JP2013239496A - 発熱体冷却用容器 - Google Patents

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正彦 永井
Toshimi Yanagisawa
稔美 柳沢
Yoshinori Kaneko
義敬 金子
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Abstract

【課題】たとえばコイル20のような発熱体を効率良く冷却することができる発熱体冷却用容器10を提供する。
【解決手段】発熱体冷却用容器10は、コイル20を収容し、そのコイル20を放熱部材(ヒートシンク40等)を介して冷却する。発熱体冷却用容器10は、コイル20を収容する収容部10aに放熱部材(ヒートシンク40等)に接する接触部10bが設けられている。その接触部10bに、熱伝導性を備えた封止樹脂50が充填される貫通部10cが設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、たとえばコイルのような発熱体を収容し、そのコイルをたとえばヒートシンクのような放熱部材を介して冷却する発熱体冷却用容器に関する。
従来、ケースに収容したコイルをヒートシンクを介して冷却する場合、熱伝導率の良い媒体を、コイルとケースの間に介在させて、コイルの熱を放熱しやすくしている。たとえば、特許文献1では、発熱体に相当するコイルと磁性コアとを備えた組合体と、その組合体を収容するケースとを有するリアクトルにおいて、ケース内に絶縁性の樹脂を充填させる技術が開示されている。
特開2011−243943号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、コイルの熱は絶縁性樹脂およびケースを伝導して外部のヒートシンクに伝達するものの、コイルとヒートシンクの間がケースで遮蔽されていることから、ケースの熱抵抗によりコイルを十分に冷却することは困難である。コイルが十分に冷却されない場合には、そのコイルの特性を十分に発揮させることができなくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、発熱体を効率良く冷却することができる発熱体冷却用容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するための発熱体冷却用容器は、発熱体を収容し、当該発熱体を放熱部材を介して冷却する。発熱体冷却用容器は、発熱体を収容する収容部に、放熱部材に接する接触部が設けられている。その接触部に、熱伝導性を備えた媒体が充填される貫通部が設けられている。
本発明に係る発熱体冷却用容器は、発熱体を収容する収容部に放熱部材に接する接触部が設けられ、その接触部に熱伝導性を備えた媒体が充填される貫通部が設けられている。したがって、本発明に係る発熱体冷却用容器によれば、発熱体を効率良く冷却することができる。
本実施形態に係る発熱体冷却用容器の斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器の断面における斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の断面における斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の断面における側面図である。 図1に係る発熱体冷却用容器にコイルを収容する状態を部材毎に分解した断面における分解斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器の変形例に相当し固定用金具を用いない発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器の他の変形例に相当し収容部の接触部が小さい発熱体冷却用容器の断面における斜視図である。 図1に係る発熱体冷却用容器の変形例に相当し外形が多角形状からなる発熱体冷却用容器の斜視図である。 図9に係る発熱体冷却用容器の断面における斜視図である。 図9に係る発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の斜視図である。 図9に係る発熱体冷却用容器の変形例に相当し固定用金具を用いない発熱体冷却用容器にコイルを収容した状態の斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における各部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
まず、本実施形態の発熱体冷却用容器10の構成について、図1および図2を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の発熱体冷却用容器10の斜視図である。図2は、図1に係る発熱体冷却用容器10の断面における斜視図である。
発熱体冷却用容器10は、たとえば、絶縁性の材料からなり、底面を有する円筒形状に形成されている。発熱体冷却用容器10の上面に大きく開口した孔には、後述する発熱体に相当するコイル20(後述の図3参照)を収容する収容部10aが設けられている。収容部10aは、発熱体冷却用容器10の外形よりも少し小さく形成されている。したがって、発熱体冷却用容器10は、肉厚が薄いケース状からなる。収容部10aの底面は、クモの巣状に形成された接触部10bで形成されている。接触部10bは、後述する放熱部材に接する。隣り合う接触部10bの隙間に、貫通部10cを複数有している。接触部10bは、クモの巣状に形成することに限定されることはなく、たとえば、目の粗い網目状、十字状、三又状に形成してもよい。
