JP2013245474A - 検測枠の製造方法および検測枠ならびに法面保護工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】法面2上で、上側1本、下側2本の芯材3,3’,3’’を固定でき、また、それら芯材を内包した膨出体Mを形成する際に膨出体の形状寸法を規制するために使用する、線材Rによる検測枠1の製造方法。膨出体M形状の目安となる傾斜部、上側芯材3’’のための第1略V部6、下側芯材3を浮設保持するための第1略Λ部8、接続部11、下側芯材3’を浮設保持するための第2略Λ部10、接続部13、下側芯材3’を浮設保持するための第3略Λ部12、接続部15、下側芯材3を浮設保持するための第4略Λ部14、接続部17、膨出体M形状の目安となる前記第3傾斜部16、前記上側芯材3’’を載置するための第2略V部18、膨出体M形状の目安となる第4傾斜部19夫々を形成。
【選択図】図1
Description
膨出体形状の目安となる第1傾斜部の形成工程、上側芯材を載置するための第1略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第2傾斜部の形成工程、次の第1略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第1略Λ部の形成工程、次の第2略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第2略Λ部の形成工程、次の第3傾斜部への接続部の形成工程、膨出体形状の目安となる前記第3傾斜部の形成工程、前記上側芯材を載置するための第2略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第4傾斜部の形成工程を有する検測枠の製造方法を提供する(請求項1)。
また、この発明は、別の観点から、法面上で、少なくとも上側1本、下側2本の芯材を固定できるとともに、それら芯材を内包した膨出体を形成する際に膨出体の形状寸法を規制するために使用する、線材による検測枠の製造方法であって、
膨出体形状の目安となる第1傾斜部の形成工程、上側芯材を載置するための第1略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第2傾斜部の形成工程、次の第1略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第1略Λ部の形成工程、次の第2略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第2略Λ部の形成工程、次の第3略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第3略Λ部の形成工程、次の第4略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第4略Λ部の形成工程、次の第3傾斜部への接続部の形成工程、膨出体形状の目安となる前記第3傾斜部の形成工程、前記上側芯材を載置するための第2略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第4傾斜部の形成工程を有する検測枠の製造方法を提供する(請求項2)。
この発明における芯材は、鉄筋、高張力繊維などを含む。前記高張力繊維として、炭素繊維、ガラス繊維等の無機繊維や、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの有機繊維を挙げることができる。この発明の検測枠としては、例えば上側1本、下側2本の計3本の芯材を固定する3本配筋用の検測枠を挙げることができる。下側2本の芯材についていえば、図1〜5は、下側2本の芯材のうち、一方の下側芯材(第1下側芯材)を第1略Λ部と第4略Λ部に浮設保持(固定)するとともに、他方の下側芯材(第2下側芯材)を第2略Λ部と第3略Λ部に浮設保持(固定)する形態を示している。また、図6は、下側2本の芯材のうち、一方の下側芯材(第1下側芯材)を第1略Λ部と第3略Λ部に浮設保持(固定)するとともに、他方の下側芯材(第2下側芯材)を第2略Λ部と第4略Λ部に浮設保持(固定)する形態を示している。