JP2015188016A - コイルの放熱構造、および電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気機器の製造コストや重量が上昇することを防止しつつ、コイルから発せられた熱を効率良く放熱部材に放熱するとともに、高周波数領域におけるノイズの抑制を図る。
【解決手段】コイルの放熱構造1Aは、搭載面15aを有する金属製の放熱部材15と、厚さ方向に貫通する貫通孔3aが設けられ、搭載面15a上に載置された絶縁性のコイル台座3と、コア4の貫通孔4aが貫通孔3aに連通するようにコイル台座3の上に搭載されたコイル6と、コイル6の上面の少なくとも一部を覆う絶縁性放熱シート7と、放熱部材15の搭載面15aに下端が接続され、貫通孔3aおよび貫通孔4aに挿通された金属製のネジ部材8と、絶縁性放熱シート7を上方からコイル6に向けて押圧することにより、コイル6を放熱部材15上にコイル台座3を介して固定するとともに、コイル6の熱をネジ部材8の上端8aに熱伝導させるように構成された金属製の蓋部材9とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、コイルの放熱構造、および電気機器に関する。
従来、例えばEVやPHV用の車載充電器のように、コイルを搭載した電気機器が数多く知られている。このような電気機器においては、コイルから発せられた熱を効率良く外部に放熱させることが求められる。
特許文献1には、ヒートシンクに設けられた窪みにコイルを収納し、その窪みに熱伝導性の良好な熱硬化タイプの液状樹脂を充填した放熱構造が開示されている。この構造では、ヒートシンクの窪みに充填した樹脂を冷却してコイルをヒートシンクに固定する。
特開2013−51320号公報
しかしながら、上記特許文献1の放熱構造を採った場合、コイルを固定するための樹脂によってコイルの巻線間の容量(線間容量)が増大する。その結果、高周波数領域(例えば10MHz以上)においてコイルのインピーダンスが低下し、当該周波数領域におけるノイズが増大するという課題がある。
さらに、コイルの固定に樹脂を用いることにより、電気機器の製造コストが上昇するという課題や電気機器の重量が増加してしまうという課題もある。例えば電気機器が車載用である場合、電気機器の重量の増加は燃費に影響するため重大である。
そこで、本発明は、電気機器の製造コストや重量が上昇することを防止しつつ、コイルから発せられた熱を効率良く放熱部材に放熱するとともに、高周波数領域におけるノイズの抑制を図ることが可能なコイルの放熱構造および電気機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るコイルの放熱構造は、
搭載面を有する金属製の放熱部材と、
厚さ方向に貫通する第1の貫通孔が設けられ、前記搭載面上に載置された絶縁性のコイル台座と、
コアと、前記コアを貫通する第2の貫通孔を通るように前記コアに巻回された巻線とを有し、前記第2の貫通孔が前記第1の貫通孔に連通するように前記コイル台座の上に搭載されたコイルと、
前記コイルの上面の少なくとも一部を覆う絶縁性放熱シートと、
前記放熱部材の前記搭載面に下端が接続され、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔に挿通された金属製の熱伝導部材と、
前記絶縁性放熱シートを上方から前記コイルに向けて押圧することにより、前記コイルを前記放熱部材上に前記コイル台座を介して固定するとともに、前記コイルの熱を前記熱伝導部材の上端に熱伝導させるように構成された金属製の蓋部材と、
を備えることを特徴とする。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記熱伝導部材は、前記搭載面から前記放熱部材と一体的に突設されており、
前記突設された熱伝導部材の上面にはネジ穴が設けられ、
前記ネジ穴に螺合し且つ前記蓋部材と係合するネジをさらに備え、前記蓋部材は、前記ネジの締結力によって前記絶縁性放熱シートを押圧するようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記熱伝導部材は、前記蓋部材を厚さ方向に貫通する第3の貫通孔に上方から挿入され、前記第2の貫通孔および前記第1の貫通孔に挿通され、前記放熱部材の前記搭載面に形成されたネジ穴に下端部が螺合し、前記蓋部材と上端部が係合するネジであり、前記蓋部材は、前記ネジの締結力により前記絶縁性放熱シートを押圧するようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記絶縁性放熱シートは、前記蓋部材から受ける押圧力によって弾性変形することにより、前記コイルの上面の形状に沿って前記コイルと隙間無く密着しているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
