JP6533151B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示はフラットケーブルを回路基板に接続するためのコネクタに関する。
回路基板上に実装され、フラットケーブルを回路基板に電気的に接続するコネクタが利用されている。コネクタはフラットケーブルの端部が挿入可能に構成されている。この種のコネクタには、フラットケーブルの抜けを防止するためのリテーナを有しているものがある。下記特許文献1では、フラットケーブル(特許文献1においてはFPC10)の左右の縁に切り欠きが形成され、リテーナ(コンタクト7)は、基部(ヒンジ部74)から前方に伸びている前上ビーム(接触部75)と、基部から後方に伸びている後上ビーム(レバー部76)とを有している。前上ビームの先端にはフラットケーブルの切り欠きに引っかけるための係合部(ロック部75a)が形成されている。後上ビームの下側にはアクチュエータ(接触力付与部材9)のカム部が配置されている。フラットケーブルがコネクタに挿入された後、アクチュエータが後方に倒される。そうすると、後上ビームはアクチュエータのカム部によって押し上げられ、前上ビームは下方に傾く。その結果、前上ビームの係合部(ロック部75a)がフラットケーブルの切り欠きに係合する。これにより、フラットケーブルのコネクタからの抜けが防止される。
特開2005−78908号公報
特許文献1に開示される従来のコネクタは、フラットケーブルをコネクタに挿入する過程でリテーナの係合部がフラットケーブルに当たらないように構成されており、フラットケーブルの挿入に際して挿入力を要しない。そのため、フラットケーブルが完全に挿入されたことを作業者が感知しにくいという問題がある。
本開示では、フラットケーブルが完全に挿入されたことを作業者が感知できることを利点の1つとして有するコネクタを提案する。
本開示に係るコネクタは、前側に開口を有し、且つ前記開口から後方に続いているフラットケーブルの挿入路を有しているハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記フラットケーブルと電気的に接続するよう構成されている複数の端子と、前記ハウジングに収容され、基部と前記基部から前方に伸びており且つ前記挿入路の上方に位置している前上ビームとを有しているリテーナと、を有してよい。前記前上ビームは、前記前上ビームの途中に位置し、前記フラットケーブルに形成されている被係合部に係合するよう構成されている係合部を有している中途部と、前記中途部から前方に伸びている前延伸部とを有してよい。前記係合部の少なくとも一部は前記挿入路に位置してよい。前記前延伸部の先端の上方には、前記前延伸部の先端にあたって、前記前延伸部の先端の上方への移動を制限する部位が設けられてよい。前記前上ビームは、前記前延伸部の先端が前記部位によって上方への移動が制限された状態で前記中途部が上方に動くように、弾性変形可能としてよい。これによれば、フラットケーブルが完全に挿入されたことを作業者に感知させることが可能である。
また、コネクタの一形態では、前記リテーナは、前記基部から後方に伸びている後上ビームを有してもよく、前記コネクタは、前記リテーナの前記後上ビームの下方に位置しているカム部を有するアクチュエータを更に備えてもよく、前記アクチュエータが回転したとき、前記リテーナの前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記リテーナの前記前上ビームは下方に傾くこととしてもよい。
また、コネクタの一形態では、前記フラットケーブルを挿入しない状態で前記アクチュエータが回転したとき、前記リテーナの前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記リテーナの前記前上ビームは下方に傾き、前記リテーナの前記前延伸部の先端は前記フラットケーブルの前記挿入路よりも上方に位置することとしてもよい。
また、コネクタの一形態では、前記リテーナは、前記基部から伸びている下ビームを有してもよく、前記下ビームは、前記ハウジングの前縁よりも前側に位置し回路基板に取り付けられる接続部又は前記ハウジングの後縁よりも後方に位置し回路基板に取り付けられる接続部を有してもよい。
また、コネクタの一形態では、前記前延伸部は斜め上方且つ前方に伸びている上面を有してもよく、前記中途部が上方に動いたとき、前記前延伸部の上面の先端が前記部位にあたってもよい。
また、コネクタの一形態では、前記前延伸部の先端の上方への移動を制限する前記部位は前記ハウジングの内面としてもよい。
また、コネクタの一形態では、前記リテーナの前記基部は、その上端に、前記ハウジングの内面に固定されるランスを有してもよい。
