JP2013246075A - 燃料貯蔵ラック連結装置および燃料貯蔵設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック同士を連結すること。
【解決手段】燃料を鉛直方向に沿って上方から挿入可能な収納部133aを有して燃料プール内の床面に載置される複数の燃料貯蔵ラック133を連結するための燃料貯蔵ラック連結装置1において、燃料プールの内壁面に対して間隔を有する外枠部材21の内側で複数の桟部材22が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体2と、少なくとも2つの枠体2を上下に配置した状態で支持するとともに燃料プール内の床面に載置される脚をなす複数の支柱3と、を備え、各枠体2の外枠部材21や桟部材22により形成される個々の枠内に燃料貯蔵ラック133が上方からそれぞれ挿入されることで各燃料貯蔵ラック133が連結される。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子炉から取り出された使用済の燃料、または原子炉に設置される未使用の燃料を一時的に貯蔵するための燃料貯蔵ラックの連結装置および燃料貯蔵設備に関する。
原子力発電プラントの一つとして、加圧水型原子炉があり、この加圧水型原子炉では、軽水を原子炉冷却材および中性子減速材として使用し、一次系全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電している。
このような原子力発電プラントでは、加圧水型原子炉から取り出された使用済燃料や、これから加圧水型原子炉に設置される未使用燃料を一時的に貯蔵する燃料貯蔵設備が原子炉建屋に設けられている。燃料貯蔵設備は、燃料プールの水中に、棒状の燃料を立てた状態で支持する燃料貯蔵ラックが複数設置される。
燃料貯蔵ラックは、一般的に、ベースプレートを介して燃料プールの床面に固定されるが、地震発生時などにベースプレートに大きな荷重が作用することから、燃料貯蔵ラックを支持しきれなくなるおそれがある。一方、燃料貯蔵ラックを燃料プールの床面に固定しないと、地震発生時において隣り合う燃料貯蔵ラック同士が衝突したり、燃料貯蔵ラックが燃料プールの壁(防水用のライニング板)に衝突したりするおそれがある。そのため、燃料貯蔵ラックを燃料プールに固定せずに、燃料貯蔵ラック同士を連結させることで、地震発生時に作用する水平力を水の流体付加減衰効果とともに、燃料貯蔵ラックの滑動によって吸収するものが提案されている。このような連結構造として、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1において、連結構造は、燃料貯蔵ラック(各燃料貯蔵用ラック)の外周側部に、少なくとも上方に開口した係合孔あるいは係合溝を備える係合受部が設けられ、係合部材を係合受部に上下方向から挿入して係合させることにより、隣り合う燃料貯蔵ラック同士を連結するものである。
また、従来、燃料プールを形成するコンクリート躯体および燃料プールの内壁面に設けられたライニング板への燃料貯蔵ラックの地震荷重の伝播を遮断するための緩衝体について、例えば、特許文献2に記載されたものがある。
特開2011−149903号公報 特開2008−111674号公報
上述した特許文献1に記載の連結構造は、燃料貯蔵ラックの外周側部に取り付けられるものであり、局所的な応力集中を防ぐために剛性を担保して強固に構成しなければならず大型化してしまう。しかも、上述した特許文献1に記載の連結構造は、隣り合う燃料貯蔵ラックの係合受部同士が水平方向で対向するため、各燃料貯蔵ラックの間隔が拡大する。これらの結果、燃料貯蔵ラックを小さくせざるを得ず、燃料の貯蔵容量が減少することになる。
また、特許文献2における緩衝体は、箱状に形成されたものである。このため、緩衝体は、地震発生時に燃料貯蔵ラックの滑動による衝突エネルギーを効果的に吸収できない。
本発明は上述した課題を解決するものであり、燃料の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック同士を連結することのできる燃料貯蔵ラック連結装置および燃料貯蔵設備を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の燃料貯蔵ラック連結装置は、燃料を鉛直方向に沿って上方から挿入可能な収納部を有して燃料プール内の床面に載置される複数の燃料貯蔵ラックを連結するための燃料貯蔵ラック連結装置において、前記燃料プールの内壁面に対して間隔を有する外枠部材の内側で複数の桟部材が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体と、少なくとも2つの前記枠体を上下に配置した状態で支持するとともに前記燃料プール内の床面に載置される脚をなす複数の支柱と、を備え、各前記枠体の前記外枠部材や前記桟部材により形成される個々の枠内に前記燃料貯蔵ラックが上方からそれぞれ挿入されることで各前記燃料貯蔵ラックが連結されることを特徴とする。
