JP2013244841A - 車両用懸架装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 スイッチング素子の破損等に伴うモータ出力の常時の短絡状態を防止して、電磁モータ式の抑制力発生器の不具合を防止することができる車両用懸架装置を提供する。
【解決手段】 電磁モータ式緩衝器を用いた車両用懸架装置において、抑制力発生器6から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路31を設け、抑制力発生器6に対して、バッテリ30と抑制力制御回路31とを並列接続し、抑制力制御回路31は、抑制力発生器6から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路(1)と、バッテリ側へ流す経路(2)とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子34と、このスイッチング素子34に直列接続され抑制力発生器6への過電流を防ぐ保護回路35とを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 電磁モータ式緩衝器を用いた車両用懸架装置において、抑制力発生器6から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路31を設け、抑制力発生器6に対して、バッテリ30と抑制力制御回路31とを並列接続し、抑制力制御回路31は、抑制力発生器6から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路(1)と、バッテリ側へ流す経路(2)とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子34と、このスイッチング素子34に直列接続され抑制力発生器6への過電流を防ぐ保護回路35とを有する。
【選択図】 図3
Description
この発明は、電磁モータ式の抑制力発生器を利用して減衰力を発生させる車両用懸架装置に関する。
車両において、懸架部と被懸架部との間に、懸架ばねと油圧緩衝器とを並列に配置し、路面の凹凸によって生じる振動等を減衰させることで、車体の乗り心地と操縦性を確保する装置が実用に供されている。近年、前記油圧緩衝器に代わる機構として、電磁モータを利用して減衰力を発生する電磁モータ式緩衝器が提案されている。なお、この明細書で「電磁モータ」とは、電気による磁場の力で動くモータを意味し、電動機と同義である。電磁モータを使うことで、減衰力制御や車高調整などを自在に行うことが可能となる。また電磁モータを発電機として利用することで、振動エネルギーを回生利用することも可能である。
より具体的な構造として、以下の例が提案されている(特許文献1)。図6に示すように、ボールねじ機構を利用して懸架部と被懸架部との間に生じる振動を、直線運動から回転運動へと変換し、ボールねじシャフト50を回転させ、動力伝達機構51を介してボールねじシャフト50の軸方向外側に配置した電磁モータ52に伝える電磁緩衝器が提案されている。電磁モータ52で電磁力に起因するトルクで回転運動を抑制し振動を減衰させる。
電磁モータに発生した電力を制御回路を介して出力し、減衰力制御や振動エネルギーの回生を行っている。制御回路は、電磁モータから出力されたモータ電流を制御し、モータトルクを制御することにより減衰力の制御を行っている。
より具体的な減衰力制御の方法としては、制御回路内部における昇圧回路のトランジスタがオン、オフ動作を繰り返し行い、スイッチング周期におけるスイッチオン時間が占める割合(デューティ)を操作することによって、モータ電流の制御を行っている。
この場合に昇圧回路内のトランジスタが破損し常時短絡した状態で、電磁モータ式緩衝器が上下運動して電磁モータが発電をしたとき、電磁モータの出力が短絡し、過電流により電磁モータが不具合を起こす可能性がある。
より具体的な減衰力制御の方法としては、制御回路内部における昇圧回路のトランジスタがオン、オフ動作を繰り返し行い、スイッチング周期におけるスイッチオン時間が占める割合(デューティ)を操作することによって、モータ電流の制御を行っている。
この場合に昇圧回路内のトランジスタが破損し常時短絡した状態で、電磁モータ式緩衝器が上下運動して電磁モータが発電をしたとき、電磁モータの出力が短絡し、過電流により電磁モータが不具合を起こす可能性がある。