また、コネクタの一形態では、前記複数の端子のそれぞれは、基部と、前記基部から前方に伸びており且つフラットケーブルの表面に接触する接触部を有している前上ビームと、前記基部から後方に伸びており且つ前記カム部の上方に位置している後上ビームとを含んでもよく、前記アクチュエータが回転したとき、前記端子の前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記端子の前記前上ビームは下方に傾いてもよい。
本実施形態に係るコネクタ1及びフラットケーブル9を示す斜視図である。 コネクタ1の拡大図である。 図1に示すIII―III線における断面を示す図であり、リテーナ4の断面を示す図である。 図1に示すIV―IV線における断面を示す図であり、第1端子5の断面を示す図である。 図1に示すV―V線における断面を示す図であり、第2端子6の断面を示す図である。 図3に示す断面におけるフラットケーブル9の挿入過程を示す図である。 図3に示す断面におけるフラットケーブル9の挿入後の状態を示す図である。 図6Bに示す断面におけるアクチュエータ3の第2の姿勢の状態を示す図である。 図4に示す断面におけるフラットケーブル9の挿入後の状態を示す図である。 図7Aに示す断面におけるアクチュエータ3の第2の姿勢の状態を示す図である。
以下に、本実施形態に係るコネクタ1について、図1〜図7Bを参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るコネクタ1及びフラットケーブル9を示す斜視図である。図2は、コネクタ1の拡大図である。図3は、図1に示すIII―III線における断面を示す図であり、リテーナ4の断面を示す図である。図4は、図1に示すIV―IV線における断面を示す図であり、第1端子5の断面を示す図である。図5は、図1に示すV―V線における断面を示す図であり、第2端子6の断面を示す図である。図6A〜図6Cは、図1のIII―III線の断面におけるコネクタ1とフラットケーブル9との位置関係を示す図である。図7A、図7Bは、図1のIV―IV線の断面におけるコネクタ1とフラットケーブル9との位置関係を示す図である。各図において、フラットケーブルの挿入方向の手前側(X1側)、奥側(X2側)が示す方向を、それぞれ前方,後方とする。また、各図のコネクタの開口側と反対方向からみてコネクタの幅方向が示す方向(Y1,Y2が示す方向)を、それぞれ左方,右方とする。また、各図のコネクタの厚さ方向(Z1,Z2が示す方向)が示す方向を、それぞれ上方,下方とする。
本実施形態に係るコネクタ1は、平型のフラットケーブル9が前側から挿入可能なコネクタである。図1に示すように、コネクタ1は、略角筒状に形成され、その内側にフラットケーブル9の端部91が挿入される。フラットケーブル9は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)や、FFC(Flexible Flat Cable)としてよい。
図1及び図2に示すように、コネクタ1は、リテーナ4と、複数の第1端子5と、リテーナ4及び複数の第1端子5を収容するハウジング2とを含んでいる。複数の第1端子5は、フラットケーブル9と電気的に接続するように構成されている。複数の第1端子5は、ハウジング2の内側において左右方向に沿って並んでよい。また、コネクタ1は、フラットケーブル9と電気的に接続される複数の第2端子6を有してよく、複数の第1端子5と左右方向において並ぶように、各第1端子5と交互に配置されてもよい。リテーナ4は、左右方向において複数の第1端子5(または、第2端子6)と並んでいる。リテーナ4は、左端に位置する第1端子5と左側の側壁22との間と、右端に位置する第1端子5と右側の側壁23の間と、の2箇所に配置されてよい。
ハウジング2は、略筒状に形成され、フラットケーブル9が挿入される略矩形の開口25が前側に形成されている。ハウジング2は、樹脂などの絶縁体によって形成されてよい。ハウジング2は、ハウジング2の上面を構成する上壁21と、ハウジング2の左側の側面を構成する側壁22と、ハウジング2の右側の側面を構成する側壁23と、ハウジング2の下面を構成する下壁24とを有してよい。また、図3〜図5に示すように、ハウジング2の後側にも略矩形の開口26が形成されてよい。
コネクタ1の組立過程において、リテーナ4と、第1端子5とは、前側の開口25からハウジング2の内側に挿入されてよく、第2端子6は、後側の開口26からハウジング2の内側に挿入されてよい。ハウジング2の上壁21及び下壁24の各々には、リテーナ4、第1端子5、第2端子6の各々を挿入するための前後方向に延びる溝が形成されてよい。このようにすることで、ハウジング2の内部において、リテーナ4と、第1端子5と、第2端子6との左右方向における移動を規制することができる。