内部に前記熱伝導部材が挿通される筒状部材をさらに備え、前記筒状部材は、前記熱伝導部材と前記コイルとを電気的に絶縁するようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記筒状部材は、前記コイル台座と一体的に設けられているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記絶縁性放熱シートは、前記コイルのうち少なくとも前記コアの上面を全て覆うようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記蓋部材は、前記絶縁性放熱シートの上面を全て覆うようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記コイル台座は、前記第1の貫通孔が設けられ、前記放熱部材の前記搭載面に接する底部と、前記底部から立ち上がる側部とを有し、前記コイルは前記底部および前記側部により画成される収納空間に収納されているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記コイル台座は、前記底部から延在する張り出し部を有し、前記張り出し部には、前記コイルの前記巻線の一端が電気的に接続される端子部が設けられているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記コイル台座と前記コイルとの間に別の絶縁性放熱シートが介装されているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記別の絶縁性放熱シートは、前記蓋部材から受ける押圧力によって弾性変形することにより、前記コイルの下面の形状に沿って前記コイルと隙間無く密着しているようにしてもよい。
また、前記コイルの放熱構造において、
前記コイルは、トロイダルコイルであってもよい。
本発明の一態様に係る電気機器は、
本発明に係るコイルの放熱構造を含む電気機器であって、
前記放熱部材は、上方に開口した筐体であり、
前記コイルは、前記蓋部材により前記筐体の内面に固定され、
前記コイルの前記巻線に電気的に接続され、前記筐体の開口部分に配置されたプリント基板をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係るコイルの放熱構造では、コイルから発せられた熱は、絶縁性放熱シート、蓋部材、および熱伝導部材を通って放熱部材に放熱される。これにより、本発明によれば、コイルから発せられた熱を効率良く放熱部材に放熱することができる。
さらに、本発明によれば、コイルを固定するための樹脂を用いないことから、高周波数領域においてコイルのインピーダンスが低下することを防止でき、その結果、高周波数領域におけるノイズの抑制を図ることができる。
また、本発明によれば、樹脂を用いずにコイルを固定することが可能であるため、電気機器の製造コストや重量が上昇することを防止できる。
本発明の第1の実施形態に係るコイルの放熱構造1の分解側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るコイルの放熱構造1の側面図である。 (a)は収納空間Sが設けられたコイル台座3にコイル6を収納する場合を示す斜視図であり、(b)は筒状部材14が一体的に設けられたコイル台座3にコイル6を収納する場合を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るコイルの放熱構造1Aの分解側面図である。 本発明の第2の実施形態に係るコイルの放熱構造1Aの側面図である。 本発明の実施形態に係る電気機器20の一部断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るコイルの放熱構造1について、図1および図2を参照して説明する。図1はコイルの放熱構造1の分解側面図であり、図2はコイルの放熱構造1の側面図である。
コイルの放熱構造1は、図1および図2に示すように、放熱部材2と、絶縁性のコイル台座3と、コイル6と、絶縁性放熱シート7と、蓋部材9と、ネジ10と、筒状部材14とを備えており、コイル6から発せられる熱を放熱部材2に放熱するものである。
以下、各構成要素について詳しく説明する。
