JP2013246767A - 運転支援装置 - Google Patents

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みなみ 佐藤
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Abstract

【課題】支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合でも支援対象の移動体に対する適切な運転支援を実施することができる運転支援装置を提供することを課題とする。
【解決手段】衝突を回避するための運転支援を実施する運転支援装置1であって、自車両の進行方向とその進行方向に交差する方向とにおいて自車両と移動体とが交差する交差地点に自車両が到達するまでの第1時間(TTC)と、交差地点に移動体が到達するまでの第2時間(TTV)との相対関係に基づいて支援内容を決定する支援内容決定手段35,36と、移動体が支援対象か否かを判定する支援対象判定手段33とを備え、支援内容決定手段35,36は、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合には支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して運転支援が実施され難くすることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自車両と移動体との衝突を回避する運転支援を実施する運転支援装置に関する。
近年、車両の運転者の運転負荷を軽減するために、自車両と歩行者等の移動体とが衝突する可能性があるか否かを判定し、衝突する可能性がある場合には衝突を回避するための運転支援を実施する運転支援装置が開発されている。例えば、特許文献1に記載の装置では、自車両の進行方向に存在する物体の位置と移動速度を検出し、その物体の自車両進行方向に対する横移動速度が所定速度以下と判断される場合にはその物体の検出方向と自車両進行方向との角度に基づいて自車両と物体との接触の可能性の有無を判定している。
特開2010−257298号公報 特開2004−164315号公報
例えば、自車両進行方向の前方に存在する歩行者が道路を横断しようとしているシーンにおいて、その歩行者が自車両から遠方に存在する場合には、歩行者との衝突を回避するための運転支援を実施しなくても、自車両が歩行者の横断地点に到達する頃にはその歩行者が既に横断し終えていると考えられる。しかし、上記の装置では、そのようなシーンでも、その歩行者の横移動速度が所定速度以下の場合には歩行者の横断方向と自車両進行方向との角度に基づいて自車両と歩行者との接触の可能性を判定し、接触の可能性があると判定した場合には運転支援を実施する。この場合、不要な運転支援が実施されことになるので、その運転支援に対して運転者は違和感を受ける。
特に、支援対象となる移動体(例えば、自車両前方を横断する歩行者)よりも手前に、支援対象でない移動体(例えば、自車両と並行に歩く歩行者)が存在する場合、自車両の運転者は、最初に、自車両から近い支援対象でない移動体を注視する。この際、運転者は、その支援対象でない移動体の移動方向等から衝突する可能性がないと判断している。そのため、支援対象となる移動体に対して通常のタイミングで運転支援を実施すると、運転者は、支援対象となる移動体に対してはまだ注視していないので、その通常のタイミングで実施された運転支援がどの移動体に対して実施されたのかが分からず、違和感を受ける。
そこで、本発明は、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合でも支援対象の移動体に対する適切な運転支援を実施することができる運転支援装置を提供することを課題とする。
本発明に係る運転支援装置は、自車両と移動体との衝突を回避する運転支援を実施する運転支援装置であって、自車両の進行方向と当該進行方向に交差する方向とにおいて自車両と移動体とが交差する交差地点に自車両が到達するまでの第1時間と、交差地点に移動体が到達するまでの第2時間との相対関係に基づいて支援内容を決定する支援内容決定手段と、移動体が支援対象か否かを判定する支援対象判定手段とを備え、支援内容決定手段は、支援対象判定手段で判定した支援対象の移動体と自車両との間に支援対象判定手段で判定した支援対象でない移動体が存在する場合には支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して運転支援が実施され難くすることを特徴とする。