図1に示すように、フラットケーブル9の端部91の上面には、金属などの導電材料からなる複数の導電面92が形成されている。複数の導電面92は、フラットケーブル9の端部91において左右方向に沿って並んでよい。また、複数の導電面92は、端部91の下面に形成されてもよい。複数の導電面92の各々には、図示しない配線が接続されており、この配線を介してフラットケーブル9の端部91は反対側の端部に形成される導電面と電気的に繋がってよい。コネクタ1(ハウジング2)の内側にフラットケーブル9が挿入されている状態で、各導電面92は、第1端子5と第2端子6とのいずれかと接触し、電気的に接続してよい。各導電面92は、前後方向に沿って伸びるとともに、その中間位置に他の箇所よりも左右方向に広く形成される被接触部92a,92bのうちの一方を有してよい。被接触部92aは、図1に示すように被接触部92bの後方に配置されてもよいし、被接触部92bの前方に配置されてもよい。また、被接触部92aを有する導電面92と、被接触部92bを有する導電面92とは交互に配置されてよい。このように、平面的に見て被接触部92aと被接触部92bとをジグザグに配置することで、被接触部92aと被接触部92bとの面積を大きくすることができる。これにより、フラットケーブル9の各導電面92と、コネクタ1の第1端子5及び第2端子6との接触安定性を向上させることができる。
フラットケーブル9の端部91には、リテーナ4に形成されている後述する係合部422aが係合し、フラットケーブル9の抜けを規制する被係合部が形成されている。フラットケーブル9の端部91は、例えば、左端と右端とのそれぞれに略矩形の切り欠き93を有してよい。この場合、フラットケーブル9の被係合部は、この切り欠き93に設けられてよく、切り欠き93の後端で左右方向に沿って伸びる端面93aを含んでもよい。他にも例えば、フラットケーブル9の端部91には、上面に開口する溝又は穴が形成されてよく、被係合部は、この溝又は穴の後端の縁を含むものでもよい。
また、コネクタ1は、操作部31と、後述するカム部32とが形成されたアクチュエータ3を有してよい。アクチュエータ3は、樹脂などの絶縁体によって形成されてよく、左側の側壁22と右側の側壁23との間に配置されてよい。
図3〜図5に示すように、ハウジング2には、前側の開口25から後方に続いているフラットケーブル9の挿入路210が設けられている。挿入路210は、フラットケーブル9が挿入される略直方体状の空間としてよく、ハウジング2の上壁21と左側の側壁22と右側の側壁23と下壁24とにより上下及び左右方向において囲われた、ハウジング2の内側の一部分に設けられてよい。
図3に示すように、ハウジング2の内側には、リテーナ4が配置されている。リテーナ4は、上下方向に沿って伸びる基部41と、基部41の上側から前方に伸びており且つ挿入路210の上方に位置している前上ビーム42とを有している。また、リテーナ4は、基部41の上側から後方に伸びている後上ビーム43と、基部41の下側から前後方向に伸びている下ビーム44とを有してよい。後上ビーム43は、上下方向において前上ビーム42と略同じ位置に、前上ビーム42の延長線上に位置してよい。下ビーム44は前後方向において棒状に伸びてよく、その中間部分を含む少なくとも一部は、下壁24の上面24aと接してよい。また、下ビーム44は、基部41から前方に伸び、挿入路210の下方に位置している前下ビーム441と、前下ビーム441の延長線上において基部41から後方に伸びている後下ビーム442とを有してよい。
リテーナ4の前下ビーム441は、ハウジング2の前縁(即ち、下壁24の前縁241)よりも前側に位置する接続部45を有してもよい。接続部45は、前後方向において下壁24の前縁241まで伸びている前下ビーム441の前端441aと繋がってよく、前下ビーム441の前端441aから下方に伸びる壁面45aを有してよい。この壁面45aが下壁24の前縁241に係合することで、ハウジング2の内側に挿入されたリテーナ4の後方への動きを規制することができ、リテーナ4の過度の挿入を防止することができる。また、接続部45は、下壁24の下面24bに沿って前後方向に伸びている接続面45bを有してよい。コネクタ1は、図示しない回路基板の上に配置されてよく、この際、接続部45に形成される接続面45bが、半田などにより回路基板の上面に取り付けられてよい。なお、図3の例に限らず、リテーナ4の後下ビーム442は、ハウジング2の後縁(即ち、下壁24の後縁242)よりも後側に位置する接続部を有してもよい。この場合、後下ビーム442は、下壁24の後縁242まで伸びていてよく、接続部は、この後下ビーム442の後端と繋がってよい。
また、図3に示すように、アクチュエータ3には、操作部31が形成される側とは反対側にカム部32が形成されてよい。アクチュエータ3のカム部32は、リテーナ4の後上ビーム43の下方、且つ、リテーナ4の後下ビーム442の上方に位置してよい。アクチュエータ3のカム部32が、リテーナ4の後上ビーム43と後下ビーム442とに上下方向において挟持されることで、アクチュエータ3はコネクタ1に組み込まれてよい。
