JP2013239694A - トンネル酸化物を有する後面接合太陽電池 - Google Patents

トンネル酸化物を有する後面接合太陽電池 Download PDF

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Abstract

【課題】後面接合および酸化物トンネリング層を有する太陽電池を提供すること。
【解決手段】上記後面接合太陽電池を製造するための方法であって、方法は、太陽電池のベース層を得ることと、入射光から離れて面するベース層の後面側において量子トンネリングバリア(QTB)層を形成することと、QTB層の下にエミッター層を形成することであって、エミッター層のドーピングタイプは、ベース層のドーピングタイプと反対である、ことと、ベース層の上に前表面電場(FSF)層を形成することと、FSF層の上に前面側電極を形成することと、エミッター層の下に後面側電極を生成することとを含む、方法。
【選択図】なし

Description

(関連出願)
本願は、2012年5月14日に出願された「Back Junction Solar Cell with Tunnel Oxide」という題目の米国仮出願第61/646,700号(発明者:Jiunn Benjamin Heng、Jianming Fu、Zheng Xu、およびZhigang Xie、代理人番号SSP12−1001PSP)の利益を主張する。
本願は、2010年11月12日に出願された「Solar Cells with Oxide Tunneling Junctions」という題目の米国特許出願第12/945,792号(発明者:Jiunn Benjamin Heng、Chentao Yu、Zheng Xu、およびJianming Fu、代理人番号SSP10−1002US)の一部係属出願である。上記出願は、2010年5月4日に出願された「Solar Cell with Hetero Tunneling Junction (HTJ)」という題目の米国仮出願第61/331,158号(発明者:Jiunn Benjamin Heng、Chentao Yu、Zheng Xu、およびJianming Fu、代理人番号SSP10−1002PSP)の利益を主張する。
(背景)
(分野)
本開示は、概して太陽電池に関する。より具体的に、本開示は、後面接合および酸化物トンネリング層を有する太陽電池に関する。
(関連技術)
石油の使用によって引き起こされた負の環境影響およびその増大する費用は、よりクリーンでより安価な代替的エネルギー供給源に対する切実なニーズを引き起こしている。異なる態様の代替的エネルギー供給源の中、太陽熱は、そのクリーンな性質および幅広い有用性のために関心を集められている。
太陽電池は、光電効果を用いて光を電気に変換する。多くの太陽電池構造があり、典型的な太陽電池は、p型ドープ層とn型ドープ層とを含むp−n接合を含む。加えて、p−n接合に基づかない他のタイプの太陽電池がある。例えば、太陽電池は、金属または高導電性の層とドープされた半導体層との間に位置している極薄誘電または絶縁界面トンネリング層を含む金属−絶縁体−半導体(MIS)構造に基づき得る。
多くのさまざまなタイプの太陽電池の中、シリコンへテロ接合(SHJ)太陽電池は、その高効率にために注目を引き付けている。例えば、特許文献1は、優れた表面パシベーションを用いて高効率を達成する両側へテロ接合太陽電池を開示している。両側へテロ接合太陽電池のかぎになる改善は、高い開放回路電圧(Voc)、例えば、(従来の結晶性Siベースの太陽電池の600mVのVocと比較して)715mVより大きい電圧である。
エミッター表面においてパシベーションを改善することによって高効率太陽電池を得るための他のアプローチが提案される。特許文献1および特許文献2は、真性半導体層(例えば、真性a−Siの層)を使用する表面パシベーション方法を記載している。真性a−Si層は、表面ダングリングボンドの数を低下させ、かつ少数キャリアの濃度を低減させることによって結晶性Siエミッターに優れたパシベーションを提供し得る。(価電子帯オフセットによって形成された)表面電場の結果として生じる格子効果は、少数キャリアを界面およびエミッターから離れて押す。しかしながら、さらなる改善は、さらにより優れた性能およびより高効率を有する太陽電池を得るために、なお必要とされる。
米国特許第5,705,828号の明細書 米国特許第7,030,413号の明細書
(要約)
本発明の一実施形態は、後面接合太陽電池を提供する。太陽電池は、ベース層と、入射光から離れて面するベース層の下に位置している量子トンネリングバリア(QTB)層と、QTB層の下に位置しているエミッター層と、ベース層の上に位置している前表面電場(FSF)層と、FSF層の上に位置している前面側電極と、エミッター層の下に位置している後面側電極とを含む。
実施形態についてのバリエーションにおいて、ベース層は、単結晶シリコンウェハーとエピタキシャル成長された結晶性Si(c−Si)薄膜とのうちの少なくとも1つを含む。
さらなるバリエーションにおいて、エピタキシャル成長されたc−Si薄膜のドーピングプロフィールが調整される。
実施形態についてのバリエーションにおいて、QTB層は、酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONのうちの少なくとも1つを含む。
実施形態についてのバリエーションにおいて、QTB層は、1オングストロームと50オングストロームとの間の厚さを有する。
実施形態についてのバリエーションにおいて、QTB層は、以下の技術:熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、およびプラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)のうちの少なくとも1つを用いて形成される。