例えば図2,4に示す1個の検測枠、あるいは図6に示す1個の検測枠のいずれにおいても、膨出体形状の目安となる第1,2傾斜部と第3,4傾斜部が検測枠の長さ方向(両矢印Dで示す方向)に適宜間隔をおいて対向配置されている。そして、第1略Λ部、第2略Λ部が第1,2傾斜部側に位置するよう、また、第3略Λ部、第4略Λ部が第3,4傾斜部側に位置するよう、第1略Λ部、第2略Λ部、第3略Λ部および第4略Λ部は例えばこの順で形成される。ここで、第1略Λ部、第2略Λ部、第3略Λ部、第4略Λ部の位置関係を明確にするため、図1,6において、平面視でD方向に平行な対向する二辺を有する仮想の長方形を考えると、第1略Λ部、第2略Λ部、第3略Λ部、第4略Λ部は前記仮想の長方形の四隅(角)に位置するよう形成されるのが好ましい。そして、図2,4に示す1個の検測枠、図6に示す1個の検測枠のいずれにおいても、上側芯材はD方向に平行な状態で第1略V部と第2略V部間にわたり載置可能となる。そして、図2,4に示す1個の検測枠においては、第1下側芯材を第1略Λ部と第4略Λ部間にわたり、また、第2下側芯材を第2略Λ部と第3略Λ部間にわたり浮設するため、前記仮想の長方形のD方向に平行な前記対向する二辺のうち一方の辺の前後両端に第1略Λ部と第4略Λ部が位置するとともに、前記対向する二辺のうち他方の辺の前後両端に第2略Λ部と第3略Λ部が位置するよう形成されており、第2略Λ部と第3略Λ部を接続する接続部はD方向に平行に形成されている。一方、図6に示す1個の検測枠では、第1下側芯材を第1略Λ部と第3略Λ部間にわたり、また、第2下側芯材を第2略Λ部と第4略Λ部間にわたり浮設するため、前記仮想の長方形のD方向に平行な前記対向する二辺のうち一方の辺の前後両端に第1略Λ部と第3略Λ部が位置するとともに、他方の辺の前後両端に第2略Λ部と第4略Λ部が位置するよう形成されている。すなわち、図6に示す1個の検測枠では、第1略Λ部と第4略Λ部が前記仮想の長方形の一方の対角線上に位置しており、第2略Λ部と第3略Λ部が他方の対角線上に位置しており、第2略Λ部と第3略Λ部を接続する接続部が図2,4に示すようにD方向に平行ではなく、傾斜して形成されている。この発明における膨出体は、縦方向のみ、横方向のみ、斜め方向のみ、格子状、斜め格子状などに例えばモルタルなどの硬化材(後述する)を吹き付けるなどして盛って形成したものを含む。このように前記膨出体は、縦方向のみ、横方向のみ、斜め方向のみ、格子状、斜め格子状など、斜面(法面)の保護形態のニーズに合わせて適宜選択可能であるが、図1,3,5ではそのうち格子状の膨出体を示している。この発明における線材は、金属線材、合成樹脂を線状に成型した線材などを含む。また、この発明では、前記複数の工程において、最初の工程の前、最後の工程の後、または前後する2工程に、記載していない工程を挿入してもよい。
(1)請求項1の発明では、線材に、第1傾斜部、第1略V部、第2傾斜部、次の第1略Λ部への接続部、前記第1略Λ部、次の第2略Λ部への接続部、前記第2略Λ部、次の第3傾斜部への接続部、前記第3傾斜部、第2略V部、第4傾斜部を形成する工程を有している。また、請求項2の発明では、線材に、第1傾斜部、第1略V部、第2傾斜部、第1略Λ部への接続部、第1略Λ部、第2略Λ部への接続部、第2略Λ部、第3略Λ部への接続部、第3略Λ部、第4略Λ部への接続部、第4略Λ部、第3傾斜部への接続部、第3傾斜部の形成工程、第2略V部、第4傾斜部を形成する工程を有している。一方、特許文献1に記載された従来の検測枠(以下、従来技術という)では、1本の芯材を固定(浮設保持)する機能を有する検測枠において、鋼製線材が6本も必要で、しかもこれら鋼製線材の溶接等の線材連結(接続)箇所が8箇所にも及んでおりコスト高となる。一方、本発明では、少なくとも上側1本、下側2本の芯材を固定する機能を有するのに前記従来技術のように6本もの多数の鋼製線材を必要とせず、例えば1本の線材から検測枠を製造できるため、コストダウンが達成できる。また、所定形状寸法および所定強度の膨出体を確実に形成することができる検測枠を得るために必要な線材量が、一例として前記従来技術では245cmのところ、本発明で得られる検測枠では195cmと約20%少なく済み、使用材料の面からもコストダウンが達成できる。
