JP2013238341A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の給湯装置をシステムコントローラで接続した給湯システムにおいて、各給湯装置の内蔵時計を常時監視して、それぞれの時刻が大きくずれてしまうことを回避する。
【解決手段】複数の給湯装置2,3を備え、各給湯装置2,3は、内蔵時計がカウントする現在時刻データに基づいてタイマー予約運転制御を行う制御手段を備え、該複数の給湯装置2,3の制御手段がシステムコントローラを介して電気的に相互接続された給湯システムにおいて、システムコントローラ1は、各制御手段の内蔵時計がカウントする現在時刻データを監視する時刻監視部を備え、複数の現在時刻データに基づいて前記時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の給湯装置をシステムコントローラを介して接続することにより連動させた給湯システムに関する。
従来より、大型の浴槽を設置する場合に、浴槽への湯張り時間を短縮するために複数の給湯装置を浴槽に対して並設するとともに、複数の給湯装置をシステムコントローラを介して接続することによって連動させた給湯システムが、例えば下記の特許文献1に開示されている。
特許文献1の図8に示された給湯システムにおいて、各給湯装置は、それぞれ単体でも動作可能な一般家庭用のものを用いることができ、下位制御装置としての給湯器コントローラを内蔵する給湯器と、上位制御装置としてのリモコンとをそれぞれ備えている。各リモコンは計時するための内蔵時計を有しており、それぞれのリモコンにおいて計時と時刻表示とを行っている。
また、各給湯装置は、ふろ自動運転などの所定のタイマー予約運転が可能に構成されており、例えばふろ自動運転の場合は、リモコンでふろが沸き上がる時刻を設定してタイマー予約をオンにすると、リモコンから通信線を介して給湯器コントローラへ沸き上がる時刻を含むふろ自動設定データが送出され、給湯器コントローラが給湯能力に応じて給湯開始時刻を算出し、リモコンから通信線を介して供給される現在時刻データが給湯開始時刻になると給湯器コントローラが給湯運転制御を開始するように構成されている。
特開2002−130822号公報
内蔵時計は一般に水晶振動子発信回路を用いて時刻のカウントを行うように構成されているが、各水晶振動子にはそれぞれ固有の誤差があるために、複数のリモコンの内蔵時計間で、1ヶ月で30秒程度の誤差が生じることがあり、同じシステム内であるにもかかわらず、リモコン間で異なる時刻が表示されることとなる。特許文献1の図8に示された給湯システムでは、各リモコンの内蔵時計が示す現在時刻をマニュアル操作で修正したときに、時刻修正後のデータを他の給湯装置のリモコンに送信して時刻合わせを行う技術が開示されているが、ユーザーが長期間現在時刻の修正操作を行わない場合には、各リモコンの内蔵時計が数分単位でずれてしまうことがあった。
さらに、上記従来の給湯システムにおいて、いずれか一のリモコンでふろ自動運転の設定を行った際に、システムコントローラがすべての給湯装置の給湯器コントローラへふろ自動設定データを送出するように構成することで、すべての給湯装置のふろ自動運転の一括設定を行えるようにすることができるが、各給湯装置ではそれぞれのリモコンの内蔵時計で現在時刻データを個別に管理しているため、これらの個々の現在時刻データが数分単位でずれてしまうと各給湯装置によるふろ自動開始時刻も数分単位でずれてしまい、ふろ自動完了までに時間がかかりすぎてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、複数の給湯装置をシステムコントローラで接続した給湯システムにおいて、各給湯装置の内蔵時計を常時監視して、それぞれの時刻が大きくずれてしまうことを回避することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、複数の給湯装置を備え、各給湯装置は、内蔵時計がカウントする現在時刻データに基づいてタイマー予約運転制御を行う制御手段を備え、該複数の給湯装置の制御手段がシステムコントローラを介して電気的に相互接続された給湯システムにおいて、システムコントローラは、各制御手段の内蔵時計がカウントする現在時刻データを監視する時刻監視部を備え、複数の現在時刻データに基づいて前記時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うことを特徴とするものである(請求項1)。