実施形態についてのバリエーションにおいて、太陽電池は、エミッター層の下に位置している第1の透明伝導性酸化物(TCO)層と、FSF層の上に位置している第2のTCO層とのうちの少なくとも1つをさらに含む。
さらなるバリエーションにおいて、第1および第2のTCO層は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、およびガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態についてのバリエーションにおいて、エミッター層および/または表面電場層は、非晶質Si(a−Si)、多結晶Si、および1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料のうちの少なくとも1つを含む。
さらなるバリエーションにおいて、エミッター層および/または表面電場層は、1×1015/cmと5×1020/cmとの間の範囲にあるドーピング濃度を有する段階的にドープされた非晶質Si(a−Si)層を含む。
実施形態についてのバリエーションにおいて、太陽電池は、FSF層とベース層との間に位置している前面QTB層をさらに含む。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
後面接合太陽電池を製造するための方法であって、該方法は、
該太陽電池のベース層を得ることと、
入射光から離れて面する該ベース層の後面側において量子トンネリングバリア(QTB)層を形成することと、
該QTB層の下にエミッター層を形成することであって、該エミッター層のドーピングタイプは、該ベース層のドーピングタイプと反対である、ことと、
該ベース層の上に前表面電場(FSF)層を形成することと、
該FSF層の上に前面側電極を形成することと、
該エミッター層の下に後面側電極を生成することと
を含む、方法。
(項目2)
上記ベース層は、単結晶シリコンウェハーとエピタキシャル成長された結晶性Si(c−Si)薄膜とのうちの少なくとも1つを含む、上記項目に記載の方法。
(項目3)
上記エピタキシャル成長されたc−Si薄膜のドーピングプロフィールが調整される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目4)
上記QTB層は、酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONのうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目5)
上記QTB層は、1オングストロームと50オングストロームとの間の厚さを有する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目6)
上記QTB層は、熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、およびプラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)のうちの少なくとも1つの技術を用いて形成される、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目7)
上記エミッター層、上記FSF層、または両方の表面上に透明伝導性酸化物(TCO)層を形成することをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
上記TCO層は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、およびガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)のうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
上記エミッター層および/または上記FSF層は、非晶質Si(a−Si)、多結晶Si、および1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料のうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
上記エミッター層および/または上記FSF層は、1×1015/cmと5×1020/cmとの間の範囲にあるドーピング濃度を有する段階的にドープされた非晶質Si(a−Si)層を含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目11)
入射太陽光に面する上記ベース層の前面側において前面QTB層を形成することをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目12)
後面接合太陽電池であって、該太陽電池は、
ベース層と、
入射光から離れて面する該ベース層の下に位置している量子トンネリングバリア(QTB)層と、
該QTB層の下に位置しているエミッター層と、
該ベース層の上に位置している前表面電場(FSF)層と、
該FSF層の上に位置している前面側電極と、
該エミッター層の下に位置している後面側電極と
を含む、太陽電池。
(項目13)
上記ベース層は、単結晶シリコンウェハーとエピタキシャル成長された結晶性Si(c−Si)薄膜とのうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目14)
上記エピタキシャル成長されたc−Si薄膜のドーピングプロフィールが調整される、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目15)
上記QTB層は、酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONのうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目16)