リテーナ4の基部41は、その上端41aに、ハウジング2の上壁21の下面21aに固定されるランス46を有してもよい。また、ハウジング2の上壁21は、下方に突出する固定部211を有してもよい。この場合、図3に示すように、リテーナ4のランス46がハウジング2の上壁21に形成される固定部211に引っ掛かることにより、リテーナ4はハウジング2の内側に固定される。
リテーナ4の前上ビーム42には、基部41から前方に伸び、前方に向かうにつれて上下方向における厚みが小さくなるように形成されている中継部421と、中継部421に接続し、前上ビーム42の途中に位置する中途部422と、中途部422から前方に伸びている前延伸部423と、を有してよい。中途部422の上方には、中途部422の上方への動きを許容する、上下方向に広がるクリアランスC1が設けられてよい。
ここで、リテーナ4の中途部422は、フラットケーブル9に形成されている被係合部(例えば、切り欠き93)に係合するよう構成されている係合部422aを有してよい。係合部422aは、中途部422の下端において前後方向に伸び、挿入路210に位置する押圧部422bを含んでよい。即ち、係合部422aの少なくとも1部は、挿入路210に位置してよい。この場合、図6B,6Cに示すように、係合部422aがフラットケーブル9の被係合部と係合している状態で、押圧部422bを含む係合部422aの少なくとも1部は、被係合部の内側(例えば、切り欠き93の内側)に入り込んでよい。また、係合部422aは、中継部421の前端421aから下方に伸び、後方に向いている壁面を含んでもよい。この場合、係合部422aに形成される壁面が、フラットケーブル9の切り欠き93の後端の端面93aに引っ掛かるようにしてよい。
リテーナ4の前延伸部423は、中途部422から斜め上方且つ前方に伸びている上面を有してよい。中途部422の上面は、途中で屈曲又は湾曲していてもよく、例えば、斜めに伸びる第1の面423aと、この前端から前方に伸び前延伸部423の先端を構成する第2の面423bと、を含んでよい。また、前延伸部423は、中途部422の下端に形成される押圧部422bから斜め上方に伸びている下面423cを有してよい。下面423cは、挿入路210の内側からその上方に至るまで伸びていてよい。リテーナ4がこのような下面423cを有することで、フラットケーブル9の先端が下面423cにあたり、フラットケーブル9の先端が挿入路210に移動する。即ち、フラットケーブル9の挿入をガイドすることができる。
図4に示すように、ハウジング2の内側には、第1端子5が配置されている。第1端子5は、リテーナ4と同様に、上下方向に沿って伸びる基部51と、基部51の上側から前方に伸びており且つ挿入路210の上方に位置している前上ビーム52と、基部51の上側から後方に伸びている後上ビーム53と、基部51の下側から前後方向に棒状に伸びる下ビーム54と、基部51から上方に伸びハウジング2の上壁21の下面21aに固定されるランス56とを有してよい。下ビーム54の中間部分を含む少なくとも1部は、下壁24の上面24aと接してよい。また、下ビーム54は、基部51から前方に伸び、挿入路210の下方に位置している前下ビーム541と、前下ビーム541の延長線上において基部51から後方に伸びている後下ビーム542とを有してよい。
第1端子5の後下ビーム542の後端542aには、ハウジング2の後縁(即ち、下壁24の後縁242)よりも後側に位置する接続部55が形成されてよい。接続部55は、後下ビーム542の後端542aから下方に伸びて、下壁24の後縁242に係合することで第1端子5の前方への動きを規制する壁面55aを有してもよい。また、接続部55は、下壁24の下面24bに沿って前後方向に伸び、図示しない回路基板に接続される接続面55bを有してもよい。接続面55bは、回路基板において金属などの導電材料により形成される導電面に固定されることで、第1端子5と回路基板とを電気的に接続することができる。なお、第1端子5の下ビーム54は、リテーナ4と同様に、ハウジング2の前縁(即ち、下壁24の前縁241)よりも前側に位置し、前下ビーム541の前端と繋がる接続部を有してもよい。
第1端子5の後上ビーム53の下方、且つ、第1端子5の後下ビーム542の上方には、アクチュエータ3のカム部32が位置してもよい。ここで、後下ビーム542には、後下ビーム542の下面から上方に伸びてカム部32の後側を押さえる後支持部57が形成されてもよい。後下ビーム542の上面と後支持部57とによりカム部32の下面と後面とが支えられることにより、アクチュエータ3は支持されてよい。また、アクチュエータ3が開姿勢(図3および図4参照)にされている状態で、カム部32は後上ビーム53から下方に離れていてもよい。