放熱部材2は、アルミニウムやステンレス等の金属製であり、図1に示すように、搭載面2aを有する。この搭載面2aの上にコイル台座3が搭載される。この放熱部材2は、例えば、ヒートシンクであってもよいし、あるいは、後述するように電気機器の筐体であってもよい。
図1に示すように、柱状部2bが、放熱部材2の搭載面2aから放熱部材2と一体的に突設されている。この柱状部2bの上面2b1にはネジ穴2b2が設けられている。
なお、放熱性を高めるために、放熱部材2の下面(搭載面2aと反対側の面)には、複数のフィン2cが設けられていてもよい。
コイル台座3は、図1および図2に示すように、厚さ方向に貫通する貫通孔3aが設けられ、搭載面2a上に載置されている。より詳しくは、放熱部材2の柱状部2bがコイル台座3の貫通孔3aに挿通されるように、コイル台座3は放熱部材2上に載置されている。なお、コイル6の巻線5と放熱部材2との間を電気的に絶縁するために、コイル台座3は、絶縁性の材料(例えば、PET樹脂等の樹脂)からなる。
コイル6は、図1に示すように、コア4および巻線5を有する。巻線5は、コア4を貫通する貫通孔4aを通るようにコア4に巻回されている。コイル6は、コア4がドーナツ状のトロイダルコイルである。
コイル6は、コア4の貫通孔4aがコイル台座3の貫通孔3aに連通するようにコイル台座3の上に搭載されている。放熱部材2の柱状部2bは、図2に示すように、コア4の貫通孔4aに挿通される。
絶縁性放熱シート7は、図1および図2に示すように、コイル6の上に設けられており、コイル6の上面6aの少なくとも一部を覆う。この絶縁性放熱シート7は、コイル6の平面形状に合わせて外形加工された1枚のシート(例えば円盤状のシート)であってもよいし、あるいは、複数枚のシート(例えば矩形状のシート)をコイル上に並べたものであってもよい。
なお、絶縁性放熱シート7は、コイル6のうち少なくともコア4の上面を全て覆うことが好ましい。これにより、コイル6が発する熱の放熱性を向上させることができる。
また、絶縁性放熱シート7は、弾性を有することが好ましい。絶縁性放熱シート7は、例えば、ゲル状の材料等からなる。蓋部材9から受ける押圧力によって弾性変形することにより、絶縁性放熱シート7は、コイル6の上面6aの形状に沿ってコイル6と隙間無く密着する。これにより、コイル6の放熱性をさらに向上させることができる。さらに、コイル6を放熱部材2に固定する際に巻線5の巻き状態が崩れて、コイル6の特性が変化してしまうことを防止することができる。
蓋部材9は、コイル6の熱を柱状部2bの上端に熱伝導させるように構成されている。具体的には、蓋部材9は、図1および図2に示すように、絶縁性放熱シート7の上に設けられた金属製の板(アルミ板等)であり、蓋部材9を厚さ方向に貫通する蓋貫通孔9aが設けられている。蓋部材9は、ネジ10を介して柱状部2bに熱的に接続されている。
ネジ10は、図1および図2に示すように、柱状部2bの上面に設けられたネジ穴2b2に螺合し、且つ蓋部材9と係合する。
蓋部材9は、ネジ10の締結力によって絶縁性放熱シート7を押圧する。このように蓋部材9が絶縁性放熱シート7を上方からコイル6に向けて押圧することにより、蓋部材9は、コイル6を放熱部材2上にコイル台座3を介して固定する。さらに、蓋部材9は、絶縁性放熱シート7を介したコイル6の熱を柱状部2bに熱伝導させる。
このように、第1の実施形態によれば、1本のネジ10でコイル6を放熱部材2に固定することができ、製造性を向上させることができる。
筒状部材14は、絶縁性の材料(樹脂等)からなり、柱状部2bとコイル6との間の電気的絶縁性を確保するために設けられている。この筒状部材14は、図1および図2に示すように、内部に柱状部2bが挿通され、柱状部2bとコイル6とを電気的に絶縁する。
なお、蓋部材9は、絶縁性放熱シート7の上面を全て覆うことが好ましい。これにより、コイル6が発する熱の放熱性を向上させることができる。例えば、コイル6がトロイダルコイルの場合、蓋部材9はトロイダルコイルの形状に合わせて円盤状とする。
筒状部材14自身は、コイル4の貫通孔4aに挿通される。
また、コイル台座3には、コイル6を収納する収納空間Sが設けられてもよい。この場合、図3(a)に示すように、コイル台座3は、底部3bと、この底部3bから立ち上がる側部3cとを有する。底部3bは、貫通孔3aが設けられ、放熱部材2の搭載面2aに接する。コイル6は、底部3bおよび側部3cにより画成される収納空間Sに収納される。このようなコイル台座3を用いることで、コイル6は側部3cにより位置決めされるため、コイル6を収納および固定することが容易になる。