また、発熱体冷却用容器10の収容部10aの内面には、コイル20の外周面20aを支持する棒状の突起10dが所定の間隔ごとに複数設けられている。突起10dは、収容部10aの底面から上面に向けて直線状に形成されている。突起10dの先端に相当する突出端はコイル20の外周面20aを支持し、コイル20を収容部10a内で位置決めする。したがって、コイル20の外周面20aと収容部10aの内面との距離(隙間)は、収容部10aの全周に亘って突起10dの突出長さと同一となる。発熱体冷却用容器10の下端から一定の寸法を隔てて、発熱体冷却用容器10を後述する固定用金具30(後述の図3参照)に取り付けるための取付部10fが、発熱体冷却用容器10の外周面10eに120度毎に3個設けられている。取付部10fの中央には、ネジを挿通するためのネジ孔10gが開口されている。
つぎに、発熱体冷却用容器10にコイル20を収容しそのコイル20を冷却する構成について、図3〜図6を参照しながら説明する。
図3は、図1に係る発熱体冷却用容器10にコイル20を収容した状態の斜視図である。図4は、図1に係る発熱体冷却用容器10にコイル20を収容した状態の断面における斜視図である。図5は、図1に係る発熱体冷却用容器10にコイル20を収容した状態の断面における側面図である。図6は、図1に係る発熱体冷却用容器10にコイル20を収容する状態を部材毎に分解した断面における分解斜視図である。
コイル20を収容部10aに収容した発熱体冷却用容器10は、取付部10fのネジ孔10gを介して図示せぬネジを用いてネジ留めすることで固定用金具30に取り付けられる。固定用金具30は、発熱体冷却用容器10を後述するヒートシンク40に装着容易とするものであり、金属からなり板状に形成されている。固定用金具30は、放熱部材を兼ねている。固定用金具30の上面には、円形状に突出した載置部30aが同一円上に3個設けられている。固定用金具30の載置部30aは、その中央にネジ溝30bが形成されている。発熱体冷却用容器10は、その取付部10fが固定用金具30の載置部30aに載置された上で、図示せぬネジを用いてネジ溝30bにネジ留めされる。固定用金具30の上面の端部には、円形に開口した係止孔30cが複数設けられている。
ヒートシンク40は、コイル20の熱を吸収し外部に放熱する放熱部材であり、金属からなり肉厚が太い板状に形成されている。ヒートシンク40は、その上面の端部にネジ溝40aが複数設けられている。固定用金具30は、ヒートシンク40の上面に載置された状態で、図示せぬネジを用い、係止孔30cを介してネジ溝40aにネジ留めされる。発熱体冷却用容器10は、固定用金具30を介して、ヒートシンク40に直接ネジ留めする構成としてもよい。
熱伝導性を備えた媒体が、発熱体冷却用容器10の収容部10aとコイル20との隙間、および貫通部10cに、それぞれ充填される。熱伝導性を備えた媒体には、たとえば、エポキシ樹脂からなる封止樹脂50を用いる。発熱体冷却用容器10の収容部10aには封止樹脂50をあらかじめ供給しておき、その後で、収容部10aにコイル20を収容する。また、封止樹脂50は、発熱体冷却用容器10の収容部10aにコイル20を収容した状態で、発熱体冷却用容器10の収容部10aとコイル20との隙間に充填してもよい。さらに、封止樹脂50は、コイル20を収容した発熱体冷却用容器10を固定用金具30に取り付ける前に、発熱体冷却用容器10の裏面側から貫通部10cに充填してもよい。
つぎに、前述した発熱体冷却用容器10の変形例に相当し固定用金具30を用いない発熱体冷却用容器11の構成について、図7を参照しながら説明する。
図7は、図1に係る発熱体冷却用容器10の変形例に相当し固定用金具30を用いない発熱体冷却用容器11にコイル20を収容した状態の斜視図である。
発熱体冷却用容器11は、図3に示す固定用金具30を用いることなく、図7に示すヒートシンク41に直接取り付けられる。発熱体冷却用容器11は、取付部11fが配設された位置が若干異なることを除き、前述した発熱体冷却用容器10と同一の構成である。取付部11fは、前述した発熱体冷却用容器10の取付部10fと異なり、発熱体冷却用容器11の外周の下端に、120度毎に3個設けられている。すなわち、発熱体冷却用容器10の取付部10fは、その外周面10eの下端から少し上方に配設され、仮にヒートシンク40に直接取り付けた場合には少し隙間が生じる構成である。一方、発熱体冷却用容器11の取付部11fは、その外周面11eの下端に沿って配設されていることから、ヒートシンク41に取り付けた場合に隙間は生じない。取付部11fは、ヒートシンク41に当接し、そのヒートシンク41に図示せぬネジを用いて取り付けられる。このように、発熱体冷却用容器11は、ヒートシンク41に直接取り付ける構成である。この場合、コイル20は熱伝導性の封止媒体を介して、ヒートシンク41に接続される。実現方法はヒートシンク41の上に直接接続する方法の他に、離型剤を塗布がされた別の金型などを用意して、その上で作業し、封止媒体が固まった後に金型から取り外し、その後にヒートシンク41に実装することも可能である。
つぎに、前述した発熱体冷却用容器10の他の変形例に相当し収容部12aの接触部12bが小さい発熱体冷却用容器12の構成について、図8を参照しながら説明する。
図8は、図1に係る発熱体冷却用容器10の他の変形例に相当し収容部12aの接触部12bが小さい発熱体冷却用容器12の断面における斜視図である。
発熱体冷却用容器12は、その収容部12aの内面から中心に向かう方向に突出した接触部12bが複数設けられている。この接触部12bは、コイル20を支持する。接触部12bの突出距離は、収容部12aに設けられた貫通部12cの径と比較して、十分に短い。接触部12bは、前述したコイル20の下面の端部を支持する。この構成では、収容部12aの貫通部12cが非常に大きいため、コイル20の下面とヒートシンク40等が対向する領域が非常に大きく、その隙間に封止樹脂50を充填する。
つぎに、前述した発熱体冷却用容器10の変形例に相当し外形が多角形状からなる発熱体冷却用容器13の構成について、図9〜図11を参照しながら説明する。
