JP2013243093A - フラットケーブルコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フラットケーブルコネクタ1において、コンタクト20に、アクチュエータ40の回動操作によって駆動され、下側接触ビーム22を上方に変位させる作動部24を設ける。フラットケーブル70が上方に曲げられた際に、フラットケーブル70の曲げ位置を上側接触ビーム23からフラットケーブル挿入方向手前側に隔離するフラットケーブル曲げ位置矯正部54,64を備える。フラットケーブル曲げ位置矯正部54,64の下方且つ下側接触ビーム22のフラットケーブル挿入方向手前側に、上方に曲げられたフラットケーブル70に対して下方に荷重が加わった際に、フラットケーブル70を受ける荷重受け部12を備える。
【選択図】図9
Description
図10に示すフラットケーブルコネクタ100は、フラットケーブル140が挿抜可能なフラットケーブル受容開口111を有する絶縁性のハウジング110を備えている。ハウジング110には、その幅方向に沿って複数のコンタクト120が取り付けられている。各コンタクト120は、フラットケーブル受容開口111に挿入されたフラットケーブル140の上面に接触する上側接触ビーム124及びフラットケーブル140の下面に接触する下側接触ビーム123を有する。上側接触ビーム124及び下側接触ビーム123のそれぞれの先端には、接触突部124a,123aが形成されている。コンタクト120は、前側(図10における左側、フラットケーブル挿入方向手前側)から後側(図10における右側、フラットケーブル挿入方向奥側)に細長く延びる基部121を有する。基部121は、ハウジング110の後方からハウジング110に対して圧入固定される。下側接触ビーム123は、基部121の前後方向略中央部から上方に延びる支点部122の上端に設けられる。下側接触ビーム123は、支点部122を挟んで前後方向に細長く延びている。上側接触アーム124は、下側接触ビーム123の支点部122よりも後側の部分から立ち上がり、下側接触ビーム123に対向するように前方に向けて延びる。
図11に示すフラットケーブルコネクタ200は、フラットケーブル250が挿抜可能なフラットケーブル受容開口211を有する絶縁性のハウジング210を備えている。ハウジング210には、その幅方向に沿って複数のコンタクト220が取り付けられている。各コンタクト220は、ハウジング210の後端(フラットケーブル挿入方向奥端、図11における右端)から圧入される基部221を備えている。基部221の前縁の上端からは、連結部223が前方に延び、連結部223の前端に回動支持部222が設けられている。また、連結部223の下端縁の前後方向略中央部からは、下側接触アーム224が延びている。下側接触アーム224は、連結部223から下方に延び更に前方に延びる。下側接触アーム224は、フラットケーブル受容開口211に挿入されたフラットケーブル250の下面に接触する。
更に、ハウジング210の前端であって幅方向両端には、一対の抑止翼240(一方のみ図示)が設けられている。これら抑止翼240は、フラットケーブル250の上面に近接もしくは接面するように位置し、フラットケーブル250の上方への移動を規制する。
即ち、図10に示したフラットケーブルコネクタ100の場合、アクチュエータ130が回動操作終了位置にある状態では、アクチュエータ130の駆動部131によって作動部125がロックされている。このため、挿入が完了したフラットケーブル140が図10における矢印Xで示す上方に煽られた場合には、下側接触ビーム123がフラットケーブル140に追従できないので、接触不良が生じるおそれがあった。
更に、本発明のうち請求項3に係るフラットケーブルコネクタは、請求項1又は2記載のフラットケーブルコネクタにおいて、前記荷重受け部は、前記ハウジングの一部であることを特徴としている。
図1に示すフラットケーブルコネクタ1は、ハウジング10と、ハウジング10に取り付けられた複数の第1コンタクト20及び第2コンタクト30と、アクチュエータ40と、一対の左側半田ペグ50及び右側半田ペグ60とを備えている。
ここで、ハウジング10は、幅方向(図1における左右方向)及び前後方向(図2における上下方向)に延びる略矩形に形成され、絶縁性の合成樹脂を成形することによって一体的に形成される。ハウジング10には、フラットケーブル70(図9参照)が挿抜可能なフラットケーブル受容開口11が設けられている。このフラットケーブル受容開口11は、ハウジング10の幅方向に沿い且つハウジング10の前端面(図2における下端面、図4及び図5における左端面)から後方に向けて延びている。フラットケーブル70は、本実施形態では、フレキシブル回路基板(FPC)で構成されている。フラットケーブル70は、フラットケーブル受容開口11に対してフラットケーブル挿入方向(前後方向)に沿って挿入され、その反対方向に沿って抜去される。