上記QTB層は、1オングストロームと50オングストロームとの間の厚さを有する、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目17)
上記QTB層は、熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、およびプラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)のうちの少なくとも1つの技術を用いて形成される、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目18)
上記エミッター層の下に位置している第1の透明伝導性酸化物(TCO)層と、
上記FSF層の上に位置している第2のTCO層と
のうちの少なくとも1つをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目19)
上記第1および第2のTCO層は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、およびガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)のうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目20)
上記エミッター層および/または上記FSF層は、非晶質Si(a−Si)、多結晶Si、および1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料のうちの少なくとも1つを含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目21)
上記エミッター層および/または上記表面電場層は、1×1015/cmと5×1020/cmとの間の範囲にあるドーピング濃度を有する段階的にドープされた非晶質Si(a−Si)層を含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(項目22)
上記FSF層と上記ベース層との間に位置している前面QTB層をさらに含む、上記項目のいずれかに記載の太陽電池。
(摘要)
本発明の一実施形態は、後面接合太陽電池を提供する。太陽電池は、ベース層と、入射光から離れて面するベース層の下に位置している量子トンネリングバリア(QTB)層と、QTB層の下に位置しているエミッター層と、ベース層の上に位置している前表面電場(FSF)層と、FSF層の上に位置している前面側電極と、エミッター層の下に位置している後面側電極とを含む。
図1Aは、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する例示的な後面接合太陽電池を例示するダイヤグラムを示す。 図1Bは、本発明の実施形態に従う、前面接合太陽電池を超えた後面接合太陽電池のVocの改善を例示するダイヤグラムを示す。 図1Cは、本発明の実施形態に従う、前面接合太陽電池を超えた後面接合太陽電池のFFの改善を例示するダイヤグラムを示す。 図2は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。 図3は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。 図4は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。 図5は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。
(詳細な説明)
以下の説明は、当業者が実施形態を作り、かつ使用することを可能にするように示され、特定の用途およびその要求の文脈において提供される。開示される実施形態に対するさまざまな変更は、当業者にとって既に明白であり、本明細書において規定される一般的な原理は、本開示の精神および範囲から逸脱することなしに他の実施形態および用途に適用され得る。従って、本発明は、示される実施形態に限定されないが、本明細書において開示される原理および特徴と一致する最も広い範囲を与えられる。
(概要)
本発明の実施形態は、(太陽光から離れる)後面側においてそのヘテロ接合を有する結晶性Si(c−Si)ベースの太陽電池を提供する。後面接合太陽電池はさらに、界面パシベーション層として機能する薄い誘電層だけではなく、量子トンネリングバリア(QTB)も含む。太陽電池は、c−Si基板の前面および後表面上に高品質極薄酸化物層を堆積することによって製造され得、高品質極薄酸化物層は、パシベーションを提供し、かつキャリアの量子トンネリングを可能にする。その後、c−Si基板の伝導性ドーピングタイプと反対の伝導性ドーピングタイプを有する水素化段階的ドーピング非晶質Si(a−Si)層は、太陽電池のエミッターを形成するために後面酸化物層上に堆積される。c−Si基板の伝導性ドーピングタイプと同じ伝導性ドーピングタイプを有する別の層の水素化a−Siは、前表面をパシベーション化する前表面電場層を形成するために、前面酸化物層上に堆積される。
(後面接合太陽電池)
さらにより優れた性能(例えば、20%より大きい効率)を有する両側へテロ接合太陽電池を得るために、トンネリング酸化物層は、非常に低い(1×1011/cmより低い)欠陥界面状態(Dit)を可能にし、さらに界面を越える少数キャリアの流れをブロックするように使用されている。結果として生じた太陽電池は、725mVより大きくあり得る非常に高い開放回路電圧(Voc)を有する。高いVocは、低い(0.25%/℃より低い)温度係数を有する高性能太陽電池に対して極めて重要である。他の進歩した材料成長および準備の方法は、さらに表面再結合速度を低減させるためにも使用され得る。例えば、原子層酸化シリコンは、表面トラップ密度を約1×1010/cmまで低減させ得ることが報告されている。