この燃料貯蔵ラック連結装置によれば、各燃料貯蔵ラックが連結されることで、地震発生時に燃料貯蔵ラックが個別に移動することがなく、燃料貯蔵ラック同士が衝突することがない。さらに、地震発生時に作用する水平力を水の流体付加減衰効果とともに、燃料貯蔵ラックの滑動によって吸収するため、燃料貯蔵ラックが燃料プールの内壁面に衝突することを抑制するので、燃料プールの内壁面に設けられたライニング板が損傷する事態や、燃料プールの躯体が損傷する事態を防ぐことができる。特に、この燃料貯蔵ラック連結装置によれば、枠体により各燃料貯蔵ラックの周囲を囲むことで各燃料貯蔵ラックを連結するため、各燃料貯蔵ラックの外周側部に相互を連結する構成を取り付ける場合と比較し、局所的な応力集中を招くことがなく小型(薄い板材)で構成することができるので、隣接する燃料貯蔵ラックの間隔を小さくすることが可能になる。この結果、燃料貯蔵ラックを小さくする必要がなくなるため、燃料の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック同士を連結することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の燃料貯蔵設備は、燃料プールと、燃料を鉛直方向に沿って上方から挿入可能な収納部を有して前記燃料プール内の床面に載置される複数の燃料貯蔵ラックと、前記燃料プールの内壁面に対して間隔を有する外枠部材の内側で複数の桟部材が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体、および少なくとも2つの前記枠体を上下に配置した状態で支持するとともに前記燃料プール内の床面に載置される脚をなす複数の支柱を有して、各前記枠体の前記外枠部材や前記桟部材により形成される個々の枠内に前記燃料貯蔵ラックが上方からそれぞれ挿入されることで各前記燃料貯蔵ラックが連結される連結装置と、を備えることを特徴とする。
この燃料貯蔵設備によれば、各燃料貯蔵ラックが連結されることで、地震発生時に燃料貯蔵ラックが個別に移動することがなく、燃料貯蔵ラック同士が衝突することがない。さらに、地震発生時に作用する水平力を水の流体付加減衰効果とともに、燃料貯蔵ラックの滑動によって吸収するため、燃料貯蔵ラックが燃料プールの内壁面に衝突することを抑制するので、燃料プールの内壁面に設けられたライニング板が損傷する事態や、燃料プールの躯体が損傷する事態を防ぐことができる。特に、この燃料貯蔵ラック連結装置によれば、枠体により各燃料貯蔵ラックの周囲を囲むことで各燃料貯蔵ラックを連結するため、各燃料貯蔵ラックの外周側部に相互を連結する構成を取り付ける場合と比較し、局所的な応力集中を招くことがなく小型(薄い板材)で構成することができるので、隣接する燃料貯蔵ラックの間隔を小さくすることが可能になる。この結果、燃料貯蔵ラックを小さくする必要がなくなるため、燃料の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック同士を連結することができる。
また、本発明の燃料貯蔵設備は、前記燃料プールの内壁面と前記連結装置との間の間隔に配置され、いずれか一方に対して隙間を空けていずれか他方に取り付けられ、前記燃料プールの内壁面と前記連結装置とに開口側を向けて配置される多孔材からなる緩衝体を備えることを特徴とする。
この燃料貯蔵設備によれば、連結装置が想定以上に水平方向に移動した場合、連結装置の衝突に対して燃料プールの内壁面への衝撃を緩和し、燃料プールの内壁面に設けられたライニング板および燃料プールの躯体を保護することができる。
また、本発明の燃料貯蔵設備は、前記緩衝体の孔内に、中性子吸収材または放射線遮蔽材の何れか一方あるいはこれらの混合物を配置することを特徴とする。
この燃料貯蔵設備によれば、緩衝体の孔内に中性子吸収材または放射線(特に、ガンマ線)遮蔽材の何れか一方あるいはこれらの混合物を配置することで、緩衝体において燃料から放出される中性子を吸収することが可能になる。