この運転支援装置では、支援内容決定手段によって、自車両の進行方向とその進行方向に交差する方向(つまり、自車両の横方向)とにおいて自車両と移動体とが交差する交差地点に自車両が到達するまでの第1時間と交差地点に移動体が到達するまでの第2時間との相対関係に基づいて支援内容(例えば、運転支援の実施の有無、運転支援を実施する場合にはHMI、車両制御(減速制御等))を決定する。そして、運転支援装置では、その決定した支援内容に応じて、運転支援を実施する場合には自車両と移動体との衝突を回避するための運転支援を実施する。特に、運転支援装置では、支援対象判定手段によって、移動体が支援対象か否かを判定する。移動体の中には、自車両の進行方向と移動体の進行方向とが交差しない場合や移動体が停止している場合等により、自車両と衝突する可能性がない移動体がおり、そのような移動体は支援対象外となる。しかし、運転者は、通常、自車両の進行方向に存在する移動体を近い方から順次注視しているので、支援対象でない移動体を注視している場合もある。そこで、支援内容決定手段では、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合、支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して、運転支援が実施され難くする。その結果、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合には、支援対象でない移動体が存在しない場合よりも運転支援が実施されるタイミングが遅くなり、運転者の注視が手前の支援対象でない移動体から支援対象の移動体へ移ってから運転支援が実施される可能性が高くなる。このように、運転支援装置では、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合、支援対象でない移動体が存在しない場合よりも運転支援を実施し難くすることにより、支援対象の移動体に対する適切なタイミングで運転支援を実施することができ、運転者に与える違和感を低減できる。
本発明の上記運転支援装置では、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合には支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して、第1時間と第2時間との相対関係に応じた支援内容を設定したマップにおける運転支援を実施する範囲を小さくするマップ変更手段を備え、支援内容決定手段は、第1時間と第2時間との相対関係に応じた支援内容を設定したマップに基づいて支援内容を決定し、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合にはマップ変更手段で変更したマップに基づいて支援内容を決定すると好適である。
この運転支援装置の支援内容決定手段では、実際に求められる第1時間と第2時間との関係を、第1時間と第2時間との相対関係に応じた支援内容を設定したマップに適用することによって支援内容を決定している。特に、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合、運転支援装置では、マップ変更手段によって支援対象でない移動体が存在しない場合の通常のマップに比較してマップにおける運転支援を実施する範囲を小さくし、支援内容決定手段によってその変更後のマップに基づいて支援内容を決定する。その結果、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合には、実際に求められる第1時間と第2時間との関係がマップにおける運転支援を実施する範囲内に入るタイミングが支援対象でない移動体が存在しない場合の通常のマップの場合よりも遅くなり、運転支援が実施されるタイミングが通常よりも遅くなる。このように、運転支援装置では、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合、支援対象でない移動体が存在しない場合よりも、マップにおける運転支援を実施する範囲を小さくすることにより、運転支援が実施されるタイミングが遅くなり、運転支援を実施し難くすることができる。
本発明によれば、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合、支援対象でない移動体が存在しない場合よりも運転支援を実施し難くすることにより、支援対象の移動体に対する適切なタイミングで運転支援を実施することができ、運転者に与える違和感を低減できる。
本実施の形態に係る運転支援装置の構成図である。 自車両と歩行者との位置関係の例であり、(a)が支援対象の歩行者と自車両との間に他の歩行者がいない場合であり、(b)が支援対象の歩行者と自車両との間に他の歩行者がいる場合である。 TTC−TTVマップ(基本)である。 TTC−TTVマップの変更後のマップの一例である。 本実施の形態に係る運転支援装置における動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る運転支援装置の実施の形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施の形態では、本発明を、車両に搭載され、自車両と自車両前方に存在する移動体との衝突を回避するための運転支援を実施する運転支援装置に適用する。本実施の形態に係る運転支援装置は、TTC[Time To Collision](第1時間に相当)とTTV[Time ToVehicle](第2時間に相当)との相対関係に基づいて運転支援内容を決定し、運転支援を実施する場合(衝突の可能性がある場合)には衝突の可能性の高さに応じてHMI[Human Machine Interface]、介入制御、緊急介入制御の順で運転支援を実施する。