図9は、図1に係る発熱体冷却用容器10の変形例に相当し外形が多角形状からなる発熱体冷却用容器13の斜視図である。図10は、図9に係る発熱体冷却用容器13の断面における斜視図である。図11は、図9に係る発熱体冷却用容器13にコイル20を収容した状態の斜視図である。
発熱体冷却用容器13は、その外形を8角形状に形成している。発熱体冷却用容器13は、その外形形状と突起13dbを除き、前述した発熱体冷却用容器10と同様の構成である。発熱体冷却用容器13の側面は、4つの主面13hと、隣接する主面13hの接合部分を面取りして形成された4つの面取面13iから形成されている。主面13hには突起13daが設けられ、面取面13iには突起13dbが設けられている。突起13daおよび13dbは、収容部13aの底面から上面に向けて直線状に形成されている。発熱体冷却用容器13の収容部13aの内面に交互に設けられた4個の突起13daおよび4個の突起13dbを用いて、コイル20の外周面20aを支持する。面取面13iに設けられた突起13dbは、主面13hに設けられた突起13daよりも、その突出した距離が長い。
発熱体冷却用容器13の取付部13fは、発熱体冷却用容器10の取付部10fと異なり、外周面13eの上端と下端との中心付近に、対面同一に2個設けられている。発熱体冷却用容器13の取付部13fは、固定用金具31の両端からそれぞれL字状に突出して設けられた支持部31dに当接し、その支持部31dに図示せぬネジを用いて取り付けられる。固定用金具31は、ヒートシンク42の上面に載置された状態で、図示せぬネジを用い、係止孔31cを介してヒートシンク42に取り付けられる。
つぎに、前述した発熱体冷却用容器13の変形例に相当し固定用金具31を用いない発熱体冷却用容器14の構成について、図12を参照しながら説明する。
図12は、図9に係る発熱体冷却用容器13の変形例に相当し固定用金具31を用いない発熱体冷却用容器14にコイル20を収容した状態の斜視図である。
発熱体冷却用容器14は、図11に示す固定用金具31を用いることなく、図12に示すヒートシンク43に直接取り付けられる。発熱体冷却用容器14は、取付部14fが配設された位置を除き、前述した発熱体冷却用容器13と同一の構成である。取付部14fは、発熱体冷却用容器13の取付部13fと異なり、発熱体冷却用容器14の外周の下端に、対面同一に2個設けられている。取付部14fは、ヒートシンク43に当接し、そのヒートシンク43に図示せぬネジを用いて取り付けられる。このように、発熱体冷却用容器14は、ヒートシンク43に直接取り付けられる。
上述した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)発熱体冷却用容器10は、コイル20を収容する収容部10aの接触部10bに貫通部10cを設けている。さらに、収容部10aに設けた貫通部10cには、熱伝導性を備えた封止樹脂50が充填される。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、コイル20を効率良く冷却することができる。すなわち、発熱体冷却用容器10によれば、貫通部10cに封止樹脂50を充填することにより、コイル20で発生した熱は封止樹脂50を経てヒートシンク40を介し効率良く冷却される。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
また、発熱体冷却用容器10によれば、コイル20を収容した状態で、ヒートシンク40を介して図示せぬ電源装置等に固定することにより、コイル20の設置が容易であり、生産コストの低減につながる。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
(2)発熱体冷却用容器10は、貫通部10cを収容部10aの接触部10bに複数設ける構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、複数の貫通部10cにそれぞれ封止樹脂50が充填された状態で、コイル20で発生した熱は各封止樹脂50を介して効率良くヒートシンク40等に伝導する。すなわち、たとえば、収容部10aに貫通部10cを1個設けるよりも、クモの巣状に形成された接触部10bにより広範囲に貫通部10cを複数設ける方が、コイル20の下面から均等に熱引きを行うことができる。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
(3)発熱体冷却用容器12は、接触部12bを収容部12aの内面から中心に向かう方向に突出して複数設ける構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器12によれば、収容部12aの貫通部12cが非常に大きいため、コイル20の下面とヒートシンク40等が対向する領域を非常に大きくすることができ、その隙間に封止樹脂50を十分に充填することができる。すなわち、コイル20で発生した熱を封止樹脂50を介してヒートシンク40等に十分に伝導することができる。
(4)発熱体冷却用容器10は、その収容部10aとコイル20との間の隙間に、封止樹脂50が充填される構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、コイル20の周囲に充填する封止樹脂50の量を削減することができる。
(5)発熱体冷却用容器10は、その収容部10aの内面が、コイル20の外周面20aに沿うように形成する構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、コイル20の周囲に充填する封止樹脂50の量を最小限に抑制することができる。さらに、発熱体冷却用容器10によれば、コイル20の周囲に充填する封止樹脂50の量が略均等になり、コイル20の周囲から均等に効率良く熱引きを行うことができる。すなわち、発熱体冷却用容器10によれば、収容したコイル20の冷却性能を略均等にすることが可能であり、コイル20の温度特性を良好に保つことができる。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11および12も有している。