この発明の目的は、スイッチング素子の破損等に伴うモータ出力の常時の短絡状態を防止して、電磁モータ式の抑制力発生器の不具合を防止することができる車両用懸架装置を提供することである。
この発明の車両用懸架装置は、ボールねじおよび電磁モータ式の抑制力発生器を有し、前記ボールねじのボールねじナットと前記抑制力発生器のモータロータとが連結され、前記ボールねじのボールねじ軸の直線運動を前記ボールねじナットの回転運動に変換し、この回転運動を前記モータロータに伝達し、前記抑制力発生器が前記回転運動を抑制する方向の力を発生することで前記ボールねじ軸の直線運動を抑制する電磁モータ式緩衝器を用いた車両用懸架装置において、前記抑制力発生器から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路を設け、前記抑制力発生器に対して、車両に搭載されたバッテリと、前記抑制力制御回路とを並列接続し、前記抑制力制御回路は、前記抑制力発生器から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路と、前記バッテリ側へ流す経路とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子と、このスイッチング素子に直列接続され前記抑制力発生器への過電流を防ぐ保護回路とを有することを特徴とする。
この構成によると、車両の走行時の振動により、ボールねじ軸がボールねじナットに対して相対的に軸方向へ直線運動する。このときボールねじ軸に螺合するボールねじナットは回転運動し、この回転運動は、電磁モータ式の抑制力発生器のモータロータに伝達される。このとき抑制力発生器が、回転運動を抑制する方向に力を発生させることで、前記車両の振動を減衰することができる。車両振動により発生する力を抑制力発生器等で制御することで、所望の減衰力が得られる。具体的には、抑制力制御回路のスイッチング素子を切換える動作を繰り返し行い、抑制力発生器から出力された電流を制御し、出力トルクを制御することで、減衰力を制御し得る。またモータロータの回転により抑制力発生器で発生した電力をバッテリに回生し得る。このように、抑制力発生器で発電された電力を抑制力制御回路で制御し出力することにより、減衰力制御や振動エネルギーの回生利用を行うことが可能となる。
前記スイッチング素子が、例えば、故障等により常時短絡状態となったとき、前記スイッチング素子に直列接続された保護回路が、抑制力発生器への過電流を防ぐ。電磁モータ式緩衝器が上下運動し抑制力発生器に電力が発生したとき、保護回路により抑制力発生器に流れる電流の大きさを制限することが可能となる。このように抑制力発生器の不具合を未然に防止し得る。
前記スイッチング素子がトランジスタであっても良い。
前記抑制力制御回路は、前記トランジスタのスイッチング周期におけるデューティを制御可能としても良い。このようにスイッチング周期におけるスイッチオン時間が占める割合(デューティ)を制御することで、抑制力発生器から出力された電流を容易に制御することができる。
前記抑制力制御回路は、前記トランジスタのスイッチング周期におけるデューティを制御可能としても良い。このようにスイッチング周期におけるスイッチオン時間が占める割合(デューティ)を制御することで、抑制力発生器から出力された電流を容易に制御することができる。
前記保護回路は、電流を制限する電流制限抵抗と、この電流制限抵抗に並列接続された回路切断手段とを有するものであっても良い。この場合、前記回路切断手段は通常、所望の短絡状態を維持しているが、前記スイッチング素子が、例えば、故障等により常時短絡状態となって回路切断手段に過電流が流れると、この回路切断手段のスイッチング状態が切換えられる。これにより電流制限抵抗に電流を流すことで、抑制力発生器に流れる電流の大きさを制限し得る。
前記回路切断手段が、ヒューズ、ブレーカー、ポリスイッチ、リレー、およびトランジスタのいずれか一つであっても良い。ポリスイッチは、素子温度が下降すると抵抗値が低下する可逆性の抵抗値変化を有するため、交換不要である。
前記回路切断手段が、ヒューズ、ブレーカー、ポリスイッチ、リレー、およびトランジスタのいずれか一つであっても良い。ポリスイッチは、素子温度が下降すると抵抗値が低下する可逆性の抵抗値変化を有するため、交換不要である。
前記抑制力制御回路は、前記スイッチング素子に接続された制御回路部を有し、この制御回路部は、前記スイッチング素子に流れる電流値に応じて、前記保護回路の前記回路切断手段をスイッチング動作させるものであっても良い。この場合、制御回路部は、スイッチング素子に流れる電流値が定められた電流値以上か否かを常時判断し、前記電流値以上であるとの判断で前記回路切断手段をオフとする。よって抑制力発生器に流れる電流の大きさを制限し得る。