なお、移動体は、例えば、歩行者、自転車、電動車椅子である。TTCは、自車両の進行方向と移動体の移動方向とが交差する地点に自車両が到達するまでの時間(自車両が現在の状態で進行方向に走行した場合に何秒後に移動体に衝突するかを示す値)である。TTVは、自車両の進行方向と移動体の移動方向とが交差する地点に移動体が到達するまでの時間(移動体が現在の状態で自車両の進行方向に交差する方向(自車両の横方向)に移動した場合に何秒後に自車両に衝突するかを示す値)である。
図1〜図4を参照して、本実施の形態に係る運転支援装置1について説明する。図1は、本実施の形態に係る運転支援装置の構成図である。図2は、自車両と歩行者との位置関係の例である。図3は、TTC−TTVマップ(基本)である。図4は、TTC−TTVマップの変更後のマップの一例である。
運転支援装置1は、TTCとTTVとの相対関係に応じた各エリア(運転支援不要エリア、運転支援エリア(HMIエリア、介入制御エリア、緊急介入制御エリア))を規定したマップを利用し、マップに基づいて運転支援内容を決定する。特に、運転支援装置1は、自車両前方に存在する移動体が支援対象か否かを判定し、自車両と支援対象の移動体との間に支援対象でない移動体が存在する場合、通常よりも支援タイミングが遅くなるように(支援が実施され難くなるように)、マップの運転支援エリア(HMIエリア、介入制御エリア、緊急介入制御エリア)を基本のマップよりも小さくする。
ちなみに、通常のシーンとしては、例えば、図2(a)に示すように、自車両MVの前方に、自車両走行中の道路を横断する歩行者W1が存在し、自車両MVと歩行者W1との間に他の移動体(歩行者等)が存在しない場合である。この歩行者W1は、自車両MVの進行方向を横切って移動するので、自車両MVとは衝突する可能性があり、支援対象となる。マップの運転支援エリアを小さくするシーンとしては、例えば、図2(b)に示すように、自車両MVの前方に、自車両走行中の道路を横断する歩行者W1が存在し、自車両MVと歩行者W1との間に他の移動体(歩行者W2,W3)が存在しない場合である。これらの歩行者W2,W3は、自車両と並行に移動しているので、自車両MVとは衝突する可能性がなく、支援対象外となる。しかし、自車両MVの運転者は、これらの歩行者W2,W3にも注視し、しかも、支援対象の歩行者W1よりも手前に存在するので歩行者W1よりも先に注視する。
運転支援装置1は、移動体検出センサ10、車両センサ11、HMI20、介入制御ECU21、ECU[Electronic Control Unit]30(衝突時間予測部31、マップ記憶部32、支援対象判定部33、マップ変更部34、運転支援判断部35、運転支援制御部36)を備えている。なお、本実施の形態では、支援対象判定部33が特許請求の範囲に記載する支援対象判定手段に相当し、マップ変更部34が特許請求の範囲に記載するマップ変更手段に相当し、運転支援判断部35及び運転支援制御部36が特許請求の範囲に記載する支援内容決定手段に相当する。
移動体検出センサ10は、自車両前方に存在する移動体を検出する外界センサである。移動体検出センサ10としては、例えば、ミリ波レーダやレーザレーダ等のレーダセンサ、カメラと画像処理装置からなる画像センサがある。移動体検出センサ10がミリ波レーダの場合、左右方向における各走査角度でミリ波(ミリ波帯の電磁波)を自車両前方に向けてスキャンしながら送信し、反射して戻ってきたミリ波を受信し、その受信できたミリ波の情報に基づいて移動体検出を行い、移動体を検出できた場合には移動体の相対位置、移動速度、移動方向等を算出し、それらの情報からなる移動体情報を生成する。また、移動体検出センサ10が画像センサの場合、カメラで自車両の前方を撮像し、画像処理装置でその撮像画像に対するパターンマッチングやオプティカルフロー算出等によって移動体認識を行い、移動体を認識できた場合には移動体の相対位置、移動速度、移動方向等を算出し、それらの情報からなる移動体情報を生成する。移動体検出センサ10では、一定時間毎に、その移動体情報(移動体の有無、移動体が存在する場合には移動体毎に自車両からの相対位置、移動速度、移動方向等)をECU30に送信する。なお、移動体検出センサ10は、レーダセンサと画像センサの両方から構成されてもよい。
車両センサ11は、自車両の走行状態を検出する内界センサである。車両センサ11としては、例えば、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ、車両の車速(走行速度)を検出する車速センサがある。車両センサ11では、一定時間毎に、自車両の各種走行状態を検出すると、その各種走行状態を示す車両情報をECU30に送信する。
