護カバーは弾性変形可能な板状部材から構成され、その一端部はマガジンカバーの開口の周縁部のうち工具マガジンの回転中心側の部分に固定されていると共に他端部は前記マガジンカバーから離間可能な自由端とされていることを特徴とする請求項1記載の工作機械の工具交換装置。
- 保護カバーは、マガジンカバーに取り付けられたときに工具把持部に係合する係合部を有することを特徴とする請求項1記載の工作機械の工具交換装置。
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