かかる本発明の給湯システムによれば、システムコントローラの時刻監視部により、各給湯装置における現在時刻データを監視して所定条件を満たしたときに各内蔵時計に対して時刻補正処理を行わせたので、マニュアル操作による時刻合わせを行わずとも、すべての給湯装置の内蔵時計が大きくずれてしまうことがない。また、システムコントローラに時刻監視部を備えたので、各給湯装置として量産品を用いつつも複数の給湯装置間の現在時刻データのずれを防止でき、システム全体の低コスト化を図ることも可能となる。なお、時刻監視部が監視する現在時刻データは、「時」データ及び「分」データを含み「秒」データは含まないものとすることができる。勿論、各内蔵時計の内部データとしては秒をもカウントするが、現在時刻表示用、並びに、各種予約時刻設定用の時刻データとしては秒を含まない時刻データを出力することが通常である。
上記本発明の給湯システムにおいて、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときにいずれか一の制御手段の内蔵時計がカウントする現在時刻データに合わせて他の内蔵時計を補正する処理であってよい(請求項2)。これによれば、例えば、各現在時刻データが「時」データ及び「分」データからなり、複数の現在時刻データ間で2分以上の差が生じたときに、いずれか一の内蔵時計に合わせて他の内蔵時計を補正することにより、複数の現在時刻データを一致させることができる。ここで、複数の現在時刻データ間の差として1分としなかったのは、1秒未満のわずかなずれが生じたときでも「分」データがカウントされる際に瞬間的に複数の現在時刻データ間で1分のずれが生じることとなるため、毎分毎にシステムコントローラによる時刻補正処理が行われてしまうからである。
また、前記時刻監視部は、複数の制御手段の内蔵時計のうち最も正確な内蔵時計を判定する判定手段を備え、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときに判定手段によって最も正確であると判定された内蔵時計がカウントする現在時刻データに合わせて他の内蔵時計を補正する処理であってよい(請求項3)。判定手段による判定に必要なデータが揃うまでは所定の内蔵時計に合わせて他の内蔵時計を補正することができる。判定手段としては、例えば、所定の内蔵時計に合わせて他の内蔵時計を補正したときに補正前後の現在時刻データの差分を記憶しておき、いずれかの制御手段の内蔵時計のマニュアル操作による時刻合わせを行ったときに、該時刻合わせによる補正量と、上記補正前後の現在時刻データの差分との相関により、最も正確な内蔵時計を判定するものとすることができる。これによれば、システム全体の現在時刻データの標準時刻からのずれを小さくすることができる。
また、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときに複数の制御手段の内蔵時計の平均時刻に合わせて各内蔵時計を補正する処理であってよい(請求項4)。これによれば、各内蔵時計の標準時刻に対するずれを平均化してシステム全体の現在時刻データが大きく標準時刻からずれてしまうことを防止できる。
また、各制御手段は、マニュアル操作によって内蔵時計の時刻合わせを実施可能に構成され、いずれかの制御手段においてマニュアル操作で時刻合わせを実施したときに、該実施後の時刻に合わせてシステムコントローラが他の制御手段の内蔵時計の時刻合わせを行うように構成できる(請求項5)。これによれば、マニュアル操作による時刻合わせの実施時にすべての内蔵時計を正確な時刻に時刻合わせすることが可能となる。
また、各制御手段は、タイマー予約運転のオン/オフ操作可能に構成され、タイマー予約運転がオフのときはシステムコントローラは所定の時刻補正処理を行わないように構成することができる(請求項6)。これによれば、必要時にのみ所定の時刻補正処理を行うことで、システムコントローラや各制御手段における通信データ量を可及的に少なくすることができる。
また、各制御手段は、タイマー予約運転のオン/オフ操作可能に構成され、タイマー予約運転をオフからオンに切替操作したときにシステムコントローラの時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うように構成することができる(請求項7)。これによれば、タイマー予約運転がオンに設定されたことをトリガとして、予約開始時にすべての内蔵時計を合わせることが可能となる。