前記ボールねじナットの回転運動を増速し、前記抑制力発生器に伝達する増速機構を有するものであっても良い。
前記増速機構が遊星歯車機構であっても良い。
前記増速機構が遊星歯車機構であっても良い。
この発明の車両用懸架装置は、電磁モータ式緩衝器を用いた車両用懸架装置において、
抑制力発生器から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路を設け、前記抑制力発生器に対して、車両に搭載されたバッテリと、前記抑制力制御回路とを並列接続し、前記抑制力制御回路は、前記抑制力発生器から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路と、前記バッテリ側へ流す経路とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子と、このスイッチング素子に直列接続され前記抑制力発生器への過電流を防ぐ保護回路とを有するため、スイッチング素子の破損等に伴うモータ出力の常時の短絡状態を防止して、電磁モータ式の抑制力発生器の不具合を防止することができる。
抑制力発生器から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路を設け、前記抑制力発生器に対して、車両に搭載されたバッテリと、前記抑制力制御回路とを並列接続し、前記抑制力制御回路は、前記抑制力発生器から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路と、前記バッテリ側へ流す経路とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子と、このスイッチング素子に直列接続され前記抑制力発生器への過電流を防ぐ保護回路とを有するため、スイッチング素子の破損等に伴うモータ出力の常時の短絡状態を防止して、電磁モータ式の抑制力発生器の不具合を防止することができる。
この発明の第1の実施形態に係る車両用懸架装置を図1ないし図5と共に説明する。なお以下の説明は、車両用懸架装置の制御方法についての説明をも含む。
図1に示すように、車両用懸架装置は、例えば、四輪車等の車両の車体を含む懸架部1と、車輪やアーム等を含む被懸架部2との間に設けられ、これら懸架部1,被懸架部2間の振動を減衰する。車両用懸架装置は、ハウジング3と、ボールねじ4と、増速機構5と、電磁モータ式の抑制力発生器6と、昇圧回路7(図3)とを有する。
図1に示すように、車両用懸架装置は、例えば、四輪車等の車両の車体を含む懸架部1と、車輪やアーム等を含む被懸架部2との間に設けられ、これら懸架部1,被懸架部2間の振動を減衰する。車両用懸架装置は、ハウジング3と、ボールねじ4と、増速機構5と、電磁モータ式の抑制力発生器6と、昇圧回路7(図3)とを有する。
前記ボールねじ4は、ボールねじ軸8と、このボールねじ軸8に螺合されるボールねじナット9とを有する。ハウジング3内に、ボールねじ軸8の大部分およびボールねじナット9と、増速機構5と、抑制力発生器6とが設けられている。ハウジング3における長手方向一端つまり上端の開口部から、少なくともボールねじ軸8の軸方向一端が突出する。このボールねじ軸8の軸方向一端には、雄ねじからなる車両取付部10が設けられ、この車両取付部10が車両の懸架部1に取付け可能に構成される。ハウジング3の長手方向他端には車両取付部材11が設けられ、この車両取付部材11が車両の被懸架部2に取付けられる。
ハウジング3内における、ボールねじ軸8の軸方向他端には、このボールねじ軸8の軸方向移動の範囲を制限するためのストッパ部材12が固定されている。ストッパ部材12は、ゴムや樹脂等の衝撃吸収性の良い弾性材からなり、ハウジング3の底面3aとの衝突時の衝撃を緩和する。
ボールねじナット9の支持構造等について説明する。
図2に示すように、ボールねじ4は、ボールねじ軸8による直線運動を、ボールねじナット9による回転運動に変換し、増速機構5に伝達するものである。ハウジング3の内周面には、ボールねじナット9を回転自在に支持する2つの転がり軸受13,13、増速機構5の一部である歯車保持部材14がそれぞれ嵌合されている。またハウジング3の内周面には、これら転がり軸受13,13、歯車保持部材14の軸方向位置をそれぞれ規制する段差部(図示せず)が設けられている。