検測枠1を得るための最初の工程において、例えば格子状法枠M形状の目安となる第1傾斜部5を形成する前に一本の直線状の金属線材Rの一方端部Sを所定の大きさの曲げ径を有して好ましくは後に形成される前記垂直面F内に位置可能なように所定長さΔだけD’方向に平行な方向に折曲げて水平辺20を形成する。前記所定長さΔは、金網Kの目合いを水平辺20が支障無く通過可能な長さである。一方、検測枠1を得るための最後の工程において、格子状法枠M形状の目安となる第4傾斜部19の形成工程(第十五工程)の後、前記金属線材Rの他方端部S’を水平辺20の場合と同じ所定の大きさの曲げ径を有して好ましくは前記垂直面F’内に位置可能なように所定長さΔ’(=Δ)だけ水平辺20と同じ向きに折曲げて、水平辺20と同一水平面に位置するよう水平辺20’を形成する。すなわち、前記水平辺20と前記水平辺20’はいずれも同一水平面に位置するようにD’方向に平行な状態で同じ向きに折曲して形成されている。得られた検測枠1においては、第1傾斜部5の最上流端および第4傾斜部19の最下流端にそれぞれ前記水平辺20および前記水平辺20’が形成されており、前記水平辺20および前記水平辺20’を法面2に載せることから、その存在により、法面2が盛土であるような場合、検測枠1が法面2に沈み込むことが防止される。
脚23は正面視上方開放の凹状形状をなし、第1,2傾斜部5,7のM型形状部分Aの下端に形成されている。脚23は、前記凹状形状を得るために所定の大きさの曲げ径を有して形成されているのみならず、好ましくは前記垂直面F内に位置するのではなく、検測枠1の内側に位置するように線材折曲げ装置(図示せず)により折曲げられて形成されている。すなわち、前記凹状形状の脚23は、前記垂直面Fに対し平面視において所定角度(鋭角)だけ前記垂直面Fの内側に折曲げられている。23aは、前記垂直面Fに対し平面視において所定角度(鋭角)だけ検測枠1の内側に折曲げられた脚23の下流端である。つまり、第2傾斜部7を形成した後、金属線材Rにおける折曲げポイントP1 (図2,3における黒点で示す箇所)で検測枠1の内側に折曲げるとともに、前記凹状形状に折曲げて脚23は形成されている。ここで、脚23の折曲げポイントP1 から下流端23aに至る前記凹状形状は前記金属線材Rの曲げ径を調整することにより金網Kの目合いを通る大きさに形成される。すなわち、脚23は、その曲げ径を調整することにより金網Kを通過できる大きさに形成される。続いて、脚23の下流端部23aから第1略Λ部8の上流端部8aに至る所定長さの水平辺(一本の水平な直線状に形成されている)から構成された接続部9が線材折曲げ装置(図示せず)により形成される。前記接続部9は、前記垂直面Fに対し平面視において前記所定角度(鋭角)だけ検測枠1の内側に傾斜した状態で脚23から連設されており、脚23の下流端部23aから第1略Λ部8の上流端部8aに水平な状態で至る。さらに、第1略Λ部8は、前記垂直面Fに平行に形成される。これにより、第1略Λ部8(鉄筋3を結束線rで固縛固定する箇所)と接続部11と第2略Λ部10(鉄筋3’を結束線rで固縛固定する箇所)を、検測枠1の内側に前記D方向に沿った状態で前記所定角度(鋭角)に相当する適宜長さだけ前記垂直面Fからずらせて配置されることになる。すなわち、前記第1略Λ部8と接続部11と第2略Λ部10は、前記垂直面Fから検測枠1の内側に適宜間隔だけ遠ざけて配置される。同様に、接続部9と同一形状の接続部17(一本の水平な直線状に形成された所定長さの水平辺)が線材折曲げ装置(図示せず)によって形成されており、この接続部17は、第3略Λ部12と接続部15と第4略Λ部14とを、検測枠1の内側に前記D方向に沿った状態で適宜間隔だけ前記垂直面F’から遠ざけて配置するために、前記垂直面F’に対し平面視において所定角度(鋭角)だけ検測枠1の内側に傾斜した状態で脚23’に連設されるよう形成されている。