HMI20は、運転者に対する警告等を行う際に用いる装置である。HMI20としては、例えば、ブザーやスピーカ等の音声出力手段、HUD[Head Up Display]、ナビゲーションシステムのディスプレイやコンビネーションメータ等の表示手段がある。HMI20では、ECU30からの警告指示信号を受信すると、その警告指示信号に応じて、運転者に移動体が前方に存在することを警告する音声を出力したり、移動体が前方に存在することを示す警告メッセージや警告ランプ等を表示する。例えば、HMI20がHUDの場合、フロントガラスに移動体が存在することを示すポップアップを表示する。なお、HMIとしては、振動、光等でもよい。
介入制御ECU21は、自車両において介入制御を実行させるECUである。介入制御ECU21は、ブレーキECU(図示せず)、操舵ECU(図示せず)等から構成される。介入制御ECU21では、ECU30から介入制御信号を受信すると、介入制御信号に含まれる制御量に応じてブレーキアクチュエータ(図示せず)やステアリングアクチュエータ(図示せず)を制御し、自動介入制御(減速制御、操舵制御)を実施する。
ECU30は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read OnlyMemory]、RAM[Random Access Memory]等からなる電子制御ユニットであり、運転支援装置1を統括制御する。ECU30では、ROMに格納されるアプリケーションプログラムをRAMにロードしてCPUで実行することにより、衝突時間予測部31、支援対象判定部33、マップ変更部34、運転支援判断部35、運転支援制御部36を構成する。また、ECU30では、RAMの所定の領域にマップ記憶部32を構成している。ECU30では、一定時間毎に、移動体検出センサ10からの移動体情報や車両センサ11からの車両情報を受信し、その各情報を用いて各部31,33,34,35,36の処理を行う。そして、ECU30では、運転支援を実施する場合には制御信号をHMI20や介入制御ECU21に送信する。
衝突時間予測部31は、移動体検出センサ10からの移動体情報及び車両センサ11からの車両情報に基づいて、自車両及び移動体検出センサ10で検出されている各移動体が交差地点(自車両の進行方向と移動体の移動方向とが交差する地点)に到達するまでの時間(衝突時間)を予測する処理部である。衝突時間予測部31は、車両情報に基づいて自車両の予測軌跡等を求め、自車両が交差地点に到達するまでの時間(TTC)を算出する。また、衝突時間予測部31では、移動体毎に、移動体情報に基づいて移動体の速度ベクトル等を求め、移動体が交差地点に到達するまでの時間(TTV)を算出する。
具体的には、衝突時間予測部31では、以下の式(1)によってTTC[s(秒)]を算出し、式(2)によってTTV[s]を算出する。
TTC=x/(V−vx)・・・(1)
TTV=y/vy・・・(2)
式(1)、(2)において、V:自車両の車速、x、y:移動体の相対位置、vx、vy:移動体の速度である。衝突時間予測部31では、算出したTTC及び各移動体のTTVをTTC情報及びTTV情報として支援対象判定部33及び運転支援判断部35に出力する。なお、移動体が自車両と並行している移動している場合、自車両の進行方向から離れる方向に移動している場合、停止している場合等は、移動体が交差地点には到達しないので、TTVが無限大になる。
マップ記憶部32は、RAMの所定のエリアに構成され、基本のマップMを記憶する記憶部である。基本のマップMは、自車両と支援対象の移動体との間に他の移動体が存在しない場合に用いられる通常のマップである。図3には、基本のマップMを示す。マップMは、縦軸がTTC[s]、横軸がTTV[s]であり、TTCとTTVとの相対関係に応じた支援内容の各エリアを規定している。マップMにおいて、原点が自車両と移動体との交差地点が設定されている。マップMでは、原点から離れるにつれて(TTC,TTVが大きくなるにつれて)交差地点から離れた場所に位置していることになる。マップMには、運転支援不要エリアA1、運転支援エリアA2(HMIエリアA21、介入制御エリアA22、緊急介入制御エリアA23)とが設定されている。マップMについて、以下に具体的に説明する。
運転支援エリアA2は、y=f×(TTC,TTV)の関数で囲まれた領域である。例えば、運転支援エリアA2の幅を規定する2本の直線は、y=α1(プラス値)×TTV+β1(プラス値)とy=α1×TTV+β2(マイナス値)で表すことができる。また、運転支援エリアA2の長さを規定する1本の直線は、y=α3(マイナス値)×TTV+β3(プラス値)で表すことができる。なお、図3に示すマップMにおいて、T1(β1に相当)及びT2(−β2/α1に相当)は、例えば、1〜3秒に設定される。