図2に示すように、ボールねじ4は、ボールねじ軸8による直線運動を、ボールねじナット9による回転運動に変換し、増速機構5に伝達するものである。ハウジング3の内周面には、ボールねじナット9を回転自在に支持する2つの転がり軸受13,13、増速機構5の一部である歯車保持部材14がそれぞれ嵌合されている。またハウジング3の内周面には、これら転がり軸受13,13、歯車保持部材14の軸方向位置をそれぞれ規制する段差部(図示せず)が設けられている。
転がり軸受13,13は、それぞれアンギュラ玉軸受からなり、背面組合せに組み込まれている。転がり軸受13,13の内輪内周面に、ボールねじナット9の外周面が嵌合されている。図2上側の転がり軸受13の内輪端面に、ボールねじナット9の第1フランジ部9aが当接されると共に、図2下側の転がり軸受13の内輪端面に、ボールねじナット9の第2フランジ部9bが当接される。両フランジ9a,9b間に内輪15,15および内輪間座16が挟み込まれる。また図2上側の転がり軸受13の外輪端面が歯車保持部材14の端面に当接され、図2下側の転がり軸受13の外輪端面がハウジング3の段差部に当接される。したがって、ボールねじナット9は、転がり軸受13,13によって軸方向および半径方向に支持される。
増速機構5等について説明する。
増速機構5は、ボールねじナット9の回転運動を増速し、抑制力発生器6に伝達する機構である。この増速機構5は遊星歯車機構であり、太陽歯車17と、複数の遊星歯車18と、複数のキャリアピン19と、内歯車20と、歯車保持部材14とを有する。ハウジング3内におけるボールねじ軸8の半径方向外方に、これら構成部品からなる増速機構5が設けられる。太陽歯車17は、内周部が中空形状となるリング状に形成され、抑制力発生器6の一部に接合または一体に設けられる。この太陽歯車17に複数の遊星歯車18が噛合され、これら遊星歯車18に内歯車20が噛合されている。複数の遊星歯車18は、第1フランジ部9aの端面に付設された複数のキャリアピン19に、それぞれ回転自在に支持されている。なお複数のキャリアピン19は円周方向一定間隔おきに設けられている。
増速機構5は、ボールねじナット9の回転運動を増速し、抑制力発生器6に伝達する機構である。この増速機構5は遊星歯車機構であり、太陽歯車17と、複数の遊星歯車18と、複数のキャリアピン19と、内歯車20と、歯車保持部材14とを有する。ハウジング3内におけるボールねじ軸8の半径方向外方に、これら構成部品からなる増速機構5が設けられる。太陽歯車17は、内周部が中空形状となるリング状に形成され、抑制力発生器6の一部に接合または一体に設けられる。この太陽歯車17に複数の遊星歯車18が噛合され、これら遊星歯車18に内歯車20が噛合されている。複数の遊星歯車18は、第1フランジ部9aの端面に付設された複数のキャリアピン19に、それぞれ回転自在に支持されている。なお複数のキャリアピン19は円周方向一定間隔おきに設けられている。
ハウジング3内に嵌合されたリング状の歯車保持部材14の内周面に、段差部が設けられ、この段差部に内歯車20の一端面が支持されると共に、歯車保持部材14の内周面に内歯車20の外周面が嵌合固定される。また内歯車20の他端面は、ハウジング3内に嵌合されたリング状部材21に当接される。内歯車20の両端面が、前記段差部と、リング状部材21の端面との間に挟持されることで、ハウジング3に対し内歯車20の軸方向位置が規制される。
ボールねじナット9が回転することで、複数の遊星歯車18が太陽歯車17の回転軸心L1周りに公転すると共に、遊星歯車18と太陽歯車17とがそれぞれ自転する。太陽歯車17が自転することで、ボールねじナット9の回転運動が抑制力発生器6に伝達される。
ボールねじナット9が回転することで、複数の遊星歯車18が太陽歯車17の回転軸心L1周りに公転すると共に、遊星歯車18と太陽歯車17とがそれぞれ自転する。太陽歯車17が自転することで、ボールねじナット9の回転運動が抑制力発生器6に伝達される。
抑制力発生器6等について説明する。
抑制力発生器6は、電磁モータ式の抑制力発生器であり、例えば、駆動用のモータとして使用可能な電磁モータを用いている。この電磁モータは、直流モータや同期モータ等種々のモータを適用し得る。ハウジング3内におけるボールねじ軸8の半径方向外方に、抑制力発生器6が設けられている。この抑制力発生器6は、モータロータ22と、永久磁石23と、モータステータ24とを有する。