また、本発明の燃料貯蔵設備は、前記燃料プールの床面に、前記燃料貯蔵ラックまたは前記連結装置の少なくとも一方の載置位置を標す指標が施されていることを特徴とする。
この燃料貯蔵設備によれば、指標により、燃料貯蔵ラックの変位を確認することができ、かつ変位した燃料貯蔵ラックを元あった位置に戻すときの目印となって燃料貯蔵ラックの戻し作業を容易にすることができる。
本発明によれば、燃料の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック同士を連結することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の平面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の使用状態の斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の使用状態の平面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵設備の平断面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵設備の側断面図である。 図7は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵設備における緩衝体の斜視図である。 図8は、本発明の実施形態に係る燃料貯蔵設備における指標を示す平面図である。 図9は、原子力発電プラントを示す概略構成図である。 図10は、原子炉格納容器を示す概略図である。 図11は、燃料貯蔵ラックを示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態の燃料貯蔵設備は、原子力発電プラントにおいて適用される。図9は、原子力発電プラントを示す概略構成図であり、図10は、原子炉格納容器を示す概略図であり、図11は、燃料貯蔵ラックを示す斜視図である。
本実施形態において、原子力発電プラントは、例えば、図9に示すように、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)112が適用される。加圧水型原子炉112は、軽水を原子炉冷却材および中性子減速材として使用し、一次系全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する。
この加圧水型原子炉112を有する原子力発電プラントにおいて、原子炉格納容器111の内部に、加圧水型原子炉112および蒸気発生器113が格納されている。加圧水型原子炉112と蒸気発生器113とは、冷却水配管114,115を介して連結されている。冷却水配管114は、加圧器116が設けられ、冷却水配管115は、冷却水ポンプ117が設けられている。この場合、減速材および一次冷却水として軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器116により160気圧程度の高圧状態を維持するように制御している。従って、加圧水型原子炉112にて、燃料として低濃縮ウランまたはMOXにより一次冷却水としての軽水が加熱され、高温の一次冷却水が加圧器116により所定の高圧に維持された状態で冷却水配管114を通して蒸気発生器113に送られる。この蒸気発生器113では、高圧高温の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換が行われ、冷やされた一次冷却水は冷却水配管115を通して加圧水型原子炉112に戻される。
蒸気発生器113は、原子炉格納容器111の外部に設けられたタービン118および復水器119と冷却水配管120,121を介して連結されており、冷却水配管121に給水ポンプ122が設けられている。また、タービン118は、発電機123が接続され、復水器119は、冷却水(例えば、海水)を給排する取水管124および排水管125が連結されている。従って、蒸気発生器113にて、高圧高温の一次冷却水と熱交換を行って生成された蒸気は、冷却水配管120を通してタービン118に送られ、この蒸気によりタービン118を駆動して発電機123により発電を行う。タービン118を駆動した蒸気は、復水器119で冷却された後、冷却水配管121を通して蒸気発生器113に戻される。
このように構成された原子力発電プラントにおいて、原子炉格納容器111は、図10に示すように、その内部に、上述した加圧水型原子炉112、蒸気発生器113、加圧器116などが収容されている。また、原子炉格納容器111に隣接して燃料取扱建屋130が設置され、この燃料取扱建屋130に燃料貯蔵設備131が設けられている。