運転支援エリアA2には、予め運転支援で実施する制御内容を示すエリアが緊急度(衝突の可能性の高さ)に応じて複数設定されており、HMIエリアA21、介入制御エリアA22及び緊急介入制御エリアA23が設定されている。HMIエリアA21は、運転支援エリアA2内で最も外側に設定されるエリアである。HMIエリアA21は、緊急度が低レベルであり、運転者に対して警告等のHMIでの運転支援を実施するエリアである。介入制御エリアA22は、HMIエリアA21の内側に設定されるエリアである。介入制御エリアA22は、緊急度が中レベルであり、自車両に対して減速制御(制動制御)等の介入制御での運転支援を実施するエリアである。緊急介入制御エリアA23は、運転支援エリアA2内の最も内側(マップMの原点寄り、つまり自車両と移動体との交差地点に近い部分)に設定されるエリアである。緊急介入制御エリアA23は、緊急度が高レベルであり、自車両に対して急減速制御(交差地点手前での停止制御を含む)等の衝突を回避するための緊急介入制御での運転支援を実施するエリアである。
運転支援不要エリアA1は、運転支援エリアA2以外の部分であり、運転支援エリアA2外に設定されるエリアである。運転支援不要エリアA1は、自車両と移動体との衝突を回避するための運転支援を必要としないエリアである。つまり、運転支援不要エリアA1に該当する場合、自車両が交差地点に到達するときには、移動体が交差地点を既に通過しているあるいは移動体が交差地点から離れた場所に位置していることになり、自車両が移動体と衝突する可能性がない。ちなみに、移動体が自車両と並行している移動している等でTTVが無限大になる場合も、運転支援不要エリアA1に該当する。
マップMの運転支援エリアA2及び運転支援不要エリアA1(上記のα1、α3、β1、β2、β3の各値)並びに運転支援エリアA2内の各エリアA21,A22,A23は、実験やシミュレーション等によって設定されてもよいし、運転者の運転特性(アクセル特性、ブレーキ特性)を学習させることにより設定されてもよい。また、マップMの介入制御エリアA22及び緊急介入制御エリアA23においては、運転支援の介入制御の制御量がそれぞれ設定されてもよい。マップ記憶部32に記憶(格納)されるマップMは、書き換え(マップMの更新)可能とされている。
支援対象判定部33は、移動体検出センサ10で検出されている各移動体が支援対象の移動体か否かを判定し、特に、支援対象の移動体が存在する場合には自車両と支援対象の移動体との間に支援対象外の移動体が存在するか否か判定する処理部である。具体的には、支援対象判定部33では、移動体毎に、衝突時間予測部31から入力したTTC情報とTTV情報を用いて、TTC及びTTVを基本のマップMに適用し、TTCとTTVとが交差する交点(TTCとTTVとの関係を表す点)がマップMの運転支援不要エリアA1内かあるいは運転支援エリアA2内かを判定する。そして、支援対象判定部33では、移動体毎に、TTCとTTVとの交点が運転支援不要エリアA1内と判定した場合にはその移動体が支援対象外(運転支援を実施しない)と判別し、TTCとTTVとの交点が運転支援エリアA2内と判定した場合にはその移動体が支援対象(運転支援を実施する)と判別する。図3に示す例の場合、TTCとTTVとの交点がP1の場合、P1が運転支援不要エリアA1内なので、支援対象外と判別し、運転支援を実施しない。TTCとTTVとの交点がP2の場合、P2が運転支援エリアA2内なので、支援対象と判別し、運転支援を実施する。また、図2(a)に示す例の場合には歩行者W1が支援対象と判別され、図2(b)に示す例の場合には歩行者W1が支援対象と判別され、歩行者W2,W3が支援対象外と判別される。
支援対象の移動体が存在する場合、支援対象判定部33では、支援対象外の移動体が存在するか否かを判定する。支援対象外の移動体が存在すると判定した場合、支援対象判定部33では、支援対象の移動体の相対位置及び支援対象外の移動体の相対位置に基づいて、支援対象外の移動体が自車両と支援対象の移動体との間(支援対象の移動体の手前)に存在するか否かを判定する。そして、支援対象判定部33では、その判定した結果をマップ変更部34及び運転支援判断部35に出力する。図2(a)に示す例の場合には支援対象外の移動体が存在しないと判定され、図2(b)に示す例の場合には歩行者W2,W3が支援対象外の移動体と判定され、さらに、支援対象外の歩行者W2,W3が自車両と支援対象の歩行者W1との間に存在すると判定される。
マップ変更部34は、支援対象判定部33で支援対象外の移動体が自車両と支援対象の移動体との間に存在すると判定している場合に支援が実施され難くなる(支援タイミングが遅くなる)マップM’に変更する処理部である。つまり、マップ変更部34では、基本のマップMにおける運転支援エリアA2(ひいては、HMIエリアA21、介入制御エリアA22、緊急介入制御エリアA23)よりも小さくし、補正のマップM’を生成する。