抑制力発生器6は、電磁モータ式の抑制力発生器であり、例えば、駆動用のモータとして使用可能な電磁モータを用いている。この電磁モータは、直流モータや同期モータ等種々のモータを適用し得る。ハウジング3内におけるボールねじ軸8の半径方向外方に、抑制力発生器6が設けられている。この抑制力発生器6は、モータロータ22と、永久磁石23と、モータステータ24とを有する。
ハウジング3の内周面およびリング状部材21には、中空形状のモータロータ22を回転自在に支持する転がり軸受25,25が設けられている。これら転がり軸受25,25の内輪内周面に、モータロータ22が嵌合されている。このモータロータ22の外周面に、円筒状の永久磁石23が設けられている。ハウジング3の内周面にモータステータ24が設けられ、永久磁石23の外周面がモータステータ24に対し定められた径方向隙間を介して対向するように永久磁石23が設置される。モータロータ22の外周面に設けられる永久磁石23と、モータステータ24との間で、電磁力による回転方向の力が生じるよう構成されている。ボールねじ4のボールねじ軸8の直線運動を、ボールねじナット9の回転運動に変換し、この回転運動を増速機構5を介して増速して抑制力発生器6のモータロータ22に伝達する。抑制力発生器6は、前記回転運動を抑制する方向の力を発生することで、ボールねじ軸8の直線運動を抑制する。
ところでボールねじ軸8には、図1に示すように、軸方向に沿って順次、車両取付部10、摺動部26、およびボールねじ溝部27が設けられている。ハウジング3における、同図1の軸方向上端側の内周面には、前記摺動部26を摺動自在に支持する円筒状のねじ軸支持部材28が固定されている。またハウジング3の軸方向先端部には、外部からハウジング3内への異物の侵入を防ぐ環状のシール部材29が設けられている。
昇圧回路7について説明する。
図3は、この車両用懸架装置の制御系のブロック図である。同図3に示すように、抑制力発生器6に、昇圧回路7を介して、バッテリ30が電気的に接続されている。バッテリ30は車両に搭載されている。昇圧回路7は、バッテリ30で得られる所期の電圧よりも高い電圧を出力させる回路であって、抑制力制御回路31と、コンデンサC1,C2と、コイル32と、ダイオード33とを有する。抑制力発生器6に対して、バッテリ30と、抑制力制御回路31と、コンデンサC1と、コンデンサC2とが並列接続される。抑制力発生器6の出力側に、高電圧を出力するコイル32、このコイル32から出力される電流を整流するダイオード33が順次接続されている。
図3は、この車両用懸架装置の制御系のブロック図である。同図3に示すように、抑制力発生器6に、昇圧回路7を介して、バッテリ30が電気的に接続されている。バッテリ30は車両に搭載されている。昇圧回路7は、バッテリ30で得られる所期の電圧よりも高い電圧を出力させる回路であって、抑制力制御回路31と、コンデンサC1,C2と、コイル32と、ダイオード33とを有する。抑制力発生器6に対して、バッテリ30と、抑制力制御回路31と、コンデンサC1と、コンデンサC2とが並列接続される。抑制力発生器6の出力側に、高電圧を出力するコイル32、このコイル32から出力される電流を整流するダイオード33が順次接続されている。
抑制力制御回路31は、抑制力発生器6から出力された電流を制御して出力トルクを制御する回路であって、スイッチング素子34と、このスイッチング素子34に直列接続される保護回路35とを有する。スイッチング素子34は、抑制力発生器6から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路(1)と、前記バッテリ側へ流す経路(2)とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子である。スイッチング素子34としては、この例ではNPN型のトランジスタが適用され、このトランジスタのコレクタがコイル32の出力側に接続され、エミッタが保護回路35に接続される。同トランジスタのベースに、オンオフの矩形波を作る制御回路部36が接続されている。この制御回路部36は、スイッチング周期に対するパルスのオン時間を表すデューティを制御可能に構成されている。
トランジスタがオンのとき電流は経路(1)を流れ、コイル32にエネルギーが蓄積される。トランジスタがオフのとき電流は経路(2)を流れ、コイル32にて蓄積されたエネルギーが放出される。このトランジスタがオフのとき、電流は、ダイオード33を経由してコンデンサC1およびバッテリ30に流れる。制御回路部36からの指令に基づき、トランジスタのオン・オフを繰り返すことで、抑制力発生器6に必要とする電圧を入力する。コンデンサC1は、バッテリ30の電圧を安定化させるために充放電を行う。コンデンサC2は、トランジスタのオンオフにかかわらず、抑制力発生器6の電圧を安定化させるため充放電を行う。