なお、コイル台座3には、図3(a)に示すように、コイル6の巻線5の一端が電気的に接続される端子部11が設けられてもよい。この場合、コイル台座3は、底部3bから延在する張り出し部3dを有する。この張り出し部3dに端子部11が設けられている。より詳しくは、端子部11は、張り出し部3dに埋め込まれた部材であり、上面から厚さ方向の途中までネジ穴が設けられている。巻線5の端部は、端子部11のネジ穴に螺合するネジによって端子部11の上面に圧着される。なお、張り出し部3dには、図3(a)に示すように、放熱部材2にコイル台座3をネジ固定するための貫通孔3eが設けられてもよい。
また、筒状部材14は、図3(b)に示すように、コイル台座3と一体的に設けられていてもよい。筒状部材14をコイル台座3と一体的に設けることで、製造性を向上させることができる。
第1の実施形態に係るコイルの放熱構造1では、コイル6から発せられた熱は、絶縁性放熱シート7、蓋部材9および柱状部2bを通って放熱部材2に放熱される。これにより、第1の実施形態によれば、コイル6から発せられた熱を効率良く放熱部材2に放熱することができる。
さらに、第1の実施形態によれば、コイル6を固定するための樹脂を用いないことから、高周波数領域においてコイル6のインピーダンスが低下することを防止でき、その結果、高周波数領域におけるノイズの抑制を図ることができる。
なお、コイル台座3とコイル6との間には、絶縁性放熱シート(図示せず)が介装されていてもよい。この絶縁性放熱シートはコイル6の下面6bに接する。これにより、コイル台座3が放熱性能を有する材料からなる場合、コイル6の放熱性をさらに向上させることができる。また、この絶縁性放熱シートは、弾性を有することが好ましい。蓋部材9から受ける押圧力によって弾性変形することにより、絶縁性放熱シートは、コイル6の下面6bの形状に沿ってコイル6と隙間無く密着する。これにより、放熱部材2に固定する際に巻線5の巻き状態が崩れてコイル6の特性が変化してしまうことを防止することができる。
また、図2に示すように、放熱部材2の柱状部2bの径または蓋部材9の蓋貫通孔9aの径を調整することにより、柱状部2bと蓋部材9が蓋貫通孔9aの内周面において接するようにしてもよい。これにより、蓋部材9から柱状部2bに向けて効率良く熱伝導させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るコイルの放熱構造1Aについて、図4および図5を参照して説明する。図4はコイルの放熱構造1Aの分解側面図であり、図5はコイルの放熱構造1Aの側面図である。なお、図4および図5において、図1および図2と同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
コイルの放熱構造1Aは、図4及び図5に示すように、放熱部材15と、絶縁性のコイル台座3と、コイル6と、絶縁性放熱シート7と、ネジ部材8と、蓋部材9と、筒状部材14とを備えており、コイル6から発せられる熱を放熱部材15に放熱する。
放熱部材15は、アルミニウムやステンレス等の金属製であり、図4に示すように、搭載面15aを有する。この搭載面15aの上にコイル台座3が搭載される。また、搭載面15aにはネジ穴15bが形成されている。
なお、放熱性を高めるために、放熱部材15の下面(搭載面15aと反対側の面)には、複数のフィン15cが設けられていてもよい。
コイル台座3は、図4に示すように、厚さ方向に貫通する貫通孔3aが設けられ、搭載面15a上に載置されている。より詳しくは、放熱部材15のネジ穴15bがコイル台座3の貫通孔3aに連通するように、コイル台座3は放熱部材15上に載置されている。
コイル6および絶縁性放熱シート7については、第1の実施形態と同様であるため、詳しい説明を省略する。
ネジ部材8は金属製であり、図4に示すように、下端部8bにネジ溝が設けられている。
ネジ部材8は、図4および図5に示すように、蓋部材9の蓋貫通孔9aに上方から挿入され、コア4の貫通孔4aおよびコイル台座3の貫通孔3aに挿通される。そして、ネジ部材8の下端部8bが放熱部材15のネジ穴15bに螺合し、ネジ部材8の上端部(ネジ頭)8aが蓋部材9と係合する。これにより、蓋部材9は、ネジ部材8の締結力により絶縁性放熱シート7を押圧する。
蓋部材9は、ネジ部材8の上端部8aと係合することで、コイル6の熱をネジ部材8の上端部8aに熱伝導させるように構成されている。
上記のように蓋部材9が絶縁性放熱シート7を上方からコイル6に向けて押圧することにより、蓋部材9は、コイル6を放熱部材15上にコイル台座3を介して固定する。蓋部材9は、絶縁性放熱シート7を介したコイル6の熱をネジ部材8に熱伝導させる。
筒状部材14は、絶縁性の材料(樹脂等)からなり、ネジ部材8とコイル6との間の電気的絶縁性を確保するために設けられている。この筒状部材14は、図4および図5に示すように、内部にネジ部材8が挿通され、ネジ部材8とコイル6とを電気的に絶縁する。筒状部材14自身は、コイル4の貫通孔4aに挿通される。