例えば、マップ変更部34では、マップの幅を規定する2本の直線y=α1×TTV+β1とy=α1×TTV+β2におけるβ1、β2を原点に近づける(β1はプラス値なので値を小さくし、β2はマイナス値なので値を大きく)とともに、マップの長さを規定する1本の直線y=α3×TTV+β3におけるβ3を原点に近づける(β3はプラス値なので値を小さくする)。そして、マップ変更部34では、この各βを変更した3本の直線とTTC軸及びTTV軸で囲まれるエリアを運転支援エリアA2’とし、その運転支援エリアA2’外を運転支援不要エリアA1’とする。さらに、マップ変更部34では、基本の運転支援エリアA2から運転支援エリアA2’への縮小度合いに応じて、HMIエリア、介入制御エリア、緊急介入制御エリアをそれぞれ縮小し、HMIエリアA21’、介入制御エリアA22’、緊急介入制御エリアA23’とする。図4には、変更後のマップM’の一例を示している。
βの各値をどの程度変更するかは、実験やシミュレーション等によって設定する。また、βの各値については、自車両と支援対象の移動体との間に存在する支援対象外の移動体の数に応じて変更してもよい。例えば、支援対象外の移動体の数に比例してβの各値を変更する(β1、β3の場合は支援対象外の移動体の数が多くなるほど小さくし、β2の場合は支援対象外の移動体の数が多くなるほど大きくする)。このように、βの各値を変更することによって、支援対象外の移動体の数が多くなるほど、運転支援エリアA2’(HMIエリアA21’、介入制御エリアA22’、緊急介入制御エリアA23’)の大きさが小さくなり、支援の実施のタイミングが遅くなる。なお、運転支援エリアA2’が小さくなり過ぎると、運転支援が間に合わない可能性があるので、運転支援エリアA2’が小さくする際の下限の大きさを設けるとよい。
なお、マップの幅の変更(β1、β2の変更)とマップの長さの変更(β3の変更)の両方を行うのではなく、マップの幅の変更とマップの長さの変更のいずれか一方の変更だけを行ってもよい。また、βの各値だけでなく、α1やα3の各値を変更してもよい。また、3本のy=αi×TTV+βiにおけるβiを変更してマップを変更するのでなく、他の方法でマップを変更してもよい。
運転支援判断部35は、支援対象判定部33で支援対象の移動体が存在すると判定している場合には運転支援の支援内容を判断する処理部である。具体的には、支援対象判定部33で自車両と支援対象の移動体との間に支援対象外の移動体が存在しないと判定している場合(この場合、必ずいずれかの支援を実施する)、運転支援判断部35では、衝突時間予測部31から入力したTTC情報とTTV情報を用いて、TTC及びその支援対象の移動体のTTVをマップ記憶部32に記憶されている通常のマップMに適用し、TTCとTTVとの交点がマップMの運転支援エリアA2内のHMIエリアA21、介入制御エリアA22、緊急介入制御エリアA23のいずれのエリアかを判定する。そして、運転支援判断部35では、その判定したエリアの運転支援の内容を示す支援実施情報を運転支援制御部36に出力する。図3に示す例の場合、TTCとTTVとの交点P2がHMIエリアA21と判定する。
支援対象判定部33で自車両と支援対象の移動体との間に支援対象外の移動体が存在する判定している場合(この場合、支援対象の移動体であるが、まだ、支援を実施しない場合がある)、運転支援判断部35では、衝突時間予測部31から入力したTTC情報とTTV情報を用いて、TTC及びその支援対象の移動体のTTVをマップ変更部34で変更したマップM’に適用し、TTCとTTVとの交点がマップM’の運転支援不要エリアA1’内かあるいは運転支援エリアA2’内かを判定する。運転支援不要エリアA1’内と判定した場合、運転支援判断部35では、まだ、運転支援を実施しないと判断する。運転支援エリアA2’内と判定した場合、運転支援判断部35では、運転支援を実施すると判断し、TTCとTTVとの交点がマップM’の運転支援エリアA2’内のHMIエリアA21’、介入制御エリアA22’、緊急介入制御エリアA23’のいずれのエリアかを判定する。そして、運転支援判断部35では、運転支援を実施する場合には、その判定したエリアの運転支援の内容を示す支援実施情報を運転支援制御部36に出力する。図4に示す例の場合、図3と同じTTCとTTVとの交点P2が運転支援不要エリアA1’内なので、まだ、運転支援を実施しないと判断する。
図2に示す例の場合、図2(a)の歩行者W1に対するTTC及びTTVと図2(b)の歩行者W1に対するTTC及びTTVとが同じ場合、図2(a)の場合に警告等の運転支援を実施するタイミングでも、図2(b)の場合には運転支援が実施されない場合がある。このタイミングから少し時間が経過したタイミングで、TTCとTTVとの交点がマップM’の運転支援エリアA2’内に入ると、図2(b)の場合には運転支援が実施される。この際、運転者の注視が、歩行者W2,W3から歩行者W1に移っている可能性が高い。
運転支援制御部36は、自車両における運転支援を制御する処理部である。具体的には、運転支援制御部36では、運転支援判断部35から入力した支援実施情報に基づいて、運転支援としてHMI、介入制御、緊急介入制御のいずれの制御を行うかを判断する。HMIは、例えば、警告音声やブザー音の出力、警告メッセージの表示がある。介入制御や緊急介入制御は、例えば、減速制御(停止制御を含む)、操舵制御がある。