第1端子5の前上ビーム52には、リテーナ4と同様に、基部51から前方に伸び、前方に向かうにつれて上下方向における高さが小さく形成されている中継部521と、中継部521に接続し、前上ビーム52の途中に位置する中途部522と、中途部522から前方且つ斜め上方に伸びている前延伸部523と、を有してよい。中途部522の上方には、中途部522の上方への動きを許容する、上下方向に広がるクリアランスC2が設けられてよい。また、第1端子5の前延伸部523には、挿入路210の内側からその上方に至るまで伸びて、フラットケーブル9の先端を挿入路210へガイドする下面523aが形成されてよい。
ここで、第1端子5の中途部522は、フラットケーブル9の表面に接触する接触部522aが形成されてよい。接触部522aは、中途部522から下方に突出し、挿入路210に位置してよい。第1端子5の接触部522aは、フラットケーブル9の端部91の上面に配置された導電面92に接触してよい。また、図4に示すように、第1端子5の接触部522aが、第2端子6の接触部69(図5参照)の前方に形成される場合、接触部522aは、導電面92の被接触部92aよりも前方に形成された被接触部92b(図1参照)に接触してよい。また、第1端子5の前下ビーム541にも、フラットケーブル9の表面(下面)に接触する接触部58が形成されてよい。接触部58は、前下ビーム541の上面541aから上方に突出するように形成されることで、挿入路210に位置してよい。
図5に示すように、ハウジング2の内側には、第2端子6が配置されてよい。第2端子6は、第1端子5と同様に、上下方向に沿って伸びる基部61と、基部61の上側から前方に伸びており且つ挿入路210の上方に位置している前上ビーム62と、基部61の上側から後方に伸び、アクチュエータ3のカム部32の上方に配置されている後上ビーム63と、基部61の下側から前後方向に棒状に伸びる下ビーム64と、基部61から上方に伸びハウジング2の内面(例えば、上壁21から下方に突出する固定部211)に固定されるランス66とを有してよい。下ビーム64の中間部分を含む少なくとも一部は、下壁24の上面24aと接してよい。また、下ビーム64は、基部61から前方に伸び、挿入路210の下方に位置する前下ビーム641と、前下ビーム641の延長線上において基部61から後方に伸び、アクチュエータ3のカム部32の下方に位置する後下ビーム642とを有してよい。また、第2端子6の下ビーム64は、リテーナ4と同様に、ハウジング2の前縁よりも前側に位置し、図示しない回路基板に接続される接続部65を有してもよい。接続部65は、下壁24の前縁241に係合することで第2端子6の後方への動きを規制する壁面65aと、下壁24の下面24bに沿って前後方向に伸びる接続面65bとを有してよい。
第2端子6の前上ビーム62は、前後方向に沿って棒状に伸びてよい。また、前上ビーム62には、前上ビーム62の下面62aよりも下方に突出し、挿入路210に位置することで、フラットケーブル9の表面に接触する接触部69が形成されてよい。第2端子6の接触部69は、フラットケーブル9の端部91の上面に配置された導電面92に接触してよい。また、図5に示すように、第2端子6の接触部69が、第1端子5の接触部522a(図5参照)の後方に形成される場合、接触部69は、導電面92の被接触部92bよりも後方に形成された被接触部92a(図1参照)に接触してよい。また、第2端子6の前下ビーム641にも、フラットケーブル9の表面(下面)に接触する接触部68が形成されてよい。接触部68は、前下ビーム641の上面641aから上方に突出するように形成されることで、挿入路210に位置してよい。
なお、先述のように、リテーナ4と、第1端子5と、第2端子6とは、ハウジング2の内側で左右方向に沿って並んでよく、ハウジング2の内側の上下方向において略同じ位置に配置されてよい。この場合、リテーナ4の基部41と、第1端子5の基部51と、第2端子6の基部61とは、ハウジング2の内側の前後方向において略同じ位置に配置されてよい。また、上下方向におけるリテーナ4の高さと、第1端子5の高さと、第2端子6の高さとは略一致させてよい。また、第2端子6の前上ビーム62は、第1端子5の前上ビーム52と略同じ形状としてよく、前上ビーム52と同様に弾性変形できるようにしてよい。
次に、図3及び図6A〜図6Cを参照しながら、フラットケーブル9が挿入される際のリテーナ4の動きについて説明する。