例えば図2に示すように、接続部17の延長線17c(点線で示す)は接続部13に交差するように平面視において前記垂直面F’に対し内側に傾斜している。同様に接続部9の延長線(図示せず)も接続部13に交差するように平面視において前記垂直面Fに対し内側に傾斜している。また、脚23’は正面視上方開放の凹状形状をなし、脚23と同一形状に形成されている。すなわち、第3,4傾斜部16,19のM型形状部分A’の下端に位置する脚23’は、M型形状部分A’の下端を所定の大きさの曲げ径を有して形成されており、好ましくは垂直面F’内に位置するのではなく、垂直面F’内よりも平面視において所定角度(鋭角)だけ検測枠1の内側に位置するように線材折曲げ装置(図示せず)により形成される。ここで、脚23と同様に、’脚23’は前記凹状形状を得るためにその曲げ径を調整することにより金網Kの目合いを通る大きさ(金網Kを通過できる大きさ)に形成される。なお、脚23,23’を金網Kの目合いを通らない大きさ(金網Kを法面2に抑えつけうる大きさ)に形成してもよい。
前記接続部13におけるD方向両端13a,13bにはそれぞれ、前記他方の下側鉄筋3’を挿入させてこれを結束線r(図1参照)で固縛固定(位置決め)する前記第2略Λ部10および第3略Λ部12が形成されている。すなわち、前記接続部13は、第2略Λ部10の下流端側の裾端と、第3略Λ部12の上流端側の裾端を繋いでいる(接続している)。第2略Λ部10は、接続部11の下流端部11aからD方向に垂直な面内(D’方向に沿う垂直面内)において、水平辺20の側に折曲して上方斜めに連設され、接続部11の高さ位置よりも所定長さeだけ高い位置にある頂点Tを経て、さらにD’方向に沿う垂直面内において、前記水平辺20の側に折曲して下方斜めに至るよう連設される。一方、第3略Λ部12は、接続部13の下流端部13bからD’方向に沿う垂直面内において、脚23’の側に折曲して上方斜めに連設され、第2略Λ部10の場合と同様、接続部13の高さ位置よりも所定長さeだけ高い位置にある頂点T’を経て、さらにD’方向に沿う垂直面内において、前記脚23’の側に折曲して下方斜めに至るよう連設される。すなわち、この第2略Λ部10および第3略Λ部12それぞれによって囲まれる仮想の三角形状の面fおよびf’は、M型形状部分AおよびA’によって囲まれる仮想の前記垂直面FおよびF’と平行である。さらに、前記接続部13は、一本の水平な直線状の水平辺に形成されており、これは第2略Λ部10の下流端側の裾端と、第3略Λ部12の上流端側の裾端を繋いでいる(接続している)。そして、上述したように、前記接続部13は、接続部9,11,15,17と同一水平面に位置させてあり、金網Kの上面iに接する(当接する)ような低い位置に形成してある。同様に、前記一方の下側鉄筋3を挿入させてこれを結束線r(図1参照)で固縛固定(位置決め)する第1略Λ部8および第4略Λ部14それぞれによって囲まれる仮想の三角形状の面f’’およびf’’’は、M型形状部分AおよびA’によって囲まれる仮想の前記垂直面FおよびF’と平行である。そして、第2略Λ部10と第3略Λ部12を接続する接続部13の存在により、二本の下側鉄筋3’,3の結束・固定作業を行う作業空間を開放することができて作業空間を広く確保することができる。この場合、第2略Λ部10と第3略Λ部12を接続する接続部13を金網Kの上面iに接する(当接する)ような低い位置に形成しているので、検測枠1内の作業空間をさらに広く確保することができる。
2 法面
3,3’,3’’ 鉄筋(芯材)
5 第1傾斜部
6 第1略V部
7 第2傾斜部
8 第1略Λ部
9,11,13,15,17 接続部
10 第2略Λ部
12 第3略Λ部
14 第4略Λ部
16 第3傾斜部
18 第2略V部
19 第4傾斜部
20,20’ 水平辺
23,23’ 脚
M 格子状法枠(膨出体形状)
R 一本の線材
Claims (12)
- 法面上で、少なくとも上側1本、下側2本の芯材を固定できるとともに、それら芯材を内包した膨出体を形成する際に膨出体の形状寸法を規制するために使用する、線材による検測枠の製造方法であって、