図4に示すように、保護回路35は、抑制力発生器6(図3)への過電流を防ぐ回路であって、この例では、電流を制限する電流制限抵抗37と、この電流制限抵抗37に並列接続された回路切断手段38とを有する。この回路切断手段38は、例えば、ヒューズ、ブレーカー、ポリスイッチ、リレー、およびトランジスタのいずれか一つである。前記ポリスイッチは、過電流が流れると素子温度が上昇し抵抗値が増えることで、電流を制限する。このポリスイッチは、素子温度が下降すると抵抗値が低下する可逆性の抵抗値変化を有するため、交換不要である。
前記回路切断手段38は通常短絡状態を維持しているが、スイッチング素子34が、例えば、故障等により常時短絡状態となって回路切断手段38に過電流が流れると、この回路切断手段38のスイッチング状態が切換えられる。これにより電流制限抵抗37に電流を流すことで、抑制力発生器6(図3)に流れる電流の大きさを制限し得る。
前記回路切断手段38は通常短絡状態を維持しているが、スイッチング素子34が、例えば、故障等により常時短絡状態となって回路切断手段38に過電流が流れると、この回路切断手段38のスイッチング状態が切換えられる。これにより電流制限抵抗37に電流を流すことで、抑制力発生器6(図3)に流れる電流の大きさを制限し得る。
図5は、前記スイッチング素子のオンオフの矩形波の例を示す図である。例えば、車両の振動の減衰力を強めるとき、図5(1)に示すように、制御回路部36(図3)は、設定されたデューティ(B/A)よりも高くして電流実効値を高くする。これにより、抑制力発生器は回転運動を抑制する力を高めることが可能となる。車両の振動の減衰力を弱めるとき、図5(2)に示すように、制御回路部36(図3)は、設定されたデューティ(B/A)よりも小さくして電流実効値を低くする。これにより、抑制力発生器は回転運動を抑制する力を緩和し得る。前記減衰力の強弱は、操作者の入力に基づき決定しても良いし、操作者の入力によらずに任意に決定しても良い。
作用効果について説明する。
車両の走行時の振動により、ボールねじ軸8がボールねじナット9に対して相対的に軸方向へ直線運動する。このときボールねじ軸8のボールねじ溝部27に螺合するボールねじナット9は、転がり軸受13,13により回転する。ボールねじナット9が回転することで、遊星歯車18が太陽歯車17の回転軸心L1周りに公転すると共に、遊星歯車18と太陽歯車17とがそれぞれ自転する。太陽歯車17が自転することで、この太陽歯車17に一体のモータロータ22を回転させる。
車両の走行時の振動により、ボールねじ軸8がボールねじナット9に対して相対的に軸方向へ直線運動する。このときボールねじ軸8のボールねじ溝部27に螺合するボールねじナット9は、転がり軸受13,13により回転する。ボールねじナット9が回転することで、遊星歯車18が太陽歯車17の回転軸心L1周りに公転すると共に、遊星歯車18と太陽歯車17とがそれぞれ自転する。太陽歯車17が自転することで、この太陽歯車17に一体のモータロータ22を回転させる。
このとき抑制力発生器6が、回転運動を抑制する方向に力を発生させることで、前記車両の振動を減衰することができる。車両振動により発生する力を抑制力発生器等で制御することで、所望の減衰力が得られる。具体的には、抑制力制御回路31のスイッチング素子34のオンオフを切換える動作を繰り返し行い、抑制力発生器6から出力された電流を制御し、出力トルクつまりモータトルクを制御することで、減衰力を制御し得る。またモータロータ22の回転により抑制力発生器6で発生した電力を、昇圧回路7を介してバッテリ30に回生し得る。このように、抑制力発生器6で発生した電力を抑制力制御回路31で制御し出力することにより、減衰力制御や振動エネルギーの回生利用を行うことが可能となる。
スイッチング素子34が、例えば、故障等により常時短絡状態となったとき、保護回路35の回路切断手段38に過電流が流れる。この回路切断手段38は、通常短絡状態を維持しているが、前記のように過電流が流れることで、スイッチング状態が切換えられる。回路切断手段38がヒューズの場合、ヒューズが切れる。前記回路切断手段38は通常短絡状態を維持しているが、スイッチング素子34が、例えば、故障等により常時短絡状態となって回路切断手段38に過電流が流れると、この回路切断手段38のスイッチング状態が切換えられる。これにより電流制限抵抗37に電流を流すことで、抑制力発生器6に流れる電流の大きさを制限し得る。このように抑制力発生器6に過電流が流れることを未然に防止し、抑制力発生器6の不具合を防止することができる。