図3に示すように、リテーナ4の前上ビーム42に形成される係合部422aの少なくとも1部は、挿入路210の内側に位置してよい。換言すると、中途部422の下端に形成される押圧部422bは、挿入路210の上面を構成する仮想平面の下方に位置してもよい。これにより、フラットケーブル9を挿入する過程でフラットケーブル9の先端がリテーナ4の中途部422に当たり、中途部422が上方へ動く(図6A参照)。ここで、前延伸部423の先端の上方には、前延伸部423の先端にあたって前延伸部423の先端の上方への移動を制限する部位が設けられてよい。上記の移動を制限する部位として、例えば、ハウジング2の内面を構成する上壁21の下面21aが設けられてよい。換言すると、中途部422が上方に動いたとき、前延伸部423の上面の先端(例えば、第2の面423b)は、ハウジング2の内面にあたることとしてよい。なお、前延伸部423の先端にあてられる上記の部位は、ハウジング2の内面に限らず、例えば、ハウジング2の内側で挿入路210の上方に配置されるシールドであってもよい。
図6Aに示すように、リテーナ4の前上ビーム42は、前延伸部423の先端が上方への移動が制限された状態(例えば、前延伸部423の上面がハウジング2の上壁21と当たった状態)でも、クリアランスC1が設けられているため、中途部422がクリアランスC1を小さくしながら上方に動くように弾性変形が可能である。このようにすることで、中途部422に形成されたフラットケーブル9と係合する係合部422aも上方に動くことが可能となる。これにより、前延伸部423の先端の上方への移動が制限される状態でも、フラットケーブル9の挿入を許容することができるようになる。また、リテーナ4の前延伸部423の先端がハウジング2の内面などにあたることで上方への移動が制限されている場合、該前延伸部423や中継部421からの力により、リテーナ4の中途部422を下方に押す弾性力が生じているため、中途部422の押圧部422bは、フラットケーブル9の端部91の上面を押すことができる。なお、前上ビーム42が弾性変形する場合、前上ビーム42の前延伸部423の先端は、前上ビーム42が弾性変形していない場合の該先端の位置(図3、図6B,C参照)よりも前方に位置してよい。
図6Bに示すように、フラットケーブル9の端部91が、図6Aに示す位置からさらに後方に挿入されると、リテーナ4に形成される係合部422aの少なくとも一部がフラットケーブル9の被係合部(例えば、切り欠き93の内側)に入り込む。ここで、係合部422aにおいて後方に向いている壁面が、切り欠き93の後端の端面93aに引っ掛かるようにしてもよい。また、リテーナ4の前延伸部423の先端がハウジング2の内面などにあたることで上方への移動が制限されている場合、該前延伸部423や中継部421からの力により、リテーナ4の中途部422を下方に押す弾性力が生じているため、中継部421の下面421bは、フラットケーブル9の端部91の上面に当たる。その際に発生する音や振動により、作業者は、フラットケーブル9がコネクタ1と係合する位置に、完全に挿入されたことを感知することができる。より具体的には、図6Aの中途部422の押圧部422bがフラットケーブル9の端部91の上面を押す状態から、図6Bに示されるように該押圧部422bがフラットケーブル9の切り欠き93に入り込むときに該押す状態が解放され、かつ、中継部421の下面421bがフラットケーブルの端部91の上面に当たるため、作業者は、音や振動を確実に感知し、フラットケーブル9がリテーナ4と係合したことを認識することができる。
アクチュエータ3は、操作部31が上方に持ち上げられた開姿勢(図6B参照)から、操作部31が下方に押し倒された閉姿勢(図6C参照)との間で回転可能としてよい。ここで、アクチュエータ3が閉姿勢にされた状態(図6C参照)におけるカム部32の下端32aから上端32bまでの高さ(H2)は、アクチュエータ3が開姿勢にされた状態(図6B参照)におけるリテーナ4の後下ビーム442から後上ビーム43までの高さ(H1)よりも高くしてよい。このようにすることで、アクチュエータ3が回転して閉姿勢にされる際、リテーナ4の後上ビーム43は、アクチュエータ3のカム部32によって押し上げられる。
このように後上ビーム43が上方に押し上げられると、前上ビーム42は、基部41の上側を支点として下方に傾く。これにより、中継部421の下面421bがフラットケーブル9の端部91を下方に押圧するため、フラットケーブル9に対する接圧が大きくなり、フラットケーブル9を安定して固定することが可能となる。
また、フラットケーブル9を挿入しない状態でアクチュエータ3が回転し閉姿勢にされる場合、フラットケーブル9を挿入した状態でアクチュエータ3が回転し閉姿勢にされる場合(図3C参照)と同様に、リテーナ4の後上ビーム43は、アクチュエータ3のカム部32によって押し上げられ、リテーナ4の前上ビーム42は下方に傾くこととしてよい。この場合においても、リテーナ4の前延伸部423の先端(例えば、第2の面423b)は、フラットケーブル9の挿入路210よりも上方に位置してよい。このようにすることで、リテーナ4の前上ビーム42の先端が挿入路210に入り込むことを防ぎ、前上ビーム42の先端と、挿入路210に挿入されるフラットケーブル9の先端との衝突を防止することが可能となる。