従来のヘテロ接合太陽電池は、しばしば、いわゆる前面接合構造を有し、前面接合構造は、太陽電池のp−n接合が、太陽電池の前面側(太陽光に面する側)に配置されることを意味する。太陽電池の性能を制限するこのような前面接合構造に関連付けられるいくつかの固有欠点がある。まず、太陽電池構造が、しばしば、n型にドープされるので、エミッター層は、p型にドープされる必要がある。p型ドープのエミッター層(またはホウ素ドープのSi層)は、しばしば、高い欠陥密度を有し、結果として生成された過剰キャリアのより高い再結合率をもたらし、それは、減少された太陽電池の電流に変える。実際に、このようなキャリアの損失を軽減するために、これらの太陽電池は、しばしば、比較的に薄いエミッター層または低いドーパント活性化率を有するエミッター層を有する。例えば、典型的な前面接合太陽電池のエミッター層の厚さは、4nmと6nmとの間である。エミッター層が、TCO層(通常は、n型にトープされる)と真性a−Siまたは誘電層との間に挟まれるので、これは、結果としてエミッター層が部分的に空乏になることをもたらす。この部分的に空乏のp型ドープのエミッター層は、エミッター層と前面TCO層との間の最適の仕事関数マッチングを達成することをより難しくさせる。高い仕事関数を有するTCO層は、必要であり得る。
さらに、エミッターが、太陽電池の光に面する側上にあるので、光に面する表面付近の領域は、より高いキャリア密度を有する傾向があり、より高いキャリア密度は、結果として生成された過剰キャリアの増大される接合再結合をもたらし得る。加えて、p型ドープのエミッターは、より活性のホウ素ドーパントが太陽光に面するので、光誘起劣化(LID)に類似する劣化を有し得る。
これらの欠点を克服するために、本発明の実施形態は、後面接合構造および酸化物トンネリング層を有する超高性能太陽電池を提供する。後面接合太陽電池は、入ってくる太陽光から離れて面する側に配置されるそのエミッターを有し、従って、太陽電池の前表面付近に発生する短波長吸収のため、電流の損失を最小限にする。加えて、太陽光から離れて面する後面側に配置されるが、p型ドープのエミッターは、短波長吸収誘起の電流損失の危険にさらすことなしにエミッター空乏効果を除去するように薄くなり得る。結果として、Vocおよび充填ファクターが改善され得る。後面接合はまた、p型ドープのエミッターの仕事関数を調整するためのより優れた柔軟性を提供し、従って、エミッター層と対応するTCO層との間のより優れた仕事関数マッチングを可能にする。従って、その透過性質によって制限されることなしにより最適の後面TCO材料を選択することが可能である。接合の後面配置はまた、後面接合が主により長波長、より低エネルギーの吸収によって影響を受けるので、太陽電池が、接合においてより高エネルギーの超過キャリアの再結合によってより少なく影響されることを意味する。
図1Aは、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する例示的な後面接合太陽電池を例示するダイヤグラムを示す。後面接合太陽電池100は、基板102と、基板102の前面および後表面のそれぞれを覆う極薄酸化物層104および106と、前表面電場(FSF)層108と、エミッター層110と、前面電極112と、後面電極114とを含む。矢印は、入ってくる太陽光を示す。
前に議論されたように、従来の前面接合太陽電池と比較して、後面接合太陽電池の少数キャリア密度がより低く、これは、結果として低下された接合再結合をもたらし、従って、より高いVocおよびより大きい充填ファクター(FF)を与える。さらに、より薄いエミッター層はまた、仕事関数の完全なマッチングさえなしに、さらなる低減される空乏を引き起こし、従ってVocおよびFFをさらに改善する。図1Bは、本発明の実施形態に従う、前面接合太陽電池を超えた後面接合太陽電池のVocの改善を例示するダイヤグラムを示す。図1Bにおいて、BRR0は、Siウェハーに対する固有再結合率であることを留意する。図1Cは、本発明の実施形態に従う、前面接合太陽電池を超えた後面接合太陽電池のFFの改善を例示するダイヤグラムを示す。最適化されたエミッター厚さおよびTCO層に対する仕事関数のマッチングを用いて、VocおよびFFの著しい改善が、後面接合太陽電池に対して観測され得ることが理解できる。
(製造方法I)
n型かまたはp型ドープの高品質ソーラーグレードシリコン(SG−Si)ウェハーは、後面接合太陽電池を作るために使用され得る。一実施形態において、n型ドープのSG−Siウェハーが選択される。図2は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。
動作2Aにおいて、SG−Si基板200が準備される。SG−Si基板200の厚さは、80μmと200μmとの間の範囲にあり得る。一実施形態において、SG−Si基板200の厚さは、90μmと120μmとの間の範囲にある。SG−Si基板200の抵抗率は、典型的に、1オーム−cmと10オーム−cmとの間の範囲にあるが、それらに限定されない。一実施形態において、SG−Si基板200は、1オーム−cmと2オーム−cmとの間の抵抗率を有する。準備動作は、ほぼ10μmのシリコンを除去する典型的なソーダメージエッチングと表面テクスチャリングとを含む。表面テクスチャは、六角ピラミッド、逆ピラミッド、円筒、円錐、リング、および他の不規則な形状を含むが、それらに限定されないさまざまなパターンを有し得る。一実施形態において、表面テクスチャリング動作は、結果としてランダムピラミッド型のテクスチャリングされた表面をもたらす。その後、SG−Si200基板は、広範囲にわたる表面クリーニングを通過する。