また、前記制御手段は、所定の時刻に所定の処理を行うように構成され、前記時刻監視部は、前記所定の時刻を跨ぐ時刻補正を行わないように構成することができる(請求項8)。これによれば、例えば特許第4294049号に開示されたエネルギー使用量表示装置のように、給湯装置の制御手段が、時刻0分(所定時刻)にガス、水道または電気の使用量を集計(所定の処理)を行うような場合に、内蔵時計が時刻0分を超えて補正されてしまうとデータを適切に収集できなくなる虞があるが、本発明では、所定の時刻を跨ぐ時刻補正を禁止することによって、所定の時刻に行われる所定の処理に支障を生じることを回避できる。
また、各制御手段は、より具体的には、タイマー予約運転制御を行う下位制御装置としての給湯器コントローラと、前記内蔵時計を有する上位制御装置としてのリモコンと、これら給湯器コントローラとリモコンとを接続する通信線とを備え、前記リモコンは、給湯器コントローラへのタイマー予約指令信号と内蔵時計がカウントする現在時刻データとを前記通信線に送出するように構成され、前記通信線に前記システムコントローラが接続されており、システムコントローラは、各制御手段の通信線に送出された前記指令信号を他の制御手段の通信線に送出することにより複数の給湯器コントローラの予約運転を相互に連動させるように構成されているとともに、時刻補正処理において該処理の対象となる制御手段の通信線に補正時刻を送出するように構成されているものとすることができる(請求項9)。これによれば、上記タイマー予約指令信号は、リモコンにより各種の予約運転の設定操作がなされたときに通信線を介して給湯器コントローラへ送出され、給湯器コントローラがふろ自動などのタイマー予約運転制御を行う。現在時刻データは、時及び分のデータからなるものとすることができ、分データが更新されたときにリモコンから通信線に送出され、該通信線に接続された給湯器コントローラやシステムコントローラに供給される。また、各制御手段の通信線に送出された前記指令信号をシステムコントローラが他の制御手段の通信線に送出することで、いずれかのリモコンにより予約運転の設定操作を行うことにより複数の給湯器コントローラの予約運転を一括設定できるようになっている。さらに、システムコントローラが、所定の時刻補正処理として、時刻補正処理の対象となる制御手段の通信線に補正時刻を現在時刻として送出することで、各リモコンに補正時刻を送信することができ、リモコンが通信線を介して当該時刻データを受け取ると内蔵時計を上記補正時刻に合わせるようにリモコンを構成することができる。
本発明の請求項1に係る給湯システムによれば、システムコントローラの時刻監視部により、各給湯装置における現在時刻データを監視して所定条件を満たしたときに各内蔵時計に対して時刻補正処理を行わせたので、マニュアル操作による時刻合わせを行わずとも、すべての給湯装置の内蔵時計が大きくずれてしまうことがない。また、システムコントローラに時刻監視部を備えたので、各給湯装置として量産品を用いつつも複数の給湯装置間の現在時刻データのずれを防止でき、システム全体の低コスト化を図ることも可能となる。なお、時刻監視部が監視する現在時刻データは、「時」データ及び「分」データを含み「秒」データは含まないものとすることができる。
また、本発明の請求項2に係る給湯システムによれば、例えば、各現在時刻データが「時」データ及び「分」データからなり、複数の現在時刻データ間で2分以上の差が生じたときに、いずれか一の内蔵時計に合わせて他の内蔵時計を補正することにより、複数の現在時刻データを一致させることができる。
また、本発明の請求項3に係る給湯システムによれば、システム全体の現在時刻データの標準時刻からのずれを小さくすることができる。
また、本発明の請求項4に係る給湯システムによれば、各内蔵時計の標準時刻に対するずれを平均化してシステム全体の現在時刻データが大きく標準時刻からずれてしまうことを防止できる。
また、本発明の請求項5に係る給湯システムによれば、マニュアル操作による時刻合わせの実施時にすべての内蔵時計を正確な時刻に時刻合わせすることが可能となる。