膨出体形状の目安となる第1傾斜部の形成工程、上側芯材を載置するための第1略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第2傾斜部の形成工程、次の第1略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第1略Λ部の形成工程、次の第2略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第2略Λ部の形成工程、次の第3傾斜部への接続部の形成工程、膨出体形状の目安となる前記第3傾斜部の形成工程、前記上側芯材を載置するための第2略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第4傾斜部の形成工程を有する検測枠の製造方法。 - 法面上で、少なくとも上側1本、下側2本の芯材を固定できるとともに、それら芯材を内包した膨出体を形成する際に膨出体の形状寸法を規制するために使用する、線材による検測枠の製造方法であって、
膨出体形状の目安となる第1傾斜部の形成工程、上側芯材を載置するための第1略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第2傾斜部の形成工程、次の第1略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第1略Λ部の形成工程、次の第2略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第2略Λ部の形成工程、次の第3略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第3略Λ部の形成工程、次の第4略Λ部への接続部の形成工程、下側芯材を浮設保持するための前記第4略Λ部の形成工程、次の第3傾斜部への接続部の形成工程、膨出体形状の目安となる前記第3傾斜部の形成工程、前記上側芯材を載置するための第2略V部の形成工程、膨出体形状の目安となる第4傾斜部の形成工程を有する検測枠の製造方法。 - 前記線材の端部を折曲する折曲工程を有する請求項1または2に記載の検測枠の製造方法。
- 線材折曲げ装置を用いて前記各工程を行う請求項1〜3のいずれか1項に記載の検測枠の製造方法。
- 前記線材は、前記第2傾斜部から前記第3傾斜部に至る間の位置で分割された複数の線材部分よりなり、前記各形成工程の後に、前記分割位置で線材部分同士を溶接により連結して一本の線材とする連結工程を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の検測枠の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の各工程の1または複数の工程を、1回または複数回に分けてプレス機を用いて行う検測枠の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の全工程を同時に合成樹脂成型加工機で行う検測枠の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の製造方法で製造した検測枠。
- 法面に下側芯材を配置する工程、下側芯材の上から請求項8に記載の検測枠を設置する工程、下側芯材を検測枠の略Λ部に固定する工程、検測枠の略V部に上側芯材を載置し固定する工程、検測枠の形状を目安にしながら検測枠および前記上側、下側芯材を内包するように硬化材を盛って膨出体を形成する工程を有する法面保護工法。
- 最初に、法面に被覆材を展開する工程を有する請求項9に記載の法面保護工法。
- 膨出体を形成する工程の後に、膨出体と膨出体の間の法面を、硬化材、間詰材、植生基材から選ばれる1種以上で覆う工程を有する、請求項9または10に記載の法面保護工法。
- 検測枠の形状を目安にしながら検測枠および前記上側、下側芯材を内包するように硬化材を盛って膨出体を形成する工程の前に、硬化材が付着しないように膨出体と膨出体の間の地山を保護するシートを設置する工程を有する、請求項9〜11のいずれか1項に記載の法面保護工法。
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