燃料貯蔵設備131は、コンクリート製で床面132aおよび内壁面132bがステンレス製のライニング板で防水被覆された燃料プール132を有している。燃料プール132は、平面視で矩形状の床面132aの4辺に、内壁面132bが垂直に立設するように形成されている。この燃料プール132の内部に燃料貯蔵ラック133が設置される。燃料貯蔵ラック133は、加圧水型原子炉112で使用された使用済または未使用の燃料134(図11参照)を一時的に貯蔵するものである。
燃料貯蔵ラック133は、図11に示すように、鋼製または非鉄金属からなる底付の四角筒形状をなして上方が開口する収納部133aを有する。収納部133aは、その内部に、ボロンを添加したステンレス鋼またはアルミニウムからなる四角管形状のセル133bが均等間隔で複数配置され、溶接などの適宜な手段により固定されている。そして、各セル133bの内部に、燃料134が鉛直方向に沿って上方から挿入される。また、燃料貯蔵ラック133は、収納部133aの下部に複数の脚部133c(図示は省略するが、下端はネジにより伸縮可能なもの)が装着されており、この各脚部133cにより燃料プール132の床面132aに載置される。なお、燃料134は、図11に示すように、複数の燃料棒134aが支持格子134bにより纏められた状態で支持された燃料集合体として構成されている。
この燃料貯蔵設備131では、燃料134が収容された燃料貯蔵ラック133は、燃料プール132の内部に満たされた水の中で保管される。このため、燃料134は、水中で燃料棒134aの崩壊熱が除去されて冷却されるとともに、燃料棒134aから放射される放射線が水によって遮蔽されながら貯蔵される。また、燃料棒134aから中性子が放出されるが、燃料貯蔵ラック133は、セル133bがボロンを添加したステンレス鋼またはアルミニウムにより形成されているため、燃料棒134aから放出される中性子は、燃料貯蔵ラック133によって吸収される。さらに、燃料棒134aからガンマ線が放射されるが、燃料貯蔵ラック133が配設される燃料プール132は、コンクリート製であるため、燃料棒134aから放射されたガンマ線は、燃料プール132によって遮蔽される。
図1は、本実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の斜視図であり、図2は、本実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の平面図であり、図3は、本実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の使用状態の斜視図であり、図4は、本実施形態に係る燃料貯蔵ラック連結装置の使用状態の平面図である。
上述した燃料貯蔵設備131において、燃料貯蔵ラック133は、燃料プール132の内部にて、燃料プール132の内壁面132b(図2参照)との間に所定の隙間が確保された形態で、所定の隙間をもって複数配置される。本実施形態の燃料貯蔵ラック連結装置(以下、連結装置という)1は、これら複数の燃料貯蔵ラック133を連結するためのものである。
連結装置1は、鋼製または非鉄金属からなり、図1に示すように、枠体2と、支柱3とを含み構成されている。枠体2は、外枠部材21および桟部材22により形成されている。外枠部材21は、図2に示すように、燃料プール132の内壁面132bに対して間隔を有するように、板材が矩形状に組まれた枠として形成されている。桟部材22は、板材が外枠部材21の枠の内部で、平面視で縦横に掛け渡して互いに交差するように取り付けられ、外枠部材21とともに格子状に形成されている。支柱3は、図1に示すように、少なくとも2つの枠体2を上下に配置した状態で、各枠体2を連結して支持するように、断面L字形状の型材が上下方向に延在して設けられたもので、少なくとも外枠部材21の4隅に取り付けられている。支柱3は、最も下に配置される枠体2のさらに下方に延在し、燃料プール132の床面132aに載置される脚をなす。なお、図には明示しないが、各支柱3の水平方向の間で上下の枠体2を斜めに連結することで、連結装置1全体を補強する補強部材を設けてもよい。
この連結装置1は、各枠体2の外枠部材21や桟部材22により上下方向に開口する個々の矩形枠内に、図3および図4に示すように燃料貯蔵ラック133がそれぞれ挿入される。外枠部材21や桟部材22により形成される矩形枠は、その寸法が燃料貯蔵ラック133の平面視の外径に合わせて形成されている。このため、各燃料貯蔵ラック133は、周囲が上下の枠体2に囲まれて動きを拘束されることにより相互に連結される。また、各燃料貯蔵ラック133は、自身の脚部133cで燃料プール132内の床面132aに載置される。