各第1コンタクト20は、図4に示すように、基部21、下側接触ビーム22、上側接触ビーム23、及び作動部24を備え、金属板を打抜き加工することによって形成される。基部21は、略矩形の平板状に形成され、ハウジング10の後方からハウジング10に圧入固定される。基部21の下端部には、図示しない回路基板上に接続される基板接続部21aが設けられている。下側接触ビーム22は、基部21の前端縁の下端部から狭小部21bを介して前方に延び、フラットケーブル受容開口11の下方側に位置する。また、上側接触ビーム23は、基部21の前端縁の上端部近傍から前方に延び、フラットケーブル受容開口11の上方側に位置する。そして、上側接触ビーム23及び下側接触ビーム22は、上下に対向している。また、下側接触ビーム22の前端には、フラットケーブル受容開口11に挿入されたフラットケーブル70(図9(A)参照)の下面に接触する接触突部22aが上方に向けて突出形成されている。また、上側接触ビーム23の前端には、フラットケーブル受容開口11に挿入されたフラットケーブル70の上面に接触する接触突部23aが下方に向けて突出形成されている。更に、作動部24は、下側接触ビーム22の後方部から一旦立ち上がり更に前方に向けて延びている。この作動部24は、フラットケーブル70がフラットケーブル受容開口11に挿入された後、アクチュエータ40の回動操作によって駆動され、下側接触ビーム22を上方に向けて変位させる機能を有する。これにより、上側接触ビーム23及び下側接触ビーム22によるフラットケーブル70に対する接圧が付与される。
ここで、左側半田ペグ50は、ハウジング10の幅方向左端に圧入固定されるものであり、その詳細な構造が左側半田ペグ50は、図7(A),(B),(C)に示される。左側半田ペグ50は、略矩形平板状の基部51と、圧入部52と、フラットケーブル曲げ位置矯正部54とを備え、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。左側半田ペグ50の基部51は、その下端縁が回路基板上に半田固定される。圧入部52は、基部51の後端縁から後方に延び、ハウジング10の前方からハウジング10に圧入固定される。
先ず、図9(A)に示すように、アクチュエータ40が回動操作開始位置にあるときに、フラットケーブル70を前側(フラットケーブル挿入方向手前側)からフラットケーブル受容開口11内に挿入する。この際には、第1コンタクト20の下側接触ビーム22及び上側接触ビーム23、第2コンタクト30の下側接触ビーム32及び上側接触ビーム33からフラットケーブル70に対し接圧は付与されない。
このように、第1コンタクト20及び第2コンタクト30によるフラットケーブル70に対する接圧が付与されると、フラットケーブル70とフラットケーブルコネクタ1が実装された回路基板との間の電気的接続が完了する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
更に、荷重受け部12は、ハウジング10の底壁10aから延びてハウジング10の一部で構成されているが、ハウジング10とは別個の部材で構成されていてもよい。
また、フラットケーブル70は、FPCに限らず、FFCなどの他のフラットケーブルであってもよい。
10 ハウジング
11 フラットケーブル受容開口
12 荷重受け部
20 第1コンタクト(コンタクト)
22 下側接触ビーム
23 上側接触ビーム
24 作動部
30 第2コンタクト(コンタクト)
32 下側接触ビーム
33 上側接触ビーム
40 アクチュエータ
50 左側半田ペグ(半田ペグ)
54 フラットケーブル曲げ位置矯正部
60 右側半田ペグ(半田ペグ)
64 フラットケーブル曲げ位置矯正部
70 フラットケーブル
Claims (4)
- フラットケーブルが挿抜可能なフラットケーブル受容開口を有する絶縁性のハウジングと、
該ハウジングに取り付けられたコンタクトであって、上下に対向し、前記フラットケーブル受容開口に挿入された前記フラットケーブルの上面に接触する上側接触ビーム及び前記フラットケーブルの下面に接触する下側接触ビームを有するコンタクトと、
前記フラットケーブルが前記フラットケーブル受容開口に挿入された際に、回動操作によって前記上側接触ビーム及び前記下側接触ビームによる前記フラットケーブルに対する接圧を付与するアクチュエータとを備えたフラットケーブルコネクタであって、
前記コンタクトに、前記下側接触ビームから延び、前記アクチュエータの回動操作によって駆動され、前記下側接触ビームを上方に変位させて前記上側接触ビーム及び前記下側接触ビームによる前記フラットケーブルに対する接圧を付与する作動部を設け、
前記上側接触ビームのフラットケーブル挿入方向手前側に、前記フラットケーブル受容開口に挿入された前記フラットケーブルが上方に曲げられた際に、前記フラットケーブルの曲げ位置を前記上側接触ビームからフラットケーブル挿入方向手前側に隔離するフラットケーブル曲げ位置矯正部を備え、
前記フラットケーブル曲げ位置矯正部の下方且つ前記下側接触ビームのフラットケーブル挿入方向手前側に、上方に曲げられた前記フラットケーブルに対して下方に荷重が加わった際に、前記フラットケーブルを受ける荷重受け部を備えたことを特徴とするフラットケーブルコネクタ。 - 前記フラットケーブル曲げ位置矯正部は、前記ハウジングの幅方向両端に設けられた一対の半田ペグから延びていることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブルコネクタ。
- 前記荷重受け部は、前記ハウジングの一部であることを特徴とする請求項1又は2記載のフラットケーブルコネクタ。
- 前記アクチュエータは、前記ハウジングに対し、回動操作開始位置からフラットケーブル挿入方向の奥側に回動することによって回動操作終了位置に至るように回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載のフラットケーブルコネクタ。
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