制御回路部36は、スイッチング周期に対するパルスのオン時間を表すデューティを制御可能であるため、抑制力発生器6から出力された電流を容易に制御することができる。
制御回路部36は、スイッチング周期に対するパルスのオン時間を表すデューティを制御可能であるため、抑制力発生器6から出力された電流を容易に制御することができる。
他の実施形態について説明する。
スイッチング素子34として、電界効果トランジスタを用いても良い。
保護回路35は、例えば、制御回路部36からの信号に基づき、保護回路35における回路切断手段38をスイッチング動作させるようにしても良い。
保護回路35の回路切断手段38として、電界効果トランジスタやバイポーラトランジスタを用いても良い。
参考提案例として、減衰力を制御可能な車両用懸架装置において、抑制力発生器に昇圧回路を介して抵抗器を接続し、バッテリに電力を回生しない配線にすることも可能である。
スイッチング素子34として、電界効果トランジスタを用いても良い。
保護回路35は、例えば、制御回路部36からの信号に基づき、保護回路35における回路切断手段38をスイッチング動作させるようにしても良い。
保護回路35の回路切断手段38として、電界効果トランジスタやバイポーラトランジスタを用いても良い。
参考提案例として、減衰力を制御可能な車両用懸架装置において、抑制力発生器に昇圧回路を介して抵抗器を接続し、バッテリに電力を回生しない配線にすることも可能である。
4…ボールねじ
5…増速機構
6…抑制力発生器
8…ボールねじ軸
9…ボールねじナット
22…モータロータ
30…バッテリ
31…抑制力制御回路
34…スイッチング素子
35…保護回路
36…制御回路部
37…電流制限抵抗
38…回路切断手段
5…増速機構
6…抑制力発生器
8…ボールねじ軸
9…ボールねじナット
22…モータロータ
30…バッテリ
31…抑制力制御回路
34…スイッチング素子
35…保護回路
36…制御回路部
37…電流制限抵抗
38…回路切断手段
Claims (8)
- ボールねじおよび電磁モータ式の抑制力発生器を有し、前記ボールねじのボールねじナットと前記抑制力発生器のモータロータとが連結され、前記ボールねじのボールねじ軸の直線運動を前記ボールねじナットの回転運動に変換し、この回転運動を前記モータロータに伝達し、前記抑制力発生器が前記回転運動を抑制する方向の力を発生することで前記ボールねじ軸の直線運動を抑制する電磁モータ式緩衝器を用いた車両用懸架装置において、
前記抑制力発生器から出力された電流を制御して出力トルクを制御する抑制力制御回路を設け、前記抑制力発生器に対して、車両に搭載されたバッテリと、前記抑制力制御回路とを並列接続し、
前記抑制力制御回路は、
前記抑制力発生器から出力された電流を抑制力制御回路側へ電流を流す経路と、前記バッテリ側へ流す経路とのいずれか一方へ接続を切換え可能なスイッチング素子と、
このスイッチング素子に直列接続され前記抑制力発生器への過電流を防ぐ保護回路と、
を有することを特徴とする車両用懸架装置。 - 請求項1において、前記スイッチング素子がトランジスタである車両用懸架装置。
- 請求項2において、前記抑制力制御回路は、前記トランジスタのスイッチング周期におけるデューティを制御可能とした車両用懸架装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記保護回路は、電流を制限する電流制限抵抗と、この電流制限抵抗に並列接続された回路切断手段とを有する車両用懸架装置。
- 請求項4において、前記回路切断手段が、ヒューズ、ブレーカー、ポリスイッチ、リレー、およびトランジスタのいずれか一つである車両用懸架装置。
- 請求項4または請求項5において、前記抑制力制御回路は、前記スイッチング素子に接続された制御回路部を有し、この制御回路部は、前記スイッチング素子に流れる電流値に応じて、前記保護回路の前記回路切断手段をスイッチング動作させる車両用懸架装置。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記ボールねじナットの回転運動を増速し、前記抑制力発生器に伝達する増速機構を有する車両用懸架装置。
- 請求項7において、前記増速機構が遊星歯車機構である車両用懸架装置。
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