HMIを行う場合、運転支援制御部36では、運転者に移動体が前方に存在することを警告する音声や移動体が前方に存在することを示す警告メッセージを生成し、その音声の出力や警告メッセージの表示を指示する警告指示信号をHMI20に送信する。
介入制御や緊急介入制御を行う場合、運転支援制御部36では、介入制御の制御量を算出する。この際、緊急介入制御の場合、衝突を回避するための介入制御となるので、制御量が大きくなる。マップMの介入制御エリアA22や緊急介入制御エリアA23において制御量が予め設定されている場合、運転支援制御部36では、そのマップMに設定されている減速制御等の制御量(例えば、目標の減速加速度、目標の速度)からなる介入制御信号を介入制御ECU21に送信する。マップMにおいて制御量が設定されていない場合、運転支援制御部36では、例えば、以下の式(3)に基づいて減速の制御量を算出する。
a×TTC+b×TTV+c・・・(3)
式(3)において、a,bは係数であり、cは定数である。a,b,cは、実験やシミュレーション等によって設定される。また、操舵の制御量についても、所定の式等を用いて算出する。そして、運転支援制御部36では、その制御量を含む介入制御信号を介入制御ECU21に送信する。
図1〜図4を参照して、運転支援装置1の動作を図5のフローチャートに沿って説明する。図5は、本実施の形態に係る運転支援装置における動作の流れを示すフローチャートである。運転支援装置1では、以下で説明する動作を所定時間毎に繰り返し行っている。
移動体検出センサ10では、自車両前方に移動体が存在するか否かを検出し、存在する場合には移動体毎に移動体の状態(相対位置、移動速度、移動方向等)を検出する(S1)。また、車両センサ11では、自車両の走行状態(車速、ヨーレート、操舵角等)を検出する(S2)。
ECU30では、検出されている移動体毎に、移動体の状態情報と自車両の走行状態情報を用いて、TTC及びTTVを算出する(S3)。そして、ECU30では、移動体毎に、そのTTC及びTTVをマップ記憶部32に記憶されている基本のマップMに適用し、移動体が支援対象か否かを判定する(S4)。
支援対象の移動体が存在する場合、ECU30では、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在するか否かを判定する(S5)。S5にて支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在すると判定した場合、ECU30では、基本のマップMよりも支援が実施され難くなる(支援タイミングが遅くなる)マップM’に変更する(S6)。S5にて支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在しないと判定した場合、ECU30では、S7の処理に移行し、マップを変更しない。
ECU30では、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在する場合にはS6で変更したマップM’を適用し、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在しない場合には基本のマップMを適用し、支援対象の移動体についてのTTCとTTVとの交点がHMIエリア内か否かを判定する(S7)。S7にて支援対象の移動体についてのTTCとTTVとの交点がHMIエリア外と判定した場合、ECU30では、今回の処理を終了する。
S7にて支援対象の移動体についてのTTCとTTVとの交点がHMIエリア内と判定した場合、ECU30では、HMI作動フラグを「1」に設定する(S8)。さらに、ECU30では、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在する場合にはS6で変更したマップM’を適用し、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在しない場合には基本のマップMを適用し、支援対象の移動体についてのTTCとTTVとの交点が介入制御エリア内か否かを判定する(S9)。S9にてTTCとTTVとの交点が介入制御エリア外と判定した場合、ECU30では、S13の処理に移行する。
S9にてTTCとTTVとの交点が介入制御エリア内と判定した場合、ECU30では、介入制御の制御量を算出する(S10)。ここでは、マップに基づいて算出する。さらに、ECU30では、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在する場合にはS6で変更したマップM’を適用し、支援対象の移動体の手前に支援対象外の移動体が存在しない場合には基本のマップMを適用し、支援対象の移動体についてのTTCとTTVとの交点が緊急介入制御エリア内か否かを判定する(S11)。S11にてTTCとTTVとの交点が緊急介入制御エリア外と判定した場合、ECU30では、S13の処理に移行する。S11にてTTCとTTVとの交点が緊急介入制御エリア内と判定した場合、ECU30では、衝突回避のための制御量を算出する(S12)。