動作2Bにおいて、高品質(1×1011/cmより少ないDitを有する)誘電材料の薄い層は、前面および後面パシベーション/トンネリング層204および206を形成するために、それぞれ、SG−Si基板200の前面および後表面上に堆積される。一実施形態において、SG−Si基板200の後表面のみが、誘電材料の薄い層を堆積される。酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONを含むが、それらに限定されないさまざまなタイプの誘電材料は、パシベーション/トンネリング層を形成するために使用され得る。加えて、熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、プラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)等を含むが、それらに限定されないさまざまな堆積技術は、パシベーション/トンネリング層を堆積するために使用され得る。トンネリング/パシベーション層202および204の厚さは、1オングストロームと50オングストロームとの間にあり得る。一実施形態において、トンネリング/パシベーション層202および204の厚さは、1オングストロームと15オングストロームとの間にある。トンネリング/パシベーション層のよく制御された厚さは、優れたトンネリングおよびパシベーションの効果を確保することを留意する。
動作2Cにおいて、基板200のドーピングタイプと反対のドーピングタイプを有する水素化段階的ドーピングa−Siの層は、エミッター層206を形成するために、後面パシベーション/トンネリング層204の表面上に堆積される。結果として、エミッター層206は、入射の太陽光から離れて面する太陽電池の後面側上に位置する。SG−Si基板200がn型にドープされた場合に、エミッター層206がp型にドープされ、およびその逆の場合もあることを留意する。一実施形態において、エミッター層206は、ドーパントとしてホウ素を用いてp型にドープされる。SG−Si基板200、後面パシベーション/トンネリング層204、およびエミッター層206は、ヘテロトンネリング後面接合を形成する。エミッター層206の厚さは、1nmと20nmとの間にある。最適にドープされ(1×1015/cmと5×1020/cmとの間に変動するドーピング濃度を有する)、かつ十分に厚い(少なくとも3nmと20nmとの間)エミッター層は、優れたオーミック接触と大きいビルトインポテンシャルとを確保するために必要である。一実施形態において、前面パシベーション/トンネリング層202に隣接するエミッター層206内の領域は、より低いドーピング濃度を有し、前面パシベーション/トンネリング層202から離れる領域は、より高いドーピング濃度を有する。より低いドーピング濃度は、後面パシベーション/トンネリング層204とエミッター層206との間の界面において最小の欠陥密度を確保し、もう一方側上のより高いドーピング濃度は、エミッター層の空乏を防ぐ。エミッター層206の仕事関数は、より大きいVocおよびより高い充填ファクターを可能にするために、後に堆積された後面透明伝導性酸化物(TCO)層の仕事関数とよりよくマッチングするように調整され得る。a−Siに加えて、エミッター層206を形成するために、1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料および多結晶Siを含むが、それらに限定されない他の材料を使用することも可能である。
動作2Dにおいて、基板200のドーピングタイプと同じドーピングタイプを有する水素化段階的ドーピングa−Siの層は、前表面電場(FSF)層208を形成するために、前面パシベーション/トンネリング層202の表面上に堆積される。SG−Si基板200がn型にドープされた場合に、FSF層208もn型にドープされ、およびその逆の場合もあることを留意する。一実施形態において、FSF層208は、ドーパントとしてリンを用いてn型にドープされる。SG−Si基板200、前面パシベーション/トンネリング層202、およびFSF層208は、前表面を効率的にパシベーション化する前表面高低同質の接合を形成する。一実施形態において、FSF層208の厚さは、1nmと30nmとの間にある。一実施形態において、FSF層208のドーピング濃度は、1×1015/cmから5×1020/cmまで変動する。a−Siに加えて、FSF層208を形成するために、ワイドバンドギャップ半導体材料および多結晶Siを含むが、それらに限定されない他の材料を使用することも可能である。
動作2Eにおいて、TCO材料の層は、優れたオーミック接触を確保する後面側伝導性アンチ反射層210を形成するために、エミッター層206の表面上に堆積される。TCOの例は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、Zn−In−O(ZIO)、ガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)、および他の大きなバンドギャップ透明伝導性酸化物材料を含むが、それらに限定されない。後面側TCO層210の仕事関数は、エミッター層206の仕事関数とよりよくマッチングするように調整され得る。
動作2Fにおいて、前面側TCO層212は、FSF層208の表面上に形成される。前面側TCO層212は、太陽電池内に太陽光の最大限透過を可能にするために、優れたアンチ反射コーティングを形成する。
動作2Gにおいて、前面側電極214および後面側電極216は、それぞれ、TCO層212および210の表面上に形成される。一実施形態において、前面側電極214および後面側電極216は、Agフィンガーグリッドを含み、Agフィンガーグリッドは、Agペーストのスクリーンプリント、Agインクのインクジェットまたはエーロゾルプリント、および蒸着を含むが、それらに限定されないさまざまな技術を用いて形成され得る。さらなる実施形態において、前面側電極214および/または後面側電極216は、無電解鍍金、電解鍍金、スパッタリング、および蒸着を含むが、それらに限定されないさまざまな技術を用いて形成されるCuグリッドを含み得る。
(製造方法II)
図3は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。製造プロセスは、ベース層としてSG−Siウェハーを用いる代わりに、図3において製造される後面接合太陽電池のベース層がエピタキシャル成長されたc−Siの層であること以外、図2において示されたプロセスに類似している。