次に、図4及び図7A、図7Bを参照しながら、フラットケーブル9が挿入される際の第1端子5の動きについて説明する。
図4に示すように、第1端子5の前上ビーム52に形成される接触部522aは、フラットケーブル9が挿入される挿入路210の内側(例えば、挿入路210の上面を構成する仮想平面の下側)に位置してよい。これにより、挿入路210に挿入されたフラットケーブル9の上面(例えば、導電面92に形成された被接触部92b)は、接触部522aと接触し、フラットケーブル9と第1端子5とは電気的に接続される。
図7Aに示すように、接触部552aがフラットケーブル9の上面に当たることで、中途部522が上側へ動く。ここで、前延伸部523の先端の上方には、前延伸部523の先端にあたって前延伸部523の先端の上方への移動を制限する部位として、例えば、ハウジング2の内面を構成する上壁21の下面21aや、ハウジング2の内側で挿入路210の上方に配置されるシールドなどが設けられてよい。
第1端子5の前上ビーム52は、リテーナ4と同様に、前延伸部523の先端の上方への移動が制限された状態でも、クリアランスC2が設けられているため、中途部522がクリアランスC2を小さくしながら上方に動くように弾性変形が可能である。このようにすることで、中途部522の下側に形成された接触部522aも上方に動くことが可能となる。即ち、前延伸部523の先端の上方への移動が制限される状態でも、フラットケーブル9の挿入を許容することができるようになる。なお、前上ビーム52が弾性変形する場合、前上ビーム52の前延伸部423の先端は、前上ビーム52が弾性変形していない場合の該先端の位置(図4参照)よりも前方に位置してよい。
また、図7Aに示すように、アクチュエータ3が開姿勢にされ、且つ、フラットケーブル9が挿入されている状態で、カム部32は後上ビーム53から下方に離れていてもよい。これにより、フラットケーブル9を挿入する過程で、フラットケーブル9の先端により前上ビーム52が上方に押し上げられる際、後上ビーム53が基部51を支点として下方へ動くことができる。このため、前上ビーム52に対する抗力を低減し、フラットケーブル9の挿入抵抗を低減することが可能である。
また、図4に示すように、第1端子5に形成される接触部522aの上下方向における高さは、リテーナ4の中途部422の下端(即ち、中途部422の押圧部422b)(図3参照)よりも高い位置に形成されてよい。このようにすることで、第1端子5の接触部522aと、フラットケーブル9との過度な接触を避け、第1端子5の変形や破損を防止することやフラットケーブル9の挿入抵抗を低減することが可能である。
図7Bに示すように、アクチュエータ3が回転して閉姿勢とされたとき、第1端子5の後上ビーム53は、アクチュエータ3のカム部32によって押し上げられる。そうすると、前上ビーム52に対し、基部51の上側を支点とした下方へのモーメントが働くため、前上ビーム52がフラットケーブル9を下方へ押圧する力が大きくなり、フラットケーブル9と確実に接続することが可能となる。
また、フラットケーブル9を挿入しない状態でアクチュエータ3が回転し閉姿勢にされることで、第1端子5の前延伸部523は下方に傾くこととしてもよい。この場合においても、第1端子5の前延伸部523の先端は、リテーナ4と同様に、フラットケーブル9の挿入路210よりも上方に位置してよい。このようにすることで、第1端子5の前上ビーム52の先端が挿入路210に入り込むことを防ぎ、前上ビーム52の先端と、挿入路210に挿入されるフラットケーブル9の先端との衝突を防止することが可能となる。
また、図4及び図7Aに示す例に限らず、アクチュエータ3が開姿勢にされている状態で、第1端子5の接触部522aは挿入路210の上方に位置してもよい。この場合、アクチュエータ3が閉姿勢とされ(図7B参照)、前上ビーム52が押し下げられたときに、第1端子5の接触部522aが挿入路210の内側に移動してフラットケーブル9の導電面92と接触することで、フラットケーブル9と第1端子5とが電気的に接続されるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係るコネクタ1は、リテーナ4の前上ビーム42が弾性変形可能とすることで、前上ビーム42に形成される係合部422aがフラットケーブル9の被係合部と係合する際に音や振動を発生させることができ、フラットケーブル9が完全に挿入されたことを作業者に感知させることができる。また、本実施形態に係るコネクタ1は、リテーナ4の前上ビーム42が弾性変形可能とすることで、前上ビーム42の先端の上方への移動が規制される場合であっても、フラットケーブル9の挿入を許容することができる。