また、本発明の請求項6に係る給湯システムによれば、必要時にのみ所定の時刻補正処理を行うことで、システムコントローラや各制御手段における通信データ量を可及的に少なくすることができる。
また、本発明の請求項7に係る給湯システムによれば、タイマー予約運転がオンに設定されたことをトリガとして、予約開始時にすべての内蔵時計を合わせることが可能となる。
また、本発明の請求項8に係る給湯システムによれば、例えば特許第4294049号に開示されたエネルギー使用量表示装置のように、給湯装置の制御手段が、時刻0分(所定時刻)にガス、水道または電気の使用量の集計(所定の処理)を行うような場合に、内蔵時計が時刻0分を超えて補正されてしまうとデータを適切に収集できなくなる虞があるが、本発明では、所定の時刻を跨ぐ時刻補正を禁止することによって、所定の時刻に行われる所定の処理に支障を生じることを回避できる。
また、本発明の請求項9に係る給湯システムによれば、上記タイマー予約指令信号は、リモコンにより各種の予約運転の設定操作がなされたときに通信線を介して給湯器コントローラへ送出され、給湯器コントローラがふろ自動などのタイマー予約運転制御を行う。現在時刻データは、時及び分のデータからなるものとすることができ、分データが更新されたときにリモコンから通信線に送出され、該通信線に接続された給湯器コントローラやシステムコントローラに供給される。また、各制御手段の通信線に送出された前記指令信号をシステムコントローラが他の制御手段の通信線に送出することで、いずれかのリモコンにより予約運転の設定操作を行うことにより複数の給湯器コントローラの予約運転を一括設定できるようになっている。さらに、システムコントローラが、所定の時刻補正処理として、時刻補正処理の対象となる制御手段の通信線に補正時刻を現在時刻として送出することで、各リモコンに補正時刻を送信することができ、リモコンが通信線を介して当該時刻データを受け取ると内蔵時計を上記補正時刻に合わせるようにリモコンを構成することができる。
本発明の一実施形態に係る給湯システムの概略構成図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る給湯システムを示しており、該給湯システムは、システムコントローラ1に第1及び第2の給湯装置2,3を接続してなる連結給湯システムとして構成されており、両給湯装置2,3から同時に大浴槽4にふろ配管20,30を介して湯張り給湯などを行えるようになっている。
各給湯装置2,3は、熱源としての瞬間式ガス給湯器21,31と、内蔵時計がカウントする現在時刻データに基づくタイマー予約運転制御などの各種制御を行う制御手段とにより主構成されており、該制御手段は、上記内蔵時計を備える台所リモコン22,32と、給湯器21,31に内蔵された給湯器コントローラ23,33と、これらリモコン22,32と給湯器コントローラ23,33とを電気的に接続する二芯通信線24,34とを備えている。なお、図1において左側の給湯装置2の制御手段は、さらに浴室リモコン25を備え、該浴室リモコン25も通信線24に接続されている。
各給湯器21,31としては、同能力の給湯器を用いてもよく、能力の異なる給湯器を用いてもよい。また、各給湯器21,31は、大浴槽4への給湯の他、給湯栓への給湯や、床暖房装置などの各種暖房装置への給湯など、種々の用途に用いることができるが、用途によって、いずれか一の給湯器のみによって給湯してもよいし複数の給湯器によって大能力で給湯しても良い。
台所リモコン22,32は、表示画面及び各種操作ボタンを有するとともに、水晶振動子発振回路と現在時刻カウンタとにより構成される内蔵時計を有しており、内蔵時計がカウントする現在時刻の時及び分のデータからなる現在時刻データが更新される毎に、すなわち分データが1分加算される毎に、図1に矢印Aで示すように当該現在時刻データを通信線24,34に送出するように構成されている。なお、内蔵時計は所定の操作ボタンのマニュアル操作によって時刻合わせを実施可能に構成されており、時刻合わせ実施中は、現在時刻に基づく各種制御が不慮に開始されないようにするために、時刻合わせ中であることを示す信号を通信線24,34に送出するようになっている。