このように、本実施形態の連結装置1は、燃料プール132の内壁面132bに対して間隔を有する外枠部材21の内側で複数の桟部材22が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体2と、少なくとも2つの枠体2を上下に配置した状態で支持するとともに燃料プール132内の床面132aに載置される脚をなす複数の支柱3と、を備え、枠体2の外枠部材21や桟部材22により形成される個々の枠内に燃料貯蔵ラック133が上方からそれぞれ挿入されることで各燃料貯蔵ラック133が連結されるものである。
この連結装置1によれば、各燃料貯蔵ラック133が連結されることで、地震発生時に燃料貯蔵ラック133が個別に移動することがなく、燃料貯蔵ラック133同士が衝突することがない。さらに、地震発生時に作用する水平力を水の流体付加減衰効果とともに、燃料貯蔵ラック133の滑動によって吸収するため、燃料貯蔵ラック133が燃料プール132の内壁面132bに衝突することを抑制するので、燃料プール132の内壁面132bに設けられたライニング板が損傷する事態や、燃料プール132の躯体が損傷する事態を防ぐことが可能になる。
特に、この連結装置1によれば、枠体2により各燃料貯蔵ラック133の周囲を囲むことで各燃料貯蔵ラック133を連結するため、各燃料貯蔵ラック133の外周側部に相互を連結する構成を取り付ける場合と比較し、局所的な応力集中を招くことがなく小型(薄い板材)で構成することができるので、隣接する燃料貯蔵ラック133の間隔を小さくすることが可能になる。この結果、燃料貯蔵ラック133を小さくする必要がなくなるため、燃料134の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック133同士を連結することが可能になる。
また、本実施の形態の燃料貯蔵設備131は、上述したように、燃料プール132と、燃料134を鉛直方向に沿って上方から挿入可能なセル133bが複数配置された収納部133aを有して燃料プール132内の床面132aに載置される複数の燃料貯蔵ラック133と、燃料プール132の内壁面132bに対して間隔を有する外枠部材21の内側で複数の桟部材22が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体2、および少なくとも2つの枠体2を上下に配置した状態で支持するとともに燃料プール132内の床面132aに載置される脚をなす複数の支柱3を有して枠体2の外枠部材21や桟部材22により形成される個々の枠内に燃料貯蔵ラック133が上方からそれぞれ挿入されることで各燃料貯蔵ラック133が連結される連結装置1と、を備える。
この燃料貯蔵設備131によれば、連結装置1の枠体2により各燃料貯蔵ラック133の周囲を囲むことで各燃料貯蔵ラック133を連結するため、各燃料貯蔵ラック133の外周側部に相互を連結する構成を取り付ける場合と比較し、局所的な応力集中を招くことがなく小型(薄い板材)で構成することができるので、隣接する燃料貯蔵ラック133の間隔を小さくすることが可能になる。この結果、燃料貯蔵ラック133を小さくする必要がなくなるため、燃料134の貯蔵容量の減少を防ぎつつ、燃料貯蔵ラック133同士を連結して載置することが可能になる。なお、燃料貯蔵ラック133の最外周面に収納部133aの側壁を有さない構造にすれば、燃料貯蔵ラック133の間隔をさらに小さくすることもできる。また、連結装置1の支柱3へは、外面に、燃料貯蔵ラック133に取り付いている脚部133cに類似の脚部を取り付けてもよい。
図5は、本実施形態に係る燃料貯蔵設備の平断面図であり、図6は、本実施形態に係る燃料貯蔵設備の側断面図であり、図7は、本実施形態に係る燃料貯蔵設備における緩衝体の斜視図である。
図5および図6に示すように、本実施形態の燃料貯蔵設備131は、緩衝体4を備える。緩衝体4は、燃料プール132の内壁面132bと連結装置1とに開口側を向けて配置される多孔材として構成されている。