(6)発熱体冷却用容器10は、収容部10aの内面に沿って突起10dが複数設けられ、突起10dの先端は、コイル20コイル20の外周面20aを支持する構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、収容部10aの内面とコイル20との隙間が、コイルの全周にわたり均一になり、コイル20の周囲から均一に非常に効率良く熱引きを行うことができる。すなわち、発熱体冷却用容器10によれば、収容したコイル20の冷却性能を均一にすることが可能であり、コイル20の温度特性を最良に保つことができる。また、発熱体冷却用容器10の突起10dは、封止樹脂50に対して突出する構成であることから、封止樹脂50を強固に保持することができる。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
(7)発熱体冷却用容器10の収容部10aの突起10dは、コイル20を挿入する方向に沿って線状に設ける構成とすることができる。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、収容部10aの突起10dをガイドにして、コイル20の外周面20aを突起10dに沿わせて容易に挿入させることができる。さらに、発熱体冷却用容器10によれば、封止樹脂50を収容部10aの突起10dに沿わせて充填することにより、コイル20と収容部10aの隙間における封止樹脂50の充填不良を防止することができる。すなわち、発熱体冷却用容器10によれば、コイル20と収容部10aの隙間に封止樹脂50が部分的に充填されず、収容したコイル20の冷却性能が部分的に劣化することを防止することができる。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
(8)発熱体冷却用容器10は、少なくとも収容部10aが、絶縁性を有する。このように構成した発熱体冷却用容器10によれば、導電性のコイル20と、導電性の固定用金具30またはヒートシンク40の間で、電気的に短絡することを防止できる。すなわち、収容部10aとコイル20の間に充填する封止樹脂50に、必ずしも絶縁性の材質を用いる必要がなく、その封止樹脂50の選択の幅を広げることができる。特に、このように構成した発熱体冷却用容器10は、収容部10aの内面に沿って突起10dが複数設けられ、突起10dの先端がコイル20を支持するような場合に有効である。なお、上記の効果は、発熱体冷却用容器11〜14も有している。
以上、本発明における好適な実施形態を説明したが、これらは本発明を説明するための例示であり、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。すなわち、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上述した本実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
10,11,12,13,14 発熱体冷却用容器、
10a,12a,13a 収容部、
10b,12b,13b 接触部、
10c,12c,13c 貫通部、
10d,12d,13da,13db 突起、
10e,12e,13e 外周面、
10f,11f,12f,13f,14f 取付部、
10g,11g,12g,13g,14g ネジ孔、
13h 主面、
13i 面取面、
20 コイル、
20a 外周面、
30,31 固定用金具、
30a 載置部、
30b ネジ溝、
30c,31c 係止孔、
31d 支持部、
40,41,42,43 ヒートシンク、
40a ネジ溝、
50 封止樹脂。

Claims (8)

  1. 発熱体を収容し、当該発熱体を放熱部材を介して冷却する発熱体冷却用容器であって、
    前記発熱体を収容する収容部に、前記放熱部材に接する接触部が設けられ、
    前記接触部に、熱伝導性を備えた媒体が充填される貫通部が設けられていることを特徴とする発熱体冷却用容器。
  2. 前記貫通部は、前記収容部の前記接触部に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発熱体冷却用容器。
  3. 前記接触部は、収容部の内面から中心に向かう方向に突出して複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の発熱体冷却用容器。
  4. 前記収容部と前記発熱体との間の隙間に、前記媒体が充填されること特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発熱体冷却用容器。
  5. 前記収容部の内面は、前記発熱体の外周面に沿うように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発熱体冷却用容器。
  6. 前記収容部の内面に沿って突起が複数設けられ、
    前記突起の先端は、前記発熱体の外周面を支持することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発熱体冷却用容器。
  7. 前記突起は、前記発熱体を挿入する方向に沿って線状に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の発熱体冷却用容器。
  8. 少なくとも前記収容部は、絶縁性を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の発熱体冷却用容器。
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