第2の実施形態に係るコイルの放熱構造1Aでは、コイル6から発せられた熱は、絶縁性放熱シート7、蓋部材9およびネジ部材8を通って放熱部材15に放熱される。これにより、第2の実施形態によれば、コイル6から発せられた熱を効率良く放熱部材15に放熱することができる。
さらに、第2の実施形態によれば、コイル6を固定するための樹脂を用いないことから、高周波数領域においてコイル6のインピーダンスが低下することを防止でき、その結果、高周波数領域におけるノイズの抑制を図ることができる。
さらに、第2の実施形態によれば、1本のネジでコイル6を放熱部材15に固定することができ、製造性を向上させることができる。
なお、ネジ部材8の径または蓋部材9の蓋貫通孔9aの径を調整することにより、ネジ部材8と蓋部材9が蓋貫通孔9aの内周面において接するようにしてもよい。これにより、蓋部材9からネジ部材8に向けて効率良く熱伝導させることができる。
<電気機器>
次に、上記のコイルの放熱構造を利用した電気機器20について、図6を参照して説明する。図6は、電気機器20の一部断面図(筐体16のみ断面図であり、他の構成要素は側面図である。)を示している。
電気機器20は、前述のコイルの放熱構造1Aを含む電気機器(例えば、EVやPHV用の車載充電器)である。なお、電気機器20がコイルの放熱構造1Aに代えてコイルの放熱構造1を含むものであっても、同様の作用効果が得られる。
電気機器20は、筐体16の内部にコイルの放熱構造1Aを設けている。筐体16は、上方に開口した筐体であり、第2の実施形態で説明した放熱部材15に対応するものである。換言すれば、コイルの放熱構造1Aの放熱部材15は、電気機器20の筐体16として構成されている。筐体16は、例えば、アルミダイキャスト製の筐体である。
コイル6は、図6に示すように、蓋部材9により筐体16の内面16aに固定されている。なお、コイル6は、筐体16の底面に固定される場合に限らず、筐体16の側面に固定されてもよい。
電気機器20は、半導体スイッチング素子、制御チップ、抵抗、コンデンサ等の各種の電子部品13が実装されたプリント基板12を備えている。このプリント基板12は、コイル6の巻線5に電気的に接続され、筐体16の開口を塞ぐように配置されている。
なお、図3(a)を用いて説明した端子部11付きのコイル台座3を用いる場合には、コイル6は端子部11を介してプリント基板12と電気的に接続される。
電気機器20では、図6に示すように、プリント基板12により筐体16の開口部が閉塞されているため、コイル6の熱を筐体16内に放熱しても十分な冷却効果が得られない。しかしながら、コイルの放熱構造1Aを採用することにより、コイル6の熱を絶縁性放熱シート7、蓋部材9およびネジ部材8を介して筐体16に放熱することが可能になるため、筐体16の開口部がプリント基板12により閉塞されている場合であっても、コイル6を十分に冷却することができる。
さらに、コイル6を固定するための樹脂を用いないことから、電気機器20の製造コストを低減するとともに、電気機器20の重量を軽減することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
例えば、上述したコイルの放熱構造1,1Aにおいては、コイル6の熱を放熱部材2,15に伝導させる熱伝導部材として、放熱部材2と一体的に設けられた柱状部2bや、ネジ部材8を挙げたが、本発明に係る熱伝導部材は、柱状部2bやネジ部材8に限らない。本発明に係る熱伝導部材は、放熱部材の搭載面に下端が接続され、コイル台座の貫通孔およびコアの貫通孔に挿通されており、蓋部材を介してコイルの熱を上端部から受けて下端部に伝導させるものであれば他の形態のものであってもよい。
1,1A コイルの放熱構造
2,15 放熱部材
2a,15a 搭載面
15b ネジ穴
2b 柱状部
2b1 上面
2b2 ネジ穴
2c,15c フィン
2d ネジ穴
3 コイル台座
3a,3e 貫通孔
3b 底部
3c 側部
3d 張り出し部
4 コア
4a 貫通孔
5 巻線
6 コイル
6a 上面
6b 下面
7 絶縁性放熱シート
8 ネジ部材
8a 上端部
8b 下端部
9 蓋部材
9a 蓋貫通孔
10 ネジ
11 端子部
12 プリント基板
13 電子部品
14 筒状部材
16 筐体
16a 内面
20 電気機器
S 収納空間

Claims (14)

  1. 搭載面を有する金属製の放熱部材と、
    厚さ方向に貫通する第1の貫通孔が設けられ、前記搭載面上に載置された絶縁性のコイル台座と、