具体的に、緩衝体4は、鋼製またはアルミニウムその他の非鉄金属(合金)からなり、図5および図6に示すように、筒体4aを上下左右に複数積み重ねて多孔材を構成したもので、各筒体4aの開口が燃料プール132の内壁面132bと連結装置1とに向くように、燃料プール132の内壁面132bに添えて取り付けられ、上述した連結装置1の流体付加減衰効果を確保するために連結装置1と間隔を空けて設けられる。筒体4aは、相互を溶接、ボルト締め、またはリベットなどの適宜手段で連結される。また、筒体4aは、図7に示すように六角形の筒として構成されていることが好ましく、これによりハニカム構造となり所定の剛性が得られる。なお、筒体4aは、六角形の筒に限らず、例えば、円筒、楕円筒、多角形筒(三角形筒や四角形筒など)、放射形筒(三ツ矢形筒や十字形筒など)、星形筒などであってもよい。なお、緩衝体4は、多孔材を構成するにあたり、波状に折り曲げられた板材を溶接、ボルト締め、またはリベットなどの適宜手段で連結して組み合わせたもの、または、平板あるいは波板を井桁状に組み合わせたものであってもよい。燃料プール132の内壁面132bに設けられたライニング板が損傷する事態を防止するため、筒体4aの燃料プール132の内壁面132b側には板材4bを設ける。
この緩衝体4は、連結装置1が想定以上に水平方向に移動した場合、連結装置1の衝突により変形することで衝突エネルギーを吸収し、燃料プール132の内壁面132bへの衝撃を緩和する。これにより、燃料プール132の内壁面132bに設けられたライニング板が損傷する事態を防ぐ。さらに、緩衝体4は、連結装置1の衝突により変形することで衝突エネルギーを吸収し、燃料プール132を形成するコンクリート躯体へ地震荷重の伝播を遮断するため、コンクリート躯体をも保護することが可能である。なお、緩衝体4は、燃料プール132の内壁面132bに取り付けられていることに限らず、連結装置1に取り付けられていてもよい。この場合、緩衝体4は、上述した連結装置1の流体付加減衰効果を確保するために燃料プール132の内壁面132bと間隔を空けて設けられる。
このように、本実施形態の燃料貯蔵設備131は、燃料プール132の内壁面132bと連結装置1との間の間隔に配置され、いずれか一方に対して隙間を空けていずれか他方に取り付けられ、燃料プール132の内壁面132bと連結装置1とに開口側を向けて配置される多孔材からなる緩衝体4を備える。
この燃料貯蔵設備131によれば、連結装置1が想定以上に水平方向に移動した場合、連結装置1の衝突に対して燃料プール132の内壁面132bへの衝撃を緩和し、燃料プール132の内壁面132bに設けられたライニング板および燃料プール132のコンクリート躯体を保護することが可能になる。
なお、図には明示しないが、緩衝体4は、燃料プール132の床面132aと連結装置1とに開口側を向けて配置される多孔材からなり、燃料プール132の床面132aに配置されるように設けられてもよい。この場合、地震発生時に連結装置1が上方に浮き上がった場合、緩衝体4が連結装置1の落下により変形することで衝突エネルギーを吸収し、燃料プール132の床面132aへの衝撃を緩和する。これにより、燃料プール132の床面132aに設けられたライニング板が損傷する事態を防ぐことが可能になる。さらに、緩衝体4は、連結装置1の衝突により変形することで衝突エネルギーを吸収し、燃料プール132を形成するコンクリート躯体へ地震荷重の伝播を遮断するため、コンクリート躯体をも保護することが可能である。この場合、緩衝体4は、通常時に、燃料134、燃料貯蔵ラック133および転結装置1を含む重量を支える強度を備える。
また、緩衝体4は、孔内に、ホウ酸、炭化ホウ素、ホウ酸水などのホウ素化合物、またはガドリニウム、あるいはカドミウムなどの化合物からなる中性子吸収材を配置することが好ましい。この場合、中性子吸収材を孔内に充填するため、図7に示すように孔を閉塞する板材4cを設ける。板材4cは、全ての孔でなく中性子吸収材を充填する孔のみを塞ぐものであればよい。なお、板材4cを用いる場合、多孔材をなす各筒体4aの一部を連結せずに間隔を空けてもよい。
このように、緩衝体4の孔内に中性子吸収材を配置することで、緩衝体4において燃料134(燃料棒134a)から放出される中性子を吸収することが可能になる。なお、中性子吸収材に換えて鋼塊、鋼球などからなる放射線(特に、ガンマ線)遮蔽材を配置するか、もしくは中性子吸収材とガンマ線遮蔽材の混合物を配置してもよい。ガンマ線遮蔽材は、燃料134(燃料棒134a)から放出されるガンマ線を遮蔽するため、燃料プール132を形成するコンクリート躯体に含まれる水が温度上昇して蒸発するのを防ぐ。また、緩衝体4の孔内に水を単独にて、あるいは中性子吸収材またはガンマ線遮蔽材と混合して配置すれば、燃料134(燃料棒134a)が溶融した際に燃料134(燃料棒134a)の冷却を補助する。緩衝体4の筒体4aは、内部を板で(好ましくは鉛直方向に)間仕切りして複数個の区画を形成し、それぞれの区画に中性子吸収材、ガンマ線遮蔽材、冷却水などを分散して配置してもよい。
