JP2013242268A - フェイルセーフ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】故障診断の対象となる診断対象メモリ(ROM41)と、診断対象メモリとは別体の別メモリ(RAM42)と、を備える。そして、以下の診断プログラム(ROM診断プログラムP4)およびフェイルセーフプログラム(ROM異常時F/S制御プログラムP5)を、別メモリに記憶させておく。すなわち、診断プログラムは、診断対象メモリについての故障診断を実行するためのプログラムである。また、フェイルセーフプログラムは、前記故障診断により故障有りと診断された場合のフェイルセーフ制御を実行するためのプログラムである。
【選択図】図1
Description
図1に示す電子制御装置(ECU10)は、車両に搭載されたエンジンを制御するものであり、例えば、内燃機関に備えられた燃料噴射弁や、点火装置、スロットルバルブ等のアクチュエータを、各種センサの検出値に基づき制御する。
図5に示す本実施形態では、診断対象メモリ(ROM41)を有するマイコン20の外部に設けられたメモリ(EEPROM50)を、転送元メモリとして利用する。EEPROM50は不揮発性かつ書き換え可能のメモリであり、本実施形態では、マイコン20の外部かつECU10の内部にEEPROM50を設けている。なお、「EEPROM」は登録商標である。EEPROM50にはROM診断プログラムP4およびROM異常時F/S制御プログラムP5が予め記憶されており、マイコン20は、EEPROM50とシリアル通信することで、これらのプログラムP4、P5をEEPROM50からRAM42へ転送する。
図7に示す本実施形態では、診断対象メモリ(ROM41)を転送元メモリとして利用する。また、マイコン20にはメイン電源回路11から電力供給されるのに対し、RAM42にはバックアップ電源回路12(バックアップ手段)からもバックアップ電力が供給可能である。そのため、イグニッションスイッチをオフ操作してマイコン20への電力供給をオフさせた場合であっても、RAM42にはバックアップ電力が供給され、RAM42に記憶されているプログラムP4、P5は記憶保持される。
図9に示す本実施形態は、上記第3実施形態の変形例であり、図7に示すバックアップ電源回路12を廃止した構成である。また、本実施形態では、上記第3実施形態にかかる図8の処理に替えて、図10の処理を実施している。すなわち、先ず図108のステップS11bにおいて、ROM診断プログラムP4によるROM診断、およびRAM診断プログラムP3bによるRAM診断が実行される。この診断により異常発生が検出されなかった場合(S12b:NO)には、ステップS13、S14による転送処理を実施し、異常発生が検出された場合(S12b:YES)には、ステップS16によるF/S制御を実行する。
上記各実施形態では、マイコン20を備えたECU10内部に設けられたメモリを転送元メモリとして用いているのに対し、図11に示す本実施形態では、外部のECU10A、10Bに設けられたメモリを転送元メモリとして用いている。また、図11の例では、通信バス60を介して接続された第1ECU10Aおよび第2ECU10Bの相互で、ROM診断プログラムおよびROM異常時F/S制御プログラムを転送しあっている。
図12に示す本実施形態では、同一のECU10内に設けられた異なるマイコン20A、20Bに設けられたメモリを転送元メモリとして用いている。また、図12の例では、第1マイコン20Aおよび第2マイコン20Bの相互で、ROM診断プログラムおよびROM異常時F/S制御プログラムを転送しあっている。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
Claims (8)
- 故障診断の対象となる診断対象メモリ(41、41A、41B)と、
前記診断対象メモリとは別体の別メモリ(42、42A、42B)と、
を備え、
前記別メモリには、
前記故障診断を実行するための診断プログラム(P4、P4A、P4B)と、
前記故障診断により故障有りと診断された場合に実行されるプログラムであって、故障なしと診断されている場合に比べて安全側に車両を制御するフェイルセーフ制御を実行するためのフェイルセーフプログラム(P5、P5A、P5B)と、
が記憶されていることを特徴とするフェイルセーフ制御装置。 - 前記別メモリは、前記診断対象メモリを有するマイクロコンピュータ(20、20A、20B)の内部に設けられたメモリであることを特徴とする請求項1に記載のフェイルセーフ制御装置。
- 前記別メモリは揮発性メモリであり、
不揮発性の転送元メモリ(43、50、41、41A、41B)に記憶されている前記フェイルセーフプログラムおよび前記診断プログラムを、前記別メモリに転送する転送手段(S13、S14)を備えることを特徴とする請求項2に記載のフェイルセーフ制御装置。 - 前記転送手段による転送を実施するに先立ち、前記転送元メモリおよび前記別メモリの少なくとも一方を故障診断する転送前診断手段(S11、S11a、S11b)を備えることを特徴とする請求項3に記載のフェイルセーフ制御装置。
- 前記マイクロコンピュータへの電力供給を停止させている時に、前記別メモリへバックアップ電力を供給するバックアップ手段(12)と、
前記フェイルセーフプログラムおよび前記診断プログラムが前記別メモリに記憶されていない揮発状態であるか否かを判定する揮発判定手段(S12c)と、
を備え、
前記揮発状態であると判定されている場合に、前記転送手段による転送を実施することを特徴とする請求項3または4に記載のフェイルセーフ制御装置。 - 前記転送元メモリ(43、41)は、前記マイクロコンピュータの内部に設けられたメモリであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のフェイルセーフ制御装置。
- 前記診断対象メモリ(41)が前記転送元メモリとして用いられていることを特徴とする請求項6に記載のフェイルセーフ制御装置。
- 前記転送元メモリ(50、41A、41B)は、前記マイクロコンピュータの外部に設けられたメモリであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載のフェイルセーフ制御装置。
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2012
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