    コアと、前記コアを貫通する第2の貫通孔を通るように前記コアに巻回された巻線とを有し、前記第2の貫通孔が前記第1の貫通孔に連通するように前記コイル台座の上に搭載されたコイルと、
    前記コイルの上面の少なくとも一部を覆う絶縁性放熱シートと、
    前記放熱部材の前記搭載面に下端が接続され、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔に挿通された金属製の熱伝導部材と、
    前記絶縁性放熱シートを上方から前記コイルに向けて押圧することにより、前記コイルを前記放熱部材上に前記コイル台座を介して固定するとともに、前記コイルの熱を前記熱伝導部材の上端に熱伝導させるように構成された金属製の蓋部材と、
    を備えることを特徴とするコイルの放熱構造。
  2. 前記熱伝導部材は、前記搭載面から前記放熱部材と一体的に突設されており、
    前記突設された熱伝導部材の上面にはネジ穴が設けられ、
    前記ネジ穴に螺合し且つ前記蓋部材と係合するネジをさらに備え、前記蓋部材は、前記ネジの締結力によって前記絶縁性放熱シートを押圧することを特徴とする請求項1に記載のコイルの放熱構造。
  3. 前記熱伝導部材は、前記蓋部材を厚さ方向に貫通する第3の貫通孔に上方から挿入され、前記第2の貫通孔および前記第1の貫通孔に挿通され、前記放熱部材の前記搭載面に形成されたネジ穴に下端部が螺合し、前記蓋部材と上端部が係合するネジであり、前記蓋部材は、前記ネジの締結力により前記絶縁性放熱シートを押圧することを特徴とする請求項1に記載のコイルの放熱構造。
  4. 前記絶縁性放熱シートは、前記蓋部材から受ける押圧力によって弾性変形することにより、前記コイルの上面の形状に沿って前記コイルと隙間無く密着していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  5. 内部に前記熱伝導部材が挿通される筒状部材をさらに備え、前記筒状部材は、前記熱伝導部材と前記コイルとを電気的に絶縁することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  6. 前記筒状部材は、前記コイル台座と一体的に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のコイルの放熱構造。
  7. 前記絶縁性放熱シートは、前記コイルのうち少なくとも前記コアの上面を全て覆うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  8. 前記蓋部材は、前記絶縁性放熱シートの上面を全て覆うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  9. 前記コイル台座は、前記第1の貫通孔が設けられ、前記放熱部材の前記搭載面に接する底部と、前記底部から立ち上がる側部とを有し、前記コイルは前記底部および前記側部により画成される収納空間に収納されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  10. 前記コイル台座は、前記底部から延在する張り出し部を有し、前記張り出し部には、前記コイルの前記巻線の一端が電気的に接続される端子部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のコイルの放熱構造。
  11. 前記コイル台座と前記コイルとの間に別の絶縁性放熱シートが介装されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  12. 前記別の絶縁性放熱シートは、前記蓋部材から受ける押圧力によって弾性変形することにより、前記コイルの下面の形状に沿って前記コイルと隙間無く密着していることを特徴とする請求項11に記載のコイルの放熱構造。
  13. 前記コイルは、トロイダルコイルであることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のコイルの放熱構造。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載のコイルの放熱構造を含む電気機器であって、
    前記コイルの放熱構造の前記放熱部材は、上方に開口した筐体として構成され、
    前記コイルの放熱構造の前記コイルは、前記筐体の内面に固定され、
    前記コイルの前記巻線に電気的に接続され、前記筐体の開口部分に配置されたプリント基板を備えることを特徴とする電気機器。
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