図8は、本実施形態に係る燃料貯蔵設備における指標を示す平面図である。図8(a)および図8(b)に示すように、本実施形態の燃料貯蔵設備131は、燃料プール132の床面132aに、燃料貯蔵ラック133または連結装置1の少なくとも一方の載置位置を標す指標5が施されていることが好ましい。図8(a)においては、燃料プール132の床面132aに、燃料貯蔵ラック133および連結装置1の載置位置を標す指標5として、燃料貯蔵ラック133の脚部133cの外径を囲む罫書き線、および連結装置1の脚となる支柱3の外径に沿う罫書き線が描かれている。指標5は、燃料プール132の床面132aのライニング板に対し、燃料貯蔵ラック133または連結装置1の当初の設置エリアと、その他のエリアに対して表面祖度を違えてコントラストをつけたり、ライニング板に色を付けてエッチングしてコントラストをつけたりしてもよい。なお、緩衝体4が燃料プール132の床面132aに設けられる場合は、緩衝体4に指標5が施される。
この燃料貯蔵設備131によれば、指標5により、図8(b)に示すように、燃料貯蔵ラック133の変位(変位後の位置を2点鎖線で示す)を確認することが可能になり、かつ変位した燃料貯蔵ラック133を元あった位置に戻すときの目印となって燃料貯蔵ラック133の戻し作業を容易にすることが可能になる。燃料貯蔵ラック133を元あった位置に戻すには、燃料プール132の内壁面132b側と、連結装置1または燃料貯蔵ラック133との間にジャッキを挿入し、このジャッキにより連結装置1および燃料貯蔵ラック133を指標5の位置まで戻す。
1 燃料貯蔵ラック連結装置
2 枠体
21 外枠部材
22 桟部材
3 支柱
4 緩衝体
4a 筒体
4b 板材
4c 板材
5 指標
131 燃料貯蔵設備
132 燃料プール
132a 床面
132b 内壁面
133 燃料貯蔵ラック
133a 収納部
133b セル
133c 脚部
134 燃料
134a 燃料棒
134b 支持格子

Claims (5)

  1. 燃料を鉛直方向に沿って上方から挿入可能な収納部を有して燃料プール内の床面に載置される複数の燃料貯蔵ラックを連結するための燃料貯蔵ラック連結装置において、
    前記燃料プールの内壁面に対して間隔を有する外枠部材の内側で複数の桟部材が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体と、
    少なくとも2つの前記枠体を上下に配置した状態で支持するとともに前記燃料プール内の床面に載置される脚をなす複数の支柱と、
    を備え、各前記枠体の前記外枠部材や前記桟部材により形成される個々の枠内に前記燃料貯蔵ラックが上方からそれぞれ挿入されることで各前記燃料貯蔵ラックが連結されることを特徴とする燃料貯蔵ラック連結装置。
  2. 燃料プールと、
    燃料を鉛直方向に沿って上方から挿入可能な収納部を有して前記燃料プール内の床面に載置される複数の燃料貯蔵ラックと、
    前記燃料プールの内壁面に対して間隔を有する外枠部材の内側で複数の桟部材が交差して取り付けられて格子状に形成された枠体、および少なくとも2つの前記枠体を上下に配置した状態で支持するとともに前記燃料プール内の床面に載置される脚をなす複数の支柱を有して、各前記枠体の前記外枠部材や前記桟部材により形成される個々の枠内に前記燃料貯蔵ラックが上方からそれぞれ挿入されることで各前記燃料貯蔵ラックが連結される連結装置と、
    を備えることを特徴とする燃料貯蔵設備。
  3. 前記燃料プールの内壁面と前記連結装置との間の間隔に配置され、いずれか一方に対して隙間を空けていずれか他方に取り付けられ、前記燃料プールの内壁面と前記連結装置とに開口側を向けて配置される多孔材からなる緩衝体を備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料貯蔵設備。
  4. 前記緩衝体の孔内に、中性子吸収材または放射線遮蔽材の何れか一方あるいはこれらの混合物を配置することを特徴とする請求項3に記載の燃料貯蔵設備。
  5. 前記燃料プールの床面に、前記燃料貯蔵ラックまたは前記連結装置の少なくとも一方の載置位置を標す指標が施されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の燃料貯蔵設備。
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