また、台所リモコン22,32は、暖房運転、ふろ自動運転などの各種タイマー予約運転の操作が行われると、それぞれの操作に応じた指令信号を通信線24,34に送出する。同様に、浴室リモコン25も、各種操作に応じた指令信号を通信線24,34に送出可能に構成されているが、該浴室リモコン25には内蔵時計が備えられておらず、台所リモコン22から送出される現在時刻データを受信して、表示画面に現在時刻として表示するように構成されている。また、各台所リモコン22,32は、他の機器から現在時刻データが通信線24,34に送出され、この現在時刻データを受信すると、内蔵時計を現在時刻データに補正するように構成されている。これら各リモコン22,32,25は、給湯器コントローラ23,33に対する上位制御装置として機能するものである。
給湯器コントローラ23,33は、それぞれの通信線24,34に接続され、リモコン22,32,25からの各種指令信号にしたがって給湯器を構成するガスバーナ、燃焼ファン、ポンプなどの動作制御を行う下位制御装置として機能するものである。この給湯器コントローラ23,33の制御内容は従来公知の種々のものとすることができ、例えば、タイマー予約運転の一例として第1の給湯装置2のふろ自動運転が台所リモコン22を介して設定されると、沸き上げ時刻及び湯張り量を含むふろ自動データが図1の矢印Bに示すようにリモコン2から通信線24に送出され、給湯器コントローラ23が通信線24を介してふろ自動データを受信すると、沸き上げ時刻を記憶するとともに、給湯能力に応じて給湯開始時刻を算出し、台所リモコン22から別途供給される現在時刻データが給湯開始時刻になると設定湯張り量になるまで大浴槽4に湯を供給する制御を行う。なお、本実施形態では2つの給湯装置2,3が同時にふろ自動運転するものであるため、給湯開始時刻の算出や、ふろ自動運転による給湯動作終了は、両給湯装置のトータル能力を考慮し、また、必要に応じて適宜連係させた制御を行わせることが可能である。
また、本実施形態の給湯器コントローラ23,33やリモコン22,32は、特許第4294049号公報に開示されたエネルギー使用量表示装置と同様に、所定の時刻(例えば、毎時0分や毎時30分など)にガス、水道または電気の使用量の積算表示処理を行う構成とすることができる。
システムコントローラ1は、CPU及び記憶手段を備え、各給湯装置2,3の通信線24,34から各種指令信号を受信すると、予めプログラムされた条件にしたがって指令信号を取捨選択して、他の給湯装置2,3の通信線24,34に指令信号を送出することによって、複数の給湯装置2,3の連動を実現している。例えば、第1の給湯装置2の台所リモコン22から通信線24を介してふろ自動データ(タイマー予約指令信号)をシステムコントローラ1が受信すると、該データが「ふろ自動」に関するものであると判断され、第2の給湯装置3の給湯器コントローラ33をもふろ自動設定を行わせるために、第2の給湯装置3の通信線34に当該ふろ自動データを送出する。その他、システム構成やユーザーの要望等に応じて、その他の指令信号についても同様に他の給湯装置の通信線に送出したり、連動させたくない動作に関する指令信号については送出しないように構成することができる。
また、システムコントローラ1は、各給湯装置2,3の通信線24,34を介して受信したそれぞれの現在時刻データを記憶手段に記憶し、これら複数の現在時刻データの差が2分以上ずれていないか否かを監視する時刻監視部を備えており、該時刻監視部は、記憶手段に記憶された監視プログラムを実行するCPUにより構成される。時刻監視部は、各給湯装置2,3における現在時刻データが2分以上ずれたとき、すべての内蔵時計の現在時刻を合致させるように所定の時刻補正処理を行う。
この時刻補正処理は種々のものであってよく、例えば、複数の現在時刻データに2分以上の差が生じたときに第1の給湯装置2の台所リモコン22の内蔵時計がカウントする現在時刻データを図1に矢印Dで示すように第2の給湯装置3の通信線34に送出することにより、第2の給湯装置3の台所リモコン32の内蔵時計を補正することができる。また、時刻補正処理は、複数の現在時刻データに2分以上の差が生じたときに複数の台所リモコン22,32の内蔵時計の現在時刻データの平均時刻を算出して、該平均時刻を現在時刻データとしてすべての給湯装置2,3の通信線24,34に送出することにより、すべての給湯器2,3の内蔵時計を平均時刻に合わせて補正することもできる。