HMI作動フラグが1の場合、ECU30では、警告指示信号をHMI20に送信する(S13)。この警告指示信号を受信すると、HMI20では、警告指示信号に応じて、警告する音声を出力したり、警告メッセージや警告ランプ等を表示する(S13)。さらに、S12で衝突回避の制御量を算出している場合、ECU30では、その制御量を含む介入制御信号を介入制御ECU21に送信する(S13)。あるいは、S10で介入制御の制御量のみを算出している場合、ECU30では、その制御量を含む介入制御信号を介入制御ECU21に送信する(S13)。その介入制御信号を受信すると、介入制御ECU21では、介入制御信号に含まれる制御量に応じてブレーキアクチュエータ等を制御し、自動介入制御(減速制御等)を実施する(S13)。そして、今回の処理を終了する。
この運転支援装置1によれば、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合、支援対象でない移動体が存在しない場合よりもマップの運転支援エリアを小さくする(運転支援を実施し難くする)ことにより、支援対象の移動体に対する支援の実施タイミングを通常よりも遅らせることができ、運転者に対して適切な運転支援を実施できる。その結果、支援対象の移動体の手前に支援対象でない移動体が存在する場合、その支援対象でない移動体に対して運転者が注視しているときに運転支援が実施されることを抑制でき、運転者に与える違和感を低減できる。
また、運転支援装置1によれば、支援対象の移動体の手前に存在する支援対象でない移動体の数に応じてマップの運転支援エリアを小さくするにより(数が多いほど小さくする)、支援対象の移動体の数に応じて支援の実施タイミングを遅らせることができ、運転者に対してより適切な運転支援を実施できる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では第1時間としてTTC、第2時間としてTTVを適用したが、第1時間、第2時間としては他のパラメータを用いてもよい。また、本実施の形態では第1時間(TTC)と第2時間(TTV)との相対関係から支援内容を決定するためにマップを用いたが、マップを用いないで、第1時間(TTC)と第2時間(TTV)との相対関係から支援内容を決定してもよい。例えば、第1時間と第2時間を変数とする所定の式を用意し、その算出値に応じて支援内容を決定する。
また、本実施の形態では介入制御を実施する場合にはHMIによる警告も同時に実施しているが、介入制御を実施する場合にはHMIによる警告等を実施しなくてもよい。また、本実施の形態では運転支援としてHMI、介入制御、緊急介入制御の3段階としたが、運転支援としては2段階以下あるいは4段階以上の支援としてもよい。
また、上記の実施の形態に加えて、自車両の周辺情報(環境)を取得する手段を備え、自車両の周辺の状況(例えば、対向車両の有無)に応じて運転支援を実施する構成でもよい。
1…運転支援装置、10…移動体検出センサ、11…車両センサ、20…HMI、21…介入制御ECU、30…ECU、31…衝突時間予測部、32…マップ記憶部、33…支援対象判定部、34…マップ変更部、35…運転支援判断部、36…運転支援制御部。

Claims (2)

  1. 自車両と移動体との衝突を回避する運転支援を実施する運転支援装置であって、
    自車両の進行方向と当該進行方向に交差する方向とにおいて自車両と移動体とが交差する交差地点に自車両が到達するまでの第1時間と、前記交差地点に前記移動体が到達するまでの第2時間との相対関係に基づいて支援内容を決定する支援内容決定手段と、
    移動体が支援対象か否かを判定する支援対象判定手段と、
    を備え、
    前記支援内容決定手段は、前記支援対象判定手段で判定した支援対象の移動体と自車両との間に前記支援対象判定手段で判定した支援対象でない移動体が存在する場合には支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して運転支援が実施され難くすることを特徴とする運転支援装置。
  2. 支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合には支援対象でない移動体が存在しない場合と比較して、第1時間と第2時間との相対関係に応じた支援内容を設定したマップにおける運転支援を実施する範囲を小さくするマップ変更手段を備え、
    前記支援内容決定手段は、第1時間と第2時間との相対関係に応じた支援内容を設定したマップに基づいて支援内容を決定し、支援対象の移動体と自車両との間に支援対象でない移動体が存在する場合には前記マップ変更手段で変更したマップに基づいて支援内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
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