なお、本明細書の開示は一例にすぎず、本開示の主旨を保った適宜変更であって当業者が容易に想到し得るものは本開示の範囲に含まれる。また、図面で示す各部の幅、厚さ及び形状等は模式的に表されており、本開示の解釈を限定するものではない。
1 コネクタ、2 ハウジング、21 上壁、22,23 側壁、24 下壁、25,26 開口、210 挿入路、211 固定部、3 アクチュエータ、31 操作部、32 カム部、4 リテーナ、5 第1端子、6 第2端子、41,51,61 基部、42,52,62 前上ビーム、43,53,63 後上ビーム、44,54,64 下ビーム、45,55,65 接続部、46,56,66 ランス、57 後支持部、58,522a,68,69 接触部、421,521 中継部、422,522 中途部、422a 係合部、422b 押圧部、423,523 前延伸部、9 フラットケーブル、91 端部、92 導電面、92a,92b 被接触部、93 切り欠き、93a 端面。

Claims (8)

  1. 前側に開口を有し、且つ前記開口から後方に続いているフラットケーブルの挿入路を有しているハウジングと、
    前記ハウジングに収容され、前記フラットケーブルと電気的に接続するよう構成されている複数の端子と、
    前記ハウジングに収容され、基部と前記基部から前方に伸びており且つ前記挿入路の上方に位置している前上ビームとを有しているリテーナと、を有し、
    前記前上ビームは、前記前上ビームの途中に位置し、前記フラットケーブルに形成されている被係合部に係合するよう構成されている係合部を有している中途部と、前記中途部から前方に伸びている前延伸部とを有し、
    前記係合部の少なくとも一部は前記挿入路に位置しており、
    前記前延伸部の先端の上方には、前記前延伸部の先端にあたって、前記前延伸部の先端の上方への移動を制限する部位が設けられ、
    前記前上ビームは、前記前延伸部の先端が前記部位によって上方への移動が制限された状態で前記中途部が上方に動くように、弾性変形可能である
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記リテーナは、前記基部から後方に伸びている後上ビームを有し、
    前記コネクタは、前記リテーナの前記後上ビームの下方に位置しているカム部を有するアクチュエータを更に備え、
    前記アクチュエータが回転したとき、前記リテーナの前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記リテーナの前記前上ビームは下方に傾く、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記フラットケーブルを挿入しない状態で前記アクチュエータが回転したとき、前記リテーナの前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記リテーナの前記前上ビームは下方に傾き、前記リテーナの前記前延伸部の先端は前記フラットケーブルの前記挿入路よりも上方に位置している
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記リテーナは、前記基部から伸びている下ビームを有し、
    前記下ビームは、前記ハウジングの前縁よりも前側に位置し回路基板に取り付けられる接続部又は前記ハウジングの後縁よりも後方に位置し回路基板に取り付けられる接続部を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記前延伸部は斜め上方且つ前方に伸びている上面を有し、
    前記中途部が上方に動いたとき、前記前延伸部の上面の先端が前記部位にあたる
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  6. 前記前延伸部の先端の上方への移動を制限する前記部位は前記ハウジングの内面である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  7. 前記リテーナの前記基部は、その上端に、前記ハウジングの内面に固定されるランスを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  8. 前記複数の端子のそれぞれは、基部と、前記基部から前方に伸びており且つフラットケーブルの表面に接触する接触部を有している前上ビームと、前記基部から後方に伸びており且つ前記カム部の上方に位置している後上ビームとを含み、
    前記アクチュエータが回転したとき、前記端子の前記後上ビームは前記カム部によって押し上げられ、前記端子の前記前上ビームは下方に傾く、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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