動作3Aにおいて、SG−Si基板300は、形成される表面テクスチャリングがないこと以外、動作2Aのプロセスに類似するプロセスを用いて準備される。
動作3Bにおいて、高濃度にドープされたc−Siの薄い層(層302)は、SG−Si基板300上にエピタキシャル成長される。一実施形態において、高濃度にドープされたc−Siエピタキシャル(EPI)層302は、化学気相蒸着(CVD)エピタキシャルプロセスを用いて形成される。さまざまなタイプのSi化合物(例えば、SiH、SiHCl、およびSiHCl)は、高濃度にドープされたc−Si EPI層302を形成するためにCVDプロセスにおいて前駆体として使用され得る。一実施形態において、SiHCl(TCS)は、その豊富性および低コストのために使用される。高濃度にドープされたc−Si EPI層302の厚さは、1μmと5μmとの間にあり得る。高濃度にドープされたc−Si EPI層302のドーピングタイプは、SG−Si基板300のドーピングタイプと同じである。一実施形態において高濃度にドープされたc−Si EPI層302は、n型にドープされる。高濃度にドープされたc−Si EPI層302のドーピング濃度は、1×1017/cmと1×1020/cmとの間にあり得る。ドーピングレベルは、膜内にミスフィット転移を引き起こし得る最大限を超えるべきではない。高濃度にドープされたc−Si EPI層302は、後表面電場(BSF)、不純物バリア、および後に成長されるベース層の表面において電子−正孔再結合を低減するための汚染物質ゲッター層として働く。
動作3Cにおいて、低濃度にドープされたc−Siの層は、ベース層304を形成するために、高濃度にドープされたc−Si EPI層302上にエピタキシャル成長される。ベース層304の成長のために使用されるプロセスは、高濃度にドープされたc−Si EPI層302の成長のために使用されたプロセスに類似している。一実施形態において、CVD EPIプロセスは、ベース層304を形成するために使用される。ベース層304の厚さは、20μmと100μmとの間にあり得る。ベース層304の伝導性ドーピングタイプは、SG−Si基板200および高濃度にドープされたc−Si EPI層302のドーピングタイプと同じである。一実施形態において、ベース層304は、より優れたキャリア寿命、より高いVoc、およびより高い太陽電池の効率を提供し得るn型にドープされる。ベース層304のドーピング濃度は、1×1015/cmと1×1017/cmとの間にあり得る。
ベース層304のEPI成長の後に、動作3Dにおいて、SG−Si基板300および高濃度にドープされたc−Si EPI層302が除去される。SG−Si基板300および高濃度にドープされたc−Si EPI層302を除去するために、機械研削、化学ウェットエッチング、ドライエッチング、および化学機械研磨を含むが、それらに限定されないさまざまな技術が使用され得る。一実施形態において、機械後面研削方法は、SG−Si基板300および高濃度にドープされたc−Si EPI層302を除去するために使用される。その後、ウェット化学エッチングプロセスは、増大された少数キャリアの再結合をもたらし、従って太陽電池の性能を劣化し得るすべての後面研削のダメージを除去するために使用される。ウェット化学エッチングにおいて使用される溶液は、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、および硝酸とフッ化水素酸との混合物(HNO:HF)を含むが、それらに限定されない。
動作3Eにおいて、ベース層304の前面および後表面は、太陽電池内の光吸収を最大限にするためにテクスチャリングされ、従って、太陽電池の変換効率をさらに増強させる。表面テクスチャの形状は、ベース層304の前面および後表面上にランダムに、または規則的に分布されるプラミッド型または逆ピラミッド型であり得る。
残りの製造プロセスは、図2において示されたプロセスに類似している。動作3Fにおいて、後面および前面パシベーション/トンネリング層306および308は、動作2Bに類似するプロセスを用いて形成される。
動作3Gにおいて、エミッター層310およびFSF層312は、動作2Cおよび2Dにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。
動作3Hにおいて、前面および後面TCO層314および316は、動作2Eおよび2Fにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。
動作3Iにおいて、前面および後面電極318および320は、動作2Gにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。
(製造方法III)
図4は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。製造プロセスは、エピタキシャル形成されたSiベース層が段階的ドーピングプロフィールを有すること以外、図3において示されたプロセスに類似している。
動作4Aにおいて、SG−Si基板400は、動作3Aのプロセスに類似するプロセスを用いて準備される。
動作4Bにおいて、高濃度にドープされたc−Siの薄い層(層402)は、動作3Bのプロセスに類似するプロセスを用いて、SG−Si基板400上にエピタキシャル成長される。