また、前記時刻監視部は、複数の台所リモコン22,32の内蔵時計のうち最も正確な内蔵時計を判定する判定手段を備えていてもよい。かかる判定手段は種々の構成を採用できるが、例えば、所定の内蔵時計に合わせて他の内蔵時計の時刻補正処理を実施したときの補正前後の現在時刻データの差分を記憶しておき、いずれかの内蔵時計のマニュアル操作による時刻合わせを行ったときに、該時計合わせによる補正量と、上記補正前後の現在時刻データの差分とを比較することにより、最も正確な内蔵時計を判定するプログラムによって構成することができる。このような判定手段を設けた場合には、時刻補正処理は、複数の現在時刻データに2分以上の差が生じたときに判定手段によって最も正確であると判定された内蔵時計がカウントする現在時刻データに合わせて他の内蔵時計を補正するものとすることができる。
以上の時刻監視部による監視及び時刻補正処理は、システムコントローラ1において原則として常時行うことができるが、ふろ自動運転などのタイマー予約運転がオフに設定されている場合には、各リモコンによる表示時刻がずれるだけで制御上の支障はないため、所定の時刻補正処理を行わないようにしてもよい。ただし、長期間タイマー予約運転を使用しなかった場合には大きな時刻のずれが生じている可能性があるため、いずれかのリモコン22,32,25でタイマー予約運転をオフからオンに切替操作したときにシステムコントローラ1の時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うようにするのが好ましい。
但し、上述したように所定の時刻、例えば、毎時0分にガス、水道または電気の使用量の積算表示処理などの所定の処理を行う構成を採用している場合には、所定の時刻を跨ぐ時刻補正処理を禁止するように時刻監視部のプログラムを構成することが好ましい。例えば、第1の給湯装置2側の現在時刻データに合わせて第2の給湯装置3側の現在時刻データを補正する処理を行うように構成されていて、第1の給湯装置2側の現在時刻データが12:59を示し、第2の給湯装置3側の現在時刻データが1:01分を示した場合、通常であれば第2の給湯装置3側の現在時刻データを12:59に補正しようとするが、かかる時刻補正は毎時0分を跨ぐ補正処理となるため、かかる処理は行わないようにしておく。仮に上記処理を行った場合には、0分を跨ぐ処理をもう一度行うことになり、ガス、水道または電気の使用量の積算処理をもう一度行うことになり、積算表示データの演算等が狂う虞がある。
また、上記の時刻補正処理とは別に、いずれかの台所リモコン22,32においてマニュアル操作で時刻合わせを実施したときに、システムコントローラ1が時刻合わせ後の現在時刻データを他の給湯装置3の通信線34に送出することで、他の台所リモコン32の内蔵時計を上記時刻合わせ後の現在時刻に合わせて補正されるように構成することが好ましい。
以上説明した本実施形態に係る給湯システムによれば、例えば第1の給湯装置2の台所リモコン22によってふろ自動運転(タイマー予約運転)が設定されると、図1に矢印Bで示すように給湯器コントローラ23にふろ自動運転指令信号が通信線24を介して送信されることにより、当該給湯器コントローラ23においてふろ自動運転が設定されるとともに、上記ふろ自動運転指令信号をシステムコントローラ1が図1に矢印Cで示すように第2の給湯装置3の通信線34に転送して、第2の給湯装置3の給湯器コントローラ33においても同様にふろ自動運転が設定され、すべての給湯器コントローラ23,33のふろ自動運転制御を連動させることができる。一方、各給湯器コントローラ23,33は、それぞれに対応する台所リモコン22,32から供給される現在時刻データに基づいてふろ自動運転を開始するため、各現在時刻データ間で大きなずれが生じるとふろ自動運転が予定よりも長くかかってしまうこととなるが、本実施形態では、システムコントローラ1の時刻監視部によって2分以上のずれが生じないように時刻補正処理が行われるため、第1及び第2の給湯装置2,3におけるふろ自動運転が予定よりも長くかかることを回避することができる。また、各給湯装置2,3として量産製品を用いてシステム構成することができ、また、システムコントローラ1に高度な制御機能(電波時計など)が不要であるため、システム全体の低コスト化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。例えば、給湯装置は3つ以上設けてもよく、また、リモコンの機能を給湯器に一体的に内蔵した給湯装置を用いてもよい。
1 システムコントローラ
2 第1の給湯装置
21 給湯器
22 台所リモコン
23 給湯器コントローラ
24 通信線
3 第2の給湯装置
31 給湯器
32 台所リモコン
33 給湯器コントローラ
4 大浴槽

Claims (9)

  1. 複数の給湯装置を備え、各給湯装置は、内蔵時計がカウントする現在時刻データに基づいてタイマー予約運転制御を行う制御手段を備え、該複数の給湯装置の制御手段がシステムコントローラを介して電気的に相互接続された給湯システムにおいて、
    システムコントローラは、各制御手段の内蔵時計がカウントする現在時刻データを監視する時刻監視部を備え、複数の現在時刻データに基づいて前記時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うことを特徴とする給湯システム。
  2. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときにいずれか一の制御手段の内蔵時計がカウントする現在時刻データに合わせて他の内蔵時計を補正する処理であることを特徴とする給湯システム。
  3. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、前記時刻監視部は、複数の制御手段の内蔵時計のうち最も正確な内蔵時計を判定する判定手段を備え、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときに判定手段によって最も正確であると判定された内蔵時計がカウントする現在時刻データに合わせて他の内蔵時計を補正する処理であることを特徴とする給湯システム。
  4. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、前記時刻補正処理は、複数の現在時刻データに所定値以上の差が生じたときに複数の制御手段の内蔵時計の平均時刻に合わせて各内蔵時計を補正する処理であることを特徴とする給湯システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の給湯システムにおいて、各制御手段は、マニュアル操作によって内蔵時計の時刻合わせを実施可能に構成され、いずれかの制御手段においてマニュアル操作で時刻合わせを実施したときに、該実施後の時刻に合わせてシステムコントローラが他の制御手段の内蔵時計の時刻合わせを行うことを特徴とする給湯システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、各制御手段は、タイマー予約運転のオン/オフ操作可能に構成され、タイマー予約運転がオフのときはシステムコントローラは所定の時刻補正処理を行わないように構成されていることを特徴とする給湯システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、各制御手段は、タイマー予約運転のオン/オフ操作可能に構成され、タイマー予約運転をオフからオンに切替操作したときにシステムコントローラの時刻監視部が所定の時刻補正処理を行うことを特徴とする給湯システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、前記制御手段は、所定の時刻に所定の処理を行うように構成され、前記時刻監視部は、前記所定の時刻を跨ぐ時刻補正を行わないように構成されていることを特徴とする給湯システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、各制御手段は、タイマー予約運転制御を行う下位制御装置としての給湯器コントローラと、前記内蔵時計を有する上位制御装置としてのリモコンと、これら給湯器コントローラとリモコンとを接続する通信線とを備え、前記リモコンは、給湯器コントローラへのタイマー予約指令信号と内蔵時計がカウントする現在時刻データとを前記通信線に送出するように構成され、前記通信線に前記システムコントローラが接続されており、システムコントローラは、各制御手段の通信線に送出された前記指令信号を他の制御手段の通信線に送出することにより複数の給湯器コントローラの予約運転を相互に連動させるように構成されているとともに、時刻補正処理において該処理の対象となる制御手段の通信線に補正時刻を送出するように構成されていることを特徴とする給湯システム。
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