JP6547533B2 - 電動機駆動装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態の電動機駆動装置1の構成例を示す図である。
電動機駆動装置1は、EVに搭載される電動機の駆動制御を行うためのものであり、図1には、電動機駆動装置1の他に、電動機駆動装置1の制御を行う上位コントローラ2と、電動機駆動装置1による駆動制御の対象となる電動機3とが図示されている。電動機駆動装置1は、上位コントローラ2による制御の下、電動機3の駆動制御を行う。
Programmable Read Only Memory)1242とROM(Read Only Memory)1244を含んでいる。ROM1244には各種プログラムが予め書き込まれており、EEPROM1242にはロギングデータやキャリブレーションデータなどの各種データが格納される。ロギングデータとは、電動機駆動装置1の動作状態や内部処理の推移を示す履歴データである。電動機駆動装置1の整備担当者は、このロギングデータを参照することで車両走行中の電動機駆動装置1の動作状態や内部処理の推移を把握することができる。
Management Unit)などのメモリ保護機能やECC(Error Correcting Code)などの誤り符号訂正により実施する。アクセス禁止/検知をマイコンが有する機能に任せることで、レスポンス性において従来技術に比較して明確に優位となる。本実施形態では、上記アクセス管理機能を利用して基本部プログラム1244aへの不正アクセスが防止される。
上記第1実施形態によれば、基本部プログラム1244aが格納されている記憶領域をアクセス禁止領域とすることで、当該基本部プログラム1244a全体が不正に読み出されることを防止することができた。しかし、アクセス禁止領域の設定が常に一定であると、アクセス禁止領域の設定パターンを解析され、アクセス禁止領域を避けるようにROM1244へのアクセスが為される虞がある。そこで、図3に示すように、アクセス禁止設定A→アクセス禁止設定B→アクセス禁止設定C・・・というようにアクセス禁止設定のパターン(アクセス禁止領域の設定数および設定位置)を定期的(図3に示す例では時間Tが経過する毎に周期的に)に変更できることが好ましく、本実施形態はこのような変更を可能にするものである。なお、図3ではアクセス禁止領域がハッチングで示されている。
前述したようにEV用の電動機駆動装置には、定期的にメモリ診断を実行することを要求される場合があり、本実施形態はこのような要求に応えるためのものである。一般にメモリ診断は、診断対象の領域に格納されるデータについて検査コードを所定のアルゴリズムにしたがって予め算出しておき、メモリ診断の際に再計算した検査コードと一致するか否かを判別することで実現される。上記検査コードとしては、チェックサムやCRC(Cyclic Redundancy Check)が用いられることが多い。以下では、上記所定のアルゴリズムにしたがって予め算出された検査コードのことを「初期検査コード」と呼ぶ。
以上本発明の第1〜第3実施形態について説明したが、これら実施形態に以下の変形を加えても勿論良い。
(1)上記各実施形態では、EV用の電動機駆動装置への本発明の適用例を説明したが、所謂ハイブリッド車向けの電動機駆動装置に本発明を適用しても良い。また、本発明の適用対象はEVやハイブリッド車などに搭載される車載用の電動機駆動装置には限定されず、工場などの産業施設内に設置される電動機の駆動制御を行う電動機駆動装置に本発明を適用しても良い。工場などの産業施設内に設置される電動機駆動装置についても安全性の確保と電動機の駆動制御に関するノウハウの秘匿等の機密保持とを要求される場合があるからである。また、電動機の動作状態に応じてアクセス制限動作の内容を異ならせる必要がない場合には、アクセス禁止領域の定期的な変更のみを行っても良く、また、アクセス禁止の解除と再設定によるメモリ診断との両立のみを行っても良い。これらの場合、動作定義テーブルには、領域識別子に対応付けてアクセス制限動作の内容を表すデータを一種類だけ格納しておけば良い。
Claims (5)
- 電動機の駆動制御を上位コントローラから与えられる指令に応じて行うプログラムが記憶された記憶部と、
前記プログラムにしたがって前記駆動制御を行うとともに、前記記憶部内の記憶領域のうちアクセスを禁止された領域へのアクセス要求を検知した場合に、前記電動機の動作状態に応じて予め定められたアクセス制限動作を実行する制御部と、
を有することを特徴とする電動機駆動装置。 - 前記記憶部には、
前記記憶部内の記憶領域のうちアクセスを禁止する領域に対応付けて、当該領域へのアクセス要求を検知した場合に前記制御部に実行させるアクセス制限動作を示す情報が前記電動機の動作状態毎に格納されたテーブルが格納されており、
前記制御部は、
前記テーブルの格納内容にしたがってアクセス制限動作を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の電動機駆動装置。 - 前記制御部は、前記記憶部内の記憶領域のうちアクセスを禁止する領域を定期的に変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機駆動装置。
- 前記制御部は、前記記憶部内の記憶領域のうちの予め定められた領域を対象として定期的にメモリ診断を実行するとともに、当該メモリ診断の対象領域にアクセス禁止の領域が含まれている場合には当該メモリ診断の実行に先立って当該領域のアクセス禁止を解除し、当該メモリ診断の実行完了後、当該領域をアクセス禁止に再設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電動機駆動装置。
- 電動機の駆動制御を上位コントローラから与えられる指令に応じて行うプログラムが記憶された記憶部と、
前記プログラムにしたがって前記駆動制御を行う一方、前記記憶部内の記憶領域のうちの予め定められた領域を対象として定期的にメモリ診断を実行するとともに、当該メモリ診断の対象領域にアクセス禁止の領域が含まれている場合には当該メモリ診断の実行に先立って当該領域のアクセス禁止を解除し、当該メモリ診断の実行完了後、当該領域をアクセス禁止に再設定する制御部と、
を有することを特徴とする電動機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015179238A JP6547533B2 (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 電動機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015179238A JP6547533B2 (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 電動機駆動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017054404A JP2017054404A (ja) | 2017-03-16 |
JP6547533B2 true JP6547533B2 (ja) | 2019-07-24 |
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ID=58316830
Family Applications (1)
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JP2015179238A Active JP6547533B2 (ja) | 2015-09-11 | 2015-09-11 | 電動機駆動装置 |
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Country | Link |
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2015
- 2015-09-11 JP JP2015179238A patent/JP6547533B2/ja active Active
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JP2017054404A (ja) | 2017-03-16 |
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