動作4Cにおいて、段階的ドーピングを有するc−Siの層は、ベース層404を形成するために、高濃度にドープされたc−Si EPI層402上にエピタキシャル成長される。ベース層404のドーピング濃度は、1×1014/cmと1×1018/cmとの間にあり、高濃度にドープされたc−Si EPI層402に隣接する領域が、より低いドーピング濃度を有し、その反対側が、より高いドーピング濃度を有する。このようなドーピングプロフィールは、結果として、生成された少数キャリアが接合に向かってドリフトすることを可能にする電場をもたらし、従ってJscを増大させる。段階的にドープされたベース層404の厚さは、20μmと100μmとの間にあり得る。一実施形態において、真性EPI c−Si(層406)の薄い層は、段階的にドープされたベース層404内に挿入される。一実施形態において、真性EPI c−Si層406は、段階的にドープされたベース層404の中間において配置されている。真性EPI c−Si層406の厚さは、1nmと10nmとの間にあり得る。真性EPI c−Si層406が、ベース層404のEPI成長の間に欠陥伝播および格子ミスマッチを制限するので、真性EPI c−Si層406の挿入は、段階的にドープされたベース層404のより優れた膜品質を確保する。真性EPI c−Si層406は、段階的にドープされたベース層404の成長中の任意のポイントにおいて、エピタキシャルチャンバー内にガス流量を変化させることによって、堆積され得る。
製造プロセスの残りは、図3において示されたプロセスに類似している。動作4Dにおいて、SG−Si基板400および高濃度にドープされたc−Si EPI層402は、動作3Dに類似するプロセスを用いて除去される。動作4Eにおいて、ベース層404の前面および後表面は、動作3Eに類似するプロセスを用いてテクスチャリングされる。動作4Fにおいて、後面および前面パシベーション/トンネリング層408および410は、動作3Fに類似するプロセスを用いて形成される。動作4Gにおいて、エミッター層412およびFSF層414は、動作3Gにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。動作4Hにおいて、前面および後面TCO層416および418は、動作3Hにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。動作4Iにおいて、前面および後面電極420および422は、動作3Iにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。
(製造方法IV)
図5は、本発明の実施形態に従う、トンネリング酸化物を有する後面接合太陽電池を製造するプロセスを例示するダイヤグラムを示す。製造プロセスは、エピタキシャル形成されたc−Si層が複合ベースを形成するためにSG−Si基板上に堆積されること以外、図2において示されたプロセスに類似している。
動作5Aにおいて、SG−Si基板500は、形成される表面テクスチャリングがないこと以外、動作2Aのプロセスに類似するプロセスを用いて準備される。
動作5Bにおいて、c−Siの薄い層は、エンハンシング層502を形成するために、SG−Si基板500の後面側上においてエピタキシャル成長される。SG−Si基板500およびエンハンシング層502は、一緒に複合ベース層504を形成する。エンハンシング層502のドーピングタイプは、SG−Si基板500のドーピングタイプに類似している。一実施形態において、エンハンシング層502は、n型にドープされる。加えて、エンハンシング層502は、均一にドープされ得るか、または、段階的にドープされ得る。一実施形態において、エンハンシング層502は、0.5オーム−cmの均一シート抵抗を用いて均一にドープされる。一実施形態において、エンハンシング層502は、0.2オーム−cmと1オーム−cmとの間に変動するシート抵抗を用いて段階的にドープされる。エンハンシング層502の厚さは、0.5μmと2μmとの間にあり得る。図3および4において製造された太陽電池と比較して、EPI c−Si層であるエンハンシング層502の厚さは、その厚さが20μmより厚い場合があるEPIベース層304および404よりはるかに薄いことを留意する。このような薄いEPI層は、容易により低コストで製造され得る。(より安いポリーシリコンであり得、かつ吸収体の層として使用され得る)SG−Si基板500と薄いEPIエンハンシング層502(その特性がEPI成長の間に注意深く操作され得る)とを複合ベース層として組み合わせることによって、われわれは、同時に、製造コストを低減させ、かつ性能を改善する目標を達成し得る。
残りの製造プロセスは、図2において示されたプロセスに類似している。動作5Cにおいて、複合ベース層504の前面および後表面は、動作2Aに類似するプロセスを用いてテクスチャリングされる。動作5Dにおいて、後面および前面パシベーション/トンネリング層506および508は、動作2Bに類似するプロセスを用いて形成される。動作5Eにおいて、エミッター層510は、動作2Cに類似するプロセスを用いて後面パシベーション/トンネリング層506の表面上に堆積される。動作5Fにおいて、FSF層512は、動作2Dに類似するプロセスを用いて前面パシベーション/トンネリング層508の表面上に堆積される。動作5Gにおいて、後面TCO層514は、動作2Eに類似するプロセスを用いてエミッター層510の表面上に堆積される。動作5Hにおいて、前面TCO層516は、動作2Fに類似するプロセスを用いてFSF層512の表面上に堆積される。動作5Iにおいて、前面および後面電極518および520は、動作2Gにおいて使用されたプロセスに類似するプロセスを用いて形成される。
さまざまな実施形態の上記説明は、単に例示および説明の目的のために示されていた。それらは、完全であるか、または、本発明を開示された態様に限定するように意図されていない。従って、多くの変更およびバリエーションは、当業者にとって明白である。さらに、上記開示は、本発明を限定するように意図されていない。

Claims (22)

  1. 後面接合太陽電池を製造するための方法であって、該方法は、
    該太陽電池のベース層を得ることと、
    入射光から離れて面する該ベース層の後面側において量子トンネリングバリア(QTB)層を形成することと、
    該QTB層の下にエミッター層を形成することであって、該エミッター層のドーピングタイプは、該ベース層のドーピングタイプと反対である、ことと、
    該ベース層の上に前表面電場(FSF)層を形成することと、
    該FSF層の上に前面側電極を形成することと、
    該エミッター層の下に後面側電極を生成することと
    を含む、方法。
  2. 前記ベース層は、単結晶シリコンウェハーとエピタキシャル成長された結晶性Si(c−Si)薄膜とのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記エピタキシャル成長されたc−Si薄膜のドーピングプロフィールが調整される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記QTB層は、酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記QTB層は、1オングストロームと50オングストロームとの間の厚さを有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記QTB層は、熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、およびプラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)のうちの少なくとも1つの技術を用いて形成される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記エミッター層、前記FSF層、または両方の表面上に透明伝導性酸化物(TCO)層を形成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記TCO層は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、およびガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)のうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記エミッター層および/または前記FSF層は、非晶質Si(a−Si)、多結晶Si、および1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記エミッター層および/または前記FSF層は、1×1015/cmと5×1020/cmとの間の範囲にあるドーピング濃度を有する段階的にドープされた非晶質Si(a−Si)層を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 入射太陽光に面する前記ベース層の前面側において前面QTB層を形成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 後面接合太陽電池であって、該太陽電池は、
    ベース層と、
    入射光から離れて面する該ベース層の下に位置している量子トンネリングバリア(QTB)層と、
    該QTB層の下に位置しているエミッター層と、
    該ベース層の上に位置している前表面電場(FSF)層と、
    該FSF層の上に位置している前面側電極と、
    該エミッター層の下に位置している後面側電極と
    を含む、太陽電池。
  13. 前記ベース層は、単結晶シリコンウェハーとエピタキシャル成長された結晶性Si(c−Si)薄膜とのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の太陽電池。
  14. 前記エピタキシャル成長されたc−Si薄膜のドーピングプロフィールが調整される、請求項13に記載の太陽電池。
  15. 前記QTB層は、酸化シリコン(SiO)、水素化SiO、窒化シリコン(SiN)、水素化SiN、酸化アルミニウム(AlO)、酸窒化シリコン(SiON)、および水素化SiONのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の太陽電池。
  16. 前記QTB層は、1オングストロームと50オングストロームとの間の厚さを有する、請求項12に記載の太陽電池。
  17. 前記QTB層は、熱酸化、原子層蒸着、ウェットまたはスチーム酸化、低圧ラジカル酸化、およびプラズマ増強の化学気相蒸着(PECVD)のうちの少なくとも1つの技術を用いて形成される、請求項12に記載の太陽電池。
  18. 前記エミッター層の下に位置している第1の透明伝導性酸化物(TCO)層と、
    前記FSF層の上に位置している第2のTCO層と
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項12に記載の太陽電池。
  19. 前記第1および第2のTCO層は、インジウムスズ酸化物(ITO)、酸化インジウム(InO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、タングステンドープの酸化インジウム(IWO)、酸化スズ(SnO)、アルミニウムドープの酸化亜鉛(ZnO:AlまたはAZO)、およびガリウムドープの酸化亜鉛(ZnO:Ga)のうちの少なくとも1つを含む、請求項18に記載の太陽電池。
  20. 前記エミッター層および/または前記FSF層は、非晶質Si(a−Si)、多結晶Si、および1つ以上のワイドバンドギャップ半導体材料のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の太陽電池。
  21. 前記エミッター層および/または前記表面電場層は、1×1015/cmと5×1020/cmとの間の範囲にあるドーピング濃度を有する段階的にドープされた非晶質Si(a−Si)層を含む、請求項20に記載の太陽電池。
  22. 前記FSF層と前記ベース層との間に位置している前面QTB層をさらに含む、請求項12